JP2012213335A - 作業車両 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロックレバー45が降車操作系とクラッチブレーキ操作系とを連繋させる連繋位置になると、ロックプレート76による主変速レバー71とレバープレート75との連結が解除され、主変速レバー71がレバープレート75の凹部75bの幅の範囲内で回動可能となる。これにより、降車操作具によって、機体が走行される際の速度が、主変速レバー71の規制された操作範囲内で設定される。
【選択図】図9
Description
前記降車操作具(51)により前記走行機体(5)を走行させる際に、該走行機体(5)の走行速度を所定の速度範囲に規制する規制手段(75b,90,100,110)を備えた、ことを特徴とする。
前記規制手段(75b,90,100)は、前記連繋機構(44)が前記連繋状態になることに連動して、前記走行操作レバー(71)の操作範囲を所定の範囲に規制し、前記連繋機構(44)が前記切断状態になることによって、前記走行操作レバー(71)の操作範囲の規制を解除すると好適である。
前記走行操作レバー(71)のレバー軸(74)を中心として回動する回動プレート(75)と、該回動プレート(75)と前記走行操作レバー(71)とが一体に回動するように連結するロック部材(76)と、を有し、前記回動プレート(75)が前記クラッチ操作ペダル(21)の前記クラッチ(17)を切断する切動作に連動して回動することによって、前記走行操作レバー(71)の操作位置を、所定のレバー位置に戻すレバー戻し機構(70)と、を備え、
前記規制手段(75b,90)は、前記ロック部材(76)による前記回動プレート(75)と前記走行操作レバー(71)との連結を解除する解除機構(90)と、前記回動プレート(75)に設けられ、該回動プレート(75)に対する走行操作レバー(71)の回動範囲を規制する規制部(75b)と、を有して構成される、と好適である。
前記規制手段(100)は、前記連繋機構(44)が連繋状態になった際に、前記案内部(14a)に現出し、該案内部内の前記走行操作レバー(71)の移動範囲を制限する規制プレート(100)を有する、と好適である。
前記規制手段(110)は、前記検出手段(111)が前記降車操作具(51)の操作を検出したことに基づいて、前記走行機体(5)の走行速度を、所定の速度範囲内に規制する制御装置を有する、と好適である。
[作業車両の全体構成]
以下、本発明の実施形態に係る作業車両について、図面に沿って説明をする。図1に示すように、作業車両としての乗用田植機1は、左右一対の前輪2及び後輪3からなる走行輪2,3に支持された走行機体5を有していると共に、この走行機体5の後方には、昇降リンク11を介して圃場に苗を植付ける植付装置12が昇降自在に支持されている。
ついで、上述したクラッチ17及びブレーキ16の構成について詳しく説明をする。図3及び図4に示すように、クラッチブレーキペダル21は、機体に回動自在に支持されたペダル支点軸22に取付けられていると共に、このペダル支点軸22は、スプリング33によって、上方に向かって回動する(クラッチ切、ブレーキ入側に回動する)ように付勢されている。
ついで、作業者が走行機体5の外側からクラッチ17及びブレーキ16を操作する降車操作機構50(降車操作具51)について説明をする。図1、図3及び図4に示すように、降車操作機構50は、走行機体5の前部に設けた降車操作具51を有しており、この降車操作具51は、U字状のフレーム部51aがホルダ51bにスライド自在に嵌挿されていると共に、これらフレーム部51a及びホルダ51bが一体となって回動支点51cを中心に上下に回動自在に構成されている。
ついで、上記降車操作系Aとクラッチブレーキ操作系Bとを連繋させる連繋機構44について説明をする。連繋機構44は、クラッチブレーキ操作系側連繋機構30と、降車操作系側連繋機構40と、を有しており、まず、クラッチブレーキ操作系側連繋機構30について説明をする。
ついで、クラッチブレーキペダル21の踏込動作に連動して、主変速レバー71を例えば、ニュートラル位置や微速前進位置などの所定位置に自動的に戻すレバー戻し機構70について説明をする。
ついで、降車操作具51が操作可能になることに連動して、主変速レバー71の操作範囲を、所定の速度範囲に規制する規制機構(規制手段)について説明をする。
ついで、本発明に係る第2の実施の形態について説明をする。なお、この第2の実施の形態は、第1の実施の形態に対して、規制機構の構成についてのみ相違しており、共通する構成については、その説明を省略すると共に、同一作用の部品については、同一の参照符号を使用する。
ついで、本発明に係る第3の実施の形態について説明をする。なお、この第3の実施の形態は、第1及び第2の実施の形態に対して、規制機構の構成についてのみ相違しており、共通する構成については、その説明を省略すると共に、同一作用の部品については、同一の参照符号を使用する。
2,3 走行輪(前輪、後輪)
5 走行機体
13 駆動源(エンジン)
14 レバーガイド
14a 案内部
17 クラッチ(主クラッチ)
21 クラッチ操作ペダル(クラッチブレーキペダル)
44 連繋機構
51 降車操作具
70 レバー戻し機構
71 走行操作レバー(主変速レバー)
74 レバー軸
75 レバープレート(回動プレート)
76 ロック部材(ロックプレート)
75b,90,100,110 規制手段(規制機構)
75b 規制部(凹部)
90 解除機構
100 規制プレート
110 制御装置(制御部)
111 検出手段(降車操作具ポテンショ)
A 降車操作系
B クラッチ操作系(クラッチブレーキ操作系)
Claims (5)
- 走行輪に支持された走行機体と、駆動源から前記走行輪への動力伝達を断接するクラッチと、前記走行機体の変速操作を行う走行操作レバーと、前記走行機体の外側から前記クラッチの入切を操作する降車操作具と、を備えた作業車両において、
前記降車操作具により前記走行機体を走行させる際に、該走行機体の走行速度を所定の速度範囲に規制する規制手段を備えた、
ことを特徴とする作業車両。 - 前記降車操作具により作動させられる降車操作系と前記クラッチを入切させるクラッチ操作系とを連繋させる連繋状態と、前記降車操作系と前記クラッチ操作系との連繋を切断する切断状態と、に切換え可能な連繋機構を備え、
前記規制手段は、前記連繋機構が前記連繋状態になることに連動して、前記走行操作レバーの操作範囲を所定の範囲に規制し、前記連繋機構が前記切断状態になることによって、前記走行操作レバーの操作範囲の規制を解除する、
請求項1記載の作業車両。 - 前記走行機体内から前記クラッチの入切を操作するクラッチ操作ペダルと、
前記走行操作レバーのレバー軸を中心として回動する回動プレートと、該回動プレートと前記走行操作レバーとが一体に回動するように連結するロック部材と、を有し、前記回動プレートが前記クラッチ操作ペダルの前記クラッチを切断する切動作に連動して回動することによって、前記走行操作レバーの操作位置を、所定のレバー位置に戻すレバー戻し機構と、を備え、
前記規制手段は、前記ロック部材による前記回動プレートと前記走行操作レバーとの連結を解除する解除機構と、前記回動プレートに設けられ、該回動プレートに対する走行操作レバーの回動範囲を規制する規制部と、を有して構成される、
請求項2記載の作業車両。 - 前記走行操作レバーが嵌挿される案内部を有するレバーガイドを備え、
前記規制手段は、前記連繋機構が連繋状態になった際に、前記案内部に現出し、該案内部内の前記走行操作レバーの移動範囲を制限する規制プレートを有する、
請求項2記載の作業車両。 - 前記降車操作具の操作を検出する検出手段を備え、
前記規制手段は、前記検出手段が前記降車操作具の操作を検出したことに基づいて、前記走行機体の走行速度を、所定の速度範囲内に規制する制御装置を有する、
請求項1記載の作業車両。
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- 2011-03-31 JP JP2011079380A patent/JP5690633B2/ja not_active Expired - Fee Related
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