JP4662396B2 - 有限ストロークボールねじ装置 - Google Patents

有限ストロークボールねじ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4662396B2
JP4662396B2 JP2000390411A JP2000390411A JP4662396B2 JP 4662396 B2 JP4662396 B2 JP 4662396B2 JP 2000390411 A JP2000390411 A JP 2000390411A JP 2000390411 A JP2000390411 A JP 2000390411A JP 4662396 B2 JP4662396 B2 JP 4662396B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
nut member
screw shaft
screw device
rolling groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000390411A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002188704A (ja
Inventor
勝人 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THK Co Ltd
Original Assignee
THK Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THK Co Ltd filed Critical THK Co Ltd
Priority to JP2000390411A priority Critical patent/JP4662396B2/ja
Publication of JP2002188704A publication Critical patent/JP2002188704A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4662396B2 publication Critical patent/JP4662396B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボールを介してねじ軸とナット部材とが螺合し、例えば該ねじ軸の回転運動をナット部材の直線運動に変換するボールねじ装置に係り、ボールを無限循環させることなくねじ軸とナット部材との相対運動を行う有限ストロークボールねじ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の有限ストロークボールねじ装置としては、図1に示す縦断面構成のものがある。有限ストロークボールねじ装置は、ねじ軸101と該ねじ軸101に外嵌されるナット部材103を具備し、ねじ軸101の外周面101aには螺旋溝102が形成され、ナット部材103の内周面103aには螺旋溝104が形成されている。これら両螺旋溝102と104の間に複数のボール105、105、・・が保持器106を介して回転自在に介装されている。
【0003】
保持器106は、上記ねじ軸101の外周面101aとナット部材103の内周面103a間に介装される薄肉円筒状のものである。該保持器106には、ボール105、105、・・を保持するためのボール保持穴107、107、・・が設けられており、これらボール保持穴107、107、・・は両螺旋溝102、104の螺旋経路に沿って所定間隔をもって配設されている。ねじ軸101とナット部材103の相対的回転運動により、ボール105,105,・・がそれぞれ軌道である両螺旋溝102,104に沿って移動しながら、ナット部材103は図1の実線で示される位置と仮想線で示される位置との間で作動ストロークL分だけ移動することになる。
【0004】
上記構成の有限ストロークボールねじ装置はボール105、105、・・を保持するボール保持穴107、107、・・を備えた保持器106が設けられているから、ねじ軸とナット部材103との相対的回転運動により、ボール105、105、・・がその軌道である螺旋溝102、104に沿って移動する際、保持器106のボール保持穴107、107、・・に保持された状態で転動する。
【0005】
上記構成の有限ストロークボールねじ装置は、各ボール105が一定の間隔を保たれて相互の接触が防止されて、ボールねじ作動性が良好に保たれ、各ボール105、105、・・は保持器106に形成されたボール保持穴107、107、・・に保持されているだけであるから、装置の動作時の遠心力でボール105、105、・・が飛び出すおそれがあった。また、ボール保持器106内に保持されている潤滑剤が動作時に飛散したり、各ボール105の露出面が大きいため塵埃の付着が大きくナット部材103内に多くの塵埃が入り込む等の問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、上記問題点を除去し、装置の動作時に遠心力によるボールの飛び出しを確実に防止できると共に、ボール保持器内に充填された潤滑剤の飛散が少なく、且つナット部材に入り込む塵埃の量を少なくできる有限ストロークボールねじ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決しようとする手段】
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、外周面に螺旋状のボール転走溝が形成されたねじ軸と、該ねじ軸が貫通する貫通孔を有すると共に該貫通孔の内周面にねじ軸の螺旋状のボール転走溝と対向する螺旋状のボール転走溝が形成されたナット部材と、ねじ軸のボール転走溝とナット部材のボール転走溝との間で転動する複数のボールと、薄肉円筒状に形成されてねじ軸とナット部材との間に介装されると共に一部がナット部材の外側に突出し更にボールの各々が挿入されるボール保持穴を有しボールを所定の間隔で整列させるボール保持器とを具備する有限ストロークボールねじ装置において、ボール保持器はその円筒外周面にナット部材の螺旋状のボール転走溝に対応して複数のボール保持穴が所定間隔で螺旋状に配置形成され、ボール保持穴間に両端にボールが外方に離脱しないように保持摺接する凹球面状の受面を有する間座部が形成され、該間座部のボールの整列方向に対して直角の断面形状が円弧であり、ねじ軸上でのボールのピッチ円直径に対し、ボール保持器の間座部のボールが摺接する凹球面状の受面のピッチ円直径が小さく設定され、凹球面状の受面の半径がボール半径より大きく設定されていることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の有限ストロークボールねじ装置において、ボールのナット部材のボール転走溝に対する接触角が略40度に設定され、間座部の半径がボール半径の74.3%以上に設定されたことを特徴とする。
【0009】
請求項1及び2に記載の発明は上記のように、ボール保持器はその円筒外周面にナット部材の螺旋状のボール転走溝に対応して複数のボール保持穴が所定間隔で形成され、ボール保持穴間に両端にボールが外方向に離脱しないように保持摺接する凹球面状の受面を有する間座部が形成されるので、装置作動の遠心力によるボールの飛び出しを該間座部の受け面で確実に阻止できると共に、装置作動ボール保持器内に充填されている潤滑油の飛散が少なくなる。また、ねじ軸上でのボールのピッチ円直径に対し、ボール保持器の間座部のボールが摺接する凹球面状の受面のピッチ円直径が小さく設定され、凹球面状の受面の半径がボール半径より大きく設定されているので、ボールが締め付けられ、振動によりボールが遊ぶことなく、騒音の発生がなくなる。
【0010】
また、間座部のボール受け面が凹球面状となっていることから、ボールの保持器からの露出面積が小さく、付着する塵埃量が少ない。また、ボール保持穴の縁部が鋭利となるから、ボール表面に付着した塵埃もこの鋭利な縁部で効果的に除去できる。従って、ナット部材内に入り込む塵埃の量が少なくなる。
【0013】
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の有限ストロークボールねじ装置において、ナット部材の端部にシール部材を設け、該シール部材のリップ部が間座部及びボールの表面に滑らかに接するようにしたことを特徴とする。
【0014】
また、請求項に記載の発明は上記のように、ナット部材の端部にリップ部が間座部及びボールの表面に滑らかに接するシール部材を設けたので、ボールがナット部材内に入る際に塵埃を効果的に除去することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図2は本発明に係る有限ストロークボールねじ装置の構造例を示す縦断面図、図3はボールを保持する保持器の構造を示す外観斜視図である。本有限ストロークボールねじ装置は、ねじ軸10とナット部材20を具備する。ねじ軸10及びナット部材20は、通常は金属を素材として形成される。ねじ軸10の外周面に螺旋状のボール転走溝11が形成され、ナット部材20には該ねじ軸10が貫通する貫通孔21が形成されると共に、該貫通孔21の内周面には前記ボール転走溝11に対向する螺旋状のボール転走溝22が形成されている。
【0016】
ねじ軸10とナット部材20との間には、一部がナット部材20の外側に突出するボール保持器40が介装されている。該ボール保持器40は、材質として好ましくは合成樹脂が使用され、図3に示すように薄肉の円筒状で、その外周に前記ナット部材20のボール転走溝22に対応して半円柱状の突条部41が形成されている。また、ボール保持器40には、突条部41に沿ってねじ軸10のボール転走溝11とナット部材20のボール転走溝22との間で転動するボール30の各々が挿入される複数のボール保持穴42が所定の間隔で配設されている。また、ボール保持穴42とボール保持穴42の間は間座部43となっている。
【0017】
図4はボール保持器40の端部を示す図であり、図5は図4のA−A断面(ボール保持穴42の配列方向直角断面)を示す図、図6は図4のB−B断面(ボール保持穴42の配列方向断面)を示す図である。図示するように突条部41の先端部は案内突条44となっており、間座部43と間座部43の間にはボール保持穴42が形成されているから、該間座部43の両端にはボール30が摺接する凹球面状のボール受面43aを有し、該間座部43のボール30の整列方向に対して直角な断面形状は図5に示すように半径R1の円弧となっている。
【0018】
また、間座部43の円弧の半径R1はボール30の半径R3以下(R1<R3)となっている。このようにR1<R3とすることにより、ボール保持穴42の縁(図6のC、C部分参照)が鋭利となり、ボール30の表面に付着した塵埃が効果的に掻き取られる。
【0019】
ねじ軸10上でのボール30のピッチ円直径(理論値)に対し、ボール保持器40の間座部43のボールが摺接する凹球面状のボール受面43aのピッチ円直径(各凹球面の中心Oを通る円の直径)を小さく設定している。これにより、ボール30が締め付けられ、振動によりボール30が遊ぶことなく、騒音が発生しない。
【0020】
また、上記のようにボール保持器40の突条部41の先端部が案内突条44となっていることにより、ボール保持器40をナット部材20に嵌め込む作業が容易となる。即ち組立性が良好となる。
【0021】
また、ボール保持器40は、ボール30をボール保持器40の内側から挿入するので、図6に示すようにボール30と接触面(凹球面状のボール受面43a)の半径R2はボール30の半径R3より若干大きい(R3<R2)とすると共にボール保持穴42の開口縁から該接触面まではストレート部45となっている。このようにR3<R2とし、ボール保持穴42の開口縁から該接触面までをストレート部45とすることにより、ボール保持穴42の角部では図6のDに示すように僅かな隙間を有し、適度に潤滑剤を供給すると共に、過剰に潤滑剤が持ち出されることを防止できる。
【0022】
ボール保持器40の移動方向に沿うボール30の列が、ボール保持器40の軸心に対して図3に示すように緩い螺旋を描いている。このようにボール保持器40の移動方向に沿うボール30の列が、緩い螺旋を描いていることにより、負荷容量が常に一定となる。因みに、ボール30の列をボール保持器40の軸心と平行にすると、ボール列→非ボール列の繰返しとなり、負荷容量が変動する。
【0023】
図7は本発明に係る有限ストロークボールねじ装置の構造例を示す縦断面図である。本有限ストロークボールねじ装置が図1の有限ストロークボールねじ装置と相違する点は、ナット部材20の両端部にシール部材52を座金51を介在させてビス53により取り付けた構成のシール部50が設けられている点であり、他は同一構造である。シール部材52は図8にその正面構成を示すように円環状のゴム材等の柔軟性を有する材料からなり、そのリップ部(内周縁部)がボール30及びボール保持器40の表面に滑らかに接触するようになっている。
【0024】
上記のようにナット部材20の両端部にシール部材52のリップ部がボール30及びボール保持器40の表面に滑らかに接触するシール部50を設けることにより、ボール30がナット部材20内に入る際に塵埃を効果的に除去することができ、防塵性の優れた有限ストロークボールねじ装置となる。
【0025】
ボール保持器40の間座部43の半径R1は上記のように、ボール30の半径R3以下(R1<R3)となるようにするが、その最小限界は、ボール30の半径R3の74.3%とする。その理由を以下に述べる。
【0026】
ボール保持器40のボール保持穴42のボール受面43aの半径R2をボール30の半径R3と略同一寸法とすると、またボール保持器40のボール保持穴42の配列方向(ボール30の整列方向)の直角断面での間座部43の形状がボール30と同心の円弧形とすると、ボール保持穴42の開口部は連続した曲線となる。該開口部でのボール保持穴42の配列方向の曲率を無視すれば前述の開口部の縁部曲線は円弧であり、この範囲ではボール保持穴42のボール受面43aは一様にボール30と接触する。
【0027】
従来の一般に用いられている「爪を出す方法のボール保持器」や「台形断面を有するボール保持器」では、接触部が点であったり、角を有するため、部分的な潤滑剤の掻き落しやごみの集積が起こり、ボールを損傷するが、上記のようにボール保持穴42の開口部の縁部曲線が円弧である場合のボールとの接触では上記のような問題は発生しない。
【0028】
ボール保持穴42のボール受面43aの円弧範囲としては、ボール30がボール保持穴42の配列方向、即ちボール30の整列方向に転走した際に、ねじ軸10及びナット部材20と接する部分を保護する必要があり、ボール30とボール転走溝11、22の接触角を40°程度とすれば、図9に示すように、概ね90°の範囲を保護する必要がある。図9の直線E、Fはボール30の転走により形成される点e、fのボール30上の軌跡で、この位置はボール30の直径とナット部材20の内径差及びボール30の整列方向に直角断面内の間座部43の半径R1で決定され、ボール保持穴42のボール受面43aのボール30への接触範囲を90°とすると下限は下記の通りとなる。
【0029】
図10はボール保持穴42部分のボール30の整列方向の直角断面を示す図である。図10において、20aはナット部材20の内面、31は中心Oを通る線(ナット部材20の内面20aに平行な線)、10aはねじ軸10の外面をそれぞれ示す。ここで、ねじ軸10の外径φ1=32、ナット部材20の内径φ2=35.2、ボール保持器の内径φ3=33.75、ボール30の直径φ4=2×R3=6.35とすると、間座部43の半径R1は、
R1≧〔{R3/(2)1/22+{(φ2−φ3)/2}21/2
R1≧〔(2.2450641)2+(0.725)2
R1≧2.3592239
となり、ボール30の半径R3の74.3%以上となる。即ち、間座部の半径R1はボール30の半径R3以下で且つ該半径の74.3%以上に設定するとよい。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明したように各請求項に記載の発明によれば下記のような優れた効果が得られる。
【0031】
請求項1及び2に記載の発明によれば、ボール保持器はその外周面にボールの整列方向に対して直角な断面形状が円弧であるボールが摺接する凹球面状の受け面を有する間座部を有するので、装置作動時の遠心力による飛び出しを該間座部の受け面で確実に阻止できると共に、装置作動時に保持器内に充填されている潤滑剤の飛散が少なくなる。また、ねじ軸上でのボールのピッチ円直径に対し、ボール保持器の間座部のボールが摺接する凹球面状の受け面のピッチ円直径を小さく設定したので、ボールが締め付けられ、振動によりボールが遊ぶことなく、騒音が発生しない。
【0032】
また、間座部のボール受け面が凹球面状となっていることから、ボールの保持器からの露出面積が小さく、付着する塵埃量が少ない。また、ボール保持穴の縁部が鋭利となるから、ボール表面に付着した塵埃もこの鋭利な縁部で効果的に除去できる。従って、ナット部材内に入り込む塵埃の量が少なくなる。
【0034】
請求項に記載の発明によれば、ナット部材の端部にリップ部が間座部及びボールの表面に滑らかに接するシール部材を設けたので、ボールがナット部材内に入る際に塵埃を効果的に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の有限ストロークボールねじ装置の構造例を示す縦断面図である。
【図2】本発明に係る有限ストロークボールねじ装置の構造例を示す縦断面図である。
【図3】本発明に係る有限ストロークボールねじ装置のボール保持器の構造例を示す外観図である。
【図4】図3のボール保持器の端部外観図である。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】図4のB−B断面図である。
【図7】本発明に係る有限ストロークボールねじ装置の構造例を示す縦断面図である。
【図8】図7のシール部の正面図である。
【図9】ボール保持穴部分のボールの整列方向の直角断面を示す図である。
【図10】ボール保持穴部分のボールの整列方向の直角断面を示す図である。
【符号の説明】
10 ねじ軸
11 ボール転走溝
20 ナット部材
21 貫通孔
22 ボール転走溝
30 ボール
40 ボール保持器
41 突条部
42 ボール保持穴
43 間座部
44 案内突条
45 ストレート部
50 シール部
51 座金
52 シール部材
53 ビス

Claims (3)

  1. 外周面に螺旋状のボール転走溝が形成されたねじ軸と、該ねじ軸が貫通する貫通孔を有すると共に該貫通孔の内周面に前記ねじ軸の螺旋状のボール転走溝と対向する螺旋状のボール転走溝が形成されたナット部材と、前記ねじ軸のボール転走溝と前記ナット部材のボール転走溝との間で転動する複数のボールと、薄肉円筒状に形成されて前記ねじ軸とナット部材との間に介装されると共に一部が前記ナット部材の外側に突出し更に前記ボールの各々が挿入されるボール保持穴を有し前記ボールを所定の間隔で整列させるボール保持器とを具備する有限ストロークボールねじ装置において、
    前記ボール保持器はその円筒外周面に前記ナット部材の螺旋状のボール転走溝に対応して複数のボール保持穴が所定間隔で螺旋状に配置形成され、前記ボール保持穴間に両端に前記ボールが外方に離脱しないように保持摺接する凹球面状の受面を有する間座部が形成され、該間座部の前記ボールの整列方向に対して直角の断面形状が円弧であり、前記ねじ軸上での前記ボールのピッチ円直径に対し、前記ボール保持器の間座部の前記ボールが摺接する凹球面状の受面のピッチ円直径が小さく設定され、前記凹球面状の受面の半径が前記ボール半径より大きく設定されていることを特徴とする有限ストロークボールねじ装置。
  2. 請求項1に記載の有限ストロークボールねじ装置において、前記ボールの前記ナット部材のボール転走溝に対する接触角が略40度に設定され、前記間座部の半径が前記ボール半径の74.3%以上に設定されたことを特徴とする有限ストロークボールねじ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の有限ストロークボールねじ装置において、前記ナット部材の端部にシール部材を設け、該シール部材のリップ部が前記間座部及びボールの表面に滑らかに接するようにしたことを特徴とする有限ストロークボールねじ装置。
JP2000390411A 2000-12-22 2000-12-22 有限ストロークボールねじ装置 Expired - Lifetime JP4662396B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000390411A JP4662396B2 (ja) 2000-12-22 2000-12-22 有限ストロークボールねじ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000390411A JP4662396B2 (ja) 2000-12-22 2000-12-22 有限ストロークボールねじ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002188704A JP2002188704A (ja) 2002-07-05
JP4662396B2 true JP4662396B2 (ja) 2011-03-30

Family

ID=18856785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000390411A Expired - Lifetime JP4662396B2 (ja) 2000-12-22 2000-12-22 有限ストロークボールねじ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4662396B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100447451C (zh) * 2005-05-22 2008-12-31 缪冬生 滚动式精密螺母螺杆副
DE102008012894A1 (de) * 2008-03-06 2009-09-10 Zf Friedrichshafen Ag Betätigungseinrichtung für eine Reibungskupplungseinrichtung und von diesen gebildete Drehmomentübertragungseinrichtung
JP2016109239A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 日本精工株式会社 差動ボールねじ装置
CN110107665B (zh) * 2019-06-10 2023-06-23 湖北工程职业学院 一种精密型预压滚珠丝杆

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53105668A (en) * 1977-02-25 1978-09-13 Nippon Seiko Kk Ball screw device
JPS60188224U (ja) * 1984-05-22 1985-12-13 光洋精工株式会社 スピンドルユニツト
JPH0281953U (ja) * 1988-12-14 1990-06-25
JPH0434512U (ja) * 1990-07-19 1992-03-23
JPH10281254A (ja) * 1997-01-31 1998-10-23 Nippon Seiko Kk ボールねじ用密封形シール
JPH10318257A (ja) * 1997-05-16 1998-12-02 Thk Kk 転動体連結体
JP2000199556A (ja) * 1998-10-27 2000-07-18 Tsubaki Nakashima Co Ltd スペ―サを具えたボ―ルねじ、及び該ボ―ルねじのボ―ルとスペ―サの介挿方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3675129B2 (ja) * 1996-09-30 2005-07-27 日本精工株式会社 ボールねじ
JP3964007B2 (ja) * 1997-07-31 2007-08-22 Thk株式会社 側蓋式ボールねじ装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53105668A (en) * 1977-02-25 1978-09-13 Nippon Seiko Kk Ball screw device
JPS60188224U (ja) * 1984-05-22 1985-12-13 光洋精工株式会社 スピンドルユニツト
JPH0281953U (ja) * 1988-12-14 1990-06-25
JPH0434512U (ja) * 1990-07-19 1992-03-23
JPH10281254A (ja) * 1997-01-31 1998-10-23 Nippon Seiko Kk ボールねじ用密封形シール
JPH10318257A (ja) * 1997-05-16 1998-12-02 Thk Kk 転動体連結体
JP2000199556A (ja) * 1998-10-27 2000-07-18 Tsubaki Nakashima Co Ltd スペ―サを具えたボ―ルねじ、及び該ボ―ルねじのボ―ルとスペ―サの介挿方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002188704A (ja) 2002-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6619148B2 (en) Lubricant supply device and rolling member screw apparatus using same
US10415643B2 (en) Rolling bearing
JPH0972335A (ja) 直動転がり案内ユニット
JP4662396B2 (ja) 有限ストロークボールねじ装置
JPH11125256A (ja) 玉軸受用保持器
JPS62171522A (ja) シ−ル付軸受装置
JPS6159412B2 (ja)
US6237434B1 (en) Ball screw and nut assembly with a nut having a preloaded wiper thread and method of its manufacture and operation
JP3684642B2 (ja) 転がり軸受用保持器
JP4335222B2 (ja) ボール・スクリュー循環部品の位置決め防塵機構
EP1416179B1 (en) Shaft bearing retainer
JPH11166540A (ja) 転がり軸受用保持器
JP2002098150A (ja) 玉軸受
KR20060089900A (ko) 선운동용 스크류너트장치
JP4244250B2 (ja) ボールねじ
JP2000046142A (ja) ボールねじ
JP2003239964A (ja) 直動装置
JP3796641B2 (ja) 転がり軸受
JP2002227846A (ja) 転がり軸受用保持器
JP2005098521A (ja) ころ軸受用合成樹脂製保持器及びころ軸受
JP2000039024A (ja) 転がり軸受用保持器
JPH0571439U (ja) すきま調整型滑り軸受
JP2003172424A (ja) ボールねじ装置
WO2024085241A1 (ja) ボールねじ
JP2002235751A (ja) 転がり軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071026

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100914

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4662396

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140114

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term