JP2012219417A - 帯揚げ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】長尺の布1を幅方向に折りたたんで、帯枕2を包み込んで、後ろ身頃にあてる後部帯揚げ本体Aと、着付けた着物と前身ごろの帯との間にあてる前部帯揚げ本体Bのうち、少なくとも前部帯揚げ本体Bからなる帯揚げであって、両帯揚げ本体A、Bを使用した着物の着付けは、まず、着物を着付け、帯を締めた後、帯山の位置に帯枕のひも6(あるいは包み込んでいるガーゼひも)を結び、後部帯揚げ本体Aで帯枕2を包み、後ろ身頃にあて、後部帯揚げ本体Aをもった両手を前方に移動し、帯揚げ本体の両端を帯のなかに入れ、次に前部帯揚げ本体Bを両手で持ち、帯の前面にあてがい、両端を両脇まで移動し、両帯揚げ本体の両端のスナップ5を連結した後、帯の中に入れ定着させる。
【選択図】図1
Description
このように、従来の帯揚げは種々存在するが、前側できれいに形づける結び方はむづかしく、好ましくない。
れる為、もたつくことがなく短時間できれいに形づけることが可能である。
本体Aは、長尺の布1を幅方向に折りたたんで、帯枕2を包んでから後ろ身頃にあてる帯揚げである。本体B は、着付けた着物と前身頃の帯との間にあてる帯揚げである。
次に、上記両帯揚げ本体A、B を使用した着物の着付け要領を図2、3によって説明
する。
(1)まず、着物3を着付け、帯4を締めた後、帯山の位置に帯枕2のひも6(あるいは包み込んでいるガーゼひも)を結び、帯揚げ本体Aで帯枕2を包み、後ろ身頃にあて、帯揚げ本体Aをもった両手を前方に移動し、帯揚げ本体Aの両端を帯4のなかに入れる。
(2)次に帯揚げ本体Bを両手で持ち、帯4の前面にあてがい、両端を両脇まで移動し、両帯揚げ本体A、Bの両端のスナップ5を連結した後、帯4の中に入れ定着させる。
(3)つぎに帯4の形を整え、帯締め7を結び、再度帯揚げ本体Bの位置を最終確認する。
(4)さらに、後部帯揚げ本体Aと前部帯揚げ本体Bの両端が安定している場合、両帯揚げ本体A、Bの両端を連結手段であるスナップ5でつながなくてもよい。つながないときは、両端を帯4の中に入れる。また、図3の前部帯揚げ本体Bは、最後の仕上げにあてがっても良い。
なお、図3において、8は胴体、9は腰紐、10はお端折り、11は胸紐、12は伊達
巻、13は帯板である。
前部帯揚げ本体Bは、結び方には色々な種類と呼称の仕方がある。例えば、本結び・おはさみ・一文字・細かい追いかけひだの作成・帯揚げを編み込んで作成する手綱・ワンポイントとして、さまざまな花の形を作った結びやリボン結びなど、多様である。
前部帯揚げ本体Bに使用する上記のうち、本結びは、常日頃結ばれる結び方である。市販の帯揚げの場合、本来中央に結び目をつくり、あまった両端の帯揚げを両脇の帯4の中にいれる。
前部帯揚げ本体Bにより作成する本結びは、中央から両端にかけて形成可能な豊かなボリューム感を出す為に、綿、発泡ウレタン、スポンジ、などの弾性材を使用し、中央は既製の結束布C(むすび幅の布)にして裏面で留める。接着布、スナップ、ホック5などの掛止手段を用いる。さらにこれらを組み合わせて、結び目にあたるところを縫製ないし簡易装着品を使用し、固定することも可能である。なお通常、中央部を結ばず帯4に入れる形もあり、二本にして前で突合す、または縫製して固定することもできる。
前部帯揚げ本体Bにより作成する、おはさみ・一文字なども本結びの作成手順と同様に
帯揚げの中に形成可能な品を入れて、自然な外形にする。一端は帯4の中にいれ、他端は帯揚げの中に入れて形作る。なお、前合わせ側中央部の両端を縫製して、おはさみ、一文字などの形成をすることも可能である。
前部帯揚げ本体Bにより作成する追いかけひだは、数段縫い合わせてから、形成可能な品をいれて形作るとよい。
前部帯揚げ本体Bにより作成するワンポイントの飾り結びは、事前に花の形やリボン
結びを作り、裏面にクリップ・スナップ・ホック・接着布をほどこし、すでに形成された帯揚げに装着し完成させる。もしくは、形成した帯揚げとワンポイントを縫合して完成させる。
着付け後に、帯締め7を使用する場合は、浴衣にふさわしい帯4の形成をしたのち、帯締め7を結び、前部帯揚げ本体Bを両手で持ち、帯4の前面にあてがい両端を両脇まで移動し、帯4の中に入れる。帯締め7はせず、前部帯揚げ本体Bの装着のみの場合は、上記のプロセスを参考にしたのち、全体の最終確認をする。
既存のないし在庫品の帯揚げを加工してもよい。
帯揚げ本体Bの結び方の種類を組み替えて独自のバリエーション豊かな帯揚げにすることも可能である。
B 前部帯揚げ本体
C 結束布
1 長尺の布
2 帯枕
3 着物
4 帯
5 スナップ、ホック、接着布、ヒモ
6 帯枕のヒモ
7 帯締め
8 胴体
9 腰紐
10 お端折り
11 胸紐
12 伊達巻
13 帯板
また、本発明では、前記後部帯揚げ本体Aを、長尺の布を幅方向に折りたたんで、帯枕を包み込むことができるようにすることを特徴とするものである。
また、本発明では、前記後部帯揚げ本体Aを、長尺の布を幅方向に折りたたんで、帯枕を包み込むことができるようにすることを特徴とするものである。
Claims (1)
- 長尺の布を幅方向に折りたたんで、帯枕を包み込んでから、後ろ身頃にあてる後部帯揚げ本体Aと、着付けた着物と前身頃の帯との間にあてる前部帯揚げ本体Bのうち少なくとも全部帯揚げ本体Bからなることを特徴とする帯揚げ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011089098A JP4820459B1 (ja) | 2011-04-13 | 2011-04-13 | 帯揚げ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011089098A JP4820459B1 (ja) | 2011-04-13 | 2011-04-13 | 帯揚げ |
Publications (2)
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JP4820459B1 JP4820459B1 (ja) | 2011-11-24 |
JP2012219417A true JP2012219417A (ja) | 2012-11-12 |
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ID=45327066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011089098A Expired - Fee Related JP4820459B1 (ja) | 2011-04-13 | 2011-04-13 | 帯揚げ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP4820459B1 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3026309B1 (ja) * | 1999-01-20 | 2000-03-27 | みのり 高橋 | 着物の着付け方法と着物の着付けに使用する小物 |
-
2011
- 2011-04-13 JP JP2011089098A patent/JP4820459B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP4820459B1 (ja) | 2011-11-24 |
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