JP2011066661A - 外部接続機器管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部機器接続状況を情報処理装置側で良好に管理する。
【解決手段】デジタル放送テレビジョン受信装置Aは、OSDデータを生成するOSDデータ生成部15を有しており、OSD表示に基づいて外部機器接続状況の判定処理を行う。リモコン受光部23は、リモコン装置の操作に基づく信号を受光することにより種々の操作の指示を受ける。また、制御部25は、上記のような方法で、どの入力端子にどの外部機器が接続されているかを判定する外部機器接続状態判定部25aと、判定結果である接続状況をコード化する外部機器接続状態コード化部25bと、接続状況等を表示する制御を行う表示制御部25cと、接続機器が変更された場合や、テレビ側のソフトウェアのバージョンが変更された場合などに、その変更を行うバージョン更新部25dと、を有している。また、メモリ部27は、外部機器接続状態を記憶する外部機器接続状態記録部27aを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、外部接続機器管理装置に関し、特に、デジタル機器などの情報処理装置(電子機器)の外部入力切り替え端子に接続される外部機器を管理する技術に関する。
近年、特にデジタル電子機器の進歩に伴って、多種・多数の外部機器を1台の情報処理装置(電子機器)に接続して利用することができるようになってきている。例えば、デジタルテレビジョン受信装置などにおいては、3から5程度の入力端子が設けられ、それらの端子に、BD/DVD記録再生装置や、デジタルカメラ、ゲーム機、ムービー機器などを接続して、映像の再生、記録などを行うことができる。
ところで、ユーザの多くは、大型の外部機器の設定に関しては、業者など他人に任せている場合が多く、どの入力端子にどの外部機器が接続されているかを知らずに利用している場合が多い。
下記特許文献1に記載の技術は、ネットワークを介して接続された機器において、機器内部にあるモジュールと外部接続されている機器を認識するために、IEEE1394シリアルバスを介して接続されている各機器よりSelf IDパケットを受信し、このパケットを解析することによって、各機器の接続状態を認識するものである。
特開2005−259037号公報
しかしながら、例えばデジタルテレビジョン受信装置について問題が生じ、サービス会社のサポートに対して電話で連絡を行っている場合などにおいて、デジタルテレビジョン受信装置に接続されている機器が遠隔にいるサポートには認識できず、不具合等に関する具体的な顧客への説明をうまく行うことが出来ないケースが多い。また、顧客側においても、複数の外部機器の接続状態をうまく説明できない場合も多い。このような状況においては、顧客とサポートとの間の認識がずれてしまい、良好なサポートを行えないケースが多々存在する。デジタル機器が接続されている場合には、HDMI接続などがなされている場合に接続元と接続先の機器同士の双方向通信により表示部に入力端子と外部接続機器との情報が表示されるように構成されているケースもあるが、特に、VHSビデオレコーダなどのアナログ機器も接続されている場合などにおいては、全ての接続機器を知るためには、コードを辿って機器を確認するなどの煩雑な作業が必要となるという問題がある。これは、多数の外部接続機器を情報処理装置側で管理しきれていないためである。
本発明は、外部機器接続状況を情報処理装置側において良好に管理することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の一観点によれば、情報処理装置と前記情報処理機器の入力端子に接続される外部接続機器とを有するシステムにおいて、前記外部接続機器の接続状況を管理する外部接続機器管理装置であって、前記情報処理装置の入力端子と接続されている外部機器の接続状況を判定する外部接続状況判定部と、前記外部接続状況判定部において判定された外部接続状況をコード化する外部機器接続状況コード化部と、コード化された前記外部接続状況を記憶する外部機器接続状況記憶部と、を有することを特徴とする外部接続機器管理装置が提供される。前記外部機器判定部は、前記外部機器の操作に応じて表示される外部接続機器固有のOSD表示又はメニュー表示の特徴に基づいて、入力端子毎に接続されている外部機器を判定することがこのましい。前記情報処理装置の入力端子毎に前記入力端子と接続されている外部機器の接続状況を管理する接続状態テーブルに基づいて、前記接続状況を管理することがこのましい。前記入力端子毎に決められている端子の組に依存して、接続可能な外部機器の種別を管理するようにしても良い。
前記外部機器接続状況コード化部は、前記接続状況テーブルにおける前記外部機器の接続状況を、数値化したデータにコード化することがこのましい。前記外部機器接続状況コード化部は、前記接続状況テーブルにおける前記外部機器の接続状況を、数値化したデータにコード化することがこのましい。前記外部機器接続状況コード化部は、前記情報処理装置側のソフトウェアのバージョン番号とともに数値化することがこのましい。前記外部機器接続状況コード化部は、前記情報処理装置側のソフトウェアのバージョン番号を利用した可逆変換を用いてコード化するようにしても良い。前記外部機器接続状況コード化部は、前記接続状況テーブルにおける前記外部機器の接続状況を、QRコード化するようにしても良い。前記接続状況の更新が検出されると、更新された情報を前記外部機器接続状況テーブルに反映させた後にコード化を行うことがこのましい。前記外部機器接続状態記録部において、前記外部機器接続状況テーブルのデータをメモリに保持して外部には出さず、外部機器の接続状態テーブルをコード化したデータのみを外部に出すことができるように制御するようにしても良い。これにより、接続状況の秘匿性を高めることができる。
本発明の他の観点によれば、情報処理装置と前記情報処理機器の入力端子に接続される外部接続機器とを有するシステムにおいて、前記外部接続機器の接続状況を管理する外部接続機器管理方法であって、前記情報処理装置の入力端子と接続されている外部機器の接続状況を判定する外部接続状況判定ステップと、前記外部接続状況判定ステップにおいて判定された外部接続状況をコード化する外部機器接続状況コード化ステップと、コード化された前記外部接続状況を記憶する外部機器接続状況記憶ステップと、を有することを特徴とする外部接続機器管理方法が提供される。前記外部機器判定ステップは、前記外部機器の操作に応じて表示される外部接続機器固有のOSD表示又はメニュー表示の特徴に基づいて、入力端子毎に接続されている外部機器を判定するステップを有することがこのましい。
本発明は、コンピュータに上記に記載の方法を実行させるためのプログラムであっても良く、該プログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっても良い。該プログラムは、インターネットなどの電送媒体により取得するものであっても良い。
本発明によれば、情報処理装置に接続されている外部接続機器を判定し、接続の状況をコード化して格納しておくことにより、例えばテレビのサポートを電話、リモートアクセスで行っている場合に、外部接続機器をサポート側に伝える際の負担を軽減することができる。
本発明の一実施の形態による外部接続機器管理システムの一構成例を示す図である。 情報処理装置の入力端子と接続されている外部機器の接続状態を示す接続状態テーブルであり、チェックリスト形式で構成されている図である。 図1のステップS5における接続機器状況を可視化変換する処理の例を示す図である。 接続機器(履歴)情報テーブルの一構成例を示す図である。 情報処理装置と外部接続機器との接続状態に関するサポートとのやり取りの全体的な流れを示すフローチャート図である。 コード化処理の流れを示すフローチャート図である。 格納されている接続情報のチェック処理の流れを示すフローチャート図である。 コード化された外部機器接続情報の更新処理の流れを示すフローチャート図である。
以下に、本発明の実施の形態による外部接続機器管理システムについて図面を参照しながら説明を行う前に、サポートとの間の一連のやり取りについて説明する。図5は、情報処理装置と外部接続機器との接続状態に関するサポートとのやり取りの全体的な流れを示すフローチャート図である。図5に示すように、ます、ステップS1において処理が開始され、ステップS2において、接続機器がどのような機器であるかに関する判定処理が行われる。この判定処理は、情報処理装置、例えばテレビジョン受信装置に接続されている外部機器を判定する処理であり、ユーザーがテレビジョン受信装置(テレビ)の初期設定を行う場合(イージーセットアップ時等の場合)に合わせて設定されたり、機器を接続する場合に、メニューで接続機器をテレビに設定したり、或いは、テレビ側で自動認識するようにすることもできる。
自動認識の手法としては、例えば、以下の方法を用いることができる。例えば、テレビとテレビの入力端子に接続される外部接続機器とを有するシステムにおいて、外部接続機器を特定する外部接続状態判定装置において、外部接続機器の操作に基づいてテレビの表示部に表示されるOSD表示の特徴を解析するOSD画面解析部と、外部機器とOSD表示の特徴とを対応付けして格納する機器別のOSD表示データベースと、を有する構成において、上記OSD画面解析部により、OSD表示の特徴を検索キーとしてOSD表示データベースを検索し、該当する外部機器を特定する処理を行うことができる。
また、テレビとその入力端子に接続される外部接続機器とを有するシステムにおける、外部接続機器を特定する外部接続状態判定装置において、外部接続機器の操作に基づいてテレビの表示部に表示されるメニュー表示の特徴を解析するメニュー画面解析部と、外部機器とメニュー表示の特徴とを対応付けして格納する機器別のメニュー表示データベースと、を設けておき、上記メニュー画面解析部が、メニュー表示の特徴を検索キーとしてメニュー表示データベースを検索し、該当する外部機器を特定する処理を行うようにすることも可能である。
次いで、ステップS3において、接続機器状況をテレビ内に登録する。テレビに接続されている外部機器を接続元のテレビ内に記憶させておく。この記憶の方法に関しては、テレビが自動設定したり、テレビの設定者(設置者)がメニューで設定したり、後述するチェックリストとして保存したりすることができる。次いで、ステップS4において、接続機器状況確認要求を行う。例えば、不具合が発生した場合にサービスに報告するために、接続状況を確認する。次いで、ステップS5において、接続機器状況を可視化変換する処理を行う。詳細は後述するが、テレビにおける外部機器の接続状態を、一連の数値またはQRコード、バーコード等の視覚的にコードなどであることを確認可能な情報に変換する。さらに、ステップS6において、接続機器状況をサポートに電話又はテレビからの通信などによって伝える。この際、ユーザが所持する携帯電話を用いて、QRコード等をカメラで撮影して通信によりサポートに対して送ることもできる。ステップS7において、接続機器状況をサポート側で受信すると、ステップS8において、外部接続機器を可視情報から逆変換し(送られた情報を実際の接続状況に変換し)、ステップS9において、サポートが接続機器状況を確認し(実際の接続状況を元に問い合わせ元のユーザに回答する)、ステップS10で処理を終了する。
以上の処理により、外部接続機器に問題が生じた場合における、サポートとのやり取りを経て、外部機器のトラブル等に関する回答が得られやすくすることができる。
本発明は、上記の処理のうち、ステップS5に関する処理に関連するものであるため、以下においては、ステップS5を中心にして説明を行う。
図1は、本実施の形態による外部接続機器管理システムの一構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態における接続機器判定システムは、例えば、接続元の電子機器であるデジタル放送テレビジョン受信装置Aと、外部接続機器群51と、を有している。デジタル放送テレビジョン受信装置Aは、アンテナからの放送信号を受信して選局等の処理を行うフロントエンド1と、映像・音声信号と、番組情報などを分離するデマルチプレクサ3と、映像・音声をデコードする映像・音声デコード部5と、音声を出力する音声出力部(スピーカ)7と、映像を出力する表示部(ディスプレイ)21と、リモコン装置からの指示を受けるリモコン受光部23と、全体を制御する制御部(CPU)25と、制御プログラム等を記憶するメモリ部27と、外部機器との接続インターフェイスを形成する外部インターフェイス部31と、通信部33と、入力部35と、を有している。通信部33は、ネットワーク経由でサポートセンタSと接続されていても良いし、携帯電話等で連絡するようにしても良い。
さらに、OSDデータを生成するOSDデータ生成部15を有しており、また、OSD表示に基づいて上記の外部機器の判定処理を行う。リモコン受光部23は、図示しないリモコン装置の操作に基づく信号を受光することにより種々の操作の指示を受ける。
また、制御部25は、上記のような方法で、どの入力端子にどの外部機器が接続されているかを判定する外部機器接続状態判定部25aと、判定結果である接続状況をコード化する外部機器接続状態コード化部25bと、接続状況等を表示する制御を行う表示制御部25cと、接続機器が変更された場合や、テレビ側のソフトウェアのバージョンが変更された場合などに、その更新処理を実行するバージョン更新部25dと、を有している。
また、メモリ部27は、外部機器の接続状態を記憶する外部機器接続状態記録部27aが備えられている。
図2は、テレビの入力端子と接続されている外部機器の接続状態を示す接続状態テーブルであり、ここでは、チェックリスト形式で構成されている。例えば、テレビの入力端子は、端子1から端子6までと、iLink入力端子とが設けられており、それぞれの入力端子と、該入力端子に接続される再生機器等がチェックボックスを伴って記載されている。
入力毎に、端子の組(入力1では、S端子、コンポーネント、D端子)、入力5では、HDMIとなっており、この端子の組に依存して、接続可能な外部機器の種別が決まるようになっている。このチェックリストにチェックをするだけで、全ての外部機器の接続状況を把握することができる。このテーブルを用い、以下の処理を行うことで、外部機器の接続状況を管理することができる。
尚、このテーブルは、入力端子毎に情報が分けられて記載されており、入力端子を単位として、変更、チェック、更新などの処理が行えるようになっている。入力端子を単位とすることにより、テーブルの変更などを最小限にすることができ、上記の処理の負担を軽減することができる。また、以下のコード化したデータ等も、入力端子を最小単位として構成することができる。このようにすることで、コード化処理の負担も軽減することができる。
ここで、外部機器接続状態記録部27aは、外部機器接続状況テーブルのデータをメモリ27に保持して外部には出さず、外部機器の接続状態テーブルを暗号化又はコード化したデータのみを外部に出すことができるようにしても良い。このようにすると、接続状況の秘匿性を高めることができる。
外部機器接続状態判定部25aは、例えば、外部接続機器51の操作に基づいて情報処理装置の表示部21に表示されるOSD表示の特徴を解析し、外部機器とOSD表示の特徴とを対応付けを格納しておき、OSD表示の特徴を検索キーとしてOSD表示データベースを検索し、該当する外部機器を特定する処理を行うことで自動的に把握することができる。或いは、OSD表示の代わりに、メニュー表示の特徴を元に外部機器を特定して、接続状況を判定することができる。
図3は、図5のステップS5における接続機器状況を可視化変換する処理(数値化、可逆性、秘匿化)の例を示す図である。図3(a)は、図2に示す接続状態テーブルに基づく接続状態数値化処理の様子を示す図である。図3(a)に示す例は、図2のチェックリストを数値化したものである。図2も参照しながら説明すると、最初の単位“111”は、入力端子1のチェックの入っている箇所を示しており、3つのチェック箇所のうちの一番目のチェックボックスに全てチェックが入っていることを示している。次の数字“232”は、入力端子2には、2番目、3番目、2番目のチェックボックスにチェックが入っていることを示すものである。これらの間のドット(.)は、変更処理の最小単位を示している。3桁の数字は、上位から、入力端子番号、複数の端子種別候補のうちのいずれであるかを示す数字、外部接続機器候補のうちのいずれであるかを示す数字である。
以下、同様に、全ての入力について、どのチェックボックスにチェックが入っているか(尚“0”は、チェックがはいっていないことを示すものである)を数字の列で示すことができる。このような数字列をメモリに記憶することで、このメモリから数字列を取得して簡単にサポートに送信することができる。尚、上記のように、数字列の最小単位は入力単位であり、入力単位で変更等の処理が可能になっている。また、図3(b)に示すように、情報処理装置側(TV側)のソフトウェアのバージョン情報も、上記数字列に付加しておくことで、さらに多くの情報を提供することができる。
また、図3(c)、(d)に示すように、図2に示すようなチェクリストをコード化したり、図3(a)、(b)に示すような情報をQRコードやバーコード化したりしても良いし、さらに、連絡先のURLや機器番号も含めてコード化しておいても良い。コード化した場合にも、入力端子の単位で、デコード、再コード化できるように、入力端子毎にヘッダなどを利用すると良い。
このように、接続状況を、数字列化したり、コード化して記憶したりしておくことで、情報量を減らすことができる。また、通信時におけるユーザ情報(この場合には、接続情報)の秘匿化が可能になる。
図4は、接続機器(履歴)情報テーブルの一構成例を示す図である。図4に示すように、この接続機器(履歴)情報テーブルは、外部機器の接続状況を入力端子毎に整理するとともに、各入力端子別に接続されている外部機器(接続機器)のID(機番など)と、接続が更新された日時と、を対応させて示す図である。接続機器(履歴)情報テーブルにおいては、各入力端子毎に、機器の接続履歴が示されている。この接続機器(履歴)情報テーブルにより、例えば、ある入力端子には、同じ外部機器が何度も接続されたり外されたりしているなどの情報を知ることができる(ゲーム機などの場合に多く見られる)。また、以前に接続されていた外部機器が再び接続された場合には、機器IDのみで他の機器と識別することができる。また、サポートからの問い合わせがあった場合に、時系列的な接続状況を知ることで、問題の解決がより簡単になる場合がある。
図6は、上記コード化処理(図5のS5)の流れを示すフローチャート図である。図6に示すように、ステップS11において処理を開始し(start)、ステップS12において、メモリから図2のような外部機器の接続状態を取得する。ステップS13で、例えばユーザ入力によるコード化の種別をいずれにするかに関する選択を検出し(予め設定されていても良い)、1.数値化データの場合には、ステップS14に進み、バージョン番号と接続状況を数値化(図3(b)参照)する。2.QRコード化の場合には、ステップS15に進み、バージョン番号と接続状況とのQRコード化(図3(c)参照)を行う。3.可逆変換の場合には、ステップS16に進み、バージョン番号等を利用して、接続状態を可逆変換する。以上の処理により、外部機器の接続状態に関する情報をコード化して格納することができるため、データ量が低減できるとともに、個人的な接続情報を秘匿することができる。サポート側は、コードかされたデータをデコードできるキーを予め所持している。
図7は、格納されている上記接続情報のチェック処理の流れを示すフローチャート図である。まず、ステップS21において、例えばユーザのチェック処理開始の操作を検出するとこの処理が開始され、ステップS22において、メモリから外部機器の接続状態テーブルを取得する。これが、現在、機器が認識している接続状態である。次いで、ステップS23において、接続元の機器からの指示などにより外部接続機器の電源を全てオンし、ステップS24において、接続機器の情報を取得する。取得した接続機器の情報とステップS22において取得した外部機器の接続状態テーブルとを比較し、一致していれば(YES)ステップS27に進み、処理を終了する。一致しない部分があれば(NO)ステップS28に進み、取得した接続機器情報を元に現在の接続状態テーブルを修正し、ステップS27で処理を終了する。以上のようなチェック処理により、現在の接続状態と間の整合を確認することができる。
図8は、コード化された外部機器接続情報の更新処理の流れを示すフローチャート図である。図8に示すように、ステップS31において、機器接続状態を監視している状態で、ステップS32において、バージョン更新部25dが、外部機器の接続状態の更新(例えば、プログラムのバージョン情報の変更(更新)などの処理)を検出すると(YES)、ステップS33において、更新情報を外部機器接続状態テーブルに反映する。次いで、ステップS34において、接続状態テーブルのコード化と記録更新を行い、処理を終了する(ステップS35)。チェック処理と更新処理との違いは、前者が、基本的にユーザ操作により現在の外部機器の接続状況と記憶されている状況との相違点の有無をチェックするのに対して、更新処理は、何らかのバージョン変更などの外部からの変更を検出して自動的に外部機器接続状況を更新する点である。
また、上記外部機器接続状況に関しては、メモリにコード化されているデータをデコードして、表示部に表示させることができる。その際の表示の態様としては、図2に示すように、チェックリストのような形式で表示させることができる。このチェックリスト表示により、それぞれの入力端子にどのような外部機器が接続されているかを一目で理解することができる。もちろん、図2に示す形式ではなく、図1に31、53、51で示すような、ブロック図で示しても良い。もちろん、ユーザでなく、サポート側に接続状況を詳細に把握してもらうために、コード化した外部接続状況を、そのままの形態で相手方において表示できるように、例えば通信部33を介して送るようにしても良いし、ユーザがカメラ付きの携帯電話などによりコード化データを撮影して、サポートにメールで送信するようにしても良い。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、遠隔地において、テレビなどに接続されている外部機器が不明であることにより、問題を解決するためのサポートが難しい場合に、外部接続機器をテレビにおいてコード化して記憶しておき、このコード化データをサポートに送ることで、サポートは、正確な指示を行うことができる。
例えば、テレビのサポートが、電話、リモートアクセスなどで行われている場合に、接続機器が判明すれば、不具合に対する対策も、操作説明も効果的に行うことが出来る。また、サービス系のコストの削減が可能となる。
上記の実施の形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、情報処理装置に過去に接続されていた外部機器のテーブルはそのまま残しておき、次回に同じ外部機器が接続された場合には、その外部機器のテーブルの情報をそのまま用いるようにしても良い。ユーザが一旦接続を外した例えばゲーム機などは、再度接続する可能性が高いからである。
また、本実施の形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また前記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明は、外部機器の接続状況の管理装置として利用可能である。
A…デジタル放送テレビジョン受信装置、51…外部接続機器群、1…フロントエンド、3…デマルチプレクサ、5…映像・音声デコード部、7…音声出力部(スピーカ)、21…表示部(ディスプレイ)、23…リモコン受光部、25…制御部(CPU)、27…メモリ部、31…外部インターフェイス部、33…通信部、35…入力部、S…サポートセンタ、15…OSDデータ生成部、23…リモコン受光部、25…制御部、25a…外部機器接続状態判定部、25b…外部機器接続状態コード化部、25c…表示制御部、25d…バージョン更新部、27…メモリ部、27a…外部機器接続状態記録部。

Claims (14)

  1. 情報処理装置と前記情報処理機器の入力端子に接続される外部接続機器とを有するシステムにおいて、前記外部接続機器の接続状況を管理する外部接続機器管理装置であって、
    前記情報処理装置の入力端子と接続されている外部機器の接続状況を判定する外部接続状況判定部と、
    前記外部接続状況判定部において判定された外部接続状況をコード化する外部機器接続状況コード化部と、
    コード化された前記外部接続状況を記憶する外部機器接続状況記憶部と
    を有することを特徴とする外部接続機器管理装置。
  2. 前記外部機器判定部は、前記外部機器の操作に応じて表示される外部接続機器固有のOSD表示又はメニュー表示の特徴に基づいて、入力端子毎に接続されている外部機器を判定することを特徴とする請求項1に記載の外部接続機器管理装置。
  3. 前記情報処理装置の入力端子毎に前記入力端子と接続されている外部機器の接続状況を管理する接続状態テーブルに基づいて、前記接続状況を管理することを特徴とする請求項1又は2に記載の外部接続機器管理装置。
  4. 前記入力端子毎に決められている端子の組に依存して、接続可能な外部機器の種別を管理することを特徴とする請求項3に記載の外部接続機器管理装置。
  5. 前記外部機器接続状況コード化部は、前記接続状況テーブルにおける前記外部機器の接続状況を、数値化したデータにコード化することを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の外部接続機器管理装置。
  6. 前記外部機器接続状況コード化部は、前記接続状況テーブルにおける前記外部機器の接続状況を、数値化したデータにコード化することを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の外部接続機器管理装置。
  7. 前記外部機器接続状況コード化部は、前記情報処理装置側のソフトウェアのバージョン番号とともに数値化することを特徴とする請求項6に記載の外部接続機器管理装置。
  8. 前記外部機器接続状況コード化部は、前記情報処理装置側のソフトウェアのバージョン番号を利用した可逆変換を用いてコード化することを特徴とする請求項6に記載の外部接続機器管理装置。
  9. 前記外部機器接続状況コード化部は、前記接続状況テーブルにおける前記外部機器の接続状況を、QRコード化することを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の外部接続機器管理装置。
  10. 前記接続状況の更新が検出されると、更新された情報を前記外部機器接続状況テーブルに反映させた後にコード化を行うことを特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載の外部接続機器管理装置。
  11. 前記外部機器接続状態記録部において、前記外部機器接続状況テーブルのデータをメモリに保持して外部には出さず、外部機器の接続状態テーブルをコード化したデータのみを外部に出すことができるように制御することを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載の外部接続機器管理装置。
  12. 情報処理装置と前記情報処理機器の入力端子に接続される外部接続機器とを有するシステムにおいて、前記外部接続機器の接続状況を管理する外部接続機器管理方法であって、
    前記情報処理装置の入力端子と接続されている外部機器の接続状況を判定する外部接続状況判定ステップと、
    前記外部接続状況判定ステップにおいて判定された外部接続状況をコード化する外部機器接続状況コード化ステップと、
    コード化された前記外部接続状況を記憶する外部機器接続状況記憶ステップと
    を有することを特徴とする外部接続機器管理方法。
  13. 前記外部機器判定ステップは、前記外部機器の操作に応じて表示される外部接続機器固有のOSD表示又はメニュー表示の特徴に基づいて、入力端子毎に接続されている外部機器を判定するステップを有することを特徴とする請求項12に記載の外部接続機器管理方法。
  14. コンピュータに請求項12又は13に記載の方法を実行させるためのプログラム。
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