JP2012145061A - 高圧燃料供給ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】カムの回転をタペット,リテーナを介して往復動プランジャに伝達する高圧燃料供給ポンプで、プランジャに作用する径方向の力の低減を図る。
【解決手段】プランジャに取り付けられたリテーナと、リテーナに前記タペット方向へ付勢力を与える戻しばねと、プランジャの先端と、それに対面するタペットの底面との隙間が、リテーナの底面と、それに対面するタペットの底面との隙間よりも大きくし、リテーナの外径部と、それに対面するタペットの内壁との隙間よりも、リテーナの内径部と、それに対面するプランジャの周面部との隙間の方が大きくなる構成とする。これにより、ばねのたわみ変形やせん断変形に伴うプランジャの径方向の力がプランジャに伝わりにくくなる。その結果プランジャがシリンダ内壁にかじりつく故障を低減できた。
【選択図】 図2

Description

本発明は内燃機関のインジェクタに高圧燃料を供給するための高圧燃料供給ポンプにし、殊に当該ポンプのシリンダに滑合して往復動するプランジャの駆動機構に関する。
具体的には、カムの回転をプランジャの往復運動に変換するための駆動機構が、一面にカムの表面が当接し、他面にプランジャの下端が当接するタペットを備えており、またプランジャを上死点位置から下死点位置に向かって押し戻すばねを備え、ばねの力がリテーナを介してプランジャに伝達されるように構成されるものに関する。
特表2005−514557号公報や特開2001−295754号公報などに記載された高圧燃料供給ポンプのプランジャの駆動機構はプランジャの下死点位置において、戻しばねの力がリテーナを介してプランジャをタペットの表面に押し付けるよう構成されている。
特表2005−514557号公報 特開2001−295754号公報
上記従来の駆動機構においては、カムの回転運動をプランジャの往復運動に変換する際に、プランジャの往復動軸線に対して交差する方向(プランジャの径方向)の力がプランジャに作用して、プランジャがシリンダに対して傾いた状態で摺動して両者がかじりつく可能性がある。プランジャの往復動軸線に対して交差する方向(プランジャの径方向)の力としては戻しばねの圧縮時に戻しばねが径方向に変形することによるもの、カムの回転力がタペットを介してプランジャやリテーナに径方向に作用することによるものが考えられる。
本発明の目的はプランジャの往復動軸線に対して交差する方向(プランジャの径方向)に作用する力が小さい駆動機構を備えた高圧燃料供給ポンプを提供することにある。
カムの位置が最も低い状態、即ちプランジャが下死点位置にあって、ばねを受けるリテーナの底面と、それに対面するタペットの底面とが当接した状態において、プランジャのタペット側先端とそれに対面するタペットの底面との間の領域では、プランジャが戻しばねおよびカムの作用力から開放されるように、リテーナとプランジャとの係止部に軸方向および径方向の遊びを設けた。
好適には、係止部がプランジャのタッペト側端部周囲に形成された環状の括れ部にリテーナの内周部を係止することで形成されている。
好適には、係止部がプランジャの外周に固定された環状の中間子とリテーナとの間に形成され、環状の中間子の外径がリテーナの内径より小さく構成されていて、環状の中間子とリテーナは径方向にラップしており、中間子とリテーナとの係止部に軸方向および径方向の遊びを設けた。
好適には、リテーナの外径部が対面するタペットの筒状内壁面との間の隙間よりも、リテーナの内径部が対面するプランジャの周面部との間の隙間の方が大きく構成されている。
また好適には、プランジャが、シリンダと滑合する大径部とプランジャシールが装着される小径部を有する、所謂段付きプランジャで構成され、プランジャの小径部の外周に固定された環状の中間子とリテーナとの間に係止部が形成され、環状の中間子の外径がリテーナの内径より小さく構成されていて、環状の中間子とリテーナは径方向にラップしており、中間子とリテーナとの係止部に軸方向および径方向の遊びが設けられており、プランジャシールは中間子とシリンダの端部との間に位置しており、戻しばねが自然長となる前に、大径部がプランジャシールとシリンダとの間に設けられたストッパに接触するよう構成されている。
以上のように構成した本発明によれば、以下の効果を奏する。
プランジャとリテーナとの係止部においてリテーナとプランジャとが軸方向にも径方向にも離間可能であるため、戻しばねによる径方向のばね力が直接プランジャに伝達されない。これにより、プランジャとシリンダとの摺動部の面圧を低減することができる。
実施例1から実施例4を実施するシステムの全体構成を示す。 本発明の実施例1に係る駆動機構の(吸入工程時の)断面図を示す。 本発明の実施例1に係る駆動機構の(圧縮工程時の)断面図を示す。 本発明の実施例2に係る駆動機構の(吸入工程時の)断面図を示す。 実施例1および2に係る駆動機構のC型形状リテーナの組み付け図を示す。 本発明の実施例3に係る駆動機構の(吸入工程時の)断面図を示す。 本発明の実施例4に係る駆動機構の(吸入工程時の)断面図を示す。 本発明の実施例5に係る駆動機構の(吸入工程時の)断面図を示す。
以下、図を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1は内燃機関の燃料供給システムの全体構成を示す。当該燃料供給システムに用いられる高圧燃料供給ポンプには本発明の実施例になる駆動機構を備えた高圧燃料供給ポンプが用いられる。
高圧燃料供給ポンプにはポンプハウジング1が内燃機関のシリンダヘッド20に設けた取り付け穴に挿入嵌合され、図示しないボルトによりシリンダヘッドに固定される。
ポンプハウジング1には、燃料吸入通路10,加圧室11,燃料吐出通路12が形成されている。燃料吸入通路10及び燃料吐出通路12には、電磁弁5,吐出弁8が設けられており、吐出弁8は燃料の流通方向を制限する逆止弁となっている。
プランジャ2には駆動機構を構成するリテーナ3が取り付けられており、リテーナ3には駆動機構を構成する戻しばね4の付勢力が図1の下方向に作用している。プランジャ2は、内燃機関のカム7の回転により図1の上下方向に往復動する。具体的にはカム7に接触するローラ6Aがカム7の軌跡に沿って上下するとローラ6Aを支持するタペット6が同期して上下に変位する。タペット6の底面に当接するプランジャ2はシリンダ2Aに支持されてシリンダ内を摺動し、加圧室11の中に入ったり加圧室11から退去したりして、加圧室11の容積を変化させる。カム7が回転中心から最も距離の大きい位置に回転してプランジャ2が押し上げられたときプランジャは上死点を迎える。この状態からカムが回転して回転中心から最も距離が短い位置に回転するまで、戻しばね4の力でリテーナ3を介してプランジャ2はタペット6と共に図面下方へ押し下げられる。この間吸入弁を構成する弁体501から加圧室に燃料が吸入される。カム7が回転中心から最も距離が短い位置に回転したとき、プランジャは下死点を迎える。カム7が次の山に向かって回転するときタペット6を介してプランジャ2は戻しばね4を圧縮しながら上死点に向かって押し上げられ、このとき弁体501が閉弁すれば加圧室の圧力が上昇し、吐出弁8が開いて加圧燃料がコモンレール53に供給される。かくして、プランジャ2が上下動することでポンプ動作が繰り返される。ここで、本明細書で駆動機構とは、ポンプに一体に組み込まれる少なくともリテーナ3と戻しばね4を含めた機構を指す。カム7,ローラ6A,タペット6はエンジン側の駆動機構として、本明細書では区別するが、タペット6を含めてポンプ側の駆動機構と呼ぶことを妨げない。
電磁弁5はポンプハウジング1に保持されており、電磁コイル500,アンカー503,ばね502が配されている。弁体501には、ばね502により閉弁する方向に付勢力がかけられている。このため、電磁コイル500がOFF(無通電)時、弁体501は閉弁状態となっている。この電磁弁方式を、電磁コイルがOFFの状態で閉弁状態,ONの状態で開弁状態となることからノーマルクローズ方式と称する。以降では、吸入弁としてノーマルクローズ方式電磁弁を用いたシステムを前提に説明を進める。電磁コイル500がOFF(無通電)時、弁体501が開弁状態となるノーマルオープン方式と称する電磁弁方式を用いたシステムを用いる場合にも本発明は実施できる。さらに、以降では弁体501とアンカー503が一体ものとして形成されるタイプについて説明を進めるが、両者が別体のタイプの電磁弁でも、同様に本発明は実施できる。
コモンレール53には、インジェクタ54,圧力センサ56が装着されている。インジェクタ54は、エンジンの気筒毎に1個若しくは2個設けられている。インジェクタ54はエンジンコントロールユニット(ECU)40の信号にて気筒毎に燃料噴射量が制御される。
以上の構成による燃料噴射システムの動作を以下さらに詳細に説明する。
内燃機関のカム7の回転により、プランジャ2が図1の下方向に変位している状態を吸入工程、上方向に変位している状態を圧縮工程と称する。吸入工程では、加圧室11の容積は増加し、その中の燃料圧力は低下する。この工程において、加圧室11内の燃料圧力が燃料吸入通路10の圧力よりも低くなると、弁体501には燃料の流体差圧による開弁方向の力が作用する。これにより、弁体501は、ばね502の付勢力に打ち勝って開弁し、燃料が加圧室内に吸入される。この状態で電磁コイル500に通電を行えば、プランジャ2が吸入工程から圧縮工程へと移行しても、電磁コイル500への通電状態が維持されているので、磁気吸引力が維持されて弁体501は依然として開弁した状態を維持する。従って、圧縮工程時においても、加圧室11の圧力は燃料吸入通路10とほぼ同等の低圧状態を保つため、吐出弁8を開弁することができず、加圧室11の容積減少分の燃料は、電磁弁5を通り燃料吸入通路10側へ戻される。なお、この工程を戻し工程と呼ぶ。
戻し工程において電磁コイル500への通電を断つと、アンカー503に働いていた磁気吸引力が消え、弁体501に常時働いているばね302の付勢力および戻り燃料の流体差圧力により、弁体501は閉弁する。すると、この直後から加圧室11内の燃料圧力は、プランジャ2の上昇と共に上昇する。これにより吐出弁8が自動的に開弁し、燃料をコモンレール53に圧送する。
上記のような動作をする電磁弁5を用いれば、電磁コイル500をOFF状態とするタイミングを調節することで、ポンプが吐出する流量を制御することができる。
図2は、本発明の実施例1に係る駆動機構(リテーナ周辺部材)の吸入工程時における断面を示す。図2において、2はプランジャ、2Aはシリンダ、4は戻しばね、3はリテーナ、6はタペットをそれぞれ表している。プランジャ2は図示しないポンプハウジング1内に取り付けられたシリンダ2Aに挿入されており、摺動部120にて支持されている。リテーナ3はプランジャ2の駆動機構側端部の外周に形成された括れ部200によって構成されるプランジャ側係止部202に係止されており、リテーナ3のリテーナ側係止部304からリテーナ底面301までの寸法Aが、プランジャ側係止部202からプランジャ先端201までの寸法Bよりも大きくなるよう設定されている。つまり、プランジャ側係止部202とリテーナ側係止部304との間に軸方向の遊びが設けられている。これにより、プランジャ先端201と、それに対面するタペット底面601との間の隙間は、リテーナ底面301と、それに対面するタペット底面602との隙間よりも大きくなる構造となっている。こうすることで、プランジャ先端201とタペット底面601の間には隙間A−Bが形成され、戻しばね4の付勢力はリテーナ3を介して直接タペット6に作用し、タペット6は図示しないカム7に付勢されながら下降していく。結果的に、戻しばね4の付勢力はプランジャ2を経由しなくなるため、プランジャ2に作用する径方向のばね力を低減することができ、摺動部120の面圧を低減することができる。一方で、プランジャ2はプランジャ側係止部202によりリテーナ3に係止されているため、リテーナ3の下降動作に追従する。
図3は、本発明の実施例1に係る駆動機構(リテーナ周辺部材)の圧縮工程時における断面を示す。圧縮工程においては、プランジャ上面207に図示しない加圧室11の圧力が作用するため、プランジャ2は図3の下方向に力を受け、プランジャ側係止部202はリテーナ3から離間する。そして、プランジャ先端201がタペット底面601に接触する。この状態でタペット6が図示しないカム7により押し上げられると、プランジャ2もこの動作に追従して上昇する。以上のように、圧縮工程ではプランジャ側係止部202とリテーナ側係止部304の遊びにより、プランジャ2とリテーナ3が離間するため、プランジャ2に作用する径方向のばね力を低減することができる。またプランジャ2の首rr部200の外径よりもリテーナの内径の方が大きく構成されているので、プランジャ側係止部202とリテーナ側係止部304によって構成される係止部において径方向にも遊びが設けられており、リテーナ3の径方向の変位がプランジャ2に伝わりにくくなっている。
以上をまとめると、本実施例により、吸入工程と圧縮工程の両方で、プランジャ2に伝わる径方向のばね力を低減し、摺動部120の面圧を低減することができる。
また、高圧燃料供給ポンプは図示しないシリンダヘッド20に複数本のボルトで締結される場合がある。この際、複数のボルトを均衡に締め付けていかないと、高圧燃料供給ポンプが傾きながら締め付けられていくことになり、プランジャ先端201がタペット底面601に付勢されていると、両者間の摩擦によりプランジャ2に径方向の力が作用し、それが残留した状態で取り付けられてしまう可能性がある。さらに、このような状態ではシリンダ2Aの中心軸と、プランジャ2がタペット6から受ける軸力の作用点がずれている可能性が高く、プランジャの軸方向に大きな力が作用する圧縮工程では摺動部120に過大な面圧が発生することが想定される。
本実施例では、戻しばね4の付勢力がプランジャ2を経由しておらず、高圧燃料供給ポンプを取り付ける際にプランジャ先端201とタペット底面601に発生する摩擦力が小さいため、前述したプランジャ径方向の力が残留しづらい。さらに、吸入工程の終端の下死点位置ではプランジャ先端201とタペット底面601が離間するため、前述したプランジャ径方向の力は解放されるとともに、プランジャ2はシリンダ2Aに習うため、前述した軸力の作用点がシリンダ2Aの中心軸に近づく。
以上より、本発明は高圧燃料供給ポンプの取り付けにより発生するプランジャ径方向の力を低減する観点からも有利である。
図4は、本発明の実施例2に係る駆動機構(リテーナ周辺部材)の吸入工程時における断面を示す。図4において、2はプランジャ、2Aはシリンダ、4は戻しばね、3はリテーナ、6はタペットをそれぞれ表している。実施例1では、戻しばね4によるプランジャ径方向の力が発生した際、リテーナ3がプランジャ径方向に滑り、リテーナ内径部302とそれに対面するプランジャ周面部203が接触して、プランジャ2に径方向の力が作用してしまう可能性がある。これに対して実施例2では、リテーナ外径部303とそれに対面するタペット内壁603との距離Cよりも、リテーナ内径部302とそれに対面するプランジャ周面部203との距離Dの方が大きくなる構造とする。これにより、リテーナ3がプランジャ径方向に移動した際にも、タペット内壁603により拘束を受けるため、プランジャ2に接触することはなく、プランジャ径方向の力が作用することをより確実に防ぐことができる。以上では、吸入工程に関する説明を行ったが、圧縮工程に関しても同様の効果を得ることができる。
図5には、一例としてリテーナ3をC型形状の部材で形成した場合の組み付け図を示す。プランジャ2に形成されたプランジャ側係止部202に、プランジャ径方向からリテーナ3を挿入して組み付ける。こうすることで、リテーナ3の組み付け性が向上し、構造も簡便なため、例えばリテーナ3をプレスにより一体成型すれば、加工の容易性も向上させることができる。
図6は、本発明の実施例3に係る駆動機構(リテーナ周辺部材)の吸入工程時における断面を示す。図6において、2はプランジャ、2Aはシリンダ、4は戻しばね、3はリテーナ、6はタペットをそれぞれ表している。プランジャ2には大径部204と小径部205が形成されており、高圧燃料供給ポンプが図示しないシリンダヘッド20から取り外されて単体の状態にて、戻しばね4の付勢力のままにプランジャが下降していくと、戻しばね4が自然長となる前に、大径部204と小径部205の間に形成される段付き部206がストッパ9に接触する構造となっている。リテーナ3は戻しばね4の座面を受けるリテーナ3と、プランジャ2に圧入などにより一体形成され、リテーナ3を係止する中間子3Aから構成される。実施例1と同様に、リテーナ3の中間子係止部34aからリテーナ底面31aまでの寸法Aが、中間子3Aに形成されたリテーナ係止部31bからプランジャ先端201までの寸法Bよりも大きくなるよう設定されている。これにより、プランジャ先端201と、それに対面するタペット底面601との間の隙間は、リテーナ底面31aと、それに対面するタペット底面602との隙間より大きくなる構造となっている。こうすることで、プランジャ先端201とタペット底面601の間には隙間A−Bが形成され、戻しばね4の付勢力はリテーナ3を介して直接タペット6に作用し、タペット6は図示しないカム7に付勢されながら下降していく。結果的に、戻しばね4の付勢力はプランジャ2を経由しなくなるため、プランジャ2に作用する径方向のばね力を低減することができ、摺動部120の面圧を低減することができる。一方で、プランジャ2は中間子3Aを介してリテーナ3に係止されているため、リテーナ3の下降動作に追従する。また、実施例2と同様にリテーナ外径部33aとそれに対面するタペット内壁603との距離Cよりも、リテーナ内径部32aとそれに対面するプランジャ周面部203との距離Dの方が大きくなる構造とする。これにより、リテーナ3がプランジャ径方向に移動した際にも、タペット内壁603により拘束を受けるため、プランジャ2に接触することはなく、プランジャ径方向の力が作用することをより確実に防ぐことができる。以上では、吸入工程に関する説明を行ったが、圧縮工程に関しても同様の効果を得ることができる。
さらに、プランジャ2の全長が長くなると、シリンダ2Aの下端部からプランジャ先端201までの距離、すなわちオーバーハング長が長くなり、てこの原理から、摺動部120に発生する面圧が増加する。これを避けるため、プランジャ2の全長をできるだけ短くしようとすると、ストッパ9に段付き部206が接触するまでプランジャを引き下げても、プランジャ先端201の方が、戻しばね4の自然長における端部より奥に配置されてしまう。このため、リテーナ3は戻しばね4をある程度圧縮した状態で組み付ける必要があり、組み付け性が悪化する。このように、段付き部206を持つプランジャ2にリテーナ3を組み付ける場合、組み付け性の観点から新たな課題が発生する。
本実施例では、例えばプレスにより成型したリテーナ3をプランジャ2に挿入し、続けて中間子3Aを圧入によりプランジャに結合すれば、ばねの圧縮を兼ねてリテーナ3をプランジャ2に組み付けることができ、簡便な構造で組み付け性を向上させることができる。
図7は、本発明の実施例4に係る駆動機構(リテーナ周辺部材)の吸入工程時における断面を示す。図7において、2はプランジャ、2Aはシリンダ、4は戻しばね、3はリテーナ、6はタペットをそれぞれ表している。実施例3と同様に、プランジャ2には大径部204と小径部205が形成されており、高圧燃料供給ポンプが図示しないシリンダヘッド20から取り外されて単体の状態にて、戻しばね4の付勢力のままにプランジャが下降していくと、戻しばね4が自然長となる前に、大径部204と小径部205の間に形成される段付き部206がストッパ9に接触する構造となっている。リテーナ3は戻しばね4の座面を受けるリテーナ3と、プランジャ2に圧入などにより一体形成され、リテーナ3を係止する中間子3Aから構成される。タペット6の底面にはテーパ部605を持つ凸部604が形成されており、中間子係止部34aからタペット底面601までの寸法Eが、リテーナ係止部31bからプランジャ先端201までの寸法Fよりも大きくなるよう設定されている。これにより、プランジャ先端201と、それに対面するタペット底面601とのプランジャ軸方向隙間は、リテーナ凹部36aの内周部35aと、それに対面するテーパ部605との接触部606におけるプランジャ軸方向隙間よりも大きくなる構造となっている。こうすることで、プランジャ先端201とタペット底面601の間には隙間E−Fが形成され、戻しばね4の付勢力はリテーナ3を介して直接タペット6に作用し、タペット6は図示しないカム7に付勢されながら下降していく。結果的に、戻しばね4の付勢力はプランジャ2を経由しなくなるため、プランジャ2に作用する径方向のばね力を低減することができ、摺動部120の面圧を低減することができる。一方で、プランジャ2は中間子3aを介してリテーナ3bに係止されているため、リテーナ3bの下降動作に追従する。
またプランジャ径方向に関しては、内周部35aとそれに対面するテーパ部605が接触した状態で、リテーナ内径部32aと、それに対面するプランジャ周面部203との間に隙間が形成されるよう寸法が設定されている。こうすることにより、テーパ部605とそれに対面する内周部35aとの接触部606におけるプランジャ径方向隙間よりも、リテーナ内径部32aと、それに対面するプランジャ周面部203とのプランジャ径方向隙間の方が大きい構造となる。これにより、リテーナ3がプランジャ径方向に移動しようとした際にも、テーパ部605により拘束を受けるため、リテーナ3がプランジャ2に接触することはなく、プランジャ径方向の力が作用することをより確実に防ぐことができる。以上は、吸入工程に関する説明を行ったが、圧縮工程に関しても同様の効果を得ることができる。
図8に基づき実施例5を説明する。
実施例5では中間子3Aがリテーナ係止部31bとしてのフランジ部を有し、リテーナ3の中間子係止部34aの内径をこのリテーナ係止部31bとしてのフランジ部の外径より小さく構成して、両者が重なるようにすることで係止部を構成している。
リテーナ係止部31bとしてのフランジ部とリテーナ3の中間子係止部34aとの間にはA−Bの遊びが形成されている点は実施例3と同様である。
また、リテーナ3の内径面とこれに対面する中間子3Aの外周面との間の隙間Dがリテーナ3の外径面とこれに対面するタペット6の内周面との間の隙間Cよりも大きくなっていて、係止部に径方向の遊びを設けながら、リテーナ3がプランジャ2側へ(内径方向へ)変位しにくくしている点も実施例3と同じである。矢印で示すようにばね力の径方向(プランジャ軸線に対して)の力は、リテーナ3の外径方向に伝達されるが、内側の中間子3A方向には伝達されない。
以上の実施例1−5の本実施例によれば以下に記載する従来技術の問題点を解消することもできる。
昨今、内燃機関の小型・高出力・高効率化が精力的に進められている。これを受け、高圧燃料供給ポンプには内燃機関への搭載性を向上させるボディの小型化、および高出力・高効率化に対応する吐出燃料の大流量・高圧化が強く求められている。これにともない、摺動部にかかる負荷は増大する傾向にあり、信頼性の観点から負荷低減が重要な課題となっている。以上の背景を受け、摺動部材であるプランジャに作用する径方向の力を低減するリテーナを、小型かつ簡便な構造で提供する必要がある。
一般に、高圧燃料供給ポンプの吐出圧力を高圧化するためには、各部の耐圧性を向上させる必要があり、部材の質量が増加してしまう傾向にある。可動部の質量が増加すると、それにともない増加する慣性力に対抗して、戻しばねの付勢力も増加させる必要がある。すると、ばねの軸方向と垂直な方向、すなわち径方向に意図せずに発生してしまうばね力も増加する。
ここで例えば、特許文献1に示したように、リテーナをプランジャに直接結合してばね受けとすると、ばね力は全てプランジャを経由してタペットに伝達されるため、径方向のばね力がプランジャに作用し、摺動部の面圧が増大して好ましくない。また、特許文献2に示したように、リテーナに傾斜環状表面を形成し、それを介してプランジャと係止すれば、リテーナを傾けるモーメントがプランジャに伝わることを防ぐことができるものの、径方向のばね力は、やはりプランジャに作用してしまい課題となる。
また、大径部と小径部が設けられており、プランジャが戻しばねの付勢力に従いタペットの方向に移動した際、戻しばねが自然長となる前に、大径部がストッパに接触するような段付きプランジャを用いる場合、プランジャの全長をできるだけ短くしようとすると、戻しばねを圧縮した状態でリテーナを組み付ける必要があり、組み付け性の観点から新たな課題となる。
本実施例では、プランジャに作用する径方向の力の低減を、小型かつ簡便な構造で実現する駆動機構を搭載した高圧燃料供給ポンプを提供することができる。
また、本実施例では、リテーナがプランジャ径方向に移動した際、タペットによりその動きを拘束されるため、戻しばねによる径方向のばね力がタペットに作用し、プランジャには伝達されない。これにより、プランジャの摺動部面圧をより確実に低減することができる。
また、段付きプランジャを用いる場合、中間子を例えば圧入によりプランジャに結合すれば、戻しばねの圧縮も、圧入作業に兼ねて組み付けることができ、組み付け性を向上させることができる。
本実施例では、カムの回転をタペット,リテーナを介して往復動プランジャに伝達する高圧燃料供給ポンプで、プランジャに作用する径方向の力の低減を図ることができる。
具体的には、プランジャに取り付けられたリテーナと、リテーナに前記タペット方向へ付勢力を与える戻しばねと、プランジャの先端と、それに対面するタペットの底面との隙間が、リテーナの底面と、それに対面するタペットの底面との隙間よりも大きくし、リテーナの外径部と、それに対面するタペットの内壁との隙間よりも、リテーナの内径部と、それに対面するプランジャの周面部との隙間の方が大きくなる構成とする。
これにより、ばねのたわみ変形やせん断変形に伴うプランジャの径方向の力がプランジャに伝わりにくくなる。
その結果プランジャがシリンダ内壁にかじりつく故障を低減できた。
本発明は、内燃機関の高圧燃料供給ポンプに限らず、各種の高圧ポンプに広く利用可能である。
1 ポンプハウジング
2 プランジャ
2A シリンダ
3 リテーナ
4 戻しばね
5 電磁弁
6 タペット
7 カム
8 吐出弁
9 ストッパ
10 燃料吸入通路
11 加圧室
12 燃料吐出通路
50 燃料タンク
53 コモンレール
54 インジェクタ
56 圧力センサ

Claims (10)

  1. 内燃機関のカムの回転に追従して往復運動するタペットにより駆動されるプランジャと、前記プランジャに取り付けられたリテーナと、前記リテーナを前記タペット方向へ付勢する付勢力を与えるばねと、を備えるプランジャ式高圧燃料供給ポンプであって、
    前記プランジャの下死点において、前記リテーナの底面とそれに対面するタペットの底面とが当接した状態で、前記プランジャのタペット側先端とそれに対面する前記タペットの底面との間の領域では、前記プランジャが前記戻しばねおよびカムの作用力から開放されるように、前記リテーナと前記プランジャとの係止部に軸方向および径方向の遊びを設けたことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  2. 請求項1に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記プランジャの下死点において、前記プランジャの先端と、それに対面する前記タペットの底面との隙間が、前記リテーナの底面と、それに対面する前記タペットの底面との隙間よりも大きくなることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  3. 請求項1に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、前記リテーナの外径部と、それに対面する前記タペットの内壁との隙間よりも、前記リテーナの内径部と、それに対面する前記プランジャの周面部との隙間の方が大きいことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  4. 請求項1ないし請求項3に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記プランジャに大径部と小径部が設けられており、前記プランジャが前記戻しばねの付勢力に従い前記タペットの方向に移動した際、前記戻しばねが自然長となる前に、前記大径部がストッパに接触するよう構成され、
    前記係止部が、前記戻しばねを受ける前記リテーナと、前記プランジャに固定され、前記リテーナを係止する中間子から形成されることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  5. 請求項4に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記リテーナの外径部と、それに対面する前記タペットの内壁との隙間よりも、前記リテーナの内径部と、それに対面する前記中間子の周面部との隙間の方が大きいことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  6. 請求項1ないし請求項3に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記リテーナがC型形状の一部材で形成され、前記プランジャに形成された係止部にプランジャ径方向から挿入されてプランジャ軸方向へ係止されることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  7. 請求項1若しくは2のいずれかに記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記タペットの底面に凸部が、前記リテーナの底面にはそれに対面する凹部が形成されており、前記凸部の外径部と前記凹部の内周部との隙間よりも、前記リテーナの内径部と、それに対面する前記プランジャの周面部との隙間の方が大きいことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  8. 請求項1若しくは2のいずれかに記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記タペットの底面に凸部が、前記リテーナの底面にはそれに対面する凹部が形成されており、
    前記プランジャの先端と、それに対面する前記タペットの底面とのプランジャ軸方向隙間が、前記凸部に設けられたテーパ部と、前記凹部の内周部との接触部におけるプランジャ軸方向隙間よりも大きく、
    かつ前記テーパ部と、それに対面する前記内周部との接触部におけるプランジャ径方向隙間よりも、前記リテーナの内径部と、それに対面する前記プランジャの周面部とのプランジャ径方向隙間の方が大きいことを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  9. 請求項7若しくは請求項8のいずれかに記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記プランジャに大径部と小径部が設けられており、前記プランジャが前記戻しばねの付勢力に従い前記タペットの方向に移動した際、前記戻しばねが自然長となる前に、前記大径部がストッパに接触するよう構成されたものであって、
    前記係止部が、前記リテーナと、前記プランジャに圧入により一体に固定され、前記リテーナを係止する中間子から形成されることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
  10. 請求項7若しくは請求項8に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
    前記中間子がフランジ部を有し、当該フランジ部で前記リテーナと係止部を構成していることを特徴とする高圧燃料供給ポンプ。
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