JP2006118676A - アイボルト - Google Patents

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Abstract

【課題】一般に市販・汎用されているボルトに対して適用が可能で扱い易く、さらにその機能についても従来と変わらないアイボルトを提供する。
【解決手段】取付対象物に対する取付用基部と、吊下げ装置に対する係止用リング部とを一体に形成した環状リング本体を設け、前記リング部の径方向でその内側から外側に向けて、前記取付対象物に螺合自在なボルトの先端側を挿通させて係止自在な貫通孔を、前記基部に設けてあるアイボルトであって、前記貫通孔と前記ボルトとは、互いの中心軸を一致させずとも挿通可能であり、前記貫通孔に内嵌自在で且つ前記ボルトに外嵌自在なカラーを設け、前記ボルトに外嵌した前記カラーの先端部が挿通可能なカラー先端挿通孔部を前記貫通孔に形成し、前記カラーの先端部よりも大径のフランジ部を前記カラーの基端側に形成すると共に、前記フランジ部を接当係止する係止縁部を、前記基部に設けてあるアイボルト。
【選択図】 図1

Description

本発明は、取付対象物に対する取付用基部と、吊下げ装置に対する係止用リング部とを一体に形成した環状リング本体を設け、前記リング部の径方向でその内側から外側に向けて、前記取付対象物に螺合自在なボルトの先端側を挿通させて係止自在な貫通孔を、前記基部に設けてあるアイボルトに関する。
アイボルトは、取付対象物に固定されて、その取付対象物を吊り下げるための起重滑車またはひも滑車等の掛け具として使用されている。
従来のアイボルトとしては、図9(イ)に示すように、取付対象物に螺合自在なアンカーボルト1と、前記アンカーボルト1の先端側を挿通させて係止自在な貫通孔2を備えた取付用基部3と吊下げ装置に対する係止用リング部4とを一体に形成した環状リング本体5とから構成されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
アンカーボルト1は、雄ねじ部と六角穴を有する頭部とから構成されており、さらに頭部は、前記雄ねじ部よりも大きい直径を有するシリンダー部分6と、貫通孔2の係止縁部7に接当係止する環状フランジ部分8とから構成されている。
図9(イ)に示すように、貫通孔の直径Dは、アンカーボルト1を環状リング本体5に嵌め込む際、アンカーボルトの中心軸9と貫通孔の中心軸10と一致させずとも、斜め方向から挿入することが可能となるような大きさに形成されている。
挿入後は、図9(ロ)に示すようにシリンダー部分の先端部11が貫通孔2より外方にわずかに突出するように構成されており、取付対象物12に螺合固定したとき、環状リング本体5と取付対象物12との間に隙間が生じ、環状リング本体5がアンカーボルトの軸心9の周りに遊転可能な状態となる。
特開平7−217630号公報
しかしながら、上述したアンカーボルト1は、その頭部において、シリンダー部分6と環状フランジ部分8という一般的に市販・汎用されているボルトとは異なる特徴を有する、いわば特注品というべきものである。従って、上述のアンカーボルト1は市販のボルトよりも高価なものであり、例えば、使用によりボルトが破損して交換しなければならない時には、一般のボルトと交換する場合に比べて費用が余分にかかるという問題がある。また、もっとボルト長の長い(もしくは短い)ものや、あるいはもっと強度の強いアンカーボルトを使用したいというような場合には、市販のボルトでは代替使用できないので、その使用態様に合わせてまた新たにアンカーボルトを購入するか、あるいは製造加工をしなくてはならず、そういったコストや手間がかかり、取り扱いが不便であるという問題が生じていた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、一般に市販・汎用されているボルトに対して適用が可能で扱い易く、しかも破損や使用態様に合わせたボルト交換時においてもコスト削減が図れ、さらにその機能についても従来と変わらないアイボルトを提供するものである。
本発明の第1特徴構成は、取付対象物に対する取付用基部と、吊下げ装置に対する係止用リング部とを一体に形成した環状リング本体を設け、前記リング部の径方向でその内側から外側に向けて、前記取付対象物に螺合自在なボルトの先端側を挿通させて係止自在な貫通孔を、前記基部に設けてあるアイボルトであって、前記貫通孔と前記ボルトとは、互いの中心軸を一致させずとも挿通可能であり、前記貫通孔に内嵌自在で且つ前記ボルトに外嵌自在なカラーを設け、前記ボルトに外嵌した前記カラーの先端部が挿通可能なカラー先端挿通孔部を前記貫通孔に形成し、前記カラーの先端部よりも大径のフランジ部を前記カラーの基端側に形成すると共に、前記フランジ部を接当係止する係止縁部を、前記基部に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
取付対象物に対する取付用基部と、吊下げ装置に対する係止用リング部とを一体に形成した環状リング本体を設けてあるので、別個に形成してある場合と比べて係止用リング部が、より取付対象物に近接するような構成となる。その結果、使用の際アイボルトにかかるせん断応力に対してもより強固になり得、アイボルトの変形等を防止することができるので使用寿命が長く、コストダウンにもつながる。
また、係止用リング部の径方向でその内側から外側に向けて、取付対象物に螺合自在なボルトの先端側を挿通させて係止自在な貫通孔を取付用基部に設けてあるので、ボルトをその貫通孔内に挿通するだけで、アイボルトを簡単に組み立てることができる。しかも環状リング本体とボルトとをはずして別個にすることも可能なので、メンテナンスもし易くまた、それらを保管する際も整理収納が容易となり得る。
また、その貫通孔とボルトとは、互いの中心軸を一致させずとも挿通可能であるため、貫通孔の直径はボルトの直径よりも大きく、ボルトの挿通が容易であるとともに、貫通孔の軸心に対して斜めの方向から挿通させることによって、係止用リングの開口部の径より大きなボルト長を有するボルトに対しても挿通が可能となる。
さらにその貫通孔に内嵌自在で且つボルトに外嵌自在なカラーを設け、そのカラーの基端側にカラー先端部よりも大径のフランジ部を形成すると共に、取付用基部の貫通孔内には、ボルトに外嵌させたカラーの先端部が挿通可能なカラー先端挿通孔部と、前記フランジ部を接当係止する係止縁部とを設けてある。このような構成をとることによって、ボルトをその径よりも大きな径を有する貫通孔に挿通させているのにもかかわらず、前記カラーを介することにより、挿通させたボルトと貫通孔との軸心を一致させて、ボルトを貫通孔に係止固定することが可能となる。その結果、カラーを使用しない場合と比べて、ボルトを取付対象物に螺合する際の締め付け力をカラーを介して環状リング本体により確実に伝えることができ、環状リング本体がしっかりと取付対象物に固定される。従って、仮に前記カラーを使用しなければ、貫通孔の径がボルトの径よりも大きいので、環状リング本体がボルトによってきちんと固定されないので不安定となり、使用の際に余計なせん断力が生じて、アイボルトが破損して外れるなどといったことも起こり得るが、そのような事故も防止され得る。
また、前記カラーはボルトに外嵌しさえすればよいので、組み付けも簡単であり、しかもボルト(係止用リングの開口部の径より大きな長さを有するボルト)を環状リング本体より分離するには、ボルトと共にこのカラーも貫通孔より抜き出さなければ分離できないことから、ボルトと環状リング本体との分離防止機構としても機能し得る。
上述した本発明のアイボルトにて使用されるボルトは、一般に市販・汎用されているボルトに対して適用可能なので、従来のように、使用形態に合わせて種々の長さの特注ボルトを新たに購入したりあるいは製造加工等をしなくもよく、ボルトが破損した際も、すぐに市販のボルトと交換することが可能なので、高いコストもかからず、取り扱いに便利である。
本発明の第2特徴構成は前記カラーのフランジ部を前記係止縁部に接当係止した状態で、前記先端部が前記貫通孔より外方に突出するように、前記カラーの長さを設定してある点にある。
〔作用及び効果〕
このような構成をとることにより、アイボルトを取付対象物に取り付け固定した際、その環状リング本体と取付対象物との間に隙間が生じるので、環状リング本体はボルトの軸心周りに遊転可能となり、ボルト軸心周りのいかなる方向からも吊り下げ装置のフック等を簡単に取付ることができようになり、作業効率が良くなる。さらに、取付対象物にカラーの先端面が接することで、使用の際、ボルトの雄ネジ部にかかるせん断力が大幅に減少され得るので、破損し難く、使用寿命が長くなるので、安全性やコスト面においても有利である。
本発明の第3特徴構成は、前記ボルトと前記環状リング本体との相対回転を阻止するロック機構が前記取付用基部に備えられている点にある。
〔作用及び効果〕
ボルトと環状リング本体との相対回転を阻止するロック機構を働かせ、環状リング本体をボルト軸心周りに回転させるとその回転力はボルトの雄ネジ部に伝達されるので、スパナや六角レンチを使用しなくとも容易に、取付対象物へのネジ込み固定か、あるいは取付対象物からの取り外しをすることができるようになり、作業効率を上げることができる。
本発明の第4特徴構成は、前記ロック機構が、ピン部材とそのピン部材を嵌入自在な嵌入孔とから構成されており、前記ボルトが六角ボルトであって、前記嵌入孔が前記六角ボルト頭の回転軌跡に通じており、前記ピン部材が前記回転軌跡の少なくとも一部を占めるように嵌入固定される点にある。
〔作用及び効果〕
ロック機構がピン部材とそのピン部材を嵌入自在な嵌入孔とから構成されているので、特に複雑なものではなく、適当なピンを用意し、あとは環状リング本体にドリル加工といった簡単な加工を施すだけで備えることが可能なので、時間や手間そしてコストもかからない。しかもピン部材は嵌入自在であり、必要に応じて随時ロック状態と、解除状態とを容易に切り替えることができるので、例えば、ロック状態でアイボルトの取付けを行い、使用時はロック解除して環状リング本体を遊転可能にし、使用後は再びロック状態にして取り外すといった作業を迅速に行うことが可能となり、作業効率を上げることができる。
本発明の第5特徴構成は、前記カラーの前記貫通孔からの抜けを防止するカラー抜止め機構が、前記環状リング本体の取付用基部か又は前記カラーの少なくともいずれか一方に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
本発明において、使用されるボルトの長さが係止用リングの開口部の径よりも大きい場合には、カラーが貫通孔から抜けない限りボルトも抜けない構成となっている。そのため、カラーの貫通孔からの抜けさえ防止すれば、例えば、ボルトとカラーとリング状本体とを予め組み付けたアイボルトを搬送する際、いくらか振動などが加わってもボルトは簡単には外れず分離しないので、すぐに使用することが可能となる。また、ボルトが外し難いので、使用者が知らずに、所定強度以下のボルトと差し換えてしまうようなことに対しても抑止力が働き、アイボルト全体の強度を保証することも可能になる。
本発明の第6特徴構成は、カラー抜止め機構が、抜け止めCリングとその抜け止めCリングを嵌入自在な環状溝部とから構成されており、前記環状溝部は、前記貫通孔の径方向内周面で、かつ前記カラーのフランジ部を前記係止縁部に接当係止した状態で前記カラーの基端部面の位置よりも上方に設けられており、さらに前記環状溝部の溝の深さは前記抜け止めCリングの径方向の厚さよりも浅く形成してある点にある。
〔作用及び効果〕
カラー抜止め機構が、抜け止めCリングとその抜け止めCリングを嵌入自在な環状溝部とから構成されていることから、特に複雑なものではなく、市販の適当なCリングを用意し、あとは環状リング本体の貫通孔に環状溝を形成するだけの簡単な加工を施すだけで備えることが可能なので、時間や手間そしてコストもかからない。また、Cリングを使用しているので、その取付けや取り外しも容易である。さらに、この抜け止めCリングは、カラーのフランジ部を係止縁部に接当係止した状態でカラーの基端部面の位置よりも上方に設けられており、さらに前記環状溝部の溝の深さは抜け止めCリングの径方向の厚さよりも浅く形成してあるので、Cリング内側の一部分はカラーの上方で突出し、貫通孔に内嵌してあるカラーの抜けを防止できる。
本発明の第7特徴構成は、前記カラー抜止め機構が、前記カラーのフランジ部を前記係止縁部に接当係止した状態で、前記カラーの先端側から前記カラー先端部の外周に圧入装着可能な抜け止めリングとその抜け止めリングを収納可能な環状収納部とから構成されており、前記環状収納部は、前記貫通孔の端部の径方向内周面に設けられている点にある。
〔作用及び効果〕
カラー抜止め機構が、抜け止めリングとその抜け止めリングを収納可能な環状収納部とから構成されていることから、特に複雑なものではなく、例えば、金属製のリングや市販の適当な輪ゴムのような弾性のある抜け止めリングを用意してもよく、あとは環状リング本体の貫通孔の先端部に抜け止めリングを収納するための環状収納部を形成するだけの簡単な加工を施すだけで備えることが可能なので、時間や手間そしてコストもかからない。また、カラーのフランジ部を係止縁部に接当係止した状態で、抜け止めリングをその端部外周に圧入装着されたカラーは、抜こうとしても、抜け止めリングが環状収納部にひっかかってしまうので、貫通孔からの抜けが防止され得る。
本発明の第8特徴構成は、前記ボルトの前記カラーからの抜けを防止するボルト抜止め機構が、前記カラー又は前記ボルトの少なくともいずれか一方に設けてある点にある。
〔作用及び効果〕
本発明において、使用されるボルトの長さが係止用リングの開口部の径よりも短い場合には、たとえカラーが貫通孔から抜けないようにしたとしても、ボルトは抜けてしまうことがある。したがって、カラーからのボルトの抜けを防止するための機構をさらに備えることによって、上述のような短いボルトに対しても抜けを防止することが可能となる。
本発明の第9特徴構成は、前記ボルト抜止め機構が、前記カラーのフランジ部を前記係止縁部に接当係止し、且つ前記ボルトの頭部を前記カラーの基端面に接当係止した状態で、前記取付用基部の外側側面から前記ボルトまで挿通する挿通孔が前記カラーと前記取付用基部とに設けられており、ボルト抜止め部材全体を前記挿通孔を介して前記カラーの挿通孔内に螺入して前記ボルトと前記ボルト抜止め部材を圧接させることにより前記ボルトの前記カラーからの抜けを防止する点にある。
〔作用及び効果〕
ボルト抜止め機構がボルト抜止め部材とそのボルト抜止め部材を圧入可能な挿通孔とから構成されているので、特に複雑なものではなく、例えば、小さな鋼球を用意し、あとは環状リング本体とカラーとにドリル加工といった簡単な加工を施すだけで備えることが可能なので、時間や手間そしてコストもかからない。また、螺入されたボルト抜止め部材は、ボルトの側面に圧接したままカラーの挿通孔内部に留まるため、ボルト抜止め部材とボルトとの摩擦力によりボルトのカラーからの抜けが防止され得る。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
〔実施形態〕
図1(イ)及び(ロ)は、本発明のアイボルトの構成とその組み立て方を示した図である。本発明のアイボルトは、取付用基部3と係止用リング部4とを一体に形成した環状リング本体5、取付対象物に螺合自在なアンカーボルト13、およびアンカーボルト13に外嵌自在なカラー16とから構成されている。なお、カラー16には、その基端側に、先端部よりも大径のフランジ部17が設けられており、またアンカーボルト13は一般に市販・汎用されているものであり、雄ネジ部14と頭部15とを有する。
図2は、本発明のアイボルトを取付対象物12に螺合固定したときの様子を示す正面(イ)とその側面(ロ)の縦断面図である。
取付用基部3には、貫通孔2が設けられており、さらにその貫通孔2内には、カラー16のフランジ部17を接当係止するための係止縁部7が周設されており、カラー16は係止縁部7により貫通孔2に内嵌自在となるように構成されている。さらにカラー16の先端部18は、そのフランジ部17を係止縁部7に接当係止した状態で、貫通孔2よりもわずかに外側に突出するように構成されている。つまり、貫通孔2内に設けられているカラー先端挿通孔部19の高さH1は、カラー先端部18の高さH2よりもわずかに低い。その結果、本発明のアイボルトを取付対象物に固定した際、環状リング本体5と取付対象物12との間に隙間が生じ、環状リング本体5はアンカーボルト13の軸心周りに遊転可能となる。
図1及び図2に示されるように、本実施形態では、カラー16とボルト頭15が貫通孔2の内部に嵌入するように構成されているので、嵌入しない場合と比べて、係止用リング部4の開口部20が広くなり、起重滑車またはひも滑車等のフック33がより掛け易くなっていると共に、ボルト頭が取付対象物12により近接した状態となり、アンカーボルト13に掛かるせん断荷重をより軽減させることが可能となる。
図3は、本発明のアイボルトを取付対象物12に螺合固定する際の様子を順に示した縦断面図である。
まず、図3(イ)に示されるように、アンカーボルト13にカラー16を外嵌し、ボルトの先端を、貫通孔2の中心軸10に対して斜め方向から挿入する。このとき、アンカーボルト13が貫通孔2の入口部分と出口部分の縁(それぞれS1及びS2と称す)と接した状態において、アンカーボルト13の軸心と貫通孔2の軸心上に位置する係止用リング部4との距離L1と、アンカーボルト13頭の半径L2とがL1≧L2を満たすようなアンカーボルト13であれば、その長さに関係なく挿通が可能である。尚、アンカーボルト13の長さが係止用リング部4の開口部の径D´の大きさよりも小さいときは、必ずしも斜め方向から挿入する必要はなく、貫通孔2の中心軸10とアンカーボルト13の中心軸9とを合せて貫通孔2の真上から挿入可能である。
次いで、図3(ロ)に示されるように、アンカーボルト13の頭を係止用リング部4の開口部20内に入れて、貫通孔2の中心軸10とアンカーボルト13の中心軸9とを一致させ、カラー16を係止縁部7に接当係止させる。次いで、六角レンチ(本実施形態で使用されるアンカーボルト13の頭部15には六角レンチを嵌め込むための六角穴が予め設けられている)を用いてアンカーボルトの頭部15を回転させ、その雄ネジ部14を、取付対象物12に設けられた雌ネジ部21に螺合させ、図3(ハ)に示すように取付対象物12に固定する。このとき、上述したように、カラー16の先端部は貫通孔2よりもわずかに外側に突出するように構成されているので、環状リング本体5は、アンカーボルト13の軸心周りに遊転可能となっている。
〔別実施形態〕
図4〜8は、本発明の別実施形態を示している。
図4に示される別実施形態には、六角頭を有するアンカーボルト13と環状リング本体5との相対回転を阻止するロック機構が設けられており、このロック機構は、ピン部材22とそのピン部材22を嵌入自在な嵌入孔23とから構成されている。
図4は、上述の別実施形態における本発明のアイボルトの横断面図(イ)及び縦断面図(ロ)である。
図4(イ)及び(ロ)に示すように、ピン部材22は、簡便に使用できるように環状リング本体5に繋がれている(このような構成にした方が利便性が良いというだけであって、特に常時繋がれている構成としなくとも良い)。また嵌入孔23は、図4(イ)に示すように、六角ボルト頭の回転軌跡(点線にて示す)に通じており、ピン部材22を嵌入孔23に嵌入すると、ピン部材22が回転軌跡の一部と重なって固定されるように構成されている(図4(イ)においては六角ボルト頭の一辺とピン部材22とが接触し得るように記載されている)。そのため、ピン部材22を嵌入した状態で、環状リング本体5をアンカーボルト13の軸心周りに回転させると、アンカーボルト13と環状リング本体5との相対回転が阻止され、その回転力はアンカーボルト13の雄ネジ部14に伝達されるので、スパナや六角レンチを使用しなくとも取付対象物にネジ込み固定か、あるいは取付対象物から取り外しをすることが可能となる。なお、アイボルトを取り付けた後は、ピン部材22を抜き取ることにより、環状リング本体5はアンカーボルト13の軸心周りに再び遊転可能な状態となる。なお、嵌入孔23は、図4に示されるものに限らず、例えば、アンカーボルトの中心軸方向に設けてある構成としても良い。
図5〜図7に示される別実施形態には、カラー16の貫通孔2からの抜けを防止するカラー抜止め機構が設けられている。図5及び図6におけるカラー抜止め機構は、Cリング24とそのCリング24を嵌入自在な環状溝部25とから構成されており、また図7におけるカラー抜止め機構は、カラー先端部18の外周に圧入装着可能な抜け止めリング26(輪ゴム等)とその抜け止めリング26を収納可能な環状収納部27とから構成されている。
図5は、ボルト長Bが開口部の径D´よりも大きなボルトに対して適用することによって特に有効になる、本発明のアイボルトの横断面図(イ)及び縦断面図(ロ)であり、図6は、ボルト長Bが開口部の径D´よりも小さなボルトに対して適用することによって特に有効になる、本発明のアイボルトの横断面図(イ)及び縦断面図(ロ)である。
図5(ロ)に示されるように、環状溝部25は、貫通孔2の径方向内周面で、かつカラー16のフランジ部17を係止縁部7に接当係止した状態で、カラー16の位置よりも上方に設けられており、さらに環状溝部25の溝の深さは抜け止めCリング24の径方向の厚さよりも浅く形成してある。そのため、図5(ロ)に示されるアイボルトをたとえ逆さにしても、カラー16は貫通孔2から抜けることはなく、従ってアンカーボルト13についても抜けることはない。ただし、図6(ロ)に示されるように、ボルト長Bが開口部の径D´よりも小さいアンカーボルト13については、抜ける場合が生じるため、抜け止めCリング24の径方向の厚さをより厚くして、アンカーボルト13自体の抜けを防止するような構成とすべきである。なお、抜け止めCリング24は、アンカーボルト13の頭部15と接触しないように頭部15よりも少し上方に設けられており、その結果、環状リング本体5がアンカーボルト13の軸心周りに遊転することの妨げにならないような構成となっている。
また、図7は、上述の別実施形態における本発明のアイボルトの縦断面図である。
抜け止めリング26は、金属リングあるいは伸縮自在なゴムのような材質からできており、その内径の大きさはカラー先端部18の外径と同じか、またはわずかに小さい。
環状収納部27は、貫通孔2の端部の径方向内周面にリング状に設けられて、抜け止めリング26が係止される縁部28を構成しており、その外径の大きさd1は、カラー先端部18に抜け止めリング26を圧入装着した状態での抜け止めリング26の外径の大きさd2よりもわずかに大きい。さらに、抜け止めリング26をカラー先端部18と面一にした状態で、カラー16のフランジ部17と抜け止めリング26との距離h1は、縁部28の幅h2よりもわずかに大きい構成となっている。そのため、環状リング本体5と抜け止めリング26とが密着しないので、環状リング本体5がアンカーボルト13の軸心周りに遊転することの妨げにならないような構成となっている。
図8に示される別実施形態には、アンカーボルト13のカラー16からの抜けを防止するボルト抜止め機構が設けられている。このボルト抜止め機構は、ボルト抜止め部材30と取付用基部3の外側側面からアンカーボルト13まで挿通する挿通孔31とから構成されている。図8(イ)及び(ロ)は、それぞれこの別実施形態における本発明のアイボルトの縦断面図である。
図8(イ)に示されるように、挿通孔31は、カラー16と取付用基部3とにわたって設けられており、カラー16のフランジ部17を係止縁部7に接当係止すると、アンカーボルト13まで挿通するような構成となっている。また、特に取付用基部3に設けられた挿通孔には雌ネジが設けられている。
ボルト抜止め部材30は、好ましくは小さな鋼球30aのようなもので構成されている。そして、図8(イ)に示されるように、鋼球30aが接する周溝32をアンカーボルト13の側面に周設する。鋼球30aをアンカーボルト13に接するまで挿入したときに鋼球30aはカラー16と周溝32とにわたって存在することになる。なおこのとき、アンカーボルト13とカラー16との相対回転が可能である。次いで、雄ネジを設けてある蓋部材34を螺合して取付用基部3に設けられた挿通孔31を塞ぎ、鋼球30aが、カラー16と周溝32とにわたって常に存在するようにする。なお、このときカラー16の挿通孔31内に挿入された鋼球30aは、カラー16の外側側面には突出せず、また、蓋部材34の先端部も貫通孔2内に突出しないようにしてある。従って、カラー16と環状リング本体5との相対回転が可能であり、環状リング本体5がアンカーボルト13の軸心周りに遊転することの妨げにならないような構成となっている。
また、図8(ロ)に示されるように、挿通孔31は、カラー16と取付用基部3とにわたって設けられており、カラー16のフランジ部17を係止縁部7に接当係止すると、アンカーボルト13まで挿通するような構成となっている。また、特にカラー16に設けられた挿通孔には雌ネジが設けられている。
ボルト抜止め部材30は、好ましくは雄ネジを設けた小さなビス30bのようなもので構成されている。そして、図8(ロ)に示されるように、ビス30bが接する周溝32をアンカーボルト13の側面に周設する。少なくともビス30bの先端部が周溝32内にあるようにビス30bを螺入して、ビス30bがカラー16と周溝32とにわたって存在するように構成する。また、上述のようにビス30bを螺入したとき、アンカーボルト13とカラー16との相対回転が可能である。なお、カラー16の挿通孔31内に螺入されたビス30bの基端部は、カラー16の外側側面には突出しないようにしてある。従って、ビス30bと貫通孔2の内周面は接触しないので、カラー16と環状リング本体5との相対回転が可能であり、環状リング本体5がアンカーボルト13の軸心周りに遊転することの妨げにならないような構成となっている。
尚、本発明の実施形態及び別実施形態において使用されるアンカーボルト13としては、多角頭(例えば、六角頭等)を有するものや多角穴(例えば、六角穴等)を有するものを適宜使用することができる。
〔その他の実施形態〕
1.本発明の別実施形態は、それぞれ別個に設けてある構成としてもよいし、また必要に応じて複数の別実施形態をそれぞれ任意に組み合わせて設ける構成としても良い。
本発明のアイボルトの構成及びその組み立て方を示した斜視図 本発明のアイボルトを取付対象物に螺合固定したときの様子を示す正面(イ)および側面(ロ)の縦断面図 本発明のアイボルトを取付対象物に螺合固定する際の様子を順に示した縦断面図 本発明の別実施形態におけるアイボルトの横断面図(イ)及び縦断面図(ロ) 本発明の別実施形態におけるアイボルトの横断面図(イ)及び縦断面図(ロ) 本発明の別実施形態におけるアイボルトの横断面図(イ)及び縦断面図(ロ) 本発明の別実施形態におけるアイボルトの縦断面図 本発明の別実施形態におけるアイボルトの縦断面図 従来のアイボルト構造を示す側面(イ)及び正面(ロ)の縦断面図
符号の説明
1 従来のアンカーボルト
2 貫通孔
3 取付用基部
4 係止用リング部
5 環状リング本体
6 シリンダー部分
7 係止縁部
8 環状フランジ部分
9 アンカーボルトの中心軸
10 貫通孔の中心軸
12 取付対象物
13 市販のアンカーボルト
14 雄ネジ部
15 頭部
16 カラー
17 フランジ部
18 カラー先端部
19 カラー先端挿通孔部
20 開口部
21 雌ネジ部
22 ピン部材
23 嵌入孔
24 抜け止めCリング
25 環状溝部
26 抜け止めリング
27 環状収納部
28 環状収納部の縁部
30 ボルト抜け止め部材
31 挿通孔
32 周溝
33 フック
34 蓋部材

Claims (9)

  1. 取付対象物に対する取付用基部と、吊下げ装置に対する係止用リング部とを一体に形成した環状リング本体を設け、前記リング部の径方向でその内側から外側に向けて、前記取付対象物に螺合自在なボルトの先端側を挿通させて係止自在な貫通孔を、前記基部に設けてあるアイボルトであって、
    前記貫通孔と前記ボルトとは、互いの中心軸を一致させずとも挿通可能であり、
    前記貫通孔に内嵌自在で且つ前記ボルトに外嵌自在なカラーを設け、前記ボルトに外嵌した前記カラーの先端部が挿通可能なカラー先端挿通孔部を前記貫通孔に形成し、前記カラーの先端部よりも大径のフランジ部を前記カラーの基端側に形成すると共に、前記フランジ部を接当係止する係止縁部を、前記基部に設けてあるアイボルト。
  2. 前記カラーのフランジ部を前記係止縁部に接当係止した状態で、前記先端部が前記貫通孔より外方に突出するように、前記カラーの長さを設定してある請求項1に記載のアイボルト。
  3. 前記ボルトと前記環状リング本体との相対回転を阻止するロック機構が前記取付用基部に備えられている請求項1又は2に記載のアイボルト。
  4. 前記ロック機構が、ピン部材とそのピン部材を嵌入自在な嵌入孔とから構成されており、前記ボルトが六角ボルトであって、前記嵌入孔が前記六角ボルト頭の回転軌跡に通じており、前記ピン部材が前記回転軌跡の少なくとも一部を占めるように嵌入固定される請求項3に記載のアイボルト。
  5. 前記カラーの前記貫通孔からの抜けを防止するカラー抜止め機構が、前記環状リング本体の取付用基部か又は前記カラーの少なくともいずれか一方に設けてある請求項1〜4のいずれか1項に記載のアイボルト。
  6. 前記カラー抜止め機構が、抜け止めCリングとその抜け止めCリングを嵌入自在な環状溝部とから構成されており、前記環状溝部は、前記貫通孔の径方向内周面で、かつ前記カラーのフランジ部を前記係止縁部に接当係止した状態で前記カラーの基端部面の位置よりも上方に設けられており、さらに前記環状溝部の溝の深さは前記抜け止めCリングの径方向の厚さよりも浅く形成してある請求項5に記載のアイボルト。
  7. 前記カラー抜止め機構が、前記カラーのフランジ部を前記係止縁部に接当係止した状態で、前記カラーの先端側から前記カラー先端部の外周に圧入装着可能な抜け止めリングとその抜け止めリングを収納可能な環状収納部とから構成されており、前記環状収納部は、前記貫通孔の端部の径方向内周面に設けられている請求項5に記載のアイボルト。
  8. 前記ボルトの前記カラーからの抜けを防止するボルト抜止め機構が、前記カラー又は前記ボルトの少なくともいずれか一方に設けてある請求項5〜7のいずれか1項に記載のアイボルト。
  9. 前記ボルト抜止め機構が、前記カラーのフランジ部を前記係止縁部に接当係止し、且つ前記ボルトの頭部を前記カラーの基端面に接当係止した状態で、前記取付用基部の外側側面から前記ボルトまで挿通する挿通孔が前記カラーと前記取付用基部とに設けられており、ボルト抜止め部材全体を前記挿通孔を介して前記カラーの挿通孔内に螺入して前記ボルトと前記ボルト抜止め部材を圧接させることにより前記ボルトの前記カラーからの抜けを防止する請求項8に記載のアイボルト。
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