JP2010050784A - デジタルカメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、動画撮影の映像を途切れさせることなく、フレームレートの変更を行うことのできるデジタルカメラを提供することである。
【解決手段】 本発明のデジタルカメラ(11〜17,19〜32)は、動画撮影中に、動画データ取得のフレームレートを変更可能とする制御手段(11)を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、動画撮影が可能なデジタルカメラについて、特に、動画撮影中に、フレームレートを変更することができるデジタルカメラに関する。
従来、例えば、特許文献1に開示されるように、画像の記録先となる記録媒体の残容量に基づく画像の残り撮影可能枚数を撮影者などのユーザーへ表示することで、記録媒体の残容量不足による撮影失敗の発生を防止しようとするデジタルカメラが知られている。
また、動画撮影時に記録媒体の残容量が少なくなると、画像を記録できないことをユーザーに警告して、途中で撮影を停止するデジタルカメラも一般によく知られている。
特開2003−244588号公報
ところで、スポーツを動画撮影する場合、良好な映像を得るためには、高めのフレームレートで撮影を行うのが望ましい。
しかし、従来のデジタルカメラでは、例えば野球のように試合が延長になることの多いスポーツを動画撮影する場合、高いフレームレートで撮影を行うと、記録媒体の残容量不足が発生し、試合の途中であるにもかかわらず撮影が停止してしまうことがあった。
他方、試合終了まで映像が途切れないように動画を撮影したいが、一番撮りたい肝心のシーン、例えば注目の選手がプレイするシーンが良好に撮影されていればよく、それ以外のシーンは、試合の流れが分かる程度に撮影されても構わないという場合も多い。
そのような場合に、試合の一番撮りたい肝心のシーンは高めのフレームレートで、一方、それ以外のシーンは低めのフレームレートで撮影することができれば、高いフレームレートで一律に撮影する場合と比べて、より長い時間動画撮影を行うことが可能になる。
しかし、従来のデジタルカメラでは、フレームレートを変更するには動画撮影を一旦停止する必要があった。このため、フレームレートを変更する場合には、映像を途切れさせてしまっていた。
本発明は、上記従来技術の課題を解決するためのものである。本発明の目的は、動画撮影の映像を途切れさせることなく、フレームレートの変更を行うことのできるデジタルカメラを提供することである。
第1の発明のデジタルカメラは、動画撮影中に、動画データ取得のフレームレートを変更可能とする制御手段を備える。
第2の発明は、第1の発明において、制御手段が、動画撮影中に、フレームレートの現在値に基づく残り撮影可能時間の情報をリアルタイム表示する。
第3の発明は、第1または第2の発明において、制御手段が、動画撮影中に、フレームレートの変更値の候補を表示すると共に、候補の中からフレームレートの変更値をユーザーに選択させる。
第4の発明は、第1ないし第3の発明の何れか一の発明において、制御手段が、動画撮影中に、フレームレートの変更値の候補毎に、フレームレートを当該変更値に変更した場合の残り撮影可能時間の情報をリアルタイム表示する。
第5の発明は、第1ないし第4の発明の何れか一の発明において、制御手段が、変更前のフレームレートにより取得した動画データと、変更後のフレームレートにより取得した動画データとを識別可能に単一の動画ファイルへ記録する。
第6の発明は、第1ないし第4の発明の何れか一の発明において、制御手段が、変更前のフレームレートにより取得した動画データと、変更後のフレームレートにより取得した動画データとを、それぞれ異なる動画ファイルへ記録する。
本発明では、動画撮影中に、動画データ取得のフレームレートを変更することができる。
従って、本発明を利用すれば、動画撮影の映像を途切れさせることなく、フレームレートの変更を行うことができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。本実施形態は、デジタルカメラの実施形態である。
図1は、本実施形態のデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
カメラ本体100は、動画撮影機能を有するデジタルカメラである。
カメラ本体100の各ブロックの動作は、制御回路11によって統括制御される。制御回路11は、所定のプログラムを実行することにより、デジタルカメラが行う撮影などの各種の動作を制御する。
ROM12には、制御回路11によって実行される各種のプログラムや、プログラムの実行に必要となるデータなどが予め格納される。
バッファメモリ13は、画像データや音声データの一時記憶領域などとして使用される。このバッファメモリ13は、SDRAM等によって構成される。
なお、これらROM12及びバッファメモリ13は、バス14を介して制御回路11と接続される。
操作部材15は、モードダイヤル、撮影ボタン、メニューボタン、OKボタン、十字キー、キャンセルキーなどを含む。操作部材15は、撮影者等のユーザーが行う部材操作の内容に応じた操作信号を制御回路11へ送る。制御回路11は、その操作信号に基づいて、カメラ本体100の各部を制御し、例えば、レンズ駆動制御、撮影動作制御、画像処理制御、画像データの記録制御、画像データの表示制御などを行う。
なお、モードダイヤルは、静止画撮影モード、動画撮影モード、画像再生モードなどのデジタルカメラの動作モードを選択するための操作部材である。
また、撮影ボタンは、撮影を指示するための操作部材である。撮影ボタンは、前記の動画撮影モードにおいては、動画撮影の開始(スタート)/停止(ストップ)ボタンとして機能し、また静止画撮影モードにおいては、通常のレリーズボタンとして機能する。この撮影ボタンは、半押し時にONとなるスイッチのSW1と、全押し時にONとなるスイッチのSW2とを有する二段ストローク式のスイッチで構成される。
また、メニューボタンは、表示装置16の画面上にメニュー画面を表示させる指示を行うための操作部材である。
また、OKボタンは、メニュー画面などにおいて、選択した項目の内容の確定や実行などを指示するための操作部材である。
また、十字キーは、例えば、メニュー画面などにおいては、その画面から所望の項目を選択するために、画面上に表示されるカーソルを、上、下、左、右の各方向へ移動させる指示を行うための操作部材である。
また、キャンセルキーは、十字キーによる項目の選択を取り消したり、操作の状態を1つ前に戻すなどの指示を行うための操作部材である。
表示装置16は、カラー表示可能なLCDディスプレイ等で構成されている。
表示装置16は、撮影時には、画角等の確認用の電子ファインダーとして利用することができる。また、表示装置16は、ユーザインターフェース用の表示画面としても利用される。その場合、表示装置16には、必要に応じて、メニューや選択項目、設定内容などの各種の情報が表示される。
記録インターフェース(I/F)17には、記録媒体18を接続するためのコネクタが形成されている。記録I/F17は、そのコネクタに接続された記録媒体18にアクセスして、動画や静止画の画像データの書き込みや読み出しを行う。
制御回路11は、この記録I/F17を介して、動画や静止画の画像データを記録媒体18へ記録する。なお、記録媒体18は、半導体メモリを内蔵したメモリカードや、小型のハードディスクなどである。
次に、カメラ本体100の撮影に係るブロックについて説明する。
操作部材15のモードダイヤルによって動画又は静止画撮影モードが選択されると、CCD固体撮像素子(以下、単に、CCDと呼ぶ。)19を含む撮像部に電源が供給される。これにより、カメラ本体100は、撮影が可能な状態となる。
レンズユニット20は、撮影レンズと絞り兼用シャッターとを含む光学ユニットである。レンズユニット20は、制御回路11により制御されるレンズ駆動回路21によって駆動され、ズーム制御、フォーカス制御及びアイリス制御が行われる。
レンズユニット20を通過した被写体光は、CCD19の受光面に結像される。なお、CCD19の受光面には、多数のフォトダイオード(受光素子)が二次元状に配列されると共に、各フォトダイオードに対応して、赤(R)、緑(G)、青(B)の原色カラーフィルタが所定の配列構造(ベイヤー、Gストライプなど)で配置されている。これにより、CCD19が出力する信号には、R、G、Bの3種類の成分が含まれることになる。また、CCD19は、各フォトダイオードの電荷蓄積時間を制御する電子シャッター機能を有している。制御回路11は、タイミングジェネレータ(TG)22を介して、CCD19の電荷蓄積時間の制御を行う。
なお、カメラ本体100では、CCD19に代えて、MOS型など他の方式の撮像素子を用いることもできる。
CCD19の受光面に形成された被写体像は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換されて蓄積される。ここで、CCD19の各フォトダイオードに蓄積された信号電荷を画像信号(信号電荷に応じた電圧信号)として読み出すには、制御回路11は、TG22を駆動する。この駆動により、各フォトダイオードに蓄積された信号電荷は、TG22から与えられる駆動パルスに基づき、所定のフレームレート(例えば、30fpsなど)で、画像信号として順次読み出される。
CCD19から順次出力される画像信号(RGB信号)は、信号処理回路23により、CDS(相関二重サンプリング)、増幅(ゲイン調整)、A/D変換などの信号処理が施された後に、デジタル信号の画像データとして画像入力回路24へ出力される。
なお、信号処理回路23は、そのゲイン調整の調整量(増幅率)を制御回路11からの指令に基づき設定し、それによってISO感度に相当する撮影感度の調整を行う。
また、信号処理回路23は、TG22から与えられる駆動パルスに基づいて前記動作を行う。
画像入力回路24は、入力されるデジタル信号のRGBの画像データを、制御回路11からの指令に従い、画像処理回路25、AE/AWB回路27、AF回路28へ出力する。
画像入力回路24を介して画像処理回路25に入力されるRGBの画像データは、画像処理回路25において、輝度信号(Y信号)及び色差信号(Cr,Cb信号又はUV信号)の画像データに変換される。また、変換後の画像データには、ガンマ補正、輪郭補正、ホワイトバランス補正等の所定の画像処理が画像処理回路25によって施される。そして、その画像処理後の画像データは、画像処理回路25によりバッファメモリ13へ出力される。なお、このような画像処理回路25での輝度/色差信号変換を含む画像処理は、制御回路11の指令に従って行われる。
このようにして、1フレーム分の画像データが、順次バッファメモリ13へ格納されて取得される。
ここで、画像データを表示装置16へモニタ出力する場合、制御回路11は、前述のように格納される画像データをバッファメモリ13から順次読み出し、それをバス14を介して表示制御回路26へ出力する。そして、表示制御回路26は、入力された画像データを表示用の所定方式の信号(例えば、NTSC方式の複合映像信号)に変換して表示装置16へ出力する。
このように、バッファメモリ13の画像データを基に生成される映像信号が表示装置16へ出力されることで、被写体の映像がリアルタイムに表示装置16に表示される。ユーザーは、この表示により撮影画角等を確認することができる(ライブビュー機能)。
操作部材15の撮影ボタンが半押しされ、SW1がONとなると、カメラ本体100は、AE及びAF動作を開始する。
具体的には、制御回路11の指令に従い、AE/AWB回路27及びAF回路28が、CCD19から出力され画像入力回路24を介して入力されるRGBの画像データを基に、以下のようにAE及びAF動作を行う。
AE/AWB回路27は、入力される画像データの画面を複数のエリア(例えば、8×8)に分割し、分割エリアごとにRGB信号を積算すると、その積算値を制御回路11に提供する。制御回路11は、AE/AWB回路27から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出すると共に、撮影の露出値(EV値)を算出する(AE演算)。また、制御回路11は、算出したEV値と所定のプログラム線図(ROM12に予め格納される)とに基づき、絞り値やシャッタースピードなどの露出条件を決定する。そして、制御回路11は、その露出条件の下で、CCD19の電子シャッター機能及びレンズユニット20のアイリス、信号処理回路23のゲインなどを制御することで適正な露光量を得る。
また、AE/AWB回路27は、分割エリアごとにRGB信号の色別の平均積算値を算出し、その算出結果を制御回路11に提供する。制御回路11は、算出結果であるRの積算値、Bの積算値、Gの積算値を得て、R/G及びB/Gの比を求めると共に、そのR/G及びB/Gの比の値と上述のAE演算によるEV値とに基づいてシーン判別(光源種の判別)を行う。そして、制御回路11は、判別したシーンに対応する所定のホワイトバランス調整値に基づき、各比の値がおよそ1(つまり、1画面においてRGBの積算比率がR:G:B≒1:1:1)となるようにホワイトバランス調整回路のアンプゲインを制御して各色チャネルの信号を補正する。
なお、シーン判別においては、上述したR/G及びB/Gの比の値に代えて、色差信号のCr(R−Y)及びCb(B−Y)の値などを用いてもよい。
カメラ本体100が行うAF制御には、例えば、画像データのG信号の高周波成分が極大になるように不図示のフォーカシングレンズ(撮影レンズを構成するレンズ光学系のうちのフォーカス調整用の移動レンズ)を移動させるコントラストAFが適用される。
よって、AF回路28は、入力される画像データのG信号の高周波成分のみを通過させるハイパスフィルタ処理、絶対値化処理、画面内(例えば、画面中央部)に予め設定されているフォーカス対象エリア内の信号を切り出すAFエリア抽出処理を実行する。そして、AF回路28は、それら処理の実行により抽出したAFエリア内の信号の絶対値を積算すると、その積算値を制御回路11に提供する。制御回路11は、レンズ駆動回路21を駆動して、不図示のフォーカシングレンズを移動させながら、複数のAF検出ポイントで焦点評価値(AF評価値)を演算すると共に、そのAF評価値が極大となるレンズ位置を合焦位置として決定する。
このようなAF制御により、フォーカシングレンズ(不図示)の焦点調節が行われる。
なお、AF評価値の演算には、画像データのG信号を利用する代わりに、輝度信号(Y信号)を利用してもよい。
また、カメラ本体100が行うAF制御には、このような公知のコントラスト方式のAFに加えて、公知の瞳分割方式による位相差AFを適用してもよい。もちろん、コントラスト方式のAFに代えて位相差AFのみを適用してもよい。
操作部材15の撮影ボタンが全押しされ、SW2がONとなると、カメラ本体100は、撮影動作を開始する。
制御回路11は、静止画撮影時においては、全画素読み出しで1フレーム分の画像が取得されるようにTG22を駆動する。これによりCCD19は、1フレーム分の画像信号を出力する。一方、動画撮影時においては、制御回路11は、所定のフレームレートで画像が順次取得されるようにTG22を駆動する。これによりCCD19は、画像信号をそのフレームレートに応じて順次出力する。
CCD19から出力される画像信号は、上述したように画像処理回路25によって輝度/色差信号変換を含む画像処理が施された後に、バッファメモリ13へ格納される。
バッファメモリ13に格納された輝度/色差信号の画像データは、圧縮/伸張回路29により所定の形式に従って圧縮処理された後、記録I/F17を介して記録媒体18へ記録される。静止画の撮影時には、バッファメモリ13の画像データは、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式等に従って圧縮されて記録される。一方、動画の撮影時には、画像データは、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式やモーションJPEG形式等に従って圧縮されて記録される。
なお、画像処理回路25での輝度/色差信号変換を含む画像処理及び圧縮/伸張回路29での圧縮処理は、制御回路11の指令に従って行われる。また、その圧縮処理後の画像データは、制御回路11により記録I/F17を介して記録媒体18へ記録される。
カメラ本体100は、動画撮影中には、所謂「山登り方式」の連続的なAF(コンティニアスAF)動作を行う。つまり、不図示のフォーカシングレンズを光軸に沿って前後方向に微小移動させて、焦点評価値(AF評価値)の増減をチェックしながら、AF評価値が極大となる点まで、徐々にフォーカシングレンズ(不図示)を移動させる。
また、動画撮影時には、マイク30により音声が検出され、その検出信号(音声信号)が、A/D変換器31によりデジタル信号(音声データ)に変換されて、音声信号処理回路32へ出力される。音声信号処理回路32は、制御回路11の指令に従って、入力の音声データを所定の形式に変換する。
このようにして生成された音声データは、音声信号処理回路32によりバッファメモリ13へ格納される。そして、音声データは、バッファメモリ13の画像データと共に圧縮/伸張回路29で圧縮処理された後に、記録I/F17を介して記録媒体18へ記録される。
また、動画撮影中に、もう一度、操作部材15の撮影ボタンが半押し又は全押しされ、SW1がONとなると、カメラ本体100は、動画の撮影動作を停止する。
以下、本実施形態のデジタルカメラの動画撮影の動作を、図2の流れ図を参照して説明する。
図2のフローは、例えば、動画撮影モードが選択されている場合において、ユーザーが操作部材15の撮影ボタンを全押しして、SW2がONとなったときに実行される。
なお、この場合には、撮影ボタンが押下されてSW1がON(半押し)となった時点で、制御回路11によって上述したAE及びAF動作が行われている。
ステップ101:制御回路11は、動画撮影のフレームレートを、デジタルカメラのデフォルト値又はユーザーが予めデジタルカメラに設定した値に設定する。ここでは、そのフレームレートは、例えば、60fpsなどに設定される。
ステップ102:制御回路11は、ステップ101で設定したフレームレートでCCD19から画像信号を読み出すようにTG22を駆動する。
また、制御回路11は、画像処理回路25を駆動して、信号処理回路23及び画像入力回路24を介して順次入力される画像データ(CCD19からの画像信号がデジタル化されたもの)に対し輝度/色差信号変換を含む画像処理を施させる。この画像処理後の画像データは、順次バッファメモリ13へ格納される。このようにバッファメモリ13へ格納される画像データは、ステップ101で設定したフレームレートにより取得されたものである。
なお、これらの動作が行われている間、AE/AWB回路27、AF回路28は、制御回路11の指令に従い、信号処理回路23及び画像入力回路24を介して順次入力される画像データを基に上述したAE及びAF動作を行う。
そして、制御回路11は、圧縮/伸張回路29を駆動して、バッファメモリ13に格納された輝度/色差信号の画像データを、例えばMPEGなどの動画記録用の形式で圧縮すると共に、圧縮処理後の画像データを、記録I/F17を介して記録媒体18へ記録する。このとき、圧縮処理後の画像データは、画像ファイル(動画ファイル)として記録媒体18へ記録される。
ステップ103:制御回路11は、記録媒体18の画像データ記憶領域の空き容量情報を取得し、その空き容量情報とフレームレートの現在値とを基に、現行のフレームレートで画像データの記録を続けた場合における記録媒体18の残り記録可能時間を算出する。
ステップ104:制御回路11は、表示制御回路26を駆動して、上述したデジタルカメラのライブビュー機能によって表示装置16の画面に表示されるモニタ映像上に、ステップ103で算出した残り記録可能時間の情報を重畳表示する。この表示のイメージを図3に示す。図3では、左上の「残り撮影可能時間:」と表示された部分に、残り記録可能時間の「3分03秒」との情報が表示されている。
ステップ105:制御回路11は、ユーザーにより、もう一度、操作部材15の撮影ボタンが半押し又は全押しされ、SW1がONとなったか、即ち、動画撮影の終了が指示されたか否かを判定する。
制御回路11は、動画撮影の終了が指示された場合にはステップ110へ移行し、一方、終了が指示されていない場合には、ステップ106へ移行する。
ステップ106:制御回路11は、操作部材15のフレームレート変更ボタンが押下されたか否かを判定する。
制御回路11は、ボタンが押下された場合にはステップ107へ移行し、一方、押下されていない場合には、ステップ103へ移行する。
なお、動画撮影中は記録媒体18に画像データが記録され続けるので、その記憶領域の空き容量も段々と減少してしまう。このため、ステップ103へ移行した場合に再度算出される残り記録可能時間は、先に算出された値よりも減少してしまう。その結果、表示装置16の画面のモニタ映像上に表示される残り記録可能時間の情報は、動画撮影の進行と共にデクリメントされ続けることとなる。
ステップ107:制御回路11は、表示制御回路26を駆動して、上述したデジタルカメラのライブビュー機能によって表示装置16の画面に表示されるモニタ映像上に、「フレームレート変更画面」を重畳表示する。この表示のイメージを図4に示す。なお、「フレームレート変更画面」は、動画撮影のフレームレートをユーザーに変更させるためのGUI画面である。ユーザーは、操作部材15の十字キーを操作して「フレームレート変更画面」から変更を所望するフレームレートを選択すると共に、OKボタンを押下してその選択を確定することで、制御回路11に対してフレームレートの変更を指示することができる。
図4の「フレームレート変更画面」の例では、現行のフレームレートの60fpsを、フレームレートの変更値の候補として表示された(1)30fps、(2)15fps、(3)5fps、(4)1fpsの何れかに変更することができる。
また、図4の例では、フレームレートを(1)〜(4)の何れかに変更した場合における、変更後の残り記録可能時間の情報が表示されている。例えば、現行のフレームレートの60fpsを(1)30fpsに変更した場合、変更後の残り記録可能時間は「6分00秒」となることが表示されている。つまり、現行のフレームレートの60fpsをその半分の(1)30fpsに変更すると、変更後には残り記録可能時間を「3分00秒」の2倍の「6分00秒」に延ばすことができる。
なお、図4は、現行のフレームレートが60fpsの場合の例であるが、現行のフレームレートが、例えば、15fpsの場合には、図5に示す「フレームレート変更画面」が表示される。図5の例では、現行のフレームレートの15fpsを、その変更値の候補として表示された(1)60fps、(2)30fps、(3)5fps、(4)1fpsの何れかに変更することができる。
また、図4および図5の例における変更後の残り記録可能時間の表示は、動画撮影中は、その撮影の進行と共にデクリメントされ続ける。
ステップ108:制御回路11は、ユーザーによりフレームレートの変更指示がされたか否かを判定する。
制御回路11は、変更指示がされた場合にはステップ109へ移行し、一方、変更指示がされていない場合には、ステップ103へ移行する。
ステップ109:制御回路11は、「フレームレート変更画面」においてユーザーが選択したフレームレートでCCD19から画像信号を読み出すようにTG22を駆動する。これにより変更後のフレームレートにより取得された画像データが順次バッファメモリ13へ格納される。
また、制御回路11は、圧縮/伸張回路29を駆動して、バッファメモリ13に格納された画像データを、例えばMPEGなどの動画記録用の形式で圧縮する。
そして、制御回路11は、その圧縮処理後の画像データを、記録媒体18へ画像ファイル(動画ファイル)として記録する。
このとき、動画ファイルには、変更前のフレームレートにより取得された画像データ(フレームレート変更前の画像データ)と変更後のフレームレートにより取得された画像データ(フレームレート変更後の画像データ)との両方が記録される。このため、それらの識別用に、フレームレート変更前の画像データとフレームレート変更後の画像データとの境界位置を示す情報を、動画ファイルのヘッダ情報または当該境界領域部分などに記録しておく。このようにすれば、フレームレート変更前の画像データとフレームレート変更後の画像データとの両方が記録された単一の動画ファイルをデジタルカメラ外部のPCなどで再生等する場合に、フレームレートが異なる画像データの境界位置を識別することができるようになる。
なお、フレームレート変更前の画像データとフレームレート変更後の画像データとは、別の動画ファイルに記録するようにしてもよい。その場合、フレームレート変更前の画像データを動画ファイルAに記録していたならば、フレームレート変更後の画像データは、新たに動画ファイルBをオープンしてこれに記録するようにする。そして、動画ファイルAは、フレームレート変更後の画像データが動画ファイルBに記録され始めた後にクローズすればよい。
このように動画撮影のフレームレートを変更した後、制御回路11は、動画撮影を継続するためにステップ103へ移行する。
ステップ110:制御回路11は、動画の撮影動作を停止する(動画撮影終了)。
(実施形態の作用効果)
以下、本実施形態の作用効果を説明する。
本実施形態のデジタルカメラでは、撮影ボタンの押下により動画撮影の開始が指示されると、動画撮影のフレームレートが、カメラのデフォルト値又はユーザーが予め設定した値に設定され、設定されたフレームレートによりCCD19からの画像データが順次取得される。なお、このように変更前のフレームレートにより取得される画像データは、MPEGなどの動画記録用の形式で圧縮され、記録媒体18へ動画ファイルとして記録される。
また、ユーザーによりフレームレート変更ボタンが押下されると、「フレームレート変更画面」が、デジタルカメラのライブビュー機能によって表示装置16の画面に表示されるモニタ映像上に重畳表示される。なお、この表示の間、変更前のフレームレートにより取得される画像データは、MPEGなどの動画記録用の形式で圧縮され、記録媒体18の動画ファイルに続けて記録される。
そして、ユーザーによりフレームレートの変更指示がされると、「フレームレート変更画面」においてユーザーが選択したフレームレートによりCCD19からの画像データが順次取得される。なお、このように変更後のフレームレートにより取得される画像データは、MPEGなどの動画記録用の形式で圧縮され、記録媒体18の動画ファイルに記録される。
従って、本実施形態のデジタルカメラによれば、動画撮影の映像を途切れさせることなく、フレームレートの変更を行うことができる。
また、本実施形態のデジタルカメラでは、変更前のフレームレートにより取得された動画データと、変更後のフレームレートにより取得された動画データとが、識別可能に単一の動画ファイルへ、又はそれぞれ異なる動画ファイルへ記録される。このように、フレームレートの変更の前後で映像の途切れがない動画ファイルが作成される。
従って、本実施形態のデジタルカメラによれば、動画撮影の映像を途切れさせることなく、フレームレートの変更を行うことができる。
また、本実施形態のデジタルカメラでは、動画撮影中に、記録媒体18の画像データ記憶領域の空き容量情報が取得され、その空き容量情報とフレームレートの現在値とを基に、現行のフレームレートで画像データの記録を続けた場合における記録媒体18の残り記録可能時間が算出される。
そして、算出された残り記録可能時間の情報が、デジタルカメラのライブビュー機能によって表示装置16の画面に表示されるモニタ映像上に重畳表示される。なお、モニタ映像上においては、残り記録可能時間の情報は、「残り撮影可能時間」として表示される。この「残り撮影可能時間」として表示される残り記録可能時間の情報には、画像データが順次記録されることにより記録媒体18の画像データ記憶領域の空き容量が減少する状況がリアルタイムに反映される。
従って、本実施形態のデジタルカメラによれば、ユーザーは、フレームレートの変更の要否、また、その変更のタイミングを、確実かつ容易に判断することができる。
また、本実施形態のデジタルカメラでは、動画撮影中に、ユーザーによりフレームレート変更ボタンが押下されると、「フレームレート変更画面」が、デジタルカメラのライブビュー機能によって表示装置16の画面に表示されるモニタ映像上に重畳表示される。
そして、「フレームレート変更画面」には、フレームレートの変更値の候補が表示されると共に、変更値の候補毎に、フレームレートを当該変更値に変更した場合の残り撮影可能時間の情報が表示される。なお、変更値の候補毎に表示される残り撮影可能時間の情報には、画像データが順次記録されることにより記録媒体18の画像データ記憶領域の空き容量が減少する状況がリアルタイムに反映される。
従って、本実施形態のデジタルカメラによれば、ユーザーは、フレームレートの変更値の選択を適切かつ容易に行うことができる。
本発明の実施形態のデジタルカメラの構成を示すブロック図である。 デジタルカメラの動画撮影の動作を示す流れ図である。 記録可能時間情報の表示イメージを示す図である。 フレームレート変更画面の表示イメージ図(現行60fpsの場合)である。 フレームレート変更画面の表示イメージ図(現行15fpsの場合)である。
符号の説明
11…制御回路,12…ROM,13…バッファメモリ,14…バス,15…操作部材,16…表示装置,17…記録インターフェース(I/F),18…記録媒体,19…CCD固体撮像素子(CCD),20…レンズユニット,21…レンズ駆動回路,22…タイミングジェネレータ(TG),23…信号処理回路,24…画像入力回路,25…画像処理回路,26…表示制御回路,27…AE/AWB回路,28…AF回路,29…圧縮/伸張回路,30…マイク,31…A/D変換器,32…音声信号処理回路,100…デジタルカメラ本体

Claims (6)

  1. 動画撮影中に、動画データ取得のフレームレートを変更可能とする制御手段を備える
    ことを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 請求項1に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記制御手段は、前記動画撮影中に、前記フレームレートの現在値に基づく残り撮影可能時間の情報をリアルタイム表示する
    ことを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記制御手段は、前記動画撮影中に、前記フレームレートの変更値の候補を表示すると共に、前記候補の中から前記フレームレートの変更値をユーザーに選択させる
    ことを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記制御手段は、前記動画撮影中に、前記フレームレートの変更値の候補毎に、前記フレームレートを該変更値に変更した場合の残り撮影可能時間の情報をリアルタイム表示する
    ことを特徴とするデジタルカメラ。
  5. 請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記制御手段は、変更前の前記フレームレートにより取得した前記動画データと、変更後の前記フレームレートにより取得した前記動画データとを識別可能に単一の動画ファイルへ記録する
    ことを特徴とするデジタルカメラ。
  6. 請求項1ないし請求項4の何れか一項に記載のデジタルカメラにおいて、
    前記制御手段は、変更前の前記フレームレートにより取得した前記動画データと、変更後の前記フレームレートにより取得した前記動画データとを、それぞれ異なる動画ファイルへ記録する
    ことを特徴とするデジタルカメラ。
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