JP6709349B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

本発明は、貯蔵室内に食品等を冷却保存する冷蔵庫に関し、特に、貯蔵室に供給される空気の流量を調整するための手動式のシャッタを有する冷蔵庫に関する。
従来、この種の冷蔵庫として、特許文献1に開示された冷蔵庫が知られている。同文献の冷蔵庫は、冷却器で冷却された空気を流す左右の冷気ダクトに取り付けられる一対のシャッタと、一対のシャッタを連結して支持する棒状部材と、を有する。左右のシャッタを支持する棒状部材は左右方向に移動自在であり、棒状部材に設けられた冷凍室温度調節つまみを左右方向に動かすことによって棒状部材が左右方向に移動する。これに連動してシャッタが左右方向に移動して、冷気ダクト内の冷気が通過する面積が変化し、これにより、冷蔵室に供給される冷気の量が調整される。
また、他の従来技術の例として、特許文献2には、冷蔵庫奥行の前後方向に移動する手動式スライドシャッタを備えた冷蔵庫が開示されている。同文献の手動式スライドシャッタは、冷凍室と冷蔵室とを区画形成する仕切板の冷凍室側奥部の天面部に設置され、前後方向に移動して冷凍室吐出口の開口面積を調整するよう設けられる。
また、特許文献3には、風路内に回転自在に設けられる円柱状のダンパを有する冷蔵庫が開示されている。同文献に記載された円柱状のダンパは、上下方向に延びる軸を有し、風路を横切るように延びる上下一対のフランジ間に設けられる。この円柱状のダンパは手動にて回転操作され、ダンパに形成される孔とフランジの通気口との組み合わせによって冷気の流量が調整される。
特開2007−225193号公報(第4−5頁、第10図) 特開2009−85545号公報(第4頁、第3図) 特開平1−203877号公報(第2−3頁、第4図)
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術のように、左右方向に移動して供給風路である冷気ダクト内の通路面積を変化させる方式のシャッタでは、シャッタを操作するための操作部の移動量が大きくなるという問題点があった。
具体的には、貯蔵室の収納容積を大きく確保するために供給風路の奥行きを小さくし、且つ貯蔵室を冷却するための空気を小さい流動損失で流すために供給風路の横幅を広くして通路面積を大きく確保する場合、左右方向に移動するシャッタでは、シャッタ開閉のための移動量が大きくなってしまう。他方、シャッタの移動量を小さくして、且つ所定の通路面積を確保すべく供給風路の奥行寸法を大きくすると、供給風路に相当する部分が貯蔵室側に大きく張り出すこととなり、貯蔵室の有効的な収納容積が減少してしまう。
また、特許文献2に開示された従来技術のように、前後方向に移動する手動式スライドシャッタでは、シャッタを操作するための操作手段も前後方向に移動することとなるので、操作手段を貯蔵室の奥面に設けることが難しかった。そのため、シャッタの操作手段は、貯蔵室の天面若しくは底面に設けられることとなる。しかし、操作部が貯蔵室の底面に設けられると、収納物を載置する際に邪魔になり、操作部が天面に設けられると、使用者から視認し難く、操作性が良くない。
また、特許文献3に開示された従来技術のように、上下方向に延在する軸によって回転自在に支持される円柱状のダンパを用いて供給風路内の空気の流れを調整する方法では、円柱状のダンパを設置する部分において、供給風路の奥行寸法が大きくなってしまう。そのため、貯蔵室の有効的な収納容積が減少して収納性能が低下してしまう。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、操作性に優れ小さな操作量で大きな開閉動作が得られる手動式のシャッタを有し、供給風路の横幅を広くして貯蔵室の収納容積を広く確保することができる冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室と、前記貯蔵室に供給される空気を冷却する冷却器が配設される冷却室と、前記貯蔵室の奥に形成されて前記貯蔵室と前記冷却室とをつなぎ、前記冷却器で冷却された空気を流す供給風路と、前記供給風路に設けられて前記供給風路内を流れる空気の流量を調整するシャッタ部材と、前記シャッタ部材の開度を操作するための操作部材と、前記シャッタ部材と前記操作部材とを連結するリンク機構と、を有し、前記シャッタ部材は、前記貯蔵室に対して前後方向に延在する回動軸に揺動自在に枢支され、前記操作部材は、前記貯蔵室の奥面に沿う方向に直線動自在に支持され、前記リンク機構は、前記操作部材の直線運動を回転運動に変換して前記シャッタ部材に伝達し、前記シャッタ部材は、その一端近傍が前記回動軸に枢支される固定端になると共に前記一端の反対側となる他端が自由端となり、前記回動軸は、前記供給風路を構成する左右の対向する側面のうち一方の側面の近傍に設けられ、前記固定端と前記一方の側面との間には、空気が流通可能な間隙が形成されることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫は、前記リンク機構は、前記シャッタ部材に形成される長孔状若しくは溝状のガイド部と、前記操作部材に形成されて奥方向に突出して前記ガイド部に摺動自在に嵌合するピン部と、を有することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫は、内箱の前面に設けられて前記内箱との間に前記供給風路を形成するダクト部材と、前記ダクト部材の前面を覆い前記貯蔵室の奥面を構成するダクトカバーと、を有し、前記操作部材は、前記ダクトカバーに形成される開口から前記貯蔵室内に突出する操作部を有し、前記ダクト部材と前記ダクトカバーとの間に摺動自在に挟持されることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫は、前記シャッタ部材は、前記自由端が下方に移動するよう回動して前記供給風路を開き、前記一方の側面には、前記シャッタ部材が前記供給風路を全開にする状態において前記自由端の下方で前記自由端よりも左右方向の内側に突出する凸部が形成されることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫は、前記貯蔵室は、少なくとも上段の冷蔵室と下段の冷凍室とに区画され、前記供給風路は、前記冷蔵室につながる冷蔵用供給風路と前記冷凍室につながる冷凍用供給風路とに分かれ、前記シャッタ部材及び前記操作部材は、前記冷蔵室の奥の前記冷蔵用供給風路に設けられることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫によれば、供給風路内を流れる空気の流量を調整するシャッタ部材は、貯蔵室に対して前後方向に延在する回動軸に揺動自在に枢支され、前記シャッタ部材の開度を操作するための操作部材は、前記貯蔵室の奥面に沿う方向に直線動自在に支持され、前記シャッタ部材と前記操作部材とを連結するリンク機構は、前記操作部材の直線運動を回転運動に変換して前記シャッタ部材に伝達する。これにより、操作部材を貯蔵室の奥面に沿う方向に移動させることによりシャッタ部材を容易に開閉することができ、且つ操作部材の移動量が小さくてもシャッタ部材を大きく回動させることができる。そのため、供給風路の横幅を広くして所定の通路面積を確保しつつ、供給風路の奥行きを狭くして貯蔵室の収納容積を大きく確保するこができる。
また、本発明によれば、前記リンク機構は、前記シャッタ部材に形成される長孔状若しくは溝状のガイド部と、前記操作部材に形成されて奥方向に突出して前記ガイド部に摺動自在に嵌合するピン部と、を有する。このような構成により、少ない部品数で操作部材の直線運動をシャッタ部材の回転運動に変換するリンク機構を構成することができる。
また、本発明によれば、内箱の前面に設けられて前記内箱との間に前記供給風路を形成するダクト部材と、前記ダクト部材の前面を覆い前記貯蔵室の奥面を構成するダクトカバーと、を有し、前記操作部材は、前記ダクトカバーに形成される開口から貯蔵室内に突出する操作部を有する。これにより、貯蔵室の奥面から突出する操作部を操作してシャッタ部材を開閉することができるので、風量の調整を容易に行うことができる。
また、前記操作部材は、前記ダクト部材と前記ダクトカバーとの間に摺動自在に挟持される。これにより、操作部材を直線往復動自在に支持するための支持部品等を別途設けることなく、簡易な構成で操作部材を支持することができる。
また、本発明によれば、前記シャッタ部材は、その一端近傍が前記回動軸に枢支される固定端になると共に前記一端の反対側となる他端が自由端となり、前記回動軸は、前記供給風路を構成する左右の対向する側面のうち一方の側面の近傍に設けられ、前記固定端と前記一方の側面との間には、空気が流通可能な間隙が形成される。これにより、シャッタ部材の上流側でシャッタ部材と供給風路の一方の側面との間で滞留する空気を、シャッタ部材の固定端と供給風路の一方の側面との間に形成される前記間隙を介して下流側に流すことができる。その結果、シャッタ部材の上流側の空気が過度に停留して部分的に温度差が生ずることを抑制することができる。
また、本発明によれば、前記シャッタ部材は、前記自由端が下方に移動するよう回動して前記供給風路を開き、前記一方の側面には、前記シャッタ部材が前記供給風路を全開にする状態において前記自由端の下方で前記自由端よりも左右方向の内側に突出する凸部が形成される。これにより、シャッタ部材を全開にした状態においては、シャッタ部材の自由端が前記凸部に接近し、前記凸部によってシャッタ部材とその固定端側の供給風路の側面との間に空気が流れ込むことが抑制される。従って、シャッタ部材の自由端と、自由端側の供給風路の側面との間に形成される大きな開口を通じて、少ない流動損失で空気を効率良く流すことができる。
また、本発明によれば、前記貯蔵室は、少なくとも上段の冷蔵室と下段の冷凍室とに区画され、前記供給風路は、前記冷蔵室につながる冷蔵用供給風路と前記冷凍室につながる冷凍用供給風路とに分かれ、前記シャッタ部材及び前記操作部材は、前記冷蔵室の奥の前記冷蔵用供給風路に設けられる。従って、操作部材を介してシャッタ部材を開閉することにより、冷蔵室に供給される空気の流量を好適に調整することができると共に、冷凍室に供給される空気の流量も好適に調整することができる。
また、このような構成により、操作部材の操作部は、上段に区画される冷蔵室の奥面に設けられることになるので、シャッタ部材の操作性が向上する。また、操作部材の操作部は、冷凍室よりも温度の高い冷蔵室に設けられるので、操作時に貯蔵室の前面の断熱扉を開放することによる熱損失も抑えることができる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫の概略構造を示す側面断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷蔵室の内部を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の(A)A−A線断面図、(B)C部拡大図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫のダクト部材及びダクトカバーのB部近傍の背面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷蔵室のB部近傍を前面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫のダクト部材のB部近傍を前面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫のダクト部材のB部近傍を背面側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫のシャッタ部材を全開にした状態を示すダクト部材及びダクトカバーのB部近傍の背面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫のシャッタ部材を半開にした状態を示すダクト部材及びダクトカバーのB部近傍の背面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫のシャッタ部材を全閉にした状態を示すダクト部材及びダクトカバーのB部近傍の背面図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫を図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る冷蔵庫1の概略構造を示す側面断面図である。なお、図1において、庫内を循環する空気の流れを実線矢印で示している。図1に示すように、冷蔵庫1は、断熱箱体2を備え、該断熱箱体2の内部に食品等を貯蔵する貯蔵室が形成されている。貯蔵室の内部は、断熱仕切壁8によって保存温度の異なる上段の冷蔵室3と下段の冷凍室4とに区画されている。
断熱箱体2の前面は開口しており、冷蔵室3に対応する前記開口には断熱扉5が、冷凍室4に対応する前記開口には断熱扉6が、各々開閉自在に設けられている。断熱扉5は、右上下部が断熱箱体2に回動自在に支持されている。また、断熱扉6は、冷蔵庫1の前方に引出自在に、断熱箱体2に支持されている。
冷蔵庫1の本体である断熱箱体2は、前面に開口部を有する鋼板製の外箱2aと、該外箱2aの内側に間隙を持たせて配設され、前面に開口部を有する合成樹脂製の内箱2bと、前記外箱2aと内箱2bとの間隙に充填発泡される発泡ポリウレタン製の断熱材2cと、から構成されている。断熱扉5及び断熱扉6も、断熱箱体2と同様の断熱構造を採用している。また、断熱仕切壁8は、合成樹脂の成形品であり、その内部には断熱材が充填されている。
冷蔵室3の奥、即ち背面側には、冷却器31で冷却された空気を冷蔵室3に供給する冷蔵用供給風路として供給風路10が形成されている。供給風路10は、ダクト部材20と内箱2bとの間に形成され、ダクト部材20の前面には、ダクトカバー12が配設される。また、冷蔵庫1は、冷蔵室3と冷却室7とをつなぎ、冷蔵室3から冷却室7へと空気を戻すための図示しない帰還風路を有する。
冷凍室4の奥には、合成樹脂製の仕切部材で区画されて、供給風路11が形成されている。供給風路11は、冷却器31で冷却された空気を冷凍室4へと流す冷凍用供給風路である。また、冷凍室4の背面下部には、冷凍室4から冷却室7へと空気を戻す戻り口が形成されている。
供給風路10と供給風路11とは連通しており、供給風路10には、供給風路10内を流れる空気の流量を調整するシャッタ部材26が設けられる。シャッタ部材26によって、冷蔵室3に供給される冷気の流量が調整されると共に、冷凍室4に供給される冷気の流量も同時に調整されて、冷蔵室3及び冷凍室4の温度が好適に調整される。
内箱2b内部の供給風路11の更に奥には、仕切体で区画されて冷却室7が設けられる。冷却室7上部の仕切体には、冷却室7と供給風路10及び供給風路11とをつなぐ開口7aが形成されており、開口7aには、冷蔵室3及び冷凍室4に冷気を供給するための送風機32が配設されている。他方、冷却室7の下方には、冷蔵室3及び冷凍室4からの帰還冷気を冷却室7の内部へと吸入する開口7bが形成されている。
そして、冷却室7の内部には、循環する空気を冷却するための蒸発器である冷却器31が配置されている。冷却器31は、圧縮30、図示しない放熱器、図示しない膨張弁若しくは図示しないキャピラリーチューブに冷媒配管を介して接続されており、これにより、蒸気圧縮式の冷凍サイクル回路が構成される。なお、本実施形態に係る冷蔵庫1では、前記冷凍サイクル回路の冷媒として、R600a、即ちイソブタンが用いられる。
なお、冷蔵庫1は、冷蔵室3の温度を検出する温度センサや、その温度センサによって検出される冷蔵室3の温度に基づいて送風機32や圧縮機30の稼働停止や運転周波数等を制御する制御装置等を備えても良い。
図2は、冷蔵庫1の冷蔵室3の内部を示す正面図であり、断熱扉5(図1参照)を外した状態を示している。図2に示すように、冷蔵室3の奥面の略中央に供給風路10の前面を覆うようにダクトカバー12が備えられる。
ダクトカバー12は、上下方向に延在して冷蔵室3の奥面を構成する部材であり、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂から成形される。ダクトカバー12は、図示しないねじやクリップ等の締結部材によって、若しくは、内箱2bに固定される固定部材等に係合することによって、内箱2b(図1参照)に固定される。
ダクトカバー12には、冷蔵室3に冷気を吹き出す複数の吹出口13が形成される。冷却器31(図1参照)で冷却された空気は、供給風路10を通り吹出口13より吹き出される。
また、冷蔵室3の奥面を構成するダクトカバー12には、シャッタ部材26(図4参照)の開度を手動で操作するための操作部17が設けられる。このように、操作部17は、上段に区画される冷蔵室3の奥面に設けられるので、シャッタ部材26の開閉操作を行い易い。また、操作部17は、冷凍室4よりも温度の高い冷蔵室3に設けられるので、操作時に貯蔵室の前面の断熱扉5を開放することによる熱損失も少ない。
図3(A)は、冷蔵庫1の冷蔵室3の水平断面図であり、図2におけるA−A線断面を表している。また、図3(B)は、図3(A)に示すC部拡大図であり、供給風路10近傍の水平断面図である。
図3(A)及び(B)に示すように、ダクトカバー12の背面側には、ダクト部材20が取り付けられる。具体的には、ダクト部材20は、内箱2bの内側、即ち前面側に取り付けられ、ダクトカバー12は、ダクト部材20を覆うようにその前面に取り付けられる。つまり、ダクト部材20は、ダクトカバー12と内箱2bとの間に挟まれるように配設される。
ダクト部材20は、例えば、発泡ポリスチレン等の合成樹脂から成形され、水平断面略コ字状で上下方向に延在する部材である。具体的には、ダクト部材20の背面には、水平断面略コ字状で上下方向に延在する凹部21が形成されており、この凹部21が冷気を流す供給風路10となる。これにより、冷蔵室3の奥に、ダクト部材20と内箱2bとに挟まれて供給風路10が形成される。
図4は、冷蔵庫1のダクト部材20及びダクトカバー12の図2に示すB部近傍の背面図である。即ち、図4は、ダクト部材20及びダクトカバー12を内箱2bから取り外してシャッタ部材26近傍を背面側から見た図である。
図4に示すように、供給風路10には、供給風路10の通路面積を変化させて、流れる空気の流量を調整するシャッタ部材26が設けられる。シャッタ部材26は、例えば、ポリプロピレン等の合成樹脂から成形される略板状の部材であり、その一端である固定端26b近傍は、冷蔵庫1の前後方向に延在する回動軸28に揺動自在に枢支される。
回動軸28は、ダクトカバー12若しくはダクト部材20に固定される、例えば、ねじ軸等であり、供給風路10を構成する左右の対向する側面24a、24bのうち一方の側面24bの近傍に設けられる。
シャッタ部材26は、回動軸28に枢支される固定端26bの反対側となる他端が自由端26aとなって、回動軸28を中心として回動する。これにより、供給風路10の前記一方の側面24bに対向する他方の側面24aと自由端26aとの間に形成される空気の通路面積が変化し、供給風路10を流れる空気の流量が調整される。
なお、シャッタ部材26は、固定端26b近傍が厚く、自由端26aに向かって徐々に薄くなるよう略テーパ状に形成される。これにより、幅広の供給風路10に対応する長尺のシャッタ部材26を、所定の強度を確保しつつ軽量に形成することができる。
シャッタ部材26は、リンク機構を介して、シャッタ部材26の開度を操作するための操作部材16に連結されている。操作部材16は、冷蔵室3(図2参照)の奥面に沿って略左右方向に直線動自在に支持され、前記リンク機構は、操作部材16の直線運動を回転運動に変換してシャッタ部材26に伝達する。
具体的には、シャッタ部材26と操作部材16とを連結するリンク機構は、シャッタ部材26に形成されるガイド部27と、操作部材16に形成されるピン部18と、が連結されることよって構成される。
即ち、シャッタ部材26には、回動軸28を略中心として略半径方向に長く形成される略長孔状のガイド部27が形成され、操作部材16には、奥方向、即ち背面方向に突出してガイド部27に摺動自在に嵌合するピン部18が形成される。
このような構成により、少ない部品数で、且つ組み立て作業も容易に、操作部材16の直線運動をシャッタ部材26の回転運動に変換するリンク機構を構成することができる。なお、ガイド部27は、ピン部18が摺動自在に支持される構造であれば良く、前述のガイド部27のように貫通する孔に限定されず、例えば、略溝状の形態であっても良い。
なお、詳しくは後述するが、操作部材16は、ダクト部材20の前面側に設けられる。そのため、ダクト部材20には、操作部材16のピン部18が挿通される前面側から背面側に貫通する略長孔状のピン孔22が形成されている。
また、図示を省略するが、ダクトカバー12やダクト部材20には、各種センサや制御装置、配線等を装着するためのその他の形状、例えば、凹凸形状や溝、孔等が形成されても良い。
図5は、冷蔵庫1の冷蔵室3の図2に示すB部近傍、即ちシャッタ部材26近傍を前面側から見た斜視図である。冷蔵室3の奥面を構成するダクトカバー12には、操作部材16の前面側に突設される操作部17が挿通される略長孔状の開口である操作孔14が形成されている。
操作部材16の操作部17は、操作孔14に挿通されて冷蔵室3の内部に突出する。これにより、使用者は、操作部17を摘まんで操作部材16を冷蔵室3の奥面に沿って略左右方向に移動させることによりシャッタ部材26を容易に開閉することができ、冷蔵室3に供給される風量の調整を容易に行うことができる。
図6は、冷蔵庫1のダクト部材20の図2に示すB部近傍、即ちシャッタ部材26近傍を前面側から見た斜視図である。図6は、ダクト部材20の前面を覆うダクトカバー12が取り外された状態を示す。
図6に示すように、操作部材16は、左右方向に長い略矩形板状の形態をなし、例えば、ポリプロピレン等から成形される。操作部材16の前面側には、前述のとおり、操作部17が形成されている。
ダクト部材20の前面側には、略左右方向に延在して操作部材16が嵌め込まれるガイド溝25が形成される。ガイド溝25は、操作部材16を摺動自在に支持する支持構造である。そして、操作部材16は、ダクト部材20とその前面に設けられるダクトカバー12(図5参照)との間に摺動自在に挟持される。これにより、操作部材16を直線往復動自在に支持するための支持部品等を別途設けることなく、簡易な構成で操作部材16を支持することができる。なお、操作部材16を摺動自在に支持するためのガイド溝25に相当する溝等の支持構造は、ダクトカバー12の背面側に形成されても良い。
図7は、冷蔵庫1のダクト部材20の図2に示すB部近傍、即ちシャッタ部材26近傍を背面側から見た斜視図である。図7に示すように、操作部材16の背面側に形成されて奥方向に突出するピン部18は、シャッタ部材26に形成されるガイド部27に挿通される。これにより、シャッタ部材26と操作部材16とは、ピン部18及びガイド部27において回転対偶及び滑り対偶で結合され、操作部材16の直線往復運動をシャッタ部材26の回転運動に変換して伝達するリンク機構が構成される。
このような構成により、操作部材16を略左右方向に移動させることにより、シャッタ部材26を回動させて、供給風路10の通路面積を変化させることができる。これにより、冷蔵室3(図1参照)に供給される空気の流量を調整することができる。
ここで、シャッタ部材26の回動の中心となる回動軸28からピン部18の移動軌跡を示す直線までの距離は、回動軸28から自由端26aまでの距離よりも小さい。これにより、操作部材16の移動量が小さくてもシャッタ部材26の自由端26aを大きく移動させることができる。即ち、シャッタ部材26を大きく回動させることができる。
そのため、シャッタ部材26は、供給風路10の横幅が広くても、供給風路10の通路面積を好適に変化さることができる。これにより、供給風路10の横幅を広くして所定の通路面積を確保しつつ、供給風路10の奥行きを狭くして蔵室3の収納容積を大きく確保するこができる。
なお、ガイド部27に挿通されるピン部18は、その先端部がガイド部27の背面側の端面よりも背面側に突出するよう十分長く形成されることが望ましい。これにより、ピン部18がガイド部27から外れてしまうことが防止され、操作部材16の動きを確実にシャッタ部材26に伝達することができる。
図8は、冷蔵庫1のシャッタ部材26を全開にした状態を示すダクト部材20及びダクトカバー12の図2に示すB部近傍、即ちシャッタ部材26近傍の背面図である。図8に示すように、シャッタ部材26は、自由端26aが下方に移動するよう回動して供給風路10を開く。シャッタ部材26を全開にした状態では、冷蔵室3(図1参照)に供給される空気の量が増加し、冷凍室4(図1参照)に供給される空気の量が減少する。換言すれば、シャッタ部材26の全開状態は、冷凍室4の「弱」運転に相当する。
シャッタ部材26の固定端26bに近い供給風路10の一方の側面24bには、シャッタ部材26が供給風路10を全開にする状態において自由端26aの下方で自由端26aよりも左右方向の内側に突出する凸部23が形成される。
これにより、シャッタ部材26を全開にした状態においては、シャッタ部材26の自由端26aが凸部23に接近し、凸部23によってシャッタ部材26とその固定端26b側の供給風路10の側面24bとの間に空気が流れ込むことが抑制される。従って、シャッタ部材26の自由端26aと、自由端側26aの供給風路10の側面24aとの間に形成される大きな開口を通じて、少ない流動損失で効率良く空気を流すことができる。
図9は、冷蔵庫1のシャッタ部材26を半開にした状態を示すダクト部材20及びダクトカバー12の図2に示すB部近傍、即ちシャッタ部材26近傍の背面図である。なお、シャッタ部材26の半開状態は、冷凍室4(図1参照)の「中」運転に相当する。
図9に示すように、シャッタ部材26を半開にした状態においては、冷却室7(図1参照)からの冷却された空気は、シャッタ部材26の自由端26aと供給風路10の他方の側面24aとの間に形成される開口を通じて、冷蔵室3(図1参照)側へと流れる。また、冷却室7からの空気の一部は、シャッタ部材26の自由端26aの手前から固定端26b側へと流れ、シャッタ部材26と供給風路10の一方の側面24bとの間に形成される空間で滞留する。
ここで、シャッタ部材26の固定端26bとその近傍にある供給風路10の一方の側面24bとの間には、空気が流通可能な間隙が形成される。これにより、シャッタ部材26の上流側でシャッタ部材26と供給風路10の一方の側面24bとの間で滞留する空気を、シャッタ部材26の固定端26bと供給風路10の一方の側面24bとの間に形成される前記間隙を介して下流側に流すことができる。その結果、シャッタ部材26の上流側の空気が過度に停留して部分的に温度差が生ずることを抑制することができ、部分的な温度差に起因する結露等の不具合を回避することができる。
図10は、冷蔵庫1のシャッタ部材26を全閉にした状態を示すダクト部材20及びダクトカバー12の図2に示すB部近傍、即ちシャッタ部材26近傍の背面図である。図10に示すように、シャッタ部材26は、全閉にされた状態において、略水平になって供給風路10の一部分を塞ぐ。シャッタ部材26を全閉にした状態では、冷蔵室3(図1参照)に供給される空気の量が減少し、冷凍室4(図1参照)に供給される空気の量が増加する。即ち、シャッタ部材26の全閉状態は、冷凍室4の「強」運転に相当する。
シャッタ部材26が全閉になった状態において、シャッタ部材26の自由端26aと供給風路10の他方の側面24aとの間には間隙が残されており、この間隙を介して、冷蔵室3に供給される空気を流すことができる。即ち、シャッタ部材26が全閉になっても、空気の流れが完全に遮断される訳ではない。
なお、前述のとおり、シャッタ部材26は、自由端26aに向かって厚みが薄くなるよう略テーパ状に形成されているので、略水平になったシャッタ部材26に衝突する空気の流れを、通路が形成される自由端26a側に導くことができる。
以上説明の如く、本実施形態に係る冷蔵庫1によれば、冷蔵室3の奥面に設けられる操作部材16の操作部17を左右方向に移動させることによりシャッタ部材26を容易に開閉することができる。また、操作部材16の移動量が小さくてもシャッタ部材26を大きく回動させることができるので、冷蔵庫1の供給風路10が幅広に形成される場合において特に好適である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1 冷蔵庫
2 断熱箱体
2b 内箱
3 冷蔵室
4 冷凍室
7 冷却室
10 供給風路
11 供給風路
12 ダクトカバー
14 操作孔
16 操作部材
17 操作部
18 ピン部
20 ダクト部材
21 凹部
22 ピン孔
23 凸部
24a、24b 側面
25 ガイド溝
26 シャッタ部材
26a 自由端
26b 固定端
27 ガイド部
28 回動軸
31 冷却器
32 送風機

Claims (5)

  1. 貯蔵室と、
    前記貯蔵室に供給される空気を冷却する冷却器が配設される冷却室と、
    前記貯蔵室の奥に形成されて前記貯蔵室と前記冷却室とをつなぎ、前記冷却器で冷却された空気を流す供給風路と、
    前記供給風路に設けられて前記供給風路内を流れる空気の流量を調整するシャッタ部材と、
    前記シャッタ部材の開度を操作するための操作部材と、
    前記シャッタ部材と前記操作部材とを連結するリンク機構と、を有し、
    前記シャッタ部材は、前記貯蔵室に対して前後方向に延在する回動軸に揺動自在に枢支され、
    前記操作部材は、前記貯蔵室の奥面に沿う方向に直線動自在に支持され、
    前記リンク機構は、前記操作部材の直線運動を回転運動に変換して前記シャッタ部材に伝達し、
    前記シャッタ部材は、その一端近傍が前記回動軸に枢支される固定端になると共に前記一端の反対側となる他端が自由端となり、
    前記回動軸は、前記供給風路を構成する左右の対向する側面のうち一方の側面の近傍に設けられ、
    前記固定端と前記一方の側面との間には、空気が流通可能な間隙が形成されることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記リンク機構は、前記シャッタ部材に形成される長孔状若しくは溝状のガイド部と、前記操作部材に形成されて奥方向に突出して前記ガイド部に摺動自在に嵌合するピン部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 内箱の前面に設けられて前記内箱との間に前記供給風路を形成するダクト部材と、
    前記ダクト部材の前面を覆い前記貯蔵室の奥面を構成するダクトカバーと、を有し、
    前記操作部材は、前記ダクトカバーに形成される開口から前記貯蔵室内に突出する操作部を有し、前記ダクト部材と前記ダクトカバーとの間に摺動自在に挟持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記シャッタ部材は、前記自由端が下方に移動するよう回動して前記供給風路を開き、
    前記一方の側面には、前記シャッタ部材が前記供給風路を全開にする状態において前記自由端の下方で前記自由端よりも左右方向の内側に突出する凸部が形成されることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記貯蔵室は、少なくとも上段の冷蔵室と下段の冷凍室とに区画され、
    前記供給風路は、前記冷蔵室につながる冷蔵用供給風路と前記冷凍室につながる冷凍用供給風路とに分かれ、
    前記シャッタ部材及び前記操作部材は、前記冷蔵室の奥の前記冷蔵用供給風路に設けられることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の冷蔵庫。
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