JP2012149730A - 循環ユニット、および、それを用いたボールねじ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1接合面19を有する本体11および第2接合面22を有する連結ユニット20を備える。本体11と連結ユニット20とは、第1接合面19と第2接合面22とを合わせることで、通路30を形成する。通路30は、第一ガイド溝32、および、第一ガイド溝32の向かい合う両側に形成されている二つの第二ガイド溝34を有する。二つの第二ガイド溝34は、第一ガイド溝32から延出されている第一壁面38および第二壁面40を有し、通路30の断面は第一壁面38と第二壁面40との接続部42を通る軸線46を含み、第一壁面38が軸線46と交わる。
【選択図】 図7
Description
本発明のもう一つの目的は、成形用型を離型の簡単な構造にすることによって生産コストを削減し、生産効率を向上可能な循環ユニットを提供することである。
図2は、本発明の第1実施形態による循環ユニットをボールねじに組み付けた状態を示す分解斜視図である。
図3は、本発明の第1実施形態による循環ユニットをボールねじに組み付けた状態を示す平面図である。
図4は、本発明の第1実施形態による循環ユニットの底部を示す斜視図である。
図5は、本発明の第1実施形態による循環ユニットの底部を示す平面図である。
図6は、本発明の第1実施形態による循環ユニットが分解された状態を示す断面図である。
図7は、本発明の第1実施形態による循環ユニットを示す断面図。
図8は、図3の8−8線に沿った断面図である。
図9は、図3の9−9線に沿った断面図である。
図10は、図3の10−10線断面図である。
図11は、本発明の第2実施形態による循環ユニットを示す断面図である。
図1から図3に示すのは本発明の第1実施形態によるボールねじ60に用いる循環ユニット10である。ボールねじ60は、シャフト61と、シャフト61に嵌合されるナット62とを備える。シャフト61は外周面にらせん状溝63を有する。ナット62は内周面にらせん状溝を有する。チェーン50は、らせん状溝に装着され、かつ数多くのベアリング52を同調連動させ、シャフト61とナット62との間において循環およびベアリングさせることが可能である(図7参照)。図2に示すように、ボールねじ60のナット62は、外周面に位置決め面64と、位置決め面64からナット62を貫通する二つの穿孔66とを有する。
図10に示すのは本発明の第2実施形態によるボールねじに用いる循環ユニット70である。その特徴は次の通りである。循環ユニット70の接合面71は頂部から底部まで伸びて形成され、循環ユニット70は左側の型および右側の型によって成型され、通路72は第一ガイド溝73および第二ガイド溝74を有し、第二ガイド溝74の第一壁面75は、軸線76と交わり、接合面71との間で形成された角度Cの範囲は30度から150度である。
上述の実施形態による循環ユニットはボールねじに装着されるが、他の実施形態では、循環作動するチェーンおよびベアリングが必要なリニアアクチュエータ、例えばリニアガイドなどに適用することが可能である。
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
11・・・本体、
12・・・基部、
13・・・頂部、
15・・・突出部、
16・・・第一陥没溝、
18・・・脚部、
19・・・第1接合面、
20・・・連結ユニット、
22・・・第2接合面、
24・・・第二陥没溝、
30・・・通路、
31・・・回流径路、
32・・・第一ガイド溝、
34・・・第二ガイド溝、
38・・・第一壁面、
40・・・第二壁面、
42・・・接続部、
46・・・軸線、
A ・・・角度、
B ・・・角度、
50・・・チェーン、
52・・・ベアリング、
60・・・ボールねじ、
61・・・シャフト、
62・・・ナット、
63・・・らせん状溝、
64・・・位置決め面、
66・・・穿孔、
70・・・循環ユニット、
71・・・接合面、
72・・・通路、
73・・・第一ガイド溝、
74・・・第二ガイド溝、
75・・・第一壁面
Claims (10)
- 第1接合面を有する本体および第2接合面を有する連結ユニットを備え、
前記本体と前記連結ユニットとは、前記前記第1接合面と前記第2接合面とを合わせることで、通路を形成し、
前記通路は、第一ガイド溝、および、前記第一ガイド溝の向かい合う両側に形成されている二つの第二ガイド溝を有し、
二つの前記第二ガイド溝は、前記第一ガイド溝から延出されている第一壁面および第二壁面を有し、前記通路の断面は前記第一壁面と前記第二壁面との接続部を通る軸線を含み、前記第一壁面および前記第二壁面のうち少なくとも一つが前記軸線と交わることを特徴とする循環ユニット。 - 前記本体は、基部を有し、当該基部は頂面および底面を有し、当該頂面に弧状に伸びて形成された突出部を有し、前記底面に第一陥没溝を有し、当該第一陥没溝は前記突出部に対応し、前記底面まで伸びることで前記突出部を中空にし、
前記連結ユニットは第二陥没溝を有し、前記連結ユニットは前記基部の底面に装着されることで前記第一陥没溝と前記第二陥没溝との間に前記通路が形成されることを特徴とする請求項1に記載の循環ユニット。 - 前記本体は、さらに二つの脚部を有し、前記通路は二つの前記脚部の間を貫通し、前記脚部はボールねじのナットに装着されることを特徴とする請求項2に記載の循環ユニット。
- 前記第一壁面と前記第1接合面および前記第2接合面との間に形成された角度は、30度〜150度であることを特徴とする請求項2に記載の循環ユニット。
- 前記第一壁面と前記第1接合面および前記第2接合面との間に形成された角度は、90度であることを特徴とする請求項2に記載の循環ユニット。
- 外周面にらせん状溝を有するシャフトと、
内周面にらせん状溝を有し、外周面に位置決め面を有し、かつ前記シャフトに嵌合されるナットと、
循環ユニットと、を備え、
前記循環ユニットは、第1接合面を有する本体および第2接合面を有する連結ユニットを備え、前記第1接合面と前記第2接合面とを合わせることで、通路を形成し、前記通路は、第一ガイド溝、および、第一ガイド溝の向かい合う両側に形成されている二つの第二ガイド溝を有し、
二つの前記第二ガイド溝は、前記第一ガイド溝から延出されている第一壁面および第二壁面を有し、前記通路の断面は前記第一壁面と前記第二壁面との接続部を通る軸線を含み、前記第一壁面および前記第二壁面のうち少なくとも一つが前記軸線と交わり、
前記循環ユニットは、前記ナットの位置決め面に配置され、前記第一壁面と前記位置決め面とは互いに垂直であることを特徴とする循環ユニットを有するボールねじ。 - 前記循環ユニットの前記通路は、前記ナットの前記らせん状溝の切線方向へと連続することを特徴とする請求項6に記載のボールねじ。
- 前記本体は、基部を有し、前記基部は頂面および底面を有し、前記頂面に弧状に伸びて形成された突出部を有し、前記底面に第一陥没溝を有し、前記第一陥没溝は前記突出部に対応し、前記底面まで伸びることで前記突出部を中空にし、
前記連結ユニットは第二陥没溝を有し、前記連結ユニットが前記基部の前記底面に装着されることで前記第一陥没溝と前記第二陥没溝との間に前記通路が形成されることを特徴とする請求項6に記載のボールねじ。 - 前記本体は、さらに二つの脚部を有し、前記通路は二つの前記脚部の間を貫通し、前記脚部は前記ナットに差し込まれることで前記通路を前記ナットの前記らせん状溝へと連続させることを特徴とする請求項6に記載のボールねじ。
- 前記第一壁面と前記第1接合面および前記第2接合面との間に形成された角度は、30度〜150度であることを特徴とする請求項6に記載のボールねじ。
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JPH10169746A (ja) * | 1996-12-11 | 1998-06-26 | Thk Kk | ボールチェーンを用いたボールねじ装置 |
JPH1151049A (ja) * | 1997-07-31 | 1999-02-23 | Thk Kk | チューブ式ボールねじ装置 |
JPH1162962A (ja) * | 1997-08-27 | 1999-03-05 | Thk Kk | 転がり案内装置用のスペーサ部材およびこれを用いた転がり案内装置 |
JP2005155720A (ja) * | 2003-11-21 | 2005-06-16 | Thk Co Ltd | ねじ装置及びその製造方法 |
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