JP2012117687A - 不正改造防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給湯器やガスコンロ等の機器が不正に改造された状態で使用されるのを確実に防止し得る不正改造防止装置を提供すること。
【解決手段】制御ユニット11を収容する本体ケース10と、制御ユニット11の臨む本体ケース10の開口部12を被閉する蓋体13とを備えた機器1の不正改造防止装置であって、機器1本体の振動を検知する第1の加速度センサ16と、蓋体13の振動を検知する第2の加速度センサ17と、第1の加速度センサ16から出力される第1出力波形と第2の加速度センサ17から出力される第2出力波形との相関の有無を判定する振動判定部と、前記第1出力波形と第2出力波形との間に相関の無い状態が検知された場合に、制御ユニット11の不正改造が行われる虞があると判定して機器1の動作を禁止する動作禁止部とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器に搭載された制御ユニットの不正改造防止装置に関するものである。
電子機器に組み込まれる従来の不正改造防止装置において、制御ユニットを覆う蓋体に設けた接点式のスイッチ機構のオンオフ状態を監視し、このスイッチ機構がオンになった場合に、蓋体が開かれ制御ユニットの不正改造が行われたと判定し、機器の動作を禁止するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3842505号公報
しかしながら、上記従来の不正改造防止装置を給湯器やガスコンロ等の機器に搭載する場合、湿気による錆や汚れの付着等によってスイッチ機構の動作不良を引き起こし、蓋体が開かれた際に機器の動作を禁止できなくなる可能性がある。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、給湯器やガスコンロ等の機器が不正に改造された状態で使用されるのを確実に防止し得る不正改造防止装置を提供することを課題とする。
本発明に係る不正改造防止装置は、
制御ユニットを収容する本体ケースと、制御ユニットの臨む本体ケースの開口部を被閉する蓋体とを備えた機器の不正改造防止装置であって、
機器本体の振動を検知する第1の加速度センサと、
蓋体の振動を検知する第2の加速度センサと、
第1の加速度センサから出力される第1出力波形と第2の加速度センサから出力される第2出力波形との相関の有無を判定する振動判定部と、
前記第1出力波形と第2出力波形との間に相関の無い状態が検知された場合に、制御ユニットの不正改造が行われる虞があると判定して機器の動作を禁止する動作禁止部とを備えたものである。
このものでは、機器本体の振動と蓋体の振動とを加速度センサによって各別に検知し、それら振動の相関の有無によって制御ユニットの不正改造を監視する構成であるから、湿気や汚れの影響を受け難い。従って、制御ユニットに不正改造の虞のあることが検知された際には、正確に機器の動作を禁止させることが可能である。
上記不正改造防止装置において、
前記相関の無い状態が検知されたことをエラー判定として記録するメモリと、
機器の操作部によってエラー解除操作がなされた場合に、前記エラー判定の記録を消去するリセット部とを備え、
動作禁止部は、前記エラー判定の記録が消去された場合に前記禁止の状態を解除するものとすることができる。
このものでは、機器の動作が禁止された場合は、その後、不正改造の虞のあることが検知されなくなっても、エラー解除操作が行われるまでその禁止状態を維持することが可能である。
上記不正改造防止装置において、
前記第1の加速度センサが制御ユニットに組み込まれ、前記第2の加速度センサが蓋体に固設されたものであるのが望ましい。
このものでは、蓋体を開けずに別の箇所から制御ユニットが取り外された場合も、その制御ユニットの振動と蓋体の振動とが相関の無い状態として検知されるから、制御ユニットに不正改造の虞があることを多角的に検知することが可能である。
以上のように、本発明によれば、給湯器やガスコンロ等の機器が不正に改造された状態で使用されるのを確実に防止できる。
本発明の第1の実施の形態に係る不正改造検知装置を搭載した給湯器の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る不正改造検知装置の各加速度センサによって検知された加速度の変化を示す概念グラフである。 本発明の第1の実施の形態に係る不正改造検知装置の主電力供給時における作動フローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る不正改造検知装置の加速度検出動作を示す作動フローチャートである。 本発明の第1の実施の形態に係る不正改造検知装置の補助電力供給時における作動フローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る不正改造検知装置を搭載したガスコンロの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る不正改造検知装置の各加速度センサによって検知された加速度の変化を示す概念グラフである。 本発明の第2の実施の形態に係る不正改造検知装置の主電力供給時における作動フローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る不正改造検知装置の補助電力供給時における作動フローチャートである。
次に、上記した本発明を実施するための形態について、添付図面を参照しながら詳述する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る不正改造防止装置を搭載した給湯器1であり、その給湯器1本体の外郭を構成する本体ケース10内には、図示しないガスバーナや熱交換器、湯水混合弁の他、これらガスバーナや湯水混合弁等の動作を制御する制御ユニット11が組み込まれている。
さらに、本体ケース10内には、電力源から制御ユニット11への主電力の供給が遮断された際に制御ユニット11へ補助電力を供給する補助電源装置12、および、制御ユニット11に不正改造の虞があることを示すエラー音の出力可能な音声出力部13が組み込まれている。
本体ケース10の正面には、制御ユニット11の臨むメンテナンス用窓14が開設されている。このメンテナンス用窓14は、矩形平板状のメンテナンス扉15によって本体ケース10の正面側から被閉されており、上記制御ユニット11は、このメンテナンス扉15によって本体ケース10内へ隠蔽されている。
メンテナンス扉15は、メンテナンス用窓14の周縁部に対して着脱可能な状態でねじ留め固定されており、給湯器1のメンテナンスを行う際、作業者は、このメンテナンス扉15を開くことで、制御ユニット11の正面部に設けられた各スイッチ111類の操作や図示しない安全装置、電気回路等の修理点検を行うことが可能となる。
制御ユニット11の正面部には、試運転開始スイッチ、ガス種設定スイッチ、エラー呼出スイッチ、エラーリセットスイッチ等のメンテナンス用のスイッチ111類や、制御ユニット11に不正改造の虞があることを示すエラーコードの表示可能な表示部112が設けられている。
制御ユニット11には、振動により生じる加速度のX軸方向成分の大きさ(以下、「X軸方向の加速度X1」という)、Y軸方向成分の大きさ(以下、「Y軸方向の加速度Y1」という)、および、Z軸方向成分の大きさ(以下、「Z軸方向の加速度Z1」という)から、給湯器1本体の振動を検知する第1の加速度センサ16が組み込まれている。
第1の加速度センサ16は、そのX軸方向が本体ケース10の左右方向に対応し、Y軸方向が本体ケース10の上下方向に対応し、Z軸方向が本体ケース10の前後方向に対応するよう配設されている。即ち、上記X軸方向の加速度X1は、給湯器1本体の左右方向の揺れの大きさに合わせて増減し、Y軸方向の加速度Y1は、給湯器1本体の上下方向の揺れの大きさに合わせて増減し、Z軸方向の加速度Z1は、給湯器1本体の前後方向の揺れの大きさに合わせて増減するように設定されている。尚、ここでは、本体ケース10の右側方向、上方向および前方向が正の値の加速度として検出され、左側方向、下方向、後方向が負の値の加速度として検出される。
一方、メンテナンス扉15の背面には、振動により生じる加速度のX軸方向成分の大きさ(以下、「X軸方向の加速度X2」という)、Y軸方向成分の大きさ(以下、「Y軸方向の加速度Y2」という)、および、Z軸方向成分の大きさ(以下、「Z軸方向の加速度Z2」という)から、そのメンテナンス扉15の振動を検知する第2の加速度センサ17が固設されている。
第2の加速度センサ17は、そのX軸方向がメンテナンス扉15の左右方向に対応し、Y軸方向がメンテナンス扉15の上下方向に対応し、Z軸方向がメンテナンス扉15の前後方向に対応するよう配設されている。即ち、上記X軸方向の加速度X2は、メンテナンス扉15の左右方向の揺れの大きさに合わせて増減し、Y軸方向の加速度Y2は、メンテナンス扉15の上下方向の揺れの大きさに合わせて増減し、Z軸方向の加速度Z2は、メンテナンス扉15の前後方向の揺れの大きさに合わせて増減するように設定されている。尚、ここでは、メンテナンス扉15の左辺方向、上辺方向および背面方向が正の値の加速度として検出され、右辺方向、下辺方向および前面方向が負の値の加速度として検出される。
第1の加速度センサ16および第2の加速度センサ17は、振動の慣性力によって変位する可動部と、その可動部の変位に伴って変化する静電容量を検出する変位検出部とを一体パッケージ化したチップデバイスであり、既述従来の接点式のスイッチ機構に比べて湿気や汚れの影響を受け難いが、さらに耐湿性、耐汚性を高めるため、その全体が防水性の高いポッティング材によって被覆されている。
図示しないが、制御ユニット11は、温水供給先へ温水の供給を行う給湯動作の実行部、第1の加速度センサ16によって検知されたX軸、Y軸、Z軸方向の各加速度の所定時間(ここでは、0.1秒間)における変化(以下、「第1出力波形」という)と第2の加速度センサ17によって検知されたX軸、Y軸、Z軸方向の各加速度の所定時間(ここでは、0.1秒間)における変化(以下、「第2出力波形」という)との相関係数を各別に算出する相関係数算出部、上記各相関係数がそれぞれ所定の基準範囲内であるか否かを判定する振動判定部、上記各相関係数の少なくとも一つが基準範囲内であることをエラー判定として記録するメモリ、メモリにエラー判定の記録がある場合に給湯動作を禁止させる動作禁止部、メモリにエラー判定の記録がある場合にエラー音の出力およびエラーコードの表示を実行させる報知制御部、後述するエラー解除操作がなされた場合に上記エラー判定を消去するリセット部、エラー判定が解除された時点からの経過時間を測定するタイマ等によって構成されている。
尚、この第1の実施の形態では、X軸方向の第1出力波形とX軸方向の第2出力波形、Y軸方向の第1出力波形とY軸方向の第2出力波形、および、Z軸方向の第1出力波形とZ軸方向の第2出力波形とをそれぞれ対比するように設定されている(図2参照)。
そして、これら各第1出力波形と第2出力波形との相関係数は、後述するように、第1の加速度センサ16および第2の加速度センサ17の設置方向に応じて、それら両加速度センサで対応する各軸方向の加速度に基づき算出される。具体的には、所定時間における第1の加速度センサ16によって検出された単位時間毎の加速度と第2の加速度センサ17によって検出された単位時間毎の加速度との共分散を算出し、その共分散を上記加速度の各標準偏差の積で割ることで算出される。
[第1の実施の形態における不正改造検知動作の実際]
次に、制御ユニット11による上記給湯器1の不正改造検知動作を図3から図5の作動フローチャートに従って説明する。
まず、主電源がオンとなり、制御ユニット11へ主電力が供給されると、図3に示すように、上述したエラー判定がメモリ内に記録されているか否かをチェックする(ST1)。
このとき、メモリ内にエラー判定の記録がなければ(ST1のステップでNo)、第1の加速度センサ16および第2の加速度センサ17によって、所定時間における単位時間毎の各X軸方向の加速度X1,X2、Y軸方向の加速度Y1,Y2、Z軸方向の加速度Z1,Z2の検出を行う(ST2)。
ST2のステップにおける加速度検出動作を詳述すると、図4に示すように、まず、所定の単位時間(ここでは、1000分の2秒)あたりの第1の加速度センサ16のX軸方向の加速度X1、Y軸方向の加速度Y1、Z軸方向の加速度Z1、および、第2の加速度センサ17のX軸方向の加速度X2、Y軸方向の加速度Y2、Z軸方向の加速度Z2を各別に検出し、その加速度の検出回数を示すカウントiに1を加算記憶する(ST2−1〜ST2−2)。そして、上記カウントiが所定値(ここでは、50)に達しているか否かを判定し、その結果、カウントiが所定値に達していない場合は、再び、上記ST2−1からST2−2のステップを実行する(ST2−3)。このようにST2−1からST2−3のステップを繰り返し、カウントiが所定値に達すれば、即ち、加速度検出動作を開始してから所定時間(ここでは、0.1秒)が経過すれば(ST2−3のステップでYes)、カウントiを0にリセットし、上記所定時間における加速度検出動作を終了する(ST2−4)。
そして、図3に示したように、上記ST2のステップで検出された第1の加速度センサ16のX軸方向の加速度X1と第2の加速度センサ17のX軸方向の加速度X2とに基づいて相関係数R(X1,X2)を、第1の加速度センサ16のY軸方向の加速度Y1と第2の加速度センサ17のY軸方向の加速度Y2とに基づいて相関係数R(Y1,Y2)を、第1の加速度センサ16のZ軸方向の加速度Z1と第2の加速度センサ17のZ軸方向の加速度Z2とに基づいて相関係数R(Z1,Z2)を、それぞれ上述した算出方法により算出する(ST3)。
次に、ST3のステップで算出された相関係数R(X1,X2)が負の相関判定基準範囲内(ここでは、−0.6以上)であるか否か、相関係数R(Y1,Y2)が正の相関判定基準範囲内(ここでは、0.6以下)であるか否か、および、相関係数R(Z1,Z2)が負の相関判定基準範囲内(ここでは、−0.6以上)であるか否かを判定し、そのいずれの相関係数も上記基準範囲内でない場合は、給湯器1本体の振動とメンテナンス扉15の振動とが相関のある状態、即ち、メンテナンス扉15の振動が給湯器1本体の振動と一致している状態(図2(a)参照)であるから、メンテナンス扉15は開けられておらず、制御ユニット11の不正改造が行われる虞はないと認められる。従って、この場合は、給湯動作の指示があったか否か、具体的には、図示しない熱交換器への給水流量が基準値を超えたか否かを判定する(ST4〜ST7)。
そして、上記給湯動作の指示がない場合(ST7のステップでNo)は、再び、上述したST2以降のステップを行う。このようにして、上述したST2からST7のステップを繰り返し、その間に、給湯動作の指示があれば(ST7のステップでYes)、正常どおり設定条件に合わせて湯温調整等の給湯動作制御を行う(ST8)。
一方、ST2からST7のステップを繰り返す間に、上述した各相関係数の少なくとも一つが基準範囲内となった場合(例えば、ST6のステップでYes)は、給湯器1本体の振動とメンテナンス扉15の振動とが相関の無い状態、即ち、メンテナンス扉15の振動が給湯器1本体の振動と一致していない状態(図2(b)参照)であるから、メンテナンス扉15が開けられたか、或いは、制御ユニット11が取り外された可能性がある。従って、この場合は、不正改造の虞があるとして、エラー判定をメモリへ記録した後、給湯動作の指示があったか否か、および、スイッチ111によるエラー解除操作(例えば、エラー呼出スイッチとエラーリセットスイッチとを同時に5秒間押し)がなされたか否かの監視を行う(ST9〜ST11)。
その後、ST10およびST11のステップを繰り返す間に、エラー解除操作がなされた場合(ST11のステップでYes)は、メモリに記憶されたエラー判定を消去するとともに、そのエラー解除操作がなされてから所定時間(ここでは、30秒)が経過するのを待って、再び、上述したST1以降のステップを実行する(ST12〜ST13)。
一方、ST10およびST11のステップを繰り返す間に、給湯動作の指示があった場合(ST10のステップでYes)は、音声出力部13からのエラー音の出力および表示部112へのエラーコードの表示によって、制御ユニット11に不正改造の虞があることを報知するとともに、給湯動作の実行を禁止し、動作を終了する(ST14)。
ところで、給湯器1のメンテナンスを行う際、作業者が前もって主電源をオフにすることがあるが、この場合、制御ユニット11は、補助電源装置12から供給される補助電力によって不正改造検知動作を実行する。
具体的には、主電源がオフとなり、制御ユニット11への主電力の供給が遮断されると、補助電源装置12から制御ユニット11へ補助電力が供給される。すると、この補助電力の供給を受けた制御ユニット11は、図5に示すように、まず、上述したST2のステップと同様、第1の加速度センサ16および第2の加速度センサ17によって、各X軸方向の加速度X1,X2、Y軸方向の加速度Y1,Y2、Z軸方向の加速度Z1,Z2の検出を行い、さらに、上述したST3のステップと同様、相関係数R(X1,X2),R(Y1,Y2),R(Z1,Z2)をそれぞれ算出する(ST21〜ST22)。
そして、上述したST4からST6のステップと同様、各相関係数R(X1,X2),R(Y1,Y2),R(Z1,Z2)が、それぞれ基準範囲内であるか否かを判定する(ST23〜ST25)。
ここで、上記いずれの相関係数も基準範囲内でない場合(ST23からST25のステップで全てNo)は、給湯器1本体の振動とメンテナンス扉15の振動とが相関のある状態であるから、不正改造の虞はないとして、再び、上記ST21からST25のステップを繰り返す。しかしながら、上記各相関係数の少なくとも一つが基準範囲内となった場合(例えば、ST25のステップでYes)は、給湯器1本体の振動とメンテナンス扉15の振動とが相関の無い状態であるから、不正改造の虞があるとして、エラー判定をメモリへ記録し、動作を終了する(ST26)。
従って、その後、主電源がオンとなり、上述したST1のステップにてエラー判定記録のチェックが行われた際には、メモリ内にエラー判定の記録がある(ST1のステップでYes)から、上述したST11以降のステップが行われる。
このように、上記第1の実施の形態に係る不正改造防止装置によれば、給湯器1本体の振動とメンテナンス扉15の振動とを二つの加速度センサ16,17によって各別に検知し、それら振動の相関の有無によって制御ユニット11が不正に改造される虞があるか無いかを判定する構成であるから、既述従来の不正改造防止装置のように、スイッチ機構のオンオフ状態によって制御ユニットの不正改造を監視する構成のものに比べて、湿気や汚れの影響を受け難い。従って、制御ユニット11に不正改造の虞があることが検知された際には、正確に給湯動作を禁止することが可能である。これにより、給湯器1が不正に改造された状態で使用されるのを確実に防止できる。
また、給湯器1本体の振動とメンテナンス扉15の振動とを二つの加速度センサ16,17によって各別に検知する構成であるから、地震や運転時の揺れ等によって給湯器1全体が振動しているのか、メンテナンス扉15が開かれたのかを正確に検知し分けることが可能である。これにより、給湯器1が不正に改造された状態で使用されるのを一層確実に防止できる。
さらに、第1の加速度センサ16を制御ユニット11に組み込み、第2の加速度センサ17をメンテナンス扉15の背面に固設したことによって、メンテナンス扉15を開けずに別の箇所から制御ユニット11が取り外された場合も、その制御ユニット11の振動とメンテナンス扉15の振動とが相関の無い状態として検知されるから、制御ユニット11に不正改造の虞があることを多角的に検知することが可能である。これにより、給湯器1が不正に改造された状態で使用されるのを一層確実に防止できる。
また、エラー解除操作がなされた場合に給湯動作の禁止状態が解除される制御構成(ST10からST12のステップ参照)としたことで、給湯動作が禁止された場合は、その後、制御ユニット11に不正改造の虞があることが検知されなくなっても、エラー解除操作が行われるまでその禁止状態を維持することが可能である。これにより、給湯器1が不正に改造された状態で使用されるのを一層確実に防止できる。
また、エラー解除操作がなされた場合、所定時間が経過するのを待ってから、給湯器1本体の振動とメンテナンス扉15の振動との相関があるか否かの監視を再開する制御構成(ST11からST13のステップ参照)としたことで、エラー解除操作を行ってからメンテナンス扉15を閉じるまでに所定の猶予が与えられるから、利便性も良い。
[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る不正改造防止装置を搭載したガスコンロ2であり、そのガスコンロ2本体の外郭を構成する本体ケース20内には、コンロバーナ2Aや図示しないグリルバーナ、ガス調整弁の他、これらコンロバーナ2Aやグリルバーナ、ガス調整弁等の動作を制御する制御ユニット21が組み込まれている。
さらに、本体ケース20内には、電力源から制御ユニット21への主電力の供給が遮断された際に制御ユニット21へ補助電力を供給する補助電源装置22、および、制御ユニット21に不正改造の虞があることを示すエラー音の出力可能な音声出力部23が組み込まれている。
本体ケース20の上面には、コンロバーナ2Aや制御ユニット21の臨む開口部24が設けられている。この開口部24は、矩形平板状の天板25によってその上方から被閉されており、上記制御ユニット21は、この天板25によって本体ケース20内へ隠蔽されている。
天板25は、上記開口部24の周縁にその上方から嵌め付けられており、ガスコンロ2のメンテナンスを行う際、作業者は、この天板25を取り外すことで、制御ユニット21の図示しない安全装置や電気回路等の修理点検を行うことが可能となる。
本体ケース20の正面には、開閉機構を有する操作パネル200や電源スイッチ201、コンロ点火スイッチ202が設けられており、さらに上記操作パネル200には、炊飯スイッチ、湯沸しスイッチ、揚物スイッチ、コンロタイマ設定スイッチ、グリルタイマ設定スイッチ等の動作設定用のスイッチ211類や、制御ユニット21に不正改造の虞があることを示すエラーコードの表示可能な表示部212が配設されている。
制御ユニット21には、上述した給湯器1の制御ユニット11と同様、振動により生じるX軸方向の加速度X1、Y軸方向の加速度Y1、および、Z軸方向の加速度Z1から、ガスコンロ2本体の振動を検知する第1の加速度センサ26が組み込まれている。
第1の加速度センサ26は、そのX軸方向が本体ケース20の前後方向に対応し、Y軸方向が本体ケース20の上下方向に対応し、Z軸方向が本体ケース20の左右方向に対応するよう配設されている。即ち、上記X軸方向の加速度X1は、ガスコンロ2本体の前後方向の揺れの大きさに合わせて増減し、Y軸方向の加速度Y1は、ガスコンロ2本体の上下方向の揺れの大きさに合わせて増減し、Z軸方向の加速度Z1は、ガスコンロ2本体の左右方向の揺れの大きさに合わせて増減するように設定されている。尚、ここでは、本体ケース20の前方向、左側方向および上方向が正の値の加速度として検出され、後方向、右側方向および下方向が負の値の加速度として検出される。
一方、天板25の下面には、上述した給湯器1のメンテナンス扉15と同様、振動により生じるX軸方向の加速度X2、Y軸方向の加速度Y2、および、Z軸方向の加速度Z2から、その天板25の振動を検知する第2の加速度センサ27が固設されている。
第2の加速度センサ27は、そのX軸方向が天板25の左右方向に対応し、Y軸方向が天板25の前後方向に対応し、Z軸方向が天板25の上下方向に対応するよう配設されている。即ち、上記X軸方向の加速度X2は、天板25の左右方向の揺れの大きさに合わせて増減し、Y軸方向の加速度Y2は、天板25の前後方向の揺れの大きさに合わせて増減し、Z軸方向の加速度Z2は、天板25の上下方向の揺れの大きさに合わせて増減するように設定されている。尚、ここでは、天板25の左辺方向、後辺方向および下面方向が正の値の加速度として検出され、右辺方向、前辺方向および上面方向が負の値の加速度として検出される。
第1の加速度センサ26および第2の加速度センサ27は、上述した給湯器1の第1の加速度センサ16および第2の加速度センサ17と同様、可動部と変位検出部とを一体パッケージ化したチップデバイスであり、その全体が防水性の高いポッティング材によって被覆されている。
図示しないが、制御ユニット21は、コンロバーナ2Aや図示しないグリルバーナによる加熱動作の実行部、第1の加速度センサ26によって検知されたX軸、Y軸、Z軸方向の各加速度の所定時間(ここでは、0.1秒間)における変化(以下、「第1出力波形」という)と第2の加速度センサ27によって検知されたX軸、Y軸、Z軸方向の各加速度の所定時間(ここでは、0.1秒間)における変化(以下、「第2出力波形」という)との相関係数を算出する相関係数算出部、上記各相関係数がそれぞれ所定の基準範囲内であるか否かを判定する振動判定部、上記各相関係数の少なくとも一つが基準範囲内であることをエラー判定として記録するメモリ、メモリにエラー判定の記録がある場合に加熱動作を禁止させる動作禁止部、メモリにエラー判定の記録がある場合にエラー音の出力およびエラーコードの表示を実行させる報知制御部、後述するエラー解除操作がなされた場合に上記エラー判定を消去するリセット部等によって構成されている。
尚、この第2の実施の形態では、X軸方向の第1出力波形とY軸方向の第2出力波形、Y軸方向の第1出力波形とZ軸方向の第2出力波形、および、Z軸方向の第1出力波形とX軸方向の第2出力波形とをそれぞれ対比するように設定されている(図7参照)。
そして、これら各第1出力波形と第2出力波形との相関係数は、後述するように、第1の加速度センサ26および第2の加速度センサ27の設置方向に応じて、上述した第1の実施の形態と同様の方法により算出される。
[第2の実施の形態における不正改造検知動作の実際]
次に、制御ユニット21による上記ガスコンロ2の不正改造検知動作を図8および図9の作動フローチャートに従って説明する。
まず、電源スイッチ201が押されて主電源がオンとなり、制御ユニット21へ主電力が供給されると、図8に示すように、上述したエラー判定がメモリ内に記録されているか否かをチェックする(ST31)。
このとき、メモリ内にエラー判定の記録がなければ(ST31のステップでNo)、第1の加速度センサ26および第2の加速度センサ27によって、上述した第1の実施形態におけるST2のステップと同様、所定時間における単位時間毎の各X軸方向の加速度X1,X2、Y軸方向の加速度Y1,Y2、Z軸方向の加速度Z1,Z2の検出を行い、さらに、その検出された第1の加速度センサ26のX軸方向の加速度X1と第2の加速度センサ27のY軸方向の加速度Y2とに基づいて相関係数R(X1,Y2)を、第1の加速度センサ26のY軸方向の加速度Y1と第2の加速度センサ27のZ軸方向の加速度Z2とに基づいて相関係数R(Y1,Z2)を、第1の加速度センサ26のZ軸方向の加速度Z1と第2の加速度センサ27のX軸方向の加速度Z2とに基づいて相関係数R(Z1,X2)を、それぞれ上述した算出方法により算出する(ST32〜ST33)。
次に、ST33のステップで算出された相関係数R(X1,Y2)が負の相関判定基準範囲内(ここでは、−0.6以上)であるか否か、相関係数R(Y1,Z2)が負の相関判定基準範囲内(ここでは、−0.6以上)であるか否か、および、相関係数R(Z1,X2)が正の相関判定基準範囲内(ここでは、0.6以下)であるか否かを判定し、そのいずれの相関係数も上記基準範囲内でない場合は、ガスコンロ2本体の振動と天板25の振動とが相関のある状態、即ち、天板25の振動がガスコンロ1本体の振動と一致している状態(図7(a)参照)であるから、天板25は開けられておらず、制御ユニット21の不正改造が行われる虞はないと認められる。従って、この場合は、加熱動作の指示があったか否か、具体的には、コンロ点火ボタン202による点火操作がなされたか否かを判定する(ST34〜ST37)。
そして、上記加熱動作の指示がない場合(ST37のステップでNo)は、再び、上述したST32以降のステップを行う。このようにして、上述したST32からST37のステップを繰り返し、その間に、加熱動作の指示があれば(ST37のステップでYes)、正常どおりコンロバーナ2Aを点火させ、設定条件に合わせて火力調整等の加熱動作制御を行う(ST38)。
一方、ST32からST37のステップを繰り返す間に、上述した各相関係数の少なくとも一つが基準範囲内となった場合(例えば、ST35のステップでYes)は、ガスコンロ2本体の振動と天板25の振動とが相関の無い状態、即ち、天板25の振動がガスコンロ2本体の振動と一致していない状態(図7(b)参照)であるから、天板25が開けられたか、或いは、制御ユニット21が取り外された可能性がある。従って、この場合は、不正改造の虞があるとして、エラー判定をメモリへ記録した後、加熱動作の指示があったか否か、および、スイッチ211によるエラー解除操作(例えば、コンロタイマ設定スイッチのプラスキーとグリルタイマ設定スイッチのマイナスキーとを同時に5秒間押し)がなされたか否かの監視を行う(ST39〜ST41)。
その後、ST40およびST41のステップを繰り返す間に、エラー解除操作がなされた場合(ST41のステップでYes)は、メモリに記憶されたエラー判定を消去し、再び、上述したST32以降のステップを繰り返す(ST42)。
一方、加熱動作の指示があった場合(ST40のステップでYes)は、音声出力部23からのエラー音および表示部212へのエラーコードの表示によって、制御ユニット21に不正改造の虞があることを報知するとともに、加熱動作の実行を禁止し、電源スイッチ201が押されて主電源がオフとなれば、動作を終了する(ST43)。
また、主電源がオフとなり、制御ユニット21への主電力の供給が遮断されると、補助電源装置22から制御ユニット21へ補助電力が供給される。すると、この補助電力の供給を受けた制御ユニット21は、図9に示すように、まず、上述したST32のステップと同様、第1の加速度センサ26および第2の加速度センサ27によって、各X軸方向の加速度X1,X2、Y軸方向の加速度Y1,Y2、Z軸方向の加速度Z1,Z2の検出を行い、さらに、上述したST33のステップと同様、相関係数R(X1,Y2),R(Y1,Z2),R(Z1,X2)をそれぞれ算出する(ST51〜ST52)。
そして、上述したST34からST36のステップと同様、各相関係数R(X1,Y2),R(Y1,Z2),R(Z1,X2)が、それぞれ基準範囲内であるか否かを判定する(ST53〜ST55)。
ここで、上記いずれの相関係数も基準範囲内でない場合(ST53からST55のステップで全てNo)は、ガスコンロ2本体の振動と天板25の振動とが相関のある状態であるから、不正改造の虞はないとして、再び、上記ST51からST55のステップを繰り返す。しかしながら、上記各相関係数の少なくとも一つが基準範囲内となった場合(例えば、ST54のステップでYes)は、ガスコンロ2本体の振動と天板25の振動との相関が無い状態であるから、不正改造の虞があるとして、エラー判定をメモリへ記録し、動作を終了する(ST56)。
従って、その後、主電源がオンとなり、上述したST31のステップにてエラー判定記録のチェックが行われた際には、メモリ内にエラー判定の記録がある(ST31のステップでYes)から、上述したST41以降のステップが行われる。
このように、上記第2の実施の形態に係る不正改造防止装置によれば、ガスコンロ2本体の振動と天板25の振動とを二つの加速度センサ26,27によって各別に検知し、それら振動の相関の有無によって制御ユニット21が不正に改造される虞があるかないかを判定する構成であるから、上述した第1の実施の形態に係る不正改造防止装置と同様、制御ユニット21に不正改造の虞があることが検知された際には、正確にガスコンロ2の加熱動作を禁止することが可能である。これにより、ガスコンロ2が不正に改造された状態で使用されるのを確実に防止できる。
また、ガスコンロ2本体の振動と天板25の振動とを二つの加速度センサ26,27によって各別に検知する構成であるから、地震や運転時の揺れ等によってガスコンロ21全体が振動しているのか、天板25が開かれたのかを正確に検知し分けることが可能である。これにより、ガスコンロ2が不正に改造された状態で使用されるのを一層確実に防止できる。
さらに、第1の加速度センサ26を制御ユニット21に組み込み、第2の加速度センサ27を天板25の下面に固設したことによって、上述した第1の実施の形態に係る不正改造防止装置と同様、制御ユニット21に不正改造の虞があることを多角的に検知することが可能である。これにより、ガスコンロ2が不正に改造された状態で使用されるのを一層確実に防止できる。
また、エラー解除操作がなされた場合に加熱動作の禁止が解除される制御構成(ST40からST42のステップ参照)としたことで、上述した第1の実施の形態に係る不正改造防止装置と同様、エラー解除操作が行われるまで加熱動作の禁止状態を維持することが可能であるから、ガスコンロ2が不正に改造された状態で使用されるのを一層確実に防止できる。
[その他]
尚、上記各実施の形態では、第1の加速度センサを制御ユニットに組み込んだものを説明したが、本体ケースの内壁に第1の加速度センサを固設したものであっても良いし、本体ケース内に固定された制御ユニット以外の部材に第1の加速度センサを固設したものであっても良い。
また、上記各実施の形態では、二つの加速度センサで制御ユニットの不正改造を検知するものを説明したが、二つ以上の加速度センサによって制御ユニットの不正改造を検知する(例えば、本体ケース、蓋体、制御ユニット、安全装置等の各所に加速度センサを設け、そのうち一つの加速度センサによって検知された振動と他の加速度センサによって検知された振動との相関が無いと判定された場合に、機器の動作を禁止する)ように構成したものであっても良い。このものでは、制御ユニットに不正改造の虞があることを一層多角的に検知することが可能であるから、機器が不正に改造された状態で使用されるのを一層確実に防止できる。
上記各実施の形態では、第1の加速度センサおよび第2の加速度センサに、可動部の変位に伴って変化する静電容量から加速度を検知する静電式の加速度センサを採用したが、加速度の検知方式に制限されるものではなく、ピエゾ抵抗部のひずみ度合に比例して変化する電気抵抗から加速度を検知する抵抗式の加速度センサや、ケーシング内に封入された流体の熱移動に伴って変化する温度分布から加速度を検知する熱流体式の加速度センサを用いても良い。
また、上記各実施の形態では、第1の加速度センサおよび第2の加速度センサをポッティング材で被覆することによってそれらの耐湿性および耐汚性を高めたものを説明したが、第1の加速度センサおよび第2の加速度センサを防水性の高いゴムキャップやシュリンク材、防水構造を有するケーシング等で覆うことによってそれらの耐湿性、耐汚性を高めたものであっても良い。
上記各実施の形態で説明した不正改造防止装置は、給湯器やガスコンロに限らず、制御ユニットを搭載したファンヒータや浴室暖房乾燥機、オーブン加熱調理器、衣類乾燥機、食器洗浄機、誘導加熱調理器(IHクッキングヒータ)等の機器に適用できる。
1・・・給湯器(機器)
10・・・本体ケース
11・・・制御ユニット
13・・・メンテナンス扉(蓋体)
14・・・補助電源装置
16・・・第1の加速度センサ
17・・・第2の加速度センサ
2・・・ガスコンロ(機器)
20・・・本体ケース
21・・・制御ユニット
23・・・天板(蓋体)
24・・・補助電源装置
26・・・第1の加速度センサ
27・・・第2の加速度センサ

Claims (3)

  1. 制御ユニットを収容する本体ケースと、制御ユニットの臨む本体ケースの開口部を被閉する蓋体とを備えた機器の不正改造防止装置であって、
    機器本体の振動を検知する第1の加速度センサと、
    蓋体の振動を検知する第2の加速度センサと、
    第1の加速度センサから出力される第1出力波形と第2の加速度センサから出力される第2出力波形との相関の有無を判定する振動判定部と、
    前記第1出力波形と第2出力波形との間に相関の無い状態が検知された場合に、制御ユニットの不正改造が行われる虞があると判定して機器の動作を禁止する動作禁止部とを備えた、不正改造防止装置。
  2. 請求項1に記載の不正改造防止装置において、
    前記相関の無い状態が検知されたことをエラー判定として記録するメモリと、
    機器の操作部によってエラー解除操作がなされた場合に、前記エラー判定の記録を消去するリセット部とを備え、
    動作禁止部は、前記エラー判定の記録が消去された場合に前記禁止の状態を解除する、不正改造防止装置。
  3. 請求項1または2に記載の不正改造防止装置において、
    前記第1の加速度センサが制御ユニットに組み込まれ、前記第2の加速度センサが蓋体に固設された、不正改造防止装置。
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