JP4791328B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、レバーの回動操作により、小さい力で、雄雌コネクタハウジングを嵌合させたり離脱させたりすることのできるレバー式コネクタに関するものである。
従来、多極コネクタのように高嵌合力が必要とされるコネクタの分野では、嵌合力を助勢するためのレバーを備えたレバー式コネクタが利用されている。レバー式コネクタは、互いに嵌合する一方のコネクタハウジング(例えば、雄コネクタハウジング)に、カム溝を有するレバーを回動可能に設けると共に、他方のコネクタハウジング(例えば、雌コネクタハウジング)に、前記カム溝に係合する係合凸部を設け、レバーを回動始端側に位置させた状態で両ハウジングを初期嵌合させることにより、係合凸部をカム溝の入口に入り込ませ、その状態で引き続いて、レバーを回動操作することにより、係合凸部をカム溝の案内により移動させて、それにより、レバーによる梃子の作用を利用しながら小さい力で、両ハウジングを本嵌合させるようにしたものである。
図20、図21は、特許文献1に記載された従来のレバー式コネクタの一例を示す概略構成図であり、図20は係合ピンがカム溝に入り込む前の状態を示す側面図、図21は係合ピンがカム溝に入んで位置決めされた状態を示す側面図である。
このレバー式コネクタは、互いに嵌合される雄雌一対のコネクタハウジング910、950を有し、各コネクタハウジング910、950の端子キャビティには、それぞれ図示されない端子が収容されている。一方のコネクタハウジング910の外側面には、コネクタの嵌合操作を行うための断面コ字型のレバー930が取り付けられている。このレバー930の基端部には、軸孔932とカム溝940とが形成され、先端部には取っ手949が設けられている。
カム溝940は、軸孔932の周囲に所定の角度範囲にわたって形成されており、入口941から終端まで、軸孔932の中心(回動中心)からの距離が漸減する曲線形状をなすように形成されている。コネクタハウジング910の外側面には、軸孔932に回動可能に嵌合する支持軸912が立設されており、その支持軸912に軸孔932を嵌合させることで、レバー930が、支持軸912を中心に、始端位置から終端位置までの間で回動可能に装着されている。
また、相手側のコネクタハウジング950の外側面には、レバー930のカム溝940に嵌合する係合ピン955が突設されている。いったん仮組みされた状態で、係合ピン955は、始端位置に装着されたレバー930のカム溝940の入口941の直前に位置するようになっている。図21は、その入口941から少し係合ピン955がカム溝940に入った状態を示している。
カム溝940の入口941の近傍の側縁には、入口941から入り込んだ係合ピン955を仮保持するための凹部942が設けられており、凹部942の入口941側の端部には保持用の爪943が設けられている。従って、入口941から入り込んだ係合ピン955は、コネクタ初期嵌合の時点で、この凹部942に収容され、それにより、初期嵌合した両コネクタハウジング910、950が外れないよう仮ロックされている。
始点位置にレバー930があるとき、コネクタハウジング910、950を初期嵌合させると、カム溝940の入口941に係合ピン955が入り、凹部942に収まる。この状態から、取っ手949を掴んでレバー930を終端位置に向けて回動させると、係合ピン955がカム溝940の奥に入り込み、カム溝940と係合ピン955との間のカム作用によって、コネクタハウジング910とコネクタハウジング950とが嵌合される。
また、両ハウジング910、950を離脱する場合は、レバー930を反対方向に回動させる。そうすると、カム溝940と係合ピン955との間の逆のてこ作用によって、両ハウジング910、950の嵌合が外れる。
特開2002−216894号公報
ところで、上記従来のレバー式コネクタでは、コネクタハウジング910、950を仮嵌合する際に、カム溝940の入口941と係合ピン955の位置合わせを行う必要があるが、コネクタハウジング910、950の嵌合部の間(間口間)に大きなガタがある場合は、その位置合わせに余分な労力を使わざるを得ず、嵌合作業性が悪かった。
本発明は、互いに嵌合する両コネクタの嵌合部の間に大きなガタがある場合にも、仮嵌合の段階で容易に、カム溝の入口に係合ピンを誘導することができ、手間がかからず、嵌合作業性の向上を図ることのできるレバー式コネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、互いに嵌合される一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングにレバーが回動可能に軸支され、このレバーにカム溝が設けられ、他方のコネクタハウジングに前記カム溝と係合する係合ピンが突設され、前記カム溝に前記係合ピンを係合させた状態で、前記レバーを回動操作することにより、前記両コネクタハウジングの嵌合と離脱を助勢するレバー式コネクタにおいて、前記両コネクタハウジングに、該両コネクタハウジングを嵌合させる初期の段階において嵌合操作するに従って前記カム溝の入口へ前記係合ピンを誘導するガイド手段を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレバー式コネクタであって、前記一方のコネクタハウジングと他方のコネクタハウジングの嵌合部が、それぞれ互いに嵌合する左右側壁を有しており、前記一方のコネクタハウジングの左右側壁の外側に、前記レバーに設けられた左右側板部が配置され、前記一方のコネクタハウジングの左右側壁に設けた係合部に前記レバーの左右側板部に設けた係合部を係合させることにより、前記レバーが、一方のコネクタハウジングに対して上下方向に回動自在に軸支され、さらに、前記レバーの左右側板部に、該各側板部の外周縁に入口を開口させた前記カム溝が形成され、前記一方のコネクタハウジングの左右側壁と嵌合する他方のコネクタハウジングの左右側壁の外面に前記係合ピンが突設され、前記ガイド手段として、前記両コネクタハウジングを初期嵌合させた際に、嵌合を進めるに従い互いに摺接して、両コネクタハウジングを上下方向に位置決めし、それにより前記係合ピンを前記カム溝の入口に誘導する摺接部が設けられており、互いに摺接する前記摺接部の少なくとも一方が、上下方向を向いたガイド斜面で構成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2に記載のレバー式コネクタであって、前記両コネクタハウジングを初期嵌合状態で仮嵌合ロックするために各コネクタハウジングにそれぞれ仮嵌合ロック手段が設けられ、これら仮嵌合ロック手段の係合壁面の嵌合方向における前側に前記摺接部が設けられると共に、両仮嵌合ロック手段の少なくとも一方が、上下方向に可撓性を持つ弾性アームで構成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載のレバー式コネクタであって、前記レバーと前記一方のコネクタハウジングとに、該レバーを初期回動位置に仮係止するレバー仮係止手段が設けられ、前記仮嵌合ロック手段が仮嵌合ロック状態になったとき、前記レバー仮係止手段の仮係止が解除されるように構成されていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4に記載のレバー式コネクタであって、前記レバーの左右側板部の内面に、前記レバー仮係止手段としての仮係止突起が設けられ、前記一方のコネクタハウジングに、前記仮係止突起が係合する仮係止孔が設けられ、前記仮嵌合ロック手段として前記他方のコネクタハウジングに設けられた仮嵌合ロック突起が、前記仮係止孔に係合した前記仮係止突起に内面から当たって該仮係止突起を外方へ押し出すことで、レバーの仮係止が外れるように構成されており、前記仮係止突起に、前記両コネクタハウジングの初期嵌合操作に伴い前記仮嵌合ロック突起が前記仮係止突起に衝合した際に、仮嵌合ロック突起を介して他方のコネクタハウジングに左右方向の調整力を及ぼす左右方向を向いたガイド斜面が設けられていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、両コネクタの嵌合部の間に大きなガタがある場合にも、両コネクタを初期嵌合させた段階で、ガイド手段の作用によって、レバーのカム溝の入口に、相手側のコネクタに設けた係合ピンを適切に誘導することができる。従って、両方コネクタを初期嵌合させた状態でレバーを回動するだけで、手間をとらずにスムーズに、コネクタを完全嵌合までもっていくことができる。
請求項2の発明によれば、ガイド斜面の働きによって、両コネクタハウジングを上下方向に位置合わせしながら初期嵌合させることができ、それにより、レバーのカム溝の入口に係合ピンを適切に誘導することができる。
請求項3の発明によれば、仮嵌合ロック手段が仮嵌合ロックすることで、両コネクタハウジングの前後方向の位置を決めることができ、その位置関係を保持することができる。従って、その仮嵌合ロック状態でレバーを回動させることにより、入口に導入された係合ピンを確実にカム溝の内部に導き入れることができ、カム作用によって両コネクタハウジングをスムーズに本嵌合させることができる。
請求項4の発明によれば、仮嵌合ロック手段が仮嵌合ロック状態になったとき、レバーの仮係止を解除できるので、そのまま次の操作として、レバーを回動させてコネクタを本嵌合させることができる。言い換えれば、両コネクタを仮嵌合ロック状態にするまでは、レバーを仮係止状態に保っておくことができ、仮嵌合ロック状態にすることによって初めて、レバーを回動させることができるようになる。従って、特別な操作を行わずに、レバーを仮係止の状態から回動できる状態に切り換えることができ、嵌合作業性の向上が図れる。
請求項5の発明によれば、両コネクタを初期嵌合させることにより、レバーの仮係止を解きながら、同時に発生するレバーの反発力によって、両コネクタの左右方向の位置決めを行うことができる。従って、双方のコネクタが上下左右に位置合わせされることにより、カム溝と係合ピンの位置が一致し、レバーの回動によりスムーズにコネクタを嵌合させることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施形態のレバー式コネクタの分解斜視図、図2は図1と反対方向から見たレバー式コネクタの分解斜視図、図3はそのメスコネクタ側の構成を示す分解斜視図、図4は図2の一部を取り出し且つその要部を拡大して示す分解斜視図である。図5はメスコネクタのハウジングにレバーを組み付ける前の状態を示す側面図、図6はメスコネクタのハウジングにレバーを組み付けた状態を示す側面図、図7は図6の状態からレバーを回動始点位置まで回動させた状態を示す側面図、図8は車体パネルを隔ててメスコネクタをオスコネクタに嵌合しようと対向させた状態を示す側面図、図9はオスコネクタとメスコネクタの初期仮嵌合状態を示す側面図、図10は図9のX−X矢視断面図、図11は図9のXI−XI矢視断面図およびその一部の拡大図、図12は初期仮嵌合状態からレバーを回動終端位置まで回動させてメスコネクタをオスコネクタに嵌合させた状態を示す側面図、図13は図12のメスコネクタとオスコネクタの関係を取り出して示す側面図、図14は図13のメスコネクタとレバーおよびカバーの関係を取り出して示す側面図、図15は図14のXV部拡大図、図16は図13のXVI−XVI矢視断面図、図17はオスコネクタの前面側から見た概略斜視図、図18はオスコネクタとメスコネクタを仮嵌合させたときの状態を示す側断面図およびその要部の拡大図、図19はオスコネクタとメスコネクタを完全嵌合させたときの状態を示す側断面図およびその要部の拡大図である。
このレバー式コネクタは、互いに嵌合されるメスコネクタ100およびオスコネクタ200と、メスコネクタ100のハウジング(以下、メスコネクタハウジングという)101の前面開口102内に前方から装着されるフロントホルダ300と、オスコネクタ200のコネクタハウジング(以下、オスコネクタハウジングという)201のフード部202内に前面開口202aからコネクタ嵌合方向(前後方向)にスライド自在に装着されるムービングプレート(可動ガイド部材)400と、メスコネクタ100の外側に後方から装着されるレバー500と、メスコネクタ100の後面を覆うように装着されるカバー600と、から主に構成される。
メスコネクタ100は、メスコネクタハウジング101のキャビティに、図示略のメス端子を装着したもので、メスコネクタハウジング101の前面開口102の内周に、オスコネクタ200のフード部202が嵌まるようになっている。オスコネクタハウジング101とメスコネクタハウジング201の嵌合部は、前面から見て略縦長の長方形状をなしており、メスコネクタ100のハウジング101の左右側壁110の内側に、オスコネクタ200のハウジング201のフード部202の左右側壁210が嵌まる。
そして、メスコネクタ100は、前方からフロントホルダ300が装着されることで、不図示のランス(他の係止手段)で抜け止めされたメス端子をフロントホルダ300で二重係止している。
また、オスコネクタ200は、オスコネクタハウジング201のキャビティに、図示略のオス端子を装着したもので、前方に張り出したフード部202が、メスコネクタ100の前面開口102の内周に嵌まるようになっている。このオスコネクタ200の内部には、前方からムービングプレート400が装着されており、そのムービングプレート400によって、不図示のランスで保持されたオス端子がスライド自在に保護されている。オス端子とメス端子は、オスメスコネクタ100、200を完全嵌合させた状態で、互いに対応するもの同士が電気接続される。
ムービングプレート400は、図1に示すように、本体プレート401上にオス端子をガイドする多数の貫通孔402を形成したもので、相手メスコネクタ100側のメス端子と嵌合するまでの間、オス端子を定位置に保持して、オス端子の突出先端の無用な変形を防止し、相手メスコネクタ100と嵌合した際に、相手メスコネクタ100に押されて、前方の仮係止位置から後方の本係止位置へスライドして、オス端子とメス端子の嵌合を案内する機能を果たす。
その仮係止のために、図1および図17〜図19に示すように、ムービングプレート400には係合凸部(係合部)420が設けられ、また、オスコネクタハウジング201の内部には仮係止用弾性アーム220が設けられている。
また、メスコネクタ200の内部に挿入固定されたフロントホルダ300には、矩形板部301の角部に位置させて仮係止解除突起320が設けられ、この係止解除突起320が、コネクタ100、200の嵌合時に仮係止用弾性アーム220と当接することで、仮係止用弾性アーム220を係止解除方向に撓ませ、ムービングプレート400の係合凸部420との係合を解除する機能を果たす。
仮係止用弾性アーム220には、その先端に、ムービングプレート400に設けた係合凸部420と係合することでムービングプレート400を仮係止するフック221が設けられると共に、コネクタ100、200の嵌合に伴って、フロントホルダ300の仮係止解除突起320が進入してきたときに、仮係止解除突起320と当接することで、仮係止解除突起320から仮係止用弾性アーム220を係止解除方向に撓ませる力を受ける第1の傾斜壁222が設けられている。また、仮係止用弾性アーム220の先端には、さらに、コネクタ100、200の離脱時に、それに伴って離脱方向に後退するフロントホルダ300の仮係止解除突起320と当接して、仮係止解除突起320から仮係止用弾性アーム220を係止解除方向に撓ませる力を受ける離脱時用の第2の傾斜壁223が設けられている。なお、仮係止解除突起320の前端と後端には、第1の傾斜壁222に対する垂直な突当壁321と第2の傾斜壁223に対する斜めの突当壁322が設けられている。
この場合、フック221及び係合凸部420の組と、係止解除突起320及び第1の傾斜壁222の組は、コネクタ100、200の嵌合方向と直交する面内において互いに非干渉の位置に配置されている。また、仮係止解除突起320のコネクタ100、200嵌合方向の後側には、仮係止解除のための撓み状態から復元した仮係止用弾性アーム220を収納するスペース324が確保されている。
また、メスコネクタハウジング101の対向する左右側壁110の外面には、一段低められたレバー取付面111が設けられており、そのレバー取付面111に、レバー500の基端の左右側板部510が取り付けられている。
レバー500は、コネクタの嵌合操作を行うための断面コ字型のもので、一対の略円板形の左右側板部510と、それらをつなぐ先端の取っ手530とを有している。このレバー500の左右側板部510には、貫通した軸孔(係合部)512と、貫通した係合溝513と、内面側のカム溝514とが形成されている。
係合溝513は、軸孔512の周囲に該軸孔512(回動中心)を中心とした円弧状に形成されており、溝の内側面に係止突起513aを有している。係合溝513は、レバー500の回動する全角度範囲に亘って形成され、係止突起513aは、レバー500が通常の使用時に回動する角度範囲(後述する通常レバー回動操作範囲)に亘って形成されている。
カム溝514は、軸孔512の周囲に所定の角度範囲にわたって形成されており、左右側板部510の外周縁に開口した入口514aから終端まで、軸孔512の中心(回動中心)からの距離が漸減する曲線形状をなすように形成されている。
メスコネクタハウジング101の両側のレバー取付面111には、レバー500の軸孔512が回動可能に嵌合する支持軸(係合部)112が突設されており、その支持軸112に軸孔512を嵌合させることで、レバー500が、支持軸112を中心に所定角度範囲(この角度範囲は、係合溝513の長さによって規定されている)で回動可能に装着されている。また、支持軸112の前側には、前端の入口114aから支持軸112の近傍まで直線状に延びる嵌合溝114が設けられている。
さらに、レバー取付面111には、支持軸112の周囲に位置させて、前記係合溝513にスライド自在に嵌まる係合凸部113が設けられており、係合凸部113の先端には、係合溝513の係合突起513aに係合することで支持軸112からのレバー500の抜け止めを果たす係合突起113aが設けられている。
また、レバー500の側板部510の円弧状の外周縁には、レバー500の回動方向に間隔をあけて2つの突起部515、516が設けられている。
また、メスコネクタハウジング101のレバー取付面111の周囲には、レバー500の側板部510の円弧状の外周縁をガイドする円弧壁115、116が、前記嵌合溝114を挟んで設けられており、その円弧壁115、116の高さ方向の先端に、レバー500側の突起部515、516と係合することで、レバー500の抜け止めを果たす受部115a、116aが設けられている。つまり、受部115a、116aが設けられた部分が、突起部515、516のスライド自在に係合する円弧状の溝になっている。
また、相手側のオスコネクタハウジング201のフード部202の外側面には、メスコネクタハウジング101の嵌合溝114に嵌まった上で、レバー500のカム溝514に係合する係合ピン214が突設されている。
ところで、このレバー式コネクタでは、レバー500をメスコネクタハウジング101に組み付けることのできる位置(組付位置)が、予め通常のレバー500の回動操作範囲との関係で特定な位置に決められている。そのことを、組立手順と共に以下に説明する。
図5、図6はメスコネクタハウジング101にレバー500を組み付けるときの位置関係を示している。レバー500をこの位置に設定した場合、レバー500の突起部515、516は、コネクタハウジング101側の受部115a、116aから外れた位置にくる。また、係合凸部113と係合溝513の位置は合っているが、係合凸部113の係合突起113aに対して、係合溝513の係合突起513aが重ならない位置にくる。つまり、レバー500が組付位置にあるとき、係止手段(係合突起113a、513a、突起部515、516、受部115a、116a)は非係止の状態となっている。
この状態でレバー500の軸孔512をメスコネクタハウジング101側の支持軸112に嵌合させる。嵌合させるときは、両側板部510が開き気味となるようにレバー500を撓ませる。そうすると、軸孔512が支持軸112に嵌まることで、レバー500の両側板部510がレバー取付面111に取り付けられる。このとき、係合凸部113は係合溝513に嵌まるが、係合凸部113の係合突起113aと係合溝513の係合突起513aは重なっていない。図6がそのときの組付状態を示している。
この位置から、レバー500を図7の矢印で示すように、係合凸部113が係合溝513の一方の端に当たるまで回動させる。回動させるにつれて、係合凸部113の係合突起113aと係合溝513の係合突起513aが重なり、係合状態になる。また、レバー500の側板部510の外周縁に設けた突起部515、516が受部115a、116aのある位置で係合する。
係合凸部113が係合溝513の一方の端に当たって止まった位置が、レバー500の回動始点位置である。この位置にレバー500があるとき、カム溝514の入口514aが、コネクタハウジング101側の嵌合溝114の入口114aと重なり、オスコネクタハウジング201の係合ピン214を受け入れ可能な状態となる。
また、両コネクタハウジング101、201には、コネクタ100、200の嵌合初期の段階において、嵌合操作するに従って、カム溝514の入口514aへ係合ピン214を誘導するためのガイド手段が設けられている。このガイド手段の一部は、コネクタ100、200を初期嵌合状態で仮嵌合ロックする仮嵌合ロック手段に含まれている。それについて説明する。
図4に示すように、両コネクタハウジング101、201には、初期嵌合状態で仮嵌合ロックするための仮嵌合ロック手段が設けられている。メスコネクタハウジング101側の仮嵌合ロック手段は、上下方向に可撓性を持つ弾性アーム130で構成されている。また、オスコネクタハウジング201側の仮嵌合ロック手段は、フード部202の外周に突設された仮嵌合ロック突起230で構成されている。
弾性アーム130は、メスコネクタハウジング101の外周壁の4つの角部に設けられた差込孔103の内部にそれぞれ配設されており、各差込孔103に、オスコネクタハウジング201のフード部202の4つの角部に突設された仮嵌合ロック突起230が進入することで、中の弾性アーム130と係合するようになっている。
仮嵌合ロック手段を構成する仮嵌合ロック突起230と弾性アーム130には、係合爪部231、131が設けられ、各係合爪部231、131の後面の係合壁面(コネクタ嵌合方向と直交する面)231b、131b同士が係合することで、仮嵌合ロック力を発生するようになっている。
また、各係合爪部231、131には、前記ガイド手段の一部としてのガイド斜面231a、131aが設けられている。これらガイド斜面231a、131aは、両コネクタハウジング101、201を初期嵌合させた際に、嵌合を進めるに従い互いに摺接して、両コネクタハウジング101、201を上下方向に位置決めし、それにより係合ピン214をカム溝514の入口514aに誘導する摺接部としての役割を果たす。従って、これらガイド斜面231a、131aは、係合壁面231b、131bの嵌合方向における前側に配置されている。
また、レバー500とメスコネクタハウジング101との間には、レバー500を初期回動位置に仮係止するレバー仮係止手段が設けられている。レバー500側のレバー仮係止手段は、レバー500の左右側板部510の内面に突設された仮係止突起520で構成され、メスコネクタハウジング101側のレバー仮係止手段は、仮係止突起520の係合する仮係止孔140で構成されている。仮係止孔140は、前記弾性アーム130を設けた差込孔103に連通しており、係止突起520が仮係止孔140に係合しているとき、係止突起520の一部が差込孔103内に露出する。
そして、コネクタ100、200を初期嵌合させるのに伴って、仮嵌合ロック手段である仮嵌合ロック突起230と弾性アーム130が仮嵌合ロック状態になったとき、レバー仮係止手段である係止突起520と仮係止孔140の仮係止状態を解除するようになっている。
即ち、仮嵌合ロック手段としてオスコネクタハウジング201に設けられた仮嵌合ロック突起230が、仮係止孔140に係合した仮係止突起520に内面から当たって仮係止突起520を外方へ押し出すことで、レバー500の仮係止が外れることになる。
この場合、仮係止突起520には、左右方向を向いたガイド斜面521が設けられており、このガイド斜面521に、オスコネクタハウジング201の仮嵌合ロック突起230が衝合することによって、レバー500の左右側板部510の反発力が、仮嵌合ロック突起230を介してオスコネクタハウジング201に、左右方向の調整力として加わるようになっている。
次に作用を説明する。
図7に示すように、レバー500を初期回動位置に組み付けたメスコネクタ100をオスコネクタ200と嵌合する場合は、まず、図8に示すように、レバー500を保持した状態のメスコネクタ100を、車体パネルPを挟んで対向するオスコネクタ200に正対させる。図8中のPaは車体パネルPの開口、Sはシール部材である。
この状態でメスコネクタ100をオスコネクタ200に初期仮嵌合させる。そうすると、オスコネクタハウジング201側の係合ピン214が、入口114a、514aからメスコネクタハウジング101の嵌合溝114およびレバー500のカム溝514に入る。図9、図11はこのときの状態を示し、図10は係合ピン214が嵌合溝114とカム溝514に入った状態を示している。
この初期仮嵌合の状態に至るまでに、図4に示した弾性アーム130と仮嵌合ロック突起230のガイド斜面131a、231a同士の摺接によるガイド作用によって、両コネクタハウジング101、201を上下方向に位置合わせすることができる。
また、弾性アーム130と仮嵌合ロック突起230とが仮嵌合ロックする過程で、仮嵌合ロック突起230がレバー500の仮係止突起520に当たることにより、仮係止突起520を外に押し出し、それにより、レバー500の仮係止を解く。その際、同時に発生するレバー500の左右側板部510の反発力によって、オスコネクタハウジング201が左右方向に位置決めされる。
従って、双方のコネクタ100、200が上下左右に位置合わせされることにより、カム溝514の入口514aと係合ピン214の位置が一致し、スムーズに係合ピン214がカム溝514に誘導される。
また、仮嵌合ロック手段である弾性アーム130と仮嵌合ロック突起230が仮嵌合ロックすることで、両コネクタハウジング101、201の前後方向の位置を決めることができ、その位置関係を仮保持することができる。従って、その仮嵌合ロック状態で、仮係止解除されたレバー500を回動させることにより、入口514aに導入された係合ピン214を確実にカム溝514の内部に導き入れることができる。
この場合、仮嵌合ロック手段である弾性アーム130と仮嵌合ロック突起230が仮嵌合ロック状態になったとき、レバー500の仮係止を解除できるので、そのまま次の操作として、レバー500を回動させることができる。言い換えれば、両コネクタ100、200を仮嵌合ロック状態にするまでは、レバー500を仮係止状態に保っておくことができ、仮嵌合ロック状態にすることによって初めて、レバー500を回動させることができるようになる。従って、特別な操作を行わずに、レバー500を仮係止の状態から回動できる状態に切り換えることができ、嵌合作業性の向上が図れる。
また、以上のようにガイド斜面131a、231a、521を設けたことによって、両コネクタ100、200の嵌合部の間に大きなガタがある場合にも、両コネクタ100、200を初期嵌合させた段階で、レバー500のカム溝514の入口514aに、相手コネクタ200に設けた係合ピン214を適切に誘導することができる。
次に図12〜図14に示すように、メスコネクタ100の後面にカバー600を被せ、この状態から取っ手530を掴んで、レバー500を図9の矢印方向に回動させて、図12〜図14の位置まで変位させる。そうすると、カム溝514と係合ピン214との間のカム作用によって、コネクタハウジング101、201が本嵌合される。このときのレバー500の位置が回動終端位置である。
この回動始端位置から回動終端位置までの回動操作範囲を、コネクタの嵌合を行うための通常レバー回動操作範囲と定義すると、前述したレバー500の組付位置は、通常レバー回動操作範囲の外側に設定されている。
従って、通常のレバー操作の際に、レバー500が間違って組付位置に回動するようなおそれはない。組付位置では、レバー500の取り付け・取り外しが可能であるが、通常のレバー500の操作時には、組付位置までレバー500が回動することがないので、通常のレバー500の操作によるコネクタ嵌合作業時に、外力(レバー500への横荷重等)が加わった場合でも、レバー500の脱落が起こる心配がない。また、レバー500の組付位置を特別に設定してあるので、レバー500をメスコネクタハウジング100に無理嵌めすることでレバー500の外れを防止するような面倒な作業を行う必要もなく、レバー500の組付作業性の向上が図れる。
また、本コネクタでは、レバー500の回動終端位置に近い側の通常操作範囲外にレバー500の組付位置を設定してある。従って、前述したように、レバー500をコネクタハウジング101に組み付けた後、レバー500を組付位置から、回動終端位置を超えて回動始端位置まで回動させることによって、初めて係合ピン214の受け入れが可能な待機状態とすることができる。
つまり、レバー500の組付位置(つまり脱落位置)が回動始点位置から遠い位置に設定されているので、回動始端位置で待機しているときに、間違って組付位置に戻してしまうようなことがない。
なお、図12〜図14に示すように、レバー500が回動終端位置にあるときは、既にレバー500として必要な役目(コネクタを嵌合させる役目)を終えているので、この段階で間違ってレバー500が組付位置までたとえ回ったとしても、実際的な影響はほとんどない。
また、以上のようにレバー500を回動終端位置まで回動させた際、図13に示すように、係合凸部113は係合溝513の他方の端にまだ当たっていない。従って、レバー500を規制するものがない場合は、まだレバー500を回動させることができてしまう。
しかし、本コネクタでは、回動終端位置でレバー500が止まるように、カバー600に、レバー500の取っ手530の当たるストッパ610を設けている。従って、回動終端位置を超えてレバー500が回るのを阻止することができ、間違って組付位置までレバー500が回ることがなく、この段階でのレバー500の脱落の可能性をなくせる。
以上のような回動始端位置から回動終端位置までのレバー500の回動操作の際に、係合凸部113の係合突起113aと係合溝513の係合突起513aは、その全範囲に亘って係合している。また、突起部515、516と受部115a、116aも回動位置に応じて交替で係合している。従って、コネクタを嵌合させるための通常のレバー操作の間は、レバー500の脱落を確実に防止することができる。
また、レバー500の組付後に後付けするカバー600に前記のストッパ610を設けているので、カバー600を取り付ける前の段階で、無理なくレバー500の組み付けを行うことができる。
また、両コネクタ100、200を離脱させる場合は、レバー500を反対方向に回動させる。そうすると、カム溝514と係合ピン214との間の逆のてこ作用によって、両コネクタハウジング101、201の嵌合が外れる。
この場合、ストッパ610によってレバー500が確実に回動終端位置に保持されているので、正常な組付状態のままのレバー500を用いてコネクタ100、200の嵌合を外すことができる。
また、本コネクタによれば、次のような作用効果を奏する。
即ち、オスメスコネクタ100、200を嵌合操作すると、図18に示すように、まず、フロントホルダ300の係止解除突起320が仮係止用弾性アーム220の第1の傾斜壁222に当接することにより、仮係止用弾性アーム220を係止解除方向(図18の上側)に撓ませ、ムービングプレート400の係合凸部420に対する仮係止を解除する。
その状態で、ムービングプレート(可動ガイド部材)400は移動できるようになり、さらにコネクタ100、200の嵌合操作を続けると、やがてフロントホルダ300がムービングプレート400に当接して、ムービングプレートを押し移動する。
図19に示すように、コネクタ100、200の嵌合完了時には、ムービングプレート400は、本係止位置まで移動させられる。この状態になったとき、フロントホルダ300の仮係止解除突起320のコネクタ嵌合方向の後側には、仮係止用弾性アーム220を収納するスペース324が確保されているので、仮係止用弾性アーム220は撓み状態から復元し、そのスペース324に収まる。
従って、コネクタ嵌合状態で仮係止用弾性アーム220が常に撓んだ状態になることを防止でき、無用な塑性変形を防止できて、仮係止性能の低下を回避できる。また、仮係止用弾性アーム220が撓んだ状態になっていないので、コネクタ100、200に外力が加わった場合でも、仮係止用弾性アーム220に直接力が伝わるのを避けることができ、外力に対しての耐久性が向上する。
また、コネクタ100、200の嵌合に伴って仮係止用弾性アーム220を解除方向に撓ませる仮係止解除突起320を、メスコネクタハウジング201に直接形成しないで、後からメスコネクタハウジング101に装着するフロントホルダ300に形成してあるので、最終的に仮係止用弾性アーム220の収まるスペース324を作るために、メスコネクタハウジング101に金型の駒抜き孔を作らずにすむ。従って、駒抜き孔からの水の侵入の問題を解消することができ、メスコネクタ100側の防水性、音振性の低下を回避できる。
また、本実施形態では、ムービングプレート400を仮係止するフック221及び係合凸部420の組と、コネクタ100、200の嵌合動作に伴って仮係止を解除する係止解除突起320及び第1の傾斜壁222の組とを、コネクタ嵌合方向と直交する面内において互いに非干渉の位置に設けているので、嵌合方向にコンパクトな設計が可能になる。
また、仮係止用弾性アーム220の先端には、コネクタ100、200の離脱時に、フロントホルダ300の仮係止解除突起320と当接して、離脱力を発生する第2の傾斜壁223を設けているので、コネクタ100、200の離脱をスムーズに行うことができる。
本発明の実施形態のレバー式コネクタの分解斜視図である。 図1と反対方向から見たレバー式コネクタの分解斜視図である。 図1におけるメスコネクタ側の構成を示す分解斜視図である。 図2の一部を取り出し且つその要部を拡大して示す分解斜視図である。 メスコネクタのハウジングにレバーを組み付ける前の状態を示す側面図である。 メスコネクタのハウジングにレバーを組み付けた状態を示す側面図である。 図6の状態からレバーを回動始点位置まで回動させた状態を示す側面図である。 車体パネルを隔ててメスコネクタをオスコネクタに嵌合しようと対向させた状態を示す側面図である。 オスコネクタとメスコネクタの初期仮嵌合状態を示す側面図である。 図9のX−X矢視断面図である。 図9のXI−XI矢視断面図およびその一部の拡大図である。 初期仮嵌合状態からレバーを回動終端位置まで回動させてメスコネクタをオスコネクタに嵌合させた状態を示す側面図である。 図12のメスコネクタとオスコネクタの関係を取り出して示す側面図である。 図13のメスコネクタとレバーおよびカバーの関係を取り出して示す側面図である。 図14のXV部拡大図である。 図13のXVI−XVI矢視断面図である。 オスコネクタの前面側から見た概略斜視図である。 オスコネクタとメスコネクタを仮嵌合させたときの状態を示す側断面図およびその要部の拡大図である。 オスコネクタとメスコネクタを完全嵌合させたときの状態を示す側断面図およびその要部の拡大図である。 従来例の側面図である。 従来例の初期嵌合時の側面図である。
符号の説明
100 メスコネクタ
101 メスコネクタハウジング(コネクタハウジング)
110 左右側壁
112 支持軸(係合部)
130 弾性アーム(仮嵌合ロック手段、ガイド手段)
131a ガイド斜面(摺接部)
131b 係合壁面
140 係止孔(レバー仮係止手段)
200 オスコネクタ
201 オスコネクタハウジング(コネクタハウジング)
210 左右側壁
214 係合ピン
230 仮嵌合ロック突起(仮嵌合ロック手段、ガイド手段)
231a ガイド斜面(摺接部)
231b 係合壁面
500 レバー
510 左右側板部
512 軸孔(回動中心、係合部)
514 カム溝
514a 入口
513a 係合突起(係止手段)
515,516 突起部(係止手段)
520 仮係止突起(レバー仮係止手段、ガイド手段)
521 ガイド斜面

Claims (5)

  1. 互いに嵌合される一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングにレバーが回動可能に軸支され、このレバーにカム溝が設けられ、他方のコネクタハウジングに前記カム溝と係合する係合ピンが突設され、前記カム溝に前記係合ピンを係合させた状態で、前記レバーを回動操作することにより、前記両コネクタハウジングの嵌合と離脱を助勢するレバー式コネクタにおいて、
    前記両コネクタハウジングに、該両コネクタハウジングを嵌合させる初期の段階において嵌合操作するに従って前記カム溝の入口へ前記係合ピンを誘導するガイド手段を設けたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 請求項1に記載のレバー式コネクタであって、
    前記一方のコネクタハウジングと他方のコネクタハウジングの嵌合部が、それぞれ互いに嵌合する左右側壁を有しており、前記一方のコネクタハウジングの左右側壁の外側に、前記レバーに設けられた左右側板部が配置され、前記一方のコネクタハウジングの左右側壁に設けた係合部に前記レバーの左右側板部に設けた係合部を係合させることにより、前記レバーが、一方のコネクタハウジングに対して上下方向に回動自在に軸支され、さらに、前記レバーの左右側板部に、該各側板部の外周縁に入口を開口させた前記カム溝が形成され、前記一方のコネクタハウジングの左右側壁と嵌合する他方のコネクタハウジングの左右側壁の外面に前記係合ピンが突設され、前記ガイド手段として、前記両コネクタハウジングを初期嵌合させた際に、嵌合を進めるに従い互いに摺接して、両コネクタハウジングを上下方向に位置決めし、それにより前記係合ピンを前記カム溝の入口に誘導する摺接部が設けられており、互いに摺接する前記摺接部の少なくとも一方が、上下方向を向いたガイド斜面で構成されていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  3. 請求項2に記載のレバー式コネクタであって、
    前記両コネクタハウジングを初期嵌合状態で仮嵌合ロックするために各コネクタハウジングにそれぞれ仮嵌合ロック手段が設けられ、これら仮嵌合ロック手段の係合壁面の嵌合方向における前側に前記摺接部が設けられると共に、両仮嵌合ロック手段の少なくとも一方が、上下方向に可撓性を持つ弾性アームで構成されていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  4. 請求項3に記載のレバー式コネクタであって、
    前記レバーと前記一方のコネクタハウジングとに、該レバーを初期回動位置に仮係止するレバー仮係止手段が設けられ、
    前記仮嵌合ロック手段が仮嵌合ロック状態になったとき、前記レバー仮係止手段の仮係止が解除されるように構成されていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  5. 請求項4に記載のレバー式コネクタであって、
    前記レバーの左右側板部の内面に、前記レバー仮係止手段としての仮係止突起が設けられ、前記一方のコネクタハウジングに、前記仮係止突起が係合する仮係止孔が設けられ、前記仮嵌合ロック手段として前記他方のコネクタハウジングに設けられた仮嵌合ロック突起が、前記仮係止孔に係合した前記仮係止突起に内面から当たって該仮係止突起を外方へ押し出すことで、レバーの仮係止が外れるように構成されており、前記仮係止突起に、前記両コネクタハウジングの初期嵌合操作に伴い前記仮嵌合ロック突起が前記仮係止突起に衝合した際に、仮嵌合ロック突起を介して他方のコネクタハウジングに左右方向の調整力を及ぼす左右方向を向いたガイド斜面が設けられていることを特徴とするレバー式コネクタ。
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