JP5245171B2 - 帯揚げ装飾形成用具及び帯揚げ - Google Patents

帯揚げ装飾形成用具及び帯揚げ Download PDF

Info

Publication number
JP5245171B2
JP5245171B2 JP2007272788A JP2007272788A JP5245171B2 JP 5245171 B2 JP5245171 B2 JP 5245171B2 JP 2007272788 A JP2007272788 A JP 2007272788A JP 2007272788 A JP2007272788 A JP 2007272788A JP 5245171 B2 JP5245171 B2 JP 5245171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decoration
forming
garment
dimensional
banding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007272788A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009102753A (ja
Inventor
恵子 日比野
Original Assignee
恵子 日比野
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 恵子 日比野 filed Critical 恵子 日比野
Priority to JP2007272788A priority Critical patent/JP5245171B2/ja
Publication of JP2009102753A publication Critical patent/JP2009102753A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5245171B2 publication Critical patent/JP5245171B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Adornments (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Description

本発明は、帯揚げに立体状の装飾を形成するための用具と、一部に立体状の装飾が形成された帯揚げに関するものである。
従来、着物や帯の色、模様、素材等に応じて、帯揚げの色や素材、或いは結び方等を種々変更することで、着物のトータルコーディネートがなされている。
ここで、帯揚げの装飾性を向上させるために、帯状の布からなる帯揚げの長さ方向端部同士の結び方や、その長さ方向端部及び幅方向端部の帯内側への収納状態等によって、帯揚げの見せ方が工夫されている。
また、特許文献1では、上縁部の二箇所に各々上方に湾曲して並設された型部と、当該型部の間の凹部に設けられた切欠部とが設けられた帯揚げ飾り板を用いて、帯揚げを着付ける技術が提案されている。すなわち、この特許文献1において、帯揚げは、帯の間に挿入された帯揚げ飾り板の型部に被せられ、帯揚げ飾り板の切欠部に帯揚げの両端側の端部が挿入された状態で帯の上方に固定されるため、帯揚げに良好な形や膨らみを容易に形成することができ、しかもその形状を長時間保持することができる。
特許第2860647号公報
しかしながら、帯揚げは、一枚の布からなるため、帯揚げの端部同士の結び方や、帯揚げ端部の帯内側への収納方法を変えるだけでは、帯揚げで形成できる装飾に限界があり、帯揚げの装飾性を向上させるという点で更なる改善の余地があった。
一方、上述した特許文献1に記載の帯揚げ飾り板においては、帯揚げに良好な形や膨らみを容易に形成できるが、形成される装飾は、従来と同様に、帯揚げの端部同士の結び方や、帯揚げ端部の帯内部への収納方法を変えることで得られるものであるため、帯揚げで形成できる装飾に限界があり、帯揚げの装飾性を向上させるという点で更なる改善の余地があった。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、帯揚げの装飾性を向上させることができる帯揚げ装飾形成用具及び帯揚げを提供することを課題としている。
このような課題を解決するために、本発明は、帯揚げの一部に立体状の装飾を形成するための帯揚げ装飾形成部材と、前記帯揚げを帯の上方に固定するための帯揚げ固定部材と、からなり、前記帯揚げ装飾形成部材は、帯の内側に差し込まれる平板状の差込部と、当該差込部をなす平板の一端に設けられ、帯揚げの一部を巻き付けることで帯揚げに立体状の装飾を形成する球状の装飾形成部と、で構成され、前記帯揚げ固定部材は、帯の内側に差し込まれる平板状の差込部と、当該差込部をなす平板の一端に設けられ、帯揚げの一部を固定する紐部材を取り付けるための開口部と、で構成されていることを特徴とする帯揚げ装飾形成用具を提供する。
本発明に係る帯揚げ装飾形成用具によれば、球状の装飾形成部を有する帯揚げ装飾形成部材を備えたことにより、帯揚げ自体を用いて立体的な装飾を形成することができる。よって、従来技術のように、帯揚げの長さ方向端部同士の結び方や、帯揚げ端部の帯内側への収納方法を変えることで得られる装飾に加えて、帯揚げで形成される装飾のバリエーションを大幅に拡げることができる。従って、帯揚げの装飾性を向上させることができる。
また、本発明に係る帯揚げ装飾形成用具によれば、帯揚げの一部を固定する紐部材を取り付けるための開口部を有する帯揚げ固定部材を備えたことにより、帯揚げの長さ方向端部同士を結ばなくても、帯揚げを帯の上方に確実に固定することが可能となる。なお、帯揚げの一部を固定する紐部材としては、特に限定されないが、例えば、輪ゴム等の伸縮性素材を用いることができる。
さらに、本発明に係る帯揚げ装飾形成用具によれば、帯揚げ装飾形成部材及び帯揚げ固定部材において、帯の内側に差し込まれる平板状の差込部を備えたことにより、帯揚げを帯の上方に容易且つ確実に固定することが可能となる。また、差込部を平板状としたことにより、着用者が苦痛を伴うことなく、帯揚げを着付けることができる。
ここで、本発明に係る帯揚げ装飾形成用具において、前記帯揚げ装飾形成部材及び前記帯揚げ固定部材の差込部をなす平板は、その他端が尖状又は円弧状となっていることが好ましい。
本構成によれば、帯揚げ装飾形成部材及び帯揚げ固定部材の差込部を、さらに容易且つ確実に帯の内側に差し込むことができる。よって、帯揚げを帯の上方にさらに容易且つ確実に固定することができるとともに、帯揚げの着付けをより迅速に行うことができる。
本発明はまた、帯状の本体部と、当該本体部の一部に形成された立体状の装飾部と、前記本体部の一部に設けられ、帯の内側に差し込まれる平板状の差込部と、を備えたことを特徴とする帯揚げを提供する。
本発明に係る帯揚げによれば、帯状の本体部の一部に、立体状の装飾部を形成するとともに、帯の内側に差し込まれる平板状の差込部を備えたことにより、従来技術のように、帯揚げの長さ方向端部同士の結び方や、帯揚げ端部の帯内側への収納方法を変えることで得られる装飾に加えて、帯揚げで形成できる装飾のバリエーションを大幅に拡げることができる。従って、帯揚げの装飾性を向上させることができる。
また、本発明に係る帯揚げによれば、本体部の一部に立体状の装飾が設けられているため、容易且つ確実に、しかも迅速に帯揚げを着付けることができる。
ここで、本体部の一部に設けられる立体状の装飾部は、縫い付けや貼り付けにより本体部に固定して形成してもよい。本構成によれば、帯揚げをなす本体部の一部に立体的な装飾が固定されるため、立体的な装飾を長期間安定して保持することができる。
また、本発明に係る帯揚げにおいて、前記立体状の装飾部は、前記本体部の一部に、請求項1又は2に記載された帯揚げ装飾形成用具の帯揚装飾形成部材が取り付けられることで形成されているとともに、前記差込部は、前記本体部の一部に、請求項1又は2に記載された帯揚げ装飾形成用具の帯揚げ固定部材が取り付けられることで設けられている構成としてもよい。
本構成によれば、帯揚げに形成された立体状の装飾を必要に応じて適宜変化させることができるため、一つの帯揚げを用いて様々なコーディネートを行うことができる。
本発明に係る帯揚げ装飾形成用具によれば、帯揚げに立体状の装飾を形成することができるため、帯揚げの装飾性を向上させることができる。
また、本発明に係る帯揚げによれば、帯揚げの本体部に立体状の装飾が形成されているため、優れた装飾性を得ることができるとともに、容易且つ確実に、しかも迅速に着付けることができる。
以下、本発明に係る一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1実施形態>
本実施形態では、本発明に係る帯揚げ装飾形成用具の一例について説明する。
図1は、本発明に係る帯揚げ装飾形成用具を示し、(a)は帯揚げ装飾形成部材の正面図、(b)は帯揚げ装飾形成部材の側面図、(c)は帯揚げ固定部材の正面図、(d)は帯揚げ固定部材の側面図である。
本実施形態における帯揚げ装飾形成用具は、図1に示すように、帯揚げの一部に立体状の装飾を形成するための帯揚げ装飾形成部材1と、帯揚げを胴体に巻き付けた状態で帯の上方に固定するための帯揚げ固定部材2と、からなる。
帯揚げ装飾形成部材1は、図1(a),(b)に示すように、帯の内側に差し込まれる平板状の差込部11と、当該差込部11をなす平板の一端に設けられ、帯揚げの一部を巻き付けることで帯揚げに立体状の装飾を形成する球状の装飾形成部12と、で構成されている。
ここで、差込部11と装飾形成部12とは、樹脂素材の一体成形により形成されている。また、差込部11をなす平板の他端(装飾形成部12が形成されていない側の端部)11Aは、尖状に形成されている。
帯揚げ固定部材2は、図1(c),(d)に示すように、帯の内側に差し込まれる平板状の差込部21と、当該差込部21をなす平板の一端に設けられ、帯揚げの一部を固定する輪ゴム(紐部材)3を取り付けるための開口部22と、で構成されている。
ここで、帯揚げ固定部材2の差込部21は、帯揚げ装飾形成部材1と同様の樹脂素材で、差込部11と略同一形状に形成されている。また、差込部21をなす平板の他端(開口部22が形成されていない側の端部)21Aは、尖状に形成されている。
なお、差込部11,21の寸法は、帯の内側に収納可能な大きさであれば特に限定されない。例えば、帯揚げの着付け時に着用者が苦しくなく、また、着付けを迅速に且つ確実に行うことを考慮すると、長さ寸法が12cm程度、幅寸法が3cm程度、厚みが0.3cm程度の平板とすることが好ましい。
また、帯揚げ装飾形成部材1の装飾形成部12をなす球体の寸法は、帯揚げに形成する装飾の種類や大きさに応じて適宜変更可能である。例えば、一般的な長さの帯揚げを用いた場合、帯揚げに立体的な装飾を形成しつつ且つ帯揚げを胴体に巻き付けた状態で帯の上方に確実に固定することを考慮すると、直径が3cm程度の球体とすることが好ましい。
次に、本実施形態における帯揚げ装飾形成用具を用いて、帯揚げ10に装飾を形成する方法について説明する。
図2は、本発明に係る帯揚げ装飾形成用具を用いて、帯揚げに装飾を形成する方法の各手順を示す正面図である。
まず、図2(a)に示すように、帯揚げ10の長さ方向一端部10Aの近傍を、帯揚げ形成部材1の装飾形成部12の球体に巻き付けて、輪ゴム(図示せず)で留める。そして、装飾形成部12の球体に巻き付けた帯揚げ10の端部10A近傍を拡げて、花びらのような形状に整え、帯揚げ10の一部に立体状の装飾20を形成しておく。
次に、図2(b)に示すように、図2(a)で装飾を形成した端部10Aとは反対側の帯揚げの端部10Bに、帯揚げ固定部材2の開口部22に取り付けられた輪ゴム(紐部材)3を留める。
すなわち、図2(a),(b)の手順を経て、帯揚げ10の一端10A側には、帯揚げ装飾形成部材1が取り付けられて、帯揚げ10に立体的な花状の装飾20が形成されているとともに、帯揚げ10の他端10B側には、帯揚げ固定部材2が取り付けられた状態となっている。
そして、帯揚げ10で背中を覆った状態で、帯揚げ10の両端部10A,10Bを身体の両脇から前側に突出させた後、図2(c)に示すように、まず、帯揚げ10の一端10A側に取り付けられた帯揚げ装飾形成部材1の差込部11を帯30の内側に差し込んで固定する。その後、帯揚げ10の他端10B側に取り付けられた帯揚げ固定部材2の差込部21を帯の内側に差し込んで固定する。この時、帯揚げ10に形成した立体的な花状の装飾20の形状や位置を調整しつつ、帯30の上方に露出させる帯揚げ10の幅を調整しながら行うようにする。
本実施形態における帯揚げ装飾形成用具によれば、球状の装飾形成部12を有する帯揚げ装飾形成部材1を備えたことにより、帯揚げ10自体を用いて立体的な装飾20を形成することができる。よって、帯揚げ10で形成できる装飾のバリエーションを大幅に拡げることができるため、帯揚げ10の装飾性を向上させることができる。
また、本実施形態における帯揚げ装飾形成用具によれば、帯揚げ固定部材2を備えたことにより、帯揚げ10の長さ方向端部10A,10B同士を結ばなくても、帯揚げ10を胴体に巻き付けた状態で帯30の上方に確実に固定することができる。また、帯揚げ固定部材2を帯揚げ10に取り付ける紐部材として、輪ゴム3を用いたことにより、帯揚げ固定部材2を容易且つ確実に帯揚げ10の一端10Bに取り付けることができる。
さらに、本実施形態における帯揚げ装飾形成用具によれば、帯揚げ装飾形成部材1及び帯揚げ固定部材2において、帯30の内側に差し込まれる平板状の差込部11,21を備えたことにより、帯揚げ10を帯30の上方に容易且つ確実に固定することができる。また、差込部11,21を平板状としたことにより、着用者が苦痛を伴うことなく、帯揚げ10を着付けることができる。
さらに、本実施形態における帯揚げ装飾形成用具によれば、帯揚げ装飾形成部材1及び帯揚げ固定部材2の差込部11,21をなす平板の他端を尖状としたことにより、これらの差込部11,21を、さらに容易且つ確実に帯30の内側に差し込むことができるため、帯揚げ10の着付けがより迅速に行える。
<第2実施形態>
本実施形態では、帯揚げ装飾形成用具を用いて、上述した第1実施形態とは異なる立体状の装飾20を帯揚げ10に形成する方法について説明する。
図3は、本発明に係る帯揚げ装飾形成用具を用いて、帯揚げに装飾を形成する方法の各手順を示す正面図である。
まず、上述した図2(a)と同様に、帯揚げ10の長さ方向一端10A側に帯揚げ装飾形成部材1を取り付けて、花びらのような形状に整え、帯揚げ10の一部に立体的な花状の装飾を形成する。
次に、図3(a)に示すように、図2(a)で形成した花状の装飾を中心にして、その周囲の帯揚げ10で、綿やスポンジ等の弾性素材で構成した球状の充填材を包んで、輪ゴム(図示せず)で留める。そして、このような球状の充填材を複数用いて、花状の装飾の周囲に球状の複数の装飾を形成し、帯揚げ10の一部に、立体的な葡萄のような形状の装飾20を形成する。
また、図2(b)と同様の手順を経て、帯揚げ10の一端10A側には、帯揚げ装飾形成部材1が取り付けられ、帯揚げ10の他端10B側には、帯揚げ固定部材2が取り付けられた状態とする。
そして、図2(c)と同様の手順を経て、図3(b)に示すように、立体的な葡萄状の装飾20が施された帯揚げ10を帯30の上方に固定する。
すなわち、本実施形態によれば、帯揚げ装飾形成用具を構成する帯揚げ装飾形成部材1の周囲に、その装飾形成部12をなす球体と同様の球状体に構成した弾性素材を用いて、立体状の装飾20を施すことで、帯揚げ10の装飾性をより向上させることができる。
なお、第1実施形態においては、帯揚げ10に花状の装飾20を形成し、第2実施形態においては、帯揚げ10に葡萄状の装飾20を形成する場合について説明したが、装飾20の形状はこれに限らず、適宜変更可能である。例えば、図4に示すように、上述した第1実施形態で形成した花と、第2実施形態で示した葡萄とを両方備えた装飾20を形成してもよいし、花や葡萄以外の装飾を形成するようにしてもよい。
また、第1及び第2実施形態においては、帯揚げ装飾形成用具を構成する帯揚げ装飾形成部材1と帯揚げ固定部材2とをそれぞれ一つずつ用いた場合について説明したが、これらは少なくとも一つずつ用いるのであればこれに限らず、用いる数は適宜変更可能である。例えば、帯揚げ装飾形成部材1や帯揚げ固定部材2を二つ以上用いて、立体状の装飾20を形成するようにしてもよい。
さらに、第1及び第2実施形態においては、帯揚げ装飾形成用具を構成する帯揚げ装飾形成部材1と帯揚げ固定部材2とを、いずれも樹脂素材で構成する場合について説明したが、これらの素材はこれに限らず、適宜変更可能である。
また、帯揚げ装飾形成部材1は、差込部11と装飾形成部12とを一体成形で構成する場合について説明したが、これに限らず、別体で構成してもよい。この場合、帯揚げ装飾形成部材1の差込部11と装飾形成部12は、同一素材で構成してもよいし、別素材で構成してもよい。
さらに、第1及び第2実施形態においては、帯揚げ装飾形成用具を構成する帯揚げ装飾形成部材1と帯揚げ固定部材2の差込部11,21を、略同一形状で構成する場合について説明したが、これに限らず、異なる形状で構成してもよい。
<第3実施形態>
本実施形態では、本発明に係る帯揚げ100の一例について、図面を参照しながら説明する。
図5は、本発明に係る帯揚げの一例を示す正面図である。
本実施形態における帯揚げ100は、図5に示すように、帯状の本体部101の一部に、立体的な葡萄状の装飾部102が形成されており、その本体部101の長さ方向両端100A,100Bには、当該本体部101を胴体に巻き付けた状態で帯の内部に差し込んで固定するための平板状の差込部103と、を備えた構成となっている。
立体状の装飾部102は、本体部101の一部に、上述した第2実施形態で示したように、帯揚げ装飾形成用具の帯揚装飾形成部材1と、球状の充填材とが取り付けられることで形成されている。
また、帯揚げ100の一端100Aには、上述した第2実施形態で示した帯揚げ装飾形成用具の帯揚げ装飾形成部材1が取り付けられ、帯揚げ100の他端100Bには、上述した帯揚げ固定部材2が取り付けられている。
すなわち、本実施形態における帯揚げ100の差込部103は、上述した第2実施形態で示した帯揚げ装飾形成部材1の差込部11と、帯揚げ固定部材2の差込部21と、からなる。
そして、本実施形態における帯揚げ100は、上述した図2(a),(b)を経て作製した帯揚げ10と同様の構成を有しており、上述した図2(c)と同様の手順で、胴体に巻き付けられた状態で帯の上方に固定される。
本実施形態における帯揚げ100によれば、帯状の本体部101の一部に立体状の装飾部102を形成し、本体部101の長さ方向両端100A,100Bに、本体部101を帯の内側に固定するための差込部103を備えたことにより、帯揚げ100で形成できる装飾のバリエーションを大幅に拡げることができるため、帯揚げ100の装飾性を向上させることができる
また、本実施形態における帯揚げ100によれば、本体部101の一部に立体状の装飾102が設けられているため、容易且つ確実に、しかも迅速に着付けることができる。
さらに、本実施形態における帯揚げ100によれば、帯揚げ装飾形成部材1を帯揚げ100の一部に輪ゴムで留めることで立体的な装飾102を形成しているため、輪ゴムを外して、帯揚げ装飾形成部材1の位置を替えたりすることで、これらの装飾102を必要に応じて適宜変化させることができる。よって、一つの帯揚げ100を用いて様々なコーディネートを行うことができる。
なお、本実施形態では、上述した第2実施形態で示した帯揚げ装飾形成部材1と帯揚げ固定部材2をそれぞれ帯揚げ100の両端100A,100Bに取り付けることで、立体的な装飾102が形成された帯揚げ100を構成したが、上述した第2実施形態で示した帯揚げ装飾形成部材1や帯揚げ固定部材2を用いずに、帯揚げ100をなす本体部101の一部に縫い付けや貼り付け等で立体的な装飾102を形成するようにしてもよい。
本発明に係る帯揚げ装飾形成用具は、帯揚げ自体を用いて立体的な装飾が形成できるため、特に、成人式、結婚式、七五三のお祝い等の晴れ着をより華やかにするために好適に用いることができる。
また、本発明に係る帯揚げは、その本体部に立体的な装飾が形成されており、その本体部に設けられた差込部を帯の内側に差し込むだけで着付けることができるため、着付けが苦手な人や、身体が不自由で一人で着付けるのが困難な人であっても好適に用いることができる。
本発明に係る帯揚げ装飾形成用具を示し、(a)は帯揚げ装飾形成部材の正面図、(b)は帯揚げ装飾形成部材の側面図、(c)は帯揚げ固定部材の正面図、(d)は帯揚げ固定部材の側面図である。 本発明に係る帯揚げ装飾用具を用いた帯揚げ装飾方法の一例を示し、(a)〜(c)はその手順を示す正面図である。 本発明に係る帯揚げ装飾用具を用いた帯揚げ装飾方法の他の例を示し、(a)〜(c)はその手順を示す正面図である。 本発明に係る帯揚げ装飾用具を用いた帯揚げ装飾方法の他の例を示す正面図である。 本発明に係る帯揚げの一例を示す正面図である。
符号の説明
1 帯揚げ装飾形成部材
2 帯揚げ固定部材
3 紐部材
10 帯揚げ
11 差込部
12 装飾形成部
20 立体状の装飾部
21 差込部
22 開口部
30 帯
100 帯揚げ
101 本体部
102 立体状の装飾部
103 差込部

Claims (3)

  1. 帯揚げの一部に立体状の装飾を形成するための帯揚げ装飾形成部材と、前記帯揚げを帯の上方に固定するための帯揚げ固定部材と、からなり、
    前記帯揚げ装飾形成部材は、帯の内側に差し込まれる平板状の差込部と、当該差込部をなす平板の一端に設けられ、帯揚げの一部を巻き付けることで帯揚げに立体状の装飾を形成する球状の装飾形成部と、で構成され、
    前記帯揚げ固定部材は、帯の内側に差し込まれる平板状の差込部と、当該差込部をなす平板の一端に設けられ、帯揚げの一部を固定する紐部材を取り付けるための開口部と、で構成され
    帯揚げの長さ方向一端部の近傍を帯揚げ装飾形成部材における球状の装飾形成部に巻き付けた状態で輪ゴムで留めると共に、装飾形成部に巻き付けた帯揚げの端部近傍を拡げて花びらのような形状に整えることで立体状の装飾を形成し、かつ、装飾を形成した端部とは反対側の帯揚げの端部に帯揚げ固定部材の開口部に取り付けられた紐部材を留めることで、帯揚げの一端側に帯揚げ装飾形成部材が取り付けられ且つ立体的な花状の装飾が形成されると共に、帯揚げの他端側には帯揚げ固定部材が取り付けられることを特徴とする帯揚げ装飾形成用具。
  2. 前記帯揚げ装飾形成部材及び前記帯揚げ固定部材の差込部をなす平板は、その他端が尖状又は円弧状となっていることを特徴とする請求項1に記載の帯揚げ装飾形成用具。
  3. 帯状の本体部と、当該本体部の一部に形成された立体状の装飾部と、前記本体部の一部に設けられ、帯の内側に差し込まれる平板状の差込部と、を備えて成り、
    前記立体状の装飾部は、前記本体部の一部に、請求項1又は2に記載された帯揚げ装飾形成用具の帯揚げ装飾形成部材が取り付けられることで形成されているとともに、
    前記差込部は、前記本体部の一部に、請求項1又は2に記載された帯揚げ装飾形成用具の帯揚げ固定部材が取り付けられることで設けられていることを特徴とする帯揚げ。
JP2007272788A 2007-10-19 2007-10-19 帯揚げ装飾形成用具及び帯揚げ Expired - Fee Related JP5245171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007272788A JP5245171B2 (ja) 2007-10-19 2007-10-19 帯揚げ装飾形成用具及び帯揚げ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007272788A JP5245171B2 (ja) 2007-10-19 2007-10-19 帯揚げ装飾形成用具及び帯揚げ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009102753A JP2009102753A (ja) 2009-05-14
JP5245171B2 true JP5245171B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=40704722

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007272788A Expired - Fee Related JP5245171B2 (ja) 2007-10-19 2007-10-19 帯揚げ装飾形成用具及び帯揚げ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5245171B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2537724B2 (ja) * 1991-12-20 1996-09-25 英二 小出 簡易帯

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009102753A (ja) 2009-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2690277T3 (es) Accesorio para colocar el cabello en diferentes peinados
JP5245171B2 (ja) 帯揚げ装飾形成用具及び帯揚げ
US9546030B2 (en) Hat making kit and packaging method therefore
JP3211362U (ja) 水引
US20040055615A1 (en) Method and device for using styling tape for body and hair accessorizing
JP3214707U (ja) 飾り紐
KR20170001803U (ko) 두 줄 머리끈
JP3180170U (ja) 半幅帯
JP3215454U (ja) サッシュベルト
JP3190670U (ja) ベルト付き帯枕
JP3238219U (ja) 作り帯
JP3110082U (ja)
JP3198486U (ja) 髪留具
JP3115537U (ja) 和洋装用ベルト
JP3201416U (ja) 帯揚げ
JP3117854U (ja) ゴム輪付きクリップ
JP3077127U (ja) 帯 体
JP6404987B2 (ja) フラワーアレンジベース及び同フラワーアレンジベースを備えた装身具
JP3107519U (ja) 結び帯
JP3143520U (ja) 簡易装着可能な帯本体および付け帯セット
JP3090807U (ja) 帯結び補助具
JP3194868U (ja) 付け帯
JP3071344U (ja)
JP3014853U (ja) 髪飾り
JPH029687Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101018

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120131

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120827

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121120

R155 Notification before disposition of declining of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R155

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130322

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160419

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees