JP2012138495A - コイル内蔵基板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コイル内蔵基板101は、コイル導体9と磁性体とが積層された第1の磁性体層21と、電子部品搭載面側(第1主面側)に形成され、表面導体膜7を含む第1表面層31と、実装先の配線基板に対する実装面側(第2主面側)に形成され、表面導体膜7を含む第2表面層32と、を備えている。コイル導体9を含む層であるコイル導体形成層21Cと第1表面層31との間に第2の磁性体層22を備えている。コイル導体形成層21Cと第1表面層31との間隔をA、コイル導体形成層21Cと第2表面層32との間隔をB、第1の磁性体層21の透磁率をμ1、第2の磁性体層22の透磁率をμ2で表すと、A<B、μ1<μ2の関係にある。
【選択図】図2
Description
前記コイル導体を含む層であるコイル導体形成層と前記第1表面層との間に第2の磁性体層を備え、
前記コイル導体形成層と前記第1表面層との間隔をA、前記コイル導体形成層と前記第2表面層との間隔をB、第1の磁性体層の透磁率をμ1、第2の磁性体層の透磁率をμ2で表すと、A<B、μ1<μ2の関係であることを特徴とする。
前記コイル導体を含む層であるコイル導体形成層と前記第2表面層との間に第3の磁性体層を備え、
前記コイル導体形成層と前記第1表面層との間隔をA、前記コイル導体形成層と前記第2表面層との間隔をB、第1の磁性体層の透磁率をμ1、第3の磁性体層の透磁率をμ3で表すと、A<B、μ3<μ1の関係であることを特徴とする。
第1主面側に形成され、表面導体膜を含む第1表面層と、第2主面側に形成され、表面導体膜を含む第2表面層と、を備えたコイル内蔵基板において、
前記コイル導体を含む層であるコイル導体形成層と前記第1表面層との間に第2の磁性体層を備え、
前記コイル導体を含む層であるコイル導体形成層と前記第2表面層との間に第3の磁性体層を備え、
前記コイル導体形成層と前記第1表面層との間隔をA、前記コイル導体形成層と前記第2表面層との間隔をB、第1の磁性体層の透磁率をμ1、第2の磁性体層の透磁率をμ2、第3の磁性体層の透磁率をμ3で表すと、A<B、μ3<μ1<μ2の関係であることを特徴とする。
図2は第1の実施形態のコイル内蔵基板、およびそれを備えたDC−DCコンバータモジュールの構成を示す断面図である。このDC−DCコンバータモジュール111は、コイル内蔵基板101と、このコイル内蔵基板101の上面に搭載された電子部品(11等)とで構成されている。通常、コイル内蔵基板101の上面には複数の電子部品が搭載されるが、図2ではそれらの電子部品のうち一つ(電子部品11)のみを図示している。
コイル導体9を含む層であるコイル導体形成層21Cと第1表面層31との間に第2の磁性体層22を備えている。
ここで、コイル導体形成層21Cと第1表面層31との間隔をA、コイル導体形成層21Cと第2表面層32との間隔をB、第1の磁性体層21の透磁率をμ1、第2の磁性体層22の透磁率をμ2で表すと、A<B、μ1<μ2の関係にある。
図3は第2の実施形態のコイル内蔵基板、およびそれを備えたDC−DCコンバータモジュールの構成を示す断面図である。このDC−DCコンバータモジュール112は、コイル内蔵基板102と、このコイル内蔵基板102の上面に搭載された電子部品(11等)とで構成されている。
コイル導体9を含む層であるコイル導体形成層21Cと第2表面層32との間に第3の磁性体層23を備えている。
図4(A)、図4(B)、図4(C)は第3の実施形態の三種のコイル内蔵基板103A,103B,103C、およびそれらを備えたDC−DCコンバータモジュール113A,113B,113Cの構成を示す断面図である。これらのDC−DCコンバータモジュール113A,113B,113Cは、コイル内蔵基板103A,103B,103Cと、これらのコイル内蔵基板103A,103B,103Cの上面に搭載された電子部品(11等)とで構成されている。
図5(A)、図5(B)、図5(C)は第4の実施形態の三種のコイル内蔵基板104A,104B,104C、およびそれらを備えたDC−DCコンバータモジュール114A,114B,114Cの構成を示す断面図である。これらのDC−DCコンバータモジュール114A,114B,114Cは、コイル内蔵基板104A,104B,104Cと、これらのコイル内蔵基板104A,104B,104Cの上面に搭載された電子部品(11等)とで構成されている。
図6(A)、図6(B)、図6(C)は第5の実施形態の三種のコイル内蔵基板105A,105B,105C、およびそれらを備えたDC−DCコンバータモジュール115A,115B,115Cの構成を示す断面図である。これらのDC−DCコンバータモジュール115A,115B,115Cは、コイル内蔵基板105A,105B,105Cと、これらのコイル内蔵基板105A,105B,105Cの上面に搭載された電子部品(11等)とで構成されている。
図7(A)、図7(B)は第6の実施形態の二種のコイル内蔵基板106A,106B、およびそれらを備えたDC−DCコンバータモジュール116A,116Bの構成を示す断面図である。これらのDC−DCコンバータモジュール116A,116Bは、コイル内蔵基板106A,106Bと、これらのコイル内蔵基板106A,106Bの上面に搭載された電子部品(11等)とで構成されている。
図8(A)、図8(B)は第7の実施形態の二種のコイル内蔵基板107A,107B、およびそれらを備えたDC−DCコンバータモジュール117A,117Bの構成を示す断面図である。これらのDC−DCコンバータモジュール117A,117Bは、コイル内蔵基板107A,107Bと、これらのコイル内蔵基板107A,107Bの上面に搭載された電子部品(11等)とで構成されている。
図9は第8の実施形態のコイル内蔵基板108、およびそれらを備えたDC−DCコンバータモジュール118の構成を示す断面図である。このDC−DCコンバータモジュール118は、コイル内蔵基板108と、このコイル内蔵基板108の上面に搭載された電子部品(11等)とで構成されている。
μ5<μ3<μ1<μ2<μ4または、
μ3<μ5<μ1<μ2<μ4または、
μ5<μ3<μ1<μ4<μ2または、
μ3<μ5<μ1<μ4<μ2
の関係にある。
以上に示した各実施形態では、電子部品搭載面を第1表面層31とし、実装面を第2表面層32側としたが、逆に、実装面が第1表面層31、電子部品搭載面が第2表面層32であってもよい。その場合でも、コイル導体形成層21Cと第1表面層との間隔をA、コイル導体形成層21Cと第2表面層との間隔をBで表したとき、A<Bの関係であれば、各実施形態で示した記述がそのまま当てはまる。
7…表面導体膜
8…層間接続導体
9…コイル導体
11…電子部品
21…第1の磁性体層
21C…コイル導体形成層
22…第2の磁性体層
23…第3の磁性体層
24…第4の磁性体層
25…第5の磁性体層
31…第1表面層
32…第2表面層
101,102,108…コイル内蔵基板
103A,103B,103C…コイル内蔵基板
104A,104B,104C…コイル内蔵基板
105A,105B,105C…コイル内蔵基板
106A,106B…コイル内蔵基板
107A,107B…コイル内蔵基板
111,112,118…DC−DCコンバータモジュール
113A,113B,113C…DC−DCコンバータモジュール
114A,114B,114C…DC−DCコンバータモジュール
115A,115B,115C…DC−DCコンバータモジュール
116A,116B…DC−DCコンバータモジュール
117A,117B…DC−DCコンバータモジュール
Claims (5)
- コイル導体と磁性体とが積層された第1の磁性体層と、
第1主面側に形成され、表面導体膜を含む第1表面層と、
第2主面側に形成され、表面導体膜を含む第2表面層と、
を備えたコイル内蔵基板において、
前記コイル導体を含む層であるコイル導体形成層と前記第1表面層との間に磁性体からなる第2の磁性体層を備え、
前記コイル導体形成層と前記第1表面層との間隔をA、前記コイル導体形成層と前記第2表面層との間隔をB、第1の磁性体層の透磁率をμ1、第2の磁性体層の透磁率をμ2で表すと、A<B、μ1<μ2の関係であることを特徴とするコイル内蔵基板。 - コイル導体と磁性体とが積層された第1の磁性体層と、
第1主面側に形成され、表面導体膜を含む第1表面層と、
第2主面側に形成され、表面導体膜を含む第2表面層と、
を備えたコイル内蔵基板において、
前記コイル導体を含む層であるコイル導体形成層と前記第2表面層との間に第3の磁性体層を備え、
前記コイル導体形成層と前記第1表面層との間隔をA、前記コイル導体形成層と前記第2表面層との間隔をB、第1の磁性体層の透磁率をμ1、第3の磁性体層の透磁率をμ3で表すと、A<B、μ3<μ1の関係であることを特徴とするコイル内蔵基板。 - コイル導体と磁性体とが積層された第1の磁性体層と、
第1主面側に形成され、表面導体膜を含む第1表面層と、
第2主面側に形成され、表面導体膜を含む第2表面層と、
を備えたコイル内蔵基板において、
前記コイル導体を含む層であるコイル導体形成層と前記第1表面層との間に第2の磁性体層を備え、
前記コイル導体を含む層であるコイル導体形成層と前記第2表面層との間に第3の磁性体層を備え、
前記コイル導体形成層と前記第1表面層との間隔をA、前記コイル導体形成層と前記第2表面層との間隔をB、第1の磁性体層の透磁率をμ1、第2の磁性体層の透磁率をμ2、第3の磁性体層の透磁率をμ3で表すと、A<B、μ3<μ1<μ2の関係であることを特徴とするコイル内蔵基板。 - 前記コイル導体形成層と前記第2の磁性体層との間、または前記第1表面層と前記第2の磁性体層との間に第4の磁性体層を備え、
第4の磁性体層の透磁率をμ4で表すと、μ1<μ2<μ4の関係であることを特徴とする、請求項1または3に記載のコイル内蔵基板。 - 前記コイル導体形成層と前記第3の磁性体層との間、または前記第2表面層と前記第3の磁性体層との間に第5の磁性体層を備え、
第5の磁性体層の透磁率をμ5で表すと、μ5<μ3<μ1の関係であることを特徴とする、請求項2または3に記載のコイル内蔵基板。
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