JP2008219367A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段を備えた撮像装置において、対象物の検出精度を向上させると共に対象物の検出処理を高速化させる。
【解決手段】被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、被写体に向けて光を発光する発光手段と、画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなる対象物検出機能付き撮像装置において、発光手段による発光前に取得手段により第一の画像データを取得し、発光手段による発光中に取得手段により第二の画像データを取得して、第一の画像データと第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出する。算出された各領域毎の差分値と予め設定された所定の閾値との値を比較し、比較結果に応じて、差分値が閾値よりも大きい値の前記領域を、対象物を検出する領域に決定する。
【選択図】図6

Description

本発明は、デジタルスチルカメラ等の撮像装置に関し、特に顔等の対象物を検出する対象物検出機能付き撮像装置及び該撮像装置を使用して被写体を撮像する撮像方法に関するものである。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ等の撮像装置において、撮影画像から顔等の対象物を検出し、その対象物の検出結果に基づいて自動露出制御や自動合焦制御等を行って被写体を撮像する撮像方法が提案されている。
上記撮像方法としては、例えば、フラッシュのメイン発光前にプリ発光を行い、プリ発光前及びプリ発光中にて得られた2枚の画像データに対して顔検出を行うことにより顔領域を決定して、決定された顔領域の輝度を比較することにより、フラッシュのメイン発光量を決定するものがある(特許文献1)。
特開2006−74164号公報
しかしながら、上記のように画像データから人物の顔等を検出する際には、顔以外の被写体が検出されてしまうことがあり、近年、顔の誤検出を防止して顔検出の精度を向上させることが望まれている。
一方、顔等の対象物を検出する対象物検出機能付き撮像装置においては、上記のように対象物の検出精度を向上させることに加えて、さらに対象物検出処理の高速化が望まれている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、対象物の検出精度を向上させ、対象物の検出処理を高速化させた撮像装置及び撮像方法を提供することを目的とするものである。
本発明の撮像装置は、被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、
被写体に向けて光を発光する発光手段と、画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなる対象物検出機能付き撮像装置において、
発光手段による発光前に取得手段により取得された第一の画像データと、発光手段による発光中に取得手段により取得された第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出する算出手段と、
該算出手段により算出された各領域毎の差分値と予め設定された所定の閾値との値を比較する比較手段と、
該比較手段による比較結果に応じて、差分値が閾値よりも大きい値の前記領域を対象物検出手段により画像データから所定の対象物を検出する領域に決定する領域決定手段と、を備えてなることを特徴とするものである。
本発明の第二の撮像装置は、被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、被写体に向けて光を発光する発光手段と、画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなる対象物検出機能付き撮像装置において、
対象物検出手段が、画像データの各領域毎に取得される対象物らしさを表す評価値が所定の閾値よりも大きい値であるときに前記所定の対象物があると判断するものであって、
発光手段による発光前に取得手段により取得された第一の画像データと、発光手段による発光中に取得手段により取得された第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出する算出手段と、
該算出手段により算出された各領域毎の差分値の値に応じて、差分値が大きいほど前記評価値の閾値を小さく設定する評価値閾値設定手段とを備えてなることを特徴とするものである。
なお本発明において「対象物評価値」とは対象物らしさを表す数値であり、例えば対象物が顔であるときは、顔らしさを表す数値であって、「顔らしさ」とは例えば口らしさ、目らしさ、鼻らしさ等を総合的に評価して定量化したものである。顔らしさとしては耳、しわ、まゆげ、肌の色等もある。
本発明の第三の撮像装置は、被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、被写体に向けて光を発光する発光手段と、画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段と、を備えてなる対象物検出機能付き撮像装置において、
対象物検出手段が、予め設定された前記対象物の特徴部分画像を囲む対象物検出枠を画像データ中で走査し、該走査点における画像と前記特徴部分画像とを照合することにより画像データ中に所定の対象物があるか否かを判断するものであって、
発光手段による発光前に前記取得手段により取得された第一の画像データと、発光手段による発光中に前記取得手段により取得された第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出する算出手段と、
該算出手段により算出された各領域毎の差分値の値に応じて、差分値が大きいほど対象物検出枠の大きさを大きく設定する枠設定手段とを備えてなることを特徴とするものである。
本発明の第四の撮像装置は、被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、被写体に向けて光を発光する発光手段と、画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段と、を備えてなる対象物検出機能付き撮像装置において、
発光手段による発光前に取得手段により取得された第一の画像データと、発光手段による発光中に取得手段により取得された第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出する算出手段と、
対象物検出手段により検出された一つ以上の対象物における、該対象物毎の前記差分値の値に応じて、検出された対象物が所定の対象物であるか否かを再判断する再判断手段と、を備えていることを特徴とするものである。
また本発明の撮像方法は、被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、被写体に向けて光を発光する発光手段と、画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなる対象物検出機能付き撮像装置を使用して被写体を撮像する撮像方法において、
発光手段による発光前に取得手段により第一の画像データを取得し、
発光手段による発光中に取得手段により第二の画像データを取得し、
第一の画像データと第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出し、
該算出された各領域毎の差分値と予め設定された所定の閾値との値を比較し、
該比較結果に応じて、差分値が閾値よりも大きい値の前記領域を対象物検出手段により画像データから所定の対象物を検出する領域に決定することを特徴とする。
本発明の第二の撮像方法は、被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、被写体に向けて光を発光する発光手段と、画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなり、該対象物検出手段が、画像データの各領域毎に取得される対象物らしさを表す評価値が所定の閾値よりも大きい値であるときに所定の対象物があると判断するものである対象物検出機能付き撮像装置を使用して被写体を撮像する撮像方法において、
発光手段による発光前に取得手段により第一の画像データを取得し、
発光手段による発光中に取得手段により第二の画像データを取得し、
第一の画像データと第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出し、
該算出された各領域毎の差分値の値に応じて、差分値が大きいほど前記評価値の閾値を小さく設定することを特徴とする。
本発明の第三の撮像方法は、被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、被写体に向けて光を発光する発光手段と、画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなり、該対象物検出手段が、予め設定された前記対象物の特徴部分画像を囲む対象物検出枠を画像データ中で走査し、該走査点における画像と前記特徴部分画像とを照合することにより画像データ中に所定の対象物があるか否かを判断するものである対象物検出機能付き撮像装置を使用して前記被写体を撮像する撮像方法において、
発光手段による発光前に前記取得手段により第一の画像データを取得し、
発光手段による発光中に取得手段により第二の画像データを取得し、
第一の画像データと第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出し、
該算出された各領域毎の差分値の値に応じて、差分値が大きいほど対象物検出枠の大きさを大きく設定することを特徴とする。
本発明の第四の撮像方法は、被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、被写体に向けて光を発光する発光手段と、画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなる対象物検出機能付き撮像装置を使用して被写体を撮像する撮像方法において、
発光手段による発光前に取得手段により第一の画像データを取得し、
発光手段による発光中に取得手段により第二の画像データを取得し、
第一の画像データと第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出し、
対象物検出手段により検出された一つ以上の対象物における、該対象物毎の前記差分値の値に応じて、該検出された対象物が所定の対象物であるか否かを再判断することを特徴とする。
被写体に向けて光を発光したとき、被写体までの距離によって、近い被写体の画像は明るくなり、遠い被写体の画像は暗くなる。従って光の発光前後の画像において輝度の差分値の値が大きい領域ほど、撮像装置から被写体までの距離が短い領域となり、輝度の差分値が小さい領域ほど、撮像装置から被写体までの距離が長い領域となる。
そこで本発明の撮像装置及び撮像方法によれば、発光手段による発光前と発光中とに取得手段により第一の画像データと第二の画像データとをそれぞれ取得し、第一の画像データと第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出し、算出された各領域毎の差分値と予め設定された所定の閾値とを比較し、この比較結果に応じて、差分値が閾値よりも大きい値の前記領域を対象物検出手段により画像データから所定の対象物を検出する領域に決定するようにしたので、対象物を検出する検出領域を差分値が閾値よりも大きい値の前記領域に限定することにより、対象物検出の処理を高速化するとともに、一般的にユーザの所望する被写体が存在する可能性が高いとされる被写体までの距離が短い画像領域においてのみ対象物の検出を行い、ユーザの所望する被写体が存在する可能性が低いとされる遠方の画像領域に対して対象物の検出を行わないことにより、撮影意図のない遠方側の画像領域における対象物の誤検出を防止して、対象物検出の精度を向上させることができる。
以下、本発明にかかる一実施形態の撮像装置について、図面を参照して詳細に説明する。尚、以下の実施の形態では、本発明における撮像装置としてデジタルカメラを例に説明するが、本発明の適用範囲はこれに限定されず、例えば、カメラ付き携帯電話、カメラ付きPDA等、電子撮像機能を備えた他の電子機器に対しても適用可能である。
図1及び2は、デジタルカメラの一例を示すものであり、それぞれ背面側及び前面側から見た外観図である。デジタルカメラ1の本体10の背面には、図1に示すように、撮影者による操作のためのインターフェースとして、動作モードスイッチ11、メニュー/OKボタン12、ズーム/上下レバー13、左右ボタン14、Back(戻る)ボタン15、表示切替ボタン16が設けられ、更に撮影のためのファインダ17、撮影並びに再生のためのモニタ18及びシャッタボタン19が設けられている。
動作モードスイッチ11は、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モードの各動作モードを切り替えるためのスライドスイッチである。メニュー/OKボタン12は、押下される毎に撮影モード、ストロボ発光モード、記録画素数や感度等の設定を行うための各種メニューをモニタ18に表示させたり、モニタ18に表示されたメニューに基づく選択・設定を決定するためのボタンである。
ズーム/上下レバー13は、上下方向に倒すことによって、撮影時には望遠/広角の調整が行われ、各種設定時にはモニタ18に表示されるメニュー画面中のカーソルが上下に移動して表示される。左右ボタン14は、各種設定時にモニタ18に表示されるメニュー画面中のカーソルを左右に移動して表示させるためのボタンである。
Back(戻る)ボタン15は、押下されることによって各種設定操作を中止し、モニタ18に1つ前の画面を表示するためのボタンである。表示切替ボタン16は、押下することによってモニタ18の表示のON/OFF、各種ガイド表示、文字表示のON/OFF等を切り替えるためのボタンである。ファインダ17は、ユーザが被写体を撮影する際に構図やピントを合わせるために覗くためのものである。ファインダ17から見える被写体像は、本体10の前面にあるファインダ窓23を介して映し出される。
以上説明した各ボタン及びレバーの操作によって設定された内容は、モニタ18中の表示や、ファインダ17内のランプ、スライドレバーの位置等によって確認可能となっている。また、モニタ18には、撮影の際に被写体確認用のスルー画が表示される。これにより、モニタ18は電子ビューファインダとして機能する他、撮影後の静止画や動画の再生表示、各種設定メニューの表示を行う。ユーザによってシャッタボタン19が全押し操作されると、決定された露出、合焦位置に基づいて撮影が行われ、モニタ18に表示された画像が撮影画像として記録される。
更に、本体10の前面には、図2に示すように、撮影レンズ20、レンズカバー21、電源スイッチ22、ファインダ窓23、ストロボ(発光手段)24及びセルフタイマーランプ25が設けられ、側面にはメディアスロット26が設けられている。
撮影レンズ20は、被写体像を所定の結像面上(本体10内部にあるCCD等)に結像させるためのものであり、フォーカスレンズやズームレンズ等によって構成される。レンズカバー21は、デジタルカメラ1の電源がオフ状態のとき、再生モードであるとき等に撮影レンズ20の表面を覆い、汚れやゴミ等から撮影レンズ20を保護するものである。電源スイッチ22は、デジタルカメラ1の電源のオン/オフを切り替えるためのスイッチである。ストロボ24は、シャッタボタン19が押下され、本体10の内部にあるシャッタが開いている間に、撮影に必要な光を被写体に対して瞬間的に照射するためのものである。セルフタイマーランプ25は、セルフタイマーによって撮影する際に、シャッタの開閉タイミングを被写体に知らせるためものである。メディアスロット26は、メモリカード等の外部記録メディア70が充填されるための充填口であり、外部記録メディア70が充填されると、必要に応じてデータの読み取り/書き込みが行われる。
図3にデジタルカメラ1の機能構成を示すブロック図を示す。図3に示すように、デジタルカメラ1の操作系として、前述の動作モードスイッチ11、メニュー/OKボタン12、ズーム/上下レバー13、左右ボタン14、Back(戻り)ボタン15、表示切替ボタン16、シャッタボタン19、電源スイッチ22と、これらのスイッチ、ボタン、レバー類の操作内容をCPU75に伝えるためのインターフェースである操作系制御部74が設けられている。
また、撮影レンズ20を構成するものとして、フォーカスレンズ20a及びズームレンズ20bが設けられている。これらの各レンズは、モータとモータドライバからなるフォーカスレンズ駆動部51、ズームレンズ駆動部52によってステップ駆動され、光軸方向に移動可能な構成となっている。フォーカスレンズ駆動部51は、AF処理部62から出力されるフォーカス駆動量データに基づいてフォーカスレンズ20aをステップ駆動する。ズームレンズ駆動部52は、ズーム/上下レバー13の操作量データに基づいてズームレンズ20bのステップ駆動を制御する。
絞り54は、モータとモータドライバとからなる絞り駆動部55によって駆動される。この絞り駆動部55は、AE(自動露出)/AWB(オートホワイトバランス)処理部63から出力される絞り値データに基づいて絞り54の絞り径の調整を行う。
シャッタ56は、メカニカルシャッタであり、モータとモータドライバとからなるシャッタ駆動部57によって駆動される。シャッタ駆動部57は、シャッタボタン19の押下信号と、AE/AWB処理部63から出力されるシャッタ速度データとに応じてシャッタ56の開閉の制御を行う。
上記光学系の後方には、撮影素子であるCCD(取得手段)58を有している。CCD58は、多数の受光素子がマトリクス状に配置されてなる光電面を有しており、光学系を通過した被写体像が光電面に結像され、光電変換される。光電面の前方には、各画素に光を集光させるためのマイクロレンズアレイ(不図示)と、RGB各色のフィルタが規則的に配列されてなるカラーフィルタアレイ(不図示)とが配置されている。CCD58は、CCD制御部59から供給される垂直転送クロック信号及び水平転送クロック信号に同期して、画素毎に蓄積された電荷を1ラインずつ読み出して画像信号として出力する。各画素における電荷の蓄積時間(即ち露出時間)は、CCD制御部59から与えられる電子シャッタ駆動信号によって決定される。
CCD58が出力する画像信号は、アナログ信号処理部60に入力される。このアナログ信号処理部60は、画像信号のノイズ除去を行う相関2重サンプリング回路(CDS)と、画像信号のゲイン調整を行うオートゲインコントローラ(AGC)と、画像信号をデジタル画像データに変換するA/Dコンバータ(ADC)とからなる。そしてデジタル画像データは、画素毎にRGBの濃度値を持つCCD−RAWデータである。
タイミングジェネレータ72は、タイミング信号を発生させるものであり、このタイミング信号がシャッタ駆動部57、CCD制御部59、アナログ信号処理部60に入力されて、シャッタボタン19の操作と、シャッタ56の開閉、CCD58の電荷取り込み、アナログ信号処理60の処理の同期が取られる。
ストロボ駆動部73は、CPU75からの信号に基づいてストロボ24を発光させる。
画像入力コントローラ61は、上記アナログ信号処理部60から入力されたCCD−RAWデータをフレームメモリ68に書き込む。このフレームメモリ68は、画像データに対して後述の各種デジタル画像処理(信号処理)を行う際に使用する作業用メモリであり、例えば、一定周期のバスクロック信号に同期してデータ転送を行うSDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)から構成されている。
表示制御部71は、フレームメモリ68に格納された画像データをスルー画としてモニタ18に表示させるためのものであり、例えば、輝度(Y)信号と色(C)信号を一緒にして1つの信号としたコンポジット信号に変換して、モニタ18に出力する。スルー画は、撮影モードが選択されている間、所定間隔で取得されてモニタ18に表示される。また、表示制御部71は、外部記録メディア70に記憶され、メディア制御部69によって読み出された画像ファイルに含まれる画像データに基づいた画像をモニタ18に表示させる。
AF処理部62及びAE/AWB処理部63は、プレ画像に基づいて撮影条件を決定する。プレ画像とは、シャッタボタン19が半押しされることによって発生する半押し信号を検出したCPU75がCCD58にプレ撮影を実行させた結果、フレームメモリ68に格納された画像データに基づいた画像である。
AF処理部62は、上記プレ画像に基づいて焦点位置を検出し、フォーカス駆動部データを出力する。本実施の形態においては、焦点位置の検出方法として、ピントが合った状態では画像の合焦評価値(コントラスト値)が高くなるという特徴を利用して、合焦位置を検出するパッシブ方式が適用されている。
AE/AWB処理部63は、上記プレ画像に基づいて被写体輝度を測定し、絞り値やシャッタ速度等を決定し、絞り値データやシャッタ速度データを出力すると共に(AE)、撮影時のホワイトバランスを調整する(AWB)。
画像処理部64は、本画像の画像データに対してガンマ補正、シャープネス補正、コントラスト補正等の画質補正処理を施すと共に、CCD−RAWデータを輝度信号であるYデータと、青色色差信号であるCbデータ及び赤色色差信号であるCrデータとからなるYCデータに変換するYC処理を行う。この本画像とは、シャッタボタン19が押下されることによってCCD58から画像信号が出力され、アナログ信号処理部60、画像入力コントローラ61経由でフレームメモリ68に格納された画像データに基づいた画像である。
本画像の画素数の上限はCCD58の画素数によって決定されるが、例えば、ユーザが設定可能な画質設定(ファイン、ノーマル等の設定)により、記録画素数を変更することができる。一方、スルー画やプレ画像の画素数は本画像より少なくてもよく、例えば、本画像の1/16程度の画素数で取り込まれてもよい。
圧縮/伸長処理部67は、画像処理部64によって画質補正等の処理が行われた画像データに対して、例えばJPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行って、画像ファイルを生成する。この画像ファイルには、各種データ形式に基づいて付帯情報が付加される。またこの圧縮/伸長処理部67は、再生モードにおいては外部記録メディア70から圧縮された画像ファイルを読み出し、伸長処理を行う。伸長後の画像データは表示制御部71に出力され、表示制御部71は画像データに基づいた画像をモニタ18に表示する。
メディア制御部69は、図2におけるメディアスロット26に相当し、外部記録メディア70に記憶された画像ファイル等の読み出し、又は画像ファイルの書き込みを行う。
顔検出部(対象物検出手段)65は、フレームメモリ68に格納された画像データから人物の顔や目を検出するためのものである。具体的には、顔に含まれる顔の特徴、すなわち顔らしさを有する領域(例えば肌色を有する、目を有する、顔の形状を有する等)を顔領域として検出するが、これに限定されるものではない。なおこの顔検出部65は、例えば図示しない顔検出ボタンによって顔検出のON/OFFを設定するようにしてもよいし、メニュー/OKボタン12等によって顔検出のON/OFFを選択するようにしてもよいし、適宜変更可能である。また本実施形態では、人物の顔を検出するものとして以下説明するが、人物の目を検出するようにしてもよいし、動物の顔や目等を検出するようにしてもよい。
算出部(算出手段)66は、2つの画像データにおいて、各領域A(i)毎の輝度の差分値Sub(i)を算出するものである。なおこの算出部66による差分値Sub(i)の算出方法は後で詳しく説明する。
比較部(比較手段)77は、上記算出部66により算出された各領域A(i)毎の差分値Sub(i)と予め設定された所定の閾値Tとの値を比較するものである。なお比較部77は、例えばCPU75の機能の一部としてもよい。記憶部78は、各種データや値等を記憶するものである。
なお所定の閾値Tは、差分値Subと、被写体距離との関係に基づいて予め決定された値であり、予め記憶部78に記憶されている。閾値Tは、例えばデジタルカメラ1の画素数等の性能によって異なる値が設定されてもよい。また閾値Tは予め記憶部78に設定されていてもよいし、ユーザが操作ボタン等を操作することにより任意に変更可能に構成されていてもよい。
領域決定部(領域設定手段)79は、上記比較部77による比較結果に応じて、画像
データにおいて顔検出部65が顔検出を行う検出領域を決定する。なおこの領域決定部79による検出領域の決定方法は後で詳しく説明する。
CPU75は、各種ボタン、レバー、スイッチの操作や各機能ブロックからの信号に応じて、デジタルカメラ1の本体各部を制御する。またデータバス76は、画像入力コントローラ61、各種処理部62〜64、67、顔検出部65、算出部66、フレームメモリ68、各種制御部69、71、比較部77、記憶部78、領域設定部79、及びCPU75に接続されており、このデータバス76を介して各種信号、データの送受信が行われる。このようにデジタルカメラ1は構成されている。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1において撮影時に行われる処理について説明する。図4はデジタルカメラの一連の処理のフローチャート、図5は差分値の算出を説明する図である。なお図5において(a)はストロボ発光前のスルー画像P1であり、(b)はストロボ発光中のスルー画像P2であって、(c)は(a)と(b)との差分画像P3である。また図6(a)は差分値を算出する際の画像分割の一例であり、図6(b)は図5中(c)の差分画像P3の差分値の計算結果の一例である。
まず図4Aに示すように、CPU75は、動作モードスイッチ11の設定に従って、動作モードが撮影モードであるか再生モードであるか判別する(ステップS1)。再生モードの場合(ステップS1;再生)、再生処理が行われる(ステップS10)。この再生処理は、メディア制御部69が外部記録メディア70に記憶された画像ファイルを読み出し、画像ファイルに含まれる画像データに基づいた画像をモニタ18に表示させるための処理である。再生処理が終了したら、図4Bに示すように、CPU75はデジタルカメラ1の電源スイッチ22によってオフ操作がなされたか否かを判別し(ステップS19)、オフ操作がなされていたら(ステップS19;YES)、デジタルカメラ1の電源をオフにし、処理を終了する。
一方、ステップS1において動作モードが撮影モードであると判別された場合(ステップS1;撮影)、CPU75はスルー画像の表示制御を行う(ステップS2)。スルー画像の表示とは、前述のプレ画像をモニタ18に表示する処理である。次に、CPU75はシャッタボタン19が半押しされたか否かを判別する(ステップS3)。半押しがされていない場合(ステップS3;NO)、CPU75はステップS3の処理を繰り返す。半押しされた場合(ステップS3;YES)、AE/AWB処理部63及びAF処理部62がプレ画像に基づいてAE/AWB及びAF処理をそれぞれ行い(ステップS4)、続いて、CPU75は顔検出部65による顔検出がONに設定されているか否かを判別する(ステップS5)。
そしてステップS5にて、顔検出がONに設定されていないと判別した場合には(ステップS5;NO)、CPU75は、図4Bに示すように、処理をステップS15へ移行し、シャッタボタンが全押しされたか否かを判別して(ステップS15)、後述するステップS15以降の処理を行う。
一方、ステップS5にて、顔検出がONに設定されていると判別した場合には(ステップS5;YES)、CPU75はスルー画像P1を記憶部78に記憶させる(ステップS6)。なおこのスルー画像P1は、ストロボ24の発光前すなわちストロボ24の未発光時にCCD58によって撮像され、フレームメモリ68に格納された第一の画像データである(図5中の(a)参照)。
次にCPU75は、ストロボ駆動部73にストロボ24を発光させ(ステップS7)、このストロボ24の発光中のスルー画像P2を記憶部78に記憶させる(ステップS8)。なおこのスルー画像P2は、ストロボ24の発光中にCCD58によって撮像され、フレームメモリ68に格納された第二の画像データである(図5中の(b)参照)。
そして次に算出部66が、上記2つのスルー画像P1、P2との輝度の差分値Subを算出する(ステップS9)。ここで差分値Subの算出方法について説明する。先ず算出部66は、この2つのスルー画像P1、P2を、図6(a)に示すように複数の領域、本実施形態では縦6列、横8行でA11からA68までの48領域に分割する。そして上記2つのスルー画像P1、P2において領域A(i)毎に輝度を算出し、それぞれ対応する領域A(i)の輝度を、スルー画像P2の値からスルー画像P1の値を差し引いて図6(b)に示すように差分値Sub(i)を算出する。
なお本実施形態では画像を上述のように領域毎に分割したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば第二の画像データ(スルー画像)P2から第一の画像データ(スルー画像)P1を減算し、画素毎に差分値Subを算出してもよい(図5中の(c)参照)。なお画像の大局的なパターンを捉えるためには、1画素よりも大きな領域毎に差分値Subを算出することが好ましい。
このように差分値Sub(i)を算出することにより、撮影領域において、ストロボ24の発光前後で輝度に変化があった領域A(i)を検出することができる。なお輝度の変化が大きい、すなわち差分値Sub(i)の値が大きい領域A(i)ほど画像は明るくなるので、デジタルカメラ1から被写体までの距離が短い領域A(i)となり、逆に、輝度の変化が小さい、すなわち差分値Sub(i)の値が小さい領域A(i)ほど画像は暗くなるので、前記距離が長い領域A(i)となる。よって差分値Sub(i)を算出することにより、デジタルカメラ1から被写体までの距離を推測することが可能となる。
次に図4Bに示すように、比較部77が、上記算出された各領域A(i)毎の差分値Sub(i)と、予め設定された所定の閾値Tとの値を比較する(ステップS11)。ここで所定の閾値Tは、一般的にユーザの所望する被写体としての顔が存在しない可能性が高いと推測される距離における差分値Subを予め算出して決定される。
そして差分値Sub(i)が閾値Tよりも大きい値の領域A(i)を顔検出部65が顔を検出する領域に決定する(ステップS12)。例えば閾値TがL=50である場合には、図6(b)におけるハイライト領域Hが顔検出領域となる。ここで、この図6(b)と図5中の(c)の図とから、顔検出領域に決定された領域Hにデジタルカメラ1からの距離が最も近い顔F1が存在していることがわかる。また顔検出領域に決定されていない領域にはデジタルカメラ1からの距離が比較的遠い顔F2や木等G1が存在していることがわかる。
これにより差分値Sub(i)が閾値Tよりも大きい領域A(i)すなわち被写体までの距離が近い画像領域について顔検出部65による顔検出を行い、差分値Sub(i)が閾値Tよりも小さい領域A(i)すなわち被写体までの距離が遠い画像領域については顔検出部65による顔検出を行わないように顔検出領域を限定することにより顔検出処理を高速化すると共に、一般的にユーザの所望する被写体が存在する可能性が高いとされる被写体までの距離が短い画像領域においてのみ顔の検出を行い、ユーザの所望する被写体が存在する可能性が低いとされる遠方の画像領域に対して顔の検出を行わないことにより、撮影意図のない遠方側の画像領域における顔の誤検出を防止して、顔検出の精度を向上させることができる。
そして次に顔検出部65がスルー画像P中の、上記のように決定された顔検出領域において顔の検出を行い(ステップS13)、この顔検出の結果に基づいてAE/AWB処理部63及びAF処理部62によりAE/AWB及びAF処理が行われる(ステップS14)。すなわち顔が検出された場合には、検出された顔領域に基づいて上記処理が行われ、顔が検出されない場合には例えば中央領域に基づいて上記処理を行う。
そして次にCPU75は、シャッタボタン19が全押しされたか否かを判別する(ステップS15)。全押しされていない場合は(ステップS15;NO)CPU75はシャッタボタン19が半押しが解除されたか否かを判別する(ステップS20)。そして半押しが解除されていない場合は(ステップ20;NO)CPU75はステップS15へ処理を移行し、シャッタボタン19が全押しされるまで待機して、シャッタボタン19が半押し解除されている場合は(ステップS20;YES)、図4Aに示すように、ステップ3へ処理を移行する。
一方、シャッタボタン19が全押しされた場合は(ステップS15;YES)CPU75はステップS14で決定された撮影条件に従って被写体の本撮影を行い(ステップS16)、この本撮影により取得された本画像に対して画像処理部64が画像処理を施す(ステップS17)。なおこのとき画像処理が施された本画像データに対してさらに圧縮/伸長処理部67によって圧縮処理が施されて画像ファイルが生成されてもよい。
本撮影が終了すると、CPU75は撮影画像をモニタ18に表示する処理を行い、またその撮影画像を外部記録メディア70に記録する(ステップS18)。そしてCPU75は電源スイッチ22によってオフ操作がなされたか否かを判別し(ステップS19)、オフ操作がなされていたら(ステップS19;YES)、デジタルカメラ1の電源をオフし、処理を終了する。オフ操作がなされていなかったら(ステップS19;NO)、ステップS1へ処理を移行する。このようにしてデジタルカメラ1による撮影は行われる。
上記のようなデジタルカメラ及びデジタルカメラを使用した撮像方法によれば、顔を検出する検出領域を差分値Sub(i)が閾値Tよりも大きい値の領域A(i)に限定することにより、顔検出の処理を高速化するとともに、一般的にユーザの所望する被写体が位置している可能性が高いとされる被写体までの距離が短い画像領域においてのみ顔の検出を行い、ユーザの所望する被写体が位置している可能性の低いとされる遠方の画像領域に対して顔の検出を行わないことにより、撮影意図のない遠方側の画像領域における顔の誤検出を防止して、顔検出の精度を向上させることができる。
次に本発明にかかる第二の実施形態のデジタルカメラ1−2について、以下図面を参照して詳細に説明する。図7は本実施形態のデジタルカメラ1−2の機能構成を示すブロック図である。なお本実施形態のデジタルカメラ1−2については、便宜上、上述の実施形態のデジタルカメラ1と同一箇所は同一符号として説明を省略する。
本実施形態のデジタルカメラ1−2は、図7に示すように、上記実施形態のデジタルカメラ1の構成において比較部77及び領域決定部79は備えずに評価値閾値設定部(評価値閾値設定手段)80を備えている。評価値閾値設定部80は、後述の顔評価値FV(i)の閾値FTを設定するものであり、設定方法については後で詳細に説明する。
また本実施形態の顔検出部65−2による顔検出は、画像データ毎の各領域A(i)毎に取得される顔らしさを表す顔評価値FV(i)が所定の閾値FTよりも大きい値であるときに、顔があると判断するものである。なお「顔評価値」とは顔らしさを表す数値であり、例えば口らしさ、目らしさ、鼻らしさ等を総合的に評価して定量化したものである。例えば公知のテンプレートマッチング方式を使用する場合には、テンプレートと画像データとのマッチング程度に応じてこの顔評価値は決定される。このように本実施形態のデジタルカメラ1−2は構成されている。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1−2において撮影時に行われる処理について説明する。図8はデジタルカメラ1−2の一連の処理のフローチャートである。なお図8Aは図4Aのフローチャートの処理と同様であるため説明を省略し、図8BのステップS13〜ステップS20は図4BのステップS13〜ステップS20の処理と同様であるため説明を省略する。
デジタルカメラ1−2は、図8AのステップS9にて各領域A(i)毎の差分値Sub(i)が算出されると、図8Bに示すように、この算出された差分値Sub(i)の値に応じて評価値閾値設定部80が顔評価値FV(i)の閾値FT(i)を設定する(ステップS21)。ここで閾値FT(i)の設定方法について説明する。表1に差分値Sub(i)と顔評価値の閾値FT(i)との対応表の一例を示す。
上述した顔検出部65による顔検出時に通常使用される閾値FTを基準の閾値FT(0)として、例えば閾値FT(0)=10とすると、算出部66にて算出された差分値Sub(i)の値が小さい程、すなわちデジタルカメラ1−2から被写体までの距離が遠くなる程、閾値FT(i)を基準の閾値FT(0)よりも大きな値になるように、例えば表1に示すように、Sub(i)=0のときは閾値FT(i)=100、Sub(i)=1のときは閾値FT(i)=90、Sub(i)=2のときは閾値FT(i)=80となるように設定し、算出部66にて算出された差分値Sub(i)の値が比較的大きい、すなわちデジタルカメラ1−2から被写体までの距離が比較的近い画像領域では、閾値FT(i)を基準の閾値FT(0)の値のままに、例えば表1に示すように、Sub(i)=99のときは閾値FT(i)=10、Sub(i)=100のときは閾値FT(i)=10となるように設定する。
これにより、画像データにおいて、差分値Sub(i)の値が小さい程すなわちデジタルカメラ1−2から被写体までの距離が遠い画像領域ほど、閾値FT(i)の値が基準よりも高くすることにより、顔を検出し難くして前記距離の遠い画像領域での顔の誤検出を防止して、顔検出の精度を向上させることができる。
上記のようにして閾値FT(i)を設定した後で(ステップS21)、顔検出部65は、上記設定に基づいて、スルー画像P中の、顔の検出を行い(ステップS13)、上記実施形態と同様にステップS14以降の処理を行う。このようにしてデジタルカメラ1−2による撮影は行われる。
なお本実施形態では、差分値Sub(i)と顔評価値の閾値FT(i)との関係を上記表1のように設定したが、本発明はこれに限定されるものではなく、閾値FTが差分値Subの値によって決定されていれば、数値は適宜変更可能である。
次に本発明にかかる第三の実施形態のデジタルカメラ1−3について、以下図面を参照して詳細に説明する。図9は本実施形態のデジタルカメラ1−3の機能構成を示すブロック図、図10は顔検出方法を説明する図である。なお本実施形態のデジタルカメラ1−3については、便宜上、上述の実施形態のデジタルカメラ1と同一箇所は同一符号として説明を省略する。
本実施形態のデジタルカメラ1−3は、図9に示すように、上述の実施形態のデジタルカメラ1の構成において領域設定部79は備えずに、枠設定部(枠設定手段)81を備えている。枠設定部81は後述する顔検出枠FFの大きさを設定するものであり、設定方法については後で詳細に説明する。
また本実施形態の顔検出部65−3による顔検出は、図10に示すように、予め設定された顔の特徴部分、例えば目E、口M等の位置や大きさ等を表す画像を囲む顔検出枠FFを、画像データP中で走査し(図10中の矢印S参照)、この走査点における画像と、顔検出枠FF内部の画像とを照合することにより画像データP中に顔があるか否かを判断する。このときこの判断は上述の実施形態のように顔評価値を使用することができる。このように本実施形態のデジタルカメラ1−3は構成されている。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1−3において撮影時に行われる処理について説明する。図11はデジタルカメラ1−3の一連の処理のフローチャートである。なお図11Aは図4Aのフローチャートの処理と同様であるため説明を省略し、図11BのステップS13〜ステップS20は図4BのステップS13〜ステップS20の処理と同様であるため説明を省略する。
デジタルカメラ1−3は、図11AのステップS9にて各領域A(i)毎の差分値Sub(i)が算出されると、図11Bに示すように、この算出された差分値Sub(i)の値に応じて枠設定部81が、顔検出枠FFの大きさを設定する(ステップS22)。ここで顔検出枠FFの大きさの設定方法について説明する。図12は顔検出枠FFの大きさの一例である。
本実施形態では顔検出枠FFは、例えば図12に示すように、図12中左から大中小の3つのサイズの顔検出枠FF1、FF2、FF3を使用する。この顔検出枠FF1、FF2、FF3は、それぞれ縦横均等に拡大縮小されている。
ここで表2に差分値Sub(i)及び閾値Tと顔検出枠FFのサイズの対応表の一例を示す。
例えば、本実施形態のように顔検出枠FFのサイズが3つある場合には、比較部77にて差分値Sub(i)との比較に使用される閾値Tを2つ(T1、T2)設け、記憶部78に記憶させておく。通常、人物がデジタルカメラ1−3に近い至近側に位置する程、画像P中の顔領域は大きくなり、逆に遠方側に位置する程、画像P中の顔領域は小さくなる。
そこで上記表2に示すように、差分値Sub(i)が閾値T1よりも小さい値のときには、人物は遠方側に位置する可能性が高いので小さいサイズの顔検出枠FF3を使用し、差分値Sub(i)が閾値T2以上の値のときには、人物は至近側に位置する可能性が高いので大きいサイズの顔検出枠FF1を使用し、差分値Sub(i)が閾値T1以上閾値T2未満の値のときには、前記至近側と前記遠方側とに含まれない中間地点に位置する可能性が高いので、中サイズの顔検出枠FF2を使用する。
つまり算出部66にて算出された差分値Sub(i)の値が大きい程、すなわちデジタルカメラ1−3から被写体までの距離が近くなる程、顔検出枠FFのサイズを大きく設定し、差分値Sub(i)の値が小さい程、すなわちデジタルカメラ1−3から被写体までの距離が遠くなる程、顔検出枠FFのサイズを小さく設定する。
このように差分値Sub(i)の値に応じてすなわちデジタルカメラ1−3から被写体までの距離に応じて顔検出枠FFの大きさを変更することにより、画像P中の顔領域に適した顔検出枠FFを設定することができるので、顔の誤検出を抑制することができる。
上記のようにして顔検出枠FFの大きさを設定した後で(ステップS22)、顔検出部65は、領域A(i)毎に設定されたサイズの顔検出枠FFを使用して、スルー画像中の、顔の検出を行い(ステップS13)、上記実施形態と同様にステップS14以降の処理を行う。このようにしてデジタルカメラ1−3による撮影は行われる。
なお本実施形態では、サイズの異なる顔検出枠FFを3つ使用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、2つ以上の個数であれば適宜変更可能である。また本実施形態では閾値Tを2つ使用してが、本発明はこれに限定されるものではなく、差分値Sub(i)の値に応じて顔検出枠FFのサイズを場合分けできれば個数は適宜変更可能である。
次に本発明にかかる第四の実施形態のデジタルカメラ1−4について、以下図面を参照して詳細に説明する。図13は本実施形態のデジタルカメラ1−4の機能構成を示すブロック図である。なお本実施形態のデジタルカメラ1−4については、便宜上、上記実施形態のデジタルカメラ1と同一箇所は同一符号として説明を省略する。
本実施形態のデジタルカメラ1−3は、図13に示すように、上記実施形態のデジタルカメラ1−2の構成において評価値閾値設定部(評価値閾値設定手段)80は備えずに、再判断部(再判断手段)82を備えている。再判断部82は、顔検出部65にて検出された1つ以上の顔が、人物の顔であるか否かを判断する。すなわち検出された顔が誤検出であるか否かを再判断するものであり、この再判断方法については後で詳細に説明する。このように本実施形態のデジタルカメラ1−3は構成されている。
次に、以上の構成のデジタルカメラ1−4において撮影時に行われる処理について説明する。図14はデジタルカメラ1−4の一連の処理のフローチャートである。なお図14Aは図4Aのフローチャートの処理と同様であるため説明を省略し、図14BのステップS14〜ステップS20は図4BのステップS14〜ステップS20の処理と同様であるため説明を省略する。
デジタルカメラ1−4は、図14AのステップS9にて各領域A(i)毎の差分値Sub(i)が算出されると、図14Bに示すように、スルー画像Pに対して顔検出を行う(ステップS13’)。ここで図15にステップS13’にて行われた顔検出の結果の一例を示す。
図15に示すように、画像P中には人物が二人しか存在していないにも関わらず、顔検出部65は顔領域として顔検出結果R1、顔検出結果R2、顔検出結果R3の3つ検出している。しかしながら画像P中の顔検出結果R1は、木の一部であり、人物の顔ではないため、誤検出である。
そこで次に再判断部82が、顔検出結果Rが人物の顔であるか否かを再判断する(ステップS23)。ここで再判断部82による再判断方法について詳しく説明する。再判断部82は、先ず、図14AのステップS9にて算出された差分値Sub(i)(図6(b)参照)から、顔検出結果Rの画像領域におけるデジタルカメラ1−4から被写体までの距離を推測する。
つまり図15に示す画像Pにおける顔検出結果Rと、差分値Sub(i)の算出結果(図6(b)参照)とを対応させると、図15中の顔検出結果R1の領域付近の差分値Sub(i)の値は、0から30程度の値であり、顔検出結果R2の領域付近の差分値Sub(i)の値は50〜100程度の値、顔検出結果R1の領域付近の差分値Sub(i)の値は30程度の値であるため、これらの値から顔検出結果Rの領域は、デジタルカメラ1−4の至近側から顔検出結果R2、R3、R1の順に位置していると推測できる。
この推測結果から、それぞれの顔検出結果Rの領域における顔の大きさを算出すると、顔領域は顔検出結果R2、R3、R1の順に小さくなると推測される。しかしながら顔検出結果Rの枠すなわち顔領域は、顔検出結果R1とR2とが略同じ大きさであるため、顔検出結果R1の前記距離における顔の大きさは不自然と判断することによりこの顔検出結果R1は誤検出であると判断する。
このように差分値Sub(i)の値に応じて、すなわちデジタルカメラ1−4からの距離に応じて顔の大きさを推測することで、検出された顔が本当に顔であるか否かを再判断することができる。これにより、顔の誤検出を防止することができる。
上記のようにして検出された顔が誤検出であるか否かを再判断した後で(ステップS23)、上述の実施形態と同様にステップS14以降の処理を行う。このようにしてデジタルカメラ1−4による撮影は行われる。
なお、上述した実施形態のデジタルカメラは、発光手段としてストロボ24を使用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、被写体に向けて光を照射できるものであれば、例えばLED等、別の発光手段を使用してもよい。
本発明の撮像装置は、上述した実施形態のデジタルカメラに限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
デジタルカメラの背面図 デジタルカメラの前面図 デジタルカメラの機能ブロック図 デジタルカメラの一連の処理のフローチャートを示す図(その1) デジタルカメラの一連の処理のフローチャートを示す図(その2) (a)ストロボ発光前のスルー画像、(b)ストロボ発光中のスルー画像、(c)差分画像 (a)差分値を算出する際の画像分割の一例を示す図、(b)差分値の計算結果の一例を示す図 第二の実施形態のデジタルカメラの機能ブロック図 第二の実施形態のデジタルカメラの一連の処理のフローチャートを示す図(その1) 第二の実施形態のデジタルカメラの一連の処理のフローチャートを示す図(その2) 第三の実施形態のデジタルカメラの機能ブロック図 顔検出方法を説明する図 第三の実施形態のデジタルカメラの一連の処理のフローチャートを示す図(その1) 第三の実施形態のデジタルカメラの一連の処理のフローチャートを示す図(その2) 顔検出枠の大きさの一例を示す図 第四の実施形態のデジタルカメラの機能ブロック図 第四の実施形態のデジタルカメラの一連の処理のフローチャートを示す図(その1) 第四の実施形態のデジタルカメラの一連の処理のフローチャートを示す図(その2) 顔検出の結果の一例を示す図
符号の説明
1、1−2、1−3、1−4 デジタルカメラ
24 ストロボ(発光手段)
58 CCD(取得手段)
65、65−2、65−3 顔検出部(対象物検出手段)
66 算出部(算出手段)
77 比較部(比較手段)
78 記憶部(記憶手段)
79 領域決定部(領域決定手段)
80 評価値閾値設定部(評価値閾値設定手段)
81 枠設定部(枠設定手段)
82 再判断部(再判断手段)
P1 スルー画像1(第一の画像データ)
P2 スルー画像2(第二の画像データ)

Claims (8)

  1. 被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、
    前記被写体に向けて光を発光する発光手段と、
    前記画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなる対象物検出機能付き撮像装置において、
    前記発光手段による発光前に前記取得手段により取得された第一の画像データと、前記発光手段による発光中に前記取得手段により取得された第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出する算出手段と、
    該算出手段により算出された各領域毎の差分値と予め設定された所定の閾値との値を比較する比較手段と、
    該比較手段による比較結果に応じて、前記差分値が前記閾値よりも大きい値の前記領域を前記対象物検出手段により前記画像データから前記所定の対象物を検出する領域に決定する領域決定手段と、を備えてなることを特徴とする撮像装置。
  2. 被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、
    前記被写体に向けて光を発光する発光手段と、
    前記画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段と、を備えてなる対象物検出機能付き撮像装置において、
    前記対象物検出手段が、前記画像データの各領域毎に取得される対象物らしさを表す評価値が所定の閾値よりも大きい値であるときに前記所定の対象物があると判断するものであって、
    前記発光手段による発光前に前記取得手段により取得された第一の画像データと、前記発光手段による発光中に前記取得手段により取得された第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出する算出手段と、
    該算出手段により算出された各領域毎の差分値の値に応じて、該差分値が大きいほど前記評価値の閾値を小さく設定する評価値閾値設定手段とを備えてなることを特徴とする撮像装置。
  3. 被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、
    前記被写体に向けて光を発光する発光手段と、
    前記画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなる対象物検出機能付き撮像装置において、
    前記対象物検出手段が、予め設定された前記対象物の特徴部分画像を囲む対象物検出枠を前記画像データ中で走査し、該走査点における画像と前記特徴部分画像とを照合することにより前記画像データ中に前記所定の対象物があるか否かを判断するものであって、
    前記発光手段による発光前に前記取得手段により取得された第一の画像データと、前記発光手段による発光中に前記取得手段により取得された第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出する算出手段と、
    該算出手段により算出された各領域毎の差分値の値に応じて、該差分値が大きいほど前記対象物検出枠の大きさを大きく設定する枠設定手段とを備えてなることを特徴とする撮像装置。
  4. 被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、
    前記被写体に向けて光を発光する発光手段と、
    前記画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなる対象物検出機能付き撮像装置において、
    前記発光手段による発光前に前記取得手段により取得された第一の画像データと、前記発光手段による発光中に前記取得手段により取得された第二の画像データとの、各領域毎の輝度の差分値を算出する算出手段と、
    前記対象物検出手段により検出された一つ以上の対象物における、該対象物毎の前記差分値の値に応じて、該検出された対象物が所定の対象物であるか否かを再判断する再判断手段とを備えていることを特徴とする撮像装置。
  5. 被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、
    前記被写体に向けて光を発光する発光手段と、
    前記画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段と、を備えてなる対象物検出機能付き撮像装置を使用して前記被写体を撮像する撮像方法において、
    前記発光手段による発光前に前記取得手段により第一の画像データを取得し、
    前記発光手段による発光中に前記取得手段により第二の画像データを取得し、
    前記第一の画像データと前記第二の画像データとの各領域毎の輝度の差分値を算出し、
    該算出された各領域毎の差分値と予め設定された所定の閾値との値を比較し、
    該比較結果に応じて、前記差分値が前記閾値よりも大きい値の前記領域を前記対象物検出手段により前記画像データから前記所定の対象物を検出する領域に決定することを特徴とする撮像方法。
  6. 被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、
    前記被写体に向けて光を発光する発光手段と、
    前記画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなり、
    該対象物検出手段が、前記画像データの各領域毎に取得される対象物らしさを表す評価値が所定の閾値よりも大きい値であるときに前記所定の対象物があると判断するものである対象物検出機能付き撮像装置を使用して前記被写体を撮像する撮像方法において、
    前記発光手段による発光前に前記取得手段により第一の画像データを取得し、
    前記発光手段による発光中に前記取得手段により第二の画像データを取得し、
    前記第一の画像データと前記第二の画像データとの各領域毎の輝度の差分値を算出し、
    該算出された各領域毎の差分値の値に応じて、該差分値が大きいほど前記評価値の閾値を小さく設定することを特徴とする撮像方法。
  7. 被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、
    前記被写体に向けて光を発光する発光手段と、
    前記画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなり、
    該対象物検出手段が、予め設定された前記対象物の特徴部分画像を囲む対象物検出枠を前記画像データ中で走査し、該走査点における画像と前記特徴部分画像とを照合することにより前記画像データ中に前記所定の対象物があるか否かを判断するものである対象物検出機能付き撮像装置を使用して前記被写体を撮像する撮像方法において、
    前記発光手段による発光前に前記取得手段により第一の画像データを取得し、
    前記発光手段による発光中に前記取得手段により第二の画像データを取得し、
    前記第一の画像データと前記第二の画像データとの各領域毎の輝度の差分値を算出し、
    該算出された各領域毎の差分値の値に応じて、該差分値が大きいほど前記対象物検出枠の大きさを大きく設定することを特徴とする撮像方法。
  8. 被写体を撮像することにより画像データを取得する取得手段と、
    前記被写体に向けて光を発光する発光手段と、
    前記画像データから所定の対象物を検出する対象物検出手段とを備えてなる対象物検出機能付き撮像装置を使用して前記被写体を撮像する撮像方法において、
    前記発光手段による発光前に前記取得手段により第一の画像データを取得し、
    前記発光手段による発光中に前記取得手段により第二の画像データを取得し、
    前記第一の画像データと前記第二の画像データとの各領域毎の輝度の差分値を算出し、
    前記対象物検出手段により検出された一つ以上の対象物における、該対象物毎の前記差分値の値に応じて、該検出された対象物が所定の対象物であるか否かを再判断することを特徴とする撮像方法。
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