JP2012187960A - 自動二輪車のサイドスタンド - Google Patents
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Abstract
【課題】耐久性に優れ、軽量且つコンパクトで円滑作動を保証する自動二輪車のサイドスタンドを提供する。
【解決手段】車体側ブラケット12に設けた貫通孔にピボットボルト16を枢支し、サイドスタンド本体11を車体側ブラケット12に対して揺動自在に支承させる。内六角のボルトで形成したピボットボルト16を、雌ネジが形成された車体側ブラケット12の貫通孔18に螺合させると共に、その先端にロックナット19を締着して固着する。車体側ブラケット12の両側面に突出したピボットボルト16の頭部及びロックナット19のそれぞれ外周に軸受部を形成し、これらの軸受部を介してサイドスタンド本体を軸支する。
【選択図】図2
【解決手段】車体側ブラケット12に設けた貫通孔にピボットボルト16を枢支し、サイドスタンド本体11を車体側ブラケット12に対して揺動自在に支承させる。内六角のボルトで形成したピボットボルト16を、雌ネジが形成された車体側ブラケット12の貫通孔18に螺合させると共に、その先端にロックナット19を締着して固着する。車体側ブラケット12の両側面に突出したピボットボルト16の頭部及びロックナット19のそれぞれ外周に軸受部を形成し、これらの軸受部を介してサイドスタンド本体を軸支する。
【選択図】図2
Description
本発明は、オンロード、オフロードあるいはスクーター等の自動二輪車におけるサイドスタンドに関する。
自動二輪車においてサイドスタンドを備え、車両停車時に前後車輪と共働してその車両が倒れないように支持するようにしている。この種のサイドスタンドは通常、車両前後方向略中央にて車体下側部に配置される。
例えば特許文献1に記載の二輪車両用サイドスタンドでは、車体側ブラケットに設けた貫通口に枢軸ボルトを、前記車体側ブラケットの両側に各々配設されるスペーサを介して固着可能とし、該スペーサの外周に軸受部材を配設してなる。この例を始めとして車体側ブラケットを両側から、サイドスタンド側のコ字状の枢支部で挟むように係合させる構成のものが多い。
しかしながら、従来のサイドスタンドにおいて支持ボルトを通すピボット穴の長さが、車体側ブラケットの厚みに依存するため少なくなり、支持ボルトとピボット穴の隙間によるガタが大きい上に、両者の摺動部の面積が小さく、ピボットの磨耗が起こり易い。また支持ボルトがサイドスタンドのコ字の片側のみで締結されるため支持ボルトのオーバハング量が大きく、変形を生じ易いために強度的に不利である。更に、支持ボルトのボルトヘッドを回避するようにスタンドスプリングを配設する必要から、サイドスタンドをオフセットした配置とせざるを得ないため、レイアウトの自由度が小さい。
加えて、特許文献1のものでは支持ボルトの締付けがボルト/ナットのみであり、ロックナット機構を有さないためトルクダウン発生のおそれがある上、ボルト/ナット以外にワッシャ、スペーサ及び別体のカラーが必要になり、部品点数が多い。また、ピボットの芯出しのためスペーサとボルトの段付き部をテーパーとしているが、座面の食込みが起こるため軸力が上がらないばかりか、衝撃で容易にトルクダウンする可能性が高い。更に、支持ボルトのボルトヘッドが突出しているため同様にレイアウト自由度が小さい等々も問題を有していた。
本発明はかかる実情に鑑み、耐久性に優れ、軽量且つコンパクトで円滑作動を保証する自動二輪車のサイドスタンドを提供することを目的とする。
本発明による自動二輪車のサイドスタンドは、車体側ブラケットに設けた貫通孔にピボットボルトを枢支し、サイドスタンド本体を前記車体側ブラケットに対して揺動自在に支承させてなる自動二輪車のサイドスタンドであって、内六角のボルトで形成した前記ピボットボルトを、雌ネジが形成された前記車体側ブラケットの貫通孔に螺合させると共に、その先端にロックナットを締着して固着し、前記車体側ブラケットの両側面に突出した前記ピボットボルトの頭部及び前記ロックナットのそれぞれ外周に軸受部を形成し、これらの軸受部を介してコ字状の係合部を有する前記サイドスタンド本体を軸支したことを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車のサイドスタンドにおいて、前記ピボットボルトを前記車体側ブラケットの車幅方向内側面から挿入螺合して、前記ピボットボルトの頭部を前記車体側ブラケットの車幅方向内側に配設し、前記ピボットボルトの頭部を前記サイドスタンド本体の係合部に埋没させることを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車のサイドスタンドにおいて、前記車体側ブラケットと前記サイドスタンド本体との間に張設されて前記サイドスタンド本体を収納位置に付勢するスタンドスプリングを有し、このスタンドスプリングを前記車体側ブラケットの車幅方向内側に配設したことを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車のサイドスタンドにおいて、前記サイドスタンド本体のコ字形に形成された前記係合部は、車幅方向内側の一方が車幅方向外側の他方よりも厚肉に形成され、軸受部の幅を長く形成したことを特徴とする。
また、本発明の自動二輪車のサイドスタンドにおいて、前記車体側ブラケット及び前記サイドスタンド本体がアルミニウム合金で形成され、前記車体側ブラケット及び前記サイドスタンド本体側ブラケットの対向面間にワッシャを介装したことを特徴とする。
本発明によれば、ピボットボルト及びロックナットの外周に形成した軸受部により、サイドスタンド本体を支持する。サイドスタンドにおける軸受ピッチもしくは軸受幅を大きくとることができたのでピボット孔の耐磨耗性が向上する。また、ボルトヘッド及びロックナットの外周を用いてこれに軸受部を形成したことで、ピボットボルトのネジ部に対して曲げモーメントが作用せず、軸受部も大径化したことで、ピボットボルトのネジ部のネジ径を実質的に小さくすることができる。
以下、図面に基づき、本発明における自動二輪車のサイドスタンドの好適な実施の形態を説明する。
先ず、本発明を適用した車両全体構造について説明する。この実施形態においては図1に示すような自動二輪車100とし、この自動二輪車100に搭載したエンジンには後述するようにバキュームポンプが配置される。なお、以下の説明中で用いる各図において、必要に応じて車両の前方を矢印Frにより、車両の後方を矢印Rrにより示し、また、車両の側方右側を矢印Rにより、車両の側方左側を矢印Lにより示す。
先ず、本発明を適用した車両全体構造について説明する。この実施形態においては図1に示すような自動二輪車100とし、この自動二輪車100に搭載したエンジンには後述するようにバキュームポンプが配置される。なお、以下の説明中で用いる各図において、必要に応じて車両の前方を矢印Frにより、車両の後方を矢印Rrにより示し、また、車両の側方右側を矢印Rにより、車両の側方左側を矢印Lにより示す。
図1において鋼製あるいはアルミニウム合金材でなる車体フレーム101の前部には、ステアリングヘッドパイプ102によって左右に回動可能に支持された左右2本のフロントフォーク103が設けられる。フロントフォーク103の上端にはハンドルバー104が固定され、ハンドルバー104の両端にグリップ105を有する。フロントフォーク103の下部には前輪106が回転可能に支持されると共に、前輪106上部を覆うようにフロントフェンダ107が固定される。前輪106は、前輪106と一体回転するブレーキディスク108を有している。
車体フレーム101はステアリングヘッドパイプ102から後方に向けて左右二又状に分岐し、それぞれが後下がりに傾斜して延出する。車体フレーム101の後部にはスイングアーム109が揺動可能に結合すると共に、両者間にリヤショックアブソーバが装架される。スイングアーム109の後端には後輪110が回転可能に支持される。後輪110は、エンジンの動力を伝達するチェーン111が巻回されたドリブンスプロケット112を介して、回転駆動されるようになっている。なお、チェーン111の上方にはチェーンカバー113が付設され、後輪110の上方にはリヤフェンダ114が配置される。
車体フレーム101にはエンジンユニット122が搭載され、このエンジンユニット122には燃料供給装置から混合気が供給されると共に、エンジン内での燃焼後の排気ガスが排気管を通って排気される。本実施形態において、エンジンは例えば4サイクル多気筒エンジンであってよい。また、それぞれの気筒の排気管はエンジンユニット122の下側にて結合し、排気ガスはその後排気チャンバを経て、車両後端付近でマフラ115から排気されるような構成も可能である。なお、マフラ115は、着座シート等を支持するシートレール116等を利用して取付支持される。
エンジンユニット122の上方には燃料タンク117が搭載され、燃料タンク117の後方にライダシート118及びタンデムシート119が連設される。ライダシート118及びタンデムシート119に対応して、フートレスト120及びフートレスト121(ピリオンステップ)が配置される。この例では車両左側において、前後方向略中央下部にサイドスタンド(プロップスタンド)10を有している。更に図1において、123はヘッドランプ、124はスピードメータ、タコメータあるいは各種インジケータランプ等を含むメータユニット、125はステー126を介してフェアリング127に支持されるバックミラーである。
車両外装において、フェアリング127及びサイドカウル128によって車両の主に前部及び側部が覆われ、車両後部にはサイドカバー129あるいはシートカウル130が被着し、これらにより所謂、流線型を有する車両の外観フォルムが形成される。また、フェアリング127の前端部において、エアクリーナに空気を送給するための空気取入口(詳細図示を省略する)が開口している。なお、本発明はかかる外観タイプの車両にのみ限定されるものではなく、その他の場合も適用可能である。
さて、本発明において前述したようにこの実施形態では、自動二輪車100の車体左側にて前後方向略中央下部にサイドスタンド10を備える。なお、図1においてはサイドスタンド10が車体側に回動して格納もしくは収納された状態が示されている。
図2に示されるようにサイドスタンド本体11は長尺状に形成され、車体フレーム101の最下部付近に固定された取付用のブラケット12に対して、揺動支点もしくは揺動軸Pを支点として実質的に前後方向に揺動自在に支承される。なお、このブラケット12は本発明において車体側ブラケットとして機能する。
図2に示されるようにサイドスタンド本体11は長尺状に形成され、車体フレーム101の最下部付近に固定された取付用のブラケット12に対して、揺動支点もしくは揺動軸Pを支点として実質的に前後方向に揺動自在に支承される。なお、このブラケット12は本発明において車体側ブラケットとして機能する。
図3及び図4は、サイドスタンド本体11とブラケット12の結合部まわりをそれぞれ示している。ブラケット12は揺動軸Pが設定され、下方へ突出するように形成された支持部13を有し、この支持部13は相互に平行且つ平坦な左右両側面により所定の左右幅、即ち肉厚を持つ。また、ブラケット12には、車体フレーム101側へ締着固定するためのボルト(図示せず)が挿通する複数の挿通孔14が形成されている。また、サイドスタンド本体11が揺動した際、その揺動端にて当接するようにしたストッパ15を有する。なお、このストッパ15はサイドスタンド本体11の格納側揺動端に対応する。
サイドスタンド本体11は、ブラケット12に設けた後述する貫通孔にピボットボルト16を枢支させ、このピボットボルト16を介してブラケット12に支持される。より具体的には図5及び図6に示されるように先ず、サイドスタンド本体11はブラケット12の支持部13との係合部17を有し、この係合部17は断面コ字状に形成され、そのコ字の内側に支持部13を挟み込むように係合する。なお、このように一対でなる係合部17は本発明においてサイドスタンド本体側ブラケットとして機能する。ブラケット12の支持部13には貫通孔18が形成され、ピボットボルト16はこの貫通孔18に挿通される。
この場合、ピボットボルト16は内六角のボルト(六角穴付ボルト)で形成され、このピボットボルト16のボルトヘッド16a(頭部)には六角穴16bが形成される。一方、支持部13の貫通孔18の内周面にはネジ部18a(雌ネジ)が形成され、ピボットボルト16のネジ部16cが貫通孔18のネジ部18aと螺合するようになっている。図6に示されるようにピボットボルト16のネジ部16cの先端部は貫通孔18から延出し、この延出部位にロックナット19が螺合する。なお、ロックナット19にはネジ部19a(雌ネジ)が形成されている。このように貫通孔18のネジ部18aに螺合したピボットボルト16のネジ部16cの先端部には更に、ロックナット19が締着固定されるようになっている。
また、上記のように支持部13に締着固定されたピボットボルト16及びロックナット19において、支持部13の一方の側面(車幅方向内側面、即ち右側)に突出するピボットボルト16のボルトヘッド16aの外周には軸受部16dが形成されると共に、支持部13の他方の側面(車幅方向外側面、即ち左側)に突出するロックナット19の外周には軸受部19bが形成される。これらの軸受部16d及び軸受部19bのそれぞれ軸心は相互に同心であり、即ち各々の軸心は揺動軸Pと一致する。
また、サイドスタンド本体11の係合部17のコ字の両辺部位には図6に示されるように、軸受部16d及び軸受部19bとそれぞれ適度な嵌合い公差を以って嵌合する嵌合孔20A及び20Bが形成される。ピボットボルト16は貫通孔18に対して、ブラケット12の車幅方向内側面から挿入螺合され、従ってピボットボルト16のボルトヘッド16aはブラケット12の車幅方向内側に配設される。この場合、ボルトヘッド16a、即ち軸受部16dはサイドスタンド本体11の一方の嵌合孔20Aと嵌合して実質的に係合部17に埋没する。なお、ロックナット19については、軸受部19bは他方の嵌合孔20Bと嵌合するが、そのナット部19cが係合部17から露出する。
上記の場合、嵌合孔20Aが形成された車幅方向内側の係合部17の肉厚は、嵌合孔20Bが形成された車幅方向外側の係合部17よりも厚肉に形成される。これに対応して、軸受部16dの幅は、軸受部19bよりも長く設定される。
ここで図2を参照して、ブラケット12とサイドスタンド本体11との間には、サイドスタンド本体11を収納位置へと付勢するスタンドスプリング21が張設される。この場合、スタンドスプリング21は引張りスプリングでなり、その両端に付設されたうちの一方のフック21aは、ブラケット12に植設された掛止ピン22に掛止され、他方のフック21bは、サイドスタンド本体11に設けた掛止部23に掛止される。このように張設されるスタンドスプリング21は、図示のようにブラケット12の車幅方向内側に配設される。
更に、本発明において、サイドスタンド本体11及びブラケット12はアルミニウム合金で形成される。この場合、図2に示されるようにサイドスタンド本体11及びブラケット12の対向面間にワッシャ24をそれぞれ介装することができる。なお、ワッシャ24としては、鉄系のスラストワッシャが好適である。
本発明によれば、上述したようにピボットボルト16及びロックナット19の外周に形成した軸受部16d及び軸受部19bにより、係合部17にてサイドスタンド本体11を支持する。これによりサイドスタンド10における軸受ピッチもしくは軸受幅W(図6参照)を大きくとることができたのでピボット孔である嵌合孔20A及び20Bの耐磨耗性が向上する。また、内六角ボルトのピボットボルト16のボルトヘッド16a及びロックナット19の外周を用いてこれに軸受部16d,19cを形成したことで、ピボットボルト16のネジ部16cに対して曲げモーメントが作用せず、軸受部16d,19cも大径化したことで、ピボットボルト16のネジ部16cのネジ径を実質的に小さくすることができる。また、ピボットボルト16の長さも短くできるため軽量化を図ることができる。
また、ピボットボルト16のボルトヘッド16aが、サイドスタンド本体11の嵌合孔20Aと嵌合して埋没し、これにより該ボルトヘッド16aがサイドスタンド本体11の軸支部から突出しない。この結果、サイドスタンド本体11の軸支部に近接してスタンドスプリング21を配設でき、これによりスタンドスプリング21の張力による軸支部のコジレを抑制し、サイドスタンド本体11の作動性が向上する。
従来では例えば図7の二点鎖線で示すようにボルトヘッド1がサイドスタンド本体11の軸支部からスタンドスプリング21側へ大きく突出し、そのままではスタンドスプリング21と干渉してしまう。このため設計自由が大幅に制限されざるを得ない。加えて、ボルトヘッド1とスタンドスプリング21が干渉しないようにするために、例えば図2のようにスタンドスプリング21のサイドスタンド本体11に対するオフセット量wを大きくすると、この場合軸支部に大きな曲げモーメントが発生してしまう。これに対して本発明では係合部17内部に埋没するように配設されるボルトヘッド16aは、係合部17の車幅方向内側面と実質的に面一化した状態で配置されるため、設計自由度を有効に拡大すると共に、オフセット量wを最小にすることができる。
また、一対のコ字状の係合部17のうち、スタンドスプリング21に隣接した側である車幅方向内側の軸支部の長さを長くしたことにより、スタンドスプリング21の張力による軸支部のコジレが軽減され、この点でもサイドスタンド本体11の作動性が向上する。
更に、上記構成によればサイドスタンド10全体として軽量化されると共に、ブラケット12及びサイドスタンド本体11の係合部17の対向面間にワッシャ24を介装することにより摺接面の磨耗が防止され、耐久性が向上する。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。
上記実施形態において、車体側ブラケット12とサイドスタンド本体11の係合部17の2つの部材間に本発明に係る軸受構造を適用した例を説明したが、その他に例えば自動二輪車等におけるサスペンションのリンク機構まわりの軸受構造に対しても本発明は適用可能である。
上記実施形態において、車体側ブラケット12とサイドスタンド本体11の係合部17の2つの部材間に本発明に係る軸受構造を適用した例を説明したが、その他に例えば自動二輪車等におけるサスペンションのリンク機構まわりの軸受構造に対しても本発明は適用可能である。
10 サイドスタンド、11 サイドスタンド本体、12 ブラケット、13 支持部、14 挿通孔、15 ストッパ、16 ピボットボルト、17 係合部、18 貫通孔、19 ロックナット、20A,20B 嵌合孔、21 スタンドスプリング、22 掛止ピン、24 ワッシャ、100 自動二輪車。
Claims (5)
- 車体側ブラケットに設けた貫通孔にピボットボルトを枢支し、サイドスタンド本体を前記車体側ブラケットに対して揺動自在に支承させてなる自動二輪車のサイドスタンドであって、
内六角のボルトで形成した前記ピボットボルトを、雌ネジが形成された前記車体側ブラケットの貫通孔に螺合させると共に、その先端にロックナットを締着して固着し、前記車体側ブラケットの両側面に突出した前記ピボットボルトの頭部及び前記ロックナットのそれぞれ外周に軸受部を形成し、これらの軸受部を介してコ字状の係合部を有する前記サイドスタンド本体を軸支したことを特徴とする自動二輪車のサイドスタンド。 - 前記ピボットボルトを前記車体側ブラケットの車幅方向内側面から挿入螺合して、前記ピボットボルトの頭部を前記車体側ブラケットの車幅方向内側に配設し、前記ピボットボルトの頭部を前記サイドスタンド本体の係合部に埋没させることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のサイドスタンド。
- 前記車体側ブラケットと前記サイドスタンド本体との間に張設されて前記サイドスタンド本体を収納位置に付勢するスタンドスプリングを有し、このスタンドスプリングを前記車体側ブラケットの車幅方向内側に配設したことを特徴とする請求項1又は2に記載の自動二輪車のサイドスタンド。
- 前記サイドスタンド本体のコ字形に形成された前記係合部は、車幅方向内側の一方が車幅方向外側の他方よりも厚肉に形成され、軸受部の幅を長く形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の自動二輪車のサイドスタンド。
- 前記車体側ブラケット及び前記サイドスタンド本体がアルミニウム合金で形成され、前記車体側ブラケット及び前記サイドスタンド本体側ブラケットの対向面間にワッシャを介装したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動二輪車のサイドスタンド。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2011
- 2011-03-09 JP JP2011051500A patent/JP2012187960A/ja not_active Withdrawn
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