JP2012188268A - 乗客コンベア - Google Patents

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Kiyoshi Uchida
潔 内田
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Abstract

【課題】乗降板を取り外しての保守点検や修理の全体作業が短縮できる乗客コンベアを提供する。
【解決手段】乗降口下方に配設される機械室の上部開口部を開閉するための乗降板を有する乗客コンベアであって、該乗降板は、乗降口の幅方向に分割された乗降板片10aよりなり、各乗降板片10aは、その裏面に防滴カバーが取り付けられてなり、防滴カバーは、幅方向中央線を頂点とし、幅方向左右に下向きに傾斜する液体受け板17a,17bを有し、その両下端部の下方に傾斜樋を設けることによって、乗降板から侵入した雨水が機械室内のオイルパンまで流出するための流出経路が形成される。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、乗客コンベアに関する。
一般にエスカレータなどの乗客コンベアにおいて、複数の踏段を移送するチェーンベルト下部が位置し、また該チェーンベルトと噛み合うチェーンホイールなどが収納されている下部機械室には、乗降板から漏出する水滴などの液体が機械室に落下しないように、乗降板の下方に防滴カバーが別途取り付けられている。特に下部の乗降口が屋外に露出している乗客コンベアにおいては雨水が下部乗降口に振りかかることがあるため、前記の防滴カバーを設ける必要性は高い。
ところで、乗客コンベアを保守点検や修理するためには、前記の乗降板を機械室の開口部から着脱する必要があり、乗降板を取り外す際には、顧客専有の共用部の床面に養生シートを敷き、養生シートの上に取り外した乗降板を積み重ね、続けて防滴カバーの取り外し作業を行い、取り外した防滴カバーを前記の積み重ねた乗降板の上にさらに積み重ねていた。しかも、狭い通路に設置されている乗客コンベアにおいては、第三者の安全を確実に確保するため、かなり離れた広いスペースの共用部まで乗降板や防滴カバーを運んでいた。さらに、乗客コンベアの保守点検又は修理作業が終わると、防滴カバーを運んできて下部機械室に設置し、続いて乗降板を運んできて下部機械室の開口部に設置して蓋をすることにより保守点検又は修理の全体作業が完了したことになる。
乗客コンベアを保守点検や修理する際に、本来の保守点検又は修理作業だけでなく、上記のような手数と時間のかかる乗降板及び防滴カバーの取り外し作業や運搬載置作業を行っていたため、その分だけ保守点検又は修理の全体作業にかなりの時間を要する結果となっていた。また、顧客側からの要請により、保守点検や修理に要する時間が制限されることが多く、十分な作業時間が確保できないこともある。
そこで、保守点検作業及び故障対応時の時間短縮を目的とし、保守作業者の目線に着目し検討を行った。検討の結果、緊急故障対応(クライシスリスク)や保守作業、特に百貨店等の開店前点検の確認において大変な手間と時間を要していたことが確認でき、保守点検の作業し易さにも考慮し、顧客満足へ繋がる改善策を考える必要があることに到達した。
本発明の実施態様は、乗降板を取り外しての保守点検や修理の全体作業が短縮でき、保守点検時間が規制されている顧客要求の作業時間内容において、乗客コンベアの乗降板に防滴カバーを一体化させることにより着脱時間の短縮を図り、安全機構を保つことを可能にした乗客コンベアを提供することを目的とする。
本発明の実施態様に係る乗客コンベアは、乗降口下方に配設される機械室の上部開口部を開閉するための乗降板を有する乗客コンベアであって、該乗降板は、乗降口の幅方向に分割された乗降板片よりなり、各乗降板片は、その裏面に防滴カバーが取り付けられてなることを特徴とする。
本発明の実施態様に係る乗客コンベアにおいて、乗降板が閉塞されている通常の状態の乗客コンベアの一部概略斜視図である。 本発明の実施態様に係る乗客コンベアにおける乗降板の概略斜視図である。 図2の一部切欠斜視図である。 本発明の実施態様に係る乗客コンベアにおける乗降板を機械室開口部に設置した状態を示す概略端面図である。
以下、本発明の実施例に係る乗客コンベアについて、図面を参照して説明する。
図1においてAはエスカレータを示し、エスカレータAには、その下階側乗降口の下方に機械室が設けられている。そして、該機械室には、機械室上部の開口部の蓋の役目を果たす乗降板10が配設されている。該乗降板10は、乗降口の幅方向に3つに分割された乗降板片10a,10b,10cとから構成される。また、これら乗降板片10a,10b,10cは、機械室への出入口として使用するため、ねじ等を着脱することにより乗降板片10a,10b,10cが個々に取り外し可能となっている。
図2は、乗降板片10aを表し、乗降板片10aは、天板部11と防滴カバ−12とからなる。また、乗降板片10b,10cも同様の構成である。天板部11の表面にはエッチングにより凹部と凸部とが形成されている。
天板部11には乗降板上の雨水などの液体を通過させるための透水孔11aが形成されている。防滴カバー12は、図2及び図3に示すように、天板部11との境界となる境界板13、前後の側壁板14a,14b、左右のC型鋼からなる側壁体15a,15b、及び、底面を構成する底板16とで囲まれたフレームを有し、その内部に前後に2箇所の液体受け板17a,17bと仕切り板18a,18bとが配されている。前記境界板13は、天板部11の透水孔11aと連通するように透水孔13aが形成されており、その直下に液体受け板17a,17bが位置するように構成されている。さらに、液体受け板17a,17bは、その上面が、幅方向中央線を頂点とし、幅方向左右に下向きに傾斜した傾斜面から構成され、その左右の下端部に排出口19a,19bが形成されている。さらにまた、底板16には、液体受け板17a,17bの排出口19a,19bと連通するように排出口16aが形成されている。したがって、天板部11の透水孔11aから浸入した液体Wが、境界板13の透水孔13aを通過して液体受け板17a,17bに落下し、傾斜面を伝って液体受け板17a,17bの排出口19a,19b及び底板16の排出口16aを通過して下方に落下することになる。
防滴カバー12には、その左右両端下方の位置であって、排出口19a,19bの直下位置に傾斜樋20a,20bが取り付けられており、該傾斜樋20a,20bは、その底面が一方向に連続する傾斜面になっており、不図示の機械室内のオイルパンに流出する流出経路が形成されるようになっている。したがって、排出口19a,19bから落下した液体Wは、樋20a,20bを通過して不図示のオイルパンに流出することになる。
なお、防滴カバーは、その液体受け板に排出口を設けず、また底板にも排出口を設けない構成として、液体受け板の左右両端部に傾斜樋を直接設け、該傾斜樋を、各乗降板片を連通するように、その底面が一方向に連続する傾斜面となるように構成してもよい。
以上のように、乗客コンベアAの乗降口に敷設する乗降板10について、天板部11と防滴カバー12とを一体構造としたので、乗降板10の着脱作業時間を短縮でき、保守点検や修理の全体作業時間を短縮することができる。したがって、保守点検時における時間指定の顧客の要望に応ずることが可能となる。また、乗降板10について天板部11と防滴カバー12とを一体構造とすることにより、乗降板10の隙間から浸入する雨水が、乗降10の天板部11の表面から傾斜樋20a,20bまでスムーズに流出する経路を確保することができる。
本実施例に係る乗客コンベアAは、従来のような乗降板と別体になっている二重構造の防滴カバーをなくし、防滴カバー12と天板部11との一体化した乗降板10とすることにより一重構造へ変更でき、これによって、従来のような防滴カバーの着脱に要する作業時間が削減できる。また、防滴カバー12を天板部11と一体化した乗降板10とすることによりから傾斜樋20a,20bに雨水等の液体を直接流す方式を採用することによって、従来の乗降板とは別個に設けられていた防滴カバーから雨樋に雨水を流す方式から向上を図ることができる。
なお、本実施例はエスカレータについて説明したが、動く歩道における踏段に対しても適用できるものである。また、実施の形態は例示であり、発明の範囲は実施の形態に限られるものではない。
以上のように本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
A・・・・乗客コンベア
W・・・・雨水などの液体
10・・・乗降板
10a,10b,10c・・乗降板片
11・・・天板部
11a・・天板部の透水孔
12・・・防滴カバー
13・・・境界板
13a・・境界板の透水孔
14a,14b・・前後の側壁板
15a,15b・・左右の側壁体
16・・・底板
16a・・底板の排出口
17a,17b・・液体受け板
18a,18b・・仕切り板
19a,19b・・液体受け板の排出口
20a,20b・・傾斜樋

Claims (2)

  1. 乗降口下方に配設される機械室の上部開口部を開閉するための乗降板を有する乗客コンベアであって、
    該乗降板は、乗降口の幅方向に分割された乗降板片よりなり、
    各乗降板片は、その裏面に防滴カバーが取り付けられてなる
    ことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 防滴カバーは、幅方向中央線を頂点とし、幅方向左右に下向きに傾斜し、その両下端部又は両下端部の下方に傾斜樋が設けられ、該傾斜樋が機械室内のオイルパンに流出する流出経路が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
JP2011054509A 2011-03-11 2011-03-11 乗客コンベア Withdrawn JP2012188268A (ja)

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