JP2012195088A - 嵌合補助治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 嵌合作業精度を向上した汎用性の高い嵌合補助治具を提供する。
【解決手段】 レバー31を回動させて一方のコネクタに他方のコネクタを嵌合させるのに用いる嵌合補助治具1であって、コネクタ収容室10を有する治具本体11と、治具本体11に当接してレバー31の回動角度に応じて変位移動可能な変位移動部材21a、21bとを備え、治具本体11は、一方のコネクタに係止可能なコネクタ係止突起部14a、14bと、コネクタ係止突起部14a、14bの係止が解除された状態でコネクタ収容室10と反対側に撓み変形するコネクタ係止ロック部15a、15bとを有し、変位移動部材21a、21bは、コネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を阻止する変形阻止部22a、22bと、撓み変形を許容する変形許容部23a、23bとをそれぞれ有している。
【選択図】 図4

Description

本発明は、一方のコネクタに他方のコネクタを嵌合させるのに用いる嵌合補助治具に関する。
従来から、一方のコネクタに他方のコネクタを嵌合させるために、例えば、特開2009−187863号公報(特許文献1)に記載されたレバー嵌合式コネクタが提案されている。このレバー嵌合式コネクタは、雄コネクタに取付けられたレバーを回動することにより、雌コネクタを雄コネクタに嵌合させるものである。
特開2009−187863号公報
しかしながら、上述した従来のレバー嵌合式コネクタでは、一度、レバーを回動して雌コネクタを雄コネクタに嵌合してしまうと、レバーは他のコネクタを嵌合するのに用いることができないという問題が発生する。
仮に、レバーを他のコネクタを嵌合させるのに用いる構造とした場合であっても、雌コネクタが雄コネクタに対して傾いて嵌合されると、雌コネクタの雄コネクタに対する嵌合が不完全なままレバーを雄コネクタから外してしまう可能性がある。
そこで、本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、嵌合作業精度を向上した汎用性の高い嵌合補助治具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、レバーを回動させて一方のコネクタに他方のコネクタを嵌合させるのに用いる嵌合補助治具であって、前記一方のコネクタを収容するコネクタ収容室を有する治具本体と、前記レバーの回動角度に応じて前記治具本体の両側面に対してそれぞれ変位移動可能な一対の変位移動部材とを備え、前記治具本体は、前記両側面に設けられて前記コネクタ収容室に収容した前記一方のコネクタに係止可能な一対のコネクタ係止突起部と、前記コネクタ収容室に収容した前記一方のコネクタへの前記他方のコネクタの嵌合により前記コネクタ係止突起部の前記一方のコネクタに対する係止が解除された状態で前記コネクタ収容室と反対側に撓み変形する一対のコネクタ係止ロック部とを有し、前記各変位移動部材は、前記コネクタ係止ロック部に当接してその撓み変形を阻止する変形阻止部と、前記コネクタ係止ロック部を当接から解放してその撓み変形を許容する変形許容部とをそれぞれ有しており、前記レバーの回動に伴い前記コネクタ収容室に収容した前記一方のコネクタに前記他方のコネクタが嵌合し、前記コネクタ係止突起部の前記一方のコネクタへの係止が解除される過程において、前記各コネクタ係止ロック部の撓み変形を前記変形阻止部が阻止する位置から前記変形許容部が許容する位置に、前記各変位移動部材が同期して移動することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の嵌合補助治具であって、前記治具本体には、前記各変位移動部材をそれぞれスライド可能に支持する一対のスライド溝が形成されており、前記レバーは、前記各変位移動部材のスライド方向にそれぞれ沿った面内で回動する一対のレバー本体を有していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の嵌合補助治具であって、前記レバーには、前記各変位移動部材を組付ける一対の組付けボスが形成され、前記各変位移動部材には、前記治具本体に対する前記レバーの回動範囲に応じて対応する前記組付けボスが移動可能なボス取付け穴がそれぞれ形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、一方のコネクタに他方のコネクタが嵌合して一対のコネクタ係止突起部のコネクタへの係止が解除される過程において、変位移動部材がレバーに同期して移動して各コネクタ係止ロック部の撓み変形を変形阻止部が阻止する位置から変形許容部が許容する位置に移動する。
このため、レバーを回動して一方のコネクタに他方のコネクタが嵌合する過程において、変形阻止部がコネクタ係止ロック部の撓み変形を阻止して嵌合補助治具が外れることがない。
また、一方のコネクタに他方のコネクタが嵌合すると、変形許容部がコネクタ係止ロック部の撓み変形を許容するため、コネクタから嵌合補助治具を外して他のコネクタを嵌合するのに用いることができる。
従って、嵌合作業精度を向上した汎用性の高い嵌合補助治具を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、一対のレバー本体は、変位移動部材のスライド方向にそれぞれ沿った面内で回動するため、簡単な構造でコネクタ係止ロック部の撓み変形を阻止又は許容することができる。
請求項3に記載の発明によれば、各変位移動部材には、レバーの回動範囲に応じて対応する組付けボスが移動可能なボス取付け穴がそれぞれ形成されているため、レバーの回動に伴って変位移動部材を移動させることができる。
本発明の嵌合補助治具の前提となる嵌合補助治具及びコネクタを示す斜視図である。 本発明の嵌合補助治具の前提となる嵌合補助治具のレバーの回動を示す斜視図である。 本発明の嵌合補助治具の前提となる嵌合補助治具を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る嵌合補助治具及び雌雄コネクタを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る嵌合補助治具の治具本体を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る嵌合補助治具の変位移動部材を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバーを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る変位移動部材を支持した治具本体を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る嵌合補助治具を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動前の状態を示す平面図及び断面図である。 本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動途中の状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動途中の状態を示す正面図及び断面図である。 本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動途中の状態を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動後の状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動後の状態を示す平面図及び断面図である。 本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動後の状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。はじめに、本発明の嵌合補助治具の前提となる嵌合補助治具の構成について説明する。図1は、本発明の嵌合補助治具の前提となる嵌合補助治具及びコネクタを示す斜視図である。
また、図2は、本発明の嵌合補助治具の前提となる嵌合補助治具のレバーの回動を示す斜視図である。図3は、本発明の嵌合補助治具の前提となる嵌合補助治具を示す断面図である。
本発明の嵌合補助治具の前提となる嵌合補助治具は、レバーを回動させて雌コネクタに雄コネクタを嵌合させるのに用いる治具である。
図1から図3に示すように、本発明の嵌合補助治具の前提となる嵌合補助治具100は、雌コネクタ141を収容するコネクタ収容室110を有する治具本体111と、この治具本体111に回動可能に軸支されるレバー131とから略構成されている。
治具本体111は、雌コネクタ141を両側から挟んで保持する第1の治具本体112a及び第2の治具本体112bと、第1の治具本体112aと第2の治具本体112bとの間を連結する治具本体連結部112cとを有している。
第1の治具本体112aと第2の治具本体112bとには、後述する治具組付け穴133a及び133bにそれぞれ挿入して、レバー131を回動可能に軸支する一対のレバー取付けボス113a及び113bが設けられている。
また、第1の治具本体112aと第2の治具本体112bとには、両側面に設けられてコネクタ収容室110に収容した雌コネクタ141に係止可能な一対のコネクタ係止突起部114a、114bが形成されている。
レバー131は、第1の治具本体112aに回動可能に軸支される第1のレバー本体132aと、第2の治具本体112bに回動可能に軸支される第2のレバー本体132bと、第1のレバー本体132aと第2のレバー本体132bとの間を連結するレバー本体連結部132cとを有している。
第1のレバー本体132aと第2のレバー本体132bとには、一対のレバー取付けボス113a及び113bがそれぞれ挿入される一対の治具組付け穴133a及び133bが形成されている。
また、第1のレバー本体132aと第2のレバー本体132bとには、図1(b)に示すように、雄コネクタ151の外側に突設された一対の雄コネクタ突起152(図1参照、一側省略)に係合する一対の雄コネクタ係合部163(図1参照、一側省略)が形成されている。
そして、治具組付け穴133a及び133bに、レバー取付けボス113a及び113bをそれぞれ取付けることにより、レバー131が治具本体111に回動可能に軸支される。
図2に示すように、治具本体111にレバー131を取付けた嵌合補助治具100は、コネクタ収容室110に雌コネクタ141を収容して雄コネクタ151に挿入する。そして、雄コネクタ係合部163の不図示の一端から雄コネクタ突起152を雄コネクタ係合部163に係合させる。この状態で、レバー131を回動させると、雄コネクタ係合部163をその一端から図1中に図示された他端に向けて雄コネクタ突起152が移動するのに伴って、雌コネクタ141に雄コネクタ151が嵌合する。
雌コネクタ141と雄コネクタ151とを嵌合すると、コネクタ係止突起部114a、114bが雄コネクタ151に当接して、雌コネクタ141への係止が解除される。
つまり、雄コネクタ151により、第1の治具本体112a及び第2の治具本体112bは第1のレバー本体132a又は第2のレバー本体132b側に広がって係止が解除される。また、このとき、雄コネクタ突起152が位置する雄コネクタ係合部163の他端が、図中の下方に開口した状態となる。したがって、雄コネクタ係合部163から雄コネクタ突起152を外しつつ、嵌合補助治具100を雌コネクタ141から離脱することができる。
そのため、離脱した治具本体111及びレバー131を、他の雌コネクタと他の雄コネクタとを嵌合する際に用いることができるため、汎用性の高い嵌合補助治具100を実現することができる。
ところで、上述した嵌合補助治具100は、雌コネクタ141に対して雄コネクタ151が傾いてコネクタ収容室110に挿入された場合、傾いた側の雄コネクタ151によりコネクタ係止突起部114a(又はコネクタ係止突起部114b)と雌コネクタ141との係合のみが解除される。即ち、もう一方のコネクタ係止突起部114b(又はコネクタ係止突起部114a)と雌コネクタ141との係合が解除されていない状態にある。
この状態でも、雄コネクタ係合部163から雄コネクタ突起152を外すことができるので、嵌合補助治具100を雄コネクタ151から外そうとすると、雌コネクタ141に雄コネクタ151から外そうとする無理な力がかかってしまう場合がある。
そこで、本発明の嵌合補助治具は、レバーの回動角度に応じて治具本体に対して変位移動可能な変位移動部材を設け、雌コネクタが雄コネクタに嵌合されていない状態で、コネクタ係止突起部による雌コネクタの係止解除を不可能とした。
次に、図4から図7を参照して、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具の構成について詳細に説明する。図4は、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具及び雌雄コネクタを示す斜視図である。
また、図5は、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具の治具本体を示す斜視図である。図6は、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具の変位移動部材を示す斜視図である。図7は、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバーを示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る嵌合補助治具は、上述した嵌合補助治具100と同様に、レバーを回動させて雌コネクタに雄コネクタを嵌合させるのに用いる治具である。
図4から図7に示すように、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具1は、雌コネクタ41を収容するコネクタ収容室10を有する治具本体11と、この治具本体11の両側面に当接してレバー31の回動角度に応じて治具本体11に対して変位移動可能な一対の変位移動部材21a、21bと、治具本体11に回動可能に軸支されるレバー31とから略構成されている。
図4及び図5に示すように、治具本体11は、雌コネクタ41を両側から挟んで保持する第1の治具本体12a及び第2の治具本体12bと、第1の治具本体12aと第2の治具本体12bとの間を連結する治具本体連結部12cとを有している。
第1の治具本体12aと第2の治具本体12bとは、レバー31を回動可能に軸支する一対のレバー取付けボス13(一側省略)と、雌コネクタ41に係止可能な一対のコネクタ係止突起部14a、14b(後述する図10(a)参照)と、雌コネクタ41に対する係止が解除された状態で撓み変形する一対のコネクタ係止ロック部15a、15b(後述する図10(c)参照)とを有している。
また、第1の治具本体12aと第2の治具本体12bとには、各変位移動部材21a、21bをそれぞれスライド可能に支持する一対のスライド溝16a、16bが形成されている。
レバー取付けボス13(一側省略)は、後述する治具組付け穴33a及び33b(図7参照)にそれぞれ挿入して、第1の治具本体12a及び第2の治具本体12bに対して、レバー31を回動可能に軸支する。
コネクタ係止突起部14a、14bは、第1の治具本体12a及び第2の治具本体12bの両側面からコネクタ収容室10側に突設して設けられて、コネクタ収容室10に収容した雌コネクタ41を係止する(後述する図10(a)参照)。
コネクタ係止ロック部15a、15bは、コネクタ収容室10に収容した雌コネクタ41への雄コネクタ51の嵌合により、コネクタ係止突起部14a、14bの雌コネクタ41に対する係止が解除された状態でコネクタ収容室10と反対側に撓み変形する。
スライド溝16a、16bは、治具本体11の両側面に直線状に形成されている。このスライド溝16a、16bは、各変位移動部材21a、21bをそれぞれスライド可能に支持しており、レバー31の回動角度に応じてスライドする各変位移動部材21a、21bのスライド可能な全範囲で支持する。
図6に示すように、板状の変位移動部材21a、21bは、コネクタ係止ロック部15a、15b(図5参照)に当接してその撓み変形を阻止する変形阻止部22a、22bと、コネクタ係止ロック部15a、15bを当接から解放してその撓み変形を許容する変形許容部23a、23bとを有している。
また、変位移動部材21a、21bは、後述するレバー31の変位移動部材組付けボス34(一側省略、図7参照)が挿入されるレバー取付け穴(ボス取付け穴)24a、24bを有している。
変形阻止部22a、22bは、レバー31の回動に伴い雌コネクタ41に雄コネクタ51が嵌合し、コネクタ係止突起部14a、14bの係止が解除される過程において、各コネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を阻止する。
また、変形阻止部22a、22bには、レバー31の回動前にコネクタ係止ロック部15a、15bが当接して撓み変形を阻止するロック当接部25が形成されている。
このロック当接部25は、コネクタ係止ロック部15a、15bに対応して形成されており、レバー31の回動前にコネクタ係止ロック部15a、15bと当接することにより、変位移動部材21a、21bをスライド溝16a、16bに対して位置決めすることができる。
変形許容部23a、23bは、コネクタ係止ロック部15a、15bが係合可能に形成されている。そして、レバー31の回動に伴い雌コネクタ41に雄コネクタ51が嵌合し、コネクタ係止突起部14a、14bの係止が解除される過程において、各コネクタ係止ロック部15a、15bと係合することにより、各コネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を許容する。
レバー取付け穴(ボス取付け穴)24a、24bは、後述するレバー31の変位移動部材組付けボス34が挿入されて、治具本体11に対するレバー31の回動範囲に応じて対応する変位移動部材組付けボス34が移動可能に形成されている。
このように、変位移動部材21a、21bには、レバー31の回動範囲に応じて対応する変位移動部材取付けボス34が移動可能なレバー取付け穴24a、24bがそれぞれ形成されているため、レバー31の回動に伴って変位移動部材21a、21bを移動させることができる。
そして、レバー取付け穴24a、24bは、レバー31が回動することにより、変位移動部材取付けボス34(後述する図7参照)が一端26aから他端26bへ移動すると、変位移動部材21a、21bをスライド溝16a、16bでスライドすることが可能な形状を有している。
図7に示すように、レバー31は、第1の治具本体12aに回動可能に軸支される第1のレバー本体32aと、第2の治具本体12bに回動可能に軸支される第2のレバー本体32bと、第1のレバー本体32aと第2のレバー本体32bとの間を連結するレバー本体連結部32cとを有している。
第1のレバー本体32aと第2のレバー本体32bは、変位移動部材21a、21bのスライド方向(後述する図12の矢印F方向)にそれぞれ沿った面内で回動する(後述する図10から図16参照)。
このようにして、一対のレバー本体32a、32bは、変位移動部材21a、21bのスライド方向にそれぞれ沿った面内で回動するため、第1のレバー本体32aや第2のレバー本体32bと変位移動部材21a、21bとを変位移動部材取付けボス34により直接連結することができる。よって、簡単な構造でコネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を阻止又は許容することができる。
第1のレバー本体32aと第2のレバー本体32bとは、一対の治具組付け穴33a及び33bと、雄コネクタ突起52(図4参照、一側省略)に係合する一対の雄コネクタ係合部63と、レバー取付け穴24a、24b(図6参照)に挿入される変位移動部材取付けボス(組付けボス)34(一側省略)とを有している。
一対の治具取付け穴33a、33bは、第1の治具本体12a及び第2の治具本体12bが有する一対のレバー取付けボス13(図5参照、一側省略)がそれぞれ挿入される。
一対の雄コネクタ係合部63(一側省略)は、雄コネクタ51の外側に突設された一対の雄コネクタ突起52(図4参照。一側省略)に係合する。
雄コネクタ係合部63は、第1のレバー本体32a及び第2のレバー本体32bの2箇所の端面で開放された一側63a及び他側63cを有している。一側63aと他側63cとの間は、治具組付け穴33a、33bとの間隔が序々に短くなる中間部63bで接続されている(後述する図10(e)参照)。
一対の変位移動部材取付けボス(組付けボス)34(一側省略)は、変位移動部材21a、21bが有するレバー取付け穴24a、24b(図6参照)に挿入し、レバー31を回動すると回動範囲に応じてレバー取付け穴24a、24b内を移動する。
次に、図8及び図9を参照して、本発明の実施形態に係る治具本体とレバーとの組付けについて説明する。図8は、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具を示す斜視図である。図9は、本発明の実施形態に係るレバーを軸支した治具本体を示す斜視図である。
図8に示すように、第1の治具本体12a及び第2の治具本体12bの両側面に形成されたスライド溝16a、16bに変位移動部材21a、21bを当接することにより治具本体11は変位移動部材21a、21bを支持する。
治具本体11に変位移動部材21a、21bを支持させる場合、コネクタ係止ロック部15a、15b(図5参照)をロック当接部25(図6参照)に当接して、変位移動部材21a、21bをスライド溝16a、16bに対して位置決めする。
図9に示すように、変位移動部材21a、21bを支持した治具本体11の治具組付け穴33a及び33bに、レバー取付けボス13(図8参照、一側省略)をそれぞれ取付けることにより、レバー31が治具本体11に回動可能に軸支される。
レバー31が治具本体11に回動可能に軸支された嵌合補助治具1は、コネクタ収容室10に雌コネクタ41(図4参照)を収容して雄コネクタ51に挿入する。そして、レバー31を回動させて雌コネクタ41に雄コネクタ51を嵌合させる。
次に、図10から図16を参照して、本発明の嵌合補助治具の嵌合作業について説明する。図10は、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動前の状態を示す平面図及び断面図である。図11は、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動途中の状態を示す斜視図である。図12は、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動途中の状態を示す正面図及び断面図である。図13は、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動途中の状態を示す断面図である。
また、図14は、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動後の状態を示す斜視図である。図15は、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動後の状態を示す平面図及び断面図である。図16は、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具のレバー回動後の状態を示す断面図である。
図10に示すように、はじめに、治具本体11の両側面に一対の変位移動部材21a、21bを当接する。この場合、コネクタ係止ロック部15a、15b(図5参照)をロック当接部25(図6参照)に当接して、変位移動部材21a、21bをスライド溝16a、16bに対して位置決めする(図6及び図8参照)。
次に、治具組付け穴33a及び33bにレバー取付けボス13(一側省略)をそれぞれ挿入し、レバー取付け穴24a、24bに変位移動部材組付けボス34を挿入して(図6及び図7参照)、治具本体11に対して、レバー31を回動可能に取付ける。
治具本体11にレバーを取付けると、レバー取付け穴24a、24bの一端26aに変位移動部材取付けボス34が挿入される(図10(d)参照)。
次に、治具本体11のコネクタ収容室10に雌コネクタ41を収容して雄コネクタ51に挿入する。嵌合補助治具1を雄コネクタ51に挿入すると、コネクタ係止突起部14a、14bが雌コネクタ41を係止する。
また、嵌合補助治具1を雄コネクタ51に挿入すると、レバー31の雄コネクタ係合部63(一側省略)が、一対の雄コネクタ突起52にそれぞれ係合する。
嵌合補助治具1を雄コネクタ51に挿入した状態(レバーを矢印E方向に回動する前の状態)では、雄コネクタ突起52に雄コネクタ係合部63の一側63aが係合される(図10(e)参照)。
次に、図11から図13に示すように、レバー31のレバー本体連結部32cを上方(図10(e)の矢印E方向)に回動すると、途中まで回動した状態(図11から図13に示すレバーの状態)では、雄コネクタ突起52に雄コネクタ係合部63の中間部63bが係合される(図12(e)参照)。
このように、雄コネクタ突起52が係合する雄コネクタ係合部63中の箇所が一端63aから中間部63bに移動することで、レバー31の回動中心である治具組付け穴33a、33bと雄コネクタ突起152との距離が短くなる。
すると、レバー31の回動角度に対応して雌コネクタ41を収容した治具本体11のレバー取付けボス13a、13bと雄コネクタ突起52との間隔が狭くなる。これにより、雄コネクタ51が雌コネクタ41(図11から図13参照)側に移動する。
雄コネクタ51が雌コネクタ41側に移動すると、変位移動部材取付けボス34はレバー取付け穴24a、24bの一端26aから他端26bへと移動するため、変位移動部材21a、21bは、図12(b)に示す矢印F方向に移動する。
また、雄コネクタ51が雌コネクタ41側に移動すると、コネクタ係止突起部14a、14bが雄コネクタ51に当接して、コネクタ係止ロック部15a、15bがコネクタ収容室10(図5参照)と反対側に撓み変形し、雌コネクタ141への係止が解除されようとする。
しかし、コネクタ係止ロック部15a、15bの上方(雌雄コネクタ41、51と反対側)は、変位移動部材21a、21bの変形阻止部22a、22bに当接するため、撓み変形が阻止される(図13参照)。このため、コネクタ係止突起部14a、14bは、変形阻止部22a、22bにより、雌コネクタ41に対する係止解除が阻止される。
そして、図14から図16に示すように、レバー31を完全に回動した状態(図14から図16に示すレバーの状態)では、雄コネクタ突起52に雄コネクタ係合部63の他側63cが係合され、雌コネクタ41に雄コネクタ51が嵌合する(図10(e)参照)。
雌コネクタ41に雄コネクタ51が嵌合すると、変位移動部材21a、21bは、さらに、図12(b)に示す矢印F方向に移動し、変形許容部23a、23bがコネクタ係止ロック部15a、15bと係合する。
変形許容部23a、23bがコネクタ係止ロック部15a、15bと係合すると、コネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形が許容されるため、コネクタ係止突起部14a、14bの雌コネクタ41への係止が解除される。
このように、レバー31の回動に伴いコネクタ収容室10に収容した雌コネクタ41に雄コネクタ51が嵌合し、コネクタ係止突起部14a、14bの雌コネクタ41への係止が解除される過程において、コネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を変形阻止部22a、22bが阻止する位置から変形許容部23a、23bが許容する位置に、変位移動部材21a、21bが同期して移動する。
雌コネクタ41への係止が解除されると、第1の治具本体112a及び第2の治具本体112bは第1のレバー本体132a又は第2のレバー本体132b側に広がるため、嵌合補助治具1を雌コネクタ41から離脱することができる。
このようにして、雌コネクタ41に雄コネクタ51が嵌合して一対のコネクタ係止突起部14a、14bの雌コネクタへの係止が解除される過程において、変位移動部材21a、21bがレバー31に同期して移動して各コネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を変形阻止部22a、22bが阻止する位置から変形許容部23a、23bが許容する位置に移動する。
このため、レバー31を回動して雌コネクタ41に雄コネクタ51が嵌合する過程において、変形阻止部22a、22bがコネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を阻止して嵌合補助治具1が外れることがない。
また、雌コネクタ41に雄コネクタ51が嵌合すると、変形許容部23a、23bがコネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を許容するため、雌雄コネクタ41、51から嵌合補助治具1を外して他のコネクタを嵌合するのに用いることができる。
従って、嵌合作業精度を向上した汎用性の高い嵌合補助治具を提供することができる。
また、雌コネクタ41に雄コネクタ51が嵌合すると、雄コネクタ係合部63の他側63cが上方(図10(e)に示す矢印E方向)に直線状に位置する(図15(e)参照)。
このため、レバー31及び治具本体11を上方(図10(e)に示す矢印E方向)に移動することにより、雄コネクタ51を嵌合した雌コネクタ41から嵌合補助治具1を容易に外すことができる。
このようにして、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具1は、レバー31を回動させて一方のコネクタに他方のコネクタを嵌合させるのに用いる嵌合補助治具1であって、一方のコネクタを収容するコネクタ収容室10を有する治具本体11と、レバー31の回動角度に応じて治具本体11の両側面に対してそれぞれ変位移動可能な一対の変位移動部材21a、21bとを備え、治具本体11は、両側面に設けられてコネクタ収容室10に収容した一方のコネクタに係止可能な一対のコネクタ係止突起部14a、14bと、コネクタ収容室10に収容した一方のコネクタへの他方のコネクタの嵌合によりコネクタ係止突起部14a、14bの一方のコネクタに対する係止が解除された状態でコネクタ収容室10と反対側に撓み変形する一対のコネクタ係止ロック部15a、15bとを有し、各変位移動部材21a、21bは、コネクタ係止ロック部15a、15bに当接してその撓み変形を阻止する変形阻止部22a、22bと、コネクタ係止ロック部15a、15bを当接から解放してその撓み変形を許容する変形許容部23a、23bとをそれぞれ有しており、レバー31の回動に伴いコネクタ収容室10に収容した一方のコネクタに他方のコネクタが嵌合し、コネクタ係止突起部14a、14bの一方のコネクタへの係止が解除される過程において、各コネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を変形阻止部22a、22bが阻止する位置から変形許容部23a、23bが許容する位置に、各変位移動部材21a、21bが同期して移動する。
また、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具1は、治具本体11には、各変位移動部材21a、21bをそれぞれスライド可能に支持する一対のスライド溝16a、16bが形成されており、レバー31は、各変位移動部材21a、21bのスライド方向にそれぞれ沿った面内で回動する一対のレバー本体32a、32bを有している。
さらに、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具1は、レバー31には、各変位移動部材21a、21bを組付ける一対の組付けボス(変位移動部材取付けボス)34が形成され、各変位移動部材21a、21bには、治具本体11に対するレバー31の回動範囲に応じて対応する組付けボス34が移動可能なボス取付け穴(レバー取付け穴)24a、24bがそれぞれ形成されている
そして、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具1によれば、雌コネクタ41に雄コネクタ51が嵌合して一対のコネクタ係止突起部14a、14bの雌コネクタへの係止が解除される過程において、変位移動部材21a、21bがレバー31に同期して移動して各コネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を変形阻止部22a、22bが阻止する位置から変形許容部23a、23bが許容する位置に移動する。
このため、レバー31を回動して雌コネクタ41に雄コネクタ51が嵌合する過程において、変形阻止部22a、22bがコネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を阻止して嵌合補助治具1が外れることがない。
また、雌コネクタ41に雄コネクタ51が嵌合すると、変形許容部23a、23bがコネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を許容するため、雌雄コネクタ41、51から嵌合補助治具1を外して他のコネクタを嵌合するのに用いることができる。
従って、嵌合作業精度を向上した汎用性の高い嵌合補助治具を提供することができる。
また、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具1によれば、一対のレバー本体32a、32bは、変位移動部材21a、21bのスライド方向にそれぞれ沿った面内で回動するため、簡単な構造でコネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を阻止又は許容することができる。
さらに、本発明の実施形態に係る嵌合補助治具1によれば、変位移動部材21a、21bには、レバー31の回動範囲に応じて対応する変位移動部材取付けボス34が移動可能なレバー取付け穴24a、24bがそれぞれ形成されているため、レバー31の回動に伴って変位移動部材を移動させることができる。
以上、本発明の嵌合補助治具を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、本発明に係る嵌合補助治具の変位移動部材は、板状の変位移動部材21a、21bである場合について説明したが、板状に限定されない。つまり、変位移動部材がレバー31の回動に伴ってコネクタ係止ロック部15a、15bの撓み変形を阻止又は許容する部分を有していれば、適宜変更が可能である。
本発明は、嵌合作業精度を向上した汎用性の高い嵌合補助治具を提供する上で極めて有用である。
1 嵌合補助治具
10 コネクタ収容室
11 治具本体
12a 第1の治具本体
12b 第2の治具本体
12c 治具本体連結部
13 レバー取付けボス
14 コネクタ係止突起部
15 コネクタ係止ロック部
16 スライド溝
21 変位移動部材
22 変形阻止部
23 変形許容部
24 ボス取付け穴
25 ロック当接部
31 レバー
32a 第1のレバー本体
32b 第2のレバー本体
32c レバー本体連結部
33 治具組付け穴
34 変位移動部材取付けボス
41 雌コネクタ
51 雄コネクタ
52 雄コネクタ突起
63 雄コネクタ係合部

Claims (3)

  1. レバーを回動させて一方のコネクタに他方のコネクタを嵌合させるのに用いる嵌合補助治具であって、
    前記一方のコネクタを収容するコネクタ収容室を有する治具本体と、前記レバーの回動角度に応じて前記治具本体の両側面に対してそれぞれ変位移動可能な一対の変位移動部材とを備え、
    前記治具本体は、前記両側面に設けられて前記コネクタ収容室に収容した前記一方のコネクタに係止可能な一対のコネクタ係止突起部と、前記コネクタ収容室に収容した前記一方のコネクタへの前記他方のコネクタの嵌合により前記コネクタ係止突起部の前記一方のコネクタに対する係止が解除された状態で前記コネクタ収容室と反対側に撓み変形する一対のコネクタ係止ロック部とを有し、
    前記各変位移動部材は、前記コネクタ係止ロック部に当接してその撓み変形を阻止する変形阻止部と、前記コネクタ係止ロック部を当接から解放してその撓み変形を許容する変形許容部とをそれぞれ有しており、
    前記レバーの回動に伴い前記コネクタ収容室に収容した前記一方のコネクタに前記他方のコネクタが嵌合し、前記コネクタ係止突起部の前記一方のコネクタへの係止が解除される過程において、前記各コネクタ係止ロック部の撓み変形を前記変形阻止部が阻止する位置から前記変形許容部が許容する位置に、前記各変位移動部材が同期して移動することを特徴とする嵌合補助治具。
  2. 請求項1に記載の嵌合補助治具であって、
    前記治具本体には、前記各変位移動部材をそれぞれスライド可能に支持する一対のスライド溝が形成されており、
    前記レバーは、前記各変位移動部材のスライド方向にそれぞれ沿った面内で回動する一対のレバー本体を有していることを特徴とする嵌合補助治具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の嵌合補助治具であって、
    前記レバーには、前記各変位移動部材を組付ける一対の組付けボスが形成され、
    前記各変位移動部材には、前記治具本体に対する前記レバーの回動範囲に応じて対応する前記組付けボスが移動可能なボス取付け穴がそれぞれ形成されていることを特徴とする嵌合補助治具。
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