JP5298343B2 - 回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法 - Google Patents

回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法 Download PDF

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本発明は、回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法に関し、特に、ボールベアリング抑え体の抑え体用ねじ孔にボルトを取り付けた状態で、ボールベアリング抑え体を前蓋に設けることにより、ボールベアリング抑え体とロータとの間の隙間を従来よりも縮めることができ、結果的にモータの全長を縮めることができるようにするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種の回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法としては、社内製作のみで特許出願等を行っていないため、構造を示すための特許文献等を示していないが、実際に使用されていた構成は図7に示される通りである。
図7において符号1で示されるものはロータ2を固定して有する回転軸であり、この回転軸1の一端側1aにはボールベアリング3を介して前蓋4が設けられている。
前記前蓋4には、図示しない周知のモータケース及び後蓋並びにこの後蓋に設けられたボールベアリング3Aによって前記回転軸1が回転自在に保持されている。
前記前蓋4の内面4aには、複数の前蓋用ねじ孔5が形成され、この内面4aには円盤状をなすボールベアリング抑え体6が設けられ、このボールベアリング抑え体6は前記ボールベアリング3を内側から抑えることができるように構成されている。
前記ボールベアリング抑え体6に形成された各貫通孔7にはボルト8が挿入され、このボルト8は前記前蓋用ねじ孔5内に螺入されることにより、前記ボールベアリング抑え体6が前記前蓋4に固定されると共に、前記ボールベアリング3が前記前蓋4に固定される。
従来の回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、前記前蓋4の前蓋用ねじ孔5に連通する貫通孔7の孔径は、ボルト8の外径よりも大径の孔であり、この貫通孔7にボルト8を貫通させるためには、ロータ2の端面2aとボールベアリング抑え体6との間の隙間Dは、このボルト8を外部から挿入して取付けることができるだけの隙間が必要であるため、この隙間Dの軸方向長さを必要以下に短くすることはできず、結果的に、モータの軸長を短縮する上で、大きい障害となっていた。
本発明による回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法は、ロータを有する回転軸の一端側にボールベアリングを介して設けられた前蓋と、前記前蓋の内面にボルトを介して固定され前記ボールベアリングを抑えるためのボールベアリング抑え体と、からなり、前記ボルト及びボールベアリング抑え体は、前記前蓋とロータとの間に位置するように配設する回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法において、前記前蓋に形成された前蓋用ねじ孔と、前記ボールベアリング抑え体に形成され前記前蓋用ねじ孔に対応する抑え体用ねじ孔と、を用い、前記ボルトはねじ部と非ねじ部とからなり、前記ねじ部は前記ボルトの先端側に形成され、前記非ねじ部は前記ねじ部よりも前記ボルトの頭部側に位置すると共に前記ねじ部よりも外径が小径であり、前記ボルトが前記ボールベアリング抑え体に設けられ、かつ、前記ボールベアリング抑え体の抑え体用ねじ孔に前記ねじ部を貫通させ、前記抑え体用ねじ孔に前記非ねじ部が係合した状態で前記ボールベアリング抑え体が前記ロータと前記前蓋との間に挿入されていると共に、前記ボルトの頭部の回転により前記ねじ部は前記前蓋用ねじ孔に螺入し、前記ボールベアリング抑え体は前記前蓋の内面に装着される方法であり、また、前記ボルトの頭部は、多角形よりなる方法である。
本発明による回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、ロータを有する回転軸の一端側にボールベアリングを介して設けられた前蓋と、前記前蓋の内面にボルトを介して固定され前記ボールベアリングを抑えるためのボールベアリング抑え体と、からなり、前記ボルト及びボールベアリング抑え体は、前記前蓋とロータとの間に位置するように配設する回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法において、前記前蓋に形成された前蓋用ねじ孔と、前記ボールベアリング抑え体に形成され前記前蓋用ねじ孔に対応する抑え体用ねじ孔と、を用い、前記ボルトはねじ部と非ねじ部とからなり、前記ねじ部は前記ボルトの先端側に形成され、前記非ねじ部は前記ねじ部よりも前記ボルトの頭部側に位置すると共に前記ねじ部よりも外径が小径であり、前記ボルトが前記ボールベアリング抑え体に設けられ、かつ、前記ボールベアリング抑え体の抑え体用ねじ孔に前記ねじ部を貫通させ、前記抑え体用ねじ孔に前記非ねじ部が係合した状態で前記ボールベアリング抑え体が前記前蓋に取り付けられることにより、ボールベアリング抑え体に予めボルトを組み付けておくことができ、そのため、ロータとボールベアリング抑え体との間の隙間を従来よりも小さくでき、モータの軸長を短縮させることができる。
また、前記ボルトの頭部は、多角形よりなることにより、ロータとボールベアリング抑え体との間の小さい隙間を介して治具によるボルト締めを行うことができる。
本発明は、ボールベアリング抑え体用ねじ孔にボルトを取付けた状態で、ボールベアリング抑え体を前蓋に設けることにより、ボールベアリング抑え体とロータとの間の間隙を従来よりも縮めることができ、結果的にモータの全長を縮めることができるようにした回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法の好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用いて説明する。
図1において符号1で示されるものはロータ2を固定して有する回転軸であり、この回転軸1の一端側1aにはボールベアリング3を介して前蓋4が設けられている。
前記前蓋4には、図示しない周知のモータケース及び後蓋並びにこの後蓋に設けられたボールベアリング3Aによって前記回転軸1が回転自在に保持されている。
前記前蓋4の内面4aには、複数の前蓋用ねじ孔5が形成され、この内面4aには円盤状をなすボールベアリング抑え体6が設けられ、このボールベアリング抑え体6は前記ボールベアリング3を内側から抑えることができるように構成されている。
前記ボールベアリング抑え体6に形成された各抑え体用ねじ孔20(図2〜4に示す)には、図5及び図6で示されるボルト8が螺入されており、このボルト8のねじ部8aが前記前蓋用ねじ孔5に螺入することにより、前記ボールベアリング抑え体6が前記前蓋4の内面4aに装着することができるように構成されている。
前記ボルト8は、図5及び図6で示されるように、その先端側に形成されたねじ部8aと、このねじ部8aに連続して形成された非ねじ部8bと、前記非ねじ部8bに連続して形成された頭部8cと、から構成されている。
従って、前記ボルト8は、その先端側から軸方向に沿って順に、ねじ部8a、非ねじ部8b及び頭部8cが形成され、前記非ねじ部8bの外径は前記ねじ部8aの外径よりも小径に形成され、前記頭部8cの形状は六角形等の多角形によって構成されている。
従って、前述のボールベアリング抑え体6及びボルト8を用いて回転軸1のボールベアリング抑え構造の組み立てを行う場合、まず、ボールベアリング抑え体6の抑え体用ねじ孔20に対してボルト8のねじ部8aを螺入し、このねじ部8aを抑え体用ねじ孔20に貫通させると、この抑え体用ねじ孔20に前記非ねじ部8bが係合した状態で前記ボルト8がボールベアリング抑え体6に装着された状態となる。
前述の状態で、ボルト8が組み込まれた前記ボールベアリング抑え体6を、前記ロータ2と前蓋4との間に挿入すると共に、各抑え体用ねじ孔20内に貫通して設けられた各ボルト8の頭部8cをスパナ等の工具で回転させることにより、各ボルト8のねじ部8aは前蓋4の前蓋用ねじ孔5に螺入し、ボールベアリング抑え体6は前蓋4の内面4aに装着される。
本発明による回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法を示す断面図である。 図1の要部の左側面図である。 図2の断面図である。 図1の要部の右側面図である。 図1のボルトの正面図である。 図5の右側面図である。 従来構成を示す断面図である。
1 回転軸
1a 一端側
2 ロータ
3、3A ボールベアリング
4 前蓋
4a 内面
5 前蓋用ねじ孔
6 ボールベアリング抑え体
8 ボルト
8a ねじ部
8b 非ねじ部
8c 頭部
20 抑え体用ねじ孔

Claims (2)

  1. ロータ(2)を有する回転軸(1)の一端側(1a)にボールベアリング(3)を介して設けられた前蓋(4)と、前記前蓋(4)の内面(4a)にボルト(8)を介して固定され前記ボールベアリング(3)を抑えるためのボールベアリング抑え体(6)と、からなり、前記ボルト(8)及びボールベアリング抑え体(6)は、前記前蓋(4)とロータ(2)との間に位置するように配設する回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法において、
    前記前蓋(4)に形成された前蓋用ねじ孔(5)と、前記ボールベアリング抑え体(6)に形成され前記前蓋用ねじ孔(5)に対応する抑え体用ねじ孔(20)と、を用い、前記ボルト(8)はねじ部(8a)と非ねじ部(8b)とからなり、前記ねじ部(8a)は前記ボルト(8)の先端側に形成され、前記非ねじ部(8b)は前記ねじ部(8a)よりも前記ボルト(8)の頭部(8c)側に位置すると共に前記ねじ部(8a)よりも外径が小径であり、前記ボルト(8)が前記ボールベアリング抑え体(6)に設けられ、かつ、前記ボールベアリング抑え体(6)の抑え体用ねじ孔(20)に前記ねじ部(8a)を貫通させ、前記抑え体用ねじ孔(20)に前記非ねじ部(8b)が係合した状態で前記ボールベアリング抑え体(6)が前記ロータ(2)と前記前蓋(4)との間に挿入されていると共に、前記ボルト(8)の頭部(8c)の回転により前記ねじ部(8a)は前記前蓋用ねじ孔(5)に螺入し、前記ボールベアリング抑え体(6)は前記前蓋(4)の内面(4a)に装着されることを特徴とする回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法
  2. 前記ボルト(8)の頭部(8c)は、多角形よりなることを特徴とする請求項1記載の回転軸のボールベアリング抑え構造の組み立て方法
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