JPH0972335A - 直動転がり案内ユニット - Google Patents

直動転がり案内ユニット

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JPH0972335A
JPH0972335A JP7252019A JP25201995A JPH0972335A JP H0972335 A JPH0972335 A JP H0972335A JP 7252019 A JP7252019 A JP 7252019A JP 25201995 A JP25201995 A JP 25201995A JP H0972335 A JPH0972335 A JP H0972335A
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    • F16C29/0602Details of the bearing body or carriage or parts thereof, e.g. methods for manufacturing or assembly
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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    • F16C29/0633Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides
    • F16C29/0635Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end
    • F16C29/065Ball or roller bearings in which the rolling bodies circulate partly without carrying load with a bearing body defining a U-shaped carriage, i.e. surrounding a guide rail or track on three sides whereby the return paths are provided as bores in a main body of the U-shaped carriage, e.g. the main body of the U-shaped carriage is a single part with end caps provided at each end with rollers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ケーシングのリターン孔に挿嵌し
たスリーブによってリターン路を形成し、スリーブを弾
性変形可能に構成して転動体の摺動抵抗を吸収し、転動
体のスムースな転走を確保する直動転がり案内ユニット
を提供する。 【構成】 この直動転がり案内ユニットは、ケーシング
3のリターン孔21にはその全長にわたって延び且つ円
筒ころ4のリターン路16を形成するスリーブ6が挿嵌
され、リターン孔21の壁面とスリーブ6の小径部14
の外面との間にはスリーブ6が弾性変形できる隙間25
が設けられている。スリーブ6にはその長手方向にスリ
ット8が形成され、スリーブ6の両端部がケーシング3
のリターン孔21に保持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、軌道レール、軌道レ
ール上を相対摺動可能なスライダ及び軌道レールとスラ
イダとの間を転走する転動体を有する直動転がり案内ユ
ニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、直動転がり案内ユニットは、長手
方向両側面に軌道溝を形成した軌道レール、前記軌道溝
と対向する位置に軌道溝を形成して前記軌道レールに対
して相対移動可能なケーシング、該ケーシングの両端に
固定されたエンドキャップ、及び前記軌道レールと前記
ケーシングとの前記軌道溝間に嵌合する転動体とから構
成されている。軌道レール上を相対摺動するスライダ
は、ケーシングとエンドキャップとを有している。
【0003】従来、図14及び図15に示すような直動
転がり案内ユニットが知られている。図14は従来の直
動転がり案内ユニットの一例を示す斜視図、及び図15
は図14の直動転がり案内ユニットの一部を示す分解図
である。
【0004】図14及び図15に示すように、直動転が
り案内ユニットは、長手方向両側面10に形成した長手
方向に延びる軌道レース溝36に上下の軌道面11を備
えた軌道レール1と、軌道レール1上を跨架して摺動可
能に装着されたスライダ2とから構成されている。スラ
イダ2は、軌道レール1に対して相対的に摺動可能であ
り且つ各軌道面11に対向する位置に軌道面12を形成
したケーシング3、対向する軌道面11,12間で相対
移動可能に転動する多数の転動体である円筒ころ4、及
びケーシング3の摺動方向即ち長手方向両端にそれぞれ
取り付けたエンドキャップ5を有している。各エンドキ
ャップ5には、軌道レール1の上面31とスライダ2と
の間の長手方向のシールを達成するリップ部33を備え
た側面シール30がねじ34で取り付けられると共に、
軌道レール1とスライダ2間の転動体4及び摺動面に潤
滑剤を供給するためグリースニップル32が取り付けら
れている。更に、ケーシング3から円筒ころ4が脱落す
るのを防止するため、保持板28が多数の円筒ころ4を
囲むようにケーシング3に取り付けられている。また、
ケーシング3及びエンドキャップ5と軌道レール1の長
手方向両側面10との間の隙間をシールするためにエン
ドキャップ5及びケーシング3の下面に下面シール29
が取り付けられている。ケーシング3には、転動体の円
筒ころ4が循環するためリターン孔21が形成され、リ
ターン孔21にはその全長にわたって延び且つ円筒ころ
4のリターン路16の無負荷軌道路を形成する長手方向
中空状のスリーブ35が挿嵌されている。
【0005】上記のような直動転がり案内ユニットとし
て、特開平4−194413号公報に開示された四条列
無限直動案内ユニットがある。該四条列無限直動案内ユ
ニットは、長手方向側壁面に形成された上側軌道面と下
側軌道面とを有する軌道溝を形成した軌道レールと、軌
道レールに跨がって摺動移動可能なスライダとから構成
されている。スライダは、リターン孔を備えたケーシン
グとケーシングの両端に固定された方向変換路を備えた
エンドキャップから成る。ケーシングのリターン孔に
は、円筒ころがリターンするためのリターン路を形成す
る合成樹脂から成る二分割されたスリーブが挿嵌されて
いる。
【0006】また、特公平4−27405号公報には、
無限直線運動用ころがり軸受に使用された弾性スペーサ
が開示されている。該弾性スペーサは、ころ状転動体と
入れ換えて等間隔に装填し、転動体間のすきまを吸収す
るものである。また、特開平5−141415号公報に
開示された直線運動用のころがり軸受は、リターン路に
案内ライニング(スリーブ)が挿入されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、直動転がり案内
ユニットにおいて、転動体が無限循環しているタイプの
直動転がり案内ユニットは、スライダが軌道レールに沿
って摺動する場合に、摺動抵抗即ち摩擦抵抗がバラツク
という変化があり、スライダの摺動運動に滑らかさに欠
けるという問題がある。その理由として、転動体が軌道
レールの軌道溝とスライダの軌道溝とに挟まれた負荷軌
道路からエンドキャップに形成された方向変換路及びケ
ーシングに形成されたリターン路の無負荷循環路を通っ
て無限循環することにより、転動体が負荷を受けて狭く
なった負荷軌道路と、転動体との間に隙間が存在する無
負荷循環路とを出入りすることになるので、転動体の転
走に摩擦の変化が発生することに因るものと考えられ
る。
【0008】従来、負荷軌道路と無負荷循環路との境界
領域で発生する転動体に対する摩擦変化を低減するた
め、転動体の摺動を滑らかにするには、次のような対策
が採用されている。 (1)軌道溝間の負荷軌道路の入口と出口、言い換えれ
ば、スライダのケーシングの軌道溝の入口と出口を、転
動体が入出し易くするため、軌道溝の入口と出口を滑ら
かな形状になるようにクラウニング加工を施す。 (2)転動体がボールである場合には、上記(1)の対
策のみでも、転動体の滑らかな摺動を実現することがで
きるが、転動体が円筒ころ即ちローラである場合には、
ローラに角が存在するので、理想どおりの摺動運動を実
現することが困難である。そこで、従来、転動体がロー
ラである場合には、例えば、前掲特公平4−27405
号公報に開示されているように、弾性スペーサをころ状
転動体の間に装填して解決している。
【0009】しかしながら、上記(1)の対策では、ケ
ーシングに軌道溝の入口と出口に摩擦の変化のない理想
的なクラウニング加工を施すことは、加工上困難なこと
である。また、上記(2)の対策では、弾性スペーサが
円筒ころに混じって無負荷循環路を転走する場合には問
題はないが、円筒ころと弾性スペーサとの混合した転動
体が負荷軌道路を転走する場合には、円筒ころのみが負
荷を受けることになるので、弾性スペーサを混合しない
場合と比較して更に負荷容量が減少し、また、負荷変動
が発生することになり、スライダのスムースな摺動運動
ができなくなるという問題が発生する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、上記
の課題を解決することであり、循環転走する転動体、特
に、円筒ころがスムースに転走するように、リターン路
に挿入するスリーブを、転動体による外力で変形できる
弾性力を持たせる構造に構成し、転動体が滑らかなスム
ースな摺動運動を実現するように構成した直動転がり案
内ユニットを提供することである。
【0011】この発明は、長手方向側面に形成された軌
道面を備えた軌道レール、前記軌道面に対向した軌道面
を備えたケーシング、該ケーシングの長手方向両端にそ
れぞれ取り付けられたエンドキャップ、及び前記軌道レ
ールと前記ケーシングとの前記軌道面間の軌道路を転走
する転動体を有し、前記ケーシングには前記転動体がリ
ターンするリターン路を形成するためのリターン孔が形
成され、前記エンドキャップには前記転動体が前記軌道
路から前記リターン路へ方向を転換させる方向転換路が
形成されている直動転がり案内ユニットにおいて、前記
ケーシングの前記リターン孔にはその全長にわたって延
びるスリーブが挿嵌され、前記スリーブによって前記転
動体の前記リターン路が形成され、前記リターン孔の壁
面と前記スリーブの外面との間には前記スリーブが弾性
変形できる隙間が設けられていることを特徴とする直動
転がり案内ユニットに関する。特に、前記転動体が円筒
ころで構成されている場合に、前記スリーブの弾性変形
の機能が発揮される。
【0012】また、前記スリーブはその長手方向に沿っ
て前記転動体が転走する転動面において二分割された一
対の半割スリーブから構成されている。
【0013】また、前記スリーブはその長手方向に延び
る前記リターン路が形成された筒状に形成されている。
【0014】また、前記スリーブが弾性変形できるよう
に、前記スリーブには前記リターン路を転走する前記転
動体の転動軸線上で且つ前記スリーブの長手方向に延び
るスリットが形成されている。
【0015】また、前記スリーブと前記ケーシングの前
記リターン孔との間の前記隙間には潤滑剤が保留され、
前記スリーブの前記スリットを通じて前記転動体が潤滑
される。
【0016】また、前記スリーブの両端部を前記ケーシ
ングの両端に固定するため前記スリーブの両端部は前記
ケーシングの前記リターン孔に嵌合する大径部に形成さ
れ、前記スリーブの中間部は前記リターン孔の壁面との
間に前記スリーブが弾性変形できる前記隙間を形成する
ように小径部に形成されている。
【0017】また、前記スリーブの両端部は前記エンド
キャップに形成された前記方向変換路に接続する嵌合溝
に嵌入され、前記スリーブをそれぞれの前記エンドキャ
ップに固定したものである。
【0018】この直動転がり案内ユニットは、長尺状の
軌道溝を有する軌道レール、軌道レールに摺動自在なス
ライダ及び軌道レールの軌道面とスライダを構成するケ
ーシングの軌道面との間の軌道を転走して無限循環する
転動体から成り、ケーシングに形成されたリターン孔に
転動体のリターン路を形成するようにスリーブを嵌挿
し、該スリーブが弾性変形できるようにリターン孔とス
リーブとの間に隙間を形成したので、転動体が負荷軌道
路からエンドキャップの方向変換路を通ってリターン路
を循環する時に、スリーブにはその長手方向に、特に転
動体が円筒ころの場合にはころ端面側にスリットが形成
されると共に、スリーブの外面とケーシングのリターン
孔との間には隙間が形成されているので、転動体が摩擦
抵抗を受けて詰まるような状態が発生しても、転動体に
よってスリーブがリターン路の転動面即ち案内面を拡大
する方向に直ちに弾性変形し、その弾性変形によって転
動体の摩擦抵抗を逃がすことができ、転動体がスリーブ
内のリターン路をスムースに転走することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
による直動転がり案内ユニットの実施例を説明する。図
1はこの発明による直動転がり案内ユニットに組み込ま
れるスリーブの一実施例を示す正面図、図2は図1のス
リーブの平面図、図3は図1のスリーブの側面図、図4
は図1の線A−Aにおける断面図、図5は図1の線B−
Bにおける断面図、図6は図1のスリーブの両端部の拡
大正面図、図7は図6の線D−Dにおける部分を示す断
面図、図8はケーシングのリターン孔にスリーブを挿嵌
した状態を示す端面図、図9は二つ割りスリーブのスリ
ーブ部材を整合してリターン路を形成した状態を示す断
面図、図10はスリーブで形成されたリターン路を転走
する転動体の状態を示す説明図、及び図11はケーシン
グにスリーブの両端を固定して隙間を形成した状態を示
す断面図である。
【0020】この直動転がり案内ユニットは、例えば、
図14及び図15に示す直動転がり案内ユニットと基本
的には同一の構成を有するものであり、該構成において
スリーブの構成が相違する以外は、実質的に同一の構成
を有するものであるので、同一部品には同一の符号を付
し、重複する説明を省略する。
【0021】この直動転がり案内ユニットは、図8(図
14参照)に示すように、長手方向側壁面10に形成さ
れた長手方向に延びる軌道レール溝36に上下の軌道面
11を備えた長尺状の軌道レール1、軌道面11に対向
して形成された軌道面12を備えたケーシング3、ケー
シング3の長手方向両端にそれぞれ取り付けられたエン
ドキャップ5、軌道レール1とケーシング3との軌道面
11と12で形成される軌道路23を転走する転動体の
円筒ころ4、及び円筒ころ4を保持する保持手段を有す
るものである。保持手段は、ケーシング3の長手方向に
対向して延びて円筒ころ4を保持する保持板28から構
成されている。軌道レール1には傾斜面から成る上側と
下側との軌道面11が形成され、ケーシング3には傾斜
面から成る上側と下側との軌道面12が形成されてい
る。軌道レール1の軌道面11は、側面10の長手方向
に延びる軌道レール溝36に沿ってその上下部に形成さ
れている。軌道レール溝36には、保持手段を構成する
保持板28が嵌入され、保持板28はケーシング3に当
接させた状態で支持されている。円筒ころ4は、互いに
対向する上側軌道面11と12の間に形成される上側の
軌道路23と互いに対向する下側軌道面11と12の間
に形成される下側の軌道路23とを転走するように構成
されている。
【0022】この直動転がり案内ユニットは、ケーシン
グ3にはリターン孔21が軌道面12に平行に延びて形
成され、ケーシング3のリターン孔21にはその全長に
わたって延び且つ円筒ころ4がリターンするリターン路
16を形成するようにスリーブ6が挿嵌され、エンドキ
ャップ5には円筒ころ4が軌道路23からリターン路1
6へ方向を転換させる方向転換路22が形成されてい
る。この直動転がり案内ユニットは、特に、リターン孔
21の壁面とスリーブ6の中間領域の小径部14の外面
との間に、スリーブ6が弾性変形できる隙間25を設け
たことを特徴としている。
【0023】この実施例では、スリーブ6は、その長手
方向に沿って円筒ころ4が転走する転動面37において
二分割された半割スリーブ20から構成されている。ス
リーブ6を二分割した場合には、一対の半割スリーブ2
0を互いに当接面15で整合させてリターン路16を形
成する。半割スリーブ20おいて、当接面15の一端部
に図4に示すように凸部17が設けられ、また、当接面
15の他端部に図5に示すように凹部18が形成されて
いる。一対の半割スリーブ20を互いに当接面15で整
合させると、凸部17が凹部18に嵌入され、両者が結
合される。スリーブ6を一対の半割スリーブ20で構成
すると、割面の当接面での整合状態が接離し、リターン
路16の弾性変形を可能にする。更に、半割スリーブ2
0に形成されるリターン路16の両端には、図6及び図
7に示すように、円筒ころ4がスムースに転走できるよ
うに、端部が面取り19されて滑らかな通路壁面に形成
されている。
【0024】スリーブ6は、図示していないが、場合に
よっては、二分割の構造にすることなく、その長手方向
に延びるリターン路16が形成される筒状のパイプで形
成することもできる。この場合には、スリーブ6に形成
するスリット8は、スリーブ6の長手方向で且つ周方向
に隔置して円筒ころ端面側二箇所に形成されている。場
合によっては、スリーブ6に形成するスリット8は、適
宜の数、例えば、4〜6箇所に形成され、スリーブ6自
体が適正に弾性変形できるように形成されている。
【0025】この直動転がり案内ユニットは、スリーブ
6が弾性変形できるように、スリーブ6にはリターン路
16を転走する円筒ころ4の転動軸線上で且つスリーブ
6の長手方向に延びるスリット8が形成されていること
である。また、スリーブ6にスリット8を形成すること
によってスリット8を通じてスリーブ6の内外に潤滑剤
が出入できる。従って、スリーブ6とケーシング3のリ
ターン孔21との間の隙間25には潤滑剤が保留される
ので、スリーブ6のスリット8を通じて円筒ころ4が潤
滑剤によって潤滑される。
【0026】この実施例では、図11に示すように、ス
リーブ6は、ケーシング3に固定されている。図11で
は、スリーブ6は一対の半割スリーブ20で構成され、
半割スリーブ20の当接面15が見える状態であるが、
スリーブ6、隙間25及びリターン路16の関係を明確
に示すため、半割スリーブ20の当接面15を斜線で示
している。スリーブ6の半割スリーブ20の両端部は、
ケーシング3の両端に固定するため、スリーブ6の両端
部の外径はケーシング3のリターン孔21に嵌入するよ
うに大径部13に形成されている。また、スリーブ6の
小径部14の外面と、リターン孔21の壁面との間に
は、スリーブ6が径方向に弾性変形できるように、隙間
25が形成されている。ケーシング3のリターン孔21
に半割スリーブ20を圧入等で挿入してリターン路16
を形成すると、ケーシング3の両端面にエンドキャップ
5を取り付けると、リターン路16はエンドキャップ5
に形成されている方向変換路22に段差を発生すること
なく、スムースに接続される。リターン路16は円筒こ
ろ4のための無負荷循環路を構成し、リターン路16で
は円筒ころ4は、図11に示されるように、後方の円筒
ころ4に押される状態でリターンすることになる。この
時、円筒ころ4に過剰な摩擦が発生すると、円筒ころ4
によってスリーブ6がスリット8を有するので容易に弾
性変形し、円筒ころ4に対する摩擦抵抗を吸収して円筒
ころ4をスムースに転走させることができる。
【0027】次に、図12を参照して、この発明による
直動転がり案内ユニットの別の実施例を説明する。この
実施例は、上記実施例と比較してスリーブの形状が相違
すると共に、スリーブの固定構造が異なっている以外
は、同一の構成を有するものである。スリーブ7はその
外径が全長にわたってストレート形状に形成されてい
る。エンドキャップ5の端面には、方向変換路22に接
続する嵌合溝26を形成した環状突起部24が形成され
ている。スリーブ7の両端部がエンドキャップ5に形成
された嵌合溝26に嵌入され、スリーブ7がそれぞれの
エンドキャップ5に固定される。スリーブ7の外面14
とケーシング3のリターン孔21の壁面との間に隙間2
5が形成され、スリーブ7の弾性変形を可能にしてい
る。この実施例では、エンドキャップ5に設けた環状突
起部24をケーシング3の両端に嵌合するため、ケーシ
ング3に環状溝38を形成する必要があるが、環状突起
部24はケーシング3の環状溝38内に支持され、スリ
ーブ7の両端部を挿嵌するための極めて強固な嵌合溝2
6を提供でき、しかも、エンドキャップ5の方向変換路
22とスリーブ7のリターン路16との接続状態をスム
ースに仕上げることができ、転動体の円筒ころ4のスム
ースな転走を可能にする。また、スリーブ7は、上記実
施例と同様に、円筒スリーブで形成するか、或いは一対
の半割スリーブで構成することもできる。
【0028】次に、図13を参照して、この発明による
直動転がり案内ユニットの更に別の実施例を説明する。
この実施例は、第2実施例と比較してスリーブの固定構
造が異なっている以外は、同一の構成を有するものであ
る。スリーブ7はその外径が全長にわたってストレート
形状に形成されている。エンドキャップ5の端面には、
方向変換路22に接続する大径の嵌合溝27が形成され
ている。スリーブ7の両端部がエンドキャップ5に形成
された嵌合溝27に嵌入され、スリーブ7がそれぞれの
エンドキャップ5に固定される。スリーブ7の外面14
とケーシング3のリターン孔21の壁面との間に隙間2
5が形成され、スリーブ7の弾性変形を可能にしてい
る。また、スリーブ7は、上記各実施例と同様に、円筒
スリーブに形成するか、或いは一対の半割スリーブで構
成することもできる。
【0029】
【発明の効果】この発明による直動転がり案内ユニット
は、上記のように構成され、次のような効果を有する。
即ち、この直動転がり案内ユニットは、転動体が負荷軌
道路からエンドキャップの方向変換路を通ってリターン
路の無負荷循環路を循環する時、スリーブにはその長手
方向に円筒ころの端面側にスリットが形成されると共
に、スリーブの外面とケーシングのリターン孔との間に
隙間が形成されているので、転動体が摩擦抵抗を受けて
詰まるような状態が発生しても、スリーブがリターン路
の案内面を拡大する方向に直ちに弾性変形し、その弾性
変形によって転動体の摩擦抵抗を逃がすことができ、転
動体がリターン路をスムースに転走できる。また、スリ
ーブを一対の半割スリーブで構成した場合には、前記ス
リーブは前記半割スリーブの当接面15で半径方向に最
大隙間分だけ拡径され、前記スリーブの弾性変形が可能
になり、転動体の摩擦抵抗を吸収する機能を発揮する。
【0030】また、この直動転がり案内ユニットを用い
れば、従来使用していた弾性スペーサを転動体間に装填
する必要がなく、負荷容量が低減したり、負荷変動が発
生することがない。更に、この直動転がり案内ユニット
では、ケーシングのリターン孔と該リターン孔に挿嵌し
たスリーブとの間に隙間を形成するだけで、転動体の摺
動抵抗を逃がして吸収できるので、例えば、従来のよう
なケーシングの軌道面に必ずしもクラウニング加工を行
なう必要もなく、転動体のスムースな転走を確保するこ
ともできる。勿論、ケーシングの軌道面にクラウニング
加工を行えば、より良好に転動体が転走することは明ら
かである転動体が軌道面間の負荷軌道路及び方向変換路
やリターン路の無負荷循環路を無限循環する場合に、転
動体が負荷軌道路での摺動時に摺動による摩擦抵抗のバ
ラツキ即ち変動によって滑らかさに欠ける場合が発生す
るが、この直動転がり案内ユニットでは、転動体の無限
循環において無負荷循環路で転動体の摩擦抵抗の変動
を、スリットを設けたスリーブの弾性力で吸収し、転動
体の転走をスムースにし、転動体の転走全体として滑ら
かな作動状態を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による直動転がり案内ユニットに組み
込まれるスリーブの一実施例を示す正面図である。
【図2】図1のスリーブの平面図である。
【図3】図1のスリーブの側面図である。
【図4】図1の線A−Aにおける断面図である。
【図5】図1の線B−Bにおける断面図である。
【図6】図1のスリーブの両端部の拡大正面図である。
【図7】図6の線D−Dにおける部分を示す断面図であ
る。
【図8】ケーシングのリターン孔にスリーブを挿嵌した
状態を示す端面図である。
【図9】二つ割りスリーブのスリーブ部材を整合してリ
ターン路を形成した状態を示す断面図である。
【図10】スリーブで形成されたリターン路を転走する
転動体の状態を示す説明図である。
【図11】スリーブの両端をケーシングに固定して隙間
を形成した状態の一実施例を示す断面図である。
【図12】スリーブの両端をそれぞれのエンドキャップ
に固定して隙間を形成した状態の別の実施例を示す断面
図である。
【図13】スリーブの両端をそれぞれのエンドキャップ
に固定して隙間を形成した状態の更に別の実施例を示す
断面図である。
【図14】従来の直動転がり案内ユニットの一例を示す
斜視図である。
【図15】図14の直動転がり案内ユニットの一部を示
す分解図である。
【符号の説明】
1 軌道レール 3 ケーシング 4 円筒ころ(転動体) 5 エンドキャップ 6,7 スリーブ 8 スリット 10 側面 11,12 軌道面 13 大径部 14 小径部 16 リターン路 20 半割スリーブ 21 リターン孔 22 方向変換路 23 軌道路 25 隙間 26 環状溝

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向側面に形成された軌道面を備え
    た軌道レール、前記軌道面に対向した軌道面を備えたケ
    ーシング、該ケーシングの長手方向両端にそれぞれ取り
    付けられたエンドキャップ、及び前記軌道レールと前記
    ケーシングとの前記軌道面間の軌道路を転走する転動体
    を有し、前記ケーシングには前記転動体がリターンする
    リターン路を形成するためのリターン孔が形成され、前
    記エンドキャップには前記転動体が前記軌道路から前記
    リターン路へ方向を転換させる方向転換路が形成されて
    いる直動転がり案内ユニットにおいて、前記ケーシング
    の前記リターン孔にはその全長にわたって延びるスリー
    ブが挿嵌され、前記スリーブによって前記転動体の前記
    リターン路が形成され、前記リターン孔の壁面と前記ス
    リーブの外面との間には前記スリーブが弾性変形できる
    隙間が設けられていることを特徴とする直動転がり案内
    ユニット。
  2. 【請求項2】 前記スリーブはその長手方向に沿って前
    記転動体が転走する転動面において二分割された一対の
    半割スリーブから構成されていることを特徴とする請求
    項1に記載の直動転がり案内ユニット。
  3. 【請求項3】 前記スリーブはその長手方向に延びる前
    記リターン路が形成された筒状に形成されていることを
    特徴とする請求項1に記載の直動転がり案内ユニット。
  4. 【請求項4】 前記スリーブが弾性変形できるように、
    前記スリーブには前記リターン路を転走する前記転動体
    の転動軸線上で且つ前記スリーブの長手方向に延びるス
    リットが形成されていることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の直動転がり案内ユニット。
  5. 【請求項5】 前記スリーブと前記ケーシングの前記リ
    ターン孔との間の前記隙間には潤滑剤が保留され、前記
    スリーブの前記スリットを通じて前記転動体が潤滑され
    ることを特徴とする請求項4に記載の直動転がり案内ユ
    ニット。
  6. 【請求項6】 前記スリーブの両端部を前記ケーシング
    の両端に固定するため前記スリーブの両端部は前記ケー
    シングの前記リターン孔に嵌合する大径部に形成され、
    前記スリーブの中間部は前記リターン孔の壁面との間に
    前記スリーブが弾性変形できる前記隙間を形成するよう
    に小径部に形成されていることを特徴とする請求項1〜
    5のいずれかに記載の直動転がり案内ユニット。
  7. 【請求項7】 前記スリーブの両端部は前記エンドキャ
    ップに形成された前記方向変換路に接続する嵌合溝に嵌
    入され、前記スリーブをそれぞれの前記エンドキャップ
    に固定したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに
    記載の直動転がり案内ユニット。
  8. 【請求項8】 前記転動体は円筒ころであることを特徴
    とする請求項1〜7のいずれかに記載の直動転がり案内
    ユニット。
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