JP2012111462A - 車両用内装材の接続部構造 - Google Patents

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Akito Totsuka
昭人 戸塚
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Abstract

【課題】複数のトリム材が連設した継目部分でウェッジ状のパーティング溝が発生するのを抑制して、外観を向上できる車両用内装材の接続部構造の提供を図る。
【解決手段】フロントピラーガーニッシュ1の表皮材3の折り返し部に延出した舌片部3Aが、ルーフトリム4との継目に生じるウェッジ状のパーティング溝Sに位置して該パーティング溝Sを埋め込む。これにより継目が大きく目立って意匠性を損なうことがなく、外観を向上して品質感を高めることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、自動車等の車両の車室内面を装飾する車両用内装材の接続部構造に関する。
図3は従来の車両用内装材の接続部構造を示している。図3に示す例では、図1に示すフロントピラーガーニッシュ1と、ルーフトリム4との接続部分のA−A線に沿う断面構造を示している。
フロントピラーガーニッシュ1は、適宜の合成樹脂材をもって射出成形した芯材2と、該芯材2と相溶性のある適宜の合成樹脂材からなる意匠用の表皮材3と、を熱プレス成形により接着して形成してある。
ルーフトリム4も同様に、適宜の合成樹脂材をもって射出成形した芯材5と、該芯材5と相溶性のある適宜の合成樹脂材からなる意匠用の表皮材6と、を熱プレス成形により接着して形成してある。
フロントピラーガーニッシュ1,ルーフトリム4の表皮材3,6は、何れも端縁部を芯材2,5の端末を包んで折り返してある。
ルーフトリム4およびフロントピラーガーニッシュ1は、それぞれ対応する車体パネル材に対してクリップ等によってしっかりと係着固定し、それらの端縁部同士を重ね合わせて接続するようにしている。
また、ルーフトリム4のフロントピラーガーニッシュ1を接続する部分は、フロントピラーガーニッシュ1の肉厚相当の段差で有段成形して、フロントピラーガーニッシュ1と、とルーフトリム4の意匠面(表皮材面)を面一に整合するようにしている。
この類似構造は、例えば特許文献1および特許文献2に示されている。
特開2002−59802号公報 特開2002−370603号公報
フロントピラーガーニッシュ1と、ルーフトリム4の継目部分には、端縁部相互の成形Rが集合することに加えて、成形誤差および組付け誤差が集約されることによって、ウェッジ状のパーティング溝Sが不可避的に生じてしまい、その改善が望まれている。
そこで、本発明は複数のトリム材が連設した継目部分でウェッジ状のパーティング溝が発生するのを抑制して、外観を高めることができる車両用内装材の接続部構造を提供するものである。
本発明の車両用内装材の接続部構造にあっては、複数のトリム材を連設した継目を、これらトリム材の端縁部同士を重ね合わせて構成し、少なくとも、継目で端縁部が車室内に露出する一方のトリム材は、芯材と、該芯材の一側面を被覆する表皮材と、を備え、該表皮材の端縁部を芯材の端末を包んで折り返した構造としている。
そして、この一方のトリム材の前記継目に位置する端縁部は、表皮材の折り返し部に、芯材の端末よりも他方のトリム材側に延出する舌片部を備えていて、この舌片部により継目に生じるパーティング溝を埋め込んだことを主要な特徴としている。
本発明によれば、一方のトリム材の表皮材の折り返し部に延出した舌片部が、継目に生じるパーティング溝に位置して該パーティング溝を埋め込む。
この結果、継目が従来のようにウェッジ状のパーティング溝によって大きく目立って意匠性を損なうことがなく、外観を向上して品質感を高めることができる。
本発明の対象とする車両用内装材の一部を示す斜視図。 本発明の一実施形態を示す図1のA−A線に沿う断面斜視図。 従来の構造を示す図1のA−A線に沿う断面斜視図。
以下、本発明の一実施形態を、トリム材の接続部としてルーフトリムとフロントピラーガーニッシュとの接続部を例に採って詳述する。
図1,図2に示す本実施形態のフロントピラーガーニッシュ1と、ルーフトリム4は、それぞれ対応する車体パネル材に対して隠しクリップ等の係着手段によって、しっかりと固定してある。
ルーフトリム4の前側隅部にはジョイント脚部4Aを設けてあり、このジョイント脚部4Aの端縁部にフロントピラーガーニッシュ1の上側の端縁部を外嵌重合して接続してある。
ルーフトリム4のジョイント脚部4Aの端縁部は、フロントピラーガーニッシュ1の端縁部の肉厚相当の段差で有段成形してあって、これら両者の意匠面を面一に整合するようにしている。
フロントピラーガーニッシュ1、およびルーフトリム4は、何れも適宜の合成樹脂材をもって射出成形した芯材2,5と、各芯材2,5と相溶性のある適宜の合成樹脂材からなる意匠用の表皮材(クロスを含む)3,6と、で構成している。
芯材2,5と、表皮材3,6とは、熱プレス成形して相互に接着され、図2に示す例では表皮材3,6は、何れも端縁部を芯材2,5の端末を包んで折り返した構造としてある。
ここで、フロントピラーガーニッシュ1と、ルーフトリム4とが接続した部分の継目で、端縁部が車室内に露出する該フロントピラーガーニッシュ1は、その端縁部に表皮材3の折り返し部を芯材2の端末よりもルーフトリム4側に向けて袋状に延出して形成した舌片部3Aを備えている。
そして、この舌片部3Aにより前述の継目に生じるパーティング溝Sを埋め込んである。
本実施形態では、舌片部3Aの延出基部に、表皮材3の折り返し側を車室内に露出する意匠面側に引き寄せて、表皮材3同士を縫着したステッチ部3Bを形成してある。
このように、本実施形態の構造によれば、フロントピラーガーニッシュ1の表皮材3の折り返し部に延出した舌片部3Aが、ルーフトリム4との継目に生じるウェッジ状のパーティング溝Sに位置して該パーティング溝Sを埋め込む。
この結果、継目が従来のようにウェッジ状のパーティング溝Sによって大きく目立って意匠性を損なうことがなく、外観を向上して品質感を高めることができる。
また、本実施形態では、舌片部3Aの延出基部に、折り返した表皮材3同士を縫着したステッチ部3Bを設けてあるため、このステッチ部3Bの存在により恰かも両トリム材1,4同士を縫製して接続したかの如き外観を現出させて高級感を与えることができる。
特に、このステッチ部3Bは、舌片部3Aの延出基部で、表皮材3の折り返し側を車室内に露出する意匠面側に引き寄せて、表皮材3同士を縫着してステッチ部3Bを形成するため、舌片部3Aの基部側がパーティング溝Sに馴染んで入り込んで、該舌片部3Aが車室内側に反り返って突出するのを抑制することができる。
前記実施形態では、トリム材としてフロントピラーガーニッシュとルーフトリムとを例に採って、それらの接続部分の構造を詳述したが、他のトリム材の接続部分に適用して等価の効果が得られることは勿論である。
1…フロントピラーガーニッシュ(一方のトリム材)
2…芯材
3…表皮材
3A…舌片部
3B…ステッチ部
4…ルーフトリム(他方のトリム材)
5…芯材
6…表皮材
S…パーティング溝

Claims (2)

  1. 複数のトリム材を連設した継目を、これらトリム材の端縁部同士を重ね合わせて構成し、
    少なくとも、前記継目で端縁部が車室内に露出する一方のトリム材は、芯材と、該芯材の一側面を被覆する表皮材と、を備え、該表皮材の端縁部を前記芯材の端末を包んで折り返した構造であって、
    前記一方のトリム材の前記継目に位置する端縁部は、前記表皮材の折り返し部に、前記芯材の端末よりも他方のトリム材側に延出する舌片部を備え、
    前記舌片部により前記継目に生じるパーティング溝を埋め込んだことを特徴とする車両用内装材の接続部構造。
  2. 前記舌片部の延出基部に、折り返した表皮材同士を縫着したステッチ部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用内装材の接続部構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016052857A (ja) * 2014-09-04 2016-04-14 トヨタ紡織株式会社 天井用内装材とピラーガーニッシュの上端部との接合構造
WO2019038831A1 (ja) * 2017-08-22 2019-02-28 河西工業株式会社 自動車用内装部品

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