JP2012122709A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】冷蔵室5と冷凍室6とを有する冷蔵庫1と、冷却器12と、圧縮機25と、送風機15と、冷気送風ダクト16と、冷気送風ダクト内部に設けられ、回転軸17aと回転軸17aに連結した板状の弁17fを有する回転式シャッター17と、コントロールパネル20と、コントロールパネル20に設けられた冷蔵室5の温度が設定される冷蔵室温度調節ダイヤル23、及び回転式シャッターの回転軸に連結する冷凍室温度調節ダイヤル24とを備え、回転式シャッター17の弁17fは、回転軸17aから一方の端部までの長さと回転軸17aから他方の端部までの長さとが異なる。
【選択図】図3
Description
図1は、この発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷蔵室及び冷凍室の扉を外した状態の正面図である。図2は、図1の冷蔵庫において冷蔵室及び冷凍室の扉を取り付けた状態のA−A断面図である。なお、図1において、紙面左側が冷蔵庫1における左側であり、紙面右側が冷蔵庫1における右側である。また、図2において、紙面左側が冷蔵庫における正面側であり紙面右側が冷蔵庫における背面側である。なお、以下の図において、特に説明しない場合は、図1及び図2の方向に従って説明することとする。
図3及び図4に示すように、冷気送風ダクト16内には送風機15により冷蔵室5へ送風される冷気の量を調節する回転式シャッター17が取付けられている。なお、回転式シャッター17の構成及び機能の詳細は後述する。また、冷気送風ダクト16の前面に設けられたコントロールパネル20の裏側には、冷蔵室5の温度を調節する温度調節基板22が設けられている。
前述した冷気送風ダクト16の前面には、冷気送風ダクト16を覆うように樹脂製のコントロールパネル20が設置されている。また、コントロールパネル20の前面には、冷蔵室5内の温度を検知する温度センサー21が設けられている。また、コントロールパネル20の前面には、温度調節基板22のシャフト部と連結する樹脂製の冷蔵室温度調節ダイヤル23(この発明における第1のダイヤル)と、冷気送風ダクト16内に設置された回転式シャッター17に連結する冷凍室温度調節ダイヤル24(この発明における第2のダイヤル)とが取付けられている。冷蔵室温度調節ダイヤル23は、冷蔵室5の温度が設定されるものであり、それにより圧縮機25の運転が制御される構成となっている。
図8に示すように、この回転式シャッター17は、回転軸17aの外周に略円形状のホイール17eを有しており、ホイール17eに、薄板状の面を有する弁17fが連結している。
図9及び図10に示すように、冷気送風ダクト16の開口部を覆う樹脂製のプレート19には回転式シャッター17のホイール17eの外郭と沿う曲面を有するリブ19aが設けられている。また、リブ19aのホイール17eが接する面には、凹部19a1が形成されており、冷凍室温度調節ダイヤル24の回転位置を例えば「中」とした場合に、回転式シャッター17の凸部17cが凹部19a1に係止する構成となっている。このため、冷凍室温度調節ダイヤル24を「中」の位置にした際にクリック感を得ることができ、確実に温度設定を行うことが可能となる。
冷却器12により冷却された冷気は、仕切り13の奥に取付けられた送風機15により冷蔵室5の背面に設置された冷気送風ダクト16へと流入する。冷気送風ダクト16内に流入した冷気は冷気送風ダクト16に設けられた吐出穴16bと、コントロールパネル20に設けられた吐出穴20aを通り冷蔵室5内へと流入する。
逆に、冷気送風ダクト16内の風路の開口面積を小さくし、冷蔵室5へ流入する冷気の量を減らすことにより、冷蔵室5の室温の低下に時間がかかるので、圧縮機25を停止させる温度に達するには長時間が必要となる。そのため、圧縮機25の運転時間が長くなり、冷凍室6の温度は低下する。
以下に、この発明における回転式シャッター17及び冷気送風ダクト16の別の例について説明する。なお、本実施の形態2における冷蔵庫の構成及び機能について、特に説明しない部分については、実施の形態1と同じものであるものとする。
図12に示すように、回転式シャッター17のホイール17eには、スリット17dが形成されている。スリット17dは、ホイール17eが回転軸17aと接触する部分に形成されている。そのため、スリット17dがない場合と比べて、ホイール17eが回転軸17aに接触する面積が減少する。
Claims (8)
- 第1の室と第2の室とを有する冷蔵庫本体と、
空気を冷却する冷却器と、
冷媒を圧縮する圧縮機と、
前記冷却器により冷却された空気を、前記第1の室及び前記第2の室へ送る送風機と、
少なくとも一部が前記第1の室に設けられ、前記送風機により送られた空気を前記第1の室及び前記第2の室へ導く風路を有する冷気送風ダクトと、
前記冷気送風ダクト内部に設けられ、回転軸と該回転軸に連結した板状の弁を有する回転式シャッターと、
前記第1の室に設けられ、前記冷気送風ダクトの前面を覆うように設置されたコントロールパネルと、
前記コントロールパネルに設けられ、前記第1の室の温度が設定される第1のダイヤルと、
前記コントロールパネルに設けられ、前記回転式シャッターの前記回転軸に連結する第2のダイヤルと、
前記第1の室の温度を測定する温度センサーと、
前記第1のダイヤルの設定と前記温度センサーが測定した温度とに基づき前記圧縮機の運転を制御する制御装置と、
を備え、
前記回転式シャッターの前記弁は、前記回転軸から一方の端部までの長さと前記回転軸から他方の端部までの長さとが異なり、
前記第2のダイヤルの回転に従って前記回転式シャッターが回転することで、前記第1の室に送られる風量が調整され、それにより前記第2の室に送られる風量が調節されることで、前記第2の室の温度が調節されることを特徴とする冷蔵庫。 - 前記回転式シャッターは、前記回転軸の外周に形成されて前記回転軸と前記弁とを接続する略円形状のホイールを有することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
- 前記ホイールは、前記回転軸の外周に面する部分にスリットが形成されていることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
- 前記冷気送風ダクトは、前記回転式シャッターの回転軸の外周を覆うフランジを有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記回転式シャッターの前記弁は、風量を調節する調節板と、前記調節板と略垂直に設けられた摺動板を有することで、側段面が略L字状に形成され、
前記摺動板は、前記冷気送風ダクトの内側壁面と略水平となるよう形成され、
前記摺動板と前記冷気送風ダクトの内側壁面が接触することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。 - 前記第1の室は、前記第2の室よりも高温度帯の室であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記第1のダイヤル及び前記第2のダイヤルは、前記冷蔵庫の中央に対して左右対称となる位置に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記冷気送風ダクトの背面の少なくとも一部を覆う樹脂製のプレートを備え、
前記回転式シャッターの回転軸の外周を覆う部分に凸部を形成し、前記樹脂製のプレートに対向して設けたリブの凹部を係合させたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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