JP2012165373A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラ内の測定温度が上昇しても、可能な限り動画記録を継続できるようにした撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置は、撮像装置の筐体内温度を検出する温度検出部と、記録画像の画質を決定する複数の記録方式の中の一つの記録方式に基づいて動画像データを生成して記録媒体に記録する動画記録部と、動画記録部に対して設定する記録方式を制御する制御部とを備える。制御部は、温度検出部による検出結果に応じて、動画記録部に設定する記録方式を変更する。
【選択図】図7

Description

本発明は撮像装置に関し、特に動画記録が可能な撮像装置に関する。
光学系を介して形成された被写体像を撮像して画像データを生成する撮像センサを搭載したデジタルカメラが普及している。撮像センサは、電力を消費して画像データ生成のための各種処理動作を行う。撮像センサは各種処理動作を行う際に発熱する。特に、動画記録処理のように長時間継続して動作する場合、発熱により、撮像センサや画像処理エンジンの温度上昇がより顕著になる。
このような撮像装置内の温度上昇により、撮像センサの出力に顕著なノイズが混在するようになったり、ユーザがカメラ筐体を把持するのに支障が生じたり、カメラ本体や構成部品が変形してしまったりするという問題が生じ得る。近年、デジタルカメラの小型化に伴い、撮像センサの熱対策が課題になっている。
撮像センサの熱対策として、温度検出手段により検出された温度が許容温度を超えたときに、警告を発したり、カメラ撮影動作を制限したりするデジタルカメラが知られている。例えば、特許文献1は、温度センサによって測定された温度が許容温度(70度)を超えると、デジタルカメラの動作のうち消費電力が高い動作である動画記録動作を停止し、デジタルカメラの動作のうち消費電力の低い動作である静止画撮影動作を実行可能に制御する技術を開示している。
特開2007−28425号公報
特許文献1に開示された技術では、長時間動画記録を継続したいようなシーンを撮影している場合に、温度センサによって許容温度を超えた温度が検出されると、動画記録動作が急に停止してしまう。これでは、大切なシーンを記録できず、ユーザにとって不都合である。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、カメラ内の測定温度が上昇しても、可能な限り動画記録を継続できるようにした撮像装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる撮像装置は、動画像を記録可能な撮像装置であって、撮像装置の筐体内温度を検出する温度検出部と、記録画像の画質を決定する複数の記録方式の中の一つの記録方式に基づいて動画像データを生成して記録媒体に記録する動画記録部と、動画記録部に対して設定する記録方式を制御する制御部とを備える。制御部は、温度検出部による検出結果に応じて、動画記録部に設定する記録方式を変更する。
本発明によれば、撮像装置の筐体内温度を考慮して動画の記録方式(動画記録モード)を制御することで、筐体内温度が上昇した場合であっても、可能な限り動画記録を実行することが可能となる。
デジタルカメラの前面構成図 デジタルカメラの背面構成図 デジタルカメラの電気的構成図 デジタルカメラの内部構成イメージ図 設定した動画記録モードに対する温度上昇率を説明するための図 時間経過に伴って温度上昇したときの制御を説明するための図 動画記録中における動画記録モードの変更動作のフローチャート 動画記録モードの切り替えをユーザに提案する画面のイメージ図 動画記録モード変更の判断フローチャート 動画記録再開時における動画記録モードの変更動作のフローチャート
以下、添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
実施の形態1
以下に説明するデジタルカメラは、筐体内温度を検出し、筐体内温度の検出結果に応じて、自動的にまたはユーザ指示にしたがい、設定する動画記録モードを変更する。これにより、デジタルカメラは、カメラ内の測定温度が上昇しても、可能な限り動画記録を継続することを可能とする。
1.構成
以下、図面を用いて本実施の形態のデジタルカメラの構成を説明する。
1−1.デジタルカメラの構成
図1は、本実施の形態のデジタルカメラ100の正面図である。デジタルカメラ100は前面に光学系110を納める鏡筒や、フラッシュ160を備える。また、デジタルカメラ100は上面に、レリーズ釦201、ズームレバー202、電源203などの操作釦を備える。
図2は、デジタルカメラ100の背面図である。デジタルカメラ100は背面に液晶モニタ123や、動画記録釦206や中央釦204や十字釦205などの操作釦を備える。
図3は、デジタルカメラ100の電気的構成図である。デジタルカメラ100は、光学系110を介して形成された被写体像をCCDイメージセンサ120で撮像する。CCDイメージセンサ120は撮像した被写体像に基づく画像情報を生成する。CCDイメージセンサ120により生成された画像情報は、AFE(アナログ・フロント・エンド)121や画像処理部122において各種処理が施される。各種処理が施された画像情報はフラッシュメモリ142やメモリカード140に記録される。フラッシュメモリ142やメモリカード140に記録された画像情報は、操作部150上でのユーザによる操作にしたがい液晶モニタ123上に表示される。以下、図1から図3に示す構成の詳細を説明する。
光学系110は、フォーカスレンズ111やズームレンズ112、絞り113、シャッタ114等により構成される。図示していないが、光学系110は、光学式手ぶれ補正レンズ(OIS: Optical Image Stabilizer)を含んでいてもよい。なお、光学系110を構成する各種レンズは何枚から構成されるものでも、何群から構成されるものでもよい。
フォーカスレンズ111は被写体のフォーカス状態の調節に用いられる。ズームレンズ112は被写体の画角の調節に用いられる。絞り113は、CCDイメージセンサ120に入射する光量の調節に用いられる。シャッタ114は、CCDイメージセンサ120に入射する光の露出時間を調節する。フォーカスレンズ111、ズームレンズ112、絞り113、シャッタ114は、それぞれに対応したDCモータやステッピングモータ等の駆動手段により、コントローラ130から通知された制御信号に従って駆動される。
CCDイメージセンサ120は、光学系110を通して形成された被写体像を撮像して画像情報を生成する。CCDイメージセンサ120の受光面には多数のフォトダイオードが2次元的に配列されている。また、各フォトダイオードに対応してR、G、Bの原色カラーフィルタが所定の配列構造で配置されている。撮像対象となる被写体からの光は、光学系110を通過した後に、CCDイメージセンサ120の受光面に結像され、画像情報を示す電気信号に変換され後段のAFE121に供給される。
また、CCDイメージセンサ120は、デジタルカメラ100の動作モードに対応した幾つかの駆動モードに基づいて動作する。デジタルカメラ100の動作モードとしては、再生モードと撮影モードがある。撮影モードには、静止画撮影モード、動画撮影モード、スルー画像撮影モードなどがある。
AFE121は、CCDイメージセンサ120から入力した画像情報に対して、相関二重サンプリングによる雑音抑圧、アナログゲインコントローラによるISO感度値に基づくゲインの乗算、及びADコンバータによるAD変換を実施する。その後、AFE121は画像情報を画像処理部122に出力する。
画像処理部122は、AFE121から出力された画像情報に対して各種の処理を施す。各種処理としては、BM(ブロックメモリ)積算、スミア補正、ホワイトバランス補正、ガンマ補正、YC変換処理、電子ズーム処理、圧縮処理、伸張処理等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。画像処理部122は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、プログラムを用いたマイクロコンピュータなどで構成してもよい。また、画像処理部122は、コントローラ130のような他の機能部とともに1つの半導体チップで構成してもよい。
温度センサ161は、デジタルカメラ100の筐体内温度を測定する。そして、温度センサ161は、筐体内温度の測定結果をコントローラ130に通知する。ここで、デジタルカメラ100の筐体内温度について説明する。
図4は、デジタルカメラ100を背面から見た内部構成イメージ図である。図4に示すように、CCDイメージセンサ120は光学系110に対向する位置に配置されている。また、図示していないが、デジタルカメラ100を背面から見て右側には、カードスロット141やバッテリケース(不図示)が配置されており、それらと対向する位置に画像処理部122が配置されている。また、ユーザがデジタルカメラ100を把持するグリップ部内に温度センサ161が配置されている。動画像記録など、CCDイメージセンサ120や画像処理部122が動作する状態が長時間継続されると、CCDイメージセンサ120や画像処理部122は発熱する。これに伴い、デジタルカメラ100の筐体内温度は上昇する。CCDイメージセンサ120および画像処理部122といった発熱体は、筐体の水平方向の中心を基準として概ね対称な位置に配置されている。このため、デジタルカメラ100筐体内の温度分布は概ね左右対称となる。ユーザは、撮影時において、デジタルカメラ100の左右の端部を両手を使って把持することが多い。よって、デジタルカメラ100筐体内の左右のグリップ内のいずれか一方に温度センサ161を配置すれば、他方の測定結果も同等のものであると推定することができる。実施の形態1においては、デジタルカメラ100を片手で保持して撮影する場合を想定し、レリーズ釦201やズームレバー202等の操作部材の集中した右手側グリップ内に温度センサを配置している。
液晶モニタ123は、デジタルカメラ100の背面に備わる。液晶モニタ123は、画像処理部122にて処理された画像情報に基づく画像を表示する。液晶モニタ123が表示する画像には、スルー画像や記録画像がある。スルー画像は、CCDイメージセンサ120により一定時間ごとに生成されるフレームの画像を連続して表示することで得られる画像である。通常、デジタルカメラ100が撮影モードにあるときに、画像処理部122は、CCDイメージセンサ120が生成した画像情報からスルー画像を生成する。ユーザは、液晶モニタ123に表示されるスルー画像を参照することにより、被写体の構図を確認しながら撮影できる。記録画像は、デジタルカメラ100が再生モードにあるときに、メモリカード140等に記録された高画素の動画像や静止画像を、液晶モニタ123に表示するために低画素サイズに縮小して得られる画像である。
コントローラ130は、デジタルカメラ100全体の動作を制御する。コントローラ130は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、マイクロコンピュータなどで構成してもよい。また、画像処理部122などと共に1つの半導体チップで構成してもよい。
フラッシュメモリ142は、画像情報等を記録するための内部メモリとして機能する。また、フラッシュメモリ142は、オートフォーカス制御(AF制御)や自動露出制御(AE制御)、フラッシュ160の発光制御に関するプログラムの他、デジタルカメラ100全体の動作を統括制御するためのプログラムを格納している。また、フラッシュメモリ142は、図5に示すような、設定した動画記録モード(詳細は後述)に対する温度上昇率の対応情報を格納している。コントローラ130は、フラッシュメモリ142にアクセスすることにより、設定する動画記録モードの温度上昇率を把握することができる。
バッファメモリ124は、画像処理部122やコントローラ130のワークメモリとして機能する記憶手段である。バッファメモリ124はDRAM(Dynamic Random Access Memory)などで実現できる。
カードスロット141は、メモリカード140を着脱可能な接続手段である。カードスロット141は、メモリカード140を電気的及び機械的に接続可能である。また、カードスロット141はメモリカード120を制御する機能を備えてもよい。
メモリカード140は内部にフラッシュメモリ等の記録部を備えた外部メモリである。メモリカード140は画像処理部122で処理される画像情報などのデータを記録可能である。
マイク162は、デジタルカメラ100の周辺の音声を集音して、音声情報を示す電気信号に変換する。電気信号に変換された音声情報は、メモリカード140に記録される。マイク162は、デジタルカメラ100が音声記録モードや動画像記録モードに設定されたときに動作する。マイク162は、デジタルカメラ100の上面に配置されるが(不図示)、配置場所はこれに限定されるものではない。
スピーカ163は、メモリカード140に記録された音声情報を、人に聴こえる音声に変換して発生する。スピーカ163は、再生モードにおいて、メモリカード140に記録された音声情報や、動画像情報を再生する際に動作する。スピーカ163は、デジタルカメラ100の上面に配置されるが(不図示)、配置場所はこれに限定されるものではない。
操作部150は、デジタルカメラ100の外装に備わっている操作釦や操作レバーの総称であり、ユーザによる操作を受け付ける。例えば、図1や図2に示したレリーズ釦201、ズームレバー202、電源釦203、中央釦204、十字釦205、動画記録釦206などを含む。操作部150はユーザによる操作を受け付けると、コントローラ130に種々の動作指示信号を通知する。
レリーズ釦201は、半押し状態と全押し状態の二段階の状態を取り得る押下式釦である。レリーズ釦201がユーザにより半押しされると、コントローラ130は、オートフォーカス(AF:Auto Focus)制御や、自動露出(AE:Auto Exposure)制御を実行し撮影条件を決定する。続いて、レリーズ釦201が、ユーザにより全押しされると、コントローラ130は、全押しのタイミングにCCDイメージセンサ120により生成された画像情報を静止画像としてメモリカード140等に記録する。
ズームレバー202は画角調節についての広角端と望遠端を有する中央位置自己復帰式のレバーである。ズームレバー202は、ユーザにより操作されるとコントローラ130にズームレンズ112を駆動するための動作指示信号を通知する。すわなち、ズームレバー202が広角端に操作されると、コントローラ130は、被写体を広角で捉えられるようにズームレンズ112を駆動する。同様に、ズームレバー201が望遠端に操作されると、コントローラ130は、被写体を望遠で捉えられるようにズームレンズ112を駆動する。
電源釦203は、デジタルカメラ100を構成する各部への電力供給をON/OFFするための押下式釦である。電源OFF時に電源釦203がユーザにより押下されると、コントローラ130はデジタルカメラ100を構成する各部に電力を供給し、起動させる。また、電源ON時に電源釦203がユーザにより押下されると、コントローラ130は各部への電力供給を停止する。
動画記録釦206は、押下式釦である。デジタルカメラ100が撮影モードにあって、液晶モニタ123がスルー画像を表示して撮影待機状態にあるときに、動画記録釦206が押下されることにより、コントローラ130は動画記録動作を開始する。動画記録動作が開始されると、指定された動画記録モードに従って、CCDイメージセンサ120および画像処理部122は動画像情報を生成する。またこのとき、マイク162は音声を集音して音声情報を生成する。そして、画像処理部122は、生成された動画像情報および音声情報を所定の動画記録フォーマットに従って多重化処理して、音声付の動画像情報を生成する。コントローラ130は、生成されてくる音声付の動画像情報をメモリカード140に記録していく。また、デジタルカメラ100が動画像撮影状態にあるときに、動画記録釦206が押下されることにより、コントローラ130は動画記録動作を終了する。
中央釦204は、押下式釦である。デジタルカメラ100が撮影モードあるいは再生モードにあるときに、中央釦204がユーザにより押下されると、コントローラ130は液晶モニタ123にメニュー画面を表示する。メニュー画面は、撮影/再生のための各種条件を設定するための画面である。各種条件の設定項目が選択されているときに押下されると、中央釦204は決定釦としても機能する。
十字釦205は、上下左右方向に設けられた押下式釦である。ユーザは、十字釦205のいずれかの方向を押下することにより、液晶モニタ123に表示される各種の項目を選択することができる。
1−2.動画記録モード
本実施形態のデジタルカメラ100は、記録する動画の画質やサイズを設定するための複数の動画記録モードを有する。動画記録モードは操作部150を介してユーザが指定(設定)できる。コントローラ130は、撮影モードにおける動画記録動作の際に、CCDイメージセンサ120や画像処理部122に対して、操作部150を介して指定された、記録する動画の画質を決定するための動画記録モードを設定する。動画記録モードは、高画質で動画記録できる第一の動画記録モードから、低画質で動画記録する第四の動画記録モードまで複数用意されている。図5は、各動画記録モードに対する筐体内の温度上昇率を説明するための図である。なお、図5は、デジタルカメラ100の筐体が所定の基準温度(例えば、27゜C)にある状態で、各動画記録モードで動作させた場合の、各動画記録モードと筐体の温度上昇率との関係を示している。
第一の動画記録モードにおいては、CCDイメージセンサ120は、フルハイビジョンサイズ(1920ドット×1080ドット)の画像を、プログレッシブ方式により毎秒60フレーム出力する。そして、画像処理部122は出力画像を圧縮処理する。
第二の動画記録モードにおいては、CCDイメージセンサ120は、フルハイビジョンサイズの画像を、プログレッシブ方式により毎秒60フレーム出力する、そして、画像処理部122は、出力画像をインターレース方式にしたがい間引き処理をした後、圧縮処理する。
第三の動画記録モードにおいては、CCDイメージセンサ120は、ハイビジョンサイズ(1280ドット×720ドット)の画像を、プログレッシブ方式により毎秒60フレーム出力する。そして、画像処理部122は出力画像を圧縮処理する。
第四の動画記録モードにおいては、CCDイメージセンサ120は、ハイビジョンサイズの画像を、プログレッシブ方式により毎秒30フレーム出力する。そして、画像処理部122は出力画像を圧縮処理する。
より高画質で動画記録できるモードでは、CCDイメージセンサ120や画像処理部122の動作処理負荷が大きいため、発熱量が多く、デジタルカメラ100の筐体内温度の上昇率がより高くなる。より低画質で動画記録するモードになるほど、それだけCCDイメージセンサ120や画像処理部122の動作処理負荷が小さくなり、発熱量が小さくなるため、筐体内温度の上昇率は負の値となり、低画質で動画記録するモードで動作を続けると、筐体内の温度は基準温度から低下する傾向となる。
すなわち、第一の動画記録モードは、高画質で動画記録できる反面、筐体内の温度上昇率は高くなる。第二の動画記録モードは、間引き処理後の出力画像を圧縮処理するため、第一の動画記録モードに比べて、画像処理部122の圧縮処理にかかる負荷が低減される。このため、筐体内の温度上昇率は第一の動画記録モードに比べてやや低くなる。第三の動画記録モードは、第一及び第二の動画記録モードに比べて画像の出力サイズが小さいため、CCDイメージセンサ120の出力動作負荷および画像処理部122の圧縮処理負荷が低減され、第一及び第二の動画記録モードに比べて筐体内温度の上昇率はやや下降傾向になっている。第四の動画記録モードは低画質の動画記録設定であり、出力フレームレートが他の動画記録モードに比べてより少なくなっている。このため、更にCCDイメージセンサ120の出力動作負荷および、画像処理部122の圧縮処理負荷が低減され、筐体内温度の上昇率が下降するようになっている。なお、図5に示すような動画記録モードと温度上昇率の関係は一例であり、デジタルカメラ100の筐体サイズや、CCDイメージセンサ120や画像処理部122の仕様等により変化するということは言うまでもない。本実施の形態では、図5に示すような関係を前提として以下の説明を行う。なお、ユーザにより、動画記録動作を開始する前に予め所望の動画記録モードをコントローラ130に設定しておくこともできる。
第一及び第二の動画記録モードは、温度上昇率が比較的高いことから、通常の動作環境でそれらのモードで継続して動画記録動作を実行した場合、筐体温度は上昇を続け、やがて、所定の閾値温度(記録停止温度)に到達する。一方、第三及び第四の動画記録モードは、温度上昇率が比較的低いことから、それらのモードで継続して動画記録動作を実行しても、筐体温度は所定の閾値温度(記録停止温度)には到達しない。ここで、記録停止温度とは、コントローラ130が強制的に記録動作を停止させる制御を行う際の筐体内温度である(詳細は後述)。つまり、動画記録モードは、温度上昇率の高いモード、すなわち、そのモードで継続して動画記録動作を実行したときに筐体内温度が上昇するモード(第一及び第二の動画記録モード)と、温度上昇率の低いモードすなわち、すなわち、そのモードで継続して動画記録動作を実行したときに筐体内温度が上昇しないモード(第三及び第四の動画記録モード)に分類される。
動画記録モードは、ユーザにより操作部150を介してなされた指示にしたがい、または、コントローラ130により自動的に設定される。
1−3.本発明との対応関係
温度センサ161は温度検出部の一例である。CCDイメージセンサ120、画像処理部122及びコントローラ130は、動画記録部の一例である。メモリカード140は記録媒体の一例である。液晶モニタ123は表示部の一例である。コントローラ130は、演算部、表示制御部または記録制御部、記録停止部の一例である。デジタルカメラ100は撮像装置の一例である。
2.動作
本実施形態のデジタルカメラ100の動画記録の時間経過に伴って温度上昇したときの制御動作について説明する。図6は、時間経過に伴って温度上昇したときの制御を説明するための図である。図6は、横軸が時間経過を意味しており、縦軸が温度上昇を意味している。
コントローラ130は、温度に関する閾値として、ワーニング温度(第1の閾値)と記録停止温度(第2の閾値)とを予め定めている。記録停止温度(第2の閾値)は、温度上昇に伴うデジタルカメラ100の制御上又は操作上の不具合を回避するために動画記録を強制的に停止させるか否かを判断する際の判断基準となる温度である。ワーニング温度(第1の閾値)は、記録停止温度にまもなく到達する旨を伝える警告を出力するか否かを判断する際の判断基準となる温度である。
動画記録動作を開始すると、CCDイメージセンサ120や画像処理部122の発熱に伴いデジタルカメラ100の筐体内温度は上昇する。やがて、筐体内温度はワーニング温度を超えて記録停止温度(第2の閾値)に到達する。このとき、ユーザが動画撮影中であっても、コントローラ130は動画記録を強制的に停止する。
しかしながら、長時間動画記録を継続したいようなシーンをユーザが動画撮影している場合に、温度センサによって測定された温度が許容温度を超えたからといって、動画記録動作を停止してしまうのでは、大切なシーンを満足に記録しきれず、ユーザにとって不都合である。そのため、実施の形態1に係るデジタルカメラ100は、筐体内の測定温度が上昇しても、可能な限り動画記録を継続できるよう動画記録モードを変更する。
2−1.動画記録動作中の動画記録モードの変更動作
図7は、動画記録動作中の動画記録モードの変更動作を示したフローチャートである。まず、コントローラ130は、撮影待機状態における動画記録釦206の押下操作を受け付けると、動画記録動作を開始する(S400)。動画記録動作は、筐体内温度、メモリカード140の記録容量、バッテリ残量等に問題ない限り、動画記録釦206の再度の押下操作を受け付けるまで継続する(S401)。
動画記録動作(S401)中において、コントローラ130はデジタルカメラ100の筐体内温度に基づいて動画記録モードの変更の要否を判断する(S402)。具体的には、デジタルカメラ130の筐体内温度が比較的高いとき(すなわち、記録停止温度に近づいたとき)は、デジタルカメラ100の温度が下降するような動画記録モードへの変更が必要であると判断する。また、デジタルカメラ130の筐体内温度が比較的低く、かつ、温度上昇しない、低画質での記録を行う動画記録モードが設定されている場合は、高画質な記録を可能とする動画記録モードへの変更が必要であると判断する。それ以外の場合は動画記録モードの変更は不要であると判断する。この動画記録モードの変更の判断の詳細は後述する。
ステップS402において動画記録モードの変更が必要ないと判断された場合は(S403におけるNO)、コントローラ130の制御はステップS401に戻り、動画記録を継続する。一方、ステップS402において動画記録モードの変更が必要であると判断された場合は(S403におけるYES)、コントローラ130は、動画記録モードの変更をユーザに提案する画面を液晶モニタ123に表示するよう制御する(S404)。図8に、動画記録モードの変更をユーザに提案する画面の一例を示す。図8に示すように、液晶モニタ123は、まもなく動画記録が停止する旨のメッセージと、低画質動画記録モードに切り替えて引き続き動画記録を行うか否かを問い合わせるメッセージとを表示する。ユーザは、十字釦205の左右キーにて「はい」「いいえ」のいずれかを選択し、中央釦204を押下することによりその選択を決定する。
続いて、コントローラ130は、提案した動画記録モードの変更をユーザが承諾したか否かを判断する(S405)。提案した動画記録モードの変更をユーザが承諾したと判断した場合(S405におけるYES)、コントローラ130は、動画記録モードを、提案した動画記録モードに変更する。そして、コントローラ130の動作はステップS401に戻る。一方、提案した動画記録モードをユーザが採用しなかったと判断した場合(S405におけるNO)、コントローラ130は、ステップS404において提案された動画記録モードが温度上昇する動画記録モード(第一または第二の動画記録モード)であるか否かを判断する(S407)。
提案された動画記録モードが温度上昇する動画記録モードであった場合(S407におけるYES)、コントローラ130の動作はステップS401に戻り、動画記録を継続する。温度上昇する動画記録モードへの変更の提案を採用していないことから、コントローラ130は温度上昇しない動画記録モードに設定されている。この場合、動画記録動作が継続されても、筐体内温度は記録停止温度に達しないため、同じ動画記録モードで動画記録を継続するように制御される。
一方、提案された動画記録モードが温度上昇する動画記録モードでなかった場合(S407におけるNO)、コントローラ130は動画記録動作を停止する(S408)。温度上昇しない動画記録モード(すなわち、温度が降下する動画記録モード(第三または第四の動画記録モード))への変更が提案されていたにもかかわらず、その提案を採用していない場合、筐体内温度はやがて記録停止温度に達するおそれがある。このため、筐体内温度が記録停止温度に達するのを防止するため、動画記録動作を停止させるように制御している。
2−1−1.動画記録モードの変更の判断処理
次に、ステップS402における動画記録モードの変更の判断処理についての詳細を説明する。図9は、動画記録モード変更の判断処理のフローチャートである。
まず、コントローラ130は、デジタルカメラ100の筐体内温度がワーニング温度(第1の閾値)以上であるか否かを判断する(S500)。筐体内温度がワーニング温度以上であった場合(S500におけるYES)、コントローラ130は設定中の動画記録モードが、温度上昇する動画記録モード(温度上昇率の高い動画記録モード)であるか否かを判断する(S501)。
設定中の動画記録モードが、温度上昇する動画記録モードでない場合(S501におけるNO)、コントローラ130は動画記録モードを変更しないと決定する。これは、設定中の動画記録モードが温度上昇する動画記録モードでないときは、動画記録動作を継続しても筐体内温度が記録停止温度に達することがないことから、モードの変更は不要であると考えられるからである。
一方、設定中の動画記録モードが温度上昇する動画記録モードである場合(S501におけるYES)、コントローラ130は動画記録モードを変更すると決定する(S503)。つまり、コントローラ130は、温度上昇しない動画記録モードに変更すると決定する。これは、温度上昇する動画記録モードで記録動作を継続した場合、筐体内温度はやがて記録停止温度に到達するおそれがあり、温度上昇しない動画記録モードに変更することで、筐体温度の降下が期待できるからである。この場合、第三及び第四の動画記録モードのいずれに変更してもよいが、より高画質である第三の動画記録モードに変更することが好ましい。
一方、ステップS500の判断において、筐体内温度がワーニング温度(第1の閾値)より低い場合(S500におけるNO)、現在設定されている動画記録モードが、図7に示す動作フローの処理のループ過程において、温度上昇しない動画記録モードに変更されたものであるか否かを判断する(S504)。具体的には、当初、温度上昇するものの高画質な動画記録ができるモードが設定されていたにも関わらず、筐体内温度の状況に応じて、温度の上昇は抑制されるものの低画質な動画記録モード(第三及び第四の動画記録モード)に変更されたか否かを判断する。
温度上昇しない動画記録モードに変更されていない場合(S504におけるNO)、コントローラ130は動画記録モードを変更しないと決定する(S505)。この一例として、当初、高画質の動画記録モード(温度上昇する動画記録モード)が設定され、動画記録モードがそのまま変更されていない場合が該当する。また、当初から低画質の動画記録モード(温度上昇しない動画記録モード)が設定されていた場合もこの例に該当する。
ステップS504の判断において、温度上昇しない動画記録モードに変更されていた場合(S504におけるYES)、温度上昇はするが、より高画質な動画記録モードに変更すると決定する(S506)。このように決定する理由は、現在の筐体内温度がワーニング温度閾値以下であることから、高画質な動画記録モードに変更したとしても、記録停止温度に到達するまでに時間的に余裕があると考えられるからである。
以上のようにデジタルカメラ100の筐体内温度を考慮して適宜動画記録モードを制御することで、筐体内温度が上昇した場合であっても、可能な限り動画記録を実行することが可能となる。
2−2.動画記録再開時における動画記録モード変更動作
動画記録再開時における動画記録モード変更動作について説明する。図10は、動画記録再開時における動画記録モード変更動作のフローチャートである。
コントローラ130は、撮影待機状態において動画記録釦206が押下されたか否かを監視している(S601)。ユーザにより動画記録釦206が押下された場合(S601におけるYES)、コントローラ130は動画記録モードの変更を判断する(S602)。このステップ602における動画記録モードの変更の判断処理は、図9を用いて既に説明した処理(ステップS500〜S506)と同様であるため、ここでの説明を省略する。なお、動画記録動作の停止、開始が連続して繰り返された場合、CCDイメージセンサ120や画像処理部122の温度が高い状態で動画記録動作が開始され、動画記録動作の開始時の筐体内温度がワーニング温度(第1の閾値)を上回っている場合がある。このようなときは、図9のフローチャートのステップS500において「YES」の判断となる。また、当初は高画質の動画記録モード(温度上昇する動画記録モード)を設定していたにも関わらず、直前の動画記録動作時において低画質の動画記録モード(温度上昇しない動画記録モード)に変更されていた場合は、現動画記録再開時において高画質の動画記録モードに再度変更(戻す)ことができる(S506)。
ステップ602において動画記録モードを変更しないと判断した場合は(ステップS603におけるNO)、コントローラ130は動画記録を開始する(S607)。ステップ602において動画記録モードを変更すると判断した場合は(ステップS603におけるYES)、コントローラ130は、液晶モニタ123に、動画記録モード変更の提案を表示するよう制御する(S604)。ステップS604における動作はステップS404における動作と同様であるため、説明を省略する。
提案した動画記録モードが採用された場合(S605におけるYES)、コントローラ130は、動画記録モードを提案した動画記録モードに変更する(S606)。そして、コントローラ130は動画記録を開始する(S607)。
一方、提案した動画記録モードが採用されなかった場合(S605におけるNO)、コントローラ130は、筐体内温度が上昇する動画記録モードがステップS604において提案されていたか否かを判断する(S608)。
筐体内温度が上昇する動画記録モードが提案されていた場合(S608におけるYES)、コントローラ130は動画記録動作を開始する(S607)。この理由を以下に説明する。提案された、筐体内温度が上昇する動画記録モードを採用しなかったため、コントローラ130は、筐体内温度が上昇しない動画記録モードに設定されている。この場合、動画記録動作を継続しても、筐体内温度は記録停止温度に達することがないため、動画記録動作を開始するように制御する。
一方、筐体内温度が上昇する動画記録モードが提案されていなかった場合(S608におけるNO)、コントローラ130は動画記録動作を開始せず、動画記録釦押下の待機状態(S601)に戻る。この理由を以下に説明する。筐体内温度が上昇する動画記録モードが提案されていない場合は、温度上昇しない動画記録モードが提案されている。よって、この提案を採用しない場合、コントローラ130は筐体内温度が上昇する動画記録モードに設定されている。この場合、動画記録動作を継続することで、やがて筐体内温度は記録停止温度に達するおそれがある。よって、この場合、筐体内温度が記録停止温度に達することを防止するため、動画記録動作を開始しないように制御する。
以上のように、本実施形態のデジタルカメラ100によれば、動画記録中および動画記録再開時において、動画記録モードの温度上昇率を考慮しつつ、コントローラ130が筐体内温度に応じて、好適な動画記録モードを設定することができる。これにより、デジタルカメラ100の筐体内温度が上昇しても、可能な限り動画記録を実行することを可能としている。
3.まとめ
以上のように、実施の形態1に係るデジタルカメラ100は、筐体内温度を検出する温度センサ161と、記録画像の画質を決定する複数の動画記録モードの中の一つのモードに基づいて動画像データを生成してメモリカード140に記録する、CCDイメージセンサ120および画像処理部122及びコントローラ130の組み合わせ(以下「動画記録部」と称す。)と、動画記録部に設定する動画記録モードを制御するコントローラ120と、を備える。コントローラ120は、温度センサ161による検出結果に応じて、動画記録部に設定する記録方式を変更する。この構成により、デジタルカメラ100は、筐体内温度を考慮して、動画記録部に設定する動画記録モードを適宜制御することができ、カメラ内の温度が上昇しても、可能な限り継続して動画記録を実行することが可能となる。
また、上記実施の形態1に係るデジタルカメラ100において、コントローラ120は、動画記録部による動画像データの記録動作中において、筐体内温度の検出結果に応じて、動画記録部に設定する動画記録モードを変更する。これにより、デジタルカメラ100は、動画像データの記録動作中において、筐体内温度の検出結果を考慮して、動画記録部に設定する動画記録モードを制御することができる。従って、デジタルカメラ100は、筐体内温度を考慮して、動画像データの記録動作を継続することができる。
また、上記実施の形態1に係るデジタルカメラ100において、コントローラ120は、動画記録部が動画像データの記録動作を開始する時に、筐体内温度の検出結果に応じて、動画記録部に設定する動画記録モードを変更する。これにより、デジタルカメラ100は、動画像データの記録動作の開始時に、筐体内温度の検出結果を考慮して、動画記録部に設定する動画記録モードを制御することができる。従って、デジタルカメラ100は、筐体内温度の検出結果を考慮して、動画像データの記録動作を開始することができる。
また、上記実施の形態1に係るデジタルカメラ100において、コントローラ130は、撮影モードを動的に変更する。これにより、デジタルカメラ100は、筐体内温度の検出結果を考慮して、動的に動画記録モードを変更することができる。
また、上記実施の形態1に係るデジタルカメラ100において、コントローラ130は、動画記録モードを変更する前に、ユーザに対して動画記録モードの変更を提案する表示を液晶モニタ123に表示してもよい。これにより、デジタルカメラ100は、筐体内温度の検出結果を考慮して撮影モードを変更する前に、ユーザに対して動画記録モードの変更を提案できるので、ユーザは撮影モードが変更される前に予め変更を把握することができる。
4.他の実施の形態
本発明の実施形態は上記実施の形態1に限定されず、他の種々の実施形態が考えられる。以下、他の実施の形態についてまとめて記載する。
上記実施の形態において、CCDイメージセンサ120を、撮像部の一例として説明したが、本発明の思想はこれに限定されない。すなわち、撮像素子はCMOSイメージセンサやNMOSイメージセンサなど他の撮像素子であってもよい。
上記実施の形態において、コントローラ130は、液晶モニタ123に動画記録モード変更の提案を表示し(図7におけるS404、図10におけるS604)、提案した動画記録モードがユーザにより採用されたか否かを判断した(図7におけるS405、図10におけるS605)。このような制御の代わりに、動画記録モードを変更すると判断された場合に(図7におけるS402、図10におけるS602)、コントローラ130は、モード変更の提案をすることなく、自動的に動画記録モードを変更するようにしてもよい。
なお、本発明の思想は、レンズ一体型のカメラであっても、レンズ交換式のカメラであっても適用可能である。また、本発明の思想は、デジタルカメラに加えて、ムービーカメラ、カメラ付き情報端末などの動画記録が可能な撮像装置に適用可能である。
本発明は、デジタルカメラ、ムービーカメラ、カメラ付き情報端末などの動画記録が可能な撮像装置に有用である。
100…デジタルカメラ
111…フォーカスレンズ
112…ズームレンズ
113…絞り
114…シャッタ
120…CCDイメージセンサ
121…AFE(アナログ・フロント・エンド)
122…画像処理部
123…液晶モニタ
124…バッファメモリ
130…コントローラ
140…メモリカード
141…カードスロット
142…フラッシュメモリ
150…操作部
160…フラッシュ
161…温度センサ
162…マイク
163…スピーカ
201…レリーズ釦
202…ズームレバー
203…電源釦
204…中央釦
205…十字釦

Claims (4)

  1. 動画像を記録可能な撮像装置であって、
    撮像装置の筐体内温度を検出する温度検出部と、
    記録画像の画質を決定する複数の記録方式の中の一つの記録方式に基づいて動画像データを生成して記録媒体に記録する動画記録部と、
    前記動画記録部に対して設定する記録方式を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記温度検出部による検出結果に応じて、前記動画記録部に設定する記録方式を変更する、
    撮像装置。
  2. 前記制御部は、前記動画記録部が動画像データの記録動作中において、前記温度検出部の検出結果に応じて、前記動画記録部に設定する記録方式を変更する、
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御部は、前記動画記録部が動画像データの記録動作を開始する時に、前記温度検出部の検出結果に応じて、前記動画記録部に設定する記録方式を変更する、
    請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 表示部をさらに備え、
    前記制御部は、前記記録方式を変更する前に、ユーザに対して前記記録方式の変更を提案する表示を前記表示部に表示させる、
    請求項1から3のいずれかに記載の撮像装置。
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