JP3122121U - ボールねじの循環ブロックの定位構造 - Google Patents

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彦羽 陳
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Abstract

【課題】ボールねじの循環ブロックを容易に、迅速に定位固定し、ボールをスムーズに回動させることができるボールねじの循環ブロックの定位構造を提供する。
【解決手段】循環ブロック30の一端または両端に定位キー32が設けられ、ナット20の端面の定位キー32に対応する位置にキー溝23が形成されて定位キー32が支持され、ねじ35またはC形リング40によって循環ブロック30が固定され、迅速に循環ブロック30を定位固定でき、ボールの回動をスムーズにすることができる。
【選択図】 図7

Description

本考案はボールねじの循環ブロックを容易に定位でき、循環ブロックの循環溝とナットおよびねじ軸のねじ溝との接合を確実なものにすることによってボールをスムーズに回動させるボールねじの循環ブロックの定位構造を提供するものであり、主に、循環ブロックの一端または両端に定位キーが設けられ、ナット端面の定位キーに対応する位置にキー溝が形成されて定位キーが支持され、ねじまたはC形リングによって循環ブロックが固定され、迅速に循環ブロックを定位でき、ボールの回動をスムーズにすることができる構造に関する。
図1、2、3、4は従来技術によるボールねじを示し、直径が小さいのでその体積も小さく、ボールの循環に関して、ナットの両端に循環孔(図示せず)を設置してボールを一端から他端へと循環させることができない。ナット10のねじ溝101が斜めに環状に設けられ、ねじ軸11の螺旋状のねじ溝111と対応してボール12が回動して通過し、ナット10の内面には貫通軸方向に凹溝14が設けられ、凹溝14内に大きさがほぼ対応した循環ブロック13が設置される。循環ブロック13上端面には間隔を空けて循環溝131が設けられ、各循環溝131はナット10のねじ溝101および凹溝14と境を接して接続され、各循環溝131の位置は図4に示すようにやや下方に位置し、ねじ軸11はナット10内で回動して往復移動できる。ナット10の各ねじ溝101および対応する循環ブロック13の循環溝131内においてボールが循環して回動しつづけ、ねじ軸11をスムーズに移動させることができる。従来技術による循環ブロック13は凹溝14とサイズをほぼ同じにすることによって定位されるために、循環ブロック13の循環溝131とナット10のねじ溝101とを対応させるとき、修正しにくく、組立も容易ではない。また、ねじ軸11およびナット10を使用するとき、ボール12が循環ブロック13を押圧し、循環ブロック13を径方向へ振動させ、循環ブロック13とナット10との間に隙間を生じさせる。例えば、図4に示す落差Lによって循環ブロック13の循環溝131とナット10のねじ溝101との対応部分は影響を受け、ボール12が循環経路内でスムーズに回動しなくなり、運転効率が低下し、騒音が発生する。
実用新案登録第3111878号
本考案の目的は、ボールねじの循環ブロックを容易に、迅速に定位固定し、ボールをスムーズに回動させることができるボールねじの循環ブロックの定位構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案は、下記の特徴を有するボールねじの循環ブロックの定位構造を提供する。
1.請求項1に記載のボールねじの循環ブロックの定位構造は、
ボールねじの循環ブロックの少なくとも一端に突出した定位キーが設けられ、ナットの前記循環ブロックに対応する位置には凹溝が貫通し、前記ナットの端面の定位キーに対応する位置には前記凹溝よりも大きいキー溝が形成され、前記キー溝には径方向に二つの支持面が形成され、前記循環ブロックとナットとの間は螺合部材によって一体に固定されることを特徴とする。
2.請求項2に記載のボールねじの循環ブロックの定位構造は、
ボールねじの循環ブロックの少なくとも一端には突出した定位キーが設けられ、ナットの前記循環ブロックに対応する位置には凹溝が貫通し、前記ナット端面の定位キーに対応する位置には前記凹溝よりも大きいキー溝が形成され、前記キー溝には径方向に二つの支持面が形成され、前記ナットの軸孔の外側に近い位置には環状凹溝が形成され、前記環状凹溝にはC形リングが嵌入されて循環ブロックが固定されることを特徴とする。
3.請求項3に記載のボールねじの循環ブロックの定位構造は、請求項1の場合において、前記ナットと循環ブロックとは、軸方向に対応した位置で螺合部材によって固定されることを特徴とする。
4.請求項4に記載のボールねじの循環ブロックの定位構造は、請求項1の場合において、前記循環ブロックの定位キーは、螺合部材によって支持面に固定され、それによって循環ブロックは固定されることを特徴とする。
5.請求項5に記載のボールねじの循環ブロックの定位構造は、請求項1または2の場合において、前記循環ブロックの少なくとも一側の端面には複数の深い孔が設けられ、定位キーは独立した塊体であり、深い孔の端面に対応する位置には複数の深い孔に対応し、サイズがほぼ等しい凸部が設けられ、前記凸部は前記深い孔内に挿入されて定位キーと循環ブロックとは一体に固定されることを特徴とする。
ボールねじの循環ブロックの一端または両端に突出した定位キーが設けられ、ナットの循環ブロックに対応する位置には凹溝が貫通し、ナットの端面の定位キーに対応する位置には凹溝よりも大きいキー溝が形成され、キー溝には径方向に二つの支持面が形成されて定位キーが支持される。循環ブロックの定位キーは螺合部材によって支持面に固定され、循環ブロックが固定される。または、ナットの軸孔の外側に近い位置には環状凹溝が形成され、環状凹溝にはC形リングが嵌入されて循環ブロックが固定される。または、ナットと循環ブロックとが軸方向に対応した位置で複数の螺合部材によって固定される。上述の構造によって、ボールねじの循環ブロックを容易に定位して径方向および軸方向へ移動させないようにし、ボールをスムーズに回動させることができる。
本考案の目的、特徴および効果を示す実施例を図に沿って詳細に説明する。本実施例は説明のためのものであり、本考案の技術に基づく改良はすべて本考案に含まれる。
図5、6は本考案の第1の実施例を示し、ナット20には軸孔25が貫通し、軸孔25の壁面には環状のねじ溝22が設けられ、ナット20の内壁面には凹溝21が貫通し、軸孔25と連通している。凹溝21の一端には凹溝21よりも大きいキー溝23が設けられ、凹溝21両側には支持面26、27が形成される。各支持面26、27には深いねじ孔24(支持面27の深いねじ孔は図示せず)が設けられる。循環ブロック30の上面には間隔を空けた循環溝31が配列し、循環ブロック30の一端には突出した定位キー32が設けられる。定位キー32の両端には貫通孔33、34が設けられ、循環ブロック30はナット20の凹溝21内に設置され、定位キー32が両支持面26、27に支持されて循環ブロック30が定位される。循環ブロック30の各循環溝31はナット20のねじ溝22と対応して接続され、循環ブロック30はさらに二つのねじ35、36が定位キー32の両貫通孔33、34を貫通し、支持面26、27の深いねじ孔24に固定されることによって循環ブロック30は径方向および軸方向へ移動することなく、循環ブロック30の循環溝31とナット20のねじ溝22との対応した接続を保持させることができる。上述の構造によって、ボールねじの循環ブロック30を容易に定位して径方向および軸方向へ移動させないようにし、ボールをスムーズに回動させることができる。
図7、8、9は本考案の第2の実施例を示し、本実施例のナット20と循環ブロック30の定位構造は第1の実施例と同一であり、突出した定位キー32が両支持面26、27に支持されて定位される。本実施例における循環ブロック30が移動するのを防ぐ構造は、軸孔25のナット20の外端面に近い位置に環状凹溝28が形成され、環状凹溝28にC形リング40が嵌入され、凹溝21内の循環ブロック30はC形リング40によって支持されて位置が移動せず、同時に、循環ブロック30の循環溝31とナット20のねじ溝22との対応した接続が保持されるという構造である。
図10、11、12は本考案の第3の実施例を示し、本実施例の循環ブロック30とナット20との間の定位は前二種の実施例と同一であり、突出した定位キー32が両支持面26、27に支持されて定位される。本実施例における循環ブロック30が移動するのを防ぐ構造は、循環ブロック30の底面に深いねじ孔33が設けられ、ナット20の外面の深いねじ孔33に対応する位置に貫通孔29がそれぞれ設けられ、ねじ41が各貫通孔29を貫通し、深いねじ孔33に固定され循環ブロック30は径方向にも軸方向にも移動せず、同時に、循環ブロック30の循環溝31とナット20のねじ溝22との対応した接続が保持されるという構造である。
図13は本考案の循環ブロック30の第2の実施例を示し、循環ブロック0の一側の端面に複数の深い孔37が設けられ、定位キー32は独立した塊体であり、深い孔37の端面に対応して複数の凸部38が設けられ、各深い孔37および凸部38のサイズは極めてほぼ等しく、外力によって凸部38を深い孔37内に挿入でき、定位キー32と循環ブロック30とを一体に固定できる。
図14は本考案の循環ブロック30の第3の実施例を示し、循環ブロック30の両端面に複数の深い孔37がそれぞれ設けられ、二つの複数の凸部38を備える定位キー32を外力によってそれぞれ対応する深い孔37内に挿入でき、両定位キー32を循環ブロック30の両端に固定できる。
上述の説明から分かるように、本考案は実用性および進歩性を備え、国内外の文献には本考案と同一または類似するものはない。
従来技術によるボールねじを示す断面図である。 従来技術によるボールねじのナットおよび循環ブロックを示す立体分解図である。 従来技術によるボールねじのナットおよび循環ブロックを組立てた後の状態を示す縦断面図である。 従来技術によるボールねじのナットおよび循環ブロックを組立てた後の状態を示す横断面図である。 本発明の第1の実施例によるナットおよび循環ブロックを示す立体分解図である。 図5の組立後の状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施例によるナットおよび循環ブロックを示す立体分解図である。 図7の組立後の状態を示す斜視図である。 図8の断面図である。 本発明の第3の実施例によるナットおよび循環ブロックを示す立体分解図である。 図10の組立後の状態を示す斜視図である。 図11の断面図である。 本発明による循環ブロックの第2の実施例を示す断面図である。 本発明による循環ブロックの第3の実施例を示す断面図である。
符号の説明
20 ナット
21 凹溝
22 ねじ溝
23 キー溝
24 ねじ孔
25 軸孔
26、27 支持面
28 環状凹溝
29、34 貫通孔
30 循環ブロック
31 循環溝
32 定位キー
33 深いねじ孔
35、36、41、42 ねじ
37 深い孔
38 凸部
40 C形リング

Claims (5)

  1. ボールねじの循環ブロックの少なくとも一端に突出した定位キーが設けられ、ナットの前記循環ブロックに対応する位置には凹溝が貫通し、前記ナットの端面の定位キーに対応する位置には前記凹溝よりも大きいキー溝が形成され、前記キー溝には径方向に二つの支持面が形成され、
    前記循環ブロックとナットとの間は螺合部材によって一体に固定されることを特徴とするボールねじの循環ブロックの定位構造。
  2. ボールねじの循環ブロックの少なくとも一端には突出した定位キーが設けられ、ナットの前記循環ブロックに対応する位置には凹溝が貫通し、前記ナット端面の定位キーに対応する位置には前記凹溝よりも大きいキー溝が形成され、前記キー溝には径方向に二つの支持面が形成され、
    前記ナットの軸孔の外側に近い位置には環状凹溝が形成され、前記環状凹溝にはC形リングが嵌入されて循環ブロックが固定されることを特徴とするボールねじの循環ブロックの定位構造。
  3. 前記ナットと循環ブロックとは、軸方向に対応した位置で螺合部材によって固定されることを特徴とする請求項1記載のボールねじの循環ブロックの定位構造。
  4. 前記循環ブロックの定位キーは、螺合部材によって支持面に固定され、それによって循環ブロックは固定されることを特徴とする請求項1記載のボールねじの循環ブロックの定位構造。
  5. 前記循環ブロックの少なくとも一側の端面には複数の深い孔が設けられ、定位キーは独立した塊体であり、深い孔の端面に対応する位置には複数の深い孔に対応し、サイズがほぼ等しい凸部が設けられ、前記凸部は前記深い孔内に挿入されて定位キーと循環ブロックとは一体に固定されることを特徴とする請求項1または2記載のボールねじの循環ブロックの定位構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013130206A (ja) * 2011-12-20 2013-07-04 Shangyin Sci & Technol Co Ltd ボールねじ
JP2014129870A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Shangyin Sci & Technol Co Ltd 還流ユニット
WO2017010207A1 (ja) * 2015-07-13 2017-01-19 株式会社エンプラス 駒式ボールねじの駒の固定構造

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