JP2012227409A - 電子部品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 内部に回路素子が形成された素体と、素体の外表面に設けられた端子を備える。素体の上面には凸部が形成される。
【選択図】 図1
Description
この種の電子部品が実装される電子機器では、小型化に伴って実装基板とその上部基板やシールドケース等との距離が小さくなっている。この様な電子機器の実装基板に従来の電子部品を実装した場合、上部基板やシールドケースと電子部品の上面に形成された端子が接触し、上部基板やシールドケースとの間でショートしやすかった。
この様な問題を解決するために、図11(A)に示す様に素体の底面にのみ端子113を形成する(例えば、特許文献1を参照。)か、又は、図11(B)に示す様に素体の底面と端面に端子113を形成する(例えば、特許文献2を参照。)ことが行われている。
従って、本発明の電子部品は、素体の上面に段差が形成されることになり、端面に形成された端子の端部が素体上面にかかった場合でも、凸部によって端子の端部が素体から突出することがない。また、本発明の電子部品は、凸部によって素体の体積が必要以上に小さくなるのを防止できる。
図1は本発明の電子部品の第1の実施例を示す分解斜視図、図2は本発明の電子部品の第1の実施例を示す斜視図である。
図1において、11A〜11Fは絶縁体層、12A〜12Cは導体パターンである。
絶縁体層11A〜11Fは磁性体、非磁性体、誘電体等の絶縁体を用いて形成される。また、導体パターン12A〜12Cは、銀、銀系、金、金系、白金等の金属材料をペースト状にした導体ペーストを用いて形成される。
絶縁体層11Aの表面には、コイル用導体パターン12Aが形成される。このコイル用導体パターン12Aは1ターン未満分が形成される。コイル用導体パターン12Aの一端は絶縁体層11Aの端面まで引き出される。
絶縁体層11Bの表面には、コイル用導体パターン12Bが形成される。このコイル用導体パターン12Bは1ターン未満分が形成される。コイル用導体パターン12Bの一端は絶縁体層11Bのスルーホール内の導体を介してコイル用導体パターン12Aの他端に接続される。
絶縁体層11Cの表面には、コイル用導体パターン12Cが形成される。このコイル用導体パターン12Cは1ターン未満分が形成される。コイル用導体パターン12Cの一端は絶縁体層11Cのスルーホール内の導体を介してコイル用導体パターン12Bの他端に接続される。コイル用導体パターン12Cの他端は絶縁体層11Cの端面まで引き出される。この様にコイル用導体パターン12A、コイル用導体パターン12B、コイル用導体パターン12Cを螺旋状に接続することによりコイルが形成される。
この絶縁体層11C上には、絶縁体層11D、11E、11Fが積層される。絶縁体層11E、11Fは、長さ方向、幅方向ともに絶縁体層11A〜11Dの長さ方向、幅方向よりも小さく形成される。
この様に絶縁体層11A〜11Fとコイル用導体パターン12A〜12Cを積層して形成された素体の上面には絶縁体層11E、11Fによって凸部D1が形成され、凸部D1の周囲に一段低い段差が形成される。この素体の底面と端面に跨って端子23A、23Bが形成される。
絶縁体層とコイル用導体パターンを図1の様に積層して素体が形成される。この素体の上面には、凸部D1が形成され、凸部D1の周囲に一段低い段差が形成される。
この素体の底面と端面と上面の一段低い部分に端子33A、33Bが形成される。
絶縁体層とコイル用導体パターンを図1の様に積層して素体が形成される。この素体の上面には、凸部D1が形成され、凸部D1の周囲に一段低い段差が形成される。
この素体の底面、端面、上面の一段低い部分及び、側面に端子43A、43Bが形成される。
図5において、51A〜51Fは絶縁体層、52A〜52Cは導体パターンである。
絶縁体層51A〜51Fは磁性体、非磁性体、誘電体等の絶縁体を用いて形成される。また、導体パターン52A〜52Cは、銀、銀系、金、金系、白金等の金属材料をペースト状にした導体ペーストを用いて形成される。
絶縁体層51Aの表面には、コイル用導体パターン52Aが形成される。このコイル用導体パターン52Aの一端は、絶縁体層51Aの端面まで引き出される。
絶縁体層51Bの表面には、コイル用導体パターン52Bが形成される。このコイル用導体パターン52Bの一端は、絶縁体層51Bのスルーホール内の導体を介してコイル用導体パターン12Aの他端に接続される。
絶縁体層51Cの表面には、コイル用導体パターン52Cが形成される。このコイル用導体パターン52Cの一端は、絶縁体層51Cのスルーホール内の導体を介してコイル用導体パターン52Bの他端に接続される。コイル用導体パターン52Cの他端は、絶縁体層51Cの端面まで引き出される。この様にコイル用導体パターン52A、コイル用導体パターン52B、コイル用導体パターン52Cを螺旋状に接続することによりコイルが形成される。
絶縁体層51Dの表面には、コンデンサ用導体パターン54Aが形成される。このコンデンサ用導体パターン54Aは、絶縁体層51B、51C、51Dに形成されたスルーホール内の導体を介してコイル用導体パターン52Aの一端に接続される。
絶縁体層51Eは、その長さ方向が絶縁体層51A〜51Dの長さ方向よりも小さく形成される。この絶縁体層51Eの表面には、コンデンサ用導体パターン54Aと対向する位置にコンデンサ用導体パターン54Bが形成される。このコンデンサ用導体パターン54Bは、絶縁体層51D、51Eに形成されたスルーホール内の導体を介してコイル用導体パターン52Cの他端に接続される。
この絶縁体層51E上には、絶縁体層51Eと同じ形状の絶縁体層51Fが積層される。
この様に絶縁体層51A〜51F、コイル用導体パターン52A〜52C及び、コンデンサ用導体パターン54A、54Bを積層して形成された素体の上面には、絶縁体層51E、51Fによって凸部D2が形成され、幅方向に延在する一段低い部分が形成される。 この素体の底面と端面に跨って端子53A、53Bが形成される。
絶縁体層とコイル用導体パターン及びコンデンサ用導体パターンを図5の様に積層して素体が形成される。この素体の上面には、凸部D2が形成され、幅方向に延在する一段低い部分が形成される。
この素体の底面と端面と上面の一段低い部分に端子73A、73Bが形成される。
絶縁体層とコイル用導体パターン及びコンデンサ用導体パターンを図5の様に積層して素体が形成される。この素体の上面には、凸部D2が形成され、幅方向に延在する一段低い部分が形成される。
この素体の底面、端面、上面の一段低い部分及び、側面に端子83A、83Bが形成される。
12A〜12C 導体パターン
Claims (5)
- 内部に回路素子が形成された素体と、該素体の外表面に設けられた端子を備えた電子部品において、素体の上面に凸部を設けたことを特徴とする電子部品。
- 前記素体が絶縁体層と導体パターンを積層して形成された請求項1に記載の電子部品。
- 前記絶縁体層間の導体パターンを螺旋状に接続して素体内にコイルが形成された請求項1又は請求項2に記載の電子部品。
- 前記導体パターンが凸部内にも形成された請求項2又は請求項3に記載の電子部品。
- 前記端子は素体の底面から上面に亘って形成された請求項1、2、3、4のいずれかに記載の電子部品。
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