JP2003054365A - 作業機械の不正使用防止装置 - Google Patents

作業機械の不正使用防止装置

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JP2003054365A
JP2003054365A JP2001244157A JP2001244157A JP2003054365A JP 2003054365 A JP2003054365 A JP 2003054365A JP 2001244157 A JP2001244157 A JP 2001244157A JP 2001244157 A JP2001244157 A JP 2001244157A JP 2003054365 A JP2003054365 A JP 2003054365A
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machine
construction machine
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JP2001244157A
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Takao Nagai
孝雄 永井
Tadashi Morita
正 守田
Kazuaki Date
一明 伊達
Shoichiro Inatomi
祥一郎 稲富
Kazuhiro Yoshida
和宏 吉田
Kazuhiko Nakada
和彦 中田
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業機械に対する不正使用が行われた場合に作
業機械の特定動作を停止状態にするようにして、不正使
用防止機能を強化するとともに、不正使用を抑止するこ
と。 【解決手段】位置検出部55では建設機械31の現在位
置が検出される。位置検出部55で検出された位置情報
はコントローラ58に出力され、記憶部58aに予め記
憶された位置情報、例えば作業領域情報、と処理部58
bで比較される。建設機械31の現在位置が作業領域外
である場合は、コントローラ58の処理部58bで建設
機械31に対する不正使用が行われたと判別される。す
るとコントローラ58の制御部58cによってスタータ
回路59に設けられたスタータモータ59aが停止状態
にされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は作業機械に対する不
正使用を防止する作業機械の不正使用防止装置に関し、
特に作業機械が特定の不正使用状態となった場合に作業
機械の所定の動作を停止させるものに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車や作業機械には悪意をもって持ち
去る行為、いわゆる不正使用を防止するための不正使用
防止機能が設けられている。
【0003】例えば自動車の不正使用防止機能として、
特公平6−65538号公報には、検出された第1のパ
スワード及び声紋(又は第2のパスワード)と予め記憶
された第1のパスワード及び声紋(第2のパスワード)
とを照合し、これらが一致した場合に車両のエンジン始
動を可能にする技術が記載されている。この技術は、2
つの同定データ、すなわち第1のパスワードと声紋、又
は第1のパスワードと第2のパスワードを設けることに
よって自動車の不正使用に対する安全性を向上させてい
る。
【0004】同じく自動車の不正使用防止機能として、
特開2001−63525号公報には、携帯送受信機を
介して車両側送受信機に入力されたパスワードと予め記
憶されたパスワードとを照合し、これらが一致した場合
に車両のドアロックを解除し、さらに操縦者の指紋デー
タが検出された場合にエンジン始動が可能となる技術が
記載されている。検出された指紋データは通信ネットワ
ークを介してサーバ側に送信され、サーバ側で記憶され
る。この技術は、エンジン始動の際に常に指紋データを
検出することによって車両が悪意をもって持ち去られた
場合であっても犯人の特定を容易にしている。またこの
技術を公表することで不正使用を抑止するとしている。
【0005】上記技術を多数の作業者に使用される作業
機械に設ける場合は、使用する全ての作業者にパスワー
ドを記憶させる必要がある。しかし全ての作業者にパス
ワードを記憶させることは困難である。このためパスワ
ードは現場事務所内の掲示板に記されたり、エンジンキ
ーに付されるアクセサリーに記されたりされている。こ
のような状況から、正規の作業者でない者がパスワード
を知ることは比較的容易である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現状では正規の作業者
でない者の手にキーが渡った場合には作業機械のエンジ
ン始動は容易であり、不正使用が行われる。
【0007】しかし特公平6−65538号公報及び特
開2001−63525号公報に記載された技術では、
ひとたびエンジンが始動された後は何ら不正使用に対し
て処置を施していない。したがってエンジンさえ始動で
きれば、作業機械を海外等に持ち去ることは極めて容易
である。
【0008】また特開2001−63525号公報に記
載された技術では、指紋データがサーバ側で記憶される
ということが不正使用を抑止するとしているが、アンテ
ナなどが破壊されると指紋データがサーバ側に送信でき
ないため指紋データはサーバ側に記憶されない。したが
って不正使用を抑止できない。
【0009】本発明はこうした実状に鑑みてなされたも
のであり、作業機械に対する不正使用が行われた場合に
作業機械の特定動作を停止状態にするようにして、不正
使用防止機能を強化するとともに、不正使用を抑止する
ことを解決課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用、効果】そこで
第1発明は、作業機械に対する不正使用を防止する作業
機械の不正使用防止装置において、作業機械が特定の不
正使用状態となったことを判別する不正使用判別手段
(58b)と、前記不正使用判別手段(58b)で特定
の不正使用状態と判別した場合に作業機械の所定の動作
(59a)を停止状態にする停止手段(58c)とを備
えたことを特徴とする。
【0011】第1発明を図2を用いて説明する。
【0012】位置検出部55では建設機械31(作業機
械)の現在位置が検出される。位置検出部55で検出さ
れた位置情報はコントローラ58に出力され、予め記憶
部58aに記憶された位置情報、例えば作業領域情報、
と処理部58b(不正使用判別手段)にて比較される。
建設機械31の現在位置が作業領域外である場合は、処
理部58bで建設機械31に対する不正使用が行われた
と判別される。すると制御部58c(停止手段)によっ
てスタータ回路59に設けられたスタータモータ59a
が停止状態にされる。
【0013】また傾斜計57では建設機械31(作業機
械)の水平方向に対する傾斜角が検出される。傾斜計5
7で検出された傾斜情報はコントローラ58に出力さ
れ、予め記憶部58aに記憶された傾斜情報と処理部5
8b(不正使用判別手段)にて比較される。夜間又は休
日に建設機械31が所定角度以上傾斜している場合は、
処理部58bで建設機械31に対する不正使用が行われ
たと判別される。すると制御部58c(停止手段)によ
ってスタータ回路59に設けられたスタータモータ59
aが停止状態にされる。
【0014】第1発明によれば、作業機械に対する不正
使用が行われると作業機械自体の動作が停止される。す
ると犯人は作業機械を走行させることが不可能となり、
不正使用を成し遂げることができない。したがって犯人
に不正使用を途中であきらめさせることがができ、不正
使用が完遂することを防止できる。またこの不正使用防
止機能を公表することで不正使用自体を抑止することが
できる。
【0015】第2発明は、作業機械に対する不正使用を
防止する作業機械の不正使用防止装置において、作業機
械に対する特定の不正使用が行われたことを判別する不
正使用判別手段(58b)と、前記不正使用判別手段
(58b)で特定の不正使用が行われたと判別した場合
に作業機械の所定の動作(59a)を停止状態にする停
止手段(58c)と、作業機械の操縦者を同定する同定
データを検出し、検出した同定データと予め記憶した同
定データとを照合する同定データ照合手段(51、5
2)と、前記照合の結果、同定データの内容が一致した
場合に、前記停止状態を解除する停止解除手段(58
c)とを備えたことを特徴とする。
【0016】第2発明を図2を用いて説明する。
【0017】位置検出部55では建設機械31(作業機
械)の現在位置が検出される。位置検出部55で検出さ
れた位置情報はコントローラ58に出力され、予め記憶
部58aに記憶された位置情報、例えば作業領域情報、
と処理部58b(不正使用判別手段)にて比較される。
建設機械31の現在位置が作業領域外である場合は、処
理部58bで建設機械31に対する不正使用が行われた
と判別される。すると制御部58c(停止手段)によっ
てスタータ回路59に設けられたスタータモータ59a
が停止状態にされる。
【0018】また傾斜計57では建設機械31(作業機
械)の水平方向に対する傾斜角が検出される。傾斜計5
7で検出された傾斜情報はコントローラ58に出力さ
れ、予め記憶部58aに記憶された傾斜情報と処理部5
8b(不正使用判別手段)にて比較される。夜間又は休
日に建設機械31が所定角度以上傾斜している場合は、
処理部58bで建設機械31に対する不正使用が行われ
たと判別される。すると制御部58c(停止手段)によ
ってスタータ回路59に設けられたスタータモータ59
aが停止状態にされる。
【0019】操縦者が指紋照合部51(同定データ照合
手段)の指紋照合面に指をおくと指紋が検出される。指
紋照合部51で検出された指紋と予め登録された指紋と
が照合され、互いの内容が一致すれば指紋OK信号がコ
ントローラ57に出力される。すると制御部58c(停
止解除手段)によってスタータモータ59aの停止状態
が解除される。
【0020】第2発明によれば、第1発明と同様の効果
が得られる。
【0021】また作業機械の停止状態を解除するために
は、同定データの照合、例えば指紋照合を必要とする。
このため所定の操縦者のみが停止状態を解除することが
できる。このように犯人は停止状態を解除することがで
きないため、犯人に不正使用をあきらめさせることがで
きる。
【0022】第3発明は、第1又は第2発明において、
遠隔地に設けられ作業機械を監視する監視局と作業機械
とで情報を送受信する通信手段(53、11、12、2
1、22)を備えたことを特徴とする。
【0023】第3発明によれば、第1、第2発明と同様
の効果が得られる。
【0024】また同定データ、例えばパスワードを変更
する場合に、個々の作業機械まで赴いてデータ変更作業
を行うのではなく、監視局側でデータ変更作業を行えば
よい。したがって作業が容易になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明に係る
作業機械の不正使用防止装置の実施の形態について説明
する。なお本実施形態では作業機械を管理、監視する管
理者の事務所側の通信端末と作業機械の通信端末とが通
信自在に接続さた場合を想定している。
【0026】図1は実施形態の全体構成を示している。
【0027】同図1に示すように、本実施形態のシステ
ムでは、複数の作業機械31、32、33、34、35
と、複数の端末11、12、21、22とが相互に送受
信可能に通信手段1(インターネット2、ネットワーク
管制局7、専用線3、衛星地球局8、フィーダ回線4、
通信衛星9、無線通信5)により接続されている。
【0028】すなわち建設機械などはレンタルされるこ
とが多く正確な稼働場所が不明であることが多い。また
悪意をもって海外へ持ち出しされることもある。本実施
形態では、このような問題に対処するために地球上のい
ずれの場所でも通信可能な通信ネットワークを利用して
いる。なお複数の作業機械31〜35は群を形成してい
ることが多いので、複数の作業機械31〜35相互間を
通信自在に所定の通信手段によって接続してもよい。
【0029】複数の作業機械31〜35は、ブルドー
ザ、油圧ショベル、クレーンなどの建設機械31、3
2、33と、これら建設機械31〜33を保守、点検す
るなどのサービスを行うサービスカー34と、これら建
設機械31〜33を運搬する建設機械運搬車つまりトレ
ーラ35とからなる。
【0030】端末11、12…は、インターネット2に
接続された端末装置(ワークステーション)である。具
体的にはパーソナルコンピュータなどのコンピュータが
電話回線を介してインターネットに通信自在に接続され
ている。なおインターネットとは、複数のLAN(ロー
カル・エリア・ネットワーク)をゲートウエイ、ブリッ
ジによって相互に通信自在に接続した世界的通信網のこ
とである。インターネット2はWWW(ワールド・ワイ
ド・ウエブ:インターネット上の情報検索システム)、
E−mail(電子メール:インターネットを介して送
受信する「手紙」)などのサービスを提供している。
【0031】端末11、12…は、複数の作業機械31
〜35を管理、監視する管理者の事務所、サービスカー
34の車内、移動作業機械運搬車35の車内、建設機械
31〜33のユーザの事務所、建設機械31〜33の販
売店または営業所などに設けられている。
【0032】端末21は端末11、12…に対応して設
けられたサーバ端末であり、インターネット2に接続さ
れている。サーバ端末21はデータベースつまり記憶手
段を備えている。よってサーバ端末21は端末11、1
2からの要求に応じてデータベースに記憶された内容を
これら端末11、12に提供する。
【0033】端末22は端末11、12…とは異なる端
末に対応して設けられたサーバ端末である。
【0034】サーバ端末21、22は、電子メールのサ
ービスを提供すべくメールサーバとして機能するととも
に、WWWのサービスを提供すべくHTTP(ハイパー
・テキスト・トランスファー・プロトコル)サーバとし
て機能する。すなわちメールサーバは、要求元から送信
されたデータをメールアドレスで指定された宛先に送信
する処理を行う。またHTTPサーバはHTML(ハイ
パー・テキスト・マークアップ・ランゲージ)で記述さ
れたファイルとしてのホームページを要求元からの要求
に応じて要求元の端末の表示装置に表示する。ホームペ
ージ(インターネットの情報画面)はデータ表示ソフト
ウエアとしてのWWWブラウザを用いて表示される。こ
れら電子メールのデータおよびホームページのデータは
サーバ端末21、22のデータベースに記憶される。
【0035】ネットワーク管制局7はインターネット2
に通信自在に接続されている。
【0036】ネットワーク管制局7と衛星地球局8との
間は、有線の専用線3によって通信自在に接続されてい
る。この専用線3では64kbpsの通信速度でデータ
が伝送される。
【0037】衛星地球局8と通信衛星9との間は無線の
フィーダ回線4によって通信自在に接続されている。こ
のフィーダ回線4では56kbpsの通信速度でデータ
が伝送される。
【0038】通信衛星9と複数の作業機械31〜35と
の間は無線の通信回線5によって通信自在に接続されて
いる。ここで無線通信として衛星通信を使用しているの
は、建設機械などの作業機械は山間部、森林地帯、僻地
などで稼働することが多く、地上波通信ではカバーでき
ないこれら山間部などにおいても作業機械との通信を確
保するためである。また衛星通信を利用すれば、建設機
械が海外へ悪意をもって持ち出しされた場合でも管理
し、追跡することが可能となる。
【0039】インターネット2においては電子メールは
TCP/IP(トランスファー・コントロール・プロト
コル/インターネット・プロトコル)という通信プロト
コルに従い送受信される。専用線3、フィーダ回線4、
無線通信回線5ではこれとは異なる所定の通信プロトコ
ルに従い電子メールが送受信される。プロトコル変換は
ネットワーク管制局7で行われる。
【0040】作業機械31〜35の位置は、GPS(グ
ローバル・ポジショニング・システム)によって計測さ
れる。41、42はGPSを構成するGPS衛星であ
る。すなわちGPS衛星41、42から送られる電波を
作業機械31〜35に搭載された受信機で受信しGPS
衛星41、42での送信時と受信機での受信時の時間差
に基づきGPS衛星41、42から受信機までの疑似距
離を求めこれに対して補正を加えることにより真の距離
を演算し、この真の距離から地球上における受信機(作
業機械31〜35)の2次元位置が計測される。
【0041】端末11、12、サーバ端末21、22に
はコンピュータの入力装置(マウス、トラックボール、
キーボードなど)が設けられているとともに、液晶、C
RTなどで構成された表示装置が設けられている。
【0042】図2は作業機械31〜35の構成を示す機
能ブロック図である。
【0043】ここでは作業機械31を代表して説明す
る。本実施形態は作業機械31に特定の不正使用が行わ
れた場合に所定の動作を停止状態とし、正規操縦者の同
定データにより停止状態を解除するものである。
【0044】建設機械31の車体内には大きくは指紋照
合部51と、パスワード照合部52と、通信端末53
と、位置検出部55と、傾斜計57と、コントローラ5
8と、スタータ回路59と、ガバナ60とが備えられて
いる。
【0045】指紋照合部51は建設機械の操縦席に備え
られており、1以上の操縦者の指紋が予め登録されてい
る。指紋照合部51では、図示しない指紋検出面におか
れた指の指紋が検出され、検出された指紋と予め登録さ
れた1以上の指紋とが照合される。指紋照合の結果、検
出された指紋と登録された指紋とが一致した場合に指紋
OK信号がコントローラ58に出力される。指紋照合の
結果、検出された指紋と登録された指紋とが一致しない
場合に指紋NG信号がコントローラ58に出力される。
【0046】指紋照合部51への指紋の登録はつぎのよ
うにして行われる。すなわち指紋が登録された事務所側
のデータベースと指紋照合部51とを後述する通信端末
53を介して接続し、指紋をダウンロードするようにし
てもよいし、指紋照合部51自体を操縦席から着脱自在
とし、事務所側で指紋が登録されたデータベースと接続
し、指紋をダウンロードするようにしてもよい。
【0047】パスワード照合部52は建設機械の操縦席
に備えられており、エンジン始動の際に必要なパスワー
ドが予め登録されている。パスワード照合部52では、
図示しないパスワード入力部からパスワードが入力さ
れ、入力されたパスワードと予め登録されたパスワード
とが照合される。パスワード照合の結果、入力されたパ
スワードと登録されたパスワードとが一致した場合にパ
スワードOK信号がコントローラ58に出力される。パ
スワード照合の結果、入力されたパスワードと登録され
たパスワードとが一致しない場合にパスワードNG信号
がコントローラ58に出力される。
【0048】通信端末53は通信アンテナ54及び通信
手段1を介して事務所側の各種端末11、12、21、
22と通信自在に接続される。通信端末53からは各種
情報、例えば建設機械の現在位置等、が事務所側に送ら
れる。各種端末11、12、21、22の表示装置では
建設機械31の現在位置がリアルタイムで表示される。
【0049】位置検出部55ではGPSアンテナ56で
受信されたGPS衛星41、42からの電波に基づいて
建設機械31の現在位置が検出される。位置検出部55
で検出された現在位置はコントローラ58に出力され
る。
【0050】傾斜計57では水平方向に対する建設機械
31の傾斜角度が検出される。傾斜計57で検出された
傾斜角度はコントローラ58に出力される。
【0051】コントローラ58には記憶部58aと処理
部58bと制御部58cとが備えられている。
【0052】記憶部58aには不正使用を判別するため
の情報、すなわち位置情報、傾斜情報が記憶されてい
る。位置情報としては、作業現場の領域を示す作業領域
情報や、所定港湾の一定領域を示す港湾領域情報や、所
定の保税倉庫の位置情報や、前回エンジン始動場所の位
置情報などが記憶されている。傾斜情報としては、建設
機械31が作業現場で停止される地面の傾斜角度より大
きく、建設機械31をスロープでトレーラに積み込む際
の傾斜角度より小さい所定角度が記憶されている。
【0053】処理部58bでは記憶部58aで記憶され
た位置情報と位置検出部55から出力された位置情報と
が比較され、または記憶部58aで記憶された傾斜情報
と傾斜計57から出力された傾斜情報とが比較され、建
設機械31に対する不正使用が行われたか否かが判別さ
れる。不正使用が行われたと判別され、かつ指紋照合部
51からの指紋NG信号が入力されると、制御部58c
がスタータ回路59のリレーを制御することによりスタ
ータモータ59aへの電力の供給が遮断されるため、ス
タータモータ59aが停止状態にされる。したがってエ
ンジン始動が不可となる。エンジンが動作している場合
は、さらに制御部58cがガバナ60を駆動するモータ
を制御することにより燃料の供給が遮断されエンジン動
作が停止される。一方不正使用が行われたと判別されて
も、指紋照合部51からの指紋OK信号が入力される
と、スタータ回路59のリレーが制御されてスタータモ
ータ59aへの電力供給の遮断が解除されるため、スタ
ータモータ59aの停止状態が解除される。したがって
エンジン始動が可能となる。
【0054】ここで不正使用の一例及び不正使用の判別
方法について説明する。
【0055】夜間や休日のように作業現場に作業者がい
ない時間に作業現場又はその周辺までトレーラが持ち込
まれる。建設機械31はエンジンが始動され走行可能な
状態にされる。地面とトレーラ内部とがスロープで接続
され、建設機械31はトレーラ内部に積み込まれる。建
設機械31はエンジンが停止されトレーラの移動にとも
ない搬送される。トレーラが港湾地区に到着すると、再
び地面とトレーラ内部とがスロープで接続される。建設
機械31はエンジンが始動され地面に下ろされる。そし
て一時的に保税倉庫等に保管された後、船舶で海外に持
ち去られる。
【0056】このような不正使用を考慮し本実施形態で
は建設機械31が作業領域の外側に移動した場合に建設
機械31に対する不正使用が行われたとコントローラ5
8の処理部58bで判別されるようにする。または建設
機械31が港湾領域の内側に移動した場合に建設機械3
1に対する不正使用が行われたとコントローラ58の処
理部58bで判別されるようにする。または建設機械3
1が保税倉庫方向に移動している場合に建設機械31に
対する不正使用が行われたとコントローラ58の処理部
58bで判別されるようにする。または今回エンジン始
動場所が前回エンジン始動場所から所定距離以上離れて
いる場合に建設機械31に対する不正使用が行われたと
コントローラ58の処理部58bで判別されるようにす
る。
【0057】つぎに不正使用の判別から不正使用に対す
る処置を行うまでを図3を参照して説明する。図3は処
理フローを示す図である。なお以下の処理は建設機械3
1が作業領域の外側に移動した場合に不正使用が行われ
たと判別する場合を代表して説明している。
【0058】パスワード照合部52に登録されているパ
スワードが入力され、エンジンキーの操作にて電源が投
入されると、建設機械31に備えられた各種電気機器類
に電力が供給される(ステップ301)。
【0059】この際GPS衛星41、42からの電波が
GPSアンテナ56で受信され、位置検出部55にて建
設機械31の現在位置が検出される。位置検出部55で
検出された位置情報はコントローラ58に出力される。
コントローラ58の処理部58bではこの位置情報と記
憶部58aに予め記憶された作業領域情報とに基づいて
不正使用の判別が行われる。
【0060】建設機械31の現在位置が作業領域の内部
にある場合は、建設機械31に対する不正使用が行われ
ていないと判別される(ステップ302の判別NO)。
するとコントローラ58の制御部58cによりスタータ
回路58はエンジン始動が可能な状態とされる。つまり
エンジンキーの操作によりエンジンが始動さえる状態と
なる(ステップ303)。一方建設機械31の現在位置
が作業領域の外部にある場合は、建設機械31に対する
不正使用が行われたと判別される(ステップ302の判
別YES)。
【0061】この場合指紋照合部51での指紋照合が必
要となる。指紋照合部51では操縦者の指紋が検出さ
れ、検出された指紋と予め登録された指紋とが照合され
る。指紋照合の結果、検出された指紋と予め登録された
指紋とが一致すれば指紋照合部51からコントローラ5
8に指紋OK信号が出力される(ステップ304の判別
YES)。するとコントローラ58の制御部58cによ
り、スタータ回路58はエンジン始動が可能な状態とさ
れる。つまりエンジンキーの操作でエンジンが始動でき
る状態となる(ステッップ303)。
【0062】指紋照合の結果、検出された指紋と予め登
録された指紋とが一致しなければ指紋照合部51からコ
ントローラ58に指紋NG信号が出力される(ステップ
304の判別NO)。するとコントローラ58の制御部
58cにより、スタータ回路58はエンジン始動が不可
能な状態とされる。つまりエンジンキーの操作でエンジ
ンが始動できない状態となる(ステッップ305)。
【0063】また一旦エンジン始動不可となった場合で
あっても、予めコントローラ58の記憶部58aに登録
された指紋と一致する指紋が検出されれば、コントロー
ラ58の制御部58cにより、スタータ回路58はエン
ジン始動が可能な状態とされる。つまりエンジンキーの
操作でエンジンが始動できる状態となるなお不正使用の
判別を位置検出部55で検出された位置情報と予め記憶
された港湾領域情報とに基づいて行うようにしてもよ
い。建設機械31の現在位置が所定港湾の一定領域の内
部にある場合に不正使用が行われたと判別される。
【0064】また不正使用の判別を建設機械31の移動
方向に基づいて行うようにしてもよい。ある時間の建設
機械31の位置をAとし、所定時間後の建設機械31の
位置をBとする。位置Aから位置Bの方向に所定領域、
例えば保税倉庫を中心とした所定半径の領域、がある場
合に建設機械31がトレーラなどで保税倉庫に搬送され
ている不正使用であると判別される。
【0065】また不正使用の判別を位置検出部55で検
出された位置情報と予め記憶された前回エンジン始動場
所の位置情報とに基づいて行うようにしてもよい。エン
ジン始動操作の際の建設機械31の現在位置と前回エン
ジン始動場所の位置とが所定距離以上、例えば10km
以上離れている場合は不正使用であると判別される。前
回エンジン始動場所の位置情報はエンジン始動が可能な
状態となる毎に新たな情報に更新される。
【0066】またコントローラ58の記憶部58aで記
憶されている各種位置情報が事務所側の各種端末11、
12、21、22で記憶されるようにしてもよい。この
場合、位置検出部55で検出された作業機械の現在位置
が通信端末53から事務所側の各種端末11、12、2
1、22へ送信される。事務所側の各種端末11、1
2、21、22では作業機械の現在位置及び記憶された
位置情報に基づき作業機械のが判別される。判別結果は
通信端末53で受信されコントローラ58に出力され
る。
【0067】なおGPSの代わりにジャイロ等を用い建
設機械31の位置を計測するようにしてもよい。
【0068】図3ではGPSにより建設機械31の現在
位置が計測される場合の不正使用の判別方法について示
している。しかし建設機械31の現在位置の計測及び事
務所側との通信を妨害するためにGPSアンテナ56や
通信アンテナ54が破壊され断線する虞がある。
【0069】このような不正使用及び上記不正使用の例
を考慮し本実施形態では、アンテナ54、56が断線し
外部との通信が絶たれた場合、かつ夜間及び休日に所定
角度以上の傾斜角度が検出された場合、すなわちスロー
プが用いられ建設機械31がトレーラに積み込まれる場
合に建設機械31に対する不正使用が行われたとコント
ローラ58の処理部58bで判別される。なおアンテナ
54、56からの出力電圧を0.5V〜4.5V程度と
し、この出力電圧が0Vとなった場合にアンテナの断線
であると判別する。
【0070】つぎに不正使用の判別から不正使用に対す
る処置を行うまでを図4を参照して説明する。図4は処
理フローを示す図である。
【0071】パスワード照合部52に登録されているパ
スワードが入力され、エンジンキーで所定操作がなされ
ると、スタータ回路59に電力が供給されエンジンが始
動される(ステップ401)。
【0072】コントローラ58のシステム日付が平日か
つシステム時間が昼間である場合、又は傾斜計57で検
出された傾斜角度が所定角度未満である場合は、建設機
械31に対する不正使用は行われていないと判別される
(ステップ402の判別NO)。するとエンジン動作は
継続される(ステップ403)。一方コントローラ58
のシステム日付が休日又はシステム時間が夜間であり、
かつ傾斜計57で検出された傾斜角度が所定角度以上で
ある場合は、建設機械31に対する不正使用が行われた
と判別される(ステップ402の判別YES)。
【0073】指紋照合部51では操縦者の指紋が検出さ
れ、検出された指紋と予め登録された指紋とが照合され
る。指紋照合の結果、検出された指紋と予め登録された
指紋とが一致すれば指紋照合部51からコントローラ5
8に指紋OK信号が出力される(ステップ404の判別
YES)。するとエンジン動作は継続される(ステップ
403)。
【0074】指紋照合の結果、検出された指紋と予め登
録された指紋とが一致しなければ指紋照合部51からコ
ントローラ58に指紋NG信号が出力される(ステップ
404の判別NO)。するとコントローラ58の制御部
58cにより、エンジン動作は停止され、さらにスター
タ回路58はエンジン始動が不可能な状態とされる。つ
まりエンジンキーの操作でエンジンが始動できない状態
となる(ステップ405)。
【0075】また一旦エンジン始動不可となった場合で
あっても、予めコントローラ58の記憶部58aに登録
された指紋と一致する指紋が検出されれば、コントロー
ラ58の制御部58cにより、スタータ回路58はエン
ジン始動が可能な状態とされる。つまりエンジンキーの
操作でエンジンが始動できる状態となるなお傾斜計57
の代わりに振動計を使用し、所定の振動より大きな振動
を検出した場合に不正使用が行われたと判断するように
してもよい。
【0076】なお本実施形態において、建設機械31に
対する不正使用が行われたと判別された場合に事務所側
の各種端末11、12、21、22の表示装置に警告が
表示されるようにしてもよいし、警告音が発せられるよ
うにしてもよい。
【0077】また指紋照合の代わりに第2パスワードを
用いてもよい。パスワード照合部52には通常作業にお
いてエンジン始動の際に操縦者が入力する第1パスワー
ドと、不正使用にともなうエンジン始動停止状態の解除
作業においてエンジン始動の際に操縦者が入力する第2
パスワードとが記憶される。第2パスワードは管理者の
他には知らせないようにする必要がある。この場合、よ
り確実に不正使用を防止するために事務所側の各種端末
11、12、21、22からパスワード照合部52に通
信端末53を介して定期的に新しい第2パスワードを送
信し、第2パスワードを更新するようにしてもよい。
【0078】また指紋の他の生体認証データ、例えば声
紋や眼底を照合するようにしてもよい。
【0079】また不正使用が行われたとコントローラ5
8の処理部58bで判別された場合に、制御部58cに
よりアームやバケットなどのアクチュエータを停止させ
るようにしてもよい。
【0080】また不正使用の判別の基準となる時間及び
日付は任意に設定できる。例えば夏期休暇や年末年始休
暇時に傾斜計57で検出された傾斜角度が所定角度以上
である場合は、建設機械31に対する不正使用が行われ
たと判別されるようにしてもよい。また日付、時間及び
傾斜角度で不正使用の判別を行うのではなく、日付又は
時間の何れか一方及び傾斜角度で不正使用の判別を行う
ようにしてもよい。
【0081】なお本実施形態では事務所側の各種端末1
1、12、21、22と作業機械31〜35の通信端末
53とが通信衛星9を介して通信自在に接続される場合
を想定した。しかし地上の中継基地を介して通信自在に
接続されるようにしてもよい。また作業機械31〜35
が外部と通信手段で接続されなくてもよい。
【0082】本実施形態によれば、作業機械に対する不
正使用が行われたと判別すると作業機械自体の動作が停
止される。すると犯人は作業機械を走行させることが不
可能となり、不正使用を成し遂げることができない。し
たがって犯人に不正使用を途中であきらめさせることが
ができ、不正使用が完遂することを防止できる。またこ
の不正使用防止機能を公表することで不正使用自体を抑
止することができる。
【0083】また作業機械の停止状態を解除するために
は、同定データの照合、例えば指紋照合を必要とする。
このため所定の操縦者のみが停止状態を解除することが
できる。このように犯人は停止状態を解除することがで
きないため、犯人に不正使用をあきらめさせることがで
きる。
【0084】また同定データ、例えばパスワードを変更
する場合に、個々の作業機械まで赴いてデータ変更作業
を行うのではなく、監視局側でデータ変更作業を行えば
よい。したがって作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実施形態の全体構成を示す図である。
【図2】図2は作業機械31〜35の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図3は処理フローを示す図である。
【図4】図4は処理フローを示す図である。
【符号の説明】
31 建設機械 51 指紋照合部 52 パスワ
ード照合部 53 通信端末 55 位置検出部 58 コント
ローラ 58a 記憶部 58b 処理部 58c 制御部 57 傾斜計 59 スタータ回路 59a スタ
ータモータ 60 ガバナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊達 一明 神奈川県平塚市四之宮三丁目25番1号 株 式会社小松製作所エレクトロニクス事業本 部内 (72)発明者 稲富 祥一郎 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所システム開発センタ内 (72)発明者 吉田 和宏 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所システム開発センタ内 (72)発明者 中田 和彦 神奈川県川崎市川崎区中瀬3−20−1 株 式会社小松製作所システム開発センタ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機械に対する不正使用を防止する
    作業機械の不正使用防止装置において、 作業機械に対する特定の不正使用が行われたことを判別
    する不正使用判別手段(58b)と、 前記不正使用判別手段(58b)で特定の不正使用が行
    われたと判別した場合に作業機械の所定の動作(59
    a)を停止状態にする停止手段(58c)とを備えたこ
    とを特徴とする作業機械の不正使用防止装置。
  2. 【請求項2】 作業機械に対する不正使用を防止する
    作業機械の不正使用防止装置において、 作業機械に対する特定の不正使用が行われたことを判別
    する不正使用判別手段(58b)と、 前記不正使用判別手段(58b)で特定の不正使用が行
    われたと判別した場合に作業機械の所定の動作(59
    a)を停止状態にする停止手段(58c)と、 作業機械の操縦者を同定する同定データを検出し、検出
    した同定データと予め記憶した同定データとを照合する
    同定データ照合手段(51、52)と、 前記照合の結果、同定データの内容が一致した場合に、
    前記停止状態を解除する停止解除手段(58c)とを備
    えたことを特徴とする作業機械の不正使用防止装置。
  3. 【請求項3】 遠隔地に設けられ作業機械を監視する
    監視局と作業機械とで情報を送受信する通信手段(5
    3、11、12、21、22)を備えたことを特徴とす
    る請求項1または2記載の作業機械の不正使用防止装
    置。
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