JPH08207049A - モールドのガス抜き装置 - Google Patents

モールドのガス抜き装置

Info

Publication number
JPH08207049A
JPH08207049A JP7272465A JP27246595A JPH08207049A JP H08207049 A JPH08207049 A JP H08207049A JP 7272465 A JP7272465 A JP 7272465A JP 27246595 A JP27246595 A JP 27246595A JP H08207049 A JPH08207049 A JP H08207049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plug
mold
hole
molding
molding surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7272465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3784867B2 (ja
Inventor
Jacques Espie
エスピー ジャック
Daniel Labarre
ラバール ダニエル
Maurice Rey
レイ モーリス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Compagnie Generale des Etablissements Michelin SCA
Original Assignee
Compagnie Generale des Etablissements Michelin SCA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Compagnie Generale des Etablissements Michelin SCA filed Critical Compagnie Generale des Etablissements Michelin SCA
Publication of JPH08207049A publication Critical patent/JPH08207049A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3784867B2 publication Critical patent/JP3784867B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/10Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated venting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0606Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
    • B29D2030/0607Constructional features of the moulds
    • B29D2030/0617Venting devices, e.g. vent plugs or inserts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2030/00Pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S425/00Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
    • Y10S425/812Venting

Abstract

(57)【要約】 【課題】成形ばりの現出を防ぎ、これにより成形品の外
観を向上させるようにしたガス抜き手段を備えたモール
ドを提供する。 【解決手段】モールドのシェルが穴を有しており、この
穴は成形表面から上記シェルを通って上記モールドの外
側まで延びている。穴は、成形面の一部を構成するよう
に成形面と面一な完全に気密な端面を有するプラグによ
り閉じられている。プラグは成形面の穴の全面を占めて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特にタイヤの成形用のモ
ールドに関し、詳細には、モールドとタイヤ原料との間
に閉じ込められる空気を外側へ逃がすためにモールドに
使用されるガス抜き技術に関する。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】タイヤ
用のモールドはしばしば、適当な箇所の配置された多く
のベントを備えている。これらのベントは例えば、一般
にモールドの内側キャビティをモールドの外側と連結す
る小径の穴である。切削技術における固有の限度により
極めて小さい直径の穴を作ることが可能でないとき、こ
れらの穴の直径は、一般には、タイヤを成形する場合、
ゴムを少なくとも僅かに流動させるのに十分である。こ
れは、外面から僅かに突出するゴムの小さいばりが多く
のタイヤの表面に認められる理由である。空気をモール
ドの外側へ逃がしながら、原料ゴムがベント空間の中へ
流入するのを防ぐのに十分に小さい大きさまでベントの
寸法を減じることが試みられてきた。ベントの寸法をモ
ールドに直接開ける技術によって可能である程度を越え
て減じるために、モールドに比較的大きい直径の穴を開
け、、極めて減少した大きさの穴、スリットまたは空間
を有するベントを上記穴に挿入することが提案された。
例として、この種類のベントを説明している米国特許第
4,447,197号を参照されたい。他の例は弁型のベントを
説明している米国特許第 3,854,852号に記載されてい
る。この弁型ベントは、原料ゴムとモールドとの間に閉
じ込めされた空気を逃がした後、原料ゴムが弁のヘッド
と接触すると同時に閉じる。
【0003】従来技術から知られたベントは多くの欠点
を有している。これらのベントのうちの幾つかは空気を
逃がすとともに、加硫タイヤにおける成形ばりの現出を
効果的に防ぐが、それらの満足すべき作動寿命は一般に
非常に短いままである。これによりモールドを非常に頻
繁に修理することを必要とする。従って、モールドを加
硫プレスから定期的に取外し、作動を修理するのに必要
な時間、プレスを可動停止することが必要である。更
に、これらのベントのガス抜き容量を回復させることが
必ずしも可能ではなく、従ってベントをむしろ定期的に
交換しなければならない。これにより、これらのガス抜
き技術の工業的コスト費が増大する。更に、かかるベン
トの初期コスト費は比較的高い。タイヤのトレッドに関
しては、空気を成形キャビティからモールドの外側まで
導くために、色々なガス抜き手段、つまり、上記のよう
なベントの形成、簡単な孔に頼ったり、或いはモールド
の異なる部分間に存在するスリットを使用したりする。
必要なら、モールドの異なる部分間の接合平面の箇所
は、可能である場合にはいつも、モールドをガス抜きす
ることが必要である箇所にスリットが存在するように、
タイヤのトレッドパターンに対して好適に選択される。
【0004】この最後に述べた技術の例として、米国特
許第 5,234,326号を参照されたい。その場合、或るトレ
ッドパターンでは、ベントの穿孔を必要としないタイヤ
モールドの完全なガス抜きを行うことが可能である。し
かしながら、他のタイヤパターンの場合、この目的を達
成することが可能ではない。従って、タイヤモールドの
トレッド部分でも、孔またはベントに頼ることを回避す
ることが必ずしも可能ではない。より良好な品質の成形
が常に望まれている。タイヤの表面に出現する成形ばり
は、小さいストリップの形態でも、小さいビットの形態
でも、流出したゴムの量が非常に少量のままである場合
でも有害である。と言うのは、タイヤの外観が購入者に
よって識別される品質が悪いと思われるような外観であ
るからである。従って、タイヤモールドの完全なガス抜
きの構成に成功する問題、および信頼性のある手段、す
なわち、工業的作動においてほんの少ししかメンテナン
スを必要としない手段により完全なガス抜きの構成に成
功する問題が常に存在する。また、修理を受けるモール
ド構成工場へモールドを返送する必要なしにタイヤ製造
工場により非常に容易に採用することができるために、
メンテナンスが出来るだけ簡単なさほど安価ではないガ
ス抜きを設計する問題が生じる。
【0005】
【課題を解決する手段】本発明は、各々が成形すべき物
体の外面の形態の一部を構成する気密な成形面を有する
1種またはそれ以上の材料で作られた成形壁部により構
成される成形キャビティを有するモールドにおいて、成
形キャビティをモールドの外側と連通させるために、少
なくとも1つの壁部が上記面から上記壁部を通って延び
る少なくとも1つの穴を備えており、該穴は成形面の一
部を構成するために上記面と面一な全く気密な端面を有
するプラグによって閉鎖され、上記プラグは成形面の上
記穴の全面を正確に占めることを特徴とするモールドを
提案する。本発明により提案された解決策によれば、空
気の比較的僅かな流量のガス抜きのみを生じることが可
能である。この理由で、本発明は一般には、異なるモー
ルド部分間に存在するスリットを使用する他のガス抜き
技術、或いは特にモールドの側壁に関しては、米国特許
第 5,382,402号に記載のような技術と共に使用される。
しかしながら、本発明が提案する技術は、その僅かな流
量にもかかわらず、特に特別なトレッドパターンを有す
るタイヤの場合、或いはタイヤについてのあらゆる場
合、過去においてはガス抜きにおける大きな困難に出会
っていたような側壁またはビードの或る領域においてガ
ス抜きの完全化のために全く興味あるものとわかる。
【0006】特に特許文献からわかる多くの試みとは反
対に、本発明は非常に洗練された形態のベントの形成を
提案するのでもなく、移動部品を有する、或いは多孔性
材料を使用したベントの形成を提案するのでもない。プ
ラグとこれを受け入れる穴との間の空隙が理論的にゼロ
であるが、空気がプラグのまわりに漏れることがあるこ
とが実験的にわかった。ガス抜き手段として提案された
プラグの寸法決めは極めて簡単であり、またガス抜き
は、所望のガス抜き空間を得るために、タイヤ製造ユニ
ットのような、さほど特殊化されていない工場でも容易
に達成されるままである。非常に思いがけないことに、
モールドの成形表面の高さで非常に小さい寸法の空気逃
がし穴を設けようとすることは必要でない。従来技術で
知られたすべてのベントは穴またはスリットを成形表面
に物理的に現出さているが、本発明は、空気を逃がすこ
とができることが実験的に確かめられなければほとんど
「盲穴」と称することができる種類のベントの使用を提
案している。プラグとこれを受け入れる穴との圧力嵌め
を行うときでも、穴へのプラグの取付けは非常に気密的
な仕方では起こらないことを確かめることができた。そ
の結果、漏れ流が生じ、モールドのガス抜きに非常に大
きく寄与することができる。何故なら、これらのプラグ
が果たす役割は、主として、時々極めてガス抜きし難い
いわゆる最終成形領域内に入るからである。
【0007】もちろん、モールドの表面に現れる穴は如
何なる形状のものでもある。最も簡単なのはドリルで円
形の穴を開けることである。形成に適している穿孔直径
は2mmと3 mm との間である。かくして、モールドの壁
部の成形面に現れるプラグの痕跡は約10mm2 の値より
小さい。この面積は好ましくは100mm2 より小さい。
また、本発明は、各々が成形面を有し、1種またはそれ
以上の材料で作られた壁部により構成される成形キャビ
ティを有するモールドのガス抜きを行う方法において、
上記壁部の面から上記壁部を通って上記モールドの外側
まで延びる少なくとも1つの穴を少なくとも1つの壁部
に作り、プラグを上記成形面の側から上記穴に導入し、
上記プラグは、一旦穴に挿入されると、少なくとも壁部
の上記面の高さで穴の領域のすべてを正確に占め、上記
穴内に締めつけにより係止され、且つ上記表面に対して
少なくとも僅かに突出し、上記プラグを壁部の上記面の
高さにむら取りする、ことを特徴とするガス抜きを行う
方法を提供する。
【0008】
【実施の形態】図面は鋳造アルミまたは鋼で作られたタ
イヤモールドに埋設されるプラスチック材料製のプラグ
を使用する本発明の一実施の形態を示している。このプ
ラグに適した一プラスチック材料は30重量%の炭素繊
維が充填されたPPS(ポリエチレンポリスルフィ
ド)、同様に30重量%の炭素繊維が充填されたPEE
K(ポリエステル─エーテルケトン)である。この例
は、もちろん、制限的なものではない。非常に異なる硬
度の2つの材料を使用することが可能である。本発明の
プラグは細長いロッドまたはピン(図1ないし図4参
照)の形状を有している。プラグは側面10、少なくと
も1つの端面11と、反対側の端部12とを有してい
る。この反対側端部12の正確な形状は重要ではなく、
図面に示すように、テーパ状先端でもより、或いは平ら
な表面でもよい。側面10には、図3に示すように、上
記反対側端部12で始まり、上記端面12から間隔を隔
てた終わる溝13を設けることが可能である。これらの
溝はモールドの外側へ空気を通し易くするためのもので
ある。かかるプラグはプラスチック材料を成形すること
によって非常に容易に設けることができる。本発明の1
つの観点によれば、溝13は、これらが存在する場合、
タイヤモールドの壁部の成形面までは延びない。従っ
て、溝13は端面11までは延びない。例えば、円筒形
または僅かに截頭円錐形である一様または非溝付き表面
を有するリング14が存在している。図3及び図4から
はっきり気付くように、少なくとも部分的に截頭円錐形
である上記側面10は、上記プラグ1の横断面が上記溝
13が反対側端部12まで延びている側に向かう方向に
減少しているような側面である。
【0009】従って、本発明のプラグは後述のようにし
てモールドに形成された穴への簡単な挿入により具体化
される。図5では、タイヤモールドを構成する在来の部
品の1つ、すなわち、タイヤの側壁部の1つを成形する
ようになっているシェル2がわかる。上記シェル2の内
面20は成形したいタイヤの側壁部の外面の正確な像を
構成する。所望の箇所すべてにおいて、上記シェル2に
3のような穴が開けられている。従って、内部成形キャ
ビティIをモールドの外面Eと連通させることができ
る。穴3およびプラグ1は例えばH7/m6の嵌合を行
うようになっている。次の工程は、側面11が実際にシ
ェル2の成形面20の高さに達するまで(図7参照)、
プラグ1を好ましくは成形面20が位置決めされた(図
5および6参照)側から穴3に挿入することよりなる。
もちろん、プラグ1が溝13を有していれば、これらの
溝が成形面20の高さまでに延びないために、これらの
溝の端部130がシェル2の厚さの内側まで挿入される
必要がある。行われた嵌合を考慮して、プラグ1とシェ
ル2との間に作動空隙がない。プラスチック材料の硬度
がシェル2を構成する金属材料の硬度より全く小さいこ
とにより、プラグ1が1穴3内に埋設するとき、金属材
料はプラグ1の側面10の僅かな切削を生じる。これに
より、モールドの内側キャビティの側部に留まる15の
ような小さいチップが現れる。プラグを形成する最終工
程は、プラグ1を取り囲む壁部の成形面の延長部に沿っ
て全体が正確に位置決めされた成形面10を生じるため
に切削工具によってプラグ1をむら取りすることよりな
る(図8)。
【0010】従って、かくして得られたモールドは、硬
度が上記壁部2を本質的に構成する材料の硬度より全く
小さい材料で作られたプラグ1を有しており、このプラ
グ1は、取付けの前には、少なくとも上記成形面と面一
であるようになっている側面で上記穴3の横断面に外接
される横断面を有している。最終工程では、上記プラグ
1の上記端面11は、できる限り、成形面19を構成す
るためにむら取りした後に、上記穴3を構成する壁部2
の成形面20に延長部に完全に沿って位置決めされる。
もちろん、本説明に基づいて、多くの変形実施形態が当
業者には明らかであろう。説明した嵌め合いは例として
のものである。ばりを生じるゴムの流れを防ぐために
は、プラグ1が成形壁部の内側にしっかり固定されたま
まであれば十分である。もちろん、成形面11に作用す
る原料ゴムの圧力がプラグ1を更に穴3に打ち込むこと
が可能でないことが必要である。このように設計された
プラグを破壊する傾向は、スリット状プラグの場合、ま
たは極めて小さい直径の穴の場合にわかる傾向より遙に
小さい。しかしながら、長い実施では、生じたガス抜き
の効果性の損失がわかるであろう。このような場合、更
新操作が極めて簡単であり且つ安価である。モールドの
外側Eから穴3は挿入することができる穴3の直径より
小さい適当な直径のポンチを使用することによって、プ
ラグ1を穴3から取出して新しいプラグと交換するだけ
でよい。
【0011】本発明により提案されたプラグはいかなる
可動部品をも有していない。このプラグはガス抜きを可
能するためにいずれの変形または内部可撓性にも頼って
いない。このプラグ用に使用される材料がモールドを構
成する材料の硬度より非常に小さい硬度を有している場
合、プラグ1の成形のための幅狭い公差を考慮すること
を必要とすることなしに圧力嵌めを使用することが可能
である。成形壁部と比較して、プラグのより小さい伝熱
度に因り悪影響を検出する可能であることなしにプラス
チック材料を使用することができる。このようにして装
備されたモールドによって成形されるゴムの加硫状態は
金属プラグを備えたモールドまたはガス抜き用プラグを
備えていないモールドで得られるものに全く匹敵する。
より大きい流量の他の技術に使用される本発明によれ
ば、ガス抜きに大変な困難を呈するような最終成形箇所
すべてにおいて必要なガス抜きを得ることができる。本
発明は外観が欠陥の無いタイヤの成形を可能にするモー
ルドの製造に寄与する。本発明の工業的使用は極めて信
頼がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるプラグの第1の実施の形態の立面
図である。
【図2】このプラグの端面図である。
【図3】本発明によるプラグの第2の実施の形態の立面
図である。
【図4】第2の実施の形態のプラグの端面図である。
【図5】本発明によるプラグが前方にある穴を有するタ
イヤモールドのシェルの半径方向断面図である。
【図6】穴内に僅かに挿入されたプラグの図である。
【図7】シェルに埋設されたプラグの図である。
【図8】タイヤを成形するために容易に使用されるプラ
グ付きモールドの図である。
【符号の説明】 1 プラグ 2 壁部 3 穴 13 溝 19 成形面 20 成形面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャック エスピー フランス 63430 ポン デュ シャトー アレ ジャン バプティスト リュリー 6 (72)発明者 ダニエル ラバール フランス 63000 クレルモン フェラン ラライェ ディウー アレ スード 5 (72)発明者 モーリス レイ フランス 63118 セバザ アベニュー ド ラ レピュブリック 64

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々が成形すべき物体の外面の形状の一
    部を定める気密成形面を有する少なくとも1種またはそ
    れ以上の材料で作られた成形壁部により構成された成形
    キャビティを有するモールドにおいて、成形キャビティ
    を上記モールドの外側と連通させるように上記成形面か
    ら成形壁部を通って延びる少なくとも1つの穴と、該穴
    を閉じ、成形面の一部を構成するように上記成形面と面
    一な全く気密な端面有するプラグとを備え、該プラグは
    上記成形面の上記穴の全面を正確に占めることを特徴と
    するモールド。
  2. 【請求項2】 上記プラグは上記壁部を構成する材料と
    異なる材料で作られていることを特徴とする請求項1に
    記載のモールド。
  3. 【請求項3】 プラグの端面の面積は 100 mm2未満であ
    ることを特徴とする請求項1に記載のモールド。
  4. 【請求項4】 プラグの端面の面積は 10 mm2 未満であ
    ることを特徴とする請求項3に記載のモールド。
  5. 【請求項5】 プラグは、硬度が上記成形壁部を本質的
    に構成する材料の硬度より小さい材料で作られており、
    プラグは、穴に取付ける前には、少なくとも上記成形面
    と面一になるようになっている端部で上記穴の横断面に
    外接される横断面を有しており、プラグは上記穴に圧力
    嵌めされることを特徴とする請求項1に記載のモール
    ド。
  6. 【請求項6】 プラグの端面は、その全体が上記穴を構
    成する壁部の成形面の延長部に沿って位置決めされるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のモールド。
  7. 【請求項7】 2つの端部間の側面と、一端における成
    形面と、側面に形成された少なくとも1つの溝とを備
    え、各上記溝は成形面と反対の端部から成形面から間隔
    を隔てた箇所まで延びていることを特徴とするモールド
    ガス抜きプラグ。
  8. 【請求項8】 端部成形面は実質的に円筒形であること
    を特徴とする請求項7に記載のモールドガス抜きプラ
    グ。
  9. 【請求項9】 側面は少なくとも一部が截頭円錐形であ
    り、上記プラグの横断面は成形面と反対の端部に向かう
    方向に減少していることを特徴とする請求項7に記載の
    モールドガス抜きプラグ。
  10. 【請求項10】 成形面を構成し、1種またはそれ以上
    の材料で作られた壁部により制限された成形キャビティ
    を有するモールドにガス抜きを行う方法において、 上記壁部の面から上記壁部を通って上記モールドの外側
    まで延びる少なくとも1つの穴を少なくとも1つの壁部
    に作り、 プラグを上記成形面の側から上記穴に導入し、上記プラ
    グは、一旦穴に挿入されると、少なくとも壁部の上記面
    の高さで穴の領域のすべてを占め、上記穴内に押し込め
    られ、且つ上記壁部の面に対して少なくとも僅かに突出
    し、 上記プラグを上記面の高さにむら取りする、ことを特徴
    とするガス抜きを行う方法。
JP27246595A 1994-10-20 1995-10-20 モールドのガス抜き装置 Expired - Lifetime JP3784867B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9412654 1994-10-20
FR9412654A FR2725933A1 (fr) 1994-10-20 1994-10-20 Eventation de moules

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08207049A true JPH08207049A (ja) 1996-08-13
JP3784867B2 JP3784867B2 (ja) 2006-06-14

Family

ID=9468117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27246595A Expired - Lifetime JP3784867B2 (ja) 1994-10-20 1995-10-20 モールドのガス抜き装置

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6206336B1 (ja)
EP (1) EP0707934B1 (ja)
JP (1) JP3784867B2 (ja)
KR (1) KR100371043B1 (ja)
BR (1) BR9504485A (ja)
CA (1) CA2160954A1 (ja)
DE (1) DE69514308T2 (ja)
ES (1) ES2140604T3 (ja)
FR (1) FR2725933A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100383726B1 (ko) * 2000-11-23 2003-05-14 한국타이어 주식회사 타이어 가류금형의 벤트피스
JP2021535016A (ja) * 2019-06-12 2021-12-16 山東豪邁机機科技股▲ふん▼有限公司 排気装置及びタイヤ金型

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3606411B2 (ja) * 1996-07-10 2005-01-05 株式会社ブリヂストン タイヤ加硫成型用金型およびその製造方法
JP3699362B2 (ja) * 2001-05-02 2005-09-28 住友ゴム工業株式会社 タイヤ加硫金型、及びタイヤの製造方法
US7622020B2 (en) 2002-04-23 2009-11-24 Georgia-Pacific Consumer Products Lp Creped towel and tissue incorporating high yield fiber
JPWO2006019087A1 (ja) * 2004-08-20 2008-05-08 株式会社ブリヂストン タイヤ成型用加硫金型およびその製造方法
US7530803B2 (en) * 2007-05-08 2009-05-12 Bridgestone Firestone North American Tire, Llc Insert for a tire mold vent
CN101821074B (zh) * 2007-10-23 2014-03-19 倍耐力轮胎股份公司 用于硫化和模制轮胎的设备和方法
JP5291976B2 (ja) * 2008-04-21 2013-09-18 東洋ゴム工業株式会社 タイヤ加硫金型用ベントプラグ、タイヤ加硫金型、及び該タイヤ加硫金型を使用した空気入りタイヤの製造方法
US10020211B2 (en) * 2014-06-12 2018-07-10 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Wafer-level molding chase design
CN113056378B (zh) * 2018-11-19 2023-09-05 米其林集团总公司 集成式轮胎监测传感器容器
WO2020170163A1 (en) * 2019-02-19 2020-08-27 Proprietect L.P. Composite foam article

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR394552A (ja)
FR1394552A (fr) * 1964-05-15 1965-04-02 Firestone Tire & Rubber Co Appareil de moulage
US3474498A (en) 1967-04-05 1969-10-28 Nat Latex Products Co The Interchangeable indicia-forming device for blow-molded plastic articles
DE1965121A1 (de) * 1969-12-27 1971-07-01 Continental Gummi Werke Ag Form,insbesondere Vulkanisierform mit Entlueftungsoeffnungen
US3822857A (en) * 1971-02-16 1974-07-09 Toyo Tire & Rubber Co Synthetic resin plug for vent hole of mould
US3854852A (en) 1973-01-12 1974-12-17 Corn States Metal Fab Inc Method and apparatus for forming a tire
US4492554A (en) * 1980-08-26 1985-01-08 Corn States Metal Fabricators, Inc. Valve unit for a mold vent
US4347212A (en) * 1980-08-26 1982-08-31 Corn States Metal Fabricators, Inc. Method for forming a tire
US4436497A (en) * 1982-10-27 1984-03-13 The Goodyear Tire & Rubber Company Mold and vent plug therefor
US4447197A (en) 1983-07-25 1984-05-08 The B. F. Goodrich Company Tire mold with air vent inserts
JPS61252109A (ja) * 1985-05-02 1986-11-10 Bridgestone Corp 加硫用金型のベントプラグ
US4795331A (en) * 1986-09-15 1989-01-03 The Goodyear Tire & Rubber Company Mold vent plug
US4740145A (en) * 1987-07-15 1988-04-26 The Firestone Tire & Rubber Company Flash-free vented tire mold
US5283022A (en) * 1989-09-29 1994-02-01 The Uniroyal Goodrich Tire Company Restrictor for tire mold vent passage and method of use
IT1240295B (it) 1990-04-13 1993-12-07 Pirelli Stampo e metodo per la vulcanizzazione di pneumatici e metodo per fabbricare stampi
EP0576892B1 (fr) * 1992-07-02 1996-01-10 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin-Michelin & Cie Moule pour pneumatique, son procédé de réalisation, et procédé de moulage d'un pneumatique au moyen d'un tel moule

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100383726B1 (ko) * 2000-11-23 2003-05-14 한국타이어 주식회사 타이어 가류금형의 벤트피스
JP2021535016A (ja) * 2019-06-12 2021-12-16 山東豪邁机機科技股▲ふん▼有限公司 排気装置及びタイヤ金型

Also Published As

Publication number Publication date
DE69514308D1 (de) 2000-02-10
DE69514308T2 (de) 2000-05-25
EP0707934B1 (fr) 2000-01-05
CA2160954A1 (fr) 1996-04-21
KR100371043B1 (ko) 2003-03-19
JP3784867B2 (ja) 2006-06-14
FR2725933A1 (fr) 1996-04-26
BR9504485A (pt) 1997-05-20
US6206336B1 (en) 2001-03-27
KR960013608A (ko) 1996-05-22
ES2140604T3 (es) 2000-03-01
EP0707934A1 (fr) 1996-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4436497A (en) Mold and vent plug therefor
US7290996B2 (en) Tire vulcanizing mold
JPH08207049A (ja) モールドのガス抜き装置
EP1380397A3 (en) A Venting Apparatus for a Tire Vulcanizing Mold
JP3238722B2 (ja) 改良されたタイヤの成形型及び成形方法
JP2002326227A (ja) タイヤ加硫金型、タイヤの製造方法及びタイヤ
US5059380A (en) Tire mold vent plug and method
JP2002527262A (ja) 鋳型の通気孔用の取外し可能中空プラグ
KR100383726B1 (ko) 타이어 가류금형의 벤트피스
CA1315054C (en) Plug-resistant arch-vent for a tire mold
KR100443645B1 (ko) 벤트 플러그 및 그 벤트 플러그를 구비한 타이어 가류 몰드
JP2892693B2 (ja) タイヤ成形用金型
KR101659859B1 (ko) 타이어 가류 금형용 벤트홀 플러그
CN209987244U (zh) 轮胎模具的排气结构
KR100329996B1 (ko) 사이드월부의 공기배출을 용이하게 하는 가류금형
JPH05177644A (ja) 空気入りタイヤ用金型
KR20020092664A (ko) 타이어용 가류금형
KR102007752B1 (ko) 타이어 가류 금형용 벤트홀 플러그
JPS61252109A (ja) 加硫用金型のベントプラグ
KR910007779Y1 (ko) 타이어 가류금형내의 문자변경 및 공기 누출장치
KR100447434B1 (ko) 타이어 가류금형의 벤트피스
KR200161328Y1 (ko) 타이어의 식출고무 떨어짐을 방지하기 위한 벤트연통로를 가지는 가류금형
KR0130063Y1 (ko) 벤트리스 타이어 제조용 모울드
KR19990051750A (ko) 타이어의 가류금형
EP0594044A1 (en) Tire mold with venting means

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050411

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20050711

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20050714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051011

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060207

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140324

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term