JP2012109271A - 電気コネクタ組立体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーブルコネクタ10とレセプタクルコネクタ50の一方が、側壁面から突出するロック突部21を有し、他方が側壁面で没入する形成されたロック溝部57を有し、該ロック溝部57は、溝入口部の溝部前縁には後方へ向け溝内方に突出する突出部59が設けられているとともに、溝部後縁には嵌合方向で突出部59を含む範囲にわたり嵌合方向先方へ向かうにつれて前方に傾斜し突出部59よりも嵌合方向先方まで延びる案内傾斜部57B−1が形成されており、コネクタの嵌合終了時の姿勢にて、ロック溝部57の突出部59の最後方位置と溝部後縁の案内傾斜部の最前方位置との前後方向における距離がロック突部21の突部前縁の最前方位置と突部後縁の最後方位置との前後方向における距離よりも小さく設定されている。
【選択図】図3
Description
第一発明では、ケーブルコネクタとレセプタクルコネクタの一方が、突部前縁と突部後縁が形成され上記側壁面から突出するロック突部を有し、他方が上記一対の側壁面の対向方向、コネクタ嵌合方向そして前後方向で該ロック突部に対応する位置で側壁面で没入し溝部前縁と溝部後縁が形成されたロック溝部を有し、該ロック溝部は、コネクタ嵌合方向での入口側に溝入口部が形成され、該溝入口部の溝部前縁には後方へ向け溝内方に突出する突出部が設けられているとともに、溝部後縁には嵌合方向で上記突出部を含む範囲にわたり嵌合方向先方へ向かうにつれて前方に傾斜し該突出部よりも嵌合方向先方まで延びる案内傾斜部が形成されており、コネクタの嵌合終了時の姿勢にて、該ロック溝部の溝部前縁の突出部の最後方位置と溝部後縁の案内傾斜部の最前方位置との前後方向における距離がロック突部の突部前縁の最前方位置と突部後縁の最後方位置との前後方向における距離よりも小さく設定されており、ケーブルコネクタとレセプタクルコネクタが正規の嵌合終了における姿勢で嵌合方向に移動して近接したときには上記ロック溝部へのロック突部の進入を阻止し、ケーブルコネクタの前端が後端よりもレセプタクルコネクタに対して離間するように上向き傾斜して近接したときに上記ロック溝部の突出部と案内傾斜部との間へのロック突部の進入を許容し、該ロック突部がロック溝部に進入した後に上記上向き傾斜が解除されてケーブルコネクタが正規の嵌合終了の姿勢となった後は、該ケーブルコネクタがこの姿勢を保って嵌合方向とは反対の抜出方向に移動されようとしたときあるいは後端側がもち上がるようにして抜出方向に移動されようとしたとき、上記ロック突部が上記ロック溝部の突出部に当接して該ケーブルコネクタの抜出を阻止するようになっていることを特徴としている。
第二発明では、ケーブルコネクタとレセプタクルコネクタの一方が、突部前縁と突部後縁が形成され上記側壁面から突出するロック突部を有し、他方が上記一対の側壁面の対向方向、コネクタ嵌合方向そして前後方向で該ロック突部に対応する位置で側壁面で没入し溝部前縁と溝部後縁が形成されたロック溝部を有し、該ロック溝部の溝部後縁は、嵌合方向先方へ向かうにつれて前方に傾斜する案内傾斜部が形成されており、該案内傾斜部は前方へ向けて溝内方に突出する後縁突出部を有しており、コネクタの嵌合終了時の姿勢にて、該ロック溝部の溝部前縁の最後方位置と溝部後縁の案内傾斜部の最前方位置との前後方向における距離がロック突部の突部前縁の最前方位置と突部後縁の最後方位置との前後方向における距離よりも小さく設定されており、ケーブルコネクタとレセプタクルコネクタが正規の嵌合終了における姿勢で嵌合方向に移動して近接したときには上記ロック溝部へのロック突部の進入を阻止し、ケーブルコネクタの前端が後端よりもレセプタクルコネクタに対して離間するように上向き傾斜して近接したときに上記ロック溝部の溝部前縁と案内傾斜部との間へのロック突部の進入を許容し、該ロック突部がロック溝部に進入した後に上記上向き傾斜が解除されてケーブルコネクタが正規の嵌合終了の姿勢となった後は、該ケーブルコネクタがこの姿勢を保って嵌合方向とは反対の抜出方向に移動されようとしたときあるいは後端側がもち上がるようにして抜出方向に移動されようとしたとき、上記ロック突部が上記ロック溝部の後縁突出部に当接して該ケーブルコネクタの抜出を阻止するようになっていることを特徴としている。
第三発明では、ケーブルコネクタとレセプタクルコネクタの一方が、突部前縁と突部後縁が形成され上記側壁面から突出するロック突部を有し、他方が上記一対の側壁面の対向方向、コネクタ嵌合方向そして前後方向で該ロック突部に対応する位置で側壁面で没入し溝部前縁と溝部後縁が形成されたロック溝部を有し、該ロック溝部はコネクタ嵌合方向での入口側に溝入口部が形成され、該溝部前縁に後方へ向けもしくは溝部後縁に前方へ向け溝内方に突出する突出部が設けられていて、コネクタの嵌合終了時の姿勢にて、該ロック溝部の溝入口部での溝部前縁の最後方位置と溝入口部よりも嵌合方向先方での溝部後縁の最前方位置との前後方向における距離がロック突部の突部前縁の最前方位置と突部後縁の最後方位置との前後方向における距離よりも小さく設定されており、ケーブルコネクタとレセプタクルコネクタが正規の嵌合終了における姿勢で嵌合方向に移動して近接したときには上記ロック溝部へのロック突部の進入を阻止し、ケーブルコネクタの前端が後端よりもレセプタクルコネクタに対して離間するように上向き傾斜して近接したときに該ロック突部の溝内への進入を許容し、該ロック突部がロック溝部に進入した後に上記上向き傾斜が解除されてケーブルコネクタが正規の嵌合終了の姿勢となった後は、該ケーブルコネクタがこの姿勢を保って嵌合方向とは反対の抜出方向に移動されようとしたときあるいは後端側がもち上がるようにして抜出方向に移動されようとしたとき、上記ロック突部が上記ロック溝部の突出部に当接して該ケーブルコネクタの抜出を阻止するようになっていることを特徴としている。
延出方向(嵌合終了時の姿勢における前後方向)に対し直角方向に延びる上部垂直部21’B−1と、その下方位置に下方に向け後方に延びる下部傾斜部21’B−2とを有している。
11 ハウジング 60 被係止部
21 ロック突部 21’ ロック突部
21A 突部前縁 21’A 突部前縁
21B 突部後縁 21’B 突部後縁
21C 斜部 21’C 斜部
22 係止部 22’ 係止部
50 レセプタクルコネクタ 57’ ロック溝部
56A 切欠部 57’A 溝部前縁
57 ロック溝部 57’B 溝部後縁
57A 溝部前縁 60’ 被係止部
57B 溝部後縁
Claims (5)
- ハウジングの周面に形成された嵌合面で互いに嵌合接続されるケーブルコネクタとレセプタクルコネクタとを有し、嵌合面が一対の側壁面とこれに直角な端壁面とで形成されており、ケーブルコネクタが後方に位置する端壁面をケーブルの延出側としている電気コネクタ組立体において、
ケーブルコネクタとレセプタクルコネクタの一方が、突部前縁と突部後縁が形成され上記側壁面から突出するロック突部を有し、他方が上記一対の側壁面の対向方向、コネクタ嵌合方向そして前後方向で該ロック突部に対応する位置で側壁面で没入し溝部前縁と溝部後縁が形成されたロック溝部を有し、該ロック溝部は、コネクタ嵌合方向での入口側に溝入口部が形成され、該溝入口部の溝部前縁には後方へ向け溝内方に突出する突出部が設けられているとともに、溝部後縁には嵌合方向で上記突出部を含む範囲にわたり嵌合方向先方へ向かうにつれて前方に傾斜し該突出部よりも嵌合方向先方まで延びる案内傾斜部が形成されており、コネクタの嵌合終了時の姿勢にて、該ロック溝部の溝部前縁の突出部の最後方位置と溝部後縁の案内傾斜部の最前方位置との前後方向における距離がロック突部の突部前縁の最前方位置と突部後縁の最後方位置との前後方向における距離よりも小さく設定されており、ケーブルコネクタとレセプタクルコネクタが正規の嵌合終了における姿勢で嵌合方向に移動して近接したときには上記ロック溝部へのロック突部の進入を阻止し、ケーブルコネクタの前端が後端よりもレセプタクルコネクタに対して離間するように上向き傾斜して近接したときに上記ロック溝部の突出部と案内傾斜部との間へのロック突部の進入を許容し、該ロック突部がロック溝部に進入した後に上記上向き傾斜が解除されてケーブルコネクタが正規の嵌合終了の姿勢となった後は、該ケーブルコネクタがこの姿勢を保って嵌合方向とは反対の抜出方向に移動されようとしたときあるいは後端側がもち上がるようにして抜出方向に移動されようとしたとき、上記ロック突部が上記ロック溝部の突出部に当接して該ケーブルコネクタの抜出を阻止するようになっていることを特徴とする電気コネクタ組立体。 - ロック溝部の突出部は、ロック溝部の入口縁から嵌合方向先方へ向かうにつれて後方に傾斜するテーパ部が形成されていることとする請求項1に記載の電気コネクタ組立体。
- ハウジングの周面に形成された嵌合面で互いに嵌合接続されるケーブルコネクタとレセプタクルコネクタとを有し、嵌合面が一対の側壁面とこれに直角な端壁面とで形成されており、ケーブルコネクタが後方に位置する端壁面をケーブルの延出側としている電気コネクタ組立体において、
ケーブルコネクタとレセプタクルコネクタの一方が、突部前縁と突部後縁が形成され上記側壁面から突出するロック突部を有し、他方が上記一対の側壁面の対向方向、コネクタ嵌合方向そして前後方向で該ロック突部に対応する位置で側壁面で没入し溝部前縁と溝部後縁が形成されたロック溝部を有し、該ロック溝部の溝部後縁は、嵌合方向先方へ向かうにつれて前方に傾斜する案内傾斜部が形成されており、該案内傾斜部は前方へ向けて溝内方に突出する後縁突出部を有しており、コネクタの嵌合終了時の姿勢にて、該ロック溝部の溝部前縁の最後方位置と溝部後縁の案内傾斜部の最前方位置との前後方向における距離がロック突部の突部前縁の最前方位置と突部後縁の最後方位置との前後方向における距離よりも小さく設定されており、ケーブルコネクタとレセプタクルコネクタが正規の嵌合終了における姿勢で嵌合方向に移動して近接したときには上記ロック溝部へのロック突部の進入を阻止し、ケーブルコネクタの前端が後端よりもレセプタクルコネクタに対して離間するように上向き傾斜して近接したときに上記ロック溝部の溝部前縁と案内傾斜部との間へのロック突部の進入を許容し、該ロック突部がロック溝部に進入した後に上記上向き傾斜が解除されてケーブルコネクタが正規の嵌合終了の姿勢となった後は、該ケーブルコネクタがこの姿勢を保って嵌合方向とは反対の抜出方向に移動されようとしたときあるいは後端側がもち上がるようにして抜出方向に移動されようとしたとき、上記ロック突部が上記ロック溝部の後縁突出部に当接して該ケーブルコネクタの抜出を阻止するようになっていることを特徴とする電気コネクタ組立体。 - ロック溝部は、その前縁に、該ロック溝部の入口縁から嵌合方向先方へ向かうにつれて後方に傾斜するテーパ部が形成されていることとする請求項3に記載の電気コネクタ組立体。
- ハウジングの周面に形成された嵌合面で互いに嵌合接続されるケーブルコネクタとレセプタクルコネクタとを有し、嵌合面が一対の側壁面とこれに直角な端壁面とで形成されており、ケーブルコネクタが後方に位置する端壁面をケーブルの延出側としている電気コネクタ組立体において、
ケーブルコネクタとレセプタクルコネクタの一方が、突部前縁と突部後縁が形成され上記側壁面から突出するロック突部を有し、他方が上記一対の側壁面の対向方向、コネクタ嵌合方向そして前後方向で該ロック突部に対応する位置で側壁面で没入し溝部前縁と溝部後縁が形成されたロック溝部を有し、該ロック溝部はコネクタ嵌合方向での入口側に溝入口部が形成され、該溝部前縁に後方へ向けもしくは溝部後縁に前方へ向け溝内方に突出する突出部が設けられていて、コネクタの嵌合終了時の姿勢にて、該ロック溝部の溝入口部での溝部前縁の最後方位置と溝入口部よりも嵌合方向先方での溝部後縁の最前方位置との前後方向における距離がロック突部の突部前縁の最前方位置と突部後縁の最後方位置との前後方向における距離よりも小さく設定されており、ケーブルコネクタとレセプタクルコネクタが正規の嵌合終了における姿勢で嵌合方向に移動して近接したときには上記ロック溝部へのロック突部の進入を阻止し、ケーブルコネクタの前端が後端よりもレセプタクルコネクタに対して離間するように上向き傾斜して近接したときに該ロック突部の溝内への進入を許容し、該ロック突部がロック溝部に進入した後に上記上向き傾斜が解除されてケーブルコネクタが正規の嵌合終了の姿勢となった後は、該ケーブルコネクタがこの姿勢を保って嵌合方向とは反対の抜出方向に移動されようとしたときあるいは後端側がもち上がるようにして抜出方向に移動されようとしたとき、上記ロック突部が上記ロック溝部の突出部に当接して該ケーブルコネクタの抜出を阻止するようになっていることを特徴とする電気コネクタ組立体。
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