JP2008085406A - 記録装置及びカメラ付き携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体の記録残容量が少なくなってきたときに、記録モードの変更等をユーザに積極的に促すことで、記録残容量の有効利用を可能とする。
【解決手段】記録媒体であるメモリカードへの静止画情報の記録を複数の記録モード(5M、4M、3M、2M、1Mの各モード)の中から選択して実施可能なカメラ付き携帯電話機30において、制御部32は、メモリカードの記録残容量と予め設定された一定量とを比較し、記録残容量が一定量以下になったとき、各記録モードに対応した残り記録可能情報を表示部35に表示する。一定量は、例えば最高品質の記録モードである5M記録したときの記録容量を元に設定される。
【選択図】図6

Description

本発明は、記録媒体への情報の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能な記録装置及びカメラ付き携帯電話機に関する。
従来から、記録媒体への情報の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能な記録装置において、複数の記録モードをユーザが有効に活用できるように工夫された技術が開示されている(例えば、特許文献1〜4等参照)。
特許文献1には、画像領域に書き込み済みの画像データのフレーム数及び未使用のデータ容量を計数し、画像領域に書き込み済みの画像データのフレーム数から残りの撮影可能フレーム数を求め、画像領域の未使用のデータ容量からも残りの撮影可能フレーム数を求め、いずれか少ない方を撮影可能フレーム数として表示することが記載されている。
また、特許文献2には、ユーザが撮影画質を選択するにあたり、見易く、混乱を招かないようなわかり易いメニュー表示方式であって、撮影画質の設定を行うための設定画面に、撮影画素数の選択候補と画像圧縮率の選択候補とを二次元的配列形態で表示し、選択可能な画素数及び圧縮率の組合せ態様をユーザに提示し、画素数と圧縮率を選択したときに、その設定下で撮影可能な画像数(撮影可能枚数)を表示することが記載されている。
また、特許文献3には、撮影条件に応じた最良の画質で画像を記録するために、予め設定した記録画素数と圧縮率で画像処理し、記録媒体に記録するに当たり、記録媒体の残容量に応じて記録画素数と圧縮率の少なくとも一方を変更することが記載されている。
また、特許文献4には、 撮影により取得した画像データを記録媒体に記録する前にカメラ付属のモニタ上に一旦表示し、ユーザが表示中の画像に対して記録様式を設定できるようにすることが記載されており、記録様式の設定は、解像度や圧縮率などを直接設定できるようになっている。
特開平10−304306号公報 特開2001−346075号公報 特開2004−134940号公報 特開平11−191873号公報
上記特許文献1〜4記載のものによれば、複数の記録モードをユーザが有効に活用できるようになっている。しかし、特許文献1記載のものは、撮影可能フレーム枚数を常時表示するものであり、例えば撮影可能フレーム枚数がある一定枚数以下になったとき、ユーザに注意を促す意味で撮影可能フレーム枚数を表示するといった機能は備えていない。そのため、デジタルカメラに不慣れなユーザの場合には、表示された撮影可能フレーム枚数を見ながらその後の撮影枚数を調整することしか思いつかず、撮影したい場面に出くわしても、撮影を断念せざるを得ないといった状況が発生する可能性があった。
また、特許文献2に記載のものは、ユーザが意識して撮影画質設定画面を表示して初めて、撮影可能枚数の設定変更が可能となるものであり、例えば撮影可能枚数がある一定枚数以下になったとき、ユーザに注意を促す意味で撮影可能枚数を表示するといった機能は備えていない。そのため、上記特許文献1の場合と同様、デジタルカメラに不慣れなユーザの場合には、表示された撮影可能フレーム枚数を見ながらその後の撮影枚数を調整することしか思いつかず、その後撮影したい場面に出くわしても、撮影を断念せざるを得ないといった状況が発生する可能性があった。
また、特許文献3に記載のものは、撮影時の撮影条件に応じて記録画素数と圧縮率を自動的に変更するものであるため、ユーザの意思によって画質を選択できないといった問題があった。
また、特許文献4に記載のものは、撮影後にユーザが解像度や圧縮率等の記録様式を設定して記録媒体に記録するものであり、例えば撮影可能フレーム枚数がある一定枚数以下になったとき、ユーザに注意を促す意味で撮影可能フレーム枚数を表示するといった機能は備えていない。そのため、上記特許文献1の場合と同様、デジタルカメラに不慣れなユーザの場合には、表示された撮影可能フレーム枚数を見ながらその後の撮影枚数を調整することしか思いつかず、撮影したい場面に出くわしても、撮影を断念せざるを得ないといった状況が発生する可能性があった。
本発明はかかる実情に鑑みて創案されたもので、その目的は、記録媒体の記録残容量が少なくなってきたときに、記録モードの変更等をユーザに積極的に促すことで、記録残容量の有効利用を可能とした記録装置及びカメラ付き携帯電話機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の記録装置は、記録媒体への情報の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能な記録装置において、前記記録媒体の記録残容量と予め設定された一定量とを比較する比較手段と、前記比較手段での比較の結果、記録残容量が一定量以下になったとき、前記各記録モードに対応した残り記録可能情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
より具体的に説明すると、本発明の記録装置をハードディスクレコーダやDVD(DigitalVersatile Disk)レコーダに適用した場合には、次のようになる。すなわち、記録媒体であるディスクへの動画情報の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能なディスク記録装置において、前記ディスクの記録残容量と予め設定された一定量とを比較する比較手段と、前記比較手段での比較の結果、記録残容量が一定量以下になったとき、前記各記録モードに対応した残り記録可能時間を算出して表示する表示手段とを備えた構成とすることができる。
ここで、例えばハードディスクレコーダでは、複数の記録モードとして、HQ(高画質)モード、SP(標準)モード、LPモード、EPモード等の4種類の記録モードが用意されている。そして、ディスク容量が80GBの場合、HQモードで例えば15時間の記録が可能であるとすると、SPモードでは30時間、LPモードで60時間、EPモードで90時間の記録が可能である。ただし、この時間は一例である。
また、一定量は、例えばHQモードで記録したときの記録時間を元に設定することができる。例えば、HQモードで2時間記録できる容量を一定量として設定し、比較手段では、この一定量とディスクの記録残容量とを比較する。そして、記録残容量が一定量以下になったとき、すなわち、HQモードで記録できる時間が2時間を切ったとき、表示手段は、その時点での記録残容量から各記録モード(HQ、SP、LP、EPの各モード)での残り記録可能時間を算出し、その算出結果を表示する。上記の例に従えば、HQモードの場合には2時間、SPモードの場合には4時間、LPモードの場合には8時間、EPモードの場合には12時間が残り記録可能時間として一覧形式で表示されることになる。
従って、ユーザは、この表示内容を確認し、その後に記録したい時間を勘案して、その記録したい時間に対応可能な記録モードを選択すればよい。これにより、ディスクの記録残容量が少なくなったときでも、所望する時間分の記録ができるように記録モードを設定変更することが可能となる。
上記構成では、HQモードで2時間記録できる容量を一定量として設定し、比較手段ではこの一定量とディスクの記録残容量とを比較する構成としたが、一定量の代りに基準記録可能時間を設定してもよい。すなわち、比較手段では、ディスクの記録残容量に基づき現在設定されている記録モードでの残り記録可能時間を算出し、この算出した残り記録可能時間と前記基準記録可能時間とを比較する構成とすることができる。そして、この比較手段での比較の結果、算出された残り記録可能時間が前記基準記録可能時間以下になったとき、前記各記録モードに対応した残り記録可能時間を算出して表示手段に表示する構成とすることができる。
この構成によれば、現在設定されている記録モードでの残り記録可能時間が基準記録可能時間以下になったとき、各記録モードに対応した残り記録可能時間を表示手段に表示することができる。例えば、基準記録可能時間が2時間に設定されており、現在の記録モードがSPモードである場合には、このSPモードでの残り記録可能時間が2時間を切ったとき、各記録モードに対応した残り記録可能時間が表示される。すなわち、この場合には、HQモードで1時間、SPモードで2時間、LPモードで4時間、EPモードで6時間が残り記録可能時間として一覧形式で表示される。そして、この表示を見たユーザが例えばSPモードからLPモードに切り換えて記録を継続すると、次にこのLPモードでの残り記録可能時間が2時間を切ったとき、各記録モードに対応した残り記録可能時間が表示される。すなわち、この場合には、HQモードで0.5時間、SPモードで1時間、LPモードで2時間、EPモードで3時間が残り記録可能時間として一覧形式で表示されることになる。このように、ユーザが記録モードを切り換えた場合(この場合は画質を下げる方向に切り換えた場合)には、その記録モードでの残り記録可能時間が2時間を切るたびに上記の表示がされることになるので、ユーザは、その表示の都度、記録モードの設定変更を検討することができ、残り少なくなったディスクの記録残容量を有効に利用することが可能となる。
ここで、本発明のディスク記録装置が放送番組の録画予約機能を備えている場合には、前記表示手段は、前記各記録モードに対応した残り記録可能時間を算出するに際し、録画予約された日時に基づいて過去に記録された同じ曜日の同じ時間帯の放送番組の複数の記録情報の情報量の平均値を求め、その求めた平均値の情報量に基づいて残り記録可能時間を算出するように構成してもよい。過去に記録された同じ曜日の同じ時間帯の放送番組は、例えば連続ドラマ等である場合が多く、ドラマの進行状況は毎回似ている。従って、記録時のビットレートもほぼ同じレートになると考えられる。そのため、過去の同じ放送番組の情報量の平均値を求めることで、残り記録可能時間をより精度良く算出することが可能となる。
また、本発明のカメラ付き携帯電話機は、記録媒体であるメモリカードへの静止画情報の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能なカメラ付き携帯電話機において、前記メモリカードの記録残容量と予め設定された一定量とを比較する比較手段と、前記比較手段での比較の結果、記録残容量が一定量以下になったとき、前記各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出して表示する表示手段とを備えたことを特徴とする。
ここで、最近のカメラ付き携帯電話機では、複数の記録モードとして、例えば1M(100万画素)、2M(200万画素)、3M(300万画素)、4M(400万画素)、5M(500万画素)等の5種類の記録モードが用意されている。ただし、これは一例である。
また、一定量は、例えば5Mで記録したときの記録画素数を元に設定することができる。例えば、高画質モードである5Mで10枚記録できる容量を一定量として設定し、比較手段では、この一定量とメモリカードの記録残容量とを比較する。そして、記録残容量が一定量以下になったとき、すなわち、5Mで記録できる枚数が10枚を切ったとき、表示手段は、その時点でのメモリカードの記録残容量から各記録モード(1M、2M、3M、4M、5Mの各モード)での残り記録可能枚数を算出し、その算出結果を表示する。上記の例に従えば、5Mモードの場合には10枚、4Mモードの場合は12枚、3Mモードの場合は16枚、2Mモードの場合は25枚、1Mモードの場合は50枚が残り記録可能枚数として一覧形式で表示されることになる。
従って、ユーザは、この表示内容を確認し、その後に記録したい枚数を勘案して、その記録したい枚数を記録可能なモードを選択すればよい。これにより、メモリカードの記録残容量が少なくなったときでも、所望する枚数分の記録ができるように記録モードを設定変更することが可能となる。
上記構成では、5Mモードで10枚記録できる容量を一定量として設定し、比較手段ではこの一定量とメモリカードの記録残容量とを比較する構成としたが、一定量の代りに基準記録可能枚数を設定してもよい。すなわち、比較手段では、メモリカードの記録残容量に基づき現在設定されている記録モードでの残り記録可能枚数を算出し、この算出した残り記録可能枚数と前記基準記録可能枚数とを比較する構成とすることができる。そして、この比較手段での比較の結果、算出された残り記録可能枚数が前記基準記録可能枚数以下になったとき、前記各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出して表示手段に表示する構成とすることができる。
この構成によれば、現在設定されている記録モードでの残り記録可能枚数が基準記録可能枚数以下になったとき、各記録モードに対応した残り記録可能枚数を表示手段に表示することができる。例えば、基準記録可能枚数が10枚に設定されており、現在の記録モードが4Mモードである場合には、この4Mモードでの残り記録可能枚数が10枚を切ったとき、各記録モードに対応した残り記録可能枚数が表示される。すなわち、この場合には、5Mモードで8枚、4Mモードで10枚、3Mモードで13枚、2Mモードで20枚、1Mモードで40枚が残り記録可能枚数として一覧形式で表示される。そして、この表示を見たユーザが例えば4Mモードから3Mモードに切り換えて静止画像の記録を継続すると、次にこの3Mモードでの残り記録可能枚数が10枚を切ったとき、各記録モードに対応した残り記録可能枚数が表示される。すなわち、この場合には、5Mモードで6枚、4Mモードで7枚、3Mモードで10枚、2Mモードで15枚、1Mモードで30枚が残り記録可能枚数として一覧形式で表示されることになる。このように、ユーザが記録モードを切り換えた場合(この場合は画質を下げる方向に切り換えた場合)には、その記録モードでの残り記録可能枚数が10枚を切るたびに上記の表示がされることになるので、ユーザは、その表示の都度、記録モードの設定変更を検討することができ、残り少なくなったメモリカードへの記録残容量を有効に利用することが可能となる。
ここで、表示手段は、各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出するに際し、現在設定されている記録モードにおいて直近の一定時間内に撮影された複数枚の静止画情報の情報量の平均値を求め、その求めた平均値の情報量に基づいて残り記録可能枚数を算出するように構成してもよい。例えば、5Mで撮影された画像でも、メモリカードに記録するときの圧縮率は、撮影条件や撮影場所等によって異なってくる。この場合、直近の一定時間内(例えば、直近1時間以内)に撮影された静止画情報は、撮影条件や撮影場所が同じであることが多く、撮影画像の圧縮率もほぼ同じ圧縮率になると考えられる。そのため、過去の一定時間内に撮影された複数枚の静止画情報の情報量の平均値を求めることで、残り記録可能枚数をより精度良く算出することが可能となる。
本発明の記録装置によれば、記録媒体であるディスクの記録残容量と予め設定された一定量とを比較し、記録残容量が一定量以下になったとき、各記録モードに対応した残り記録可能時間を表示する構成としたので、ユーザは、この表示内容を確認し、その後に記録したい時間を勘案して、その記録したい時間に対応可能な記録モードを選択することができる。これにより、記録媒体であるディスクの記録残容量が少なくなったときでも、所望する時間分の記録ができるように、予め記録モードを設定変更することが可能となる。
この場合、一定量の代りに基準記録可能時間を設定し、比較手段では、記録残容量に基づき現在設定されている記録モードでの残り記録可能時間を算出し、この算出した残り記録可能時間と基準記録可能時間とを比較する構成としてもよい。この構成によれば、記録モードを順次変更すると、現在設定されている記録モードでの残り記録可能時間が基準記録可能時間以下になるたびに、各記録モードに対応した残り記録可能時間を表示することができるので、ユーザは、その表示の都度、記録モードの設定変更を検討することができ、残り少なくなった記録媒体の記録残容量をより有効に利用することができる。
さらに、各記録モードに対応した残り記録可能時間を算出するに際し、録画予約された日時に基づいて過去に記録された同じ曜日の同じ時間帯の放送番組の複数の記録情報の情報量の平均値を求め、その求めた平均値の情報量に基づいて残り記録可能時間を算出するように構成してもよい。このように過去の同じ放送番組の情報量の平均値を求めることで、残り記録可能時間をより精度良く算出することが可能となる。
また、本発明のカメラ付き携帯電話機によれば、記録媒体であるメモリカードの記録残容量と予め設定された一定量とを比較し、記録残容量が一定量以下になったとき、各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出して表示する構成としたので、ユーザは、この表示内容を確認し、その後に記録したい静止画の枚数を勘案して、その記録したい枚数を撮影可能な記録モードを選択することができる。これにより、記録媒体であるメモリカードの記録残容量が少なくなったときでも、所望する枚数分の記録ができるように、予め記録モードを設定変更することが可能となる。
この場合、一定量の代りに基準記録可能枚数を設定し、比較手段では、記録残容量に基づき現在設定されている記録モードでの残り記録可能枚数を算出し、この算出した残り記録可能枚数と基準記録可能枚数とを比較する構成としてもよい。この構成によれば、記録モードを順次変更すると、現在設定されている記録モードでの残り記録可能枚数が基準記録可能枚数以下になるたびに、各記録モードに対応した残り記録可能枚数を表示することができるので、ユーザは、その表示の都度、記録モードの設定変更を検討することができ、残り少なくなった記録媒体の記録残容量をより有効に利用することができる。
さらに、各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出するに際し、過去の一定時間内に撮影された複数枚の静止画情報の情報量の平均値を求め、その求めた平均値の情報量に基づいて残り記録可能枚数を算出するように構成してもよい。このように、直近の一定時間内に撮影された複数枚の静止画情報の情報量の平均値を求めることで、残り記録可能枚数をより精度良く算出することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
<実施形態1>
図1は、本発明の記録装置の実施形態1に係るハードディスク(HD)内蔵型DVDレコーダの電気的構成を示すブロック図である。
本実施形態のHD内蔵型DVDレコーダ10は、制御部1、テレビ番組等の放送電波を受信するアンテナ2に接続されたチューナ3、信号処理部4、記録媒体であるDVD(DigitalVersatile Disk)12の着脱が可能なディスク読書部5、リモコン11からのコントロール信号を受信するリモコン受信部6、表示部7、操作部8、記録媒体であるハードディスク(HD)9からなり、信号処理部4の出力がテレビジョン受像機(以下、テレビという)13に接続されている。
制御部1は、CPU1a、メモリ部1b、及び再生や録画等の時間をカウントするカウンタ1c等から構成されている。メモリ部1bは、本コレーダの各種動作プログラムが格納されたROM、動作時には種々のデータの一時保存やワークエリアとして働くRAM、後述する録画履歴を記憶するフラッシュメモリやEEPROM等からなる。チューナ3は、アンテナ2で受信した放送電波から映像を含んだアナログの信号を抽出する。信号処理部4は、アナログやデジタルの信号処理用の回路から構成されている。この信号処理部4は、チューナ3から入力されるアナログの信号をテレビ13に出力したり、デジタル化した後にMPEG2(MovingPicture Experts GroupPhase2)形式等の圧縮されたデータに処理してディスク読書部5や制御部1に出力する。
ディスク読書部5は、ピックアップやピックアップ駆動回路やディスク駆動回路等から構成されている。このディスク読書部5は、信号処理部4から出力されるデータをDVD12に記録したり、DVD12に記録されているデータを読み込んで信号処理部4に出力したりする。信号処理部4は、ディスク読書部5から出力されるDVD12のデータを再生し、アナログの信号に処理した後テレビ13に出力する。また、信号処理部4は、OSD回路を備えており、制御部1からの制御により、テレビ13のモニタにメニュー画面や予約画面等の表示を行うようになっている。テレビ13は信号処理部4から出力されるアナログの信号に基づいてCRT等のモニタに映像を映し出し、スピーカから音声を出力する。
表示部7は、時間や本レコーダの動作状態等を表示するものであり、FLD(蛍光表示管)やLEDランプ等を備えている。操作部8は、本レコーダ本体の前面等に設けられたボタンやスイッチ等を備えた操作パネル部である。
リモコン11と操作部8には、図示は省略しているが、電源、再生、録画、早送り、巻戻し、及び停止といった本レコーダ10の動作を指示するために操作するキーが設けられている。また、録画予約(タイマー録画)を設定するための録画キー等も設けられている。
制御部1は、例えばリモコン11の電源キーがオンされ、記録媒体として例えば内蔵のハードディスク9が選択されて、録画キーが操作されると、外部からアンテナ2とチューナ3を通じて入力され、信号処理部4で圧縮処理されたテレビ番組等のデータを、ハードディスク9に記録する。また、記録媒体としてDVD12が選択されて、録画キーが操作されると、外部からアンテナ2とチューナ3を通じて入力され、信号処理部4で圧縮処理されたテレビ番組等のデータを、ディスク読書部5を介してDVD12に記録する。このとき、同時再生(すなわち、テレビ13での視聴)が選択されている場合には、記録と同時に再生し、再生したデータを信号処理部4によって処理した後、テレビ13に出力する。これにより、録画中のテレビ番組がテレビ13のモニタに映像として映し出され、スピーカから音声として出力される。
また、制御部1は、リモコン11の録画キーが操作されたり、予め設定された録画予約の録画開始時刻になると、チューナ3によって受信され、信号処理部4で圧縮処理されたテレビ番組等のデータを、ハードディスク9やDVD12に記録して保存する。
さらに、制御部1は、記録媒体であるハードディスク9またはDVD12へのテレビ番組情報(動画情報)の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能であり、記録媒体の記録残容量と予め設定された一定量とを比較し、記録残容量が一定量以下になったとき、各記録モードに対応した残り記録可能時間を算出して表示部7に表示する処理を実行する。
例えば、ハードディスク(HD)の場合、複数の記録モードとして、HQ(高画質)モード、SP(標準)モード、LPモード、EPモード等の4種類(またはこれ以上)の記録モードが用意されている。そして、ディスク容量が80GBの場合、HQモードで例えば15時間の記録が可能であるとすると、SPモードでは30時間、LPモードで60時間、EPモードで90時間の録画が可能となる。ただし、この時間は一例である。また、DVDの場合も同様に、複数の記録モードとして、HQ(高画質)モード、SP(標準)モード、LPモード、EPモード等の4種類(またはこれ以上)の記録モードが用意されている。
次に、上記構成のHD内蔵型DVDレコーダ10において、制御部1による各記録モードの記録残容量表示処理動作について、具体的に実施例を挙げて説明する。ただし、ここではハードディスク(HD)9に番組情報を記録する場合を例に挙げて説明する。
本実施例1は、ハードディスク(以下、単に「ディスク」とも言う。)9の記録残容量と予め設定された一定量とを比較し、ディスク9の記録残容量が一定量以下になったとき、各記録モードに対応した残り記録可能時間を算出して表示部7に表示する実施例である。以下、図2に示すフローチャート、及び図3に示す表示画面例を参照して説明する。
ここで、比較基準となる一定量は、本実施例1ではHQモードで記録したときの記録時間を元に設定されている。記録できる時間は映像の内容により異なり、例えば動きの激しい映像の場合には容量を多く必要とするため、一義的に設定することはできないが、標準的な映像をHQモードで記録したときの記録時間を基準として、そのときの情報量を一定量に設定することができる。本実施例1では、標準的な映像をHQモードで2時間記録できる容量を一定量として設定している。この一定量は、例えば制御部1のメモリ部1bに格納される。制御部1は、この一定量とディスク9の記録残容量とを比較する(ステップS1)。
そして、記録残容量が一定量以下になったとき(ステップS1でYesと判断されたとき)、すなわち、HQモードで記録できる時間が2時間を切ったとき、制御部1は、その時点での記録残容量から各記録モード(HQ、SP、LP、EPの各モード)での残り記録可能時間を算出し(ステップS2)、その算出結果を表示部7に表示する(ステップS3)。
図3は、このときの表示画面例を示している。すなわち、HQモードの場合には2時間、SPモードの場合には4時間、LPモードの場合には8時間、EPモードの場合には12時間が残り記録可能時間として一覧形式で表示されることになる。なお、この表示画面には、現在設定されている記録モードの横に印を付けて表示している。この例では、「現在」と直接的な記載で表示しているが、例えば文字自体の色を変えたり、文字の背景色を変えたり、文字の先頭部分に丸印を付けるといった、種々の表示形式が可能である。
従って、ユーザは、この表示内容を確認し、その後に記録したい番組情報の放送時間を勘案して、記録したい時間に対応可能な記録モードを選択すればよい。例えば、現在設定している記録モードがHQモードである場合には2時間の記録が可能であるが、ユーザの記録したい番組がスペシャルの3時間番組であった場合には、記録モードをこの時点でHQモードからSPモードに設定変更すればよい。この設定変更は、例えばリモコン11の図示しない上下キーまたは左右キーを操作して、図3に示す表示画面上でカーソルを移動させ、SPモードのところに移動させた状態でリモコン11の図示しない決定キーを押すことにより、記録モードの設定を変更するようにしてもよい。
このように、ディスク9の記録残容量が少なくなると、図3に示す各記録モードの残り記録可能時間を表示部7に表示することで、ユーザに記録モードの設定変更を積極的に促すことができるので、ユーザは、この表示内容を見て、所望する時間分の記録ができるように記録モードを設定変更することが可能となる。
上記実施例1では、HQモードで2時間記録できる容量を一定量として設定し、この一定量とディスクの記録残容量とを比較する構成としたが、本実施例2では、一定量の代りに基準記録可能時間を用いている。以下、図4に示すフローチャート、及び図5に示す表示画面例を参照して説明する。
基準記録可能時間は、各記録モードに共通の時間として設定されている。本実施例2では、この基準記録可能時間は2時間に設定されている。この基準記録可能時間は、例えば制御部1のメモリ部1bに格納される。制御部1は、ディスク9の記録残容量に基づき現在設定されている記録モードでの残り記録可能時間を算出し(ステップS11)、この算出した残り記録可能時間と基準記録可能時間とを比較する(ステップS12)。そして、算出された残り記録可能時間が基準記録可能時間以下になったとき(ステップS12でYesと判断されたとき)、制御部1は、その時点での記録残容量から各記録モード(HQ、SP、LP、EPの各モード)での残り記録可能時間を算出し(ステップS13)、その算出結果を表示部7に表示する(ステップS14)。
例えば、現在の記録モードがSPモードである場合には、このSPモードでの残り記録可能時間が2時間を切ったとき、各記録モードに対応した残り記録可能時間が表示される。すなわち、この場合には図5(a)に示すように、HQモードで1時間、SPモードで2時間、LPモードで4時間、EPモードで6時間が残り記録可能時間として一覧形式で表示される。
そして、この表示を見たユーザが例えばSPモードからLPモードに切り換えて記録を継続すると、次にこのLPモードでの残り記録可能時間が2時間を切ったとき(ステップS12でYesと判断されたとき)、各記録モードに対応した残り記録可能時間が再び表示部7に表示される(ステップS14)。すなわち、この場合には図5(b)に示すように、HQモードで0.5時間、SPモードで1時間、LPモードで2時間、EPモードで3時間が残り記録可能時間として一覧形式で表示されることになる。
このように、ユーザが記録モードを切り換えた場合(この場合は画質を下げる方向に切り換えた場合)には、その記録モードでの残り記録可能時間が2時間を切るたびに上記の表示がされることになるので、ユーザは、その表示の都度、記録モードの設定変更を検討することができ、残り少なくなったハードディスク9の記録残容量を有効に利用することが可能となる。
本実施例3は、上記実施例1及び実施例2において、各記録モードに対応した残り記録可能時間を算出するに際し、過去の記録状態を考慮してより精度よく残り記録可能時間を算出する実施例である。
すなわち、HD内蔵型DVDレコーダ10は、放送番組の録画予約機能を備えている。そこで、制御部1は、各記録モードに対応した残り記録可能時間を算出するに際し、録画予約された日時に基づいて過去に記録された同じ曜日の同じ時間帯の放送番組の複数の記録情報の情報量の平均値を求め、その求めた平均値の情報量に基づいて残り記録可能時間を算出する。過去に記録された同じ曜日の同じ時間帯の放送番組は、例えば連続ドラマ等である場合が多く、ドラマの進行状況は毎回似ているため、記録時のビットレートもほぼ同じレートになると考えられる。従って、過去の同じ放送番組が既に記録されている場合には、その記録されている過去の同じ放送番組の記録情報の情報量の平均値を求めることで、その番組についての残り記録可能時間をより精度良く算出することが可能となる。ただし、過去の同じ放送番組が記録されていない場合には、予め設定されているデフォルト値で各記録モードに対応した残り記録可能時間を算出することになる。
なお、上記各実施例1〜3は、番組情報をハードディスク9に記録する場合を例に挙げているが、DVD12に記録する場合も全く同様にして各記録モードに対応した残り記録可能時間を表示することが可能である。
<実施形態2>
図6は、本発明の記録装置の実施形態2に係るカメラ付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。また、図7(a)はこのカメラ付き携帯電話機を閉じた状態の背面より見た斜視図、(b)は展開した状態の正面図である。
本実施形態2のカメラ付き携帯電話機30は、本電話機の各種動作を制御する制御部32と、操作部33と、被写体を撮影するための撮影レンズ(対物レンズ)やCCDを有する撮影部34と、撮影部34で撮影されている被写体の撮影画像や電話機本体の動作状態を表示する表示部35と、撮影時におけるフラッシュの点灯を制御する照明部36と、自動タイマー撮影モード時に各種の時間を計測するタイマー部37と、撮影部24で撮影された被写体の撮影画像を電子データで記録する記録部38と、マイクロホンやスピーカを備えた受話部39と、他の携帯電話機と無線基地局を介して通信する無線通信部40と、を備えている。
このカメラ付き携帯電話機30は、内面側に操作部33が配置された第1の筺体41と、内面側に表示部35が配置された第2の筺体42とがヒンジ部43によって折り畳み可能に設けられている。第1の筐体41の内面側に配置された操作部33は、少なくともシャッターボタンを兼用する選択ボタン331、本電話機の電源をオン/オフする電源ボタン332、表示部35に各種メニューを表示するためのメニューボタン333、及びメニュー画面で各種機能を設定するための上下左右の方向選択ボタン334を備えている。また、第1の筐体41の外面側には、撮影部4の撮影レンズ4aとストロボ部6によりその点灯が制御されるフラッシュ6aとが近接して配置されている。
表示部35には、撮影部34で撮影されている被写体の撮影画像や、記録部38に記録されている撮影画像が表示される。
記録部38は、撮影部34で撮影した被写体の撮影画像を電子データで記録媒体である例えばフラッシュメモリカード(以下、単に「メモリカード」という。)に記録する。このメモリカードは第1の筐体41に対して着脱可能となっている。
本実施形態2のカメラ付き携帯電話機30は、第1の筐体41にセットされた電池(不図示)により、本体各部に動作電源を供給する。カメラ付き携帯電話機30には、待機モードと撮影モードの2つのモードがある。第1の筐体41にセットされている電池により、本体各部に動作電源の供給が行われており、被写体の撮影が行える状態が撮影モードである。一方、電源ボタン332の操作(押下)及び無線通信部40からの着信を検出する検出機構部のみ動作電源が供給されており、その他の機構部(撮影部34、表示部35、照明部36、タイマー部37、記録部38、受話部39)に動作電源が供給されていない状態が待機モードである。待機モードは、カメラ付き携帯電話機30の消費電力を抑えたモードである。通常、撮影時にカメラ付き携帯電話機30を待機モードから撮影モードに移行させて被写体の撮影を行い、撮影終了時にカメラ付き携帯電話機30を撮影モードから待機モードに戻す。
制御部32は、シャッターボタン(選択ボタン)331が押されることによって被写体の撮影画像を記録媒体であるメモリカードに記録する撮影画像記録制御処理を実行する。
また、制御部32は、記録媒体であるメモリカードへの静止画情報の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能であり、メモリカードの記録残容量と予め設定された一定量とを比較し、記録残容量が一定量以下になったとき、各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出して表示部35に表示する処理を実行する。
本実施形態2のカメラ付き携帯電話機30では、複数の記録モードとして、1M(100万画素)、2M(200万画素)、3M(300万画素)、4M(400万画素)、5M(500万画素)等の5種類の記録モードが用意されている。ただし、これは一例である。
次に、上記構成のカメラ付き携帯電話機30において、制御部32による各記録モードの記録残容量表示処理動作について、具体的に実施例を挙げて説明する。
本実施例4は、メモリカードの記録残容量と予め設定された一定量とを比較し、記録残容量が一定量以下になったとき、各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出して表示部35に表示する実施例である。以下、図8に示すフローチャート、及び図9に示す表示画面例を参照して説明する。
ここで、比較基準となる一定量は、本実施例4では5Mで記録したときの記録容量を元に設定されている。すなわち、高画質モードである5Mで10枚記録できる容量を一定量として設定している。この一定量は、制御部32の図示しないROM等に格納されている。制御部32は、この一定量とメモリカードの記録残容量とを比較する(ステップS22)。そして、記録残容量が一定量以下になったとき(ステップS21でYesと判断されたとき)、すなわち、5Mで記録できる枚数が10枚を切ったとき、制御部32は、その時点でのメモリカードの記録残容量から各記録モード(1M、2M、3M、4M、5Mの各モード)での残り記録可能枚数を算出し(ステップS22)、その算出結果を表示部35に表示する(ステップS23)。
図9は、このときの表示画面例を示している。すなわち、5Mモードで10枚、4Mモードで12枚、3Mモードで16枚、2Mモードで25枚、1Mモードで50枚が残り記録可能枚数として一覧形式で表示されることになる。
従って、ユーザは、この表示内容を確認し、その後に記録したい枚数を勘案して、その記録したい枚数を記録可能なモードを選択すればよい。例えば、現在設定している記録モードが4Mである場合には12枚の記録(撮影)が可能であるが、ユーザの撮影したい枚数が20枚程度ある場合には、記録モードをこの時点で4Mモードから2Mモードに設定変更すればよい。この設定変更は、例えば方向選択ボタン334を操作して、図9に示す表示画面上でカーソルを移動させ、2Mモードのところに移動させた状態で図示しない決定ボタンを押すことにより、記録モードの設定を変更するようにしてもよい。または、表示画面とは関係なく、第1の筐体41にダイヤル式の記録モード変更ボタン(不図示)を設けておき、これを回すことによって記録モードの設定を変更できるようにしてもよい。
このように、メモリカードの記録残容量が少なくなると、図8に示す各記録モードの残り記録可能枚数を表示部35に表示することで、ユーザに記録モードの設定変更を積極的に促すことができるので、ユーザは、この表示内容を見て、所望する枚数分の記録ができるように記録モードを設定変更することが可能となる。
上記実施例4では、5Mモードで10枚記録できる容量を一定量として設定し、この一定量とメモリカードの記録残容量とを比較する構成としたが、本実施例5では、一定量の代りに基準記録可能枚数を用いている。以下、図10に示すフローチャート、及び図11に示す表示画面例を参照して説明する。
基準記録可能枚数は、各記録モードに共通の枚数として設定されている。本実施例5では、この基準記録可能枚数は10枚に設定されている。この基準記録可能枚数は、例えば制御部32の図示しないROM等に格納されている。制御部32は、メモリカードの記録残容量に基づき現在設定されている記録モードでの残り記録可能枚数を算出し(ステップS31)、この算出した残り記録可能枚数と基準記録可能枚数(10枚)とを比較する(ステップS32)。
そして、残り記録可能枚数が基準記録可能枚数以下になったとき(ステップS32でYesと判断されたとき)、制御部32は、各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出し(ステップS33)、その算出結果を表示部35に表示する(ステップS34)。
例えば、現在の記録モードが4Mモードである場合には、この4Mモードでの残り記録可能枚数が10枚を切ったとき、各記録モードに対応した残り記録可能枚数が表示される。すなわち、この場合には図11(a)に示すように、5Mモードで8枚、4Mモードで10枚、3Mモードで13枚、2Mモードで20枚、1Mモードで40枚が残り記録可能枚数として一覧形式で表示される。
そして、この表示を見たユーザが例えば4Mモードから3Mモードに切り換えて静止画像の記録を継続すると、次にこの3Mモードでの残り記録可能枚数が10枚を切ったとき(ステップS32でYesと判断されたとき)、各記録モードに対応した残り記録可能枚数が再び表示部35に表示される(ステップS34)。すなわち、この場合には図11(b)に示すように、5Mモードで6枚、4Mモードで7枚、3Mモードで10枚、2Mモードで15枚、1Mモードで30枚が残り記録可能枚数として一覧形式で表示されることになる。
このように、ユーザが記録モードを切り換えた場合(この場合は画質を下げる方向に切り換えた場合)には、その記録モードでの残り記録可能枚数が10枚を切るたびに上記の表示がされることになるので、ユーザは、その表示の都度、記録モードの設定変更を検討することができ、残り少なくなったメモリカードへの記録残容量を有効に利用することが可能となる。
本実施例7は、上記実施例4及び実施例5において、各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出するに際し、直近の一定時間内の記録状況を考慮してより精度よく残り可能記録枚数を算出する実施例である。
すなわち、制御部32は、各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出するに際し、現在設定されている記録モードにおいて直近の一定時間内(例えば、直近1時間以内)に撮影された複数枚の静止画情報の情報量(例えば、JPEG形式で記録する場合の圧縮後の情報量)の平均値を求め、その求めた平均値の情報量に基づいて残り記録可能枚数を算出する。例えば、5Mで撮影された画像でも、メモリカードに記録するときの圧縮率は、撮影条件や撮影場所等によって異なってくる。この場合、直近の一定時間内に撮影された静止画情報は、撮影条件や撮影場所が同じであることが多く、撮影画像の圧縮率もほぼ同じ圧縮率になると考えられる。そのため、直近の一定時間内に撮影された複数枚の静止画情報の情報量の平均値を求めることで、残り記録可能枚数をより精度良く算出することが可能となる。ただし、直近1時間以内に撮影された画像が存在しない場合には、予め設定されているデフォルト値で各記録モードに対応した残り可能記録枚数を算出することになる。
なお、上記一定量や基準記録可能時間及び基準記録可能枚数は、ユーザによって任意に設定できるようにしてもよい。
本発明の記録装置の実施形態1であるハードディスク(HD)内蔵型DVDレコーダの電気的構成を示すブロック図である。 実施例1の記録残容量表示処理動作の流れを示すフローチャートである。 実施例1の表示画面例を示す説明図である。 実施例2の記録残容量表示処理動作の流れを示すフローチャートである。 実施例2の表示画面例を示す説明図である。 本発明の記録装置の実施形態2であるカメラ付き携帯電話機の電気的構成を示すブロック図である。 (a)はカメラ付き携帯電話機を閉じた状態の背面より見た斜視図、(b)は展開した状態の正面図である。 実施例4の記録残容量表示処理動作の流れを示すフローチャートである。 実施例4の表示画面例を示す説明図である。 実施例5の記録残容量表示処理動作の流れを示すフローチャートである。 実施例5の表示画面例を示す説明図である。
符号の説明
1 制御部
1a CPU
1b メモリ部
1c カウンタ
2 アンテナ
3 チューナ
4 信号処理部
5 ディスク読書部
6 リモコン受信部
7 表示部
8 操作部
9 ハードディスク(HD)
10 HD内蔵型DVDレコーダ
11 リモコン
12 DVD
13 テレビ
30 カメラ付き携帯電話機
32 制御部
33 操作部
34 撮影部
35 表示部
36 照明部
37 タイマー部
38 記録部
39 受話部
40 無線通信部
41 第1の筐体
42 第2の筐体
42 ヒンジ部

Claims (10)

  1. 記録媒体への静止画情報の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能なカメラ付き携帯電話機において、
    前記記録媒体の記録残容量に基づき現在設定されている記録モードでの残り記録可能枚数を算出し、この算出した残り記録可能枚数と予め設定されている基準記録可能枚数とを比較する比較手段と、
    前記比較手段での比較の結果、算出された残り記録可能枚数が前記基準記録可能枚数以下になったとき、前記各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出して表示する表示手段とを備え、
    前記表示手段は、前記各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出するに際し、現在設定されている記録モードにおいて直近の一定時間内に撮影された複数枚の静止画情報の情報量の平均値を求め、その求めた平均値の情報量に基づいて残り記録可能枚数を算出することを特徴とするカメラ付き携帯電話機。
  2. 記録媒体への情報の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能な記録装置において、
    前記記録媒体の記録残容量と予め設定された一定量とを比較する比較手段と、
    前記比較手段での比較の結果、記録残容量が一定量以下になったとき、前記各記録モードに対応した残り記録可能情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  3. 記録媒体への動画情報の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能な記録装置において、
    前記記録媒体の記録残容量と予め設定された一定量とを比較する比較手段と、
    前記比較手段での比較の結果、記録残容量が一定量以下になったとき、前記各記録モードに対応した残り記録可能時間を算出して表示する表示手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  4. 前記一定量は、最高品質の記録モードで記録したときの記録時間を元に設定されていることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 記録媒体への動画情報の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能な記録装置において、
    前記記録媒体の記録残容量に基づき現在設定されている記録モードでの残り記録可能時間を算出し、この算出した残り記録可能時間と予め設定されている基準記録可能時間とを比較する比較手段と、
    前記比較手段での比較の結果、算出された残り記録可能時間が前記基準記録可能時間以下になったとき、前記各記録モードに対応した残り記録可能時間を算出して表示する表示手段とを備えたことを特徴とする記録装置。
  6. 放送番組の録画予約機能を備えており、
    前記表示手段は、前記各記録モードに対応した残り記録可能時間を算出するに際し、録画予約された日時に基づいて過去に記録された同じ曜日の同じ時間帯の放送番組の複数の記録情報の情報量の平均値を求め、その求めた平均値の情報量に基づいて残り記録可能時間を算出することを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の記録装置。
  7. 記録媒体への静止画情報の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能なカメラ付き携帯電話機において、
    前記記録媒体の記録残容量と予め設定された一定量とを比較する比較手段と、
    前記比較手段での比較の結果、記録残容量が一定量以下になったとき、前記各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出して表示する表示手段とを備えたことを特徴とするカメラ付き携帯電話機。
  8. 前記一定量は、最高品質の記録モードで記録したときの記録容量を元に設定されていることを特徴とする請求項7に記載のカメラ付き携帯電話機。
  9. 記録媒体への静止画情報の記録を複数の記録モードの中から選択して実施可能なカメラ付き携帯電話機において、
    前記記録媒体の記録残容量に基づき現在設定されている記録モードでの残り記録可能枚数を算出し、この算出した残り記録可能枚数と予め設定されている基準記録可能枚数とを比較する比較手段と、
    前記比較手段での比較の結果、算出された残り記録可能枚数が前記基準記録可能枚数以下になったとき、前記各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出して表示する表示手段とを備えたことを特徴とするカメラ付き携帯電話機。
  10. 前記表示手段は、前記各記録モードに対応した残り記録可能枚数を算出するに際し、現在設定されている記録モードにおいて直近の一定時間内に撮影された複数枚の静止画情報の情報量の平均値を求め、その求めた平均値の情報量に基づいて残り記録可能枚数を算出することを特徴とする請求項7または請求項8に記載のカメラ付き携帯電話機。

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KR101873202B1 (ko) 2018-05-24 2018-07-02 주식회사 싸인텔레콤 Ai칩이 형성된 현장용 인공지능형 ai칩구동용 다채널 원샷카메라모듈

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