JP2012501622A - 永久磁石型ステッピングモータ - Google Patents

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Abstract

隣接する極は反対の極性であり、その数が、定数、位相数、及び所望のステップ間隔の関数である幾つかの磁極(21)をその表面に有する可動部材(例えば回転子)と、当該可動部材の表面に面するように配置された幾つかの等間隔の歯(22)を有する静止部材(例えば固定子)であって、当該歯のそれぞれが当該可動部材の表面に面するように配置された複数の小歯(23)を有し、当該歯の数が、定数、当該極の数、固定子の各歯上の当該小歯の数、及び位相数の関数である整数である静止部材とから広く構成される、永久磁石型ステッピングモータ(20)。

Description

本発明は、概して、インデックス・ステッピングモータに関し、特に、小型化したパッケージ内で性能(例えばトルク)を向上する可能性を提供する改良型の永久磁石型ステッピングモータに関する。向上する性能は、(a)モータのトルク密度の機能を増大させる、(b)ステップの同期及び安定性を改良する、という創意に富んだ設計を通して得られる二重の利点から導出される。
ステッピングモータには一般に3つの型がある。すなわち可変リラクタンス型、ハイブリッド型、及び永久磁石型である。適切なドライバ(すなわち制御装置)があれば、3つの型はすべて、広範囲の角度ステッピング又は割り出しの動作及び特徴の可能性を提供する。ステッピングモータの制御に関する一般的な参考文献は、オンラインでDouglas W.Jonesによるhttp://www.cs.uiowa.edu/〜jones/step/に見ることができる。本発明は、永久磁石型ステッピングモータに関する。
ハイブリッド型と永久磁石型のステッピングモータは両方とも、移動機構(例えば、回転子)及び固定機構(例えば、固定子)に永久磁石を使用する。これらは、モータドライバの観点からは識別不可能な場合がある。従来、ハイブリッド型ステッピングモータの回転子は、2個の回転子極の中央にドーナツ形磁石1つを有する状態で構築され、その結果、主に磁石から2個の回転子磁極への軸方向の磁束流が生じる。永久磁石を組み込んだ様々なステッピングモータの設計は、極及び磁石の磁気回路を操作することにより導出される。本発明が主に関係する永久磁石型ステッピングモータは、Schaefferによって米国特許第4,190,779号及び第4,315,171号で代表的に示され、記述されており、その総体的な開示は参照により本明細書に組み込むものとする。
Schaefferが開示した永久磁石型ステッピングモータは、小さいステッピング角度を提供するために、多数の固定子の歯と、回転子上に多数の半径方向に磁化した磁石とを有する。このようなモータは、非通電時及び通電時のディテントトルクが高く、モータの軸方向長さが比較的短く(すなわちパンケーキスタイル)、回転子の慣性が小さく、回転子に大きい貫通穴を開けることが可能であるという利点を有する。このようなモータは、この30年間、太陽電池パネルの駆動装置やアンテナの姿勢制御機構の駆動など、宇宙分野の用途で大きい成功を収めてきた。このような用途では、質量が軽く、通電時及び非通電時のディテントトルクが高く、回転子の慣性が小さく、シャフトが大きく、及び/又は回転子上に多数の配線を通すことができることが必要であった。
高度な用途においては、トルクを増大させ、サイズ及び質量を低減し、トルク密度を高め、回転子の慣性を減少させ、費用を削減し、通電時及び非通電時のピークディテントトルクが一定で、ピーク運転トルクが一定である、最新技術のステッピングモータの設計が必要である。ステッピングモータの設計においては、同期を維持することについての懸念がつきものである。すなわちモータと出力負荷が、すべてのモータ入力命令信号に応答して一緒に回転を維持することが可能であるということに対する懸念である。典型的には、ステッピングモータと負荷のこの同期運転を確実にさせるフィードバックは設けられてはいないので、ステッピングモータの出力はトルク生成能力ばかりでなく、負荷を駆動する間にステップ命令に応答する動作のモータの安定性にも依存する。ステッピングモータは開ループで運転し、したがって共振などのシステムの懸念は、モータの安定性を向上させることを通じて軽減することができる。このように、最新技術のステッピングモータの技術を改良するためには、トルク密度とステップの安定性を両方とも改良する必要性がある。
米国特許第4,190,779号 米国特許第4,315,171号 米国特許第6,329,729号 米国特許第6,657,353号
http://www.cs.uiowa.edu/〜jones/step/
限定のためではなく、単に例示のために、開示された実施例の対応する部品、部分または表面を説明的に参照すると、本発明は可動部材及び固定部材を有する改良型の永久磁石型ステッピングモータ(例えば20)を広く提供する。改良型モータは広義に、部材のうちの一方の部材の表面(例えば24)上に多数の磁極(例えば21)を含む。隣接する回転子の極は反対の極性である。極の数は、定数、位相数及び所望のステップ間隔の関数である。本発明は、部材のうちの他方の部材上に、当該一方の部材の表面に面するように配置された多数の等間隔の歯(例えば22)も含み、歯はそれぞれ、当該一方の部材の表面に面するように配置された複数の小歯(例えば23)を有する。歯の数は、定数、極の数、各固定子の歯の上の小歯の数、及び位相数の関数である整数である。小歯は、いずれの歯においてもその上の小歯が同じ極性の極とそろうように相互から離間している。
可動部材は、外面を有する回転子とすることができる。固定部材は固定子とすることができる。所望のステップ間隔は所望のステップ角とすることができる。歯は、回転子の外面に面するように、固定子の周囲に円形に離間させることができる。
ユニポーラモータドライバの回転子の極数は、下式から求められる偶数の整数でなければならない。
Figure 2012501622
バイポーラモータドライバの回転子の極数は、下式から求められる偶数の整数でなければならない。
Figure 2012501622
回転子の極は、均質の軟質磁性鋼、積層電気材料、又はこれらの材料の組合せで形成することができる回転子支持体(24)の周囲に等間隔で配置することができる。
各位相の固定子の歯の最大数(m)は、下式から求めることができる。
Figure 2012501622

ここで、式int(x)は引数(x)の整数部分を返す整数関数である。任意の固定子歯上において隣接する2つの小歯間の距離は、小歯が回転子の極とそろったときはそれらが回転子の極の同じ極性でそろうような距離である。
歯は固定子の周囲に等間隔であることが好ましい。
固定子は、均質の軟質磁性鋼、積層電気鋼板材料、又はこれらの材料の組合せで形成することができる。
回転子及び固定子は、位相A及びBを有する2相モータでは、固定子歯上の位相Aの小歯が回転子の磁極とそろうときに、位相Bの各小歯が隣接する2つの回転子の極の中央とそろうように構成し、配置することができる。
回転子及び固定子は、位相A、B及びCを有する3相モータでは、位相Aの固定子の小歯が回転子の一方の極性の極とそろうときに、位相B及び位相Cの固定子の各小歯が反対の極性の回転子の極とそろうように構成し、配置することができる。位相Bの固定子の各小歯が関連する回転子の極の前縁とそろうと、位相Cの各小歯が関連する回転子の極の後縁とそろうようにすることができる。反対に、位相Bの固定子の各小歯が関連する回転子の極の後縁とそろうと、位相Cの各小歯が関連する回転子の極の前縁とそろうようにすることができる。
回転子及び固定子は、位相A、B、C及びDを有する4相モータでは、固定子歯上の位相Aの小歯が回転子の極とそろうときに、位相Bの各小歯が隣接する2つの極の中央とそろい、位相Cの各小歯が位相Aとそろう極と反対の極とそろい、位相Dの各小歯が位相Bとそろう極と反対の極とそろうように構成し、配置することができる。
したがって、本発明の全体的な目的は、改良型のステッピングモータを提供することである。
別の目的は、永久磁石型の改良型のステッピングモータを提供することである。
上記及び他の目的及び利点は、上述の及び下記に記載の明細書、図面及び添付の特許請求の範囲から明白になる。
第1の形態である、80個の交番磁化回転子極及び24個の等間隔の固定子歯を有し、固定子の各歯に2個の小歯を有する改良型の3本リード線、Y結線、3相、1ステップ1.5°のバイポーラステッピングモータの略断面図である。 図1に示したステッピングモータの固定子歯の物理配線図を示す略図である。 図2に示した円内の部分の拡大図である。 図2に示した形態の略電気配線図である。 非通電時のピークディテントトルク、通電時のピークディテントトルク、及びピーク運転トルクがより一定の回転子を構築するために、磁石間の磁気強度の差異を減少させる技術について、図2Aに示したものの代替回転子を示す。 第2の形態である、図1と同じ80個の交番磁化回転子極を有するが、15個の等間隔の固定子歯を有し、固定子の各歯に3個の小歯を有する改良型の3本リード線、Y結線、3相、1ステップ1.5°のバイポーラステッピングモータの略断面図である。 図3に示した円内の部分の拡大図である。 120個の交番磁化回転子極及び16個の等間隔の固定子歯を有し、固定子の各歯に3個の小歯を有する2相又は4相ステッピングモータの略断面図である。 図4に示した円内の部分の拡大図である。 5本リード線、4相、1ステップ1.5°のユニポーラステッピングモータの図4のステッピングモータの物理配線図を示す略図である。 図5に示した円内の部分の拡大図である。 図5に示した形態の略電気配線図である。 4本リード線、2相、1ステップ1.5°のバイポーラステッピングモータの図4の同じステッピングモータの物理配線図を示す略図である。 図6に示した円内の部分の拡大図である。 図6に示した形態の略電気配線図である。 別の形態である、120個の交番磁化回転子極及び16個の等間隔の固定子歯を有するが、固定子の各歯に4個の小歯を有する、図4と全体的に類似の2相又は4相ステッピングモータの略断面図である。 120個の交番磁化回転子極を有し図4及び図7と同じ回転子を有するが、18個の等間隔の固定子歯を有し、固定子の各歯に3個の小歯を有する3相ステッピングモータの略断面図である。 3本リード線、3相、1ステップ1.0°のバイポーラステッピングモータの図8にあるような固定子歯の略物理配線図である。
最初に、類似した参照番号は幾つかの図面を通じて一貫して同じ構造要素、部分又は表面を識別するように意図されていることを明確に理解されたい。何故なら、このような要素、部分又は表面は、この詳細な説明を一体部分とする明細書全体でさらに記述又は説明されるからである。他に指示していない限り、図面は明細書と一緒に読むものとし(例えばクロスハッチング、部品の配置構成、比率、程度など)、本発明の説明全体の一部と見なされる。以下の説明では、「水平」、「垂直」、「左」、「右」、「上」及び「下」という用語、さらにそれらの形容詞及び副詞の派生語(例えば「水平に」、「右に」、「上に」など)は、単に、特定の図面の図が読者に向かっているときの図示された構造の方向に適用される。同様に、「内側に」及び「外側に」という用語は一般に、適宜、長手軸又は回転軸に対する表面の方向に適用される。
通電時及び非通電時の高いディテントトルクを維持しながら、高い運転トルクを達成するために、本明細書で開示するような新しい永久磁石型ステッピングモータが開発された。
改良型ステッピングモータの幾つかの異なる形態が開示されている。第1の形態は図1、図2、図2A、図2B及び図2Cで、第2の形態は図3及び図3Aで、第3の形態は図4及び図4Aで、第4の形態は図5、図5A及び図5Bで、第5の形態は図6、図6A及び図6Bで、第6の形態は第1及び第4の形態を参考にして、第7の形態は図7で、第8の形態は図8及び図9で開示されている。
これらの様々な形態は、2相、3相及び4相のバイポーラ又はユニポーラモータドライバで1ステップ1.5°の割り出し動作を達成できる方法を示している。これらの形態は、120個の交番磁化極を有する同じ回転子を2相、3相及び4相モータに使用できる方法としても示されている。個々の形態は、2つ、3つ、4つ又はそれより多い小歯を有するように固定子の歯を設計できることを示している。これらの形態はまた、可変リラクタンス型、ハイブリッド型、及び永久磁石型のステッピングモータで一般的に使用される4本、5本、6本及び8本リード線の構成での、モータの励磁シーケンス及び巻線も示している。
ここでは2相、3相及び4相ステッピングモータについて80個及び120個の極の回転子しか図示されていないが、表1に列挙されているように、他の形態もステッピングモータの設計の当業者には容易に理解される。
回転子の外周表面上の磁極の必要数は、所望のステップ角、位相数、及びモータドライバの構成によって決定される。N磁極とS磁極の数は等しくなければならない。隣接するN磁極とS磁極は、反対の極性を示すためにそれぞれ内側と外側を指している、隣接する極の半径方向の矢印により、添付図面に概略的に示されている。したがって、磁石のN磁極とS磁極の数は等しく、回転子の極の総数は偶数の整数でなければならない。
バイポーラモータドライバでは、回転子の極数は以下の式から求められる偶数の整数でなければならない。
Figure 2012501622
例えばバイポーラドライバによって駆動される3相、1ステップ1.5°のステッピングモータの場合、回転子の極の必要数は360°/(3×1.5°)=80である。この例は図1及び図3の設計で示されている。
バイポーラドライバによって駆動される2相、1ステップ1.5°のステッピングモータの場合、回転子の極の必要数は360°/(2×1.5°)=120である。この例は図4及び図7の設計で示されている。
ユニポーラモータドライバでは、回転子の極数は以下の式から求められる偶数の整数でなければならない。
Figure 2012501622
例えば、ユニポーラドライバによって駆動される4相、1ステップ1.5°のステッピングモータの場合、回転子の極の必要数は2×360°/(4×1.5°)=120である。この例は図4及び図7の設計で示され、これは巻線を除いて上記の2相の例と同じ設計である。
上記の3つの例は、2相及び3相のバイポーラモータドライバ及び4相ユニポーラモータドライバによって駆動される1ステップ1.5°のモータでの回転子の極の必要数を示している。
全磁極は、隣接する極が反対又は交番磁化方向を指す状態で回転子の周囲に等間隔に配置することができ、予め磁化された部材を、軟質磁性鋼、積層電気鋼板、又はこれらの材料の様々な組合せで作成された支持回転子の表面に取り付けて作成することができる。あるいは、磁極は、磁化されていない磁性材料を回転子の外面に適用し、交番極性を有するように局所的に磁化することで作成することができる。しかし、この方法では回転子の外面上に限られた数の極しか磁化できず、多数の極ではこの方法は不可能か、非現実的となる。
等間隔の極を容易に達成できるように、回転子支持体上に磁石用の溝を作って隣接する磁極間に適切な間隔を割り当てることができる。先行する米国特許第6,329,729号及び第6,657,353号に示されるような隣接磁極間に隙間がない状態では、磁極の間隔は磁石の幅に依存するため、等間隔の極が達成困難になる。以上で言及した特許に示すように、極の隙間なしに回転子を作成すると、磁石の差異により、一定の通電時及び非通電時のピークディテントトルク及び一定のピーク運転トルクを得ることは困難になる。
直径が大きい回転子に小数の磁極があると、隣接する磁極間に空いた隙間が残り、したがってステッピングモータが小型でなくなる。他方、直径が小さい回転子に多数の磁極があると、薄い磁石が必要となり、製作が非現実的になる。
表1は、バイポーラ及びユニポーラモータドライバについて、上記の数式[1]及び[2]に従って計算された幾つかの選択された回転子の極、ステップ角及び位相の関係を列挙している。計算では分数のステップ角が避けられないが、分数の角度の機械加工上の又は技術的な精度などの実際的な理由で回避することができる。
Figure 2012501622
回転子の極及び位相の数が同じである場合、バイポーラモータドライバを有するステッピングモータは、ユニポーラドライバを有するステッピングモータの角度の半分でステップを刻む。反対に、同じステップ角を達成するためには、ユニポーラドライバを有するステッピングモータは、バイポーラドライバを有するステッピングモータに必要な数の2倍の数の回転子の極が必要である。
各位相の固定子の歯の最大数mは、バイポーラ及びユニポーラモータドライブの両方で下式を満足しなければならない。
Figure 2012501622

ここで、式int(x)は、引数(x)の整数部分を返す整数関数である。この式は以下のように簡単化することができる。
Figure 2012501622
任意の固定子歯上で隣接する2つの小歯間の距離は、当該小歯が回転子の極とそろうときには、同じ極性の回転子の極とそろうようにしなければならない。したがって上記の数式[6]及び[7]にある式
[2×(固定子の各歯の小歯の数)−1]
は、固定子の各歯にカバーされる回転子の極の総数である。
固定子の各歯に2個の小歯を有する、3相、1ステップ1.5°、80極のバイポーラステッピングモータでは、各位相の固定子歯の最大数(上記の数式7)は下式になる。
Figure 2012501622

したがって、固定子歯の最大数は下式になる。
[9] 固定子歯の最大数=(3相)×(歯8個/相)=歯24個
この例は図1の設計で示されている。
同じ3相、1ステップ1.5°、80極のバイポーラステッピングモータではあるが、固定子の各歯に3個の小歯を有する場合は、各位相の固定子歯の最大数は下式になる。
Figure 2012501622

したがって、固定子歯の最大数は下式になる。
[11] 固定子歯の最大数=(3相)×(歯5個/相)=歯15個
この例は図3の設計で示されている。
固定子の各歯に4個の小歯を有する、4相、1ステップ1.5°、120極のユニポーラステッピングモータの設計では、各位相の固定子歯の最大数は下式になる。
Figure 2012501622

したがって、固定子歯の最大数は下式になる。
[13] 固定子歯の最大数=(4相)×(歯4個/相)=歯16個
この例は図7の設計で示されている。
数式[7]を満足する限り、固定子歯の最大数及び小歯の数を使用することは任意である。図1及び図3は両方とも、同じ80個の交番磁化回転子極を有する3相ステッピングモータを示す。図1の設計は、24個の等間隔の歯及び各歯に2個の小歯を有する固定子を使用する。しかしながら、図3の設計は、15個の等間隔の歯を有し、固定子の各歯に3個の小歯を有する固定子を使用する。図3の設計も15個の等間隔の固定子の各歯に2個の小歯を使用してもよいことは明白である。同様に、図4及び図7は両方とも、同じ120個の交番磁化回転子極と16個の等間隔の固定子歯を有する2相又は4相ステッピングモータを示す。図7に示す設計は固定子の各歯に4個の小歯を有し、図4の設計は固定子の各歯に3個の小歯を有する。
固定子歯の数及び各歯の小歯の数の選択は、モータのディテントトルク、モータの運転トルク、及び、巻線を最初にマンドレルに巻き次に固定子歯に移す場合は巻線抵抗に、影響する。同じ2相又は4相、1ステップ1.5°のステッピングモータでは、図7に示した4本の小歯を有する設計は、図4に示した3本の小歯を有する設計より、非通電時のディテントトルクが大きい。しかし、巻線をマンドレルに巻き次に固定子歯に移すと、図7に示す設計に必要な巻線の座巻長さは図4に示す設計のそれより長くなる。その結果、図4の巻線より図7の巻線の方が位相抵抗が大きくなる。
これらの様々な形態については以下で順次説明する。
第1の形態(図1、図2、図2A、図2B及び図2C)
図1の20で全体的に示した3本リード線、Y結線、3相、1ステップ1.5°のバイポーラステッピングモータの設計は、過去30年間にわたりSchaeffer Magnetics/Moog Inc.で生産されてきた同一の位相抵抗、機械寸法、及び非通電時のディテントトルクのSchaeffer型ステッピングモータ(例えば、上記の米国特許第4,190,779号及び第4,315,171号を参照)の数倍のトルクを発生する。
図1は、各々21で示された80個の交番磁化回転子極、及び、各々22で示された24個の等間隔の固定子歯を有する3相ステッピングモータ20の断面図を示す。固定子の各歯は、各々23で示された2個の小歯を有する。固定子の一般的な取り付け穴と一般的な取り付けフランジ、及び回転子の軸は、本明細書で図示したすべてのモータに共通である。これも本明細書で開示した他のすべてのモータに共通する固定子及び取り付けフランジは、ステップレートが低い用途では、均質の軟質磁性鋼で一体成型で製作することができる。これは、ステップレートが高い用途では、積層電気鋼板材料で積層し、及び/又は筐体構造内に取り付けることもできる。
図2は、図1に示す、80個の回転子極及び24個の固定子歯を有する、Y結線、3本リード線、3相、1ステップ1.5°のバイポーラステッピングモータの固定子歯の物理配線図を示す。24個の固定子歯及び3個の位相を有するので、各位相は8個の直列接続されたコイルを有する。励磁状態は6個ある。連続的なステッピングには、これらの6個の励磁状態を繰り返す必要がある。各励磁状態で同じ極性を有する2個の端子は互いに接続され、その結果、2個の巻線内には結線した中心(すなわちA2、B2及びC2)からこれら2個の端子への並列電流路が生じる。励磁シーケンスを表2に示す。
Figure 2012501622
状態1から6の順番のこの励磁シーケンスの結果、回転子は図2の時計回り(「CW」)方向に回転する。上記の励磁シーケンスを逆転すると、回転子は図2の反時計回り(「CCW」)方向に回転する。同様に、図2及び図2Aに示すように、固定子の各歯の巻線方向を逆転させると、回転子の回転方向が逆転する。
図2Aは、図1及び図2に示す回転子極、固定子歯、及び物理巻線の物理的関係の拡大図を示す。位相Aの固定子の小歯が1つの極性の回転子極とそろうと、位相B又は位相Cの固定子の小歯はそれぞれ、位相Aとそろった極と反対の極性の回転子極の前縁(又は後縁)又は後縁(又は前縁)とそろう。このように、それぞれの位相ごとに1個ずつの3個の明確に位置決めされた固定子歯は、回転子極に対して生成されるようになっている。したがって、24個の等間隔の固定子歯は、3個の明確に位置決めされた固定子歯を8回繰り返したものである。このような固定子の小歯と回転子極との位置合わせは、回転、リニア、分割又は部分、反転した、及び軸方向エアギャップの形態の本明細書で開示しているすべての3相ステッピングモータに必要である。
磁気強度の差異は、通電時及び非通電時のピークディテントトルクの変動及びモータのピーク運転トルクの変動を引き起こす。図2Cは、通電時及び非通電時ピークディテントトルク及びピーク運転トルクがより一定のモータを構築するために、磁石間の磁気強度の差異を減少させる技術を示す。図2A、図3A、図4A、図5A及び図6Aに示す回転子の拡大図と比較して、図2Cの軟質磁性鋼又は積層電気鋼板の回転子支持体上の磁石用の溝が、より深く、より広い。
図2Bは、共通の結線した中心を有するY結線コイルの図2の電気配線図である。
第2の形態(図3及び図3A)
図3は、図1、図2及び図2Aに示したものと類似の設計の、同じ80個の交番磁化回転子極(各々31で示す)を有するが、15個の等間隔の固定子歯(各々32で示す)、及び固定子の各歯に3個の小歯(各々33で示す)を有する、30で全体的に示した別の3相ステッピングモータの断面図を示す。図3Aに示すように、それぞれの位相ごとに1個ずつの3個の明確に位置決めされた固定子歯が、回転子磁極に対して存在する。したがって、図3の15個の等間隔の固定子歯は、3個の明確に位置決めされた固定子歯を5回繰り返したものである。このように、物理及び電気配線図は、図2、図2A及び図2Bについて説明したのと同じ原理に基づくものであり、省略する。
第3の形態(図4及び図4A)
図4は、120個の交番磁化回転子極(各々41で示す)、及び16個の等間隔の固定子歯(各々42で示す)を有する、40で全体的に示した2相又は4相ステッピングモータの断面図を示す。固定子の各歯は3個の小歯(各々43で示す)を有する。図4Aは、回転子極及び固定子歯の間の物理的位置合わせの関係の拡大図を示す。詳細な位置合わせの関係については、以下で物理配線図とともに説明する。
第4の形態(図5、図5A及び図5B)
図5は、120個の回転子極(各々51で示す)、及び16個の固定子歯(各々52で示す)、及び固定子の各歯に3個の小歯(各々53で示す)を有する、50で全体的に示した、5本リード線、4相、1ステップ1.5°のユニポーラステッピングモータの図4の固定子歯の物理配線図を示す。各位相は4個の直列接続されたコイルを有する。それぞれの位相ごとに1個ずつの4個の励磁状態がある。中間タップ(CT)の電圧は正でも負でもよく、励磁の表は中間タップに正の電圧の極性のみを示している。
励磁シーケンスを表3に示す。
Figure 2012501622
状態1から4の順番のこの励磁シーケンスの結果、回転子は図5の時計回り(「CW」)方向に回転する。上記の励磁シーケンスを逆転すると、回転子は図5の反時計回り(「CCW」)方向に回転する。同様に、図5及び図5Aに示すように、固定子の各歯の巻線方向を逆転させると、回転子の回転方向が逆転する。
図5Aは、50で全体的に示した、4相、1ステップ1.5°のユニポーラステッピングモータの、図5の回転子極、固定子歯、及び物理巻線の関係の拡大図を示す。この配置構成は、120個の回転子極(各々51で示す)、16個の固定子歯(各々52で示す)、及び各歯に3個の小歯(各々53で示す)を有する。固定子歯上にある位相Aの小歯が回転子極とそろうと、位相Bの各小歯は隣接する2つの極の中央にそろい、位相Cの各小歯は位相Aとそろったのと反対の極とそろい、位相Dの各小歯は位相Bとそろったのと反対の極とそろう。このように、それぞれの位相ごとに1個ずつの4個の明確に位置決めされた固定子歯が、回転子極に対して生成される。したがって、図5の16個の等間隔の固定子歯は、4個の明確に位置決めされた固定子歯を4回繰り返したものである。図5Aのこのような固定子の小歯と回転子極との位置合わせは、回転、リニア、分割又は部分、反転した、及び軸方向エアギャップの形態の本明細書で開示しているすべての4相ステッピングモータに必要である。
図5Bは、共通の中間タップを有する図5の電気配線図である。広く使用されている別の4相ユニポーラモータドライバは、2個の中間タップを有する6本リード線を必要とする。これは、例えば図5及び図5Bにおいて、A2及びB2を一方の中間タップに接続し、C2及びD2を他方の中間タップに接続することによって達成することができる。2個の中間タップは、図5Bに示した1個の中間タップと同じ機能を果たす。4個の状態の励磁極性シーケンスは、表3と同じままであるが、余分な中間タップを有する。
第5の形態(図6、図6A及び図6B)
図6は、120個の回転子極(各々61で示す)、16個の固定子歯(各々62で示す)、及び各歯に3個の小歯(各々63で示す)を有する、60で全体的に示した、4本リード線、2相、1ステップ1.5°のバイポーラ構成の図4及び図4Aの固定子歯の物理配線図を示す。励磁シーケンスを表4に示す。
Figure 2012501622
状態1から4の順番のこの励磁シーケンスの結果、回転子は図6の時計回り(「CW」)方向に回転する。上記の励磁シーケンスを逆転すると、回転子は図6の反時計回り(「CCW」)方向に回転する。同様に、図6及び図6Aに示すように、固定子の各歯の巻線方向を逆転させると、回転子の回転方向が逆転する。
図6Aは、60で全体的に示した、2相、1ステップ1.5°のバイポーラステッピングモータの、図6の回転子極、固定子歯、及び巻線の関係の拡大図を示す。この配置構成は、120個の回転子極(各々61で示す)、16個の固定子歯(各々62で示す)、及び各歯に3個の小歯(各々63で示す)を有する。固定子歯上にある位相Aの小歯が回転子極とそろうと、位相Bの各小歯は隣接する2つの回転子極の中央とそろう。次の位相Aの小歯は、一つ前の位相Aとそろったのと反対の極とそろい、次の位相Bの小歯は、一つ前の位相Bとそろったのと反対の極とそろう。図6に示すように、位相Aについては+A、−A、+A、−Aのような、位相Bについては+B、−B、+B、−Bのようなパターンで配線すると、それぞれの位相ごとに1個ずつの2個の明確に位置決めされた固定子歯が、回転子極に対して生成される。したがって、図6の16個の等間隔の固定子歯は、図6Aの2個の明確に位置決めされた固定子歯を8回繰り返したものとなる。このような固定子と回転子極との位置合わせは、回転、リニア、分割又は部分、反転した、及び軸方向エアギャップの形態の本明細書で開示しているすべての2相ステッピングモータに必要である。
以上の3種の物理配線図、すなわち3相の図2及び図2A、4相の図5及び図5A、及び2相の図6及び図6Aでは、各位相の各歯の配線方向は、各位相の固定子歯の小歯とそろう回転子極の極性によって決定される。例えば、図2の位相Aの8個の固定子歯全ての固定子の小歯は同じ回転子極の極性とそろい、したがって、8個の固定子歯は全部、配線方向が同じである。位相B又はCについても同じことが言える。図5の配線方向についても同じことが言える。しかしながら、図6に示す位相Aの配線図では、1個おきの歯で方向を逆転する必要がある。何故なら、位相Aでは1個おきの固定子歯に対して回転子極の極性が変化するからである。位相Bについても同じことが言える。
第6の形態
それぞれの位相ごとに2本ずつの8本リード線の構成を(図5、図5A及び図5Bに示した中間タップとは対照的に)中間タップがない状態で作成することができ、その結果、ユニポーラ又はバイポーラのいずれかのモータの4相モータとして駆動する融通性が得られる。同様に3相モータでは、それぞれの位相ごとに2本ずつの6本リード線の構成を(図2及び図2Bに示したA2、B2及びC2の結線した中心とは対照的に)結線した中心がない状態で作成することができ、その結果、ユニポーラ又はバイポーラのいずれかの3相モータとして駆動する、モータ駆動の融通性が得られる。
上記の4相モータに関する表1によると、8本リード線のバイポーラ駆動の方式は0.75°/ステップのステップ角を生成し、これはユニポーラドライバによって生成されるものの半分のステップ角である。同様に、上記の3相モータでは、6本リード線のユニポーラ駆動の方式はバイポーラ駆動の方式のステップ角を2倍にする。
第7の形態(図7)
図7は、同じ120個の交番磁化回転子極及び16個の等間隔の固定子歯を有するが、固定子の各歯に4個の小歯を有する、図4に全体的に類似した、2相又は4相ステッピングモータの別の形態の断面図である。物理及び電気配線図、さらに励磁極性シーケンスは、4相モータについては図5、図5A、図5Bに、2相モータについては図6、図6A及び図6Bに示したものと同一である。
第8の形態(図8、図9)
図8は、120個の交番磁化回転子極(各々81で示す)を有する図4及び図7と同じ回転子を有するが、18個の等間隔の固定子歯(各々82で示す)を有する、80で全体的に示した、3相、1ステップ1.0°のバイポーラステッピングモータの断面図を示す。固定子の各歯は3個の小歯(各々83で示す)を有する。
図9は、図8に示す120個の回転子極及び18個の固定子歯を有する、Y結線、3本リード線、3相、1ステップ1.0°のバイポーラステッピングモータの物理配線図を示す。各位相は6個の直列接続されたコイルを有する。電気配線図は図2Bに示したものと同じであり、励磁極性シーケンスは表2に示したものと同じである。
上記の例はすべて、固定子歯が等間隔であり、固定子の歯の数が位相数の整数倍である(例えば数式6)。しかしながら、ステッピングモータは、等間隔ではない固定子歯で、又は位相数の整数倍ではない固定子歯の数で設計することができる(しかし推奨されない)。例えば、段落[0060]以降で上述したように、固定子歯の小歯と回転子極の位置合わせの要件を満たすために、4相、1ステップ3.0°、60個の回転子極のユニポーラステッピングモータを、16個の固定子歯及び固定子の各歯に2個の小歯で設計することができる。この設計では、固定子の歯の間に21.0°で15個、45.0°で1個の空間を有する。この設計には2つの大きい欠点がある。1つは、固定子歯の間隔が等しくないので、非通電時及び通電時のピークディテントトルクが不均一なことである。もう1つは45.0°の歯の間隔の位置で、固定子の巻線の余地が無駄になることである。45.0°の歯の間隔を有する位置に余分な固定子歯を1個追加すると、17個の歯があり、固定子の歯の間に21.0°で16個、24.0°で1個の空間を有する固定子になり、非通電時及び通電時のピークディテントトルクの不均一性が改良されるが、当該余分な固定子歯が巻線に使用されないままとなる。したがって、等間隔ではない、又は位相数の整数倍ではない固定子歯の数を有する設計は推奨されない。例えば、各歯に3個の小歯を有する8個の等間隔の固定子歯で、上記の4相、1ステップ3.0°、60個の回転子極のユニポーラステッピングモータを設計することができる。
上記の例及び数式3、6及び7はすべて、任意の固定子歯上にある隣接する2つの小歯間の距離が、小歯を回転子極とそろうときに同じ極性の極とそろうような距離である場合を示す。すなわち、隣接する2つの小歯間で、反対の極性の回転子の極が省かれる。しかしながら、歯の小歯は、本明細書で開示したステッピングモータにおいてこのように極を省かない設計をすることができる(しかし推奨されない)。例えば、図1の固定子の各歯に2個の小歯を有する設計は、既存の2個の小歯間に小歯を追加した、固定子の各歯に3個の小歯を有する設計とすることができる。この追加した小歯は、図1の2個の小歯とそろうように、反対の回転子極とそろう。同様に、図4の固定子の各歯に3個の小歯を有する設計は、2個の小歯を追加して、固定子の各歯に5個の小歯を有する設計とすることができる。本明細書で開示した好ましい実施例と比較すると、追加の小歯を有するこのような設計には3つの欠点がある。第一に、回転子極と固定子歯の小歯の間の磁気短絡により、非常に高い非通電時ディテントトルクを発生する。第二に、回転子極と固定子の小歯の間の磁束の打ち消しにより、非常に低い通電時ディテントトルク及び運転トルクを発生する。第三に、おそらくは最も重要なことであるが、非常に高い非通電時ディテントトルクと非常に低い通電時及び運転トルクとの組合せにより、ステッピングモータが不規則なステップサイズでステップすることがある。したがって、固定子歯の小歯は、反対の極性の回転子極とそろうように相互から離間させてはならない。むしろ、同じ極性の回転子極とそろうように離間させなければならない。
5つ以上の位相を有するステッピングモータは、5相の回転子極について表1に挙げられているように可能であるが、ここでは例示されていない。何故なら、一般的に使用される2相、3相又は4相モータドライバと比較して、モータドライバの費用が高いので、滅多に使用されないからである。
本発明の設計思想を利用するリニアステッピングモータは特殊な場合である。ステッピングモータを開き、固定子と回転子を直線状にすることにより、回転ステッピングモータはリニアステッピングモータになる。しかしながら、リニアステッピングモータは本明細書では例示しない。何故なら、固定子歯の小歯と回転子極の位置がそろうこと、電気配線図、及び励磁極性シーケンスは、回転ステッピングモータについて本明細書で開示したものと変わらないからである。固定子歯の小歯と回転子極の位置がそろうこと、電気配線図、及び励磁極性シーケンスはそれぞれ、以上で示されている。すなわち(a)3相バイポーラステッピングモータの場合は、段落[0052]以降、図2B及び表2、(b)4相ユニポーラステッピングモータの場合は、段落[0060]以降、図5B及び表3、及び(c)2相バイポーラステッピングモータの場合は、段落[0064]以降、図6B及び表4である。
本明細書の原理に基づくステッピングモータの設計の他の幾つかの変形は、本明細書では示されていない。この変形には、(a)360°全体の固定子及び回転子の一部しか使用しない分割又は部分ステッピングモータ、(b)内部の静止部材が固定子であり、他方の回転部材が回転子である、反転した回転及び静止部材を有するステッピングモータ、(c)回転子と固定子がともに平面の形態で、共通の軸線上で並んでそろう、軸方向のエアギャップを有するステッピングモータが含まれる。第1から第8の形態の円形及び半径方向のエアギャップと比較して、軸方向のエアギャップの設計には、回転子極の、第1から第8の形態の半径方向ではなく、軸方向の磁化方向と、軸方向で回転子極に面するように配置された固定子歯及び小歯が必要である。これらの設計の変形では、巻線の方式と固定子歯の小歯及び回転子極の位置合わせは、2相、3相及び4相モータについて以上で説明したものと変わらない。
他に上記のすべての巻線方式で容易に実現できる特徴としては、二本巻及び冗長巻がある。これらは一般的な巻線技術であり、以上で開示した巻線方式の小さな変形であるので、本明細書では例示されていない。
他に、本明細書で開示する発明を低いステップレートの用途で実現する特徴として、均質の軟質磁性鋼を使用して、歯と一体で均質の固定子群を作成する、さらには固定子の筐体及び歯を一体で均質に作成することがある。均質の軟質磁性鋼としては、型成型した鉄粉複合材料、低炭素鋼(American Iron and Steel Institute(AISI)の表示によれば1010、1015又は1018鋼など)、均質のマルテンサイト系耐食鋼(416ステンレス鋼など)、又は均質の高透磁率のニッケル鉄又は鉄コバルト合金などを含んでよいが、これらに限定されない。これらの均質の軟質磁性鋼は、高周波磁気回路の用途では、一般的に使用される電気鋼板材料(例えばAISIのM−15、M−19など)又は高透磁率のニッケル鉄又は鉄コバルト合金などと区別される。これらの均質の軟質磁性鋼は、渦電流やヒステリシス損が重要でない低周波用途向けとして、磁場設計者には知られている。この特徴は、低いステップレートのモータ及びアクチュエータには極めて有用であることが判明している。何故なら、層間剥離の問題がなく、安価で(特に一般的な1018低炭素鋼又は416ステンレス鋼を使用する場合)、製作プロセスが単純だからである。
上記の説明に基づき、本発明と先行技術(例えば上記の米国特許第4,190,779号及び第4,315,171号参照)との主な違いは、固定子の設計にあり、以下のように要約することができる。(a)先行技術の固定子歯はまとめられてセグメントになり、セグメントは通常の固定子歯の間隔及び追加の角度、通常は1ステップ分の角度で、離間している一方、本発明の固定子歯は等間隔である。(b)固定子歯が等間隔であり、先行技術のものよりも、ステッピングモータがより一定のピーク非通電時ディテントトルク及び通電時ディテントトルクを発生する。(c)本発明は固定子歯上の小歯を使用するが、先行技術は使用していない。(d)本発明は、小さいステップ角に対し、先行技術で必要とされるより少ない数の固定子歯を使用する。(e)固定子歯が少なく、本発明の設計では、各位相の巻数を増加させるための余地が大きく、又は各位相の巻数を維持しながら巻線用の太いゲージのワイヤによって位相抵抗が減少し、したがってモータのトルク又はトルク密度が増加する。(f)固定子内の余地が大きく、本発明の固定子歯は先行技術のものより太く、したがって強くすることができ、ステップの安定性、精度及び生産性が改善される。(g)固定子歯が少なくなり、本発明による設計の固定子の質量は先行技術のものより小さくなる。(h)固定子歯が少なく、歯が等間隔となり、巻線の工程が先行技術でかかるより容易になる。
本発明と先行技術との別の違いは、より深く、より広い溝を有する、回転子の磁石間の磁気強度の差異を減少させた回転子支持体の設計により、より一定の非通電時及び通電時のピークディテントトルク及びピーク運転トルクを構築できることである。
さらに、本発明においては、回転子極、固定子歯及び小歯、ステップ角、位相、及びバイポーラ又はユニポーラドライバの構成の間に上述の数式1、2、3の関係を確立している。可変リラクタンス型、ハイブリッド型、及び永久磁石型において、他の商用タイプのステッピングモータとバイポーラ又はユニポーラモータドライバに共通の、リード線が3、4、5、6又は8本のステッピングモータと駆動極性シーケンスに関する、2相、3相及び4相の巻線方式を示している。
したがって、改良されたステッピングモータの幾つかの実施例を示して記述し、そのある程度の変更及び修正を説明してきたが、特許請求の範囲で定義し、区別するような本発明の精神から逸脱することなく、様々な追加の変更及び修正が可能であることは、当業者には容易に認識される。

Claims (14)

  1. 可動部材及び静止部材を有する永久磁石型ステッピングモータであって、
    前記部材の一方の表面上の幾つかの磁極であって、隣接する極が反対の極性であり、極の数が、定数、位相数及び所望のステップ間隔の関数である磁極と、
    前記部材の他方にある幾つかの等間隔の歯であって、前記歯が前記一方の部材の表面に面するように配置され、前記歯のそれぞれが、前記一方の部材の表面に面するように配置された複数の小歯を有し、前記歯の数が、定数、前記極の数、各固定子歯の小歯の数、及び位相数の関数である整数である歯とを備え、
    任意の1つの歯の小歯が同一の極性の極とそろうように、前記小歯が相互から離間されている永久磁石型ステッピングモータ。
  2. 前記一方の部材が外面を有する回転子であり、前記他方の部材が固定子であり、前記所望のステップ間隔が所望のステップ角であり、前記歯が前記固定子の周囲に円形に離間されて前記回転子の外面に面する、請求項1に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  3. ユニポーラモータドライバの回転子の極の数が、以下の式
    Figure 2012501622

    から求められる偶数の整数である、請求項2に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  4. バイポーラモータドライバの回転子の極の数が、以下の式
    Figure 2012501622

    から求められる偶数の整数である、請求項2に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  5. 前記回転子極が、前記回転子の外面の周囲で等間隔になっている、請求項2に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  6. 前記回転子支持体が、均質の軟質磁性鋼で形成されるか、積層電気鋼板で積層されるか、又はこれらの材料の組合せとすることができる、請求項2に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  7. 各位相当たりの固定子の歯の最大数(m)が、以下の式から求められ、
    Figure 2012501622

    ここで、式int(x)が引数(x)の整数部分を返す整数関数である、請求項2に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  8. 前記歯が、前記固定子の周囲で等間隔になっている、請求項2に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  9. 前記固定子が、均質の軟質磁性鋼、積層電気鋼板、又はこれらの材料の組合せで形成されることができる、請求項2に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  10. 前記回転子及び固定子が、位相A及びBを有する2相モータにおいて、固定子歯上の位相Aの小歯が回転子の極とそろうときに、位相Bの各小歯が隣接する2つの回転子の極の中央とそろうように構成され配置される、請求項2に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  11. 前記回転子及び固定子が、位相A、B及びCを有する3相モータにおいて、位相Aの固定子の小歯が1つの極性の回転子の極とそろうときに、位相B及び位相Cの固定子のそれぞれの小歯が反対の極性の回転子の極とそろうように構成され配置される、請求項2に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  12. 位相Bの固定子のそれぞれの小歯が関連する回転子の極の前縁とそろうと、位相Cのそれぞれの小歯が関連する回転子の極の後縁とそろう、請求項11に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  13. 位相Bの固定子のそれぞれの小歯が関連する回転子の極の後縁とそろうと、位相Cのそれぞれの小歯が関連する回転子の極の前縁とそろう、請求項11に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
  14. 前記回転子及び固定子が、位相A、B、C及びDを有する4相モータにおいて、固定子歯上の位相Aの小歯が回転子の極とそろうときに、位相Bの各小歯が隣接する2つの極の中央とそろい、位相Cの各小歯が位相Aとそろったのと反対の極とそろい、位相Dの各小歯が位相Bとそろったのと反対の極とそろうように構成され配置される、請求項2に記載の永久磁石型ステッピングモータ。
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