JPH1151049A - チューブ式ボールねじ装置 - Google Patents

チューブ式ボールねじ装置

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JPH1151049A
JPH1151049A JP9206601A JP20660197A JPH1151049A JP H1151049 A JPH1151049 A JP H1151049A JP 9206601 A JP9206601 A JP 9206601A JP 20660197 A JP20660197 A JP 20660197A JP H1151049 A JPH1151049 A JP H1151049A
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tube
load
rolling groove
screw device
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Shigeru Ebina
茂 海老名
Ryuji Takeda
竜治 武田
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    • F16H25/2204Screw mechanisms with balls, rollers, or similar members between the co-operating parts; Elements essential to the use of such members with balls
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無限軌道の負荷領域と無負荷領域との間で行
なわれるボールの授受を円滑にし、これによってボール
の円滑な循環運動を達成できるチューブ式ボールねじ装
置を提供する。 【解決手段】 ねじ軸と、このねじ軸に螺合するナット
部材と、このナット部材に取り付けられるボール循環用
管状体と、上記ナット部材及びボール循環用管状体に形
成された無限軌道内を走行するボール連結体とを備えた
側蓋式ボールねじ装置であり、無負荷ボール通路からな
る無限軌道の無負荷領域にはボール連結体の連結体を案
内する案内溝条を形成し、負荷転走溝からなる無限軌道
の負荷領域では各ボールで連結体を移動せしめると共に
無限軌道の無負荷領域では連結体で各ボールを案内して
移動せしめ、無負荷ボール通路の少なくとも負荷転走溝
側にはこの負荷転走溝を移動するボールの進行方向に沿
って連結体を案内する誘導部を形成したチューブ式ボー
ルねじ装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ねじ軸とナット
部材とを多数のボールを介して螺合させて構成され、工
作機械や工業用ロボット等のスライド部においてモータ
ー等の回転運動を直線運動に変換して伝達するボールね
じ装置に係り、特にボールの無限軌道を構成するために
ボール循環用管状体を有するチューブ式ボールねじ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ボールねじ装置は、外周面に螺
旋状のボール転走溝を有するねじ軸と、内周面に上記ボ
ール転走溝と相対向し、かつ、このボール転走溝と同じ
リード角の螺旋状の負荷転走溝を有するナット部材と、
これら負荷転走溝とボール転走溝との間に介装されて荷
重を負荷しながら転走する多数のボールとで構成されて
おり、そして、上記多数のボールを循環させるためにボ
ールの無限軌道が構成されている。
【0003】このボールの無限軌道を構成する方法につ
いては、従来より幾つかの方法が知られており、例え
ば、図20及び図21に示すように、ねじ軸aのボール
転走溝bとナット部材cの負荷転走溝dとが形成する負
荷領域の始端と終端との間に、両端部にボール転走溝b
内まで突出して負荷領域のボール転走溝b内を転走して
くるボールeをすくい上げ、あるいは、この負荷領域の
ボール転走溝b内にボールeを送り込む舌片gを備えた
ボールチューブfを架け渡し、負荷領域の終端を出たボ
ールeをこのボールチューブfを介して再び負荷領域の
始端に循環させるチューブ方式(実開昭49−6467
2号公報)等が知られている。
【0004】しかしながら、このチューブ式の方法は、
ボールeがその無限軌道の負荷領域の終端から無負荷領
域に移行する際に、ボールチューブfの舌片gに衝突
し、これによって転走するボールeが無負荷領域を形成
するボールチューブf内にすくい上げられ、再び負荷領
域の始端に循環されるようになっている。
【0005】このため、この従来のボールねじ装置にお
いては、負荷領域を転走するボールを無負荷領域にすく
い上げ、あるいは、この無負荷領域にあるボールを負荷
領域に送り込む際に、転走するボールの進行方向を変え
るための舌片gの存在が不可欠であり、このために必然
的にボールの円滑な循環運動が損なわれ、結果としてボ
ールねじ装置の均一で安定した回転運動が損なわれた
り、寿命が短くなり、また、騒音が発生する原因にもな
っている。
【0006】更に、実開平5−27408号公報には、
図22に示すように、ボール循環用パイプ(ボールチュ
ーブf)を備えたボールeの循環経路h内に可撓性を有
する帯状リテーナiをこの循環経路h全長に亘って摺動
可能に設け、この帯状リテーナiには多数のボール用ポ
ケット(図示せず)をその全長に亘って所定の間隔で設
け、これらのボール用ポケット内にボールeを回転可能
に保持させ、これによって互いに隣接するボールe同士
が接触することがなく、回転トルクムラがなくて動作特
性に優れ、循環経路h内を円滑に循環移動することがで
きるボールねじ装置が開示されている。
【0007】しかしながら、このようなボールねじ装置
においては、ボールeの循環経路h内に組み込まれた帯
状リテーナiに不可避的に大きな捩れと曲げとが発生
し、この帯状リテーナiの捩れと曲げとを循環経路h内
で吸収する必要があり、「循環経路内に組み込んだ帯状
リテーナにより互いに隣接するボール同士の接触を防止
して動作特性に優れたボールねじ装置とする」という考
え方としては成立しても、実際には循環経路h内で帯状
リテーナiの捩れと曲げとをどのようにして吸収するか
について適当な手段がなく、現実に製品として完成する
には至っていないのが実情であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、この問題を根本的に解決できる手段について鋭意検
討した結果、多数のボールを整列状態にかつ転動可能に
保持する可撓性の連結体を用いてボール連結体を構成
し、また、無負荷ボール通路からなる無限軌道の無負荷
領域にはボール連結体の連結体を案内する案内溝条を形
成し、負荷転走溝からなる無限軌道の負荷領域では各ボ
ールで連結体を移動せしめると共に無限軌道の無負荷領
域では連結体で各ボールを案内して移動せしめ、無負荷
ボール通路の少なくとも負荷転走溝側にはこの負荷転走
溝を移動するボールの進行方向に沿って連結体を案内す
る誘導部を形成し、これによって無限軌道の負荷領域と
無負荷領域との間で行なわれるボールの授受を円滑に
し、無限軌道内でのボールの円滑な循環運動を達成でき
ることを見出し、本発明を完成させた。
【0009】従って、本発明の目的は、無限軌道の負荷
領域と無負荷領域との間で行なわれるボールの授受を円
滑にし、これによってボールの円滑な循環運動を達成で
きるチューブ式ボールねじ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、外
周面に螺旋状のボール転走溝を有するねじ軸と、内周面
に上記ねじ軸のボール転走溝と相対向する螺旋状の負荷
転走溝を有するナット部材と、このナット部材に取り付
けられ、上記負荷転走溝の始端と終端を連通連結してボ
ールの無限軌道をなす無負荷ボール通路を有するボール
循環用管状体と、上記無限軌道内を転走する多数のボー
ル及びこれらのボールを整列状態にかつ回転自在に保持
する連結体で形成されたボール連結体とを備えたチュー
ブ式ボールねじ装置において、上記無負荷ボール通路か
らなる無限軌道の無負荷領域には上記ボール連結体の連
結体を案内する案内溝条を形成し、上記負荷転走溝から
なる無限軌道の負荷領域では各ボールで連結体を移動せ
しめると共に無限軌道の無負荷領域では連結体で各ボー
ルを案内して移動せしめ、上記無負荷ボール通路の少な
くとも負荷転走溝側にはこの負荷転走溝を移動するボー
ルの進行方向に沿って連結体を案内する誘導部を形成し
たチューブ式ボールねじ装置である。
【0011】また、本発明は、外周面に螺旋状のボール
転走溝を有するねじ軸と、内周面に上記ねじ軸のボール
転走溝と相対向する螺旋状の負荷転走溝を有すると共に
この負荷転走溝の一端から他端へボールを循環させるた
めの無負荷ボール通路を有し、多数のボールを介して上
記ねじ軸に螺合するナット部材と、このナット部材に取
り付けられ、一端が上記負荷転走溝の終端に開口すると
共に他端が負荷転走溝の始端に開口し、負荷転走溝の終
端から出てきたボールを負荷転走溝の始端に送り込んで
ボールを循環させる無負荷ボール通路を形成するボール
循環用管状体と、上記ナット部材の負荷転走溝とボール
循環用管状体の無負荷ボール通路とが形成する無限軌道
内を転走する多数のボール及びこれらのボールを互いに
鎖状に連結する可撓性の連結体で形成されたボール連結
体とを備えたチューブ式ボールねじ装置において、上記
ボール連結体の連結体を各ボール間に介装される介装部
とこれら介装部の間を連通連結する連結部とで構成して
この連結体により多数のボールを整列状態にかつ転動可
能に保持せしめ、上記ボール循環用管状体を一対の管ピ
ースとこれら一対の管ピースの間を連通連結するチュー
ブ体とで構成し、上記各管ピースには少なくともその負
荷転走溝側にこの負荷転走溝のリード角に沿ってその接
線方向に各ボールを誘導する誘導領域を持つ案内孔を設
け、これら一対の管ピースの案内孔及びこれらの案内孔
の間を連通連結して無負荷ボール通路を形成するチュー
ブ体の連通孔には上記ボール連結体を構成する連結体の
連結部が摺動可能に嵌合してこの連結体を案内する案内
溝条を形成し、無限軌道の負荷領域を構成する負荷転走
溝ではこの負荷転走溝を転走する各ボールにより連結体
を移動せしめると共に無限軌道の無負荷領域を構成する
無負荷ボール通路ではこの無負荷ボール通路を移動する
連結体で各ボールを案内して移動せしめるチューブ式ボ
ールねじ装置である。
【0012】本発明において、上記ねじ軸の外周面に形
成されるボール転走溝については、その断面形状が略々
半円のボール転走面を有する、いわゆるサーキュラー状
に形成されても、また、2つの略々1/4円の円弧状ボ
ール転走面が交わった、いわゆるゴシックアーチ状に形
成されていてもよく、そして、その数も1条であっても
2条以上の複数条であってもよい。
【0013】また、多数のボールを介して上記ねじ軸に
螺合するナット部材については、その内周面に上記ねじ
軸のボール転走溝と相対向する螺旋状の負荷転走溝を有
するものであり、この負荷転走溝についても、上記ねじ
軸のボール転走溝と同様に、その断面形状が略々半円の
ボール転走面を有する、いわゆるサーキュラー状に形成
されても、また、2つの略々1/4円の円弧状ボール転
走面が交わった、いわゆるゴシックアーチ状に形成され
ていてもよく、そして、その数もボール転走溝の数に対
応して1条であっても2条以上の複数条であってもよ
い。
【0014】本発明において、無限軌道の無負荷ボール
通路を形成するボール循環用管状体は、一対の管ピース
とこれら一対の管ピースの間を連通連結するチューブ体
とで構成され、また、上記各管ピースには少なくともそ
の負荷転走溝側にこの負荷転走溝のリード角に沿ってそ
の接線方向に各ボールを誘導する誘導領域を持つ案内孔
が設けられ、更に、これら一対の管ピースの案内孔及び
これらの案内孔の間を連通連結して無負荷ボール通路を
形成するチューブ体の連通孔には上記ボール連結体を構
成する連結体の連結部が摺動可能に嵌合してこの連結体
を案内する案内溝条が形成されている。
【0015】そして、上記一対の管ピースに形成された
各案内孔については、好ましくは、ナット部材の負荷転
走溝側の始端からチューブ体の連通孔側の終端にかけ
て、負荷転走溝側始端における案内溝条の位置が対称に
なり、かつ、連通孔側終端における案内溝条の位置が同
じになるように、捩れ及び/又は曲げが与えられ、これ
によってこれら一対の管ピース間を連通連結するチュー
ブ体を容易に形成できるようになっている。
【0016】特に好ましくは、一対の管ピースの各案内
孔をその全長に亘って誘導領域に形成すると共にこれら
各案内孔の案内溝条の一部又は全部にその位置の捩れを
付与し、また、これら一対の管ピース間を連通連結する
チューブ体には、その始端から終端に亘って案内溝条が
同じ位置になるように形成すると共にその始端側及び終
端側に曲げ部を形成し、一対の管ピースを粉末金属を用
いた焼結体で互いに全く同じ形状に形成し、更に、これ
ら一対の管ピース間を連通連結するチューブ体を互いに
全く同じ形状の一対のチューブ片で構成する。このよう
に、ボール循環用管状体を互いに同じ形状の一対の管ピ
ースと互いに同じ形状の一対のチューブ片とで構成する
ことにより、成形部品の数を少なくすることができる。
【0017】更に、各管ピースの形状については、好ま
しくはその外側輪郭形状を楕円形、四角形、五角形等の
非円形状に形成し、また、ナット部材側にはこの各管ピ
ースの外側輪郭形状に対応する非円形状の嵌合穴を穿設
し、この嵌合穴内に管ピースを嵌め込むことによりナッ
ト部材に取り付ける各管ピースの位置決めが行なわれる
ようにするのがよい。
【0018】また、これら各管ピースについては、その
全体が1つの部品として成形されていてもよく、また、
複数に分割されて形成され、ナット部材側に穿設された
嵌合穴内に嵌合した際に分割された各管ピースが相俟っ
て1つの完成した管ピースを形作るようにしてもよい。
【0019】なお、一対の管ピースとチューブ体との間
を連通連結する方法についても、これら各管ピース及び
チューブ体によって形成される無負荷ボール通路やこの
無負荷ボール通路に沿って形成される案内溝条が段差な
く滑らかに連続して形成されればよく、特に制限される
ものではないが、ナット部材にはその外周面にチューブ
体を固定するための取付面を形成すると共にこのナット
部材に穿設する嵌合穴の深さを各管ピースの長さ寸法よ
り深くし、また、各管ピースの上面にはチューブ体の端
部の位置決めをする位置決め用段差部を形成し、この位
置決め用段差部にチューブ体の両端部を位置させてナッ
ト部材の取付面に固体金具等の手段で固定するのがよ
い。
【0020】なお、一対の管ピースとチューブ体とから
なるボール循環用管状体の無負荷ボール通路に付与され
る捩れ及び/又は曲げは、その全てが管ピース側で処理
されていてもよいが、管ピース側には捩れのみを付与
し、チューブ体側で曲げを付与するようにするのがよ
い。このように捩れ及び/又は曲げの処理を管ピースと
チューブ体とに分散させ、加工性の向上と成形部品の共
通化を図り、部品点数を低減して低コスト化を図るのが
よい。
【0021】そして、ボールの無限軌道内に組み込まれ
るボール連結体については、各ボールが互いに衝突しな
いように連結体で各ボールを鎖状に連結し、かつ、無限
軌道の負荷領域ではこの負荷領域を転走する各ボールで
連結体を移動せしめると共に無負荷領域ではこの無負荷
領域を移動する連結体で各ボールを案内して移動せしめ
ることができるように、少なくとも連結体が各ボールを
脱落しないように、かつ、転動可能に保持している必要
があり、そのために連結体は各ボール間に介装される介
装部とこれら介装部の間を連通連結する連結部とで構成
される。
【0022】このボール連結体は、両端部を有する連結
体で形成された1本又は複数本の有端ボール連結体とし
てボールの無限軌道内に組み込まれてもよいほか、無端
の連結体を有する1本の無端ボール連結体としてボール
の無限軌道内に組み込まれてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施例に基
づいて、本発明の実施の形態を説明する。
【0024】図1及び図2に本発明のチューブ式ボール
ねじ装置が示されている。このボールねじ装置は、基本
的には、外周面に1条の螺旋状のボール転走溝5を有す
るねじ軸1と、中央に上記ねじ軸1の貫通孔を有する円
筒状に形成され、その内周面には上記ボール転走溝5と
相対向する1条の螺旋状の負荷転走溝6を有すると共に
その外周に平らな取付面7を有すると共にこの取付面7
の対角線上の位置には取付面7からそれぞれ負荷転走溝
6の始端と終端とに向けて一対の嵌合穴8が穿設されて
いるナット部材2と、このナット部材2の取付面7に取
付金具9によって取り付けられ、上記ナット部材2の負
荷転走溝6の始端と終端との間を連通連結して無限軌道
を形成する無負荷ボール通路10を有するボール循環用
管状体3と、上記ナット部材2の負荷転走溝6(負荷領
域)とこのナット部材2に取り付けられたボール循環用
管状体3の無負荷ボール通路10(無負荷領域)とで形
成される無限軌道内を転走する1本の有端ボール連結体
4とで構成されており、この有端ボール連結体4は多数
のボール11とこれら多数のボール11を互いに鎖状に
連結すると共に合成樹脂で形成されて両端部を有する可
撓性の連結体12とで形成されている。なお、図2にお
いて、有端ボール連結体4は、その連結体12の捩れが
理解され易くなるように、模式的に描かれている。
【0025】この実施例において、上記有端ボール連結
体4は、図3〜図5に示すように、その連結体12が各
ボール11間に介装され、各ボール11の球面に沿って
その上下方向に異なる長さで延びる2種類の爪状の介装
部13a,13b(13)とこれらの介装部13の間を
各ボール11の球面に沿って左右方向に連結する2本の
ベルト部(連結部)14とで形成されている。そして、
上記介装部13は、有端ボール連結体4を湾曲させた際
に、その外側になる側に位置する爪状の介装部13aが
長くてその内側になる側に位置する爪状の介装部13b
が短く形成され、湾曲させた際にもこれらの爪状の介装
部13と2本のベルト部14とによってボール11を抱
え込んで脱落しないように保持し、しかも、短い爪状の
介装部13bを内側にして矢印XY方向に容易に湾曲で
きる形状になっている。
【0026】この有端ボール連結体4は、各ボール11
を中子として金型内に配列し、この金型内に溶融合成樹
脂を射出してインサート成形を行い、次いで金型から離
型したのち、成形された有端ボール連結体4を鉱油系潤
滑油中に浸漬し、成形された連結体12を膨潤させて各
ボール11とこの連結体12との間に隙間を形成せし
め、これによって各ボール11が連結体12に保持され
た状態で自由に回転できるようにされている。
【0027】上記ボール循環用管状体3は、図6〜図8
に示すように、ナット部材2に形成された一対の嵌合穴
8内に嵌め込まれる一対の管ピース15とこれらの管ピ
ース15の間を連通連結するチューブ体16とで構成さ
れており、ボール11の無限軌道を構成する無負荷ボー
ル通路10は一対の管ピース15に形成された案内孔1
0aとチューブ体16に形成された連通孔10bとで構
成されている。
【0028】この実施例において、上記一対の管ピース
15は互いに同じ形状に成形されており、そして、各管
ピース15は、図8〜図10に示されているように、焼
結金属で長手方向斜めの上面15aを有する略々楕円状
筒体に形成されており、この管ピース15に形成された
案内孔10aはその全体が底面15bから上面15aに
向けてナット部材2の負荷転走溝6のリード角に沿って
その接線方向に延びる誘導領域となっており、また、こ
の案内孔10aには上記ボール連結体4の連結体12の
連結部14が摺動可能に嵌合してこのボール連結体4の
連結体12を案内する一対の案内溝条17が形成されて
いる。そして、この案内溝条17は、案内孔10a内に
おいてそのどの位置においても互いに相対向する位置に
存在し、ナット部材2の負荷転走溝6側の始端(管ピー
ス15の底面15b側)からチューブ体16の連通孔1
0b側の終端(管ピース15の上面15a側)にかけて
所定の角度だけ捩れており、これによって、一対の管ピ
ース15がナット部材2に組み込まれた際に、これら一
対の管ピース15において互いに対称の位置関係にある
案内溝条17が連通孔10b側終端において同じ位置関
係となっている。
【0029】なお、ナット部材2に形成された嵌合穴8
は、上記各管ピース15の外側輪郭形状が略々楕円状に
形成されていることに対応して略々楕円状に形成されて
いると共に、その深さが各管ピース15の長さ寸法より
深くなっており、この嵌合穴8内に管ピース15を嵌め
込むことによりこの管ピース15がナット部材2に対し
て位置決めされ、また、これら各管ピース15の上面1
5aには上記チューブ体16の端部が係止してこのチュ
ーブ体16の端部の位置決めをする位置決め用段差部1
5cが形成されており、チューブ体16の始端側及び終
端側に形成された曲げ部16aを上記嵌合穴8内に差し
込んでその先端を位置決め用段差部15cに係止し、こ
のチューブ体16をナット部材2の取付面7に固体金具
9で固定することにより、これら一対の管ピース15及
びチューブ体16がナット部材2に固定されるようにな
っている。
【0030】ここで、上記チューブ体16は、図11〜
図16に示すように、合成樹脂で成形された互いに全く
同じ形状の一対のチューブ片18で構成されており、そ
の両端部にはチューブ体16の曲げ部16aを形成する
曲げ部18aが形成され、また、その内面側中央に沿っ
て上記ボール連結体4の連結体12の連結部14が摺動
可能に嵌合する案内溝条19が形成されている。
【0031】この実施例においては、一対のチューブ片
18を互いに全く同じ形状に形成できるように、その横
断面形状については、領域A→Bについては図13のよ
うに形成され、領域C→Dについては図14のように形
成され、また、領域B→Cについては図15のように形
成され、一対のチューブ片18を組み合わせてチューブ
体16を形成したとき、図16に示すように、このチュ
ーブ体16の連通孔10a内面側には一対の案内溝条1
9が互いに相対向する位置に存在するようになってい
る。
【0032】この実施例において、上記ナット部材2の
負荷転走溝6(負荷領域)と一対の管ピース15の案内
孔10a及びチューブ体16の連通孔10bが形成する
ボール循環用管状体3の無負荷ボール通路10(無負荷
領域)とで形成される無限軌道と、この無限軌道内を転
走する有端ボール連結体4との関係は、図17〜図19
に模式的に示すようになっており、図17では無限軌道
内における有端ボール連結体4の動きとその時の姿勢、
特に案内孔10a内での捩れの状態とチューブ体16の
曲げ部16aにおける曲げの状態とが示されており、ま
た、図18ではナット部材2の負荷転走溝6内を転走す
る有端ボール連結体4の状態が示されており、更に、図
19ではねじ軸1のボール転走溝5内を転走する有端ボ
ール連結体4の状態が示されている。なお、これら図1
7〜図19において、有端ボール連結体4は、その連結
体12の捩れが理解され易くなるように、模式的に描か
れている。
【0033】無限軌道内を転走する有端ボール連結体4
の連結体12の連結部14の位置は、各管ピース15の
案内孔10a内に入る直前又は案内孔10aから出てき
た直後(負荷転走溝6の始端と終端)においては互いに
対称の位置にあり、各管ピース15の案内孔10a内で
所定の角度だけ捩じられて各管ピース15の案内孔10
aのチューブ体16側出口直前では互いに同じ位置関係
になり、そして、両端部にそれぞれ曲げ部16aを有す
るチューブ体16の連通孔10bにおいてはその始端か
ら終端まで同じ位置関係を保っている。
【0034】従って、この実施例では、一対の管ピース
15の案内孔10aがナット部材2の負荷転走溝6のリ
ード角に沿ってその接線方向に延びる誘導領域となって
おり、これによって無限軌道の負荷領域と無負荷領域と
の間で行なわれるボール11の授受が円滑になり、ま
た、一対の管ピース15で所定の捩れ処理が行なわれ、
かつ、チューブ体16の両端で所定の曲げ処理が行なわ
れており、これによって無限軌道内をボール連結体4が
円滑に転走し、結果としてボールの円滑な循環運動が達
成される。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、ボール循環用管状体を
有するボールねじ装置において、その無限軌道内に連結
体で多数のボールを整列状態にかつ転動可能に保持した
ボール連結体を組み込み、無限軌道の無負荷領域を構成
する無負荷ボール通路には連結体を案内する案内溝条を
形成し、無限軌道の負荷領域を構成する負荷転走溝では
各ボールで連結体を移動せしめると共に無負荷領域では
連結体で各ボールを案内して移動せしめ、無負荷ボール
通路の少なくとも負荷転走溝側にはこの負荷転走溝を移
動するボールの進行方向に沿って連結体を案内する誘導
部を形成したので、無限軌道の負荷領域と無負荷領域と
の間で行なわれるボールの授受が極めて円滑になり、こ
れによってボールの円滑な循環運動を達成することがで
きる。
【0036】また、請求項2に記載の発明によれば、ボ
ール循環用管状体を有するボールねじ装置において、そ
の無限軌道内に連結体で多数のボールを整列状態にかつ
転動可能に保持したボール連結体を組み込み、無負荷領
域を構成するボール循環用管状体を一対の管ピースとこ
れら一対の管ピースの間を連通連結するチューブ体とで
構成し、各管ピースには少なくともその負荷転走溝側に
この負荷転走溝のリード角(又はボール転走溝のリード
角)に沿ってその接線方向に各ボールを誘導する誘導領
域を持つ案内孔を設け、これら一対の管ピースの案内孔
及びこれらの案内孔の間を連通連結して無負荷ボール通
路を形成するチューブ体の連通孔には上記ボール連結体
を構成する連結体の連結部が摺動可能に嵌合してこの連
結体を案内する案内溝条を形成し、無限軌道の負荷領域
では各ボールで連結体を移動せしめると共に無負荷領域
では連結体で各ボールを案内して移動せしめるように構
成したので、無限軌道の負荷領域と無負荷領域との間で
行なわれるボールの授受が極めて円滑になり、これによ
ってボールの円滑な循環運動を達成することができる。
【0037】更に、請求項3に記載の発明によれば、ナ
ット部材の負荷転走溝と無負荷ボール通路との間を連通
連結する一対の管ピースの案内孔に、その負荷転走溝側
始端から無負荷ボール通路側終端にかけて、負荷転走溝
側始端における案内溝条の位置が対称になり、かつ、無
負荷ボール通路側終端における案内溝条の位置が同じに
なるように、捩れ及び/又は曲げを与えているので、ボ
ールの無限軌道内を走行するボール連結体はこの方向転
換路でその姿勢が整えられ、これによってボール連結体
を構成する各ボールが互いに干渉し合うことなく、整列
状態で円滑に無限軌道内を循環する。
【0038】更に、請求項4に記載の発明によれば、一
対の管ピースの各案内孔の全長が誘導領域になっている
と共にこれら各案内孔の案内溝条の一部又は全部にその
位置の捩れが設けられており、また、これら一対の管ピ
ース間を連通連結するチューブ体の始端から終端に亘っ
て案内溝条が同じ位置に形成されていると共にその始端
側及び終端側に曲げ部が形成されているので、無負荷ボ
ール通路に必要な捩れと曲げを容易に付与することがで
き、これによってボール連結体が安定して循環できる無
限軌道の無負荷領域を形成することができるほか、これ
ら管ピース及びチューブ体を必要最小限の部品で構成す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、この発明の実施例に係るチューブ式
ボールねじ装置を示す正面図である。
【図2】 図2は、図1のチューブ式ボールねじ装置の
一部を切り欠いてボールの無限軌道の一部を模式的に示
す斜視説明図である。
【図3】 図3は、図1のチューブ式ボールねじ装置に
組み込まれた有端ボール連結体を示す正面説明図であ
る。
【図4】 図4は、図3のA部を拡大して示す部分拡大
図である。
【図5】 図5は、図4の底面図である。
【図6】 図6は、図1のナット部材を示す平面図であ
る。
【図7】 図7は、図1の無限軌道を模式的二示す断面
説明図である。
【図8】 図8は、図1のナット部材及びボール循環用
管状体が形成する無負荷ボール通路を模式的に示す断面
説明図である。
【図9】 図9は、図7の管ピースを示す斜視図であ
る。
【図10】 図10は、図9の管ピースを示す正面図
(a)、平面図(b),及び底面図(c)である。
【図11】 図11は、図8のチューブ体を構成する一
方のチューブ片の平面図である。
【図12】 図12は、図11のチューブ片の正面図で
ある。
【図13】 図13は、図12のチューブ片のA−B領
域における断面図である。
【図14】 図14は、図12のチューブ片のC−D領
域における断面図である。
【図15】 図15は、図12のチューブ片のB−C領
域における断面図である。
【図16】 図16は、図8のチューブ体の断面図であ
る。
【図17】 図17は、図1のチューブ式ボールねじ装
置におけるボールの無限軌道を模式的に示す部分断面斜
視説明図である。
【図18】 図18は、図1のチューブ式ボールねじ装
置におけるナット部材の負荷転走溝内を転走する有端ボ
ール連結体の状態を示す部分断面斜視説明図である。
【図19】 図19は、図1のチューブ式ボールねじ装
置におけるねじ軸のボール転走溝内を転走する有端ボー
ル連結体の状態を示す部分断面斜視説明図である。
【図20】 図20は、従来のボールねじ装置を示す平
面図である。
【図21】 図21は、図20の断面説明図である。
【図22】 図22は、他の従来のボールねじ装置を示
す断面正面図である。
【符号の説明】
1…ねじ軸、2…ナット部材、3…ボール循環用管状
体、4…有端ボール連結体、5…ボール転走溝、6…負
荷転走溝、7…取付面、8…嵌合穴、9…取付金具、1
0…無負荷ボール通路、10a…案内孔、10b…連通
孔、11…ボール、12…連結体、13a,13b(1
3)…介装部、14…ベルト部(連結部)、15…ピー
ス、15a…上面、15b…底面、15c…位置決め用
段差部、16…チューブ体、16a…曲げ部、17…案
内溝条、18…チューブ片、18a…曲げ部、19…案
内溝条、

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に螺旋状のボール転走溝を有する
    ねじ軸と、内周面に上記ねじ軸のボール転走溝と相対向
    する螺旋状の負荷転走溝を有するナット部材と、このナ
    ット部材に取り付けられ、上記負荷転走溝の始端と終端
    を連通連結してボールの無限軌道をなす無負荷ボール通
    路を有するボール循環用管状体と、上記無限軌道内を転
    走する多数のボール及びこれらのボールを整列状態にか
    つ回転自在に保持する連結体で形成されたボール連結体
    とを備えたチューブ式ボールねじ装置において、 上記無負荷ボール通路からなる無限軌道の無負荷領域に
    は上記ボール連結体の連結体を案内する案内溝条を形成
    し、上記負荷転走溝からなる無限軌道の負荷領域では各
    ボールで連結体を移動せしめると共に無限軌道の無負荷
    領域では連結体で各ボールを案内して移動せしめ、上記
    無負荷ボール通路の少なくとも負荷転走溝側にはこの負
    荷転走溝を移動するボールの進行方向に沿って連結体を
    案内する誘導部を形成したことを特徴とするチューブ式
    ボールねじ装置。
  2. 【請求項2】 ボール循環用管状体を一対の管ピースと
    これら一対の管ピースの間を連通連結するチューブ体と
    で構成し、上記各管ピースには、少なくともその負荷転
    走溝側に、各ボールをこの負荷転走溝のリード角に沿っ
    てその接線方向に誘導する誘導領域を持つ案内孔を設け
    た請求項1に記載のチューブ式ボールねじ装置。
  3. 【請求項3】 一対の管ピースに形成された各案内孔
    は、ナット部材の負荷転走溝側の始端からチューブ体の
    連通孔側の終端にかけて、負荷転走溝側始端における案
    内溝条の位置が対称になり、かつ、連通孔側終端におけ
    る案内溝条の位置が同じになるように、捩れ及び/又は
    曲げが与えられている請求項2に記載のチューブ式ボー
    ルねじ装置。
  4. 【請求項4】 一対の管ピースは、その各案内孔の全長
    が誘導領域になっていると共にこれら各案内孔の案内溝
    条の一部又は全部にその位置の捩れが設けられており、
    また、これら一対の管ピース間を連通連結するチューブ
    体は、その始端から終端に亘って案内溝条が同じ位置に
    形成されていると共にその始端側及び終端側に曲げ部を
    有する請求項2に記載のチューブ式ボールねじ装置。
  5. 【請求項5】 一対の管ピースは互いに同じ形状に成形
    されており、また、これら一対の管ピース間を連通連結
    するチューブ体は互いに同じ形状の一対のチューブ片で
    構成されている請求項4に記載のチューブ式ボールねじ
    装置。
  6. 【請求項6】 各管ピースは、その外側輪郭形状が非円
    形状に形成されており、ナット部材側に形成された非円
    形状の嵌合穴内に嵌め込んで位置決めされる請求項2〜
    5のいずれかに記載のチューブ式ボールねじ装置。
  7. 【請求項7】 ボールの無限軌道内には、両端部を有す
    る連結体で形成された1本又は複数本の有端ボール連結
    体が組み込まれている請求項2〜6のいずれかに記載の
    チューブ式ボールねじ装置。
  8. 【請求項8】 ボールの無限軌道内には、無端の連結体
    を有する1本の無端ボール連結体が組み込まれている請
    求項2〜6のいずれかに記載のチューブ式ボールねじ装
    置。
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