JP2012256953A - 表面実装型発光ダイオードおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】放熱性、信頼性および生産性に優れた表面実装型発光ダイオードを提供する。
【解決手段】この表面実装型発光ダイオード10は、金属製のベース部材2と、ベース部材2上に裏面が接着固定された半導体発光素子1と、半導体発光素子1を囲むようにベース部材2上に熱伝導性接着シート5を介在させて接合された、金属製のリフレクタ6とを備える。半導体発光素子1から発生した熱は、ベース部材2および熱伝導性接着シート5を通ってリフレクタ6へ伝導され、リフレクタ6から外部へ放熱される。リフレクタ6が金属製のため、半導体発光素子1から発生した熱を外部に効率よく放熱できる。リフレクタ6には切りしろを設け、当該切りしろに沿ってダイシングすれば容易にダイシングができるので、歩留まりを低下させることがなく、生産性を向上できる。
【選択図】図1
【解決手段】この表面実装型発光ダイオード10は、金属製のベース部材2と、ベース部材2上に裏面が接着固定された半導体発光素子1と、半導体発光素子1を囲むようにベース部材2上に熱伝導性接着シート5を介在させて接合された、金属製のリフレクタ6とを備える。半導体発光素子1から発生した熱は、ベース部材2および熱伝導性接着シート5を通ってリフレクタ6へ伝導され、リフレクタ6から外部へ放熱される。リフレクタ6が金属製のため、半導体発光素子1から発生した熱を外部に効率よく放熱できる。リフレクタ6には切りしろを設け、当該切りしろに沿ってダイシングすれば容易にダイシングができるので、歩留まりを低下させることがなく、生産性を向上できる。
【選択図】図1
Description
この発明は、表面実装型発光ダイオードに関し、特に、放熱性、信頼性および生産性を重視する表面実装型発光ダイオードおよびその製造方法に関する。
半導体発光素子はAlInGaPやGaNなどの化合物半導体ウエハ上にPN接合を形成し、これに順方向電流を通じて可視光または近赤外光の発光を得るものであり、近年、表示をはじめ、通信、計測、制御などに広く応用されている。さらに、特に放熱性・信頼性が重視される車載用分野にも適用範囲が拡大している。表面実装型発光ダイオードにもこうした要求に応えるものが開発されている。
図16は、従来の表面実装型発光ダイオードの構成の例を示す断面模式図である。図16に示すように、表面実装型発光ダイオード100は、電極102を有する基体101に半導体発光素子103をマウントし、ワイヤボンディングにより導電性ワイヤ104で半導体発光素子103の各電極を基体101の各電極102に接続し、基体101内にモールド部材105を設ける構造になっている。
表面実装型発光ダイオードに搭載されている半導体発光素子(LEDチップ)が発光する際には熱が発生するが、LEDチップに流れる電流が大きいほど、熱の発生量が大きくなる。また一般的に、LEDチップの温度が高くなるほど、LEDチップの発光効率は下がり、また光劣化が著しくなる。すなわち、大きな電流を流しても効果的に明るくならなくなり、またLEDチップの寿命が短くなる。そこで、LEDチップから発生する熱を効果的に外部へ逃がし、その温度を下げることにより、高電流でも発光効率の良好な、また、寿命特性の良好なLEDチップを提供することができる。
上記のような、放熱効果の向上が図られた従来の半導体発光装置については、たとえば、特許文献1〜5などに記載されている。特許文献1および2においては、リードフレームの表面積を大きくすることで、また、特許文献3〜5においては、基板の材質を樹脂よりも熱伝導性の大きい金属とすることで、放熱性の向上を図っている。
しかしながら、図16に示す従来の表面実装型発光ダイオード100においては、半導体発光素子103からの放熱を電極102でしか受け取れないために、放熱性が十分ではない。また、車載用などの耐環境性(温度や振動など)の厳しい条件のもとでは、信頼性が不十分であった。また、半導体発光素子103が発生する光を反射させるためのリフレクタ内に蛍光体(物質)を配置するためには、半導体発光素子103を覆うモールド部材105に蛍光体を含有させる必要がある。しかし、蛍光体を含有する樹脂は半導体発光素子103近傍において、半導体発光素子の発熱による高温に晒されると劣化するので、光源としての寿命が短くなる。
それゆえに、この発明の主たる目的は、放熱性、信頼性および生産性に優れた表面実装型発光ダイオードおよびその製造方法を提供することである。
この発明に係る表面実装型発光ダイオードは、金属製のベース部材と、ベース部材上に裏面が接着固定された半導体発光素子と、半導体発光素子を囲むようにベース部材上に絶縁性を有する接着シートを介在させて接合された、金属製のリフレクタとを備える。
この場合は、半導体発光素子から発生した熱は、ベース部材および接着シートを通ってリフレクタへ伝導され、リフレクタから外部へ放熱される。また一部の熱は、ベース部材を通して外部へ放熱される。ベース部材およびリフレクタが共に金属製のため、半導体発光素子から発生した熱を外部に効率よく放熱することができ、また、半導体発光素子から発生した光を外部に効率よく放出することができる。ベース部材およびリフレクタは、たとえば金属材料の表面に他の金属がメッキ加工により積層されるなど、複数の金属が組み合わされて形成されてもよいが、一体物として形成すれば容易に製造が可能であり生産性を向上できるために、より好ましい。一体物として形成される場合、リフレクタの材料は、単体の金属に限られず合金であってもよい。
また、リフレクタの外周面に、当該外周面の幅よりも小さい幅を有する凸部が形成されていることが望ましい。リフレクタは金属製であるため、肉厚に設けられるとダイシングが困難となる。そこで、リフレクタを板材から成形する工程において、切りしろとして板材の厚みよりも薄い領域を設け、当該切りしろに沿ってダイシングすれば、より容易にダイシングすることができるので、表面実装型発光ダイオードの歩留まりを低下させることがなく、生産性を向上させることができる。ダイシング後における切りしろの形状が、上記凸部である。さらに、凸部が形成されていればリフレクタの表面積が増大するため、より効率よく放熱することができる。
また、リフレクタの外周面に、凸部が複数形成されていてもよい。この場合は、リフレクタから外部への放熱がさらに促進されるために、一層放熱性を向上させることができる。
また、ベース部材は、Al、Cu、Fe、Mgの少なくともいずれか一つ以上またはそれらの複合体からなることが望ましい。これらの材料は熱伝導率が高いため、半導体発光素子から発生する熱の外部への放熱性のよいベース部材とすることができる。また、これらの材料は加工性もよいため、製作が容易である。
また、リフレクタは、Al、Cu、Fe、Mgの少なくともいずれか一つ以上またはそれらの複合体からなることが望ましい。これらの材料は熱伝導率が高いため、半導体発光素子から発生する熱の外部への放熱性のよいリフレクタとすることができる。また、これらの材料は加工性もよいため、製作が容易である。
また、表面実装型発光ダイオードには、複数の半導体発光素子が備えられていることが望ましい。この場合は、高出力光源を得ることができる。またたとえば、青色・緑色・赤色系LEDチップなどの半導体発光素子がそれぞれ一つずつ実装されていれば、各LEDチップへの電流配分の調整により白色などの調色が可能な光源を得ることができる。上記各色のLEDチップがそれぞれ複数個ずつ実装されていてもよい。
また、ベース部材は、ベース部材において半導体発光素子が接着固定されている部分と、ベース部材においてリフレクタが接合されている部分とを電気的に絶縁する、絶縁部材を含むことが望ましい。この場合は、半導体発光素子とベース部材においてリフレクタが接合されている部分とを電気的に絶縁するために、半導体発光素子の電極と、金属製のベース部材のリフレクタが接合されている部分とを電気的に接続することにより、半導体発光素子に電流を供給できる。つまり、半導体発光素子と、ベース部材のリフレクタが接合されている部分とを電気的に接続することにより、表面実装型発光ダイオードを発光させるための回路を形成することができる。
また、接着シートは、熱伝導性シリコーン、熱伝導性アクリル、熱伝導性エポキシの少なくともいずれか一つ以上またはそれらを層状に積み重ねてなる複合体(多層体)からなることが望ましい。これらの材料は熱伝導率が高い(たとえば1.0W/m・K以上)ため、半導体発光素子から発生し透光性樹脂中に放熱された熱を一層効率よく放熱することができる。ここで、熱伝導性接着シートは、熱伝導性フィラーが充填され、充填材として熱伝導の良い酸化ケイ素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、水酸化アルミニウムなどを用いる構成とすることができる。また、熱伝導性接着シートとして、熱伝導粘着材、アルミ箔および熱伝導粘着材を順に積層させた構成や、熱伝導粘着材、熱伝導性コンパウンドおよび熱伝導粘着材を順に積層させた構成も考えられる。
また、リフレクタの内周面は、円錐面、球面、放物面のいずれかの一部であるように形成されていることが望ましい。この場合は、半導体発光素子から発生する光を効率よく放出することができる。
また、ベース部材は、少なくとも、半導体発光素子が接着固定されている表面において、金メッキまたは銀メッキの表面処理が施されていることが望ましい。この場合は、半導体発光素子をベース部材に接着固定するボンディングが良好となる。また銀メッキは、光反射率が高く、半導体発光素子からベース部材に放射された光の外部取り出し効率が向上する。
また、ベース部材の表面に金メッキまたは銀メッキの表面処理が施されて、半導体発光素子と電気的に接続された導体層を形成していることが望ましい。この場合は、導体層の変質を抑制することができる。
また、ベース部材上に、半導体発光素子を覆うように、かつ、リフレクタと接触しないように、透光性樹脂が設けられていることが望ましい。この場合は、半導体発光素子を覆って外気から遮断し回路を保護するための透光性樹脂が、リフレクタと接触していない。そのため、半導体発光素子から透光性樹脂への熱伝導に伴って、透光性樹脂の膨張および収縮が生じてリフレクタから透光性樹脂が剥がれるという問題が発生することがなく、また、ベース部材の膨張および収縮が生じてリフレクタから透光性樹脂が剥がれるという問題が発生することがないため、表面実装型発光ダイオードの故障率を低減させ信頼性を向上させることができる。また、ベース部材とリフレクタとを熱膨張係数の異なる材料で構成することができる。
また、透光性樹脂は、半導体発光素子が放出する光により励起され、半導体発光素子が放出する光よりも長波長の光を発する蛍光体を含有していることが望ましい。たとえば、半導体発光素子は、窒化ガリウム系化合物半導体から成る青色系半導体発光素子であり、透光性樹脂は、青色系半導体発光素子が放出する光により励起されると黄色系の光を発する蛍光体を含有していることが望ましく、この構成によれば、白色光源を得ることができる。なお、半導体発光素子はZnO(酸化亜鉛)系化合物半導体でもよく、近紫外系色を発光する半導体発光素子でもよい。
また、リフレクタのベース部材との接着面は、凹凸を有していてもよく、もしくはのこぎり歯状であってもよい。この場合は、接着シートからリフレクタへの熱伝導が向上する。したがって、半導体発光素子が発生した熱をより効率よく外部へ放熱することができる。また、リフレクタの接合強度を向上させることができる。
この発明に係る表面実装型発光ダイオードの製造方法は、金属製のベース部材集合体の表面の一部に、絶縁層と導体層とを順に積層形成する工程を備える。また、金属製のリフレクタ素材に複数の貫通孔部と、切断用の溝とを形成する工程を備える。また、ベース部材集合体上に、熱伝導性接着シートを介在させて、リフレクタ素材を接合する工程を備える。また、複数の半導体発光素子を、複数の貫通孔部の内側において、ベース部材集合体上に接着固定する工程を備える。また、半導体発光素子と導体層とを電気的に接続する工程を備える。また、溝に沿ってリフレクタ素材およびベース部材集合体をダイシングして、単個のベース部材およびリフレクタを有する表面実装型発光ダイオードに分割する工程を備える。
この場合は、ベース部材およびリフレクタが金属製のため、半導体発光素子から発生した熱を外部に効率よく放熱することができ、また、半導体発光素子から発生した光を外部に効率よく放出することができる。金属製のリフレクタは肉厚に設けられるとダイシングが困難となるが、リフレクタ素材に切断用の溝が形成されることによりダイシングが容易となるため、表面実装型発光ダイオードの歩留まりを低下させることがなく、生産性を向上させることができる。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に係る表面実装型発光ダイオードの断面構造の一部を示す模式図である。図1に示すように、表面実装型発光ダイオード10は、半導体発光素子1、ベース部材2、絶縁層3、導体層4、熱伝導性接着シート5、凸部9を有するリフレクタ6、蛍光体含有透光性樹脂7、導電線8より構成されている。
図1は、この発明の実施の形態1に係る表面実装型発光ダイオードの断面構造の一部を示す模式図である。図1に示すように、表面実装型発光ダイオード10は、半導体発光素子1、ベース部材2、絶縁層3、導体層4、熱伝導性接着シート5、凸部9を有するリフレクタ6、蛍光体含有透光性樹脂7、導電線8より構成されている。
ベース部材2は、熱伝導のよいアルミニウム(Al)からなり、板状に形成されている。半導体発光素子1は、その裏面がベース部材2上に接着固定されている。ベース部材2の表面の一部において、絶縁層3が積層され、絶縁層3の表面に金属配線パターン導体となる導体層4が積層されている。導体層4の一部領域に絶縁性を有する熱伝導性接着シート5が積層され、熱伝導性接着シート5上にリフレクタ6が設けられる。つまりリフレクタ6は、図1に示すように、ベース部材2の半導体発光素子1が接着固定されている表面である上面に、半導体発光素子1を囲むように、熱伝導性接着シート5を介在させて、接合されている。半導体発光素子1が接着固定されているベース部材2と、リフレクタ6が接合されている導体層4とは、絶縁層3によって電気的に絶縁されている。半導体発光素子1の電極は、導電線8によって導体層4と電気的に接続されている。導体層4は、たとえば上記上面と反対側の下面側において、外部接続端子部として外部から半導体発光素子1に電流を供給するように機能すれば、表面実装型発光ダイオード10を発光させるための回路を形成することができる。
リフレクタ6は、アルミニウム(Al)製であって、たとえば最小内径2mm程度、最大内径3mm程度のすり鉢型に形成されている。またリフレクタ6は、外周面において、ダイシングを容易にするために用いられた切りしろ残りである、凸部9を有する。凸部9は、リフレクタ6の外周面の幅よりも小さい幅を有する。上記幅とは、ベース部材2の上面(半導体発光素子1が接着固定されている表面)に垂直な方向における寸法を示す。つまりリフレクタ6の断面において、図1に示すように、リフレクタ6の厚み方向(図1の上下方向)における凸部9の寸法は、リフレクタ6の厚みよりも小さくなっている。また、リフレクタ6の内周壁は鏡面仕上げされている。リフレクタ6がすり鉢型であり、その内周壁が鏡面仕上げされているために、半導体発光素子1から発生した光はリフレクタ6によって反射され、外部に効率よく放出される。半導体発光素子1から発生した光の一部はベース部材2に向かって発光されるが、ベース部材2もまた金属製であることから、ベース部材2の上面において光が反射され、光は外部に効率よく放出される。つまり、ベース部材2の下面側から光が漏れる量は極めて少ない。
また、ベース部材2の上面のリフレクタ6よりも内側には、半導体発光素子1が搭載され、半導体発光素子1はシリコーン樹脂からなる透光性樹脂7により覆われている。透光性樹脂7は、半導体発光素子からの光で励起されると黄色系の光を発する蛍光体を含有し分散保持する。
半導体発光素子1は、窒化ガリウム系化合物半導体より成る青色系の半導体発光素子であり、P、N電極を同一面(図1では上面側)に有するチップ状に形成されている。半導体発光素子1が発光すると、青色系の光を発する。このとき、透光性樹脂7に分散保持された蛍光体に青色系の光が吸収されて得られる黄色系の光と、蛍光体に吸収されなかった青色系の光との混色によって、白色系の発光が得られる。上記半導体発光素子1を複数搭載すれば、より高出力の光源を得ることができる。ここで、透光性樹脂7の形状は、ベース部材2の表面から遠ざかる側に向けて盛り上がる凸レンズ状に形成されていてもよい。ここで、青色系の光とは、発光のピーク波長が350nm以上490nm以下である光をいう。また黄色系の光とは、発光のピーク波長が550nm以上650nm以下である、上記青色系の光よりも長波長な光をいう。
ここで、透光性樹脂7とリフレクタ6とは接触していない。したがって、半導体発光素子1から発生する熱によって透光性樹脂7の膨張および収縮が生じ、リフレクタ6から透光性樹脂7が剥がれるという問題が発生することがなく、表面実装型発光ダイオード10の故障率を低減させ信頼性を向上させることができる。また、ベース部材2とリフレクタ6とを熱膨張係数の異なる材料で構成することができる。
図2は、半導体発光素子が発生する熱の伝導を示す模式図である。図2において、矢印a、b、c、dは熱の伝導を示す。図2に示すように、半導体発光素子1が発生した熱は、矢印a、bのようにベース部材2へ伝導される。ベース部材2へ伝導された熱は、一部がベース部材を通して外部へ放熱され、矢印b、cのように一部が熱伝導性接着シート5を通ってリフレクタ6へ伝導される。リフレクタ6へ伝導された熱は、矢印dのように、外部へ放熱される。
ベース部材2およびリフレクタ6がAl製であって熱伝導率が高いため、半導体発光素子1から発生した熱を外部に効率よく放熱することができる、放熱性のよい表面実装型発光ダイオード10を構成することができる。リフレクタ6には凸部9が形成されておりリフレクタ6の表面積が増大しているため、より効率よく放熱することができる。また、リフレクタ6が熱伝導性接着シート5を介在させてベース部材2と接合されているので、Al製のリフレクタ6に熱が伝導されやすく、半導体発光素子1から発生した熱をより効率よく外部に放熱することができる。熱伝導性接着シート5は熱伝導性のよいものを使用することは言うまでもなく、たとえば、熱伝導性接着シート5として熱伝導性シリコーン、熱伝導性アクリル、熱伝導性エポキシのいずれか、またはそれらを層状に積み重ねてなる複合体(多層体)などを使用することができる。
半導体発光素子1から発生した熱を外部に効率よく放熱することができるので、半導体発光素子1の温度が低くなり、半導体発光素子1を覆う透光性樹脂7の温度も低く保たれる。そのため、透光性樹脂7に分散保持される蛍光体が半導体発光素子1の高温に晒されることによる、透光性樹脂7の劣化を抑制できる。これにより、表面実装型発光ダイオード10の寿命を延ばすことが可能になる。また、表面実装型発光ダイオード10から発生する色のバラツキを抑えることができる。
透光性樹脂7に分散保持される蛍光体としては、ガドリニウムおよびセリウムが添加された、YAG系(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)、BOS系(Barium Ortho-Silicate)、TAG系(テルビウム・アルミニウム・ガーネット)の少なくとも1種を含んでいる。なお、白色光を得るためには透光性樹脂7に蛍光体を含有させることが必要であるが、表面実装型発光ダイオード10としては、蛍光体を含有しない透光性樹脂7のみで半導体発光素子1を封止する構成でもよいことは言うまでもない。透光性樹脂7は、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリイミド系樹脂、シリコーン変性エポキシ系樹脂などの少なくとも1種以上あるいはその複合体であることが望ましい。半導体発光素子1から発生する熱の一部は、透光性樹脂7を通じて外部へ放熱されるので、放熱性のよい(たとえば熱伝導率0.3W/mK以上)透光性樹脂7であればより好ましい。
また、半導体発光素子1から発生した光は、リフレクタ6が金属(Al)で形成されているために効率よく外部に放射される。リフレクタ6をAlで形成しているため、リフレクタ6の内周面に反射層として反射率を上げるためのAl蒸着、金属メッキなどを必要としないため、作製が容易となる。また、ベース部材2とリフレクタ6とを熱伝導性接着シート5で接着するだけで作製しているため、作製が容易となる。
次に、図1に示す表面実装型発光ダイオード10の製造手順を説明する。図3は、表面実装型発光ダイオードの製造工程を示す流れ図である。図4〜図9は、図3で示す表面実装型発光ダイオードの製造方法の各工程を説明するための図である。図3に示すように、まず、工程(S10)において、ベース部材集合体として、厚さ0.5mmの板状のアルミニウムを準備する。ベース部材集合体を、エンボス型を使用して上方から押し潰す方向にエンボス成形する方法で、後工程で半導体発光素子が接着固定される表面である上面と、上面と反対側の下面とに、凹部を成形する。ここでベース部材集合体とは、ダイシング(切断)されることによってベース部材2に成形される素材であって、後述するように、半導体発光素子1の接着固定・ワイヤボンディングおよび樹脂封止の各工程を経た後に、個々のベース部材2に切断・分離される。
次に工程(S20)において、図4に示すように、板状のベース部材集合体の側面側の表面、および、上記凹部を被覆するように、絶縁層3としての二酸化シリコン層(厚さ0.1mm)を、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により積層する。続いて工程(S30)において、絶縁層3の表面に、金属配線パターン導体としての銅薄膜(厚さ0.035mm)を電気メッキを用いて形成し、さらに銀メッキ法を用いて銀薄膜(厚さ0.005mm)とからなる、導体層4を積層する。導体層4の表面が銀メッキされ銀薄膜で被覆されるので、導体層4の変質が抑制される。次に工程(S40)において、図5に示すように、ベース部材集合体の上面側において、導体層4に熱伝導性接着シート5としてのシート状の熱伝導性アクリル(厚さ0.05mm)を貼付する。
一方、工程(S110)〜(S140)において、リフレクタ素材を形成する。まず工程(S110)において、図9(a)に示すように、板材11としてのアルミニウム板(厚さ1mm)を準備する。図9(a)は板材11の側面図であり、実際には板材11として、紙面と垂直方向に長い材料が準備される。次に工程(S120)において、エンボス型を使用して上方から押し潰す方向に両面エンボス成形する方法によって、アルミニウム板に貫通孔部13と切断用の溝12とを形成する。図9(b)はエンボス成形後の断面図である。ここで貫通孔部13は、円錐面の一部であるように形成されており、図9(b)に示す断面において、貫通孔部13の径は図の上側から下側に向かって、小さくなっている。切断用の溝12は、板材11よりも厚みの薄い領域となる。次に工程(S130)において、切断用の溝12に沿ってダイシングを行なう。このようにして、工程(S140)において、板状のリフレクタ素材が完成する。図9(c)はリフレクタ素材の断面図である。リフレクタ素材は、図9(c)の紙面と垂直方向に長い板状であり、当該方向に沿って、後の工程でダイシングされることによってリフレクタ6に形成される部材が、複数個結合されたものである。
次に工程(S50)において、図6に示すように、熱伝導性接着シート5上にリフレクタ素材を接合させる。この時点で、リフレクタ素材は図6の紙面と垂直方向に長い板状であり、工程(S130)のダイシングにおいて切断用の溝12に沿って分断された後の切りしろ残りとしての凸部9を有している。
次に工程(S60)において、図7に示すように、ベース部材2の上面に、半導体発光素子1を透明樹脂としてのエポキシ系樹脂で接着固定(マウント)する。半導体発光素子1はリフレクタ素材の円錐面の一部であるように形成された貫通孔部13の内側に接着固定されるので、当該円錐面の一部がリフレクタ6の内周面となり、そのために半導体発光素子1から発生する光を効率よく外部に放出することが可能となる。続いて、工程(S70)において、ワイヤボンディングにより、半導体発光素子1の各電極と、対応する導体層4のボンディングパッドとを、導電線(リード線)8を用いて接続する。この後、工程(S80)において、図8に示すように、BOS系黄色蛍光体を含有する透光性樹脂7(たとえばシリコーン樹脂)を、リフレクタ6の内部に、ディスペンサーを用いて充填する。
次に工程(S90)において、リフレクタ素材に形成されている切断用の溝(図8に示す紙面と垂直方向に長いリフレクタ素材において、図8の断面と異なる断面上に切断用の溝は形成されているために、当該切断用の溝は図示されていない)に沿って、リフレクタ素材およびベース部材集合体のダイシングを行なう。金属製のリフレクタ素材に切断用の溝が形成されており、切断用の溝に沿ってダイシングを行なうため、リフレクタ素材の切断幅は小さくなっており、容易にダイシングすることができる。よってダイシング工程における不良品の発生を抑制できるので、表面実装型発光ダイオード10の歩留まりを低下させることがなく、生産性を向上させることができる。このようにして、工程(S100)において、単個のベース部材2およびリフレクタ6を有する、図1に示す単個の表面実装型発光ダイオード10が作製される。
なお、実施の形態1においては、半導体発光素子1はP、N電極を同一面に有するチップ状に形成されていたが、この構造に限らず、P、N電極を両側に有するチップ上に形成される構造でもよい。半導体発光素子1が、ベース部材2と接触する側の裏面側に電極を有している場合、ベース部材2の当該半導体発光素子1が接着固定される表面において、金メッキまたは銀メッキの表面処理が施されていれば、半導体発光素子1をベース部材2に接着固定するボンディングが良好となる。銀メッキの場合は、光反射率が高く光外部取り出し効率が向上する。また半導体発光素子1の基板は、絶縁体である。半導体発光素子1は、窒化ガリウム系化合物半導体に限られず、ZnO(酸化亜鉛)系化合物半導体、InGaAlP系、AlGaAs系化合物半導体を用いてもよいことは言うまでもない。これらいずれの構造でも、半導体発光素子1をベース部材2に実装可能である。
さらに、複数個の半導体発光素子1がベース部材2に実装可能である。複数個の同色の半導体発光素子1が実装されていれば高出力光源を得ることができる。またたとえば、青色・緑色・赤色系LEDチップなどの半導体発光素子がそれぞれ一つずつまたは同数個ずつ実装されていれば、各LEDチップへの電流配分の調整により白色などの調色が可能な光源を得ることができることは言うまでもない。
(実施の形態2)
図10は、この発明の実施の形態2の表面実装型発光ダイオードの断面構造の一部を示す模式図である。図11は、図10に示す表面実装型発光ダイオードの斜視図である。実施の形態2の表面実装型発光ダイオード20と、上述した実施の形態1の表面実装型発光ダイオード10とは、基本的に同一の構成を備えている。しかし、実施の形態2では、絶縁層3と導体層4との構造が図10に示すような構成となっている点で実施の形態1とは異なっている。
図10は、この発明の実施の形態2の表面実装型発光ダイオードの断面構造の一部を示す模式図である。図11は、図10に示す表面実装型発光ダイオードの斜視図である。実施の形態2の表面実装型発光ダイオード20と、上述した実施の形態1の表面実装型発光ダイオード10とは、基本的に同一の構成を備えている。しかし、実施の形態2では、絶縁層3と導体層4との構造が図10に示すような構成となっている点で実施の形態1とは異なっている。
具体的には、表面実装型発光ダイオード20を構成するリフレクタ6は、たとえば貫通孔の形状が長径2mm、短径0.8mmの楕円型に形成されている。リフレクタ6の、熱伝導性接着シート5を介在させてベース部材2と接触している面以外の表面において、絶縁層3を介在させて、導体層4が積層されている。半導体発光素子1と導体層4とは、導電線8によって、電気的に接続されている。導体層4に接続された外部接続端子部81、82を通して、外部から半導体発光素子1を発光させるための電流を半導体発光素子1に供給する。表面実装型発光ダイオード20のその他の構成については、実施の形態1において説明した通りであるので、その説明は繰り返さない。
次に、図10に示す表面実装型発光ダイオード20の製造手順を説明する。図12は、実施の形態2の表面実装型発光ダイオードの製造工程を示す流れ図である。図12に示すように、まず工程(S10)において、ベース部材集合体として、厚さ0.5mmの板状のアルミニウムを準備する。続いて工程(S20)において、ベース部材集合体の上面に、熱伝導性接着シート5としてのシート状の熱伝導性シリコーン(厚さ0.05mm)を貼付する。一方、工程(S110)〜(S140)において、リフレクタ素材を形成する。リフレクタ素材を形成する工程(S110)〜(S140)は、実施の形態1において説明した通りである。
次に工程(S30)において、熱伝導性接着シート5上にリフレクタ素材を接合させる。次に工程(S40)において、リフレクタ素材の上面に、絶縁層3としての二酸化シリコン層(厚さ0.1mm)を、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により積層する
。次に工程(S50)において、絶縁層3の表面に、金属配線パターン導体としての銅薄膜(厚さ0.035mm)を電気メッキを用いて形成し、さらに銀メッキ法を用いて銀薄膜(厚さ0.005mm)とからなる、導体層4を積層する。工程(S60)以降の工程については、実施の形態1において説明した通りであるので、その説明は繰り返さない。
。次に工程(S50)において、絶縁層3の表面に、金属配線パターン導体としての銅薄膜(厚さ0.035mm)を電気メッキを用いて形成し、さらに銀メッキ法を用いて銀薄膜(厚さ0.005mm)とからなる、導体層4を積層する。工程(S60)以降の工程については、実施の形態1において説明した通りであるので、その説明は繰り返さない。
なお、実施の形態1から実施の形態2の説明においては、ベース部材2およびリフレクタ6が一枚のアルミニウムの板材を原材料として作成される例を述べているが、たとえば金属材料の表面に他の金属がメッキ加工により積層されるなど、複数の金属が組み合わされて形成されてもよい。ベース部材2およびリフレクタ6を形成する金属材料は、Alに限られず、放熱性および加工性に優れたCu、Fe、Mgなどを用いることができ、またはこれらの複合体としてもよい。ただし、ベース部材2およびリフレクタ6を金属の一体物として形成すれば、図9に示したように容易に製造が可能であり生産性を向上できるために、より好ましい。一体物として形成される場合、ベース部材2およびリフレクタ6の材料は、単体の金属に限られず合金であってもよい。
リフレクタ6の形状に関しては、図13に示すように、たとえば凸部9のような、リフレクタ6の光反射面である内周面を除く部分を凹凸形状に設け、放熱フィンのような形状とすることもできる。このようにすれば、リフレクタ6から外部への放熱がさらに促進されるために、一層放熱性を向上させることができる。またリフレクタ6の光反射面は、円錐面に限られず、たとえば球面や放物面の一部であるように、リフレクタ6が形成されてもよく、この場合半導体発光素子1から発生する光を効率よく放出することができる。
絶縁層3は、二酸化シリコンに限られず、たとえばアクリルゴム、エポキシ、シリコーンなどを、熱伝導粘着材と介在させてベース部材2および導体層4に接着することによって構成することができる。
また、熱伝導性接着シート5が透光性樹脂7と接触している構成としてもよい。たとえば図1に示す表面実装型発光ダイオード10において、半導体発光素子1が導体層4にワイヤボンドされている領域を除き、熱伝導性接着シート5がリフレクタ6の内周壁よりも内側においても形成する構成とすれば、熱伝導性接着シート5を透光性樹脂7と接触させることができる。この場合、透光性樹脂7中に放熱された熱を、熱伝導性接着シート5を通してリフレクタ6へ伝導することができる。したがって、半導体発光素子1が発生した熱をより効率よく外部へ放熱することができる。
さらに、リフレクタ6を、熱伝導性接着シート5とリフレクタ6とが接合している面積が増大するような形状に、形成してもよい。たとえば、リフレクタ6を、熱伝導性接着シート5との接合部において、図14に示す凹凸を有する形状、または、図15に示すのこぎり歯状の細かい刻み目を有する形状に成形することができる。このようにすれば、熱伝導性接着シート5からリフレクタ6への熱伝導が向上する。したがって、半導体発光素子1が発生した熱をより効率よく外部へ放熱することができる。また、リフレクタ6の接合強度を向上させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 半導体発光素子、2 ベース部材、3 絶縁層、4 導体層、5 熱伝導性接着シート、6 リフレクタ、7 透光性樹脂、8 導電線、9 凸部、10,20 表面実装型発光ダイオード、11 板材、12 切断用の溝、13 貫通孔部、81,82 外部接続端子部、100 表面実装型発光ダイオード、101 基体、102 電極、103 半導体発光素子、104 導電性ワイヤ、105 モールド部材。
Claims (1)
- ベース部材と、
前記ベース部材上に裏面が接着固定された半導体発光素子と、
前記半導体発光素子を覆う透光性樹脂とを備え、
前記半導体発光素子は、発光のピーク波長が350nm以上490nm以下である光を発生し、
前記透光性樹脂は、前記半導体発光素子が発生する光により励起されると発光のピーク波長が550nm以上650nm以下である黄色系の光を発する蛍光体を含有し分散保持し、かつ、前記透光性樹脂の形状は、前記ベース部材から遠ざかる側に向けて盛り上がる凸レンズ形状に形成されている、発光ダイオード。
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