JP2012142927A - 通信装置、その動作方法およびその動作プログラム - Google Patents

通信装置、その動作方法およびその動作プログラム Download PDF

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    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

【課題】留守録機能を有する他装置を同じ使用者が使用する場合に生じる不都合を解消することを可能にする通信装置、その動作方法およびその動作プログラムを提供する。
【解決手段】使用者は複数の通信装置100で通信システム1にサインインすることができる。複数の通信装置100にそれぞれ自分宛の記録用メッセージが分散して記録される場合がある。一の通信装置100で使用者情報を用いて通信システム1にサインインが行われている状態で、その一の通信装置100に着信情報一覧の表示が要求される。一の通信装置100から他の通信装置100に同じ使用者情報に対応する着信情報が要求される。一の端末の通信装置100に他の通信装置100から同じ使用者情報に対応する着信情報が送信される。一の通信装置100では、他の通信装置100から送信される着信情報が受信され、受信された着信情報に基づいて一覧データが生成される。
【選択図】図13

Description

本発明は、映像データとともに音声データの送受信が可能な通信装置、その動作方法およびその動作プログラムに関する。
特許文献1に記載の通信システムおよびデータ通信方法においては、ネットワークを介して第1の端末と第2の端末との間で通信が行われる。この通信システムにおいて、第1および第2の端末の各々は、受信回路および送信回路を含む。また、第1および第2の端末の各々は、入力装置としてウェブカメラおよびマイクロホンを備えるとともに、出力装置としてディスプレイスクリーンおよびラウドスピーカを備える。
例えば、第1の端末において、ウェブカメラに第1の端末の使用者の映像が入力され、マイクロホンに第1の端末の使用者の音声が入力される。また、第2の端末において、ウェブカメラに第2の端末の使用者の映像が入力され、マイクロホンに第2の端末の使用者の音声が入力される。
第1の端末の送信回路においては、ウェブカメラおよびマイクロホンに入力された映像および音声に基づくデータがネットワークを介して第2の端末に送信される。この場合、第2の端末の受信回路においては、ネットワークを介して第1の端末から送信されたデータが受信され、受信されたデータに基づく映像および音声がディスプレイスクリーンおよびラウドスピーカから出力される。
同様に、第2の端末の送信回路においては、ウェブカメラおよびマイクロホンに入力された映像および音声に基づくデータがネットワークを介して第1の端末に送信される。この場合、第1の端末の受信回路においては、ネットワークを介して第2の端末から送信されたデータが受信され、受信されたデータに基づく映像および音声がディスプレイスクリーンおよびラウドスピーカから出力される。
これにより、第1の端末の使用者は、第2の端末の使用者の映像を視認しつつ第2の端末の使用者と会話することができる。同様に、第2の端末の使用者は、第1の端末の使用者の映像を視認しつつ第1の端末の使用者と会話することができる。
特表2010−521856号公報
上記の通信システムにおいては、例えば、第1の端末の使用者は、第1の端末として複数の通信装置を用いることができる。この場合、使用者は、複数の通信装置のうちの一の通信装置を第1の端末として用いることにより通信イベントに参加することができる。その通信イベントへの参加の終了後、同じ使用者が他の通信装置を第1の端末として用いることにより再度通信イベントに参加することができる。
また、通信システムにおいては、第1および第2の端末が留守録機能を有することができる。それにより、例えば、第1の端末の使用者が第1の端末の近くにいない場合でも、第2の端末の使用者が第1の端末にメッセージを送信することができる。
しかしながら、特許文献1には、使用者が第1の端末として複数の通信装置を使用可能であることおよび複数の通信装置のいずれかが留守録機能を有することにより生じる不都合およびその解消手段について言及されていない。
本発明の目的は、留守録機能を有する他装置を同じ使用者が使用する場合に生じる不都合を解消することを可能にする通信装置、その動作方法およびその動作プログラムを提供することである。
第1の発明に係る通信装置は、他装置を含む通信システムにサインイン可能な通信装置であって、使用者に固有に付与される使用者情報を用いたサインイン動作を実行可能に構成される制御部と、使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージを識別するための識別情報の収集を指示するように構成される指示部と、指示部からの指示に応答して、他装置において使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージに対応する識別情報の送信を要求するための送信要求を他装置に送信し、送信要求に応答して他装置から送信される識別情報を受信するように構成される通信部とを備えるものである。
第2の発明に係る通信装置の動作方法は、他装置を含む通信システムにサインイン可能な通信装置の動作方法であって、使用者に固有に付与される使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージを識別するための識別情報の収集の指示に応答して、他装置において使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージに対応する識別情報の送信を要求するための送信要求を他装置に送信するステップと、送信要求に応答して他装置から送信される識別情報を受信するステップとを含むものである。
第3の発明に係る通信装置の動作プログラムは、他装置を含む通信システムにサインイン可能な通信装置の処理部により実行可能な動作プログラムであって、使用者に固有に付与される使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージを識別するための識別情報の収集の指示に応答して、他装置において使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージに対応する識別情報の送信を要求するための送信要求を他装置に送信する処理と、送信要求に応答して他装置から送信される識別情報を受信する処理とを、処理部に実行させるものである。
本発明によれば、留守録機能を有する他装置を同じ使用者が使用する場合に生じる不都合を解消することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る通信システムの概要を説明するための図 図1の端末の構成を示すブロック図 通信装置の状態遷移を示す模式図 会話プログラムの起動条件の一例を示す図 サインイン画面を示す図 使用者登録画面を示す図 コンタクトリスト画面の一例を示す図 使用者設定画面の一例を示す図 留守録設定画面を示す図 着信画面の一例を示す図 着信画面の他の例を示す図 会話画面を示す図 図1の複数の端末の動作を説明するためのブロック図 図13の複数の端末のメモリカードにそれぞれ記録される着信情報の一例を示す図 着信情報一覧画面の一例を示す図 図15の複数の履歴ボタンのうちの1つが選択された場合の着信情報一覧画面を示す図 本発明の一実施の形態に係る会話プログラムに基づく制御LSIの一動作例を示すフローチャート 図2の制御LSIの詳細な構成および動作を示すブロック図 図2の制御LSIの詳細な構成および動作を示すブロック図
本発明の一実施の形態に係る通信装置、その動作方法およびその動作プログラムについて図面を参照しつつ説明する。
[1]通信システムの概要
図1は本発明の一実施の形態に係る通信システムの概要を説明するための図であり、図2は図1の端末1000Aの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、この通信システム1は、ネットワーク500、複数(本例では3つ)の端末1000A,1000B,1000C、ルータ1100、基地局800、パーソナルコンピュータ600、テレビジョン受像機(以下、テレビと略記する。)700、携帯電話900および会話用サーバ2000を含む。
図1の例では、複数の端末1000A,1000B,1000Cがそれぞれ有線または無線のローカルエリアネットワークによりDLNA(Digital Living Network Alliance)の規定に従ってルータ1100に接続されている。ルータ1100はネットワーク500を介して会話用サーバ2000に接続されている。さらに、携帯電話900が基地局800を介してネットワーク500に接続される。このように、ネットワーク500には、複数の通信端末として、複数の端末1000A,1000B,1000C、パーソナルコンピュータ600、テレビ700および携帯電話900が接続される。本実施の形態において、ネットワーク500はインターネットである。
図1の例において、互いに接続された複数の通信端末(端末1000A,1000B,1000C、パーソナルコンピュータ600、テレビ700および携帯電話900)には、それぞれ後述する制御LSI(大規模集積回路)101(図2)が内蔵される。制御LSI101(図2)においては、記録媒体である内蔵のメモリ101M(図2)に動作プログラムとして後述する会話プログラムが記録される。
また、各通信端末は、映像入力部、音声入力部、映像出力部および音声出力部を有する。映像入力部は例えばカメラを含む。音声入力部は例えばマイクを含む。映像出力部は例えばモニタを含む。音声出力部は例えばスピーカを含む。
本実施の形態において、複数の通信端末の使用者は、予めそれぞれ固有の使用者情報を会話用サーバ2000に登録する必要がある。使用者情報は、使用者識別子(以下、使用者IDと呼ぶ。)およびその使用者IDに対応付けられたパスワードを含む。会話用サーバ2000は、複数の使用者の複数の使用者情報を記憶することにより、複数の使用者を管理する。
新たな使用者情報が登録される場合には、任意の通信端末から会話用サーバ2000に、使用者情報の登録要求とともに新たな使用者情報が送信される。
会話用サーバ2000は、予め記憶されている複数の使用者情報を参照しつつ、受信した使用者情報の使用者IDが既に登録されている複数の使用者情報の使用者IDのいずれかに一致するか否かを判定する。
会話用サーバ2000は、受信した使用者情報の使用者IDが既に登録されている複数の使用者情報の使用者IDのいずれにも一致しない場合、与えられた使用者情報を記憶する。一方、会話用サーバ2000は、受信した使用者情報の使用者IDが既に登録されている複数の使用者情報の使用者IDのいずれかに一致する場合、受信した使用者情報を記憶しない。これにより、同一の使用者IDを含む複数の使用者情報が会話用サーバ2000に登録されることが防止される。
会話用サーバ2000に、例えば一の通信端末から使用者情報とともに通信システム1へのサインインの要求が送信される。この場合、会話用サーバ2000は、受信した使用者情報が記憶されている複数の使用者情報のいずれかに一致するか否かを判定する。すなわち、会話用サーバ2000は、一の通信端末から受信した使用者情報が既に登録されているか否かを判定する。
受信した使用者情報が既に登録されている場合、会話用サーバ2000は、複数の使用者が同一の使用者情報で通信システム1にサインインすることを防止するために、受信した使用者情報と同一の使用者情報によるサインインが現在行われているか否かを判定する。
会話用サーバ2000は、受信した使用者情報と同一の使用者情報によるサインインが行われていない場合に、使用者が通信システム1にサインインすることを許可する。一方、会話用サーバ2000は、一の通信端末から受信した使用者情報が登録されていない場合、および受信した使用者情報と同一の使用者情報によるサインインが現在行われている場合に、使用者が通信システム1にサインインすることを許可しない。
使用者が通信システム1にサインインすることにより、使用者が使用する通信端末から会話用サーバ2000に、通信端末のアドレス(例えば、インターネットプロトコルアドレス)が送信される。また、通信端末から会話用サーバ2000に、所定の周期でサインインの継続要求が送信される。
これにより、会話用サーバ2000においては、現在通信システム1にサインインしている使用者、および通信システム1にサインインしている使用者が使用する通信端末のアドレスが管理される。
使用者は、一の通信端末を用いて通信システム1にサインインすることにより、会話用サーバ2000に他の使用者との会話を要求する要求信号をその使用者の使用者IDとともに送信することができる。この場合、会話用サーバ2000は、受信した使用者IDに基づいて他の使用者が通信システム1にサインインしているか否かを判定する。
他の使用者が通信システム1にサインインしている場合、会話用サーバ2000は、他の使用者が使用する通信端末のアドレスを一の通信端末に送信する。これにより、一の通信端末が、受信したアドレスにより他の通信端末にアクセスする。このようにして、一の通信端末と他の通信端末との間で、映像データおよび音声データを含む種々のデータの通信が可能となる。
一方、他の使用者が通信システム1にサインインしていない場合、会話用サーバ2000は、他の使用者が通信システム1にサインインしていないことを示す情報を一の通信端末に送信する。この場合、一の通信端末においては、他の使用者と会話することができないことを示す情報がモニタまたはスピーカにより使用者に提示される。
上記に加えて、使用者は、一の通信端末を用いて通信システム1にサインインすることにより、他の通信端末からのアクセスを受け付けることができる。
複数の通信端末間では、カメラにより撮影された各使用者の映像に基づく映像データ、およびマイクに入力された各使用者の音声に基づく音声データの通信が行われる。これにより、各通信端末の使用者は、他の通信端末の使用者と会話することができる。
次に、図1の端末1000Aの構成について説明する。図1および図2に示すように、端末1000Aは、通信装置100、カメラ/マイク装置200、テレビ300および2つのリモートコントローラ400,490を備える。
図2に示すように、通信装置100は、制御LSI101、ネットワークインターフェース103、無線受信部104、ユニバーサルシリアルバス(以下、USBと呼ぶ。)インターフェース105、電力供給部106、高解像度マルチメディアインターフェース(以下、HDMIと呼ぶ。)107、光ディスクドライブ108、メモリスロット109、蛍光表示管(以下、FLディスプレイと呼ぶ。)191、発光ダイオードユニット(以下、LEDユニットと呼ぶ。)192、ブザー193およびフラッシュメモリ112を備える。メモリスロット109には、メモリカード110が挿入される。
制御LSI101は、CPU(中央演算処理装置)およびメモリ101Mを含み、半導体を用いた集積回路で実現される。上述のように、制御LSI101のメモリ101Mには、通信装置100のシステムプログラムとともに後述する会話プログラムが記憶される。CPUがメモリ101Mに記憶された各プログラムを実行することにより、制御LSI101が種々の処理を実行する。また、制御LSI101は、通信装置100の各構成要素の動作を制御するとともに、他の通信端末(図1の端末1000B,1000C、パーソナルコンピュータ600、テレビ700および携帯電話900等)との通信を制御する。制御LSI101の詳細な構成は後述する。
ネットワークインターフェース103は、ネットワークケーブル(例えば、ローカルエリアネットワークケーブル)およびルータ1100を介してネットワーク500に接続される。ネットワークインターフェース103により、ネットワーク500から通信装置100の制御LSI101に、映像データおよび音声データを含む種々のデータが与えられる。また、通信装置100の制御LSI101からネットワーク500に映像データおよび音声データを含む種々のデータが与えられる。
後述するように、リモートコントローラ400は、無線通信(例えば赤外線通信)により後述する操作信号を通信装置100に送信する。無線受信部104は、リモートコントローラ400から無線で送信される操作信号を受信する。無線受信部104により受信された操作信号は、制御LSI101に与えられる。
USBインターフェース105は、USBケーブルを介してカメラ/マイク装置200に接続される。電力供給部106は、例えば、交流電力を直流電力に変換する電源回路を含む。電源回路には電源プラグが接続される。電源プラグは、家庭用電源コンセントに接続可能である。電力供給部106は、家庭用電源から得られた電力を通信装置100の各構成要素に供給する。HDMI107は、HDMIケーブルを介してテレビ300に接続される。光ディスクドライブ108は、光ディスクに対してデータの読み書きを行う。
メモリスロット109は、メモリカード110が挿入および取り出し可能に構成される。制御LSI101は、メモリスロット109にメモリカード110が挿入された状態で、メモリカード110に記憶されたデータを読み出すことができる。また、制御LSI101は、メモリカード110にデータを書き込むことができる。
フラッシュメモリ112は、制御LSI101に接続される。フラッシュメモリ112に代えて、他の不揮発性メモリを用いてもよい。フラッシュメモリ112には、例えば端末1000Aを使用する使用者の使用者情報、および他の使用者の使用者IDのリスト(以下、コンタクトリストと呼ぶ。)が記憶される。また、フラッシュメモリ112には、使用者が他の通信端末からのアクセスを受け付けることができない場合に、他の通信端末からのアクセスに応答して他の通信端末に与えられるべきデータ(例えば、留守であることを伝えるための映像データおよび音声データ)が記憶される。
通信装置100は、例えば箱型のケーシングを有する。制御LSI101、ネットワークインターフェース103、無線受信部104、USBインターフェース105、電力供給部106、HDMI107、光ディスクドライブ108およびメモリスロット109はケーシング内に収容される。FLディスプレイ191、LEDユニット192およびブザー193は、ケーシングに取り付けられる。
FLディスプレイ191は、例えば7セグメント蛍光表示管または14セグメント蛍光表示管等からなる。制御LSI101からFLディスプレイ191に現在の時刻および光ディスクの再生時間等を示す情報が与えられる。FLディスプレイ191は、与えられた情報を表示する。
LEDユニット192は単色の光を発生する。制御LSI101からLEDユニット192に発光または非発光を示す情報が与えられる。LEDユニット192は、制御LSI101から与えられる情報に基づいて点灯、消灯または点滅する。
制御LSI101からブザー193に警報の発生を指令するための情報が与えられる。この場合、ブザー193は、制御LSI101から与えられる情報に基づいて警報音を発生する。
リモートコントローラ400は、操作部401、処理回路402および無線送信部403を備える。操作部401は、図1の電源ボタン411、会話起動ボタン412、会話応答ボタン413、十字キー414、決定ボタン415および図示しない複数の数字ボタンを含む。十字キー414は、上ボタン、下ボタン、左ボタンおよび右ボタンを含む。使用者により、操作部401のいずれかのボタンが操作される。処理回路402により操作されたボタンに応じた操作信号が生成される。生成された操作信号は、無線送信部403から通信装置100の無線受信部104に送信される。上記のように、通信装置100とリモートコントローラ400との間の無線通信は、例えば赤外線通信により実現される。
カメラ/マイク装置200は、カメラ201、マイク202および2つのアナログデジタル(以下、A/Dと呼ぶ。)コンバータ203,204およびUSBインターフェース205を備える。カメラ/マイク装置200のUSBインターフェース205は、USBケーブルを介して通信装置100のUSBインターフェース105に接続される。
カメラ201は、撮像素子を備える。撮像素子により被写体の映像が取得される。カメラ201においては、取得された映像に基づいてアナログ形式の映像信号が生成される。生成された映像信号が、A/Dコンバータ203によりデジタル形式の映像データに変換される。デジタル形式の映像データが、USBインターフェース205、USBケーブルおよびUSBインターフェース105を介して、通信装置100の制御LSI101に与えられる。
マイク202には外部から音声(音波)が入力される。マイク202においては、入力された音声に基づいてアナログ形式の音声信号が生成される。生成された音声信号が、A/Dコンバータ204によりデジタル形式の音声データに変換される。デジタル形式の音声データが、USBインターフェース205、USBケーブルおよびUSBインターフェース105を介して、通信装置100の制御LSI101に与えられる。
本実施の形態では、カメラ/マイク装置200は、例えば使用者の映像および使用者の音声を取得するために用いられる。
上記のように、カメラ/マイク装置200は、カメラ201およびマイク202を含む。通信装置100にカメラ/マイク装置200が接続される代わりに、通信装置100にカメラ201およびマイク202がそれぞれ個別に接続されてもよい。
カメラ/マイク装置200がHDMIを有してもよい。この場合、カメラ/マイク装置200のHDMIがHDMIケーブルを介して通信装置100に接続される。カメラ/マイク装置200が無線送信部を有してもよい。この場合には、カメラ/マイク装置200の無線送信部から通信装置100の無線受信部104に映像データおよび音声データが与えられる。
テレビ300は、モニタ301、スピーカ302、デジタルアナログ(以下、D/Aと呼ぶ。)コンバータ303,304、HDMI305、無線受信部306、音量調整部310およびチューナ320を備える。本実施の形態では、テレビ300のHDMI305が、HDMIケーブルを介して通信装置100のHDMI107に接続される。
通信装置100の制御LSI101からテレビ300に、HDMI107、HDMIケーブルおよびHDMI305を介してデジタル形式の映像データおよび音声データが与えられる。テレビ300に与えられた映像データは、D/Aコンバータ303によりアナログ形式の映像信号に変換される。アナログ形式の映像信号がモニタ301に与えられる。これにより、モニタ301に映像が表示される。
一方、テレビ300に与えられた音声データは、D/Aコンバータ304によりアナログ形式の音声信号に変換される。アナログ形式の音声信号が音量調整部310に与えられる。
音量調整部310には、後述するリモートコントローラ490から、例えば音声信号のレベルを調整するための操作信号が入力される。これにより、音量調整部310においては、リモートコントローラ490から与えられる操作信号に基づいて音声信号のレベルが調整される。調整された音声信号がスピーカ302に与えられ、音声信号に基づく音声が出力される。
チューナ320は、放送または配信される番組の放送信号の受信、選局、復調および復号を行うことにより映像データおよび音声データを生成し、生成した映像データおよび音声データをそれぞれD/Aコンバータ303およびD/Aコンバータ304に与える。それにより、モニタ301に番組の映像が表示され、スピーカ302から番組の音声が出力される。
上記のように、通信装置100とテレビ300とがHDMI107、HDMIケーブルおよびHDMI305を介して接続される。この場合、通信装置100は、テレビ300の動作を制御するための制御信号をテレビ300に与えることができる。
通信装置100にテレビ300が接続される代わりに、通信装置100にモニタ301およびスピーカ302がそれぞれ個別に接続されてもよい。
リモートコントローラ490は、操作部491、処理回路492および無線送信部493を備える。操作部491は、図1の電源ボタン481および音量調整ボタン484a,484bを含む。使用者により、操作部491のいずれかのボタンが操作される。処理回路492により操作されたボタンに応じた操作信号が生成される。
電源ボタン481が操作されることにより、テレビ300の電源をオンするための操作信号が生成される。音量調整ボタン484aが操作されることにより、音声信号のレベルを高くするための操作信号が生成される。音量調整ボタン484bが操作されることにより、音声信号のレベルを低くするための操作信号が生成される。
生成された操作信号は、無線送信部493からテレビ300の無線受信部306に無線で送信される。テレビ300とリモートコントローラ490との間の無線通信は、例えば赤外線通信により実現される。
上記の端末1000Aにおいては、例えばカメラ/マイク装置200から通信装置100に映像データおよび音声データが与えられる。通信装置100においては、与えられた映像データが符号化される。また、与えられた音声データが符号化される。後述する端末1000Aの会話動作時において、通信装置100は、符号化された映像データおよび音声データをネットワーク500に接続された他の通信端末(端末1000B,1000C、パーソナルコンピュータ600、テレビ700および携帯電話900)に送信する。
また、端末1000Aにおいては、使用者が図1の通信システム1にサインインすることにより、ネットワーク500に接続された他の通信端末から送信される映像データおよび音声データが通信装置100により受信される。通信装置100においては、受信された映像データおよび音声データが復号化される。後述する端末1000Aの会話動作時において、通信装置100は、復号化された映像データおよび音声データをテレビ300に与える。テレビ300では、デジタル形式の映像データがアナログ形式の映像信号に変換され、変換された映像信号に基づく映像がモニタ301に表示される。また、デジタル形式の音声データがアナログ形式の音声信号に変換され、変換された音声信号に基づく音声がスピーカ302から出力される。
これにより、上記のように、端末1000Aと他の通信端末間で映像データおよび音声データの通信が行われる。ネットワーク500に接続される複数の通信端末の各々は、端末1000Aと同様に、カメラ、マイク、モニタおよびスピーカを有する。したがって、端末1000Aを使用する使用者は、他の通信端末を使用する使用者と会話することができる。
端末1000Aの通信装置100においては、例えば光ディスクドライブ108により光ディスクから読み出された映像データおよび音声データがテレビ300に与えられる。テレビ300では、デジタル形式の映像データがアナログ形式の映像信号に変換され、変換された映像信号に基づく映像がモニタ301に表示される。また、デジタル形式の音声データがアナログ形式の音声信号に変換され、変換された音声信号に基づく音声がスピーカ302から出力される。
さらに、端末1000Aの通信装置100においては、例えばネットワーク500から受信された映像データおよび音声データがメモリカード110に書き込まれる。また、着信情報および留守録機能により他の通信端末から受信される記録用メッセージ(留守録メッセージ)がメモリカード110に書き込まれる。着信情報は、他の通信端末からの会話要求を受信した場合に生成される情報であり、記録用メッセージを識別するための識別情報を含む。記録用メッセージは後述する留守録動作中に他の通信端末から受信される映像データおよび音声データである。着信情報および記録用メッセージの詳細は後述する。
図1の端末1000B,1000Cは、それぞれ図2の端末1000Aと同じ構成を有する。本実施の形態においては、使用者が図1の端末1000A,1000B,1000Cをそれぞれ使用することができる。例えば、複数の部屋に複数の端末1000A,1000B,1000Cがそれぞれ配置されている場合、使用者は、自分が使用する部屋に配置された端末を用いて通信システム1にサインインすることができる。具体的には、使用者は、端末1000Aが配置された部屋を使用する場合、端末1000Aを用いて通信システム1にサインインすることができる。また、使用者は、端末1000Bが配置された部屋を使用する場合、端末1000Bを用いて通信システム1にサインインすることができる。同様に、使用者は、端末1000Cが配置された部屋を使用する場合、端末1000Cを用いて通信システム1にサインインすることができる。
本例では、会話用サーバ2000は、サインインの要求とともに受信される使用者情報と同一の使用者情報によるサインインが現在行われている場合に、使用者が通信システム1にサインインすることを許可しない。そのため、使用者が端末1000A,1000B,1000Cのいずれか一の端末(例えば端末1000A)を用いて通信システム1にサインインしている場合、同じ使用者の使用者情報により他の端末(例えば端末1000B,1000C)を用いて通信システム1にサインインすることはできない。
[2]通信装置100の状態遷移
図3は通信装置100の状態遷移を示す模式図である。図3に示すように、通信装置100は、少なくとも3つの状態の間を遷移する。3つの状態は、電源オフ状態、スタンバイ状態、および電源オン状態である。
電源オフ状態とは、電力供給部106からの制御LSI101および通信装置100の他の構成要素への電力の供給が停止している状態をいう。例えば、電力供給部106の電源プラグが家庭用電源コンセントから外れている場合には、通信装置100は電源オフ状態にある。電源オフ状態において電力供給部106の電源プラグが家庭用電源コンセントに接続されると、通信装置100は、矢印aで示されるように、電源オフ状態からスタンバイ状態に遷移する。
スタンバイ状態は、通信装置100の制御機能部に電力が供給されかつ主機能部に電力が供給されていない状態を指す。スタンバイ状態では、通信装置100の主機能部が停止される。本実施の形態では、主機能部は、光ディスクドライブ108であり、映像データおよび音声データを記録および再生する機能を有する。また、制御機能部は、制御LSI101、無線受信部104、FLディスプレイ191、LEDユニット192およびブザー193である。本実施の形態におけるスタンバイ状態では、電力供給部106から少なくとも制御LSI101、無線受信部104、FLディスプレイ191、LEDユニット192およびブザー193に電力が供給され、かつ光ディスクドライブ108の機能が停止されている。この場合、会話プログラムの少なくとも一部が実行可能である。スタンバイの状態においてリモートコントローラ400の電源ボタン411が操作されると、通信装置100は、矢印cで示されるように、電源オン状態に遷移する。
電源オン状態は、通信装置100の制御機能部および主機能部に電力が供給されている状態を指す。本実施の形態における電源オン状態では、電力供給部106から制御LSI101、無線受信部104、光ディスクドライブ108、FLディスプレイ191、LEDユニット192およびブザー193に電力が供給されている。この場合、会話プログラムが実行されている。電源オン状態においてリモートコントローラ400の電源ボタン411が操作されると、通信装置100は、矢印dで示されるように、電源オン状態からスタンバイ状態に遷移する。また、電源オン状態において電力供給部106の電源プラグが家庭用コンセントから外されると、通信装置100は、矢印eで示されるように、電源オン状態から電源オフ状態に遷移する。
[3]会話プログラムの起動条件
会話プログラムの起動条件は、使用者の操作により設定される。使用者の操作による設定(以下、使用者設定と呼ぶ)には、自動サインインの設定、およびスタンバイ時着信許可の設定が含まれる。
使用者は、使用者設定において、自動サインインを「する」か「しない」かに設定することができる。自動サインインが「する」に設定されると、自動的に上記のサインインが行われる。
また、使用者は、自動サインインを「する」に設定した場合、スタンバイ時着信許可を「する」か「しない」かに設定することができる。スタンバイ時着信許可が「する」に設定されると、通信装置100がスタンバイ状態にあるときにも、着信動作が実行される。ここで、着信動作とは、他の通信端末から送信される会話要求を受信し、使用者に会話要求の受信を報知する動作である。
図4は会話プログラムの起動条件の一例を示す図である。図4において、「○」は会話プログラムが起動中であることを示し、「×」は会話プログラムが起動していないことを示す。
自動サインインが「する」に設定され、かつスタンバイ時着信許可が「しない」に設定されている場合、制御LSI101は、スタンバイ状態から電源オン状態への遷移の際に会話プログラムを起動する。その後、制御LSI101は、自動サインインが「する」に設定されている使用者情報を用いて会話用サーバ2000との通信を行う。
自動サインインが「する」に設定され、かつスタンバイ時着信許可が「する」に設定されている場合、制御LSI101は、電源オフ状態からスタンバイ状態への遷移の際に会話プログラムを起動する。その後、制御LSI101は、自動サインインが「する」に設定されている使用者情報を用いて会話用サーバ2000との通信を行う。
なお、自動サインインが「しない」に設定されている場合、制御LSI101は、電源オン状態で使用者により会話起動ボタン412が操作されたときに会話プログラムを起動する。
[4]使用者による端末1000Aの操作概要
(a)サインイン
以下の説明において、端末1000Aのテレビ300のモニタ301には、端末1000Aの通信装置100からD/Aコンバータ303を通して映像信号が与えられる。端末1000Aのテレビ300のモニタ301は、与えられる映像信号に基づく映像を表示する。また、端末1000Aのテレビ300のスピーカ302には、通信装置100からD/Aコンバータ304を通して音声信号が与えられる。端末1000Aのテレビ300のスピーカ302は、与えられる音声信号に基づく音声を出力する。
使用者による端末1000Aの操作の概要を、テレビ300のモニタ301に表示される映像とともに説明する。
一の使用者が端末1000Aを用いて通信システム1にサインインする場合、一の使用者は例えば図1の会話起動ボタン412を操作する。これにより、リモートコントローラ400から通信装置100に会話プログラムを実行することを示す操作信号が与えられる。会話プログラムが実行されることにより、テレビ300のモニタ301にサインイン画面が表示される。
図5は、サインイン画面を示す図である。図5に示すように、サインイン画面SC1には、使用者IDの入力枠f1、パスワードの入力枠f2、サインインボタンb1および新規使用者登録ボタンb2が表示される。使用者は、図1のリモートコントローラ400の十字キー414を操作することにより入力枠f1,f2、サインインボタンb1および新規使用者登録ボタンb2をそれぞれ選択することができる。使用者は、図1のリモートコントローラ400の図示しない複数の数字ボタン等を用いて入力枠f1,f2に文字を入力することができる。
使用者は、入力枠f1,f2にそれぞれ使用者IDおよびパスワードを入力した後、サインインボタンb1を選択し、図1のリモートコントローラ400の決定ボタン415を操作する。これにより、通信システム1へのサインインが実行される。
また、サインイン画面SC1には、自動サインインを設定するための「次回、自動的にサインインする」を選択するチェックボックスc1および「スタンバイ時着信を受け付ける」を選択するチェックボックスc2が表示される。
チェックボックスc1が選択された状態でサインインが行なわれると、制御LSI101は、自動サインインを「する」という情報を入力枠f1に入力された使用者IDに対応付け、その情報をフラッシュメモリ112に記憶する。それにより、自動サインインが「する」に設定される。
チェックボックスc2が選択された状態でサインインが行なわれると、制御LSI101は、スタンバイ時着信許可を「する」という情報を入力枠f1に入力された使用者IDに対応付け、その情報をフラッシュメモリ112に記憶する。それにより、スタンバイ時着信許可が「する」に設定される。それにより、通信装置100がスタンバイ状態であるときにも着信動作が実行される。
なお、使用者がチェックボックスc1を選択しない場合、チェックボックスc2を選択することができないようにサインイン画面SC1が構成される。
本実施の形態では、1つの使用者IDのみについて自動サインインが「する」に設定可能である。それにより、制御LSI101の処理が煩雑になることが防止される。
(b)使用者登録
使用者は、会話用サーバ2000に使用者情報を登録する場合、サインイン画面SC1の新規使用者登録ボタンb2を選択し、図1のリモートコントローラ400の決定ボタン415を操作する。この場合、テレビ300のモニタ301に使用者登録画面が表示される。
図6は、使用者登録画面を示す図である。図6に示すように、使用者登録画面SC2には、使用者の名前の入力枠f3、使用者IDの入力枠f1、パスワードの入力枠f2および登録ボタンb3が表示される。使用者は、図1のリモートコントローラ400の十字キー414を操作することにより入力枠f1,f2,f3および登録ボタンb3をそれぞれ選択することができる。使用者は、入力枠f1,f2,f3にそれぞれ使用者ID、パスワードおよび名前を入力した後、登録ボタンb3を選択し、図1のリモートコントローラ400の決定ボタン415を操作する。これにより、会話用サーバ2000に使用者情報が登録される。
通信システム1へのサインインが実行されることにより、テレビ300のモニタ301にコンタクトリスト画面が表示される。
(c)コンタクトリスト
図7は、コンタクトリスト画面の一例を示す図である。コンタクトリスト画面SC3は、左側のタブTbと、右側の本体部分Bdとを有する。タブTbには、複数の大項目が含まれる。複数の大項目には、「設定」、「アカウント」、「オンライン」および「コンタクトリスト」が含まれる。使用者は、リモートコントローラ400の十字キー414および決定ボタン415を用いてタブTbの大項目から会話プログラムで実行すべき処理を選択することができる。
上述のように、図2の通信装置100のフラッシュメモリ112には、コンタクトリストが記憶されている。図7に示すように、コンタクトリスト画面SC3のタブTbには、フラッシュメモリ112に記憶されたコンタクトリストを表示するためのコンタクトリストボタンb4が表示される。この状態で、使用者は、コンタクトリストボタンb4を選択し、図1のリモートコントローラ400の決定ボタン415を操作する。この場合、コンタクトリスト画面SC3の本体部分Bdにコンタクトリストが表示される。
図7に示すように、コンタクトリスト画面SC3の本体部分Bdには、例えば通信装置100のフラッシュメモリ112に記憶された複数の使用者IDにそれぞれ対応付けられた複数の使用者IDボタンb5が表示される。使用者は、複数の使用者IDボタンb5のうちのいずれかを選択し、図1のリモートコントローラ400の決定ボタン415を操作する。
これにより、選択された使用者IDが要求信号とともに会話用サーバ2000に送信される。選択された使用者IDによる通信システム1へのサインインが既に行われている場合に、端末1000Aの通信装置100は、その使用者IDによるサインインに用いられた他の通信端末のアドレスを会話用サーバ2000から取得する。
その後、取得したアドレスを用いて端末1000Aの通信装置100から他の通信端末に会話を要求する会話要求(会話要求信号)が送信される。通信装置100が他の通信端末からの応答信号を受けることにより、テレビ300のモニタ301に後述する会話画面が表示される。
(d)使用者設定
図7のコンタクトリスト画面SC3のタブTbにおいて、使用者が設定ボタンb11を選択し、図1のリモートコントローラ400の決定ボタン415を操作する。この場合、テレビ300のモニタ301に使用者設定画面が表示される。
図8は、使用者設定画面の一例を示す図である。使用者設定画面SC4は、左側のタブTbと、右側の本体部分Bdとを有する。図7のコンタクトリスト画面SC3と同様に、タブTbには複数の大項目が含まれる。本体部分Bdには、大項目「設定」に含まれる中項目「ビデオ」、「サウンド」、「会話」、「留守録」、「セキュリティ」、「通信」および「高度な設定」が表示される。
使用者が高度な設定ボタンb12を選択すると、本体部分Bdに小項目(図示せず)が表示される。小項目には、「自動サインイン」および「スタンバイ時着信許可」が含まれる。使用者は、小項目の「自動サインイン」により自動サインインを「する」か「しない」かに設定することができる。また、使用者は、小項目の「スタンバイ時着信許可」によりスタンバイ時着信許可を「する」か「しない」かに設定することができる。スタンバイ時着信許可が「する」に設定されることにより、通信装置100がスタンバイ状態である場合にも着信動作が可能となる。
使用者が留守録ボタンb13を選択すると、テレビ300のモニタ301に留守録設定画面が表示される。図9は、留守録設定画面を示す図である。留守録設定画面SC5は、左側のタブTbと、右側の本体部分Bdとを有する。図7のコンタクトリスト画面SC3と同様に、タブTbには複数の大項目が含まれる。図9に示すように、本体部分Bdには、図8の中項目「留守録」に含まれる小項目として、本体部分Bdに「設定に戻る」、「留守録」、「着信から留守録に切り替わるまでの時間」、および「応答メッセージ設定」が表示される。
「設定に戻る」は、図8の使用者設定画面SC4に戻るための項目である。「留守録」は、留守録機能のオンおよびオフを切り替えるための項目である。使用者が「使用する」を選択した場合には、留守録機能はオンに設定される。使用者が「使用しない」を選択した場合には、留守録機能はオフに設定される。「着信から留守録に切り替わるまでの時間」は、通信装置100が着信を受けてから留守録動作に移行するまでの時間を設定するための項目である。使用者は、「着信から留守録に切り替わるまでの時間」として、例えば、「着信後すぐ」、「5秒」または「15秒」を選択することができる。
「応答メッセージ設定」は、通信装置100が他の通信端末からの着信を受けた際に、留守録機能で他の通信端末に送信する応答メッセージを設定するための項目である。使用者は、この項目を選択することにより応答メッセージを設定することができる。この場合、制御LSI101は、カメラ/マイク装置200により取得される映像および音声に対応する映像データおよび音声データの両方または音声データのみを応答メッセージとしてメモリカード110に記録することができる。
(e)着信画面
通信装置100が電源オン状態である場合または通信装置100がスタンバイ状態でかつスタンバイ時着信許可が「する」に設定されている場合には、図4に示されるように、会話プログラムが起動されている。この場合、他の使用者の通信端末から会話要求を受信すると、テレビ300のモニタ301に着信画面が表示される。
図10は、着信画面の一例を示す図である。図11は、着信画面の他の例を示す図である。図10および図11に示すように、着信画面SC6には、例えば、ビデオ応答ボタンb6、ボイス応答ボタンb7、留守録応答ボタンb8および拒否応答ボタンb9が表示される。図10の例では、着信画面SC6に風景映像SSがさらに表示される。図11の例では、着信画面SC6に風景映像が表示されていない。
また、他の使用者の通信端末からの会話要求の受信時には、図2のブザー193により着信音が発生されるとともに、LEDユニット192が点灯するかまたは点滅する。FLディスプレイ191には、他の使用者を特定する情報(例えば名称または使用者ID)が表示される。それにより、通信装置100の使用者は着信を認識することができる。
使用者は、図10または図11の着信画面SC6のビデオ応答ボタンb6を選択し、図1のリモートコントローラ400の決定ボタン415を操作することができる。または、使用者は、図1のリモートコントローラ400の会話応答ボタン413を操作することができる。この場合、端末1000Aの通信装置100から他の使用者の通信端末に応答信号が送信される。その後、通信装置100から他の通信端末に会話要求が送信される。通信装置100が他の通信端末からの応答信号を受けることにより、テレビ300のモニタ301に後述する図12の会話画面SC7が表示される。この状態で、使用者は、他の通信端末の使用者と映像を見ながら会話を行うことができる。
また、使用者は、着信画面SC6のボイス応答ボタンb7を選択し、図1のリモートコントローラ400の決定ボタン415を操作することができる。それにより、端末1000Aの通信装置100から他の使用者の通信端末に応答信号が送信される。その後、端末1000Aの通信装置100から他の通信端末に会話要求が送信される。通信装置100が他の通信端末からの応答信号を受けることにより、テレビ300のモニタ301に後述する図12の会話画面SC7の会話相手表示ウィンドウW1および自己表示ウィンドウW2が表示されない状態で、使用者は、他の通信端末の使用者と会話することができる。
さらに、使用者は、着信画面SC6の留守録応答ボタンb8を選択し、図1のリモートコントローラ400の決定ボタン415を操作することができる。この場合、端末1000Aの通信装置100において後述する留守録動作が実行される。
また、使用者は、着信画面SC6の拒否応答ボタンb9を選択し、図1のリモートコントローラ400の決定ボタン415を操作することができる。この場合、端末1000Aの通信装置100から他の使用者の通信端末に会話を拒否する拒否メッセージが送信される。
ここで、図9の留守録設定画面SC5により留守録機能が設定されている場合について説明する。会話プログラムが起動されている場合、通信装置100においては、図9の留守録設定画面SC5により設定される留守録設定の内容に従って後述する留守録動作が実行される。
例えば、図9の小項目「留守録」がオンに設定されかつ図9の小項目「着信から留守録に切り替わるまでの時間」が「着信後すぐ」に設定されている場合を想定する。この場合、他の通信端末からの会話要求が受信されると同時に後述する留守録動作が実行される。
また、図9の小項目「留守録」がオンに設定されかつ図9の小項目「着信から留守録に切り替わるまでの時間」が「5秒」に設定されている場合を想定する。この場合、着信画面SC6のいずれのボタンも操作されない状態が他の通信端末からの会話要求が受信された時点から5秒間維持されることにより、後述する留守録動作が実行される。
さらに、図9の小項目「留守録」がオンに設定されかつ図9の小項目「着信から留守録に切り替わるまでの時間」が「15秒」に設定されている場合を想定する。この場合、着信画面SC6のいずれのボタンも操作されない状態が他の通信端末からの会話要求が受信された時点から15秒間維持されることにより、後述する留守録動作が実行される。
上記のように留守録動作が実行されることにより、通信装置100においては、設定された応答メッセージが他の使用者の通信端末に送信される。また、他の通信端末から記録用メッセージ(留守録メッセージ)を受信する場合に、受信された記録用メッセージがメモリカード110に記録される。
なお、図9の小項目「留守録」がオフに設定されかつ留守録応答ボタンb8が操作されない場合、会話要求の受信時に留守録動作は実行されない。
(f)会話画面
図12は、会話画面を示す図である。図12に示すように、会話画面SC7には、会話相手表示ウィンドウW1および自己表示ウィンドウW2が表示される。会話相手表示ウィンドウW1には、他の通信端末のカメラにより撮影された他の使用者の映像が表示される。自己表示ウィンドウW2には、カメラ/マイク装置200のカメラ201により撮影された使用者の映像が表示される。また、カメラ/マイク装置200のマイク202に端末1000Aの使用者の音声が入力される。テレビ300のスピーカ302から他の通信端末のマイクに入力された他の使用者の音声が出力される。
端末1000Aにおいてテレビ300のモニタ301に会話画面SC7が表示される場合には、他の使用者の通信端末のモニタにも会話画面SC7が表示される。他の使用者の通信端末のモニタには、端末1000Aの使用者の映像および他の通信端末の使用者の映像が表示される。また、他の通信端末のマイクに他の使用者の音声が入力される。他の通信端末のスピーカから端末1000Aの使用者の音声が出力される。
(g)着信情報一覧
上記のように、端末1000B,1000Cは、それぞれ端末1000Aと同じ構成を有する。端末1000Aの例と同様に、端末1000B,1000Cが使用者により操作される。
使用者が端末1000Aを用いて通信システム1にサインインしている場合、留守録機能により他の通信端末から受信される記録用メッセージ(留守録メッセージ)は端末1000Aのメモリカード110に書き込まれる。また、使用者が端末1000Bを用いて通信システム1にサインインしている場合、留守録機能により他の通信端末から受信される記録用メッセージは端末1000Bのメモリカード110に書き込まれる。さらに、使用者が端末1000Cを用いて通信システム1にサインインしている場合、留守録機能により他の通信端末から受信される記録用メッセージは端末1000Cのメモリカード110に書き込まれる。
そのため、例えば使用者が自分宛の記録用メッセージの有無を確認する場合、その使用者は複数の端末1000A,1000B,1000Cのメモリカード110に自分宛の記録用メッセージがあるか否かを端末ごとに確認する必要がある。この場合、記録用メッセージの確認作業が煩雑になる。
そこで、本実施の形態では、例えば使用者が端末1000Aを用いて自分宛の記録用メッセージの有無を確認する場合に、会話プログラムに基づいて他の端末1000B,1000Cから端末1000Aにその使用者に対応する着信情報およびその使用者宛の記録用メッセージが送信される。それにより、使用者は、端末1000Aを用いることにより、他の端末1000B,1000Cから自分宛の記録用メッセージを容易に取得することができる。同様に、使用者は、端末1000Bを用いることにより、他の端末1000A,1000Cから自分宛の記録用メッセージを容易に取得することができる。同様に、使用者は、端末1000Cを用いることにより、他の端末1000A,1000Bから自分宛の記録用メッセージを容易に取得することができる。以下、会話プログラムに基づく上記の動作の詳細について説明する。
図13は、図1の複数の端末1000A,1000B,1000Cの動作を説明するためのブロック図である。上述のように、複数の端末1000A,1000B,1000Cがそれぞれルータ1100に接続されている。ルータ1100はネットワーク500を介して会話用サーバ2000に接続されている。
図13では、各端末1000A,1000B,1000Cの構成要素のうち以下で説明する主な構成要素のみを図示し、他の構成要素の図示を省略する。例えば、図13においては、端末1000Aの構成要素として、通信装置100、メモリカード110およびリモートコントローラ400が図示される。また、通信装置100の構成要素として、制御LSI101、ネットワークインターフェース103、無線受信部104、メモリスロット109およびフラッシュメモリ112が図示される。制御LSI101はメモリ101Mを含む。端末1000B,1000Cの構成要素についても、端末1000Aと同様に図示される。
本実施の形態では、複数の端末1000A,1000B,1000Cのうちの一の端末の通信装置100が通信装置の例であり、複数の端末1000A,1000B,1000Cのうちの他の端末の通信装置100が他装置の例である。例えば、端末1000Aの通信装置100が通信装置として機能する場合には、他の端末1000B,1000Cの通信装置100が他装置として機能する。
図13の複数の端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100には、それぞれ固有の端末識別情報(端末識別番号等)が割り当てられる。各端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100においては、割り当てられた端末識別情報がフラッシュメモリ112に記憶されている。
各端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100は、ルータ1100に接続された状態で電源オフ状態から電源オン状態に遷移する場合に、他の端末の通信装置100に端末識別情報を報知信号として送信する。同様に、通信装置100は、ルータ1100に接続されていない状態から電源オン状態でルータ1100に接続される場合に、他の端末の通信装置100に報知信号を送信する。同様に、通信装置100は、ルータ1100に接続されていない状態からスタンバイ状態でルータ1100に接続される場合に、他の端末の通信装置100に報知信号を送信する。
また、各端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100は、一度報知信号の送信動作を行った後、ルータ1100に接続された状態でかつ電源オン状態またはスタンバイ状態で維持される場合に、その報知信号を一定時間が経過するごとに他の端末の通信装置100に送信する。
各端末1000A,1000B,1000Cにおいて報知信号が受信されると、端末識別情報が通信装置100のフラッシュメモリ112に記憶される。一の端末からの報知信号が一定時間を超えて受信されない場合には、当該一の端末の通信装置100の端末識別情報がフラッシュメモリ112から消去される。それにより、各端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100では、現在電源オン状態またはスタンバイ状態でルータ1100に接続されている他の端末の通信装置100が識別される。
各端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100においては、新たな使用者情報を用いて通信システム1へのサインインが行われるごとに、新たな使用者情報が通信装置100のフラッシュメモリ112(図2)に記憶される。これにより、フラッシュメモリ112に記憶された使用者情報が当該端末の使用者リストとして用いられる。
また、各端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100においては、使用者が自分の使用者情報を用いて通信システム1にサインインしている状態で他の通信端末から会話要求を受信した場合に、少なくとも会話要求の受信時刻を含む着信情報が生成され、生成された着信情報がその使用者の使用者情報に対応付けられた状態でメモリカード110に記録される。
図14(a),(b),(c)は、図13の複数の端末1000A,1000B,1000Cのメモリカード110にそれぞれ記録される着信情報の一例を示す図である。本例において、図13の複数の端末1000A,1000B,1000Cは、それぞれ「hanako」、「taro」、「papa」および「mama」の使用者IDを有する4人のうちのいずれかの使用者により使用される。
以下の説明では、使用者ID「hanako」の使用者、使用者ID「taro」の使用者、使用者ID「papa」の使用者および使用者ID「mama」の使用者を、それぞれ適宜「hanako」、「taro」、「papa」および「mama」と略記する。
また、使用者ID「AAAA」の使用者、使用者ID「BBBB」の使用者、使用者ID「CCCC」の使用者および使用者ID「EEEE」の使用者を、それぞれ適宜「AAAA」、「BBBB」、「CCCC」および「EEEE」と略記する。
「hanako」、「taro」、「papa」および「mama」が端末1000Aを使用する場合、図14(a)に示すように、端末1000Aのメモリカード110(図13)には4人の使用者情報にそれぞれ対応する着信情報が記録される。
図14(a)では、使用者ID「hanako」に対応する複数(本例では3つ)の着信情報の具体例が示される。図14(a)に示すように、本例では、各着信情報は、「状態」、「時刻」、「発信者」、「留守録」および「留守録ファイル名」を含む。「状態」は、会話要求に対して使用者が応答したことを示す「会話」、および会話要求に対して使用者が応答していないことを示す「不在着信」のうちの一方を含む。「時刻」は会話要求を受信した年月日および時刻を示す。「発信者」は会話要求の送信者の使用者IDを示す。「留守録」は記録用メッセージ(留守録メッセージ)がメモリカード110(図2)に記録されていることを示す「あり」、および記録用メッセージがメモリカード110に記録されていないことを示す「なし」のうちの一方を含む。「留守録ファイル名」は、メモリカード110に記録されている記録用メッセージのファイル名を示す。この場合、着信情報のうち「時刻」、「発信者」および「留守録ファイル名」により記録用メッセージを識別することができる。本実施の形態では、着信情報の「時刻」、「発信者」および「留守録ファイル名」が識別情報の例である。識別情報としては、「時刻」、「発信者」および「留守録ファイル名」のうち少なくとも1つが用いられる。
図14(a)の上段の着信情報には、「2010年12月13日月曜日10時25分」に、「AAAA」から「hanako」に会話要求が送信されるとともに「hanako」がその会話要求に対して応答したことが示される。
また、図14(a)の中段の着信情報には、「2010年12月13日月曜日15時10分」に、「BBBB」から「hanako」に会話要求が送信されるとともに「hanako」がその会話要求に対して応答しなかったことが示される。加えて、その着信情報には、「BBBB」から「hanako」に対する記録用メッセージがメモリカード110に記録されていること、およびその記録用メッセージのファイル名が「aaa」であることが示される。
さらに、図14(a)の下段の着信情報には、「2010年12月13日月曜日17時43分」に、「CCCC」から「hanako」に会話要求が送信されるとともに「hanako」がその会話要求に対して応答しなかったことが示される。加えて、その着信情報には、「CCCC」から「hanako」に対する記録用メッセージがメモリカード110に記録されていないことが示される。
「hanako」および「papa」が端末1000Bを使用する場合、図14(b)に示すように、端末1000Bのメモリカード110(図13)には2人の使用者IDにそれぞれ対応する着信情報が記録される。
図14(b)では、使用者ID「hanako」に対応する複数(本例では2つ)の着信情報の具体例が示される。図14(b)の上段の着信情報には、「2010年12月14日火曜日20時5分」に、「EEEE」から「hanako」に会話要求が送信されるとともに「hanako」がその会話要求に対して応答しなかったことが示される。加えて、その着信情報には、「EEEE」から「hanako」に対する記録用メッセージがメモリカード110に記録されていないことが示される。
また、図14(b)の下段の着信情報には、「2010年12月14日火曜日21時17分」に、「BBBB」から「hanako」に会話要求が送信されるとともに「hanako」がその会話要求に対して応答しなかったことが示される。加えて、下段の着信情報には、「BBBB」から「hanako」に対する記録用メッセージがメモリカード110に記録されていること、およびその記録用メッセージのファイル名が「bbb」であることが示される。
「hanako」が端末1000Cを使用する場合、図14(c)に示すように、端末1000Cのメモリカード110(図13)には1人の使用者IDに対応する着信情報が記録される。
図14(c)では、使用者ID「hanako」に対応する複数(本例では3つ)の着信情報の具体例が示される。図14(c)の上段の着信情報には、「2010年12月15日水曜日18時33分」に、「AAAA」から「hanako」に会話要求が送信されるとともに「hanako」がその会話要求に対して応答したことが示される。
また、図14(c)の中段の着信情報には、「2010年12月15日水曜日19時45分」に、「CCCC」から「hanako」に会話要求が送信されるとともに「hanako」がその会話要求に対して応答したことが示される。
さらに、図14(c)の下段の着信情報には、「2010年12月15日水曜日22時52分」に、「CCCC」から「hanako」に会話要求が送信されるとともに「hanako」がその会話要求に対して応答しなかったことが示される。加えて、下段の着信情報には、「CCCC」から「hanako」に対する記録用メッセージがメモリカード110に記録されていること、およびその記録用メッセージのファイル名が「ccc」であることが示される。
複数の端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100が電源オン状態またはスタンバイ状態でルータ1100を介して互いに接続されている場合、複数の通信装置100は互いに着信情報および記録用メッセージの送信および受信を行うことができる。
複数の通信装置100間で着信情報および記録用メッセージの送信および受信が行われることにより、使用者(図14の例では、「hanako」)は、自分宛の記録用メッセージの識別情報を含む着信情報の一覧を複数の端末1000A,1000B,1000Cのうちの一の端末(例えば、端末1000A)のテレビ300のモニタ301に表示させることができる。
図15は、着信情報一覧画面の一例を示す図である。着信情報一覧画面SC8は、左側のタブTbと、右側の本体部分Bdとを有する。図7のコンタクトリスト画面SC3と同様に、タブTbには複数の大項目が含まれる。使用者は、通信システム1へのサインイン中に、モニタ301にタブTbが表示された状態で端末1000Aのリモートコントローラ400の十字キー414を操作する。それにより、使用者は、図15に示すように、端末1000Aのテレビ300に表示されるタブTbに「リスト追加」、「履歴」、「電話」および「メール」の大項目を表示させることができる。さらに、使用者は、端末1000Aのリモートコントローラ400の十字キー414を操作し、タブTbの大項目から履歴一覧ボタンb14を選択した後、決定ボタン415を操作する。これにより、端末1000Aの通信装置100の制御LSI101に着信情報一覧の表示が要求される。
この場合、端末1000Aの通信装置100においては、制御LSI101が、フラッシュメモリ112に記憶されている他の端末1000B,1000Cの通信装置100の端末識別情報に基づいて、現在通信システム1にサインインしている使用者の使用者ID(本例では、「hanako」)に対応する着信情報および記録用メッセージを要求する要求信号を他の端末1000B,1000Cの通信装置100に送信する。着信情報のみを要求する要求信号が送信されてもよい。
各端末1000B,1000Cの通信装置100は、端末1000Aから着信情報の要求信号を受けると、要求された着信情報(使用者の使用者IDに対応する着信情報)をメモリカード110から読み出し、読み出した着信情報を端末1000Aの通信装置100に送信する。同様に、各端末1000B,1000Cの通信装置100は、要求された記録用メッセージ(使用者の使用者IDに対応する記録用メッセージ)をメモリカード110から読み出し、端末1000Aの通信装置100に送信する。着信情報のみを要求する要求信号が受信された場合、端末1000B,1000Cの通信装置100は、端末1000Aの通信装置100に記録用メッセージを送信しなくてもよい。
なお、各端末1000B,1000Cの通信装置100は、「hanako」に対応する着信情報がメモリカード110に記録されていない場合に、要求された着信情報が存在しないことを示す応答信号を端末1000Aの通信装置100に送信する。
このようにして、端末1000Aの制御LSI101は、端末1000B,1000Cの通信装置100から、要求した着信情報および記録用メッセージを受信することにより、受信された着信情報および記録用メッセージをメモリカード110に記録する。また、端末1000Aの通信装置100の制御LSI101は、使用者の使用者IDに対応する着信情報をメモリカード110から読み出す。さらに、端末1000Aの通信装置100の制御LSI101は、メモリカード110から読み出された着信情報に基づいて、使用者の使用者IDに対応する着信情報の一覧をテレビ300のモニタ301に表示するための一覧データを生成する。
図15の着信情報一覧画面SC8では、上記のようにして生成された一覧データに基づく着信情報一覧が、本体部分Bdに表示される。図15の着信情報一覧においては、複数の履歴ボタンb20が縦方向に並ぶように配置されるとともに最上段に「設定に戻る」の項目が配置されている。図15の複数の履歴ボタンb20は、それぞれ図14(a),(b),(c)に示される使用者ID「hanako」に対応する複数の着信情報を表す。図15の複数の履歴ボタンb20には、それぞれ状態表示部p1、発信者表示部p2、留守録表示部p3、時刻表示部p4および端末表示部p5が設けられる。状態表示部p1、発信者表示部p2、留守録表示部p3、時刻表示部p4および端末表示部p5には、それぞれ上記の「状態」、「発信者」、「留守録」、「時刻」および着信情報が生成された端末が表示される。
図15の着信情報一覧画面SC8において、使用者(本例では、「hanako」)は、リモートコントローラ400の十字キー414(図1)を操作することにより図15の本体部分Bdの「設定に戻る」および複数の履歴ボタンb20のいずれかを選択することができる。使用者により選択された部分には、その部分が選択されたことを示すフォーカス枠が表示される。図15では、「設定に戻る」の項目を取り囲むように、フォーカス枠が太い実線で示される。
複数の履歴ボタンb20のいずれかが選択された状態でリモートコントローラ400の決定ボタン415(図1)が操作されると、選択された履歴ボタンb20の表示態様が変化する。
図16は、図15の複数の履歴ボタンb20のうちの1つが選択された場合の着信情報一覧画面SC8を示す図である。図16に示すように、複数の履歴ボタンb20のうちの1つが選択されると、選択された履歴ボタンb20がフォーカス枠で取り囲まれるとともに、選択された履歴ボタンb20の表示領域が拡大される。
拡大された履歴ボタンb20には、「状態」、「発信者」、「留守録」、「時刻」および着信情報が生成された端末が表示されるとともに、小項目として「留守録再生」、「ビデオ会話」、「ボイス会話」、「プロフィール」、「削除」および「保護」が表示される。使用者は、リモートコントローラ400の十字キー414(図1)を操作することによりこれらの小項目のいずれかを選択することができる。
複数の小項目のうち、「留守録再生」は、選択された履歴ボタンb20に表される着信情報に対応する記録用メッセージを再生するための項目である。十字キー414(図1)により「留守録再生」が選択され、決定ボタン415(図1)が操作されることにより、選択された着信情報に対応する記録用メッセージがメモリカード110から読み出され、再生される。
「ビデオ会話」は、選択された履歴ボタンb20に示される着信情報に基づいて、発信者に映像および音声による会話を要求する会話要求を送信するための項目である。十字キー414(図1)により「ビデオ会話」が選択され、決定ボタン415(図1)が操作されることにより会話用サーバ2000に発信者(図16の例では、「CCCC」)との映像および音声による会話を要求する要求信号が会話用サーバ2000に送信される。それにより、使用者は発信者と映像および音声を用いて会話することができる。
「ボイス会話」は、選択された履歴ボタンb20に示される着信情報に基づいて、発信者に音声による会話を要求する会話要求を送信するための項目である。十字キー414(図1)により「ボイス会話」が選択され、決定ボタン415(図1)が操作されることにより会話用サーバ2000に発信者(本例では、「CCCC」)との音声による会話を要求する要求信号が会話用サーバ2000に送信される。それにより、使用者は、発信者と映像を用いずに音声を用いて会話することができる。
「プロフィール」は、選択された履歴ボタンb20に示される発信者に関する情報がフラッシュメモリ112またはメモリカード110に記録されている場合に、その情報を読み出すための項目である。「削除」は、選択された履歴ボタンb20に示される着信情報をメモリカード110から削除するための項目である。「保護」は、選択された履歴ボタンb20に示される着信情報をメモリカード110から削除されることを防止するための項目である。
上記のように、着信情報一覧画面SC8の本体部分Bdには、複数の着信情報にそれぞれ対応する複数の履歴ボタンb20が表示される。したがって、着信情報の数が多い場合には、本体部分Bdに全ての履歴ボタンb20を表示できない場合がある。本体部分Bdに全ての履歴ボタンb20を表示できない場合には、図16に示すように本体部分Bd内にスクロールバーs20を設けてもよい。この場合、使用者はスクロールバーs20を操作することにより、全ての履歴ボタンb20のうちの所望の履歴ボタンb20を本体部分Bd内に表示させることができる。
図15および図16にハッチングで示すように、着信情報一覧画面SC8に表示される複数の履歴ボタンb20のうちの一部がハイライト表示されてもよい。例えば、決定ボタン415の操作が行われていない履歴ボタンb20がハイライト表示されてもよい。この場合、使用者は、複数の履歴ボタンb20のうち自分が確認していない履歴ボタンb20を容易に識別することができる。
[5]会話プログラム
図17は、本発明の一実施の形態に係る会話プログラムに基づく制御LSI101の一動作例を示すフローチャートである。本例では、一の通信装置100がルータ1100(図13)を介して他の通信装置100に接続されている場合を想定する。ルータ1100を介して相互に接続される複数の通信装置100は電源オン状態またはスタンバイ状態であるものとする。この場合、一の通信装置100のフラッシュメモリ112には、ルータ1100を介して接続されている他の通信装置100の端末識別情報が記憶されている。
まず、一の通信装置100の使用者により、その使用者の使用者情報を用いて通信システム1へのサインインが行われる。本フローチャートの説明では、この使用者情報の使用者IDを現在使用者IDと呼ぶ。また、一の通信装置100の制御LSI101を使用制御LSI101と呼ぶ。
次に、使用制御LSI101は、着信情報一覧の表示要求を受けたか否か、すなわち着信情報の収集が指示されたか否かを判定する(ステップS10)。上記のように、使用者は、図15および図16の履歴一覧ボタンb14を選択した後に図1のリモートコントローラ400の決定ボタン415を操作することにより着信情報一覧の表示要求を使用制御LSI101に与えることができる。
使用制御LSI101は、着信情報一覧の表示要求を受けると、ルータ1100を介して接続された他の通信装置100に、現在使用者IDに対応する着信情報および記録用メッセージを要求する(ステップS11)。
上記のように、他の通信装置100では、要求された着信情報および記録用メッセージがメモリカード110に記録されている場合に、その着信情報および記録用メッセージがメモリカード110から読み出され、読み出された着信情報および記録用メッセージが一の通信装置100に送信される。また、他の通信装置100では、要求された着信情報および記録用メッセージがメモリカード110に記録されていない場合に、要求された着信情報および記録用メッセージが存在しないことを示す応答信号が一の通信装置100に送信される。
その後、使用制御LSI101は、他の通信装置100から応答(着信情報および記録用メッセージまたは応答信号)を受けたか否かを判定する(ステップS12)。他の通信装置から応答を受けると、使用制御LSI101は、他の通信装置100から受信した着信情報および記録用メッセージをメモリカード110に記録するとともに、メモリカード110に記録された着信情報を読み出し、読み出された着信情報に基づいて現在使用者IDに対応する一覧データを生成する。また、使用制御LSI101は、生成された一覧データに基づいて着信情報一覧をテレビ300のモニタ301に表示する(ステップS13)。
着信情報一覧が表示された状態で、使用制御LSI101は、着信情報一覧の表示を終了する指令を受けたか否かを判定する(ステップS14)。例えば、使用者は、図15の着信情報一覧画面SC8において、本体部分Bdに表示された「設定に戻る」の項目を選択した後、リモートコントローラ400の決定ボタン415を操作することにより、着信情報一覧の表示の終了指令を使用制御LSI101に与えることができる。
使用制御LSI101は、着信情報一覧の表示の終了指令を受けた場合に、着信情報一覧の表示を終了する。一方、使用制御LSI101は、着信情報一覧の表示の終了指令を受けない場合に、ルータ1100に新たな他の通信装置が接続されることにより、新たな他の通信装置から報知信号を受けたか否かを判定する(ステップS15)。
ルータ1100に新たな他の通信装置が接続されるとは、ルータ1100に接続されていない新たな他の通信装置が電源オン状態でルータ1100に接続されること、またはルータ1100に接続されていない新たな他の通信装置がスタンバイ状態でルータ1100に接続されることをいう。報知信号を受けない場合、使用制御LSI101は、ステップS14の処理に戻る。
一の通信装置100においてステップS15で受信される報知信号は、ルータ1100に接続された新たな通信端末の端末識別情報を含む。ステップS15において報知信号を受けた場合、使用制御LSI101は、報知信号に基づいて、ルータ1100を介して接続された新たな他の通信装置に、現在使用者IDに対応付けられた着信情報および記録用メッセージを要求する(ステップS16)。
その後、使用制御LSI101は、新たな他の通信装置から応答(着信情報および記録用メッセージまたは応答信号)を受けたか否かを判定する(ステップS17)。新たな他の通信装置から応答を受けると、使用制御LSI101は、新たな他の通信装置から受信した着信情報および記録用メッセージをメモリカード110に記録するとともに、ステップS13で生成された一覧データと新たな他の通信装置から受信した着信情報に基づいて現在使用者IDに対応する一覧データを再生成する。また、使用制御LSI101は、再生成された一覧データに基づいて着信情報一覧をテレビ300のモニタ301に再表示する(ステップS18)。その後、使用制御LSI101は、ステップS14の処理に戻る。
上記の例においては、ルータ1100を介して相互に接続される複数の通信装置100が電源オン状態またはスタンバイ状態である。これに対して、他の通信装置100が電源オフ状態である場合、使用制御LSI101は、ステップS15において、当該他の通信装置100が電源オフ状態からスタンバイ状態または電源オン状態に遷移することにより当該他の通信装置100から報知信号を受ける。この場合、上記のステップS15において、使用制御LSI101は、当該他の通信装置100を新たな他の通信装置100として認識し、新たな他の通信装置100から報知信号を受けたと判定する。
上記の例では、使用制御LSI101は、着信情報一覧の表示要求を受けた場合に他の通信装置100に着信情報および記録用メッセージを要求する。これに限らず、使用制御LSI101は、着信情報一覧の表示要求を受けた場合に着信情報のみを要求し、他の通信装置100から着信情報のみを受信してもよい。この場合、テレビ300に着信情報一覧が表示される状態で、他の通信装置100に記録されている記録用メッセージの再生が指令されると、使用制御LSI101は着信情報に基づいて他の通信端末100に再生対象となる記録用メッセージを要求する。その後、使用制御LSI101は、他の通信端末100から記録用メッセージを受信することにより記録用メッセージを再生する。
この場合、一の通信装置100に他の通信装置100から同時に多量の記録用メッセージが送信されることが防止される。したがって、大容量のメモリカード110を用意する必要がない。
[6]会話動作
図2の制御LSI101のメモリ101Mに記憶された会話プログラムに基づく端末1000Aの会話動作について、制御LSI101の詳細な構成とともに説明する。
図18は、図2の制御LSI101の詳細な構成および動作を示すブロック図である。図18では、制御LSI101、図2のカメラ/マイク装置200、テレビ300およびネットワーク500の接続関係が示される。各接続部のインターフェースの図示は省略する。
図18に示すように、制御LSI101は、制御ブロック101Aおよび通信ブロック101Bからなる。制御ブロック101Aは、バッファ部121、復号化部122、合成部123、符号化部124、クロック部125、時間付与部126、応答取出部127および制御部129を含む。また、通信ブロック101Bは、通信管理部131、受信部132、パケット化部133および送信部134を含む。
制御LSI101の通信ブロック101Bにおいて、通信管理部131は、端末1000Aと他の通信端末との間で通信が行われている際に、他の通信端末において復号可能なデータの符号化方式を検出し、検出された符号化方式で送信用データを符号化することを指令する指令信号を制御ブロック101Aの制御部129に与える。例えば、通信管理部131は、他の通信端末においてH.264形式で符号化された映像データを復号することが可能である場合、H.264形式で映像データを符号化することを指令する指令信号を制御部129に与える。また、通信管理部131は、他の通信端末においてSILK形式で符号化された音声データを復号することが可能である場合、SILK形式で音声データを符号化することを指令する指令信号を制御部129に与える。
他の通信端末は、ネットワーク500を介して端末1000Aにデータ(映像データおよび音声データ)を送信する。端末1000Aの受信部132は、他の通信端末から送信されるデータ(映像データおよび音声データ)を受信する。受信されたデータはパケット化されている。
受信部132は、受信したデータを制御ブロック101Aのバッファ部121に与える。バッファ部121に、データが一時的に記憶される。また、受信部132は、データ(映像データおよび音声データ)が受信されていることを示す受信信号を制御部129に与える。
この場合、制御部129は、バッファ部121に記憶されたデータ(映像データおよび音声データ)を復号化することを指令する指令信号を復号化部122に与える。これにより、バッファ部121に記憶されたデータ(映像データおよび音声データ)が復号化部122により復号化される。
以下の説明では、復号化部122により復号化された映像データを受信映像データDaと呼び、復号化部122により復号化された音声データを受信音声データDbと呼ぶ。
受信映像データDaは合成部123に与えられる。合成部123には、カメラ/マイク装置200から後述する送信映像データDcが与えられる。合成部123は、受信映像データDaおよび送信映像データDcを合成することにより合成映像データEを生成する。
合成部123は、生成された合成映像データEをテレビ300のD/Aコンバータ303に与える。D/Aコンバータ303では、デジタル形式の合成映像データEがアナログ形式の合成映像信号に変換される。これにより、テレビ300のモニタ301に合成映像信号に基づく映像(例えば、図12の会話画面SC7)が表示される。
受信音声データDbはテレビ300のD/Aコンバータ304に与えられる。D/Aコンバータ304では、デジタル形式の受信音声データDbがアナログ形式の音声信号に変換される。アナログ形式の音声信号は、音量調整部310を通してスピーカ302に入力される。スピーカ302から音声信号に基づく音声が出力される。
カメラ/マイク装置200のカメラ201により映像が取得される。取得された映像に基づく映像信号がA/Dコンバータ203に与えられる。A/Dコンバータ203では、アナログ形式の映像信号がデジタル形式の映像データに変換される。
カメラ/マイク装置200のマイク202に音声が入力される。入力された音声に基づく音声信号が、A/Dコンバータ204に与えられる。A/Dコンバータ204では、アナログ形式の音声信号がデジタル形式の音声データに変換される。
以下の説明では、A/Dコンバータ203により変換された映像データを送信映像データDcと呼び、A/Dコンバータ204により変換された音声データを送信音声データDdと呼ぶ。
受信音声データDbが通信装置100からテレビ300に与えられると、その受信音声データDbに基づく音声がスピーカ302から出力される。カメラ/マイク装置200においては、入力された音声に基づく送信音声データDdが生成され、通信装置100に与えられる。
会話動作時において、制御部129に通信管理部131から符号化に関する指令信号が与えられた場合、制御部129は、与えられた指令信号に従う符号化方式を指定する指定信号を符号化部124に与える。これにより、符号化部124は、指定信号により指定された符号化形式で送信映像データDcおよび送信音声データDdを符号化する。符号化された送信映像データDcおよび送信音声データDdがパケット化部133に与えられる。パケット化部133は、送信映像データDcおよび送信音声データDdのパケット化を行う。パケット化された送信映像データDcおよび送信音声データDdは送信部134からネットワーク500を通して他の使用者の通信端末に送信される。
上記の制御部129の機能は、例えばCPU(中央演算処理装置)およびメモリ等のハードウェアとコンピュータプログラム等のソフトウェアとにより実現される。
また、バッファ部121、復号化部122、合成部123、符号化部124、クロック部125、時間付与部126、応答取出部127、通信管理部131、受信部132、パケット化部133および送信部134は、電子回路等のハードウェアで実現されてもよく、これらの構成要素の一部が、CPUおよびメモリ等のハードウェアとコンピュータプログラム等のソフトウェアとにより実現されてもよい。
[7]留守録動作
図2の制御LSI101のメモリ101Mに記憶された会話プログラムに基づく端末1000Aの留守録動作について、制御LSI101の詳細な構成とともに説明する。
図19は、図2の制御LSI101の詳細な構成および動作を示すブロック図である。図19においても、制御LSI101、図2のカメラ/マイク装置200、テレビ300およびネットワーク500の接続関係が示される。各接続部のインターフェースの図示は省略する。
留守録動作は、応答メッセージ、記録中メッセージおよび記録終了メッセージの送信処理、ならびに記録用メッセージ(留守録メッセージ)の記録処理を含む。
応答メッセージは、映像データおよび音声データからなり、図9の留守録設定項目の応答メッセージ設定により予めメモリカード110に記録される。応答メッセージの映像データおよび音声データには、共通の時間情報が付与されている。記録中メッセージは、他の通信端末から受信された記録用メッセージが記録されていることを示す情報である。記録中メッセージは、例えば記録中を示すマークを表示するための映像データである。他の通信端末には、記録中メッセージとして記録中を示すマークが表示される。
記録終了メッセージは、応答メッセージの送信完了から所定時間(例えば1分)が経過することにより記録用メッセージの記録が終了したことを示す情報である。記録終了メッセージは、例えばビープ音を出力するための音声データである。応答メッセージの送信完了から所定時間経過時に他の通信端末からビープ音が出力される。記録中メッセージおよび記録終了メッセージは、制御部129の内部メモリに予め記憶されている。
上述のように、記録用メッセージとは、留守録動作中に他の通信端末から受信した映像データおよび音声データである。例えば、記録用メッセージは、他の通信端末のカメラにより取得される映像に対応する映像データおよびマイクにより取得される音声に対応する音声データである。記録用メッセージが音声データのみを含んでもよい。また、記録用メッセージが映像データのみを含んでもよい。
通信管理部131は、端末1000Aと他の通信端末との間での通信を確立する。その後、制御部129は、応答メッセージを読み出すように応答取出部127を制御する。それにより、応答取出部127は、図19の矢印q1,q2に示すように、メモリカード110から応答メッセージを読み出し、読み出した応答メッセージをパケット化部133および送信部134を通して他の通信端末に送信する。
他の通信端末は、応答メッセージを受信すると、端末1000Aに映像データおよび音声データからなる記録用メッセージを送信する。端末1000Aの受信部132は、他の通信端末から送信される記録用メッセージを受信する。受信部132は、受信した記録用メッセージをバッファ部121に与える。バッファ部121に記録用メッセージが一時的に記憶される。復号化部122は、バッファ部121に記憶された記録用メッセージを復号化する。
制御部129は、復号化部122により復号化された記録用メッセージに時間情報を付与するように時間付与部126を制御する。時間付与部126は、クロック部125のシステムクロックに基づいて記録用メッセージの映像データおよび音声データに共通の時間情報を付与し、図19の矢印q3に示すように、時間情報が付与された記録用メッセージをメモリカード110に記録する。
この場合、制御部129は、図19の矢印q4に示すように、内部メモリに予め記録された記録中メッセージを応答取出部127に与える。応答取出部127は、図19の矢印q2に示すように、記録中メッセージをパケット化部133および送信部134を通して他の通信端末に送信する。所定時間の経過後、制御部129は、図19の矢印q4に示すように、内部メモリに予め記録された記録終了メッセージを応答取出部127に与える。応答取出部127は、図19の矢印q2に示すように、記録終了メッセージをパケット化部133および送信部134を通して他の通信端末に送信する。
なお、記録用メッセージは、メモリカード110の代わりに図2のフラッシュメモリ112に記録されてもよい。
記録用メッセージの再生が指令された場合、制御部129は、メモリカード110に記録された記録用メッセージを読み出す。また、制御部129は、読み出した記録用メッセージの映像データをテレビ300のD/Aコンバータ303に与えるとともに記録用メッセージの音声データをテレビ300のD/Aコンバータ304に与える。これにより、記録用メッセージの映像データに基づく映像がモニタ301に表示され、記録用メッセージの音声データに基づく音声がスピーカ302から出力される。このようにして、記録用メッセージが再生される。
[8]効果
本実施の形態に係る通信システム1においては、使用者は自分の使用者情報を用いて複数の端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100で通信システム1にサインインすることができる。各端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100は留守録機能を有する。そのため、使用者が複数の端末1000A,1000B,1000Cを使用する場合、複数の端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100にそれぞれ自分宛の記録用メッセージが分散して記録される場合がある。
このような場合でも、同じ使用者情報を用いて通信装置100で通信システム1にサインインが行われている場合に、当該通信装置100に着信情報一覧の表示が要求されることにより、当該通信装置100に他の通信装置100から同じ使用者情報に対応する着信情報が送信される。当該通信装置100では、他の通信装置100から送信される着信情報が受信され、受信された着信情報に基づいて一覧データが生成される。一覧データに基づいて同じ使用者情報に対応する着信情報の一覧がテレビ300のモニタ301に表示される。
これにより、通信装置100の使用者は、他の通信装置100に記録された自分宛の記録用メッセージに対応する着信情報を他の通信装置100から容易に収集することができる。したがって、通信装置100が使用者の使用者情報を用いてサインインしている状態で他の通信装置100に同じ使用者情報に対応する記録用メッセージが記録されていることを認識することができないという不都合が解消される。このように、留守録機能を有する複数の通信装置100を同じ使用者が使用する場合に生じる不都合を解消することが可能となる。
[9]請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応
以下、請求項の各構成要素と実施の形態の各要素との対応の例について説明するが、本発明は下記の例に限定されない。
上記実施の形態では、図1の通信システム1が通信システムの例であり、複数の端末1000A,1000B,1000Cのうち一の端末の通信装置100が通信装置の例であり、複数の端末1000A,1000B,1000Cのうち他の端末の通信装置100が他装置の例である。また、使用者情報が使用者情報の例であり、制御LSI101の制御部129が制御部および処理部の例であり、記録用メッセージがメッセージの例である。
さらに、着信情報の「時刻」、「発信者」および「留守録ファイル名」が識別情報の例であり、リモートコントローラ400が指示部および選択部の例であり、制御LSI101の送信部134および受信部132が通信部の例である。また、一覧データが一覧データの例であり、テレビ300が出力部の例であり、テレビ300および制御LSI101の制御部129が再生部の例であり、メモリカード110が記録部の例であり、会話プログラムが動作プログラムの例である。
請求項の各構成要素として、請求項に記載されている構成または機能を有する他の種々の要素を用いることもできる。
[10]他の実施の形態
(1)上記実施の形態に係る複数の端末1000A,1000B,1000Cにおいては、複数の使用者の使用者IDにそれぞれ対応する着信情報がメモリカード110に記録される。
これに限らず、複数の端末1000A,1000B,1000Cにおいては、複数の使用者の使用者IDにそれぞれ対応する着信情報以外の情報(以下、他情報と呼ぶ。)がメモリカード110に記録されてもよい。
例えば、一の使用者が複数の端末1000A,1000B,1000Cをビデオカメラとして使用した場合に、一の使用者の操作により取得された映像データおよび音声データが、他情報として一の使用者の使用者IDに対応付けられた状態でメモリカード110に記録されてもよい。
この場合、複数の端末1000A,1000B,1000Cにおいて、複数のメモリカード110にそれぞれ同じ使用者IDに対応する他情報が記録されることが考えられる。このような場合に、使用者が一の通信装置100を操作することにより、他の通信装置100でメモリカード110に記録された同じ使用者IDに対応付けられた他情報が当該一の通信装置100に送信されてもよい。
それにより、本例では、複数の端末1000A,1000B,1000Cの使用者は、映像および音声の収録に用いた全ての端末1000A,1000B,1000Cに記録されている他情報を一の通信装置100を用いて確認することができる。なお、他情報は、メモリカード110に代えてフラッシュメモリ112に記録されてもよい。
(2)図13の例では、使用者がルータ1100に接続された複数の端末1000A,1000B,1000Cを使用する場合について説明した。これに限らず、例えば、使用者がネットワーク500を介して互いに接続された複数の通信端末を使用する場合には、これらの複数の通信端末間で、当該一の使用者に対応する着信情報および記録用メッセージの要求動作および応答動作が行われてもよい。
例えば、使用者が図1の端末1000A,1000B,1000Cとともに携帯電話900を使用し、端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100および携帯電話900にそれぞれ使用者の使用者情報に対応する着信情報が記録される場合を想定する。
この場合、端末1000Aの通信装置100において、使用者により着信情報一覧の表示が要求された場合に、当該通信装置100の制御LSI101は、端末1000B,1000Cの通信装置100および携帯電話900に使用者の使用者情報に対応する着信情報および記録用メッセージを要求してもよい。また、制御LSI101は、端末1000B,1000Cの通信装置100および携帯電話900から送信される着信情報および記録用メッセージを受信してもよい。
同様に、会話用サーバ2000に使用者の使用者情報に対応する着信情報が記録される場合、当該通信装置100の制御LSI101は、端末1000B,1000Cの通信装置100および会話用サーバ2000に使用者の使用者情報に対応する着信情報および記録用メッセージを要求してもよい。また、制御LSI101は、端末1000B,1000Cの通信装置100および会話用サーバ2000から送信される着信情報および記録用メッセージを受信してもよい。
(3)図13の例では、ルータ1100に接続された複数の端末1000A,1000B,1000Cのうち一の端末で通信装置100に着信情報一覧の表示が要求されることにより、当該一の端末から他の通信端末に着信情報が要求される。これに限らず、一の端末において通信システム1へのサインインが行われるごとに一の端末から他の通信端末に着信情報が要求されてもよいし、予め定められた一定時間ごとに一の端末から他の通信端末に着信情報が要求されてもよい。
(4)上記実施の形態では、着信情報一覧に「状態」が「会話」および「不在着信」である着信情報が含まれる。これに限らず、着信情報一覧は、「状態」が「不在着信」である着信情報のみで構成されてもよい。また、着信情報一覧は、「状態」が「不在着信」である着信情報のみで構成されてもよい。または、着信情報一覧は、「留守録」が「あり」である着信情報のみで構成されてもよい。
(5)上記実施の形態では、記録用メッセージの識別情報として着信情報の「時刻」、「発信者」および「留守録ファイル名」のうち少なくとも1つを用いる例を説明した。識別情報は、図14の例に限らず、記録用メッセージを識別可能な他の情報であってもよい。
(6)上記実施の形態では、図3に示すように、通信装置100が電源オフ状態、スタンバイ状態、および電源オン状態の3つの状態の間を遷移する例を説明した。通信装置100は、さらに省電力スタンバイ状態に遷移してもよい。
省電力スタンバイ状態は、通信装置100の制御機能部の一部に電力が供給されかつ制御機能部の他の部分および主機能部に電力が供給されていない状態を指す。例えば、省電力スタンバイ状態においては、制御機能部のうち無線受信部104にのみ電力が供給され、制御機能部のうち制御LSI101、FLディスプレイ191、LEDユニット192およびブザー193および主制御部には電力が供給されない。この場合、通信装置100においては、リモートコントローラ400からの受信機能のみがオンし、他の機能はオフする。
図13の各端末1000A,1000B,1000Cの通信装置100は、ルータ1100に接続された状態で省電力スタンバイ状態から電源オン状態に遷移する時点で、他の端末に当該端末の通信装置100の端末識別情報を報知信号として送信してもよい。
(7)上記実施の形態では、着信情報および記録用データがメモリカード110に記録される。これに限らず、着信情報および記録用データは、それぞれメモリカード110に代えてフラッシュメモリ112に記録されてもよい。または、着信情報および記録用データは、それぞれメモリカード110に代えて図2の光ディスクドライブ108により光ディスクに記録されてもよい。
(8)上記実施の形態では、会話用サーバ2000は、受信した使用者情報と同一の使用者情報によるサインインが行われていない場合に使用者が通信システム1にサインインすることを許可し、受信した使用者情報と同一の使用者情報によるサインインが現在行われている場合に、使用者が通信システム1にサインインすることを許可しない。これに限らず、会話用サーバ2000は、受信した使用者情報と同一の使用者情報によるサインインが現在行われている場合でも、当該使用者が通信システム1にサインインすることを許可してもよい。この場合、使用者は、同一の使用者IDで複数の通信装置100を用いて通信システム1にサインインすることができる。
使用者が、同一の使用者IDで複数の通信装置100を用いて通信システム1にサインインする場合を想定する。この場合、他の通信端末から使用者への会話要求は、使用者が使用する複数の通信装置100に同時に送信される。使用者が当該会話要求に応答できない場合には、複数の通信装置100のうち少なくとも一の通信装置100で上記の留守録動作が実行されてもよい。一の通信装置100で上記の留守録動作が実行される場合には、複数の通信装置100のうち他の通信装置100で上記の留守録動作が実行されなくてもよい。少なくとも一の通信装置100は、使用者により予め定められてもよいし、各通信装置100における留守録設定の内容(例えば、「着信から留守録に切り替わるまでの時間」の長さ等)に基づいて自動的に定められてもよい。上記に限らず、複数の通信装置100の各々で留守録動作が実行されてもよい。
上記のように、他の通信端末から使用者への会話要求が複数の通信装置100に同時に送信される場合、複数の通信装置100間では同一の着信について互いに異なる着信情報が生成されることが考えられる。
例えば、複数の通信装置100のうち一の通信装置100で留守録動作が実行される場合、一の通信装置100で生成される着信情報においては「留守録」が「あり」となる。一方、複数の通信装置100のうち他の通信装置100で留守録動作が実行されない場合、他の通信装置100で生成される着信情報においては「留守録」が「なし」となる。
この場合、着信情報一覧には、同一の着信に対応して複数の通信装置100で生成された複数の着信情報のすべてが表示されてもよい。または、着信情報一覧には、同一の着信に対応して複数の通信装置100で生成された複数の着信情報のうち一の着信情報が表示されてもよい。この場合、一の着信情報としては、「留守録」が「あり」である着信情報が選択されることが好ましい。
(9)上記実施の形態では、通信装置100が主機能部として光ディスクドライブ108を備えるが、通信装置100が主機能部として光ディスクドライブ108の代りにまたは光ディスクドライブ108に加えて、記録媒体としてハードディスクまたはメモリカード等の他の記録媒体を駆動する他のドライブが用いられてもよい。
(10)上記実施の形態では、通信装置100の主機能部である光ディスクドライブ108が記録媒体に映像データおよび音声データを記録するとともに記録媒体から映像データおよび音声データを再生するように構成され、通信装置100は記録再生装置(レコーダ)であるが、これに限定されない。通信装置100の光ディスクドライブ108が記録媒体から映像データおよび音声データを再生するように構成され、通信装置100が再生装置(プレーヤ)であってもよい。
(11)また、通信装置100がテレビジョン受像機であってもよい。その場合、テレビジョン受像機は図2または図18の通信装置100およびテレビ300の構成を含む。ただし、テレビジョン受像機は、光ディスクドライブ108を有していてもよく、有していなくてもよい。この場合、チューナ320が主機能部の一例である。
(12)さらに、上記実施の形態では、通信装置100が留守録機能を有するが、通信装置100は留守録機能を有さなくてもよい。
(13)さらに、上記実施の形態では、通信装置100は、通信システム1にサインインした状態で、そのサインインに用いられる使用者IDに対応する着信情報一覧の表示要求を受け付ける。それにより、サインインに用いられる使用者IDに対応する着信情報の一覧がテレビ300のモニタ301に表示される。
これに限らず、通信装置100は、通信システム1にサインインした状態で、そのサインインに用いられる使用者ID以外の他の使用者IDに対応する着信情報一覧の表示要求を受け付けてもよい。また、他の使用者IDに対応する着信情報の一覧がテレビ300のモニタ301に表示されてもよい。
さらに、通信装置100は、通信システム1にサインインすることなく、任意の使用者IDに対応する着信情報一覧の表示要求を受け付けてもよい。この場合、要求された使用者IDに対応する着信情報の一覧がテレビ300のモニタ301に表示されてもよい。
[11]実施の形態に係る通信装置および通信方法の包括的な説明
(1)以上のように、本発明の実施の形態に係る通信装置は、他装置を含む通信システムにサインイン可能な通信装置であって、使用者に固有に付与される使用者情報を用いたサインイン動作を実行可能に構成される制御部と、使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージを識別するための識別情報の収集を指示するように構成される指示部と、指示部からの指示に応答して、他装置において使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージに対応する識別情報の送信を要求するための送信要求を他装置に送信し、送信要求に応答して他装置から送信される識別情報を受信するように構成される通信部とを備えるものである。
その通信装置においては、使用者に固有に付与される使用者情報を用いたサインイン動作が制御部により実行可能である。一方、他装置が同じ使用者情報を用いて通信システムにサインインしている状態で、その他装置において留守録動作によりメッセージが記録される場合がある。このような場合に、指示部により識別情報の収集が指示されると、他装置において記録されたメッセージに対応する識別情報の送信を要求するための送信要求が通信部により他装置に送信される。送信要求に応答して他装置から送信される識別情報が通信部により受信される。
これにより、通信装置の使用者は、他装置に記録された自分宛のメッセージに対応する識別情報を他装置から容易に収集することができる。したがって、通信装置の使用時に、他装置に同じ使用者の使用者情報に対応するメッセージが記録されていることを認識することができないという不都合が解消される。このように、留守録機能を有する他装置を同じ使用者が使用する場合に生じる不都合を解消することが可能となる。
(2)通信部は、使用者情報を用いたサインイン状態で指示部からの指示に応答して、送信要求を他装置に送信し、サインイン動作による使用者情報を用いたサインイン状態で送信要求に応答して他装置から送信される識別情報を受信するように構成されてもよい。
この場合、通信装置が使用者情報を用いて通信システムにサインインしている状態で指示部により識別情報の収集が指示されると、送信要求が通信部により他装置に送信される。通信装置が使用者情報を用いて通信システムにサインインしている状態で、送信要求に応答して他装置から送信される識別情報が通信部により受信される。
これにより、通信装置の使用者は通信システムにサインインした状態で他装置から識別情報を取得することができるので、取得した識別情報に基づいて通信システムを利用することができる。したがって、使用者の利便性が向上する。
(3)通信装置は、送信要求に応答して通信部により受信される識別情報を含む一覧データを出力可能に構成された出力部をさらに備えてもよい。
この場合、出力部により識別情報の一覧が出力される。これにより、使用者は、自分宛のメッセージに対応する識別情報を一覧で確認することができる。
(4)通信装置は、出力部により出力される一覧データから識別情報を選択可能に構成される選択部と、選択部により選択された識別情報に対応するメッセージを再生するように構成される再生部とをさらに備えてもよい。
この場合、使用者は、自分宛のメッセージに対応する識別情報の一覧から所望の識別情報を選択部により選択することにより、所望のメッセージを再生部により容易に再生することができる。
(5)通信部は、送信要求に応答して他装置から識別情報とともに送信されるメッセージを受信するように構成され、再生部は、通信部により受信されたメッセージのうち選択部により選択された識別情報に対応するメッセージを再生するように構成されてもよい。
この場合、通信部は識別情報の送信を要求することにより他装置から識別情報とともに送信されるメッセージを受信する。したがって、通信装置の使用者は任意の時点で所望のメッセージを再生部により即座に再生することができる。
(6)通信部は、選択部により選択された識別情報に対応するメッセージを他装置から取得するように構成され、再生部は、通信部により取得されたメッセージを再生するように構成されてもよい。
この場合、通信部は選択部により選択された識別情報に対応するメッセージを他装置から取得する。そのため、他装置から通信部に対して、同時に多量のメッセージが送信されることが防止される。それにより、通信装置に大容量の記録媒体を設ける必要がない。
(7)通信装置は、送信要求に応答して通信部により受信される識別情報を記録する記録部をさらに備えてもよい。
この場合、使用者は、記録部に記録された識別情報に基づいて留守録動作により記録された自分宛のメッセージを任意の時点で確認することができる。
(8)通信部は、他装置が複数の通信端末を含む場合に、送信要求を複数の通信端末に送信し、送信要求に応答して複数の通信端末から送信される識別情報を受信するように構成されてもよい。
この場合、使用者は、他装置である複数の通信端末に記録された自分宛のメッセージに対応する識別情報を複数の通信端末から容易に収集することができる。したがって、通信装置が使用者の使用者情報を用いて通信システムにサインインしている状態で複数の通信端末に同じ使用者情報に対応するメッセージが記録されていることを認識することができないという不都合が解消される。このように、留守録機能を有する複数の通信端末を同じ使用者が使用する場合に生じる不都合を解消することが可能となる。したがって、使用者の利便性が向上する。
(9)本発明の実施の形態に係る通信装置の動作方法は、他装置を含む通信システムにサインイン可能な通信装置の動作方法であって、使用者に固有に付与される使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージを識別するための識別情報の収集の指示に応答して、他装置において使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージに対応する識別情報の送信を要求するための送信要求を他装置に送信するステップと、送信要求に応答して他装置から送信される識別情報を受信するステップとを含むものである。
その通信装置の動作方法においては、使用者情報が使用者に固有に付与される。他装置が同じ使用者情報を用いて通信システムにサインインしている状態で、その他装置において留守録動作によりメッセージが記録される場合がある。このような場合に、識別情報の収集が指示されると、他装置において記録されたメッセージに対応する識別情報の送信を要求するための送信要求が他装置に送信される。送信要求に応答して他装置から送信される識別情報が受信される。
これにより、通信装置の使用者は、他装置に記録された自分宛のメッセージに対応する識別情報を他装置から容易に収集することができる。したがって、通信装置の使用時に、他装置に同じ使用者の使用者情報に対応するメッセージが記録されていることを認識することができないという不都合が解消される。このように、留守録機能を有する他装置を同じ使用者が使用する場合に生じる不都合を解消することが可能となる。
(10)その通信装置の動作方法は、通信装置により使用者情報を用いたサインイン動作を実行するステップをさらに備え、送信するステップは、サインイン動作による使用者情報を用いたサインイン状態で識別情報の収集の指示に応答して、送信要求を他装置に送信するステップを含み、受信するステップは、サインイン動作による使用者情報を用いたサインイン状態で送信要求に応答して他装置から送信される識別情報を受信するステップを含んでもよい。
この場合、通信装置により使用者情報を用いたサインイン動作が実行される。通信装置により使用者情報を用いて通信システムにサインインしている状態で識別情報の収集が指示されると、送信要求が他装置に送信される。通信装置により使用者情報を用いて通信システムにサインインしている状態で、送信要求に応答して他装置から送信される識別情報が受信される。
これにより、通信装置の使用者は通信システムにサインインした状態で他装置から識別情報を取得することができるので、取得した識別情報に基づいて通信システムを利用することができる。したがって、使用者の利便性が向上する。
(11)本発明の実施の形態に係る通信装置の動作プログラムは、他装置を含む通信システムにサインイン可能な通信装置の処理部により実行可能な動作プログラムであって、使用者に固有に付与される使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージを識別するための識別情報の収集の指示に応答して、他装置において使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージに対応する識別情報の送信を要求するための送信要求を他装置に送信する処理と、送信要求に応答して他装置から送信される識別情報を受信する処理とを、処理部に実行させるものである。
その通信装置の動作プログラムにおいては、使用者情報が使用者に固有に付与される。他装置が同じ使用者情報を用いて通信システムにサインインしている状態で、その他装置において留守録動作によりメッセージが記録される場合がある。このような場合に、識別情報の収集が指示されると、処理部により他装置において記録されたメッセージに対応する識別情報の送信を要求するための送信要求が他装置に送信される。送信要求に応答して他装置から送信される識別情報が受信される。
これにより、通信装置の使用者は、他装置に記録された自分宛のメッセージに対応する識別情報を他装置から容易に収集することができる。したがって、通信装置の使用時に他装置に同じ使用者の使用者情報に対応するメッセージが記録されていることを認識することができないという不都合が解消される。このように、留守録機能を有する他装置を同じ使用者が使用する場合に生じる不都合を解消することが可能となる。
(12)通信装置の動作プログラムは、通信装置により使用者情報を用いたサインイン動作を実行する処理を、処理部にさらに実行させ、送信する処理は、サインイン動作による使用者情報を用いたサインイン状態で識別情報の収集の指示に応答して、送信要求を他装置に送信する処理を含み、受信する処理は、サインイン動作による使用者情報を用いたサインイン状態で送信要求に応答して他装置から送信される識別情報を受信する処理を含んでもよい。
この場合、通信装置により使用者情報を用いたサインイン動作が実行される。通信装置により使用者情報を用いて通信システムにサインインしている状態で識別情報の収集が指示されると、送信要求が他装置に送信される。通信装置により使用者情報を用いて通信システムにサインインしている状態で、送信要求に応答して他装置から送信される識別情報が受信される。
これにより、通信装置の使用者は通信システムにサインインした状態で他装置から識別情報を取得することができるので、取得した識別情報に基づいて通信システムを利用することができる。したがって、使用者の利便性が向上する。
本発明は、映像データおよび音声データの通信を行う通信機器に有効に利用することができる。
1 通信システム
100 通信装置
101 制御LSI
101A 制御ブロック
101B 通信ブロック
101M メモリ
103 ネットワークインターフェース
104,306 無線受信部
105,205 USBインターフェース
106 電力供給部
107,305 HDMI
108 光ディスクドライブ
109 メモリスロット
110 メモリカード
112 フラッシュメモリ
121 バッファ部
122 復号化部
123 合成部
124 符号化部
125 クロック部
126 時間付与部
127 応答取出部
129 制御部
131 通信管理部
132 受信部
133 パケット化部
134 送信部
191 FLディスプレイ
192 LEDユニット
193 ブザー
200 カメラ/マイク装置
201 カメラ
202 マイク
203,204 A/Dコンバータ
300,700 テレビ
301 モニタ
302 スピーカ
303,304 D/Aコンバータ
310 音量調整部
320 チューナ
400,490 リモートコントローラ
401,491 操作部
402,492 処理回路
403,493 無線送信部
411,481 電源ボタン
412 会話起動ボタン
413 会話応答ボタン
414 十字キー
415 決定ボタン
484a,484b 音量調整ボタン
500 ネットワーク
600 パーソナルコンピュータ
800 基地局
900 携帯電話
1000A,1000B,1000C 端末
1100 ルータ
2000 会話用サーバ
b1 サインインボタン
b2 新規使用者登録ボタン
b3 登録ボタン
b4 コンタクトリストボタン
b5 使用者IDボタン
b6 ビデオ応答ボタン
b7 ボイス応答ボタン
b8 留守録応答ボタン
b9 拒否応答ボタン
b11 設定ボタン
b12 高度な設定ボタン
b13 留守録ボタン
b14 履歴一覧ボタン
b20 履歴ボタン
c1,c2 チェックボックス
f1,f2,f3 入力枠
p1 状態表示部
p2 発信者表示部
p3 留守録表示部
p4 時刻表示部
p5 端末表示部
q1,q2,q3,q4 矢印
SC1 サインイン画面
SC3 コンタクトリスト画面
SC4 使用者設定画面
SC5 留守録設定画面
SC6 着信画面
SC7 会話画面
SC8 着信情報一覧画面
W1 会話相手表示ウィンドウ
W2 自己表示ウィンドウ

Claims (12)

  1. 他装置を含む通信システムにサインイン可能な通信装置であって、
    使用者に固有に付与される使用者情報を用いたサインイン動作を実行可能に構成される制御部と、
    前記使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージを識別するための識別情報の収集を指示するように構成される指示部と、
    前記指示部からの指示に応答して、前記他装置において前記使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージに対応する識別情報の送信を要求するための送信要求を前記他装置に送信し、前記送信要求に応答して前記他装置から送信される識別情報を受信するように構成される通信部とを備える、通信装置。
  2. 前記通信部は、前記使用者情報を用いたサインイン状態で前記指示部からの指示に応答して、前記送信要求を前記他装置に送信し、前記サインイン動作による前記使用者情報を用いたサインイン状態で前記送信要求に応答して前記他装置から送信される識別情報を受信するように構成される、請求項1記載の通信装置。
  3. 前記送信要求に応答して前記通信部により受信される識別情報を含む一覧データを出力可能に構成された出力部をさらに備える、請求項1または2記載の通信装置。
  4. 前記出力部により出力される前記一覧データから識別情報を選択可能に構成される選択部と、
    前記選択部により選択された識別情報に対応するメッセージを再生するように構成される再生部とをさらに備える、請求項3記載の通信装置。
  5. 前記通信部は、前記送信要求に応答して前記他装置から識別情報とともに送信されるメッセージを受信するように構成され、
    前記再生部は、前記通信部により受信されたメッセージのうち前記選択部により選択された識別情報に対応するメッセージを再生するように構成される、請求項4記載の通信装置。
  6. 前記通信部は、前記選択部により選択された識別情報に対応するメッセージを前記他装置から取得するように構成され、
    前記再生部は、前記通信部により取得されたメッセージを再生するように構成される、請求項4記載の通信装置。
  7. 前記送信要求に応答して前記通信部により受信される識別情報を記録する記録部をさらに備える、請求項1〜6のいずれかに記載の通信装置。
  8. 前記通信部は、前記他装置が複数の通信端末を含む場合に、前記送信要求を前記複数の通信端末に送信し、前記送信要求に応答して前記複数の通信端末から送信される識別情報を受信するように構成される、請求項1〜7のいずれかに記載の通信装置。
  9. 他装置を含む通信システムにサインイン可能な通信装置の動作方法であって、
    使用者に固有に付与される使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージを識別するための識別情報の収集の指示に応答して、前記他装置において前記使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージに対応する識別情報の送信を要求するための送信要求を前記他装置に送信するステップと、
    前記送信要求に応答して前記他装置から送信される識別情報を受信するステップとを含む、通信装置の動作方法。
  10. 前記通信装置により前記使用者情報を用いたサインイン動作を実行するステップをさらに備え、
    前記送信するステップは、前記サインイン動作による前記使用者情報を用いたサインイン状態で前記識別情報の収集の指示に応答して、前記送信要求を前記他装置に送信するステップを含み、
    前記受信するステップは、前記サインイン動作による前記使用者情報を用いたサインイン状態で前記送信要求に応答して前記他装置から送信される識別情報を受信するステップを含む、請求項9記載の通信装置の動作方法。
  11. 他装置を含む通信システムにサインイン可能な通信装置の処理部により実行可能な動作プログラムであって、
    使用者に固有に付与される使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージを識別するための識別情報の収集の指示に応答して、前記他装置において前記使用者情報に対応するサインイン状態での留守録動作により記録されたメッセージに対応する識別情報の送信を要求するための送信要求を前記他装置に送信する処理と、
    前記送信要求に応答して前記他装置から送信される識別情報を受信する処理とを、前記処理部に実行させる、通信装置の動作プログラム。
  12. 前記通信装置により前記使用者情報を用いたサインイン動作を実行する処理を、前記処理部にさらに実行させ、
    前記送信する処理は、前記サインイン動作による前記使用者情報を用いたサインイン状態で前記識別情報の収集の指示に応答して、前記送信要求を前記他装置に送信する処理を含み、
    前記受信する処理は、前記サインイン動作による前記使用者情報を用いたサインイン状態で前記送信要求に応答して前記他装置から送信される識別情報を受信する処理を含む、請求項11記載の通信装置の動作プログラム。
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