JP4796007B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は撮像装置に関し、特に連写機能を有する撮像装置に関するものである。
従来よりデジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置において、画像データから顔等の対象物を検出し、その対象物の検出結果に基づいて自動露出制御や自動合焦制御等を行って被写体を撮像する撮像方法が知られている。またユーザの所望する撮影画像を取得するために、被写体に対して複数の撮影いわゆる連写を行う連写機能を有する撮像装置も知られている。そこで近年、このような連写機能を有する撮像装置において、顔検出を利用することにより連写により取得される画像の画質を向上させた撮像装置が提案されている。
しかしながら、上記のような撮像装置では、連写により得られた複数の画像において、必ずしも全ての画像から顔が検出できるものではなく、顔が未検出となったときには、被写体中に顔が存在しているにも関わらず、被写体の明るさ(輝度)やピント(合焦位置)、ホワイトバランス等が、顔が存在しないとして設定されてしまう問題があった。
そこで連写中に顔が検出されなかった場合、所定時間内に得られた顔検出結果に基づいて自動露出制御や自動合焦制御等を行う撮像装置が提案されている(特許文献1)。
特開2006−157617号公報
しかしながら、特許文献1に記載された上記撮像装置は、所定時間内に得られた顔検出結果つまり顔が未検出であった画像とは異なる時刻に撮像された画像の顔情報を使用したり、精度を向上させるために未検出であった画像の前後の画像データにおける顔情報を補間処理し算出した顔情報を使用したりして、連写により得られた画像の各々において顔情報を算出し、画像毎に算出された顔情報に基づいて画像処理を行っているので、例えば連写のうちの1つの撮像時に画角が変動してしまった場合等には、連写により得られた複数の画像において均一な画質にならない、すなわち画質が安定しない虞がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、連写時に取得した画像において顔等の対象物が未検出の画像があったときでも、連写時に取得した全ての画像において、対象物に照準の合った最適な画質にすると共に画質を安定させることができる撮像装置を提供することを目的とするものである。
本発明の撮像装置は、被写体を撮像して複数の画像データを取得する、連写機能を有する撮像手段と、
複数の画像データの各々から所定の対象物を検出する対象物検出手段と、
対象物検出手段により検出された対象物の各画像データにおける領域を表わす領域情報を記憶する記憶手段と、
記憶手段に記憶された1つ以上の対象物を示す領域情報に基づいて、1つの代表領域を選択する選択手段と、
選択手段により選択された代表領域を表す領域情報に基づいて、代表領域を含む画像データに対して画像処理を施す画像処理パラメータを算出する画像処理パラメータ算出手段と、
連写により取得された全ての画像データに対して、画像処理パラメータ算出手段により算出された画像処理パラメータを適用して画像処理を施す画像処理手段とを備えてなることを特徴とするものである。
本発明の撮像装置は、領域情報が、位置情報、大きさ情報、明るさ情報、色味情報、傾き情報、対象物らしさの評価値情報のいずれか1つ以上の情報を含むものであることが好ましい。
また本発明の撮像装置は、選択手段が、位置情報、大きさ情報、明るさ情報、色味情報、傾き情報、対象物らしさの評価値情報のいずれか1つ以上の領域情報に基づいて代表領域を選択することが好ましい。
また本発明の撮像装置は、画像処理パラメータが、ホワイトバランス調整処理、ノイズ低減処理、輪郭強調処理のいずれか1つ以上のパラメータであることが好ましい。
本発明の撮像装置によれば、連写により取得された全ての画像データに対して、対象物領域に基づいて算出された同一の画像処理パラメータを適用するので、連写時に取得した画像において顔等の対象物が未検出の画像があったときでも、連写時に取得した全ての画像を対象物に照準の合った最適な画質にすることができると共に、連写中、画角にずれ等が生じた場合であっても全ての画像を安定した画質にすることができる。さらに1つの画像データに対してのみ画像処理パラメータを算出すればよいので、連写における処理を高速化することができる。
以下、本発明にかかる撮像装置の一実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施の形態では、本発明における撮像装置としてデジタルカメラを例に説明するが、本発明の適用範囲はこれに限定されず、例えば、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA等、電子撮像機能を備えた他の電子機器に対しても適用可能である。
図1及び図2は、デジタルカメラの一例を示すものであり、それぞれ背面側及び前面側から見た斜視図である。デジタルカメラ1の本体10の背面には、図1に示す如く、撮影者による操作のためのインターフェースとして、動作モードスイッチ11、メニュー/OKボタン12、ズーム/上下矢印レバー13、左右矢印ボタン14、Back(戻る)ボタン15、表示切替ボタン16が設けられ、更に撮影のためのファインダ17及び撮影並びに再生のための液晶モニタ18が設けられている。また本体10の上面には、シャッタボタン19が設けられている。
動作モードスイッチ11は、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モードの各動作モードを切り替えるためのスライドスイッチである。
メニュー/OKボタン12は、押下される毎に撮影モード、フラッシュ発光モード、顔検出連写モード、セルフタイマーON/OFF、記録画素数や感度等の設定を行うための各種メニューを液晶モニタ18に表示させたり、液晶モニタ18に表示されたメニューに基づく選択・設定を確定させたりするためのボタンである。顔検出連写モードは、顔検出機能を使用して被写体を連写するモードである。なおメニュー/OKボタン12により、撮影モードを露出やホワイトバランスを全て自動で設定するためのオートモード、及びマニュアルで設定するためのマニュアルモードに設定可能である。
ズーム/上下矢印レバー13は、上下方向にレバーを倒すことによって、撮影時には望遠/広角の調整を行い、各種設定時に液晶モニタ18に表示されるメニュー画面中のカーソルを上下に移動して表示させるためのレバーである。左右矢印ボタン14は、各種設定時に液晶モニタ18に表示されるメニュー画面中のカーソルを左右に移動して表示させるためのボタンである。
Back(戻る)ボタン15は、押下されることによって各種設定操作を中止し、液晶モニタ18に1つ前の画面を表示するためのボタンである。表示切替ボタン16は、押下されることによって液晶モニタ18の表示のON/OFF、各種ガイド表示、文字表示のON/OFF等を切り替えるためのボタンである。
ファインダ17は、撮影者が被写体を撮影する際に構図やピントを合わせるために覗くためのものである。ファインダ17から見える被写体像は、本体10の前面にあるファインダ窓23を介して映し出される。
以上説明した各ボタン及びスイッチ等の操作によって設定された内容は、液晶モニタ18中の表示や、ファインダ17内のランプ、スライドレバーの位置等によって確認可能となっている。
また液晶モニタ18は、撮影の際に被写体確認用のスルー画像が表示されることにより、電子ビューファインダとして機能する他、撮影後の静止画や動画の再生表示、各種設定メニューの表示を行う。
更に、本体10の前面には、図2に示す如く、撮影レンズ20、レンズカバー21、電源スイッチ22、ファインダ窓23、フラッシュライト24及びセルフタイマーランプ25が設けられ、側面にはメディアスロット26が設けられている。
撮影レンズ20は、被写体像を所定の結像面上(本体10内部にあるCCD等)に結像させるためのものであり、フォーカスレンズやズームレンズ等によって構成される。レンズカバー21は、デジタルカメラ1の電源がオフ状態のとき、再生モードであるとき等に撮影レンズ20の表面を覆い、汚れやゴミ等から撮影レンズ20を保護するものである。
電源スイッチ22は、デジタルカメラ1の電源のON/OFFを切り替えるためのスイッチである。フラッシュライト24は、シャッタボタン19が押下され、本体10の内部にあるシャッタが開いている間に、撮影に必要な光を被写体に対して瞬間的に照射するためのものである。
セルフタイマーランプ25は、セルフタイマーによって撮影する際に、シャッタの開閉タイミングすなわち露光の開始及び終了を被写体に知らせるためものである。メディアスロット26は、メモリカード等の外部記録メディア70が充填されるための充填口であり、外部記録メディア70が充填されると、データの読み取り/書き込みが行われる。
図3にデジタルカメラ1の機能構成を示すブロック図を示す。図3に示す如く、デジタルカメラ1の操作系として、前述の動作モードスイッチ11、メニュー/OKボタン12、ズーム/上下矢印レバー13、左右矢印ボタン14、Back(戻り)ボタン15、表示切替ボタン16、シャッタボタン19、電源スイッチ22と、これらのスイッチ、ボタン、レバー類の操作内容をCPU75に伝えるためのインターフェースである操作系制御部74が設けられている。
また、撮影レンズ20を構成するものとして、フォーカスレンズ20a及びズームレンズ20bが設けられている。これらの各レンズは、モータとモータドライバからなるフォーカスレンズ駆動部51、ズームレンズ駆動部52によってステップ駆動され、光軸方向に移動可能な構成となっている。フォーカスレンズ駆動部51は、AF処理部62から出力されるフォーカス駆動量データに基づいてフォーカスレンズ20aをステップ駆動する。ズームレンズ駆動部52は、ズーム/上下矢印レバー13の操作量データに基づいてズームレンズ20bのステップ駆動を制御する。
絞り54は、モータとモータドライバとからなる絞り駆動部55によって駆動される。この絞り駆動部55は、AE(自動露出)処理部63から出力される絞り値データに基づいて絞り54の絞り径の調整を行う。
シャッタ56は、メカニカルシャッタであり、モータとモータドライバとからなるシャッタ駆動部57によって駆動される。シャッタ駆動部57は、シャッタボタン19の押下により発生する信号と、AE処理部63から出力されるシャッタ速度データとに応じてシャッタ56の開閉の制御を行う。
上記光学系の後方には、撮影素子であるCCD58を有している。CCD58は、多数の受光素子がマトリクス状に配置されてなる光電面を有しており、光学系を通過した被写体光が光電面に結像され、光電変換される。光電面の前方には、各画素に光を集光させるためのマイクロレンズアレイ(不図示)と、RGB各色のフィルタが規則的に配列されてなるカラーフィルタアレイ(不図示)とが配置されている。
CCD58は、CCD制御部59から供給される垂直転送クロック信号及び水平転送クロック信号に同期して、画素毎に蓄積された電荷を1ラインずつ読み出してシリアルなアナログ画像信号として出力する。各画素における電荷の蓄積時間、即ち露出時間は、CCD制御部59から与えられる電子シャッタ駆動信号によって決定される。そして上記光学系及びCCD58、CCD制御部59を含めて撮像部(撮像手段)100が構成される。
CCD58が出力するアナログ画像信号は、アナログ信号処理部60に入力される。このアナログ信号処理部60は、アナログ画像信号のノイズ除去を行う相関2重サンプリング回路(CDS)と、アナログ画像信号のゲイン調整を行うオートゲインコントローラ(AGC)と、アナログ画像信号をデジタル画像データに変換するA/Dコンバータ(ADC)とからなる。そしてこのデジタル信号に変換されたデジタル画像データは、画素毎にRGBの濃度値を持つCCD−RAWデータである。
タイミングジェネレータ72は、タイミング信号を発生させるものであり、このタイミング信号がシャッタ駆動部57、CCD制御部59、アナログ信号処理部60に入力されて、シャッタボタン19の操作と、シャッタ56の開閉、CCD58の電荷取り込み、アナログ信号処理60の処理の同期が取られる。フラッシュ制御部73は、フラッシュ24の発光動作を制御する。
画像入力コントローラ61は、上記アナログ信号処理部60から入力されたCCD−RAWデータをフレームメモリ66に書き込む。このフレームメモリ66は、画像データに対して後述の各種デジタル画像処理(信号処理)を行う際に使用する作業用メモリであり、例えば、一定周期のバスクロック信号に同期してデータ転送を行うSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)が使用される。
表示制御部71は、フレームメモリ66に格納された画像データをスルー画像として液晶モニタ18に表示させるためのものであり、例えば、輝度(Y)信号と色(C)信号を一緒にして1つの信号としたコンポジット信号に変換して、液晶モニタ18に出力する。スルー画像は、撮影モードが選択されている間、所定時間間隔で取得されて液晶モニタ18に表示される。また、表示制御部71は、外部記録メディア70に記録され、メディア制御部67によって読み出された画像ファイルに含まれる画像データに基づいた画像を液晶モニタ18に表示させる。
顔検出部(対象物検出手段)69は、画像データから人物の顔を検出するためのものであり、顔検出連写モードが選択されているときにONに設定される。顔検出部69は、具体的には、顔に含まれる顔の特徴、すなわち顔らしさを有する領域(例えば肌色を有する、目を有する、顔の形状を有する等)を顔領域として算出するものであり、画像データの各領域毎に取得される顔らしさを表す顔評価値が所定の閾値よりも大きい値であるときに、顔があると判断する。なお「顔評価値」とは顔らしさを表す数値であり、例えば口らしさ、目らしさ、鼻らしさ等を総合的に評価して定量化したものである。
また顔検出部69は、例えば図示しない顔検出ボタンによって顔検出のON/OFFを設定するようにしてもよいし、メニュー/OKボタン12等によって顔検出のON/OFFを選択するようにしてもよいし、適宜変更可能である。
本実施形態では、人物の顔を検出するものとして以下説明するが、動物の顔や自動車等、特徴点すなわちその対象物らしさを有するものであれば別の対象物を検出するようにしてもよい。そして顔検出がONに設定された場合には常時スルー画像から顔の検出処理が行われる。
内部メモリ(記憶手段)82は、デジタルカメラ1において設定される各種定数、及び、後述のCPU75が実行するプログラム等を格納すると共に顔検出部69により検出された顔の画像データにおける領域を表わす領域情報を記憶する。この領域情報は、位置(顔の中央度等)情報、大きさ情報、明るさ情報、色味(色相)情報、傾き(正面顔や横顔等の顔の向き)情報、顔らしさの評価値のいずれか1つ以上の情報を含むものであり、本実施形態では大きさ情報を含むものとする。
なお顔検出部69により1つの画像データから複数の顔が検出された場合には、上記領域情報を選択基準とし、例えばこの中の一つを基準として優先顔を決定してもよいし、選択基準として上記複数の領域情報からいくつかを選び、選んだ選択基準に重みを算出して重み基準として優先顔を決定してもよい。また選択基準のうち、この顔が検出された画像データの撮像の直前に内部メモリ82に記憶された領域情報との差分が最も小さいものを優先顔としてもよい。内部メモリ82には上記のように決定された優先顔の領域情報を記憶する。
選択部(選択手段)80は、上記内部メモリ82に記憶された1つ以上の顔を示す領域情報に基づいて、1つの代表領域を選択する。この代表領域の選択方法については後で詳細に説明する。
パラメータ算出部(パラメータ算出手段)81は、画像データにおける顔領域情報に基づいてパラメータを算出するものであり、画像データに対して施す画像処理のパラメータを算出する画像処理パラメータ算出部81Aと撮像における撮像制御のパラメータすなわち撮像部100の設定値を算出する撮像制御パラメータ算出部81Bとを備えている。
画像処理パラメータ算出部81Aは、画像処理パラメータとして、画像データのホワイトバランスの調整処理、ノイズ低減処理、輪郭強調処理(シャープネス処理)等のパラメータを算出する。ノイズ低減処理のパラメータは、例えばノイズ低減処理をメディアンや平滑化等のフィルタリング処理であるとした場合のフィルタサイズやフィルタ係数であり、輪郭強調処理パラメータは、例えば輪郭強調処理を画像データから輪郭成分を抽出し、抽出された輪郭成分にゲイン処理を施した信号を画像データに加算する処理であるとした場合のゲイン値である。なおホワイトバランスの調整処理のパラメータは、後述のAWB処理部64を介して算出される。
本発明において特徴的なのは、この画像処理パラメータ算出部81Aが、上述した選択部80により選択された代表顔領域を含む画像データに基づいて画像処理パラメータを算出することである。なおこの算出方法については、後で詳細に説明する。
撮像制御パラメータ算出部81Bは、撮像制御パラメータとして、後述する自動焦点処理(AF処理)及び/又は自動露出処理(AE処理)の設定値を算出する。なお自動焦点の設定値(合焦設定値)は後述のAF処理部62を介して、自動露出の設定値(露出設定値)は後述のAE処理部63を介してそれぞれ算出される。
なお本実施形態におけるパラメータ算出部81は上記画像処理パラメータと撮像制御パラメータの両方を算出するものとするが、本発明はこれに限られるものではなく、画像処理パラメータのみを算出することも可能である。
AF処理部62は、画像データに基づいて焦点位置を検出して合焦設定値(フォーカス駆動量)を決定し、フォーカス駆動量データを出力する(AF処理)。焦点位置の検出方式としては、例えば、所望とする被写体にピントが合った状態では画像のコントラストが高くなるという特徴を利用して合焦位置を検出するパッシブ方式が適用される。
AE処理部63は、画像データに基づいて被写体輝度(測光値)を測定し、測定した被写体輝度に基づいて絞り値及びシャッタスピード等の露出設定値を決定し、絞り値データ及びシャッタスピードデータを出力する(AE処理)。
AWB処理部64は、撮像時のホワイトバランスを自動調整する(AWB処理)ものであり、ホワイトバランス調整処理は赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色の画像信号のゲインを個別に調整することで白いものを撮影した時に無彩色となるようにする、つまりどのような光源の下でも適切な白色を再現するように調整するものであり、この調整されるゲインがホワイトバランスゲイン(ホワイトバランス調整処理のパラメータ)である。RGBの3原色は具体的には、Gを基準としてR又はBのゲインを上下することにより調整する。ここで図4にR/G比−B/G比の色度図と各種光源下での肌色位置及び肌色の色温度軌跡を示すグラフを示す。
ホワイトバランスゲイン(以下、WBゲイン)は、例えば図4に示す如く、予めR/G−B/G色空間における、各種光源(本実施形態では昼光色蛍光灯、昼白色蛍光灯、白色蛍光灯)下で再現される肌色位置(図4中、白丸)、及び、2500K〜9400Kの間の特定の色温度(色度点;本実施形態では2500K、3000K、3800K、4800K、8600K、9400Kとする)で再現される肌色位置から求められる肌色軌跡(図4中、曲線)を求めて内部メモリ82に記憶しておき、顔検出部69により検出されて内部メモリ82に記憶された顔領域の肌色を図4の色度図上の座標に変換して、肌色の色度点を抽出し、この抽出した色度点が図4中最も近い蛍光灯をそのシーンの光源として推定し、この推定した光源に応じて決定されるゲイン値である。
なお、AWB処理部64は、撮像前でも、本撮像後でもホワイトバランスの調整を行うことができる。
また、露出及びホワイトバランスについては、撮影モードがマニュアルモードに設定されている場合には、デジタルカメラ1の撮影者がマニュアル操作により設定可能である。露出及びホワイトバランスが自動で設定された場合にも、撮影者が操作系から指示を行うことにより、露出及びホワイトバランスをマニュアル調整することが可能である。
画像処理部(画像処理手段)68は、本画像の画像データに対してガンマ補正処理、輪郭強調(シャープネス)処理、コントラスト処理、ノイズ低減処理等の画質補正処理を施すと共に、CCD−RAWデータを輝度信号であるYデータと、青色色差信号であるCbデータ及び赤色色差信号であるCrデータとからなるYCデータに変換するYC処理を行う。また画像処理部68はAWB処理部64に、本画像の画像データに対してホワイトバランス調整処理を行わせる。このときホワイトバランス調整処理、ノイズ低減処理及び輪郭強調処理は上述の画像処理パラメータ算出部81Aにより算出されたパラメータに基づいて行うものとする。
なお本画像とは、撮影者によって撮像指示がなされた時、例えばシャッタボタン19が全押し操作された時にCCD58から取り込まれ、アナログ信号処理部60、画像入力コントローラ61経由でフレームメモリ66に格納された画像データによる画像である。本画像の画素数の上限はCCD58の画素数によって決定されるが、例えば、撮影者が設定可能な画質設定(ファイン、ノーマル等の設定)により、記録画素数を変更することができる。一方、スルー画像等の画素数は本画像より少なくてもよく、例えば、本画像の1/16程度の画素数で取り込まれてもよい。
圧縮/伸長処理部65は、画像処理部68によって画質補正等の処理が行われた本画像の画像データに対して、例えばJPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行って、画像ファイルを生成する。この画像ファイルには、Exif形式等に基づいて、撮影日時や、連写時に何番目に撮像された画像であるか等の付帯情報が格納されたタグが付加される。またこの圧縮/伸長処理部65は、再生モードにおいては外部記録メディア70から圧縮された画像ファイルを読み出し、伸長処理を行う。伸長後の画像データは表示制御部71に出力され、表示制御部71は画像データに基づいた画像を液晶モニタ18に表示する。
メディア制御部67は、図2におけるメディアスロット26に相当し、外部記録メディア70に記録された画像ファイル等の読み出し、又は画像ファイルの書き込みを行う。
撮像制御部81は、撮像制御パラメータ算出部81Bにより決定された撮像制御御パラメータに基づいて撮像が行われるように、撮像部100を設定するものであり、合焦設定値に基づいてフォーカスレンズ駆動部51を制御すると共に、露出設定値に基づいて、絞り駆動部55及びシャッタ駆動部57を制御する。なおこの撮像制御部81はCPU75の機能の一部としてもよい。
CPU75は、各種ボタン、レバー、スイッチの操作や各機能ブロックからの信号に応じて、デジタルカメラ1の本体各部を制御する。またデータバス76は、画像入力コントローラ61、各種処理部62〜65、68、フレームメモリ66、各種制御部67、71、83、顔検出部69、選択部80、パラメータ算出部81、内部メモリ82及びCPU75に接続されており、このデータバス76を介して各種信号、データの送受信が行われる。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1において連写時に行われる処理について説明する。図5は顔検出連写モードが選択されたときのデジタルカメラ1の連写処理のフローチャート、図6は連写処理を説明する図である。なお本実施形態では連写の一例として撮影枚数を5枚として以下説明する。
連写処理は、まず図5に示す如く、ユーザが撮影枚数N(本実施形態では5枚)を設定する(ステップS1)。なお撮影枚数Nの設定は、例えば液晶モニタ18に撮影枚数を複数表示し、ユーザがメニュー/OKボタン12等を操作することにより選択/確定するようにしてもよい。
次に撮像部100が被写体の撮像を行い(ステップS2)、顔検出部69が、図6に示す如く、この撮像により取得された画像データPから顔Fの検出を行う(ステップS3)。そしてステップS2の撮像により取得された画像データP及び顔検出結果を内部メモリ82に記憶する(ステップS4)。
このとき顔が検出されている場合には顔検出結果として、検出された顔(F1〜F3、F5)の画像データ(P1〜P3、P5)における顔領域を表わす領域情報を記憶し、顔が検出されなかった場合には、画像データのみを記憶する。また画像データから複数の顔が検出された場合には、上述のようにして決定された優先顔の領域情報を記憶する。
そして次にCPU75は、撮像回数すなわちステップS2〜ステップS4の処理が何回繰り返されたかをカウントし(ステップS5)、カウント数がステップS1にてユーザにより設定された数Nであるか否かを判別する(ステップS6)。カウント数がNでない場合には(ステップS6;NO)、CPU75は処理をステップS2へ移行して、設定されたカウント数Nになるまで以降の処理を繰り返す。
一方、カウント数がNである場合には(ステップS6;YES)、選択部80が、内部メモリ82に記憶された顔の領域情報に基づいて1つの代表領域を選択する(ステップS7)。ここで選択部80による代表領域の選択方法について詳細に説明する。
選択部80は、例えば、内部メモリ82に記憶された顔の領域情報すなわち、位置(顔の中央度等)情報、大きさ情報、明るさ情報、色味(色相)情報、傾き(正面顔や横顔等の顔の向き)情報、顔らしさの評価値の中の1つを選択基準として代表領域を選択する。具体的には、例えば顔の大きさ情報を選択基準とする場合には、図6に示す如く、顔検出部69により検出された顔(F1〜F3、F5)の大きさ情報に基づいて、最も大きい顔F3の領域を代表領域として選択する。
なお本実施形態では、上記のように複数の領域情報のうちの1つを選択基準としたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、選択基準として上記複数の領域情報からいくつかを選び、選んだ選択基準に重みを算出し重み平均が最も大きいものを代表領域として選択しても良い。
上記のようにして代表領域(本実施形態では顔F3の領域)を選択すると(ステップS7)、次に、この代表領域を含む画像データP3に対して画像処理パラメータ算出部81Aが画像処理パラメータとして、ホワイトバランスの調整処理のパラメータ(WBゲイン)、ノイズ低減処理のパラメータ、輪郭強調処理(シャープネス処理)のパラメータをそれぞれ算出する(ステップS8)。
そして画像処理部68が、図6に示す如く、連写により取得した全ての画像データP1〜P5に対して画像処理を施す(ステップS9)。ここで本発明において特徴的なのは、この画像処理部68が、選択部80により上述のように選択された代表領域(本実施形態では顔F3の領域)を含む画像データP3に対して画像処理パラメータ算出部81Aが算出した画像処理パラメータすなわちホワイトバランスの調整処理、ノイズ低減処理、輪郭強調処理(シャープネス処理)のパラメータを上記全ての画像データP1〜P5に適用して画像処理を施していることである。
こうすることにより、図6中に示すように、例えば人物が下を向く等して顔が検出できなかった画像データP4においても、顔F3が検出されたときの画像データP3に基づいて算出された画像処理パラメータを適用して画像処理が施されるので、顔領域付近に明るさ(輝度)やピント(合焦位置)、ホワイトバランス等の照準のあった画像を取得することができる。
そしてCPU75は、ステップS9にて画像処理が施された画像データを、それぞれメディア制御部67を介して外部記録メディア70に記録する(ステップS10)。なおこのとき画像処理が施された本画像データに対してさらに圧縮/伸長処理部65によって圧縮処理が施されて画像ファイルが生成されてもよい。
そしてCPU75は、メディア制御部67を介してステップS10にて外部記録メディア70に記録された画像ファイルを読み出し、表示制御部71を介して液晶モニタ18に一覧表示する(ステップS11)。このようにしてデジタルカメラ1は、被写体の連写を行う。
以上のようなデジタルカメラ1によれば、連写により取得された全ての画像データP1〜P5に対して、顔領域に基づいて算出された同一の画像処理パラメータを適用するので、連写時に取得した画像P1〜P5において顔Fが未検出の画像P4があったときでも、連写時に取得した全ての画像P1〜P5を顔に照準の合った最適な画質にすることができると共に、連写中、画角にずれ等が生じた場合であっても全ての画像P1〜P5を安定した画質にすることができる。さらに1つの画像データP3に対してのみ画像処理パラメータを算出すればよいので、連写における処理を高速化することができる。
なお本発明の撮像装置は、上述した実施形態のデジタルカメラ1に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能である。
デジタルカメラの背面図 デジタルカメラの前面図 本発明にかかる一実施形態のデジタルカメラの機能ブロック図 R/G比−B/G比の色度図と各種光源下での肌色位置及び肌色の色温度軌跡を示すグラフ 図3のデジタルカメラの連写処理のフローチャートを示す図 連写処理を説明する図
符号の説明
1 デジタルカメラ(撮像装置)
100撮像部(撮像手段)
18 液晶モニタ
19 シャッタボタン
62 AF(自動焦点)処理部
63 AE(自動露出)処理部
64 AWB処理部
68 画像処理部(画像処理手段)
69 顔検出部(対象物検出手段)
70 外部記録メディア
75 CPU
80 選択部
81 パラメータ算出部
81A画像処理パラメータ算出部(画像処理パラメータ算出手段)
81B撮像制御パラメータ算出部
82 内部メモリ(記憶手段)
83 撮像制御部

Claims (4)

  1. 被写体を撮像して複数の画像データを取得する、連写機能を有する撮像手段と、
    前記複数の画像データの各々から所定の対象物を検出する対象物検出手段と、
    該対象物検出手段により検出された対象物の前記各画像データにおける領域を表わす領域情報を記憶する記憶手段と、
    該記憶手段に記憶された1つ以上の前記対象物を示す領域情報に基づいて、1つ以上の該領域情報で表される領域の中から1つの代表領域を選択する選択手段と、
    該選択手段により選択された代表領域を表す領域情報に基づいて、該代表領域を含む画像データに対して画像処理を施す画像処理パラメータを算出する画像処理パラメータ算出手段と、
    前記連写により取得された全ての画像データに対して、前記画像処理パラメータ算出手段により算出された画像処理パラメータを適用して画像処理を施す画像処理手段とを備えてなることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記領域情報が、位置情報、大きさ情報、明るさ情報、色味情報、傾き情報、対象物らしさの評価値情報のいずれか1つ以上の情報を含むものであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記選択手段が、位置情報、大きさ情報、明るさ情報、色味情報、傾き情報、対象物らしさの評価値情報のいずれか1つ以上の領域情報に基づいて前記代表領域を選択するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記画像処理パラメータが、ホワイトバランス調整処理、ノイズ低減処理、輪郭強調処理のいずれか1つ以上のパラメータであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
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