JP2012119988A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】階調検査画像を形成した記録紙を画像読取手段の読み取り面に置いて階調検査画像の読み取り作業を行うときに、その読み取り作業を画像読取手段の覆い板を閉じた状態で正常に行うことができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】読み取り面に置いた画像記録物を開閉式の覆い板で押え付けるように覆って画像記録物の画像を光学的に読み取る画像読取手段と、画像を記録紙に形成する画像出力手段と、前記画像出力手段で記録紙に階調検査画像を形成し、その諧調検査画像が形成された記録紙を前記画像読取手段の読み取り面に置いて当該階調検査画像の読み取り作業を行うときに、前記覆い板の開閉状態を検出する検出手段とを有する。
【選択図】図6

Description

この発明は画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、画像の濃度階調を補正する機能を備えているものがある。また、この画像形成装置では、その階調を補正する方式として、画像出力手段により階調検査画像を記録紙に形成して出力した後、その記録紙に形成した階調検査画像を光学式の画像読取手段で読み取る作業を行い、その読み取って得られた情報(画像濃度)を利用して階調を補正するための情報(階調補正情報)を作成する方式を採用するものがある。ちなみに、画像読取手段は、一般に、画像が形成された画像記録物を読み取り面に置き、その画像記録物を読み取り面に押さえ付けるように覆う開閉式の覆い板(原稿カバー)を閉じた状態にしてから画像の読み取りを行うようになっている。
従来、このような階調補正方式を採用する画像形成装置としては、例えば次のような画像形成装置が知られている。
その画像形成装置とは、画像形成手段により階調補正用パターンを形成したシートを画像読取手段の原稿台に置いて当該階調補正用パターンを読み取って階調補正を行う場合、その階調補正のための読み取りに先立って、ユーザにより原稿台に置かれたシート上の階調補正用パターンが予め記憶された位置に存在するか否かを検出する検出手段と、その検出手段により階調補正用パターンが予め記憶された位置に存在しないことが検出された場合に、ユーザに異常を報知する異常報知手段と、その検出手段により階調補正用パターンが予め記憶された位置に存在することが検出された場合に、画像読取手段に前記階調補正のための読み取りを開始させる制御手段を含む画像形成装置である(特許文献1)。
特許第3649845号公報
この発明は、階調検査画像を形成した記録紙を画像読取手段の読み取り面に置いて階調検査画像の読み取り作業を行うときに、その読み取り作業を画像読取手段の覆い板を閉じた状態で正常に行うことができる画像形成装置を提供するものである。
この発明(A1)の画像形成装置は、
読み取り面に置いた画像記録物を開閉式の覆い板で押え付けるように覆って画像記録物の画像を光学的に読み取る画像読取手段と、
画像を記録紙に形成して出力する画像出力手段と、
前記画像出力手段で記録紙に階調検査画像を形成し、その階調検査画像が形成された記録紙を前記画像読取手段の読み取り面に置いて当該階調検査画像の読み取り作業を行うときに、前記覆い板の開閉状態を検出する検出手段とを有するものである。
この発明(A2)の画像形成装置は、上記発明A1の画像形成装置において、前記検出手段が、前記画像読取手段で読み取られた読取情報と予め設定する情報とを対比して、前記階調検査画像が形成された記録紙が前記読み取り面に置かれていることと前記覆い板の開閉状態を検出するように構成されているものである。
この発明(A3)の画像形成装置は、上記発明A1又はA2の画像形成装置において、前記検出手段が、前記階調検査画像を形成する記録紙の一部に検出領域を形成し、その検出領域を前記画像読取手段で読み取ったときの読取情報と前記画像読取手段が前記覆い板を閉じた状態であることを検出するための予め設定する閾値とを対比して、前記覆い板の開閉状態を検出するように構成されているものである。
この発明(A4)の画像形成装置は、上記発明A1〜A3のいずれかの画像形成装置において、前記検出手段が、前記画像読取手段の読み取り面のうち前記階調検査画像が形成された記録紙が存在しない領域の少なくとも一部を検出領域とし、その検出領域を前記画像読取手段で読み取ったときの読取情報と前記画像読取手段が前記覆い板を閉じた状態であることを検出するための予め設定する閾値とを対比して、前記覆い板の開閉状態を検出するように構成されているものである。
この発明(A5)の画像形成装置は、上記発明A4の画像形成装置において、前記階調検査画像が形成された記録紙のサイズを取得する取得手段を有し、前記検出手段が、前記画像読取手段の読み取り面のうち前記取得手段で取得される記録紙のサイズ外となる領域の少なくとも一部を検出領域とするように構成されているものである。
この発明(A6)の画像形成装置は、上記発明A4の画像形成装置において、前記画像読取手段の読み取り面のうち前記階調検査画像を形成することが可能な記録紙の最大サイズ外となる領域の少なくとも一部を検出領域とするように構成されているものである。
この発明(A7)の画像形成装置は、上記発明A1〜A6のいずれかの画像形成装置において、前記検出手段が、前記覆い板の閉じた状態を感知する感知手段の感知情報に基づいて、前記覆い板の開閉状態を検出するよう構成されているものである。
この発明(A8)の画像形成装置は、上記発明A1〜A7のいずれかの画像形成装置において、前記検出手段により前記覆い板が閉じられていないことが検出されたときに、異常であることを報知する報知手段を有するものである。
この発明(A9)の画像形成装置は、上記発明A1〜A8のいずれかの画像形成装置において、前記画像読取手段の読み取り面に置かれた、前記階調検査画像が形成された記録紙の配置位置を検出する手段を有するものである。
上記発明A1の画像形成装置によれば、その発明の構成を有しない場合に比べて、階調検査画像を形成した記録紙を画像読取手段の読み取り面に置いて階調検査画像の読み取り作業を行うときに、その読み取り作業を画像読取手段の覆い板を閉じた状態で正常に行うことができる。この結果、階調補正を正確に行うことが可能になる。
上記発明A2の画像形成装置では、その発明の構成を有しない場合に比べて、階調検査画像を形成した記録紙を画像読取手段の読み取り面に置いて階調検査画像の読み取り作業を行うときに、その読み取り作業を、階調検査画像を形成した記録紙が画像読取手段の読み取り面に置かれた状態で、画像読取手段の覆い板を閉じた状態で正常に行うことができる。
上記発明A3の画像形成装置では、その発明の構成を有しない場合に比べて、階調検査画像を形成した記録紙を画像読取手段の読み取り面に置いて階調検査画像の読み取り作業を行うときに、新たな機器の増設や作業工程の増加を招くことなく覆い板の開閉状態を容易に検出して、その読み取り作業を画像読取手段の覆い板を閉じた状態で正常に行うことができる。
上記発明A4からA6の画像形成装置では、その発明の構成を有しない場合に比べて、階調検査画像を形成した記録紙を画像読取手段の読み取り面に置いて階調検査画像の読み取り作業を行うときに、新たな作業工程の増加を招くことなく覆い板の開閉状態を確実に検出して、その読み取り作業を画像読取手段の覆い板を閉じた状態で正常に行うことができる。
上記発明A7の画像形成装置では、その発明の構成を有しない場合に比べて、階調検査画像を形成した記録紙を画像読取手段の読み取り面に置いて階調検査画像の読み取り作業を行うときに、その読み取り作業を画像読取手段の覆い板を閉じた状態で正常に行うことができる。
上記発明A8の画像形成装置では、その発明の構成を有しない場合に比べて、階調検査画像を形成した記録紙を画像読取手段の読み取り面に置いて階調検査画像の読み取り作業を行うときに、その読み取り作業を画像読取手段の覆い板を閉じた状態で確実かつ正常に行うことができる。
上記発明A9の画像形成装置では、その発明の構成を有しない場合に比べて、階調検査画像を形成した記録紙を画像読取手段の読み取り面に置いて階調検査画像の読み取り作業を行うときに、その読み取り作業を、階調検査画像を形成した記録紙が画像読取手段の読み取り面に正常に置かれた状態で、画像読取手段の覆い板を閉じた状態でより正常に行うことができる。
実施の形態1に係る画像形成装置の外観を示す正面図である。 図1の画像形成装置の内部構成を示す説明図である。 図1の画像形成装置における画像読取装置の原稿カバーを閉じたときの状態及び開けたときの状態を示す概略斜視図である。 画像形成装置の制御系の構成や階調補正モードに関する構成を示すブロック説明図である。 自動階調補正モード時に使用するテストチャートの構成と実施の形態1で採用する検出領域(白色部)の構成を示す平面説明図である。 実施の形態1(実施の形態2、3を含む)における自動階調モードの選択時の動作内容を示すフローチャートである。 原稿カバーの開閉時における階調検査画像の画像面積率ごとの各読取値を示すグラフ図である。 自動階調補正モード時に使用するテストチャートの構成と実施の形態2で採用する検出領域(検出画像部)の構成を示す平面説明図である。 実施の形態3における自動階調補正モード時に使用する検出領域(検出領域面)の構成を示す平面説明図である。 実施の形態3における自動階調補正モード時に使用する検出領域(検出領域面)の他の構成例を示す平面説明図である。 実施の形態4における自動階調モードの選択時の動作内容を示すフローチャートである。
以下、この発明を実施するための形態(以下、単に「実施の形態」という)について添付の図面を参照しながら説明する。
[実施の形態1]
図1は実施の形態1に係る画像形成装置の外観の状態を示し、図2はその画像形成装置主な内部構成を示し、図3はその画像形成装置における画像読取部の原稿カバーを開閉したときの各状態を示している。
実施の形態1に係る画像形成装置1は、例えば、カラー複写機として構成されたものである。この画像形成装置1は、図1や図2に示すように、画像を記録紙に形成して出力する画像出力装置2と、画像出力部2の上方側の位置に配置された画像読取装置5とを備えている。
画像読取装置5は、筐体50と、筐体50の上面部に形成した開口に透明なガラス板を設置して構成され、そのガラス板の上面に読取対象の画像が記録された原稿を置く読み取り面51と、読み取り面51を覆うように進退して原稿を読み取り面に押し付けるように覆う開閉式の原稿カバー52と、筐体50の内部空間から読み取り面51に向けて原稿に光を照射する照明ランプ53と、読み取り面51から反射して筐体50の内部に戻る反射光RLを受光して画像信号に変換するCCD(電荷結合素子)等の撮像センサ54と、読み取り面51から反射して戻る反射光RLを撮像センサ54に導いて結像させる反射ミラー、レンズ等の光学系部品55等で構成されている。
原稿カバー52は、図3等に示すように、その内面側に読み取り面51よりも広い大きさからなる表面白色の原稿押さえ面52aが形成された板状の部材である。この原稿カバー52は、画像形成装置1の後方側の部位において画像読取装置5の筐体50に対してヒンジ56により矢印C1、C2で示す方向に移動させて読み取り面51を外部に開放した状態及び閉じて覆い隠した状態(以上、「開閉する状態」という)にするよう取り付けられている。この画像読取装置5では、筐体50の内部に読み取り面51に置かれた原稿のサイズを検出するためのサイズ検出センサが設置されている。また、この画像読取装置5は、照明ランプ53と光学系部品55の一部を読み取り面51の下方側において所要の速度で往復移動させるように配置し、その一方で撮像センサ54を固定した状態で配置した構成になっている。なお、画像読取装置5は、照明ランプ53、撮像センサ54及び光学系部品55を一体にし、その一体の構造物を読み取り面51の下方側において所望の速度で往復移動させるように配置した構成のものであってもよい。
画像出力装置2は、図2に示すように、支持部材、外装カバー等で形成される筐体10と、その筐体10の内部空間に次の各装置を設置したものである。すなわち、入力画像情報に基づいて現像剤としてのトナーで現像されるトナー像を形成する複数の作像装置20と、各作像装置20で形成されたトナー像を保持して最終的に記録紙としての用紙9に転写する中間転写装置30と、中間転写装置30に供給すべき所要の用紙9を収容して搬送する給紙装置40、中間転写装置30でトナー像が転写された用紙9を通過させてトナー像の定着を行う定着装置45等である。
作像装置20は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(黒:K)の4色のトナー像を専用に形成する4つの作像装置(20Y,20M,20C,20K)で構成されている。4つの作像装置20(Y,M,C,K)は、直列に並べた状態で配置されている。また、各作像装置20(Y,M,C,K)は、以下に示すようにほぼ共通した構成のものである。
各作像装置20(Y,M,C,K)は、図2に示すように、回転する感光ドラム21を備えており、この感光ドラム21の周囲に、次のような各作像機器が主に配置されている。主な作像機器とは、感光ドラム21の像保持面(トナー像を保持する表面部分)を所要の電位に帯電させる帯電装置22と、感光ドラム21の帯電された像保持面に後記する画像処理手段から送信される画像情報(信号)に基づいて発せられる光を照射して電位差のある(各色用の)静電潜像を形成する露光装置23と、その静電潜像を対応する色(Y,M,C,K)のトナーで現像して可視像であるトナー像とする現像装置24(Y,M,C,K)と、そのトナー像が中間転写装置30(の中間転写ベルト31)に一次転写された後の感光ドラム21の像保持面に残留して付着するトナー等の付着物をかき取って除去するドラム清掃装置26とである。
この作像装置20では、露光装置23として、画像情報に基づいて半導体レーザ23aから発振されるレーザ光を回転多面ミラー23b、反射ミラー、レンズ等の走査光学系部品を経由させて各感光ドラム21にそれぞれ照射する走査型の露光装置を適用している。露光装置23としては、この他にも、例えば発光ダイオードと光学部品等を用いて構成される非走査型の露光装置を適用してもよい。図2中の符号27は、各現像装置24に補給する現像剤(主にトナー)をそれぞれ収容する現像剤収納容器を示し、この各現像剤収納容器27から図示しない補給装置を介して各現像装置24に必要な量の現像剤を補給している。
中間転写装置30は、図2に示すように、直列に並べた状態の各作像装置22(Y,M,C,K)の感光ドラム21を通過するように循環移動する無端状の中間転写ベルト31と、中間転写ベルト31を所要の経路を通過して回転するよう支持する複数の支持ロール32a,32b・・と、中間転写ベルト31を各作像装置22(Y,M,C,K)の感光ドラム21に接触させるように押し付け、その各感光ドラム21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト31に一次転写させる一次転写ロール33と、支持ロール32bに支持されている中間転写ベルト31に所定の圧力で接触して回転する二次転写ロール34と、二次転写ロール34を通過した後に中間転写ベルト31に残留して付着するトナー等を除去するベルト清掃装置35とで主に構成されている。支持ロール32aは、駆動ロールとして構成されている。
給紙装置40は、所望のサイズ、種類等の用紙9を積載した状態で収容する複数の用紙収容体41a〜41dと、各用紙収容体41から用紙9を1枚ずつ送り出す送出装置42とで主に構成されている。実施の形態1では、用紙収容体41として上面が開口した箱状のものを使用しており、その各用紙収容体41に異なるサイズ、種類等の用紙9を配分して収容するとともに、送出装置42の使い分けにより所要の用紙9をその収容先の用紙収容体41から選択して送り出すことができるようになっている。また、各用紙収容体41には、収容される用紙のサイズを検出する検出センサを配置している。
図2中の矢付き一点鎖線は、用紙9の主な搬送経路を示す。用紙の搬送経路(搬送路)には、複数の搬送ロール対43a〜43eと、図示しない搬送ガイド材等が配置されている。搬送ロール対43cは、用紙9の搬送時期や搬送姿勢を調整する等の機能を有する送り込みロール対として構成されている。搬送ロール対43eは、画像が形成された用紙9を、筐体10に設けられた排出収容部12に排出する排出ロール対である。
また、画像形成装置1は、図1、図2等に示すように、画像読取装置5の筐体50の前方側の部位に、ユーザーインターフェース(UI)としての操作パネル15が設けられている。
操作パネル15は、画像形成装置の各動作の選択や動作条件の設定などの各種の入力操作を行うためのテンキー、各種のボタン、タッチパネル等で構成される入力部と、動作内容や設定内容などの各種の情報を表示するための液晶画面、ランプ等で構成される表示部で構成されている。画像形成装置1では、この操作パネル15の入力部を使用して所望の条件で画像形成動作を実行するための設定や指示の入力を行うことができ、また、この操作パネル15の表示部を通して必要な情報が表示される。後記する自動階調補正モードの選択や動作開始等の指示は、この操作パネル15の入力部及び表示部を通して行うことができる。また、各種動作や自動階調補正モードの実行時に必要な情報の表示は、この操作パネル15の表示部を通して行われる。
また、画像形成装置1は、図4に示すように、画像出力装置2に画像処理装置(画像処理部)6が設けられている。図4における実線の矢印は、各種のデータの送信経路を示している。
画像処理装置6は、画像読取装置5で読み取られて入力される複写(コピー)用画像データや、画像形成装置1の外部である外部接続装置(例えば、パーソナルコンピュータ等の端末、情報メディア等の情報伝達媒体)から通信部16を介して入力されるプリント用画像データについて所要の画像処理を行う。画像処理装置6は、その画像処理の1つである階調補正の処理を行う階調補正処理部61を有している。図4では、階調補正処理以外の画像処理部の図示を割愛している。階調補正処理部61は、画像出力装置に入力されるコピー用画像データやプリント用画像データについて階調補正がなされる。この階調補正処理部61などの必要な画像処理を得た画像情報(信号)が画像出力装置2の露光装置23に送信される。
さらに、画像形成装置1は、図4に示すように、制御手段(制御部)18により画像形成装置2、画像読取装置5、画像処理装置6、操作パネル15、通信部16等の動作が制御されるようになっている。図4における白抜きの両方向の矢印は、制御バスを示している。
制御手段18は、演算処理装置、記憶素子(RAM,ROM等)、記憶装置(ハードディスク)、制御装置、入出力装置等で構成されるものである。また、制御手段18は、操作パネル15や外部接続装置などから送信される指令や各種検出センサなどから送信される検出データに応じて、その記憶素子(ROM)または記憶装置に格納される制御プログラム及びデータに基づく演算処理を行って所要の制御動作を実行する。また、この制御手段18において、後記する自動階調補正モードの実行時における必要な演算処理や制御動作がなされる。
次に、画像形成装置1による基本的な画像形成動作について説明する。
画像形成装置1では、画像読取装置5で原稿から読み取ったコピー用データに基づく複写動作と、外部接続装置から入力されるプリント用データに基づくプリント動作が行われる。複写動作を実行するときは、利用者が、画像読取装置5の読み取り面に原稿を置いた後、原稿カバー52を閉じた状態にし、操作パネル15から複写動作の開始操作を行う。プリント動作を実行するときは、利用者が、外部接続装置からプリント対象データを選択した後、プリント動作の開始指令を行う。
制御部18が複写動作又はプリント動作の開始指令を受けると、画像出力装置2と必要に応じて画像読取装置5が始動する。この際、画像出力装置2では、画像処理装置6において入力されるコピー用画像データ又はプリント用画像データが必要な画像処理をされ、その処理後の画像データが露光装置23に送信される。また、画像読取装置5では、複写動作であれば、原稿の読み取りが行われる。
ここでは、前記4つの作像装置20(Y,M,C,K)のすべてを使用して形成する4色(Y,M,C,K)のトナー像で構成されるフルカラー画像を形成する画像形成動作パターン(フルカラーモード)を説明する。
フルカラーモードの画像形成動作では、まず、画像出力装置2の4つの作像装置20(Y,M,C,K)において、各感光ドラム21が所要の方向に回転し、各帯電装置22がその各感光ドラム21の像保持面を所要の極性(実施の形態1ではマイナス極性)及び電位にそれぞれ帯電させる。次いで、露光装置23が、帯電後の感光ドラム21の像保持面に対し、画像処理装置6から送信された各色成分(Y,M,C,K)に分解された画像データに基づいて発光される光を照射して露光を行い、所要の電位差で構成される各色成分の静電潜像をそれぞれ形成する。次いで、各現像装置24が、感光ドラム21に形成された各色成分の静電潜像に対し、所要の極性(マイナス極性)に帯電された対応する色(Y,M,C,K)のトナーを供給して静電的に付着させる。これにより、各色成分の静電潜像が、対応する色のトナーでそれぞれ現像されて4色のトナー像として顕像化される。
続いて、中間転写装置30の一次転写ロール33が、各作像装置2(Y,M,C,K)の感光ドラム21上に形成された各色のトナー像を、中間転写ベルト31に対して順番に重ね合わるようにして一次転写させる。次いで、中間転写装置30は、中間転写ベルト31に一次転写されたトナー像を保持して二次転写位置まで搬送した後、二次転写ロール34が給紙装置40から搬送されて送り込まれる用紙9に一括して二次転写させる。トナー像が二次転写された用紙9は、中間転写ベルト31から剥離された後に定着装置45に導入されて必要な定着処理(加熱及び加圧)を受け、そのトナー像が定着される。定着が終了した後の用紙9は、その片面への画像形成を行うだけの場合には、例えば筐体10に形成された排出収容部12に排出されて収容される。これにより、4色のトナー像を組み合わせて構成されるフルカラー画像が形成された用紙9A(図4参照)が出力される
次に、この画像形成装置1に装備されている自動階調補正の機能について説明する。
自動階調補正は、利用者が画像出力装置2から出力される画像の色味を調整したいときに、操作パネル15において自動階調補正モードを選択指示することで実行されるものである。この階調補正を行うことにより、画像処理装置6における階調補正処理部61で使用される階調補正データが補正される。また、画像処理装置6には、図4に示すように、この自動階調補正を行うために階調テスト画像データ格納部62、階調補正データ作成部63及び階調補正データ格納部64が設けられている。この他、制御手段18の記憶装置などに後記する自動階調補正モード動作を実行するための制御プログラムや必要なデータが格納されている。
階調テスト画像データ格納部62は、現状の階調特性を検査するために必要なテストチャート9Bを作成する際に使用する階調検査画像7のデータ(階調テスト画像データ)を格納している。自動階調補正モードの実行時には、そのテストチャート9Bを作成するため階調テスト画像データが画像出力装置2(露光装置23)に送信される。
階調検査画像7は、図5に例示するように、濃度(画像面積率:Cin)が異なる4色(Y,M,C,K)の定形のトナー像(パッチ像)で構成されている。図5に示す階調検査画像7は、4色の定形トナー像7(Y,M,C,K)を、所定サイズの用紙9に対し、画像読取装置5の読み取り方向(図5中に示す矢印Sで示す方向)の上流側から下流側に向けて画像面積率が0%から100%まで10%おきに変えて直列に並べるような状態で形成するものである。
図中の符号71〜74は、階調検査画像7の位置を確認するための位置確認用トナー像である。この位置確認用トナー像71〜74の位置情報を画像読取装置5で読み取ることで、階調検査画像7の位置(開始位置、終了位置など)や、この階調検査画像7が形成された用紙9(テストチャート9B)の画像読取装置5の読み取り面51に置かれている位置及び方向(向き)である配置の状態を確認できるようになっている。位置確認用トナー像71〜74は、階調検査画像7の外側となる四隅の位置に形成されるが、その隣り合う色の定形トナー像とは、色及び画像面積率が異なるトナーにより形成される。これにより、位置確認用トナー像71〜74が階調検査画像7と明確に区別されて正確に読み取られる。
階調補正データ作成部63は、画像読取装置5で読み取られたテストチャート9Bの階調検査画像7の読取データに基づいて階調補正データを作成するものである。階調補正データは、読取データにおける各濃度のトナー像の階調を所望の特性(標準の階調補正データ)に近づけるよう補正するためのデータである。また、階調補正データとしては、一般に、テストチャート9Bとして複写画像用スクリーン及びプリント画像用スクリーンを切り替えて階調補正画像7を別々に形成したものを適用することで、複写画像用のものとプリント画像用のものが作成される。階調補正データ格納部64は、階調補正データ作成部63で作成された最新の階調補正データを記憶して格納するものである。また、階調補正データ格納部64は、画像形成動作のときに、必要な階調補正データを階調補正処理部61に送信するようになっている。
次に、画像形成装置1における自動階調補正モードの動作について説明する。
はじめに、図3、図6等に示すように、利用者が、操作パネル(UI)15において自動階調補正モードを選択する指示操作を行う(ステップ:S10)。この選択は、例えば、操作パネル15の表示部に表示されているメニュー画面に用意された「自動階調補正モード」の選択ボタンを押すことで行われる。
この際、利用者は、操作パネル15において、テストチャート9を作成するために使用する用紙9の選択の操作や、補正対象のスクリーンの選択操作を行う(S11,S12)。スクリーンの選択は、例えば、コピー画像用の階調補正を行う場合にはコピー用に設定されているスクリーンを選択し、プリント画像用の階調補正を行う場合にはプリント用に設定されているスクリーンを選択するものである。
続いて、階調補正モードのスタートボタンを押す(S13)。このスタートボタンは、例えば操作パネル15の表示部に表示される階調補正モード画面になかに「補正スタートボタン」として表示される。
このスタートボタンが押されると、画像出力装置2においてテストチャート9Bの作成が行われる(S14)。すなわち、画像出力装置2において、画像処理装置6の階調テスト画像データ格納部62から露光装置23に送信される階調テスト画像データに基づいた前記したような画像形成動作が実行されることで、選択された用紙9に階調検査画像7としての定形トナー像が形成されたテストチャート9B(図5参照)が出力収容部12に出力される。
次いで、利用者が、テストチャート9Bを画像読取装置2の読み取り面51に置き(S15)、しかる後、読み取りスタートボタンを押す(S16)。この際、テストチャート9Bは、読み取り面51におけるセット基準位置P1に合わせて正しく置く必要がある。図9において、矢印P1が指す位置がセット基準位置である。また、テストチャート9Bを読み取り面51に置いた後は、原稿カバー52を閉じる必要がある。読み取りスタートボタンは、操作パネル15の入力部にある実行ボタンになる。
読み取りスタートボタンが押されることで画像読取装置2においてテストチャート9Bの読み取り動作が実行される(S17)。画像読取装置2では、照明ランプ53からの光がテストチャート9Bの紙面に照射され、そこからの反射光RLが撮像センサ54により受光され、その光量の電気信号に変換される。しかる後、画像読取装置2は、その電気信号をテストチャートの読取データとして画像処理装置6の階調補正データ作成部63に送信する(図4参照)。
また、この画像形成装置1では、テストチャートの読取データに含まれる位置確認用トナー像71〜74のデータ(座標データなど)が画像処理装置6から制御手段18に送信される。これにより、制御手段18において、画像読取装置2の読み取り面51に置かれたテストチャート9Bの位置及び方向が認識されるとともに、予め階調テスト画像データ格納部62等に格納されているテストチャート9Bの位置及び方向の基準データとの対比が行われ、テストチャート9Bの位置及び方向(要するに配置)が正しいか否かが判定される(S18)。具体的には、テストチャート9Bの位置ずれ、上下方向が逆に配置されたときの向きの誤りなどの情報から配置の正誤が判定される。
このとき、テストチャート9Bの配置が正しくない(NG)と判断された場合は、テストチャート9Bを正しく再配置することを利用者に促す内容を操作パネル15の表示部を介して表示する(S19)。操作パネル15における表示は、例えば「テストチャートを正しく配置し直してください。」等のメッセージを表示することで行われる。テストチャート9Bが正しく配置されていないという異常の状態については、上記メッセージの表示に代えて、例えば、警告音を発生させることや、警告ランプを点灯させることで利用者に報知する構成を採用してもよい。
一方、テストチャート9Bの配置が正しい(OK)と判断された場合は、画像処理装置6の階調補正データ作成部63において、画像読取装置2から送信されたテストチャート読取データに基づき、ステップS12で選択されたスクリーンモードに応じた階調補正データの作成処理が行われる(S22)。このとき作成された階調補正データは、階調補正データ格納部64に送信されて格納される。以上により、指示された自動階調補正モードの動作が終了するが、引き続き別のスクリーンに対する階調補正モードの指示がある場合には(S23)、ステップS12に戻り、前述した動作が同様に繰り返される。
この自動階調補正モードで作成された階調補正データは、それ以降に実行される画像形成動作において使用される。つまり、画像出力装置2において、画像形成対象の画像データが新たな階調補正データに基づいて階調の補正処理がなされ、その処理後の画像データに基づく画像が用紙9に形成される。これにより、画像出力装置2では、階調補正により色味が修正された良好な画像が得られるようになる。
ところで、この自動階調補正モードにおいては、利用者が、画像読取装置2の読み取り面51にテストチャート9Bを置いた後に原稿カバー52を閉じずに開けた状態のままで読み取り動作を開始して、階調補正を実行してしまうことがある。
この場合、図7に例示するように画像読取装置2で得られるテストチャートの読取データ(読取値)が、原稿カバー52を閉じたとき(Close時)と開けたとき(Open時)において異なる領域が発生してしまう。このため、本来、原稿カバー52を閉じた状態で得られる読取データに基づいて階調補正を実行する構成においては、その階調補正(階調補正データの作成)を正確に行うことができなくなる。図7に示す読取値は、濃度と対応付けて扱うため、CCDの出力値を変換した値(1023−CCD読取値)を意味している。
そこで、画像形成装置1では、図6に示すように、自動階調補正モードにおいてテストチャート9Bを画像読取装置2の読み取り面51に置いて読み取り作業(動作)を行うとき、原稿カバー52の開閉状態を検出する処理を実行し(S20)、そのときに原稿カバー52が閉じられていないこと(換言すれば、開いた状態にあること)が検出された場合には、原稿カバー52を閉じることを利用者に促す内容を知らせるようにしている(S21)。
この原稿カバー52の開閉状態の検出については、図5に示すように、テストチャート9Bの用紙9の一部に開閉状態を検出するための検出領域8を形成し、その検出領域8を画像読取装置2で読み取ったときの読取データDnと、その検出領域8を画像読取装置2で原稿カバー52の閉じた状態で予め正常に読み取ったときの読取値をもとに設定される正常読取データDxとを対比し、そのときの読取データDnが正常読取データDaから所定の量(原稿カバーが開いていることを判別するために予め設定する判定閾値)Dxを超える値であるか否かを調べることで、原稿カバー52が閉じられていない状態にあることを検出するようにしている(図6のステップS20)。このときの判定閾値Dxは、例えば、正常読取データDa+αとして設定される。αの値は、実験等により求めることができる。
実施の形態1では、テストチャート9Bにおける検出領域8として、図5に示すように階調検査画像7(位置確認用トナー像71〜74を含む)が形成されていない領域(白色部:用紙9の地肌部)81を採用している。この検出領域としての白色部81の形成位置は、画像読取装置2で読み取ることができる用紙9の範囲であれば特に限定されない。
この白色部81の検出領域8を採用した場合、その白色部81の読取データは、原稿カバー52が開けられている状態のときの読取データの方が、原稿カバー52が閉じられている状態のときの読取データよりも大きな値になる。例えば、図7に示す画像面積率が「0%」のときの、原稿カバーOpen時の読取値と原稿カバーClose時の読取値が異なるようになる。この観点からすれば、階調検査画像7の画像面積率が「0%」の領域は、用紙9の下地に相当することになるので、階調検査画像7における画像面積率が「0%」の領域を検出領域8として設定して利用することも可能である。
これは、原稿カバー52の原稿押さえ面52a(図3b参照)が前述したように白色表面(白地)であるので、原稿カバー52を閉じた状態で白色部81を読み取ったときには、照明ランプ53からの光が原稿カバー52の白地の原稿押さえ面52aでも反射されて撮像センサ54に受光されるので読取値が小さくなる。これに対し、原稿カバー52を開けた状態で白色部81を読み取ったときには、白色部81の上方に原稿カバー52が存在しないため、その白地の原稿押さえ面52aからの反射光がなく、撮像センサ54が受光する反射光RLの量が減ることとなり、読取値が大きくなる。つまり、用紙9の白色部81を透過する照明光の反射光量が異なるため、読取値が変化するのである。
このように実施の形態1の検出方式は、この白色部81の読取値(読取データ)の変化を利用するものである。また、この検出方式では、ちなみに、前記した判定閾値Dxの設定にあたっては、必ずしも正常読取データDaを用意する必要はなく、実験等によりその閾値を直接求めて設定するようにしても構わない。さらに、その判定閾値Dxについては、テストチャート9Bに使用する用紙9の種類(特に光の反射特性や透過特性が異なる種類)に応じて異なる値を選択して適用するように構成してもよい。
この原稿カバー52の開閉状態の検出と閉じられているか否かの判定は、図6に示すように、テストチャート9Bの配置が正しいこと(テストチャート9Bが置かれたことも含まれる)が確認された後に実行される。これにより、テストチャート9Bが読み取り面51に実際に置かれた状態で、検出領域8(白色部81)の読み取りも正常に行われるようになる。例えば、テストチャート9Bの配置が正しくない場合や、テストチャート9Bが読み取り面51に置かれていない場合は、検出領域8(この例では白色部81)の読取値そのものが正確なものでなくなってしまう。
また、前記した原稿カバー52を閉じることを利用者に促す表示は、操作パネル15の表示部に例えば「原稿カバーを閉じてから読み取りボタンをもう一度押してください。」等のメッセージを表示して行う。なお、この表示方式に代えて、警告音の発生、警告ランプの点灯等の他の報知方法を採用してもよい。
画像形成装置1では、このような原稿カバー52の開閉状態の検知と原稿カバー52が閉じられていないときの利用者への表示による報知が行われるので、テストチャート9Bの読み取りを原稿カバー52が開いた状態で実行してしまうことが防止されるようになる。この結果、画像読取装置2によりテストチャート9Bが正常に読み取られるようになるので、自動階調補正が正確に行われる。
[実施の形態2]
図8は、実施の形態2に係る画像形成装置を示すものであり、特に自動階調補正モードを行うときに使用する、新たな検出領域8(検査画像部82)を形成したテストチャート9Bを示している。
実施の形態2では、原稿カバー52の開閉状態を検知するために、テストチャート9Bに形成する階調検査画像7の一部の画像部分を検出領域8(検出画像部82)として形成したものを使用する。ここでは、マゼンタ色の階調検査画像7Mの画像面積率が「10%」のものを検出画像部82として利用するように設定している。
これは、画像面積率が「10%」の階調検査画像7M(検出画像部82)の読取値についても、図7に示すように、原稿カバー52を閉じた状態で読み取ったときの値と開けた状態で読み取った値とが相違する。つまり、用紙9に階調検査画像を構成するトナーが存在していても、原稿カバー52の開閉により用紙9を透過する光の反射光量に差が生じるので、その各読取値も変化することになる。実施の形態2では、階調検査画像7の一部であっても、この読取値の変化が生じる場合があることを利用して、その一部を検出領域8(検出画像部82)として採用し、そのときの読取値の変化を用いて原稿カバー52の開閉状態の検出を行うようにしている。
そして、この場合には、検出画像部82の読み取った読取データDnが、その検出画像部82のために設定される判定閾値Dyを実施の形態1における判定閾値Dxに代えて適用することで、原稿カバー52が閉じられているか否かの判断を行うことになる(図6に示すステップS20)。
このような検出画像部82による検知は、原稿カバー52を閉じた状態と開けた状態での読取値に変化が生じる階調検査画像7の画像部分であればよい。ちなみに、この検知に用いることのできる階調検査画像7の画像部分の領域(x,y)は、テストチャート9Bを読み取り面51に配置せずに原稿カバー52を開けた状態で読み取り動作を実行したときの読取値Iopenが次の式(1)の条件を満たせばよい。
{x,y|(Iopen−Ith1)>(Ipatch(x,y)+Ith2)}・・・(1)
ここで、Ipatch(x,y)は階調検査画像7(x)の画像面積率(y)おける読取値、Ith1は原稿カバー開放状態での読取値の変動幅における下限値、Ith2は検出画像部82となる各色の階調検査画像7の読取値の変動幅における上限値である。つまり、この式(1)は、原稿カバー52の開閉状態の検知に用いる検出画像部82としての階調検査画像7の読取値Ipatch(x,y)が、その各読取値の変動を考慮しても確実に読取値Iopenを下回る値を示す領域を用いることが必要であることを意味する。実用上は、検出画像部82として適用できる階調検査画像7の画像部分は、ハーフトーン部やハイライトパッチ部が適切であると考えられる。原稿カバー52の開閉状態の検知は、その検知に用いる階調検査画像7の画像部分の領域(x,y)における読取値Iopenと読取値Ipatch(x,y)の関係を用いて実現することができる。
また、検出領域8の検出画像部82として利用することができる階調検査画像7の一部の画像部分は、読取誤差などが発生するという事情があることに鑑みた場合、その画像面積率が30%以下の画像部分を採用するとよい。しかし、このようなる検出画像部82については、環境変化や画像読取装置5及び画像形成装置2の経時劣化や印字(出力)濃度等により読取性能に変動が生じるおそれがあるため、この事情を考慮した場合は、画像面積率が20%以下の画像部分を採用することが望ましい。
[実施の形態3]
図9は、実施の形態3に係る画像形成装置を示すものであり、特に自動階調補正モードを行うときに採用する原稿カバー52の開閉状態の別の検出方式を示している。
実施の形態3においては、原稿カバー52の開閉状態を検知するために、画像読取装置5の読み取り面51においてテストチャート9Bが存在しない領域51b(置かれていない余りの領域や、置かれることがあり得ない領域がある)の少なくとも1部である検出領域8(検出領域面84)として形成したものを使用する。ここでは、テストチャート9Bの読み取り方向Sの下流側に存在する余り領域51bの一部(テストチャート9Bの短辺と隣接する領域)を検出領域面84として利用するように設定している。
これは、テストチャート9Bが置かれていない領域51bの関する読取値についても、原稿カバー52を閉じた状態で読み取ったときの値と開けた状態で読み取った値とが相違する。つまり、読み取り面51にテストチャート9Bが存在してない場合であっても、原稿カバー52の開閉(有無)により読み取り面51を透過する光の反射光量に差が生じるので、その各読取値も変化することになる。実施の形態3では、この読み取り面51のテストチャート9Bが存在しない領域51bについても、その読取値の変化が生じる場合があることを利用して、その余り領域51bの一部を検出領域8(検出領域面84)として採用し、そのときの読取値の変化を用いて原稿カバー52の開閉状態の検出を行うようにしている。
そして、この場合には、検出領域面84について読み取った読取データDnが、その検出領域面84のために設定される判定閾値Dzを実施の形態1における判定閾値Dx(又は実施の形態2における判定閾値Dy)に代えて適用することで、原稿カバー52が閉じられているか否かの判断を行うことになる(図6に示すステップS20)。また、この場合は、テストチャート9Bの用紙サイズを階調テスト画像データ格納部62や制御手段18への入力情報などから取得されるので、その取得された用紙サイズ以外となる読み取り面51の領域に対して予め設定する領域を検出領域面84として対応することになる。つまり、検出領域面84については、テストチャート9Bを作成した用紙9のサイズから余り領域51bを決定してその一部を利用するようにすればよい。
なお、このときの検出領域面84は、テストチャート9Bを作成するときに使用する用紙9のサイズや読み取り面51のサイズによって設定される。図9に例示した検出領域面84の他にも、例えば図10に例示するような余り領域51bの検出領域として設定することができる。
図10(a)に示す検出領域面84は、テストチャート9Bを画像形成装置1において使用可能な最大サイズの用紙9を用いて形成する場合の設定例を示すものである。この場合であっても、読み取り面51のサイズは最大サイズの用紙9よりも広いため僅かながらテストチャート9Bが存在することのない余り領域51bが存在するので、その僅かな余り領域51bの少なくとも一部を検出領域面84として利用することができる。また、図10(b)に示す検出領域面84は、テストチャート9Bの用紙サイズに関係なく、読み取り面51のうちテストチャート9B(最大サイズの用紙9に形成した場合であっても)が置かれることがないことが明らかな角部の余り領域51bを利用した例である。
[実施の形態4]
図11は、実施の形態4に係る画像形成装置を示すものであり、特に自動階調補正モードを行うときに採用する原稿カバー52の開閉状態の別の検出方式を示している。
実施の形態4においては、まず、図3(b)に示すように、原稿読取装置5の筐体50に原稿カバー52の閉じた状態を感知することが可能な感知スイッチ19を設け、この感知スイッチ19の感知情報を利用して、自動階調補正モードの実行時に原稿カバー52の開閉状態を検知するようにしている。実施の形態4では、感知スイッチ19として、原稿カバー52が閉じられると、その棒状の検出部材が下方に押されて筐体50内に埋没するように移動し、その検出部材の移動を検出する(ON状態になる)タイプのスイッチを適用している。感知スイッチ19の感知情報は、図4に示すように、制御手段18に送信されるようになっている。
そして、この場合には、図11のステップ30で示すように、テストチャート9Bの読み取り動作が実行されて、そのテストチャート9Bの配置が正しいと判断された後、制御手段18において感知スイッチが「ON状態」になっているか否かを確認することで、原稿カバー52が閉じられているか否かの判断を行うことになる。また、この場合、感知スイッチ19が「ON状態」であると判断された場合には、実施の形態1等の場合と同様に、原稿カバー52を閉じることを利用者に促す指示の表示を行い(S21)、原稿カバー52を閉じた後に、利用者が再度、テストチャート9Bの読み取り動作を実行させることになる(S16)。
[他の実施の形態]
前記した実施の形態3における原稿カバーの検出方式においては、テストチャート9Bの読み取り作業を行うときに、原稿カバーが開いていること(閉じられていないこと)が判明すると、その異常の状態について利用者に操作パネル15の表示部等において警告メッセージ等の表示(報知)を行う場合を示したが、そのような報知手段を設けないように構成することも可能である。
この場合は、例えば、原稿読取装置5で読み取った読取値について、原稿カバーを閉じた状態で正常に読み取ったときの読取値(データ)と対比して、その正常な読取値に近づける値に補正する制御を行うことで対応すればよい。この場合は、利用者に、原稿カバーの閉じる操作を強いたりする等の煩わしさを与えることがなくなる。
前記した実施の形態3における原稿カバーの検出方式は、実施の形態1、2における検出方式と併用することも可能である。また、実施の形態4における原稿カバーの検出方式についても、実施の形態1〜3における検出方式と併用するようにしても構わない。これにより、自動階調補正モード時において原稿カバー52が閉じられているか否かの検出をより精度よく行うことができる。
1 …画像形成装置
2 …画像出力装置(画像出力手段)
5 …画像読取装置(画像読取手段)
6 …付着量検出手段
7 …階調検査画像
8 …検出領域(検出手段の一部)
9 …用紙(記録紙)
9A…画像が形成された用紙(画像記録物)
9B…テストチャート(階調検査画像が形成された用紙)
15…操作パネル(報知手段の一部)
18…制御手段(検出手段の一部。報知手段の一部、記録紙のサイズの取得手段の一部)
19…感知スイッチ(感知手段)
51…読み取り面
51b…読み取り面におけるテストチャートが存在しない領域
52…原稿カバー(覆い板)
62…階調テスト画像データ格納部(記録紙のサイズの取得手段の一部)
81…白色部(検出領域の一例)
82…検出画像部(検出領域の一例)
84…検出領域面(検出領域の一例)

Claims (9)

  1. 読み取り面に置いた画像記録物を開閉式の覆い板で押え付けるように覆って画像記録物の画像を光学的に読み取る画像読取手段と、
    画像を記録紙に形成して出力する画像出力手段と、
    前記画像出力手段で記録紙に階調検査画像を形成し、その階調検査画像が形成された記録紙を前記画像読取手段の読み取り面に置いて当該階調検査画像の読み取り作業を行うときに、前記覆い板の開閉状態を検出する検出手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出手段は、前記画像読取手段で読み取られた読取情報と予め設定する情報とを対比して、前記階調検査画像が形成された記録紙が前記読み取り面に置かれていることと前記覆い板の開閉状態を検出するように構成されている請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検出手段は、前記階調検査画像を形成する記録紙の一部に検出領域を形成し、その検出領域を前記画像読取手段で読み取ったときの読取情報と前記画像読取手段が前記覆い板を閉じた状態であることを検出するための予め設定する閾値とを対比して、前記覆い板の開閉状態を検出するように構成されている請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検出手段は、前記画像読取手段の読み取り面のうち前記階調検査画像が形成された記録紙が存在しない領域の少なくとも一部を検出領域とし、その検出領域を前記画像読取手段で読み取ったときの読取情報と前記画像読取手段が前記覆い板を閉じた状態であることを検出するための予め設定する閾値とを対比して、前記覆い板の開閉状態を検出するように構成されている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記階調検査画像が形成された記録紙のサイズを取得する取得手段を有し、
    前記検出手段は、前記画像読取手段の読み取り面のうち前記取得手段で取得される記録紙のサイズ外となる領域の少なくとも一部を検出領域とするように構成されている請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記検出手段は、前記画像読取手段の読み取り面のうち前記階調検査画像を形成することが可能な記録紙の最大サイズ外となる領域の少なくとも一部を検出領域とするように構成されている請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記検出手段は、前記覆い板の閉じた状態を感知する感知手段の感知情報に基づいて、前記覆い板の開閉状態を検出するよう構成されている請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記検出手段により前記覆い板が閉じられていないことが検出されたときに、異常であることを報知する報知手段を有する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像読取手段の読み取り面に置かれた、前記階調検査画像が形成された記録紙の配置位置を検出する手段を有する請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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