JP3964007B2 - 側蓋式ボールねじ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ねじ軸とナット部材とを多数のボールを介して螺合させて構成され、工作機械や工業用ロボット等のスライド部においてモーター等の回転運動を直線運動に変換して伝達するボールねじ装置に係り、特にナット部材の両端にボールを循環させるための方向転換路を有する側蓋が取り付けられた構造を有する側蓋式ボールねじ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ボールねじ装置は、外周面に螺旋状のボール転走溝を有するねじ軸と、内周面に上記ボール転走溝と相対向し、かつ、このボール転走溝と同じリード角の螺旋状の負荷転走溝を有するナット部材と、これら負荷転走溝とボール転走溝との間に介装されて荷重を負荷しながら転走する多数のボールとで構成されており、そして、上記多数のボールを循環させるためにボールの無限軌道が構成されている。
【0003】
このボールの無限軌道を構成する方法については、従来より幾つかの方法が知られており、例えば、図18及び図19に示すように、ねじ軸aのボール転走溝bとナット部材cの負荷転走溝dとが形成する負荷領域の始端と終端との間に、両端部にボール転走溝b内まで突出して負荷領域のボール転走溝b内を転走してくるボールeをすくい上げ、あるいは、この負荷領域のボール転走溝b内にボールeを送り込む舌片gを備えたボールチューブfを架け渡し、負荷領域の終端を出たボールeをこのボールチューブfを介して再び負荷領域の始端に循環させるボールチューブ方式(実開昭49−64672号公報)や、図20〜図22に示すように、ナット部材cにはその外周中実部の軸方向に沿ってボール戻し孔hを穿設し、このナット部材cの両端には間座iを介在させて側蓋kを取り付け、これら各側蓋kと間座iとにより、ねじ軸aのボール転走溝bとナット部材cの負荷転走溝dとが形成する負荷領域の終端から出てくるボールeの進行方向を傾け、これによってこの負荷領域の終端を出たボールeをねじ軸aの外径円筒面上まで誘導し、その後このボールeを上記ナット部材cのボール戻し孔hまで案内する方向転換路jを形成してボールeの無限軌道を構成した側蓋方式(米国特許第4,148,226号公報)等が知られている。
【0004】
しかしながら、これらいずれの方式も、ボールeがその無限軌道の負荷領域の終端から無負荷領域に移行する際に、ボールチューブfの舌片gや負荷領域の終端におけるボールeの進行方向、すなわち負荷転走溝dのリード角に沿った接線方向から傾いた方向転換路jの側壁に衝突し、これによって転走するボールeが無負荷領域を形成するボールチューブfや方向転換路j内にすくい上げられ、再び負荷領域の始端に循環されるようになっている。
【0005】
このため、これら従来のボールねじ装置においては、ボールの無限軌道を構成する方式の如何にかかわらず、負荷領域を転走するボールを無負荷領域にすくい上げ、あるいは、この無負荷領域にあるボールを負荷領域に送り込む際に、転走するボールの進行方向を変えるための手段が必要になり、このために必然的にボールの円滑な循環運動が損なわれ、結果としてボールねじ装置の均一で安定した回転運動が損なわれたり、寿命が短くなり、また、騒音が発生する原因になっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明者らは、この問題を根本的に解決できる手段について鋭意検討した結果、多数のボールを整列状態にかつ転動可能に保持する機能を有する可撓性の連結体を用いてボール連結体を構成し、このボール連結体をボールの無限軌道内に組み込み、この無限軌道の負荷領域では各ボールで連結体を移動せしめると共にその無負荷領域ではこの無負荷領域を移動する連結体で各ボールを案内して移動せしめ、無負荷領域の両端に形成された各方向転換路にはその負荷領域側にボールの進行方向に連結体を案内する誘導部を形成することにより、無限軌道の負荷領域と無負荷領域との間で行なわれるボールの授受を円滑にし、これによってボールの円滑な循環運動を達成できることを見出し、本発明を完成させた。
【0007】
従って、本発明の目的は、無限軌道の負荷領域と無負荷領域との間で行なわれるボールの授受を円滑にし、これによってボールの円滑な循環運動を達成できる側蓋式ボールねじ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、外周面に螺旋状のボール転走溝を有するねじ軸と、内周面に上記ねじ軸のボール転走溝と相対向する螺旋状の負荷転走溝を有すると共に無負荷ボール通路を有するナット部材と、このナット部材の両端に取り付けられ、上記負荷転走溝と無負荷ボール通路とを連通連結してボールの無限軌道を形成する方向転換路を有する一対の側蓋と、上記無限軌道内を転走する多数のボールとこれらのボールを整列状態に連結しかつ回転自在に保持する連結体とで形成されたボール連結体とを備えた側蓋式ボールねじ装置において、上記方向転換路と無負荷ボール通路とが形成する無限軌道の無負荷領域には上記連結体を案内する案内溝条を形成し、上記負荷転走溝からなる無限軌道の負荷領域では各ボールで連結体を移動せしめると共に上記無負荷領域では上記連結体で各ボールを案内して移動せしめ、上記各方向転換路の少なくとも負荷転走溝側にはこの負荷転走溝を移動するボールの進行方向に沿って上記連結体を案内する誘導部を形成した側蓋式ボールねじ装置である。
【0009】
そして、特に、ボール連結体の連結体は、各ボール間に介装される介装部とこれら介装部の間を連通連結する連結部とで構成されており、その連結部が上記案内溝条に摺動可能に嵌合して案内され、また、各方向転換路の誘導部では負荷転走溝を転走するボールの進行方向、すなわち負荷転走溝又はボール転走溝のリード角に沿ってその接線方向に案内されるように構成された側蓋式ボールねじ装置である。
【0010】
本発明において、上記ねじ軸の外周面に形成されるボール転走溝については、その断面形状が略々半円のボール転走面を有する、いわゆるサーキュラー状に形成されても、また、2つの略々1/4円の円弧状ボール転走面が交わった、いわゆるゴシックアーチ状に形成されもよく、そして、その数も1条であっても2条以上の複数条であってもよい。
【0011】
また、多数のボールを介して上記ねじ軸に螺合するナット部材については、その内周面に上記ねじ軸のボール転走溝と相対向する螺旋状の負荷転走溝を有し、かつ、この負荷転走溝の一端から他端へボールを循環させるための無負荷ボール通路を有するものであればよい。
【0012】
ここで、上記負荷転走溝についても、上記ねじ軸のボール転走溝と同様に、その断面形状が略々半円のボール転走面を有する、いわゆるソーキュラー状に形成されても、また、2つの略々1/4円の円弧状ボール転走面が交わった、いわゆるゴシックアーチ状に形成されていてもよく、そして、その数もボール転走溝の数に対応して1条であっても2条以上の複数条であってもよい。
【0013】
また、このナット部材に形成される無負荷ボール通路については、ナット部材の外周中実部にその軸方向に沿って真っ直ぐなボール戻し孔を穿設してもよいほか、例えば、この外周中実部に平らなプレート取付面を形成し、このプレート取付面とこのプレート取付面に取り付けられるガイドプレートとにそれぞれ無負荷ボール溝を形成し、ガイドプレートをプレート取付面に取り付けた際にこれらの無負荷ボール溝が互いに相対面して所定の無負荷ボール通路を形成するようにしてもよい。
【0014】
本発明において、各側蓋の方向転換路には、その負荷転走溝側始端から無負荷ボール通路側終端にかけて、負荷転走溝側始端における案内溝条の位置が互いに対称になり、かつ、無負荷ボール通路側終端における案内溝条の位置が互いに同じになるように、捩れ及び/又は曲げが与えられ、これによってナット部材にはその外周中実部にその軸方向に沿って真っ直ぐなボール戻し孔からなる無負荷ボール通路を容易に穿設することができる。
【0015】
ここで、このような方向転換路を有する各側蓋を形成する手段としては、特に限定されるものではないが、例えば、各側蓋を、ナット部材の負荷転走溝と無負荷ボール通路との間を連通連結する方向転換路を有するリターンピースとこのリターンピースを収容する凹部を有すると共にナット部材の両端に固定される蓋本体とで構成し、上記リターンピースをその方向転換路の中心線に沿って二分割した第1及び第2のピース片で構成する方法が挙げられる。
【0016】
なお、リターンピースに形成される方向転換路は、その全てがこのリターンピースに形成されていてもよく、また、その負荷転走溝側の方向転換路の一部を蓋本体側に形成してリターンピース側の一部の方向転換路と円滑に連続するように形成してもよいが、蓋本体側に方向転換路の一部を形成する際にはこの蓋本体側に誘導部の一部又は全部を配置し、リターンピース側で方向転換路の捩れ及び/又は曲げの処理を行なうのがよい。また、上記リターンピースをその方向転換路の中心線に沿って二分割する方法についても、特に限定されるものではなく、加工性や部品の共通化等を考慮して決定する。
【0017】
また、上記各側蓋とナット部材とには、各側蓋側に形成される方向転換路とナット部材側に形成される負荷転走溝及び無負荷ボール通路との間の位置決めを正確にし、かつ、容易にするために、好ましくは位置決め用のボスとこのボスが嵌合する凹部とを形成するのがよく、より好ましくは、第1及び第2のピース片に二分割されたリターンピースとこのリターンピースを収容する蓋本体とで側蓋を構成し、リターンピースの第1及び第2のピース片には二分割された方向転換路に対応してナット部材側に突出する断面半円形状の突片を突設し、これら第1及び第2のピース片に設けた一対の突片で側蓋の位置決め用ボスを構成し、また、ナット部材側にこの位置決め用ボスが嵌合する凹部を形成するのがよい。このように位置決め用ボスとこのボスが嵌合する凹部を形成することにより、案内溝条について捩れ及び/又は曲げが与えられた各側蓋の方向転換路について、その負荷転走溝側及び無負荷ボール通路側におけるナット部材の負荷転走溝及び無負荷ボール通路との間の位置決めを正確に行なうことができ、これによってボール連結体の連結体の円滑な摺動性を確保することができる。
【0018】
更に、ボールの無限軌道内に組み込まれるボール連結体については、各ボールが互いに衝突しないように連結体で各ボールを鎖状に連結し、かつ、無限軌道の負荷領域ではこの負荷領域を転走する各ボールで連結体を移動せしめると共に無負荷領域ではこの無負荷領域を移動する連結体で各ボールを案内して移動せしめることができるように、少なくとも連結体が各ボールを脱落しないように、かつ、転動可能に保持している必要があり、そのために連結体は各ボール間に介装される介装部とこれら介装部の間を連通連結する連結部とで構成される。
【0019】
そして、このボール連結体は、両端部を有する連結体で形成された1本又は複数本の有端ボール連結体としてボールの無限軌道内に組み込まれてもよいほか、無端の連結体を有する1本の無端ボール連結体としてボールの無限軌道内に組み込まれてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施例に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
【0021】
図1及び図2に本発明の側蓋式ボールねじ装置が示されている。このボールねじ装置は、基本的には、外周面に2条の螺旋状のボール転走溝5を有するねじ軸1と、中央に上記ねじ軸1の貫通孔を有する円筒状に形成され、その内周面には上記ボール転走溝5と相対向する2条の螺旋状の負荷転走溝6を有すると共にその外周中実部の互いに相対する位置には軸方向に沿ってこの負荷転走溝6の一端から他端へボール9を循環させるための2条のボール戻し孔(無負荷ボール通路)7を有するナット部材2と、このナット部材2の両端に取り付けられ、上記ナット部材2の負荷転走溝6とボール戻し孔7との間を連通連結して無限軌道を形成する2条の方向転換路8を有する一対の側蓋3と、ナット部材2の1条の負荷転走溝6(負荷領域)と、ナット部材2の1条のボール戻し孔7(無負荷領域)と、一対の側蓋3にそれぞれ形成された各1条(合計2条)の方向転換路8(無負荷領域)とで形成される合計2条の無限軌道内をそれぞれ転走する2本の有端ボール連結体4とで構成されており、この各有端ボール連結体4は多数のボール9とこれらのボール9を互いに鎖状に連結すると共に合成樹脂で形成されて両端部を有する可撓性の連結体10とで形成されている。なお、図2において、有端ボール連結体4は、その連結体10の捩れが理解され易くなるように、模式的に描かれている。
【0022】
この実施例において、上記各有端ボール連結体4は、図3及び図4に示すように、その連結体10が各ボール9間に介装される円盤状の介装部11とこれらの介装部11の間を各ボール9の球面に沿ってこれら各ボール9と当接するように帯状に形成され、かつ、各ボール9の上下左右に互いに90°の等間隔に配設された4本のベルト部(連結部)12とで形成されており、全体的に観察した場合に上記介装部11の部分が最も小さく括られた形状をなしており、ベルト部12で各ボール9を鎖状に連結すると共に、上記介装部11で各ボール9が互いに接触するのを防止し、また、これら介装部11とベルト部12とで各ボール9が連結体10から脱落するのを防止するようになっている。
【0023】
この有端ボール連結体4は、各ボール9を中子として金型内に配列し、この金型内に溶融合成樹脂を射出してインサート成形を行い、次いで金型から離型したのち、成形された有端ボール連結体4を鉱油系潤滑油中に浸漬し、成形された連結体10を膨潤させて各ボール9とこの連結体10との間に隙間を形成せしめ、これによって各ボール9が連結体10に保持された状態で自由に回転できるようにされている。
【0024】
そして、この有端ボール連結体4は、連結体10の介装部11において最も小さく括られた形状をなしているので、この介装部11において何れの方向にも屈曲させることが可能であり、例えば図4において、互いに隣接する2本のベルト部12の間の方向に屈曲させて曲げることができるだけでなく、ベルト部12が存在する方向にも屈曲させることができ、また、捩れを与えてもこれに追従して無理なく変形でき、更に、これら捩れや曲げを与えても各ボール9を脱落しないように確実に保持することができる。
【0025】
この実施例において、上記ねじ軸1には、そのボール転走溝5の最深部に沿って上記有端ボール連結体4を構成する連結体10のベルト部12を摺動可能に収容する逃げ溝5aが形成されている(図15(a)〜(e)参照)。
【0026】
また、上記ナット部材2は、図5及び図6に示すように、その外周面には該ナット部材2をテーブル等の可動体に固定するためのフランジ部13が突設されており、そして、ねじ軸1のボール転走溝5と相対向する螺旋状の負荷転走溝6は、2つのボール転走面が交わったゴシックアーチ状に形成され、かかる溝の最深部には上記有端ボール連結体1のベルト部12を摺動可能に収容する逃げ溝14が形成されており、また、ボール戻し孔7には、上記有端ボール連結体1の4本のベルト部12が摺動可能に嵌合してその連結体10を案内する案内溝条15が形成されている。なお、図5において、符号16はフランジ部13に開設されたボルト取付孔であり、また、符号17は上記側蓋3を取り付けるための取付ねじが螺合するタップ孔である。
【0027】
次に、上記ナット部材2の両端に取り付けられる側蓋3は、図7〜図9に示すように、中央部にナット部材2の貫通孔に対応する貫通孔を有するドーナツ型に形成されており、ナット部材2の負荷転走溝6とボール戻し孔7との間を連通連結する方向転換路8の大部分を有する一対のリターンピース18とこれらのリターンピース18を収容する略扇形状の凹部19及び方向転換路8の負荷転走溝6側の一部を有すると共にナット部材2の両端に固定される蓋本体20とで構成されており、また、上記各リターンピース18は、その方向転換路8の中心線に沿ってこの方向転換路8を二分割するように分割された第1及び第2のピース片21a、21bで構成されている。
【0028】
そして、上記各リターンピース18の方向転換路8には、ナット部材2の負荷転走溝6側にこの負荷転走溝6のリード角に沿ってその接線方向に直線的に連続する領域として誘導部8cが形成されており、ナット部材2の負荷転走溝6が形成する負荷領域を脱出したボール9を保持する連結体10はこの誘導部8cで負荷転走溝6のリード角に沿ってその接線方向に略直線的に案内され、これによって各ボール9は、この誘導部8cにおいて、負荷転走溝6を転走するボール9の進行方向に沿ってそのまま案内される。
【0029】
この実施例において、上記方向転換路8の誘導部8cの一部は蓋本体20側に形成され、リターンピース18側に形成された誘導部8cの残りの部分と連続している。また、この方向転換路8の捩れ及び曲げの処理はリターンピース18側で行なわれており、この捩れ及び曲げの処理により、一対の側蓋4の方向転換路8は、その負荷転走溝6側始端からボール戻し孔7側終端にかけて、負荷転走溝6側始端における案内溝条15の位置が対称になり、かつ、ボール戻し孔7側終端における案内溝条15の位置が同じになるようになっている。
【0030】
この実施例において、上記リターンピース18を構成する第1及び第2のピース片21a、21bは、図9〜図11に示すように、互いに重ね合わせた状態で蓋本体20の凹部19内に嵌合するようになっており、そして、各ピース片21a、21bは、真鍮等の金属の切削加工で形成されており、その各接合面には方向転換路8をその互いに相対向する案内溝条15に沿って二分割した断面略々半円状の凹条溝8a、8bがそれぞれ形成されており、また、これら各凹条溝8a、8bにはそれぞれその両側縁に沿って二分割された案内溝条15a、15bが形成されており、これら第1及び第2のピース片21a、21bをその接合面で重ね合わせると、リターンピース18の方向転換路8が完成するようになっている。
【0031】
また、第1及び第2のピース片21a、21bには、二分割された方向転換路8に対応してナット部材2側に突出する断面半円形状の突片22a、22bが突設されており、第1ピース片21aと第2ピース片21bとをその接合面で重ね合わせて形成されたリターンピース18を蓋本体20の凹部19内に組み込んだ際に、これら突片22a、22bが組み合わさって形成されたリターンピース18の位置決め用ボス22が完成した側蓋3の内面側に突出するようになっており(図7及び図8参照)、ナット部材2の両端部に開口するボール戻し孔7の周縁に形成した位置決め用凹部23(図5及び図6参照)に嵌合するようになっている。
【0032】
この実施例において、ナット部材2の負荷転走溝6及びボール戻し孔7並びにこのナット部材2の両端に取り付けられる側蓋3の方向転換路8が形成する各無限軌道内に組み込まれる有端ボール連結体4は、図12及び図13に示すように、この無限軌道内を一巡する間にその連結体10の4本のベルト部12の位相を90°ずらして組み込まれており、これによって方向転換路8内で行なう必要のある捩れ及び曲げの処理の程度を緩和し、有端ボール連結体4が無限軌道内をより円滑に循環できるようになっている。なお、図12及び図13において、有端ボール連結体4は、その連結体10の捩れが理解され易くなるように、模式的に描かれている。
【0033】
また、図14及び図15は、上記方向転換路8の誘導部8cにおける有端ボール連結体4の動きを説明するものである。図15の(a)〜(f)は、図14に示された各ボールの位置a〜fに対応するボールの転走方向に直角の断面を示している。
【0034】
図14の位置aにおいて、有端ボール連結体4のボール9は、図15(a)に示すように、ねじ軸1のボール転走溝6とナット部材2の負荷転走溝6との間で荷重を負荷しながら転走し、また、図14の位置bにおいて、ボール9は、図15(b)に示すように、負荷転走溝6が構成する負荷領域を脱出して方向転換路8の誘導部8c内に入り、そのまま負荷転走溝6のリード角に沿ってその接線方向に移動し、ねじ軸1のボール転走溝6から離れて方向転換路8内に入る。この際に、各ボール9は、負荷転走溝6の負荷領域を脱出した瞬間から、負荷転走溝6から方向転換路8内に移動する有端ボール連結体4の連結体10により案内されることになる。
【0035】
更に、ボール9は、図14の位置cから位置dを経て位置eに移行する間において、負荷転走溝6のリード角に沿ってその接線方向に更に移動してねじ軸1のボール転走溝6から更に離れ、無限軌道の負荷領域においてねじ軸1とナット部材2との間に位置していた有端ボール連結体4を構成する連結体10のベルト部12がリターンピース18を構成する第1及び第2のピース片21a、21bにそれぞれ形成された相対向する案内溝条15内に案内され、これによってボール9はますますねじ軸1のボール転走溝6から離れ、図14の位置fにおいて、ボール9は、完全に方向転換路8内に案内される。
【0036】
そして、有端ボール連結体4は、上記位置fから方向転換路8の出口に至る間に所定の捩れと曲げとが付与され、この方向転換路8の出口においては、その4条の案内溝条15が左右の斜め上下に位置するようになっている。
なお、ナット部材2の外周中実部にその軸方向に沿って形成された各ボール戻し孔7の案内溝条15は、上記方向転換路8の出口における案内溝条15と同じ位置に形成され、有端ボール連結体4が方向転換路8側からボール戻し孔7側にあるいはボール戻し孔7側から方向転換路8側に円滑に案内されるようになっている。
【0037】
次に、図16及び図17は、有端ボール連結体4の変形例を示すものであり、上記図3及び図4に示すものと異なり、連結体10を構成する介装部11が各ボール9の球面に沿って当接する一対の保持片11aで構成され、また、これら各介装部11間を各ボール9の球面に沿ってこれら各ボール9と当接するように連結するベルト部12は上記保持片11aと直交する位置に2本設けられている。
【0038】
そして、上記各保持片11aは、この有端ボール連結体4が無限軌道内に組み込まれた際に、この無限軌道内を図示外の案内溝条に沿って案内されるベルト部12に対して無限軌道の外周側に位置する突出部分11bが内周側に位置する突出部分11cよりも長く形成され、2本のベルト部12間を結ぶ平面に沿って有端ボール連結体4を無限軌道の内周側に湾曲させた際に、隣接する突出部分11cの先端が干渉しないように形成されている。
【0039】
この変形例の有端ボール連結体4を用いた場合、その連結体10のベルト部12がねじ軸とナット部材との間の隙間を通過するように構成することにより、ねじ軸のボール転走溝やボールの無限軌道の負荷領域を構成するナット部材の負荷転走溝にベルト部12を摺動可能に収容する逃げ溝を形成する必要がなくなり、これらボール転走溝や負荷転走溝の加工がそれだけ容易になる。
【0040】
この変形例の有端ボール連結体4を用いた場合においても、ボールの無限軌道における無負荷領域を構成するナット部材の無負荷ボール通路やナット部材両端の側蓋に形成される方向転換路には連結体10のベルト部12を摺動可能に案内する案内溝条を形成し、また、方向転換路においては負荷転走溝側始端から無負荷ボール通路側終端にかけて、負荷転走溝側始端における案内溝条の位置が対称になり、かつ、無負荷ボール通路側終端における案内溝条の位置が同じになるように必要な捩れ及び/又は曲げの処理が施される。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、側蓋を有するボールねじ装置において、その無限軌道内に連結体で多数のボールを整列状態にかつ転動可能に保持したボール連結体を組み込み、無限軌道の負荷領域では各ボールで連結体を移動せしめると共に無負荷領域では連結体で各ボールを案内して移動せしめるように構成すると共に、負荷領域に通じる無負荷領域両端の各方向転換路には負荷領域を転走するボールの進行方向に沿ってその接線方向にボールを案内する誘導部を形成したので、無限軌道の負荷領域と無負荷領域との間で行なわれるボールの授受が極めて円滑になり、ボールの円滑な循環運動が達成される。
【0042】
また、請求項3に記載の本発明によれば、ナット部材の負荷転走溝と無負荷ボール通路との間を連通連結する一対の側蓋の方向転換路に、その負荷転走溝側始端から無負荷ボール通路側終端にかけて、負荷転走溝側始端における案内溝条の位置が対称になり、かつ、無負荷ボール通路側終端における案内溝条の位置が同じになるように、捩れ及び/又は曲げを与えているので、ボールの無限軌道内を走行するボール連結体はこの方向転換路でその姿勢が整えられ、これによってボール連結体を構成する各ボールが互いに干渉し合うことなく、整列状態で円滑に無限軌道内を循環する。
【0043】
更に、請求項4に記載の本発明によれば、側蓋が方向転換路を有するリターンピースとこのリターンピースを収容する凹部を有する蓋本体とで構成し、リターンピースをその方向転換路の中心線に沿って二分割しているので、この方向転換路に必要な捩れ及び又は曲げを付与することができ、これによってボール連結体が安定して循環できる無限軌道の無負荷領域を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、この発明の実施例に係る側蓋式ボールねじ装置を示す正面図である。
【図2】 図2は、図1の側蓋式ボールねじ装置の一部を切り欠いてボールの無限軌道を模式的に示す斜視説明図である。
【図3】 図3は、図1の側蓋式ボールねじ装置に組み込まれた有端ボール連結体を示す正面説明図である。
【図4】 図4は、図3のIV−IV線断面図である。
【図5】 図5は、図1の側蓋式ボールねじ装置のナット部材を示す正面図である。
【図6】 図6は、図5のVI−VI線断面図である。
【図7】 図7は、図1の側蓋式ボールねじ装置の側蓋を示す内面側裏面図である。
【図8】 図8は、図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】 図9は、図7の側蓋をその内面側からみた斜視説明図であり、一方のリターンピースの第2ピース片を省略した図である。
【図10】 図10は、図9のリターンピースを構成する第1及び第2のピース片を示す正面説明図である。
【図11】 図11は、図10のリターンピースを構成する第1及び第2のピース片を示す平面説明図である。
【図12】 図12は、図1の側蓋式ボールねじ装置におけるナット部材とボールの無限軌道との関係を模式的に示す説明図である。
【図13】 図13は、図1の側蓋式ボールねじ装置におけるねじ軸とボールの無限軌道との関係を模式的に示す説明図である。
【図14】 図14は、図1の側蓋式ボールねじ装置における側蓋とボールの無限軌道との関係を模式的に示す説明図である。
【図15】 図15は、図14の位置a〜fにおけるボールの無限軌道の状態を模式的に示す断面説明図である。
【図16】 側蓋式ボールねじ装置に組み込まれる有端ボール連結体の変形例を示す部分正面説明図である。
【図17】 図17は、図16のXVII−XVII線断面図である。
【図18】 図18は、従来のボールねじ装置を示す平面図である。
【図19】 図19は、図18の断面説明図である。
【図20】 図20は、他の従来のボールねじ装置を示す部分断面正面図である。
【図21】 図21は、図20のナット部材を示す部分断面側面図である。
【図22】 図22は、図20の側蓋の取付状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…ねじ軸、2…ナット部材、3…側蓋、4…有端ボール連結体(ボール連結体)、5…ボール転走溝、5a,14…逃げ溝、6…負荷転走溝、7…ボール戻し孔(無負荷ボール通路)、8…方向転換路、8a,8b…凹条溝、8c…誘導部、9…ボール、10…連結体、11…介装部、11a…保持片(介装部)、12…ベルト部(連結部)、13…フランジ部、15…案内溝条、16…ボルト取付孔、17…タップ孔、18…リターンピース、19…凹部、20…蓋本体、21a…第1ピース片、21b…第2ピース片、22…位置決め用ボス、22a,22b…突片、23…位置決め用凹部。

Claims (5)

  1. 外周面に螺旋状のボール転走溝を有するねじ軸と、内周面に上記ねじ軸のボール転走溝と相対向してボールの負荷領域をなす螺旋状の負荷転走溝を有すると共に軸方向に沿って無負荷ボール通路を有するナット部材と、このナット部材の両端に取り付けられ、上記負荷転走溝と無負荷ボール通路とを連通連結してボールの無限軌道を形成する方向転換路を有する一対の側蓋と、上記無限軌道内を転走する多数のボールとこれらのボールを整列状態に連結しかつ回転自在に保持する可撓性の連結体とで形成されたボール連結体とを備えた側蓋式ボールねじ装置において、
    各側蓋はナット部材の負荷転走溝と無負荷ボール通路との間を連通連結する方向転換路を有するリターンピースとこのリターンピースを収容する凹部を有すると共にナット部材の両端に固定される蓋本体とで構成され、上記リターンピースがその方向転換路の中心線に沿って二分割された第1及び第2のピース片で構成され、
    上記方向転換路と無負荷ボール通路とが形成する無限軌道の無負荷領域には上記連結体を案内する案内溝条を形成し、上記負荷領域では各ボールで連結体を移動せしめると共に上記無負荷領域では上記連結体で各ボールを案内して移動せしめ、上記各方向転換路の負荷領域側には各ボールを前記負荷転走溝のリード角に沿ってその接線方向に案内する誘導部を設け、この誘導部内ではボールの進行方向に沿って前記案内溝条が連結体を案内することを特徴とする側蓋式ボールねじ装置。
  2. 前記方向転換路内では、各誘導部を通過した連結体に対して捩れ及び/又は曲げを与え、前記無負荷ボール通路と連通連結された方向転換路の出口において前記連結体をナット部材の軸方向へ導くことを特徴とする請求項1記載の側蓋式ボールねじ装置。
  3. 前記連結体は、前記無限軌道内を一巡する毎に90°ずつ捩じれることを特徴とする請求項1記載の側蓋式ボールねじ装置。
  4. ボールの無限軌道内には、両端部を有する連結体で形成された1本又は複数本の有端ボール連結体が組み込まれている請求項1記載の側蓋式ボールねじ装置。
  5. ボールの無限軌道内には、無端の連結体を有する1本の無端ボール連結体が組み込まれている請求項1記載の側蓋式ボールねじ装置。
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