JP4412565B2 - 空気入りタイヤとその製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤとその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4412565B2
JP4412565B2 JP15808199A JP15808199A JP4412565B2 JP 4412565 B2 JP4412565 B2 JP 4412565B2 JP 15808199 A JP15808199 A JP 15808199A JP 15808199 A JP15808199 A JP 15808199A JP 4412565 B2 JP4412565 B2 JP 4412565B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
tread
tire
rod
rubber layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15808199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000343916A (ja
Inventor
幸俊 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP15808199A priority Critical patent/JP4412565B2/ja
Publication of JP2000343916A publication Critical patent/JP2000343916A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4412565B2 publication Critical patent/JP4412565B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/032Patterns comprising isolated recesses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/0041Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers
    • B60C11/005Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/13Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C19/00Tyre parts or constructions not otherwise provided for
    • B60C19/08Electric-charge-dissipating arrangements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0606Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
    • B29D2030/0607Constructional features of the moulds
    • B29D2030/0612Means for forming recesses or protrusions in the tyres, e.g. grooves or ribs, to create the tread or sidewalls patterns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/52Unvulcanised treads, e.g. on used tyres; Retreading
    • B29D2030/526Unvulcanised treads, e.g. on used tyres; Retreading the tread comprising means for discharging the electrostatic charge, e.g. conductive elements or portions having conductivity higher than the tread rubber

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非導電性ゴムと導電性ゴムとの2層構造をなす導電性を有する空気入りタイヤとその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
車両における空気入りタイヤが非導電性(絶縁性)の場合、車体に静電気が溜り易い。このような静電気の蓄積は、火花放電を発生させたり、カーラジオ等の電子部品に悪影響を与えるおそれがあり、また人体にアースされることで不快感を生じさせる等の問題がある。そのため、通常は、静電気をタイヤを通じて路面にアースできるようにタイヤ自体が適度の導電性を持たせている。タイヤとしての導電性は、タイヤに使用するゴム組成物において大量のカーボンブラックを充填剤として配合することにより得られる。
【0003】
近年、要求されるタイヤの性能や特性、例えば耐摩耗性、低燃費性および耐ウェット性等の向上のために、充填剤としてカーボンに代えてシリカ等を高い比率で配合したゴム材料を使用することが開発されている。この場合、タイヤとしての導電性が得られず、帯電し易いという問題がある。これを解決するために、カーボンブラック等を多く含む電気抵抗が低い導電性ゴムをベースゴム層として、その一部を非導電性ゴムよりなるタイヤ踏面側のキャップゴム層を貫通してトレッド踏面に露出させた貫通導電部を設けることが提案されている(例えば、特開平9−71112号公報)。
【0004】
これは、電気抵抗の高い非導電性ゴムをキャップゴム層とし、一部に電気抵抗の低い導電性ゴムを露出させることで、シリカ充填剤等を配合したことによる特性を確保しながら、同時に導電性も確保し、アースすることにより帯電を防止するものである。
【0005】
ところで、前記の貫通した導電部が、例えばトレッドパターンのブロックやリブ等の陸部においてタイヤ周方向に連続して設けられている場合、陸部表面に露出する両ゴムの接合境界部において、ゴム質の違いや剛性差等による段差摩耗が生じ、これがタイヤ性能に悪影響を及ぼすことになる。そのため、前記導電部は、タイヤ周方向に所要の間隔をおいて設けるのが好ましく、また導電性を確保できる範囲で径小なものとするのが望ましい。
【0006】
しかし、前記の貫通した導電部が径小になればなるほど、該導電部を設けるのが難しく、例えば押出し成形されたトレッドゴムの一部に穴を開けて導電性ゴムを詰め入れる等の面倒な作業を必要とする。
【0007】
また、前記の貫通した導電部を設ける方法として、ブロック等の陸部の一部を他の陸部より深く形成した金型により加硫成形し、前記深い部分においてベースゴム層を他の陸部よりも上方に吸い上げるようにして、加硫後に、高く成形された陸部を他の陸部と同じ高さとなるように加工することにより、貫通した導電部を露出させることも提案されている(特開平11−115414号公報)。
【0008】
しかし、この場合においても、前記導電性ゴムよりなるベースゴム層から延びてキャップゴム層を貫通する導電部が陸部を構成するキャップゴム層と一体化されて、陸部表面において両ゴムの接合境界部がタイヤ周方向に長さを持って露出しており、この接合境界部において段差摩耗や剥離が生じ易いものとなる。
【0009】
本発明は、上記に鑑みてなしたものであり、トレッドゴムを非導電性ゴムと導電性ゴムとの2層構造にして、導電性ゴムの一部をタイヤ踏面に露出させて導電性を確保するようにした空気入りタイヤにおいて、キャップゴム層を貫通する導電部の配置や形状の改善により、良好な導電性を確保してかつ段差摩耗や両ゴムの境界部の剥離のおそれのないタイヤを提供するものであり、さらには前記のタイヤを容易にかつ効率よく得ることができる製造方法を提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、トレッドが、タイヤ踏面側の非導電性ゴムよりなるキャップゴム層と、該キャップゴム層の内側に配された導電性ゴムよりなるベースゴム層との2層構造をなす空気入りタイヤであって、トレッドの接地面域内に、トレッド下層部からタイヤ踏面側に向って延び、かつベースゴム層から延出するゴム部を内側にして周側面をキャップゴム層のゴムにより被覆した棒状をなす突起で、先端部の断面積が2〜80mm の範囲にある棒状突起を、先端面が陸部表面と略同高さ位置になるように設け、該棒状突起の内側のゴム部を棒状突起の先端面に露出させてなることを特徴とする
ここで、前記非導電性ゴムとは、例えば、補強用の充填剤としてシリカ配合量の多いゴム配合による電気抵抗値が100MΩ・cm以上の非導電性(絶縁性)のゴム組成物であり、また前記の導電性ゴムとは、主として補強用の充填剤としてカーボンの配合量の多いゴム配合による電気抵抗値が100MΩ・cm未満の導電性のゴム組成物をいう。
【0011】
この発明の空気入りタイヤであると、トレッド外周の接地面域内におけるタイヤ周方向の所要間隔毎に、トレッド下層部からタイヤ踏面側に向って延びる棒状突起を有し、この棒状突起の先端面において導電性ゴムのベースゴム層から延出するゴム部が露出しているため、タイヤとして要求される導電性をこれによって確保でき、しかも非導電性ゴムのキャップゴム層によりタイヤ性能に求められる耐摩耗性、低燃費性および耐ウエット性等の特性を良好に確保できる。
【0012】
特に、前記棒状突起自体が適度に弾力性を保有し、走行路面の凹凸に対する追従性がよく、容易に破断されず、耐久性にも優れる。
【0013】
請求項2の発明のように、前記の棒状突起を、トレッドパターンにおける溝の底部からタイヤ踏面と略同高さとなるように突設しておくことができる。この場合、トレッドパターンのブロックやリブ等の陸部における段差摩耗やクラック発生のおそれが全くなく、また陸部の剛性を低下させる等のタイヤ特性に影響を与えることもない。
【0014】
また、請求項3の発明のように、前記の棒状突起を、トレッドパターンにおける陸部内において、ベースゴム層の近傍からタイヤ踏面側に向って延び、周囲が細溝により陸部と隔して設けることもできる。この場合も、棒状突起の周囲の細溝により該棒状突起が陸部とは独立して弾性変形でき、突起自体が容易に破断せず、陸部での両ゴムの接合境界部の段差摩耗や剥離のおそれもない。
【0015】
前記棒状突起は、先端部の断面積が2〜80m の範囲より小さくなると、ベースゴム層から延びる内側のゴム部が細くなり過ぎて、導電性を十分に確保できない場合があり、また断面積が前記範囲より大きくなると、加硫時にベースゴム層のゴムを十分に吸い上げることができない場合があり、またタイヤ性能に影響を与えることがある。
【0016】
請求項の発明は、上記の空気入りタイヤを製造する方法であり、タイヤ踏面側に非導電性ゴムよりなるキャップゴム層、その下に導電性ゴムよりなるベースゴム層を配した2層構造のトレッドを備えるグリーンタイヤを金型により加硫成形する際、トレッドパターンの接地面域内の溝成形用凸部の所要の個所に、溝底成形面から陸部成形用凹部より深く延びる突起成形用穴を設けた金型を用いて加硫成形し、前記突起成形用穴においてベースゴム層を内側にして両ゴム層を流入させ、加硫後に、前記突起成形用穴により成形されて陸部表面より突出している棒状突起の先端部を切除処理し、ベースゴム層から延びている内側のゴム部を先端面に露出させることを特徴とする。
【0017】
これにより、非導電性ゴムと導電性ゴムとの単なる2層構造のグリーンタイヤからの加硫成形によって、ベースゴム層から連続する導電性のゴム部を内側にしてその周側面をキャップゴム層のゴムにより被覆した棒状突起を溝の底部に突設でき、上記の効果を呈する空気入りタイヤを容易に製造できる。
【0018】
殊に、前記加硫時に、前記突起成形用穴の壁面と接するキャップゴム層の接触流動抵抗が大きくて、該キャップゴム層のゴムの流入が抑えられる結果、ベースゴム層のゴムが該突起成形用穴の陸部成形用凹部より深い位置まで吸い上げられる。そのため、加硫後に、陸部表面より突出している棒状突起の先端部を切除処理することにより、その先端面に内側のゴム部を露出させることができる。
【0019】
請求項の発明は、前記同様のグリーンタイヤを金型により加硫成形する際、トレッドパターンの接地面域内の陸部成形用凹部の所要の個所に、溝成形用凸部と略同高さになるパイプを突設するとともに、該パイプ内孔を前記陸部成形用凹部より深い位置まで延ばして突起成形用穴とした金型を用いて加硫成形し、前記パイプ内においてベースゴム層を内側にして両ゴム層を流入させ、加硫後に、前記パイプにより陸部表面より突出している棒状突起の先端部を切除処理して、ベースゴム層から延びている内側のゴム部を先端面に露出させることを特徴とするものである。
【0020】
この方法においても、加硫時に、パイプと接するキャップゴム層の接触流動抵抗が大きく、該キャップゴム層のパイプ内への流入が抑えられる結果、ベースゴム層のゴムが陸部成形用凹部より深い位置まで吸い上げられるので、加硫後の先端部の切除処理により、その先端面に内側のゴム部を露出させることができる。それゆえ、トレッドパターンのブロックやリブ等の陸部の中に、ベースゴム層から連続するゴム部を内側にしてその周側面をキャップゴム層のゴムにより被覆した棒状突起を、周囲の細溝により独立して設けた空気入りタイヤを容易に製造できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を図面に示す実施例に基いて説明する。
【0022】
図1は本発明の実施例に係る空気入りタイヤのトレッドの断面図、図2は一部の拡大斜視図、図3は棒状突起部分の拡大断面図、図4は溝内に棒状突起を設ける場合の他の実施例を示し、図5は棒状突起を陸部に設けた例を示す一部の拡大斜視図、図6は同上の棒状突起部分の拡大断面図である。
【0023】
この空気入りタイヤは、詳細な図示説明を省略するが、両側のビードコアを備えるビード部と、ビード部から半径方向外向きに延びるサイドウオール部と、その上端をつなぐトレッド(1)と、内周に沿って両端がビードコアで折返されて支持されたカーカス(8)と、トレッド(1)とカーカス(8)の間に配されたベルト層9とにより構成されており、その補強構造は一般的なラジアルタイヤの場合と同様である。
【0024】
この実施例のタイヤの場合、前記トレッド(1)には、タイヤ踏面側のトレッドパターンとして、タイヤ踏面(2)側に、タイヤ周方向(縦方向)に直線状もしくはややジグザグ状をなして延びる縦溝としての主溝(3)を有するとともに、この主溝(3)に交差する方向の横溝(4)を有し、これにより所定のブロック状の陸部(5)が画されてなるもので、ブロックパターンの場合を示している。なお、図1では主溝以外の副溝や補助溝等を省略して示している。
【0025】
トレッドパターンは、前記のブロックパターンに限らず、例えば2本以上の複数本の主溝を設けた左右対称もしくは非対称パターン、あるいは1本の主溝を設けた左右対称あるいは非対象パターン、さらにリブパターンおよびブロックとリブとが混在するリブ・ブロックパターンのいずれの場合もあり得る。
【0026】
そして、このタイヤのトレッド(1)は、その基本構造として、例えばシリカの充填度の高いゴム配合による電気抵抗値の高い非導電性ゴムよりなり、かつタイヤ踏面側に配されるキャップゴム層(11)と、カーボンの配合量の多く電気抵抗値の低い導電性ゴムよりなり、かつ前記キャップゴム層(11)の下に配されるベースゴム層(12)とから構成されている。
【0027】
前記トレッド(1)の接地面域内には、タイヤ周方向の所要間隔毎に、トレッド下層部からタイヤ踏面側に向って延びる小断面の棒状突起(6)が周囲に空隙を保有するように設けられている。特にこの棒状突起(6)は、前記導電性ゴムよりなるベースゴム層(12)から連続して延びる導電性のゴム部(12a)を内側にして、その周側面をキャップゴム層(11)から連続した非導電性のゴム(11a)により被覆してなり、この棒状突起(6)の先端面がブロックやリブ等の陸部(5)表面と同高さ位置になるように設けられており、該棒状突起(6)の内側の前記ゴム部(12a)が前記先端面において露出せしめられている。
【0028】
例えば、図1〜図3の第1の実施例においては、前記の棒状突起(6)が、トレッドパターンにおける溝、通常、図のように主溝(3)内において、その溝の底部(3a)からタイヤ踏面(2)つまり陸部(5)の表面と略同高さとなるように陸部(5)と隔されて突設されている。この棒状突起(6)を、横溝等の他の溝内に設けることもできる。
【0029】
この実施例のように、棒状突起(6)を主溝(3)等の溝内に設ける場合は、該溝の排水性を損なわないように、例えば溝の長さ方向(主にタイヤ周方向)に長くして、溝幅方向の幅の小さい平面長方形や楕円形の棒状に形成したり、あるいは図4のように棒状突起(6)付近の溝幅を拡幅形成しておくのが好ましい。(3b)は主溝(3)の拡幅部分を示す。
【0030】
また、図5および図6の第2の実施例においては、前記の棒状突起(6)が、トレッドパターンにおけるブロックやリブ等の陸部(5)内において、ベースゴム層(12)の近傍からタイヤ踏面(2)側に向って延び、周囲が細溝(7)により陸部(5)の本体部分と隔されて該陸部(5)と同高さに設けられてなる場合を示している。図示していないが、前記第1の実施例の棒状突起と、第2の実施例の棒状突起とを併用して設けて実施することも可能である。
【0031】
前記いずれの実施例の場合も、タイヤ周方向の配置間隔は、タイヤの接地長より短くして、前記棒状突起(6)の一つが常に接地できるようにする。この棒状突起(6)は、その内側にベースゴム層(12)から連続する導電性のゴム部(12a)を有し、該ゴム部(12a)が先端面に露出しているため、車両装着状態においては、車体ホイールからベルト層やサイドウォール部等の導電性のある下部構造を通じ、さらに導電性ゴムのベースゴム層(12)および前記棒状突起(6)内のゴム部(12a)を通じてタイヤ踏面(2)までの導電性を確保できる。
【0032】
前記の棒状突起(6)の形状は、高さ方向に同径の棒状のほか、図1〜図3のようにテーパ状とすることができ、また横断面形状が円形の棒状に限らず、横断面が長方形や正方形等の四角形あるいは楕円形等の任意の断面形状の棒状とすることもできる。さらにタイヤ径方向に対し傾斜した棒状に形成しておくこともできる。この傾斜した棒状突起(6)の場合、その形態によっては、走行停止時には先端面が陸部(5)表面より低い位置にあり、走行時に遠心力で立ち上って先端面が陸部(5)表面と同高さになるように設けることもできる。
【0033】
前記の棒状突起(6)は、後述する製造方法や導電性等を考慮して、その先端部の断面積が2〜80mm、より好ましくは7〜30mmの範囲内の比較的小断面の棒状とするのが好ましい。
【0034】
次に、図1〜3の実施例のタイヤの製造方法について説明する。
【0035】
先ず、トレッド踏面(2)側になる表面部にシリカ配合の非導電性ゴムよりなるキャップゴム層(11)を配し、その下にカーボン配合の導電性ゴムよりなるベースゴム層(12)を配した2層構造のトレッド(1)を備えるグリーンタイヤ(未加硫タイヤ)を製造しておく。この場合、前記キャップゴム層(11)の厚みはトレッドパターンの主溝(3)の深さよりやや厚く、例えば3〜10mm程度厚くなるようにする。このグリーンタイヤは、従来の2層構造のトレッド(1)と同様にして押出し成形し、あるいは成形ドラム上で前記トレッドを層設することにより製造することができる。
【0036】
前記のグリーンタイヤを、図7に示すように次の構造を備える加硫金型(20)を用いて加硫成形する。
【0037】
すなわち、これに使用される加硫金型(20)には、トレッドパターンの接地面域内の溝、例えば主溝(3)を成形する溝成形用凸部(23)の溝底成形面(23a)の所要の個所に、溝底成形面(23a)から陸部成形用凹部(25)より深く延びる突起用成形穴(26)を設けておく。この突起成形用穴(26)の深さや径は、後述のようにベースゴム層(12)のゴムを陸部(5)より高く吸い上げ得るように設定しておく。前記の突起成形用穴(26)は、図のように溝成形用凸部(23)に穿孔しておく場合のほか、パイプを埋設してその内部に突起成形用穴として形成しておくことができる。また必要に応じて、前記の突起成形用穴(26)をテーパ穴とすることができる。
【0038】
この金型(20)を用いて前記グリーンタイヤを加硫成形すると、加硫時にトレッドゴムが該突起成形用穴(26)内に流入するが、この際、前記穴壁面との接触流動抵抗が大きくなるため、この突起成形用穴(26)の開口周辺のキャップゴム層(11)のゴムの流動が抑えられて、中心部のほうがゴムの流速が早くなり、その結果、図7のように穴壁面に接するキャップゴム層(11)のゴム(11a)の内側(中心部)で前記突起成形用穴(26)の開口よりやや下方のベースゴム層(12)のゴムが流入して、該突起成形用穴(26)の陸部成形用凹部(25)より深い位置の内奥部まで流入、つまり吸い上げられることになる。特に、このベースゴム層(12)のゴム部(12a)の吸い上げ作用は、前記突起成形用穴(26)の断面積が2〜80mm、より好ましくは7〜30mm の範囲のものの場合、特に良好に行なわれる。また前記突起成形用穴(26)に連続してスピューホールやベントホールが形成されていると、前記の吸い上げがさらに良好に行なわれる。
【0039】
このようにして加硫成形されることにより、図8のように、主溝(3)には陸部(5)より高く突出した棒状突起(6)が形成される。この状態では、前記棒状突起(6)は、キャップゴム層(11)から延びた非導電性のゴム(11a)により覆われており、ベースゴム層(12)から延びている内側のゴム部(12a)は露出していない。そこで、前記の加硫後に、前記棒状突起(6)の先端部を、タイヤ踏面(2)すなわち陸部(5)の表面と略同高さになるようにカットやバフ等の手段で切除処理する。これにより、内側のゴム部(12a)がその先端面に露出することになり、図1〜図3の実施例のタイヤが得られる。
【0040】
図5および図6の実施例に示すタイヤを製造する場合は、加硫金型(20)として、トレッドパターンの接地面域内の陸部成形用凹部(25)の所要の個所に、溝成形用凸部(23)と略同高さになるパイプ(27)を溶接手段等により突設するとともに、該パイプ内孔を前記陸部成形用凹部(25)より深い位置まで延ばして突起成形用穴(26)として形成した金型を用いて、図9のように加硫成形する。
【0041】
前記のパイプ(27)による突起成形用穴(26)の径や深さについても、ベースゴム層(12)のゴムを陸部より高く吸い上げることができるように、例えば断面積が2〜80mmの突起を形成できるように設定しておく。前記パイプ(27)の厚みは、1〜5mm、好ましくは2mm前後とする。またこの加硫に供するグリーンタイヤは、前記同様の非導電性ゴムよりなるキャップゴム層(11)と、導電性ゴムよりなるベースゴム層(12)との2層構造のトレッド(1)を備えたものとする。
【0042】
この金型(20)による加硫時、前記パイプ(27)内の突起成形用穴(26)においてはゴム接触流動抵抗が大きいために、このパイプ(27)の開口周辺のキャップゴム層(11)の流入が抑えられる結果、パイプ中心部のゴムの流速が速くなって、前記キャップゴム層(11)のゴム(11a)の内側でベースゴム層(12)のゴム(12a)が前記突起成形用穴(26)内へ流入し易く、陸部成形用凹部(25)より深い位置、すなわち陸部(5)より高くなる内奥部まで吸い上げられる。
【0043】
このようにして加硫成形されたタイヤは、図10のように、ブロック等の陸部(5)の中に、該陸部(5)の表面よりも高く突出し、かつ周囲が前記パイプ(27)に対応する細溝(7)により陸部(5)の本体部と隔された棒状突起(6)が形成されることになる。ただし、この棒状突起(6)の表面は、キャップゴム層(11)から延びた非導電性のゴム(11a)により覆われている。そこで、この棒状突起(6)の先端部を、陸部(5)と略同高さになるようにカットやバフ等の手段で切除処理することによ、内側の導電性のゴム部(12a)を先端面に露出させる。これにより図4また図5の実施例の棒状突起(6)を備えるタイヤを得ることができる。
【0044】
上記した空気入りタイヤは、これを車両に装着した使用状態において、トレッド(1)の外周の非導電性ゴムよりなるキャップゴム層(11)によりタイヤ性能に求められる転がり抵抗の低減、耐ウエット性、耐摩耗性等の特性を確保できる。しかもタイヤ踏面(2)の接地面内におけるタイヤ周方向の所要間隔毎に、主溝(3)内あるいはブロックやリブ等の陸部(5)に設けられた棒状突起(6)の先端面において、ベースゴム層(12)から連続して延出した導電性のゴム部(12a)が露出しているために、タイヤとして要求される導電性をこれによって確保できる。
【0045】
特に前記棒状突起(6)は、前記ゴム部(12a)を内側にして周側面がキャップゴム層(11)のゴム(11a)により被覆された比較的小断面の独立した棒状をなしているために、非導電性ゴムと導電性ゴムとのゴム質の違いや剛性差による段差摩耗や接合境界面の剥離が生じることがない。また棒状突起(6)はその基部でのみキャップゴム層(11)と連続しているだけで、弾性変形し易く、走行路面の凹凸等に容易に追従でき、容易に破損しない。
【0046】
【発明の効果】
上記したように本発明空気入りタイヤによれば、トレッドゴムを非導電性ゴムよりなるキャップゴム層と導電性ゴムよりなるベースゴム層との2層構造をなすものにおいて、キャップゴム層を貫通する導電部として、トレッド下層部からタイヤ踏面側に向って延び、かつベースゴム層から延びるゴム部を内側にして周側面をキャップゴム層のゴムにより被覆した比較的小断面の棒状突起を、主溝等の溝内あるいはブロックやリブ等の陸部に設け、内側の導電性のゴム部を前記先端面に露出させてあるため、タイヤとして要求される導電性を確保でき、また非導電性ゴムのキャップゴム層によりタイヤ性能に求められる特性を確保できるばかりか、ゴム質の違いや剛性差による段差摩耗や剥離が生じることがなく、しかも突起自体が適度に弾力性を保有し、容易に破断されず、耐久性にも優れる。
【0047】
また本発明の空気入りタイヤの製造方法によれば、非導電性ゴムと導電性ゴムとの単なる2層構造のトレッドゴムを備えるグリーンタイヤからの加硫成形により、前記の棒状突起を有するタイヤを容易にかつ確実に製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気入りタイヤの1実施例を示すタイヤ横断方向のトレッドの略示断面図である。
【図2】同上の一部の拡大斜視図である。
【図3】同上の棒状突起部分の拡大断面図である。
【図4】溝内に棒状突起を設ける場合の他の実施例を示す一部の拡大斜視図である。
【図5】棒状突起を陸部に設けた例を示す一部の拡大斜視図である。
【図6】同上の棒状突起部分の拡大断面図である。
【図7】第1の実施例のタイヤの製造における加硫成形時の一部の断面図である。
【図8】同上の加硫後のタイヤの一部の断面図である。
【図9】第2の実施例のタイヤの製造における加硫成形時の一部の断面図である。
【図10】同上の加硫後のタイヤの一部の断面図である。
【符号の説明】
(1) トレッド
(2) タイヤ踏面
(3) 主溝
(3a) 溝底部
(4) 横溝
(5) 陸部
(6) 棒状突起
(7) 細溝
(11) 非導電性のキャップゴム層
(11a) ゴム
(12) 導電性のベースゴム層
(12a) ゴム部
(20) 金型
(23) 溝成形用凸部
(25) 陸部成形用凹部
(26) 突起成形用穴
(27) パイプ

Claims (5)

  1. トレッドが、タイヤ踏面側の非導電性ゴムよりなるキャップゴム層と、該キャップ層の内側に配された導電性ゴムよりなるベースゴム層とを備える2層構造の空気入りタイヤであって、トレッドの接地面域内に、トレッド下層部からタイヤ踏面側に向って延び、かつベースゴム層から延出するゴム部を内側にして周側面をキャップゴム層のゴムにより被覆した棒状をなす突起で、先端部の断面積が2〜80mm の範囲にある棒状突起を設け、該棒状突起の内側のゴム部を棒状突起の先端面に露出させてなることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記棒状突起が、トレッドパターンにおける溝の底部からタイヤ踏面と略同高さとなるように突設されてなる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記棒状突起が、トレッドパターンにおける陸部内において、ベースゴム層の近傍からタイヤ踏面側に向って延び、周囲が細溝により陸部と隔されて設けられてなる請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  4. タイヤの製造において、タイヤ踏面側に非導電性ゴムよりなるキャップゴム層と、その下に配した導電性ゴムよりなるベースゴム層との2層構造のトレッドを備えるグリーンタイヤを金型により加硫成形する際、トレッドパターンの接地面域内の溝成形用凸部の所要の個所に、溝底成形面から陸部の成形用凹部より深く延びる突起成形用穴を設けた金型を用いて加硫成形し、前記突起成形用穴においてベースゴム層を内側にして前記両ゴム層を流入させ、加硫後に、前記突起成形用穴により成形されて陸部表面より突出している棒状突起の先端部を切除処理し、ベースゴム層から延びている内側のゴム部を先端面に露出させることを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
  5. タイヤの製造において、タイヤ踏面側に非導電性ゴムよりなるキャップゴム層と、その下に配した導電性ゴムよりなるベースゴム層との2層構造のトレッドを備えるグリーンタイヤを金型により加硫成形する際、トレッドパターンの接地面域内の陸部成形用凹部の所要の個所に、溝成形用凸部と略同高さになるパイプを突設するとともに、該パイプ内孔を前記陸部成形用凹部より深い位置まで延ばして突起成形用穴とした金型を用いて加硫成形し、前記パイプ内においてベースゴム層を内側にして両ゴム層を流入させ、加硫後に、前記パイプにより陸部表面より突出している棒状突起の先端部を切除処理し、ベースゴム層から延びている内側のゴム部を先端面に露出させることを特徴とする空気入りタイヤの製造方法。
JP15808199A 1999-06-04 1999-06-04 空気入りタイヤとその製造方法 Expired - Fee Related JP4412565B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15808199A JP4412565B2 (ja) 1999-06-04 1999-06-04 空気入りタイヤとその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15808199A JP4412565B2 (ja) 1999-06-04 1999-06-04 空気入りタイヤとその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000343916A JP2000343916A (ja) 2000-12-12
JP4412565B2 true JP4412565B2 (ja) 2010-02-10

Family

ID=15663885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15808199A Expired - Fee Related JP4412565B2 (ja) 1999-06-04 1999-06-04 空気入りタイヤとその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4412565B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12083834B2 (en) 2019-09-25 2024-09-10 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Tire having a conductive path in a sidewall

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100530157B1 (ko) * 2001-12-05 2005-11-21 한국타이어 주식회사 공기입 중하중용 래디얼 타이어의 그루브구조
JP2006219022A (ja) * 2005-02-10 2006-08-24 Nippon Rubber Kagaku Kk 弾性導電車輪及びその製造法
KR100644261B1 (ko) 2005-06-27 2006-11-10 한국타이어 주식회사 정전기 방지용 타이어 제조방법
JP4931433B2 (ja) * 2006-02-13 2012-05-16 株式会社ブリヂストン 建設車両用空気入りタイヤ
JP4571664B2 (ja) * 2007-12-20 2010-10-27 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ及びその製造方法
CN102514452B (zh) * 2007-11-21 2014-09-10 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎及用于生产该充气轮胎的方法
FR2946915B1 (fr) * 2009-06-19 2011-06-17 Michelin Soc Tech Dispositif amovible de moulage d'une paroi flexible dans un sillon de sculpture de pneumatique
JP5624369B2 (ja) * 2010-06-02 2014-11-12 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ及びその製造方法
CN103079802B (zh) * 2010-08-06 2015-06-10 株式会社普利司通 轮胎制造方法、胎面构件和轮胎
NL2006729C2 (en) * 2011-05-06 2012-11-08 Apollo Vredestein Bv Method and device for manufacturing an antistatic vehicle tire.
FR2983114B1 (fr) * 2011-11-25 2013-12-20 Michelin Soc Tech Moule comportant une cavite pour le moulage d'un dispositif de fermeture dans une rainure
JP5844242B2 (ja) * 2012-11-07 2016-01-13 住友ゴム工業株式会社 プリフォーマー
WO2016060939A1 (en) * 2014-10-16 2016-04-21 Bridgestone Bandag, Llc Systems and methods for manufacturing a tread band

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3477297B2 (ja) * 1994-12-21 2003-12-10 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP3254171B2 (ja) * 1996-07-04 2002-02-04 住友ゴム工業株式会社 重荷重用空気入りタイヤ
JP3964511B2 (ja) * 1996-10-17 2007-08-22 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
IT1291210B1 (it) * 1997-03-18 1998-12-29 Bridgestone Firestone Tech Pneumatico anti-statico.
JP3880691B2 (ja) * 1997-07-08 2007-02-14 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JP3763644B2 (ja) * 1997-07-08 2006-04-05 株式会社ブリヂストン 空気入りタイヤ
JPH11115414A (ja) * 1997-10-09 1999-04-27 Bridgestone Corp 空気入りタイヤおよびその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US12083834B2 (en) 2019-09-25 2024-09-10 Bridgestone Americas Tire Operations, Llc Tire having a conductive path in a sidewall

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000343916A (ja) 2000-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4412565B2 (ja) 空気入りタイヤとその製造方法
KR101100020B1 (ko) 타이어
EP2520420B1 (en) Method and device for manufacturing an antistatic vehicle tire
EP2163403B1 (en) Pneumatic tire
CN104364094B (zh) 充气轮胎
JP4611451B1 (ja) 空気入りタイヤ
JP5520240B2 (ja) 空気入りタイヤ及び空気入りタイヤの製造方法
JP4908905B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3308245B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH0633706U (ja) 空気入りタイヤ
JP2001191766A (ja) 空気入りタイヤ
JP4076711B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法
JP4327302B2 (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP3733458B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法
JP4545565B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH11254924A (ja) 空気入りタイヤ
JP4319264B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4180903B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法
JPH08104108A (ja) プレキュアトレッド及びこれを用いた更生タイヤ
JP2002192912A (ja) プレキュアトレッドおよび該プレキュアトレッドが貼付けられた更生タイヤ
JP6523147B2 (ja) タイヤ及びその製造方法
JP4180904B2 (ja) 空気入りタイヤの製造方法
JP2000238505A (ja) 空気入りタイヤ
JP3158060B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2020108935A (ja) トレッドゴムの製造方法及び空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060412

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090619

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090929

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151127

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees