JP2015045391A - アイボルト - Google Patents

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Rung-De Hong
榮▲徳▼ 洪
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Abstract

【課題】ボルトを締め付けた後、ボルトに対してリングを自由回転させることが可能なアイボルトを提供する。
【解決手段】リング10は、基部12および基部12に位置する環状部14とを有する。基部12は第一貫通孔122を有する。第一貫通孔122は環状部14により囲まれた区域と繋がる。ワッシャ20は、リング10の第一貫通孔122内に位置し、第二貫通孔221を有する。ワッシャ20は、少なくとも一つの部位の縦断面の軸方向幅が第一貫通孔122の軸方向の深さより大きく形成されている。ボルト30は、相互に連結されたヘッド部32およびシャフト34を有し、ヘッド部32の外径がシャフト34の外径より大きく形成されている。シャフト34は第一貫通孔122および第二貫通孔221を貫通可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ボルトに関し、詳しくはアイボルトに関するものである。
従来、プラスチック射出成形機は、金型を簡単に取り替えるため、金型を装着する際、先端にリングを有するアイボルトと金型とを結合させ、そののちアイボルトの先端のリングと作業台とを結合させることによって金型を固定する。しかしながら、上述した固定方式は、アイボルトを締め付け、金型を一定の角度に固定した後、角度調整を行うことができないため、金型を強制的に回し、角度を換えると金型が緩んでアイボルトから逸脱することが起こりやすくなる。
上述した欠点を改善するため、業者は研究および開発を進める。例えば特許文献1に開示されたアイボルト(eyebolt)は、リングとボルトが分離できるように設計されるため、ボルトと金型とを結合させた後、ボルトに対し、先端のリングを回転させることによって金型の角度を調整することができる。
しかしながら、上述した設計は型の角度を調整することができるが、ボルトをある程度まで締め付けると、ボルトのヘッド部でリングを押さえるため、リングは圧迫され、回転しにくくなり、組み立て、固定および調整作業に支障をきたすことが生じる。
米国特許公告5690457号明細書
本発明は、ボルトを締め付けた後、ボルトに対してリングを自由回転させることが可能なアイボルトを提供することを主な目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明によるアイボルトは、物体に装着するのに用いられ、リング、ワッシャおよびボルトを備える。リングは、基部および基部に位置する環状部とを有する。基部は第一貫通孔を有する。第一貫通孔は環状部により囲まれた区域と繋がる。ワッシャは、リングの第一貫通孔内に位置し、第二貫通孔を有する。ワッシャは、少なくとも一つの部位の縦断面の軸方向幅が第一貫通孔の軸方向の深さより大きく形成されている。ボルトは、相互に連結されたヘッド部およびシャフトを有し、ヘッド部の外径がシャフトの外径より大きく形成されている。シャフトは第一貫通孔および第二貫通孔を貫通可能であり、かつねじ山を有する。
シャフトと物体に形成されているねじ孔とが結合する際、ワッシャは物体の表面に当接する。ヘッド部はワッシャを押し付ける。リングはワッシャおよびボルトに対し回転可能である。
本発明の第1実施形態によるアイボルトを示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態によるアイボルトを示す断面図である。 図2中のA部分を示す拡大図である。 本発明の第2実施形態によるアイボルトを示す断面図である。
以下、本発明の実施形態によるアイボルトを図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1および図2に示すように、本発明の第1実施形態によるアイボルトは、リング10、ワッシャ20およびボルト30を備える。
リング10は、基部12と、基部12に位置する環状部14とを有する。基部12は第一貫通孔122を有する。第一貫通孔122は環状部14から囲まれた区域に繋がる。環状部14は第一貫通孔122に接する部位に装着空間141を有する。第一貫通孔122は内壁に環状に形成された突出壁部123を有する。突出壁部123は環状部14から囲まれた区域に向かう表面が軸方向に対して傾斜した斜面123aである。
ワッシャ20は、当接部22およびマット部24を有する。当接部22は第二貫通孔221を有し、外径が突出壁部123の内径より小さい。マット部24は当接部22を囲むように形成され、外径が第一貫通孔122の孔径より小さい。図3に示すように、当接部22の縦断面の軸方向の幅H1は第一貫通孔122の軸方向の深さH2より大きい。
ボルト30は、相互に連結されたヘッド部32およびシャフト34を有する。ヘッド部32は頂部の中央に六角形凹部321を有し、底部に斜面322を有する。斜面322は突出壁部123の斜面123aに対応する。ヘッド部32は外径がシャフト34の外径より大きく、かつ環状部14の内径より小さい。シャフト34はねじ山を有する。
上述した構造設計により、組み立てを行う際、リング10の第一貫通孔122内にワッシャ20を装着し、そののち環状部14から囲まれた区域から第一貫通孔122および第二貫通孔221内にボルト30のシャフト34を差し込み、かつリング10に突出させる。続いて、ワッシャ20の当接部22の一部分をシャフト24と突出壁部123との間に位置させ、ヘッド部32を装着空間141内に位置させる。このとき突出壁部123はヘッド部32とマット部24との間に位置する。一方、環状部14の内径がヘッド部32の外径より大きいため、リング10内にボルト30を装着する際、妨害を余計に受けることがない。突出壁部123上の軸方向に対して傾斜した斜面123aは誘導効果を有するため、第一貫通孔122および第二貫通孔221内にシャフト34を簡単に差し込むことができる。
続いて、リング10に突出したシャフト34と型100のねじ山110とを結合させ、そののち六角形凹部321に六角レンチ(図中未表示)を差し込み、ボルト30を回して締め付ける。ボルト30を締め付ければ、ボルト30のヘッド部32で装着空間141内の当接部22の頂部を押さえ、ワッシャ20の底部を金型100の表面に当接させることによって型100を連結することができる。続いて、リング10の環状部14と作業台(図中未表示)とを連結すれば、型100を作業台に固定することができる。一方、当接部22の縦断面の軸方向の幅H1は第一貫通孔122の軸方向の深さH2より大きく、突出壁部123の斜面123aとヘッド部32の斜面322とは相互に対応するため、ヘッド部32およびマット部24と突出壁部123との間に隙間を残すことによってワッシャ20およびボルト30に対し、リング10を自由回転させることができる。金型100と作業台とを連結した後でも、型100の角度を簡単に調整し、組み立ておよび調整作業の効率を向上させることができる。
(第2実施形態)
図4に示したのは本発明の第2実施形態である。第1実施形態との違いは、次の通りである。リング40の突出壁部46は表面が軸方向に直交する平面461であるのに対し、ボルト60のヘッド部62は底面が軸方向に直交する平面622である。上述したとおり、平面設計を採用すれば、ボルト60を締め付ける際の力をワッシャ50の当接部54に均等に分布させ、アイボルトを組み立てる際の信頼性を向上させることができる。
本発明は、金型100と結合して使用されると限らず、秤または別のねじ孔を有する物体と結合して使用されてもよい。
以上、本発明は、上記実施形態になんら限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実施可能である。
10:リング、
12:基部、
122:第一貫通孔、
123:突出壁部、
123a:斜面、
14:環状部、
141:装着空間、
20:ワッシャ、
22:当接部、
221:第二貫通孔、
24:マット部、
30:ボルト、
32:ヘッド部、
321:六角形凹部、
322:斜面、
34:シャフト、
H1:幅、
H2:深さ、
40:リング、
46:突出壁部、
461:平面、
50:ワッシャ、
54:当接部、
60:ボルト、
62:ヘッド部、
622:平面、
100:金型、
110:ねじ孔。

Claims (9)

  1. 物体に装着するのに用いられ、リング、ワッシャおよびボルトを備え、
    前記リングは、基部および当該基部に位置する環状部を有し、前記基部に第一貫通孔が形成されており、前記第一貫通孔が前記環状部により囲まれた区域と繋がっており、
    前記ワッシャは、前記リングの前記第一貫通孔内に位置し、第二貫通孔を有し、少なくとも一つの部位の縦断面の軸方向の幅が前記第一貫通孔の軸方向の深さより大きく形成されており、
    前記ボルトは、相互に連結されているヘッド部およびシャフトを有し、前記ヘッド部の外径が前記シャフトの外径より大きく形成されて入り、前記シャフトがねじ山を有し前記第一貫通孔および前記第二貫通孔を貫通可能であり、
    前記シャフトと前記物体に形成されているねじ孔とが結合するとき、前記ワッシャが前記物体の表面に当接し、前記ヘッド部が前記ワッシャを押し付け、前記リングが前記ワッシャおよび前記ボルトに対し回転可能であることを特徴とするアイボルト。
  2. 前記第一貫通孔は、内壁に形成された突出壁部を有し、
    前記ワッシャは、当接部およびマット部を有し、前記当接部が前記第二貫通孔を有し、前記第二貫通孔の縦断面の軸方向の幅が前記第一貫通孔の軸方向の深さより大きく形成されており、前記マット部が前記当接部を囲むように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアイボルト。
  3. 前記第一貫通孔は、前記突出壁部により囲まれた区域の内径が前記当接部の外径より大きく形成されていることを特徴とする請求項2に記載のアイボルト。
  4. 前記第一貫通孔は、内径が前記マット部の外径より大きく形成されていることを特徴とする請求項2に記載のアイボルト。
  5. 前記環状部は、内径が前記ヘッド部の外径より大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアイボルト。
  6. 前記突出壁部は、前記環状部により囲まれた区域に向かう表面が斜面であり、
    前記ヘッド部は、前記突出壁の前記斜面と対向している表面が斜面であることを特徴とする請求項2に記載のアイボルト。
  7. 前記突出壁部は、前記斜面が前記ワッシャの軸方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項6に記載のアイボルト。
  8. 前記突出壁部は、前記環状部により囲まれた区域に向かう表面が、前記ワッシャの軸方向に直交する平面であり、
    前記ヘッド部は、前記突出壁の前記平面と対向している表面が前記ワッシャの軸方向に直交する平面であることを特徴とする請求項2に記載のアイボルト。
  9. 前記環状部は、前記第一貫通孔に接続する部位に装着空間を有し、
    前記ヘッド部は、前記装着空間内に位置することを特徴とする請求項1に記載のアイボルト。
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