JP2005166490A - コネクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 本発明は、検査工程の簡略化されたコネクタを提供する。
【解決手段】 雄側コネクタハウジング11には検知端子17が上下方向の変位を許容されて装着されている。また雌側コネクタハウジング30には、雄雌両コネクタハウジング11,30が正規に嵌合したときに検知端子17を短絡させる短絡端子51が設けられていると共に、検知端子17の上下方向の変位を規制して、検知端子17を正規の高さ位置に保持する第1及び第2の検知端子規制部59,61が設けられている。両コネクタハウジング11,30を嵌合させると、検知端子17は、第1及び第2の検知端子規制部59,61により上下方向に矯正され、正規の高さ位置に位置決めされる。検知端子17の位置決めを行う手段が雌側コネクタハウジング30にのみ配されているので、雌側コネクタハウジング30に対してのみ寸法検査を行えばよい。この結果、検査工程を簡略化できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、嵌合検知機能を備えたコネクタに関する。
従来、コネクタ1の中には、図14に示すように、雌雄のコネクタハウジング3,5が正規に嵌合したか否かを電気的に検知するために、検知端子2を設けたものが知られている(特許文献1参照)。一方のコネクタハウジング3には、一対の検知端子2と、この検知端子2の上面に沿うようにして支持片4が延設されている。他方のコネクタハウジング5には、両コネクタハウジング3,5が正規に嵌合したときに両検知端子2に接触してこれらを短絡させる短絡端子6と、両コネクタハウジング3,5を嵌合状態にロックするロックアーム7とが設けられている。そして短絡端子6には、検知端子2と接触する接点部6Aが設けられている。
両コネクタハウジング3,5が嵌合する途上(半嵌合状態)では、ロックアーム7が撓み変形することを利用し、短絡端子6をこのロックアーム7の撓み動作に連動して検知端子2から退避するように変形させることにより、短絡端子6の接点部6Aと検知端子2とが接触しないようになっている。逆に両コネクタハウジング3,5が正規に嵌合したときには、ロックアーム7の復帰動作を利用して短絡端子6を復帰させ、短絡端子6の接点部6Aと検知端子2とを接触させてこれら検知端子2同士を短絡させるようになっている。
特開平11−74025号公報
上記のコネクタ1においては、両コネクタハウジング3,5が正規に嵌合したことを検知するため、検知端子2の高さ及び短絡端子6の接点部6Aの高さについて高い寸法精度が要求される。
このため、一方のコネクタハウジング3と、他方のコネクタハウジング5の双方に対して高さ寸法を検査する必要があった。すなわち、検査機器(図示せず)に一方のコネクタハウジング3をセットして検知端子2の高さを検査し、これを取り外した後、今度は他方のコネクタハウジング5をセットして短絡端子6の接点部6Aの高さを検査するという作業を繰り返さなければならなかった。このように、従来のコネクタ1では、検査工程が煩雑であるという問題点があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、検査工程の簡略化されたコネクタを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合可能な雄雌コネクタハウジングの一方にはフード部が設けられており、前記フード部内には、一対の検知端子が突設されており、他方のコネクタハウジングには、両コネクタハウジングが正規に嵌合したときに前記検知端子と接触して前記検知端子同士を短絡させる短絡端子が設けられてなるコネクタであって、前記検知端子は上下方向の変位が許容されるように設けられており、前記他方のコネクタハウジングには、正規の高さ位置に設定されると共に、前記検知端子を正規の高さ位置に保持するための位置決め手段が設けられていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のコネクタにおいて、前記位置決め手段は、前記検知端子が上下方向に変位するのを規制する第1及び第2の検知端子規制部からなり、前記第1の検知端子規制部と前記第2の検知端子規制部との間には、前記検知端子が挿入される検知端子挿入空間が形成されていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のコネクタにおいて、前記一方のコネクタハウジングの前記フード部内には、前記検知端子の近傍に検知端子保護壁が設けられており、前記検知端子保護壁は、前記検知端子の上下方向の変位を妨げない位置に形成されており、前記検知端子保護壁の前端部は、前記検知端子よりも前方に突出して形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載のコネクタにおいて、前記一方のコネクタハウジングの前記フード部内には、こじり防止用リブが設けられており、前記こじり防止用リブは、前記他方のコネクタハウジングが正規の嵌合姿勢に対して斜め姿勢をとって前記フード部内に挿入され、前記フード部の開口縁と前記他方のコネクタハウジングとが当接した状態で前記他方のコネクタハウジングが回動した場合でも、前記こじり防止用リブが前記他方のコネクタハウジングに突き当たることにより、前記他方のコネクタハウジングが前記フード部の奥方に進入して前記検知端子と干渉することを防止するように配置されていることを特徴する。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかに記載のコネクタにおいて、前記位置決め手段の前端部には、前記検知端子を誘い込むための誘い込み面が形成されていることを特徴とする。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、検知端子は、上下方向への変位が許容されるようになっているので、正規の高さ位置に設定された位置決め手段により上下方向に変位し、予め設定された正規の高さ位置に位置決めされる。検知端子の位置決め手段は他方のコネクタハウジングにのみ配されているので、他方のコネクタハウジングに対してのみ寸法検査を行えばよい。この結果、検査工程を簡略化することができる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、検知端子は、第1又は第2の検知端子規制部により上下方向の変位を規制されて検知端子挿入空間内に収容されるので、検知端子の位置決めを確実に行うことができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、一方のコネクタハウジングの前方から異物がフード部内に進入した場合、異物は検知端子と接触する前に、検知端子保護壁と前方から当接し、それ以上フード部の奥方へ進入することが規制される。その結果、異物が検知端子と干渉して検知端子が変形することが防止される。
<請求項4の発明>
一方のコネクタハウジングのフード部内に他方のコネクタハウジングを嵌入させる場合に、他方のコネクタハウジングが正規の嵌合姿勢に対して斜め姿勢をとっていると、他方のコネクタハウジングが、フード部の開口縁と前方から当接した状態になる。この状態で、他方のコネクタハウジングが回動した場合でも、フード部内に設けられたこじり防止用リブが他方のコネクタハウジングと突き当たって、他方のコネクタハウジングがフード部の奥方に進入することが防止される。これにより、他方のコネクタハウジングが検知端子と干渉して、検知端子が変形することが防止される。
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、位置決め手段の前端部には、検知端子を誘い込むための誘い込み面が形成されているので、両コネクタハウジングを嵌合させるときに、検知端子が誘い込み面により正規の高さ位置にスムーズに誘導される。
<実施形態>
本発明の一実施形態を図1ないし図10によって説明する。
図1には、本実施形態のコネクタ10を構成するエアバッグ用コネクタにおける雄雌両コネクタハウジング11,30を嵌合させる前の側断面図を示した。図1の右側には雄側コネクタハウジング11(一方のコネクタハウジングに相当する)が示され、左側には雌側コネクタハウジング30(他方のコネクタハウジングに相当する)が示されている。なお、以下の説明においては、両コネクタハウジング11,30が嵌合する方向をそれぞれ前方向とする。また、上下方向については、図1を基準とする。
まず、図1ないし図4を参照しつつ、雄側コネクタハウジング11について説明する。雄側コネクタハウジング11は合成樹脂製であり、前部には、雌側コネクタハウジング30を収容可能なフード部12が前側に向かって開口した状態で設けられている。フード部12の外面には、前後方向の中央付近に、全周に沿って張り出し片13が張り出し形成されている。フード部12の内部には、タブ片状に形成された複数本の雄側端子金具14が、フード部12の奥壁に装着されている。各雄側端子金具14の一端側は雄側コネクタハウジング11の背面から突出して下方へ曲げられており、その先端側は回路基板15に接続されている。また、各雄側端子金具14の他端側は、フード部12内に突き出されている。フード部12の上壁の内側壁には、その前端縁で、且つ横幅方向の中央付近に、後述するロックアーム43と係合するロック突起16が、下方に突設されている。
次に、図1及び図5を参照しつつ、雌側コネクタハウジング30について説明する。雌側コネクタハウジング30には雌側端子金具31が収容され、これら雌側端子金具31はリテーナ32で抜け止め状態に二重係止されるようになっている。
雌側端子金具31は、金属板をプレス加工することにより形成されている。雌側端子金具31の前端側には、相手の雄側端子金具14と接触可能な角筒状の接続部33が設けられている。後端側には、電線Wの端末が固定されるバレル部34が設けられている。バレル部34には電線Wがかしめ付けられている。接続部33の底面には、後述するランス41が係止する係止突起35が突出されている。
雌側コネクタハウジング30は合成樹脂により形成されている。雌側コネクタハウジング30は、略直方体状に形成された雌側ハウジング本体36と、雌側ハウジング本体36の上壁のうち横幅方向の中央付近から、上方に突出して形成された短絡端子収容部37とからなる。
雌側ハウジング本体36には、雌側端子金具31を収容可能な複数個のキャビティ38が形成されている。各キャビティ38は本体の前後方向に開放されている。このうち後ろ側は端子装着口39として大きく開口される一方、前側は端子挿入口40として小さく開口されている。端子挿入口40の表面側の孔縁部には、雄側端子金具14を誘い込むためのテーパ状の斜面が形成されている。各キャビティ38の底面には、ランス41が一体的に形成されている。このランス41は前方に片持ち状に延出して形成され、雌側端子金具31の係止突起35に係止可能に形成されている。雌側ハウジング本体36の下面における前後方向の中央には、各キャビティ38に連通するリテーナ装着口42が開口しており、このリテーナ装着口42にはリテーナ32が組み付けられている。
リテーナ32は、雌側ハウジング本体36に対して、仮係止位置及び本係止位置に保持されることが可能となっている。リテーナ32が仮係止位置に保持されている場合には、雌側端子金具31はキャビティ38内に端子装着口39から挿抜可能となっている。一方、リテーナ32が本係止位置に保持されている場合には、雌側端子金具31は、リテーナ32及びランス41により、各キャビティ38の内部に二重に抜け止めされる。
なお、キャビティ38のうち、図5における左右両端最上段の2つは、内部に図示しない短絡片を収容するための短絡片収容室(図示せず)であり、各短絡片は、下方にある隣接した2つのキャビティ38内の雌側端子金具31を短絡するようになっている。
短絡端子収容部37は、前述した両短絡片収容室の間に挟まれるように配され、かつ、雌側ハウジング本体36の前後方向に沿ってほぼ全長に亘って延びている。短絡端子収容部37の上端部にはロックアーム43が設けられている。ロックアーム43の左右両側には、ロックアーム43を保護するための、一対のリブ片44,44が短絡端子収容部37から上方に突設されている。
ロックアーム43は、前端側が短絡端子収容部37の前壁49に接続されて、この接続部分が支点部45とされる一方、後端側が自由端とされた片持ち状に形成されている。ロックアーム43は上下方向に撓み変形可能とされており、上面側に突設されるロック突部46がロック突起16と係合することにより、両コネクタハウジング11,30が抜け止め状態とされる。ロック突部46は、後述する検知端子保護壁18が干渉しないように、左右2つに分かれて形成されている。また、ロックアーム43の後端上面は押圧操作部47とされている。両コネクタハウジング11,30の嵌合状態を解除する際には、押圧操作部47を押圧操作することでロックアーム43を撓み変形させ、ロック突部46とロック突起16とのロックと解除することができる。
前壁49には、雄雌両コネクタハウジング11,30において後述する雌側コネクタハウジング30の検知端子保護壁18を挿通させるための窓50が開口している。この窓50はロックアーム43の支点部45と対応し、さらにロックアーム43の長さ方向中央部に至るまで切欠かれた収容溝48に連続している。
短絡端子収容部37には、ロックアーム43の下方に短絡端子51が装着される。この短絡端子51は、雄雌両コネクタハウジング11,30の正規嵌合の有無を検知するためのものであり、金属板材を折り曲げて形成されており、両コネクタハウジング11,30が正規に嵌合したときに、後述する一対の検知端子17,17と接触可能とされている。このため、短絡端子51は、詳しくは図示しないが、左右一対の弾性接触片52を有しており、上下方向に撓み可能であり、途中には、検知端子17に接触可能な接触突部54(接点部に相当する)が突設されている。短絡端子51の先端縁は、板材が折り曲げられて二枚分の厚さを備えた押し込み部55とされており、ここが短絡端子装着室50に設けられた受け部56に押し込まれることにより、短絡端子51が固定される。さらに、弾性接触片の後部は、その側断面が略三角形状とされており、その最上端部分は押圧部53とされている。
この押圧部53は、雌側コネクタハウジング30単体時では、その上端がロックアーム43の直下において、僅かなクリアランスを保有して臨んでいる。そして、雄雌両コネクタハウジング11,30の嵌合途中では、ロックアーム43に設けられたロック突部46と、雄側コネクタハウジング11のロック突起16とが当たり合い、ロックアーム43が下方に撓み変形する(図7参照)。このとき、ロックアーム43の下方に配置された短絡端子17は、押圧部53が下方に押圧されることにより、弾性接触片52が撓み変形する。このとき、接触突部54は検知端子17よりも下方に位置するため、検知端子17との接触が回避された状態となる。このため、短絡回路(図示せず)が形成されておらず、両コネクタハウジング11,30が正規の嵌合状態にあるとは認識されない。
さらに両コネクタハウジング11,30の嵌合が進むと、ロック突部46がロック突起16を乗り越えて両者の当接が解除され、ロックアーム43が復帰変形する。すると、押圧部53への押圧力がなくなるため、弾性接触片52が復帰変形し、接触突部54と検知端子17とが接触できるようになる(図8参照)。こうして、検知端子17と短絡端子51との接触により、検知端子17と接続された検知回路(図示せず)の導通が確保されて、両コネクタハウジング11,30が正規嵌合状態に至ったものと判断される。
雌側ハウジング本体36の上壁の左右両側端縁には、1対の案内リブ57、57が形成されている。図5において左方に位置する案内リブ57の横幅は、右方に位置する案内リブ57よりも広く形成されている。案内リブ57は、後述する、雄側コネクタハウジング11の案内溝20に沿うように進入することで、両コネクタハウジング11,30の押し込み方向を案内するようになっている。
さて、雄側コネクタハウジング11のフード部12内には、各雄側端子金具14よりも上方で、フード部12の幅方向の中央付近に、タブ片状に形成された左右一対の検知端子17,17が、フード部12の奥壁に装着されている。各検知端子17,17の一端側は、雄側端子金具14と同様に、雄側コネクタハウジング11の背面から突出して下方へ曲げられており、その先端側は回路基板15に接続されている。検知端子17は図示しない検知回路に接続されており、検知端子17が短絡することにより検知回路は両コネクタハウジング11,30が正規に嵌合したことを検知可能となっている。また、各検知端子17,17の他端側は、フード部12内に突き出されている。各検知端子17,17のフード部12内への突出長さは、各雄側端子金具14の突出長さよりも長くなっており、上下方向への適度な撓みが許容されている。
左右の検知端子同士17,17の間には、検知端子保護部18が形成されている。検知端子保護壁18は、フード部12の上壁の内側壁から垂下して形成されており、その下端は、検知端子17よりもやや下方の高さ位置に形成されている。検知端子保護壁18の横幅は、下端部分(検知端子と略同じ高さ位置)がやや幅広に形成されており、窓50を介してロックアーム43の収容溝48に入り込むことができるような寸法に形成されている。
検知端子保護壁18の上部は、ロック突起16と連続している。ロック突起16よりも下方で、検知端子17よりも上方の領域では、検知端子保護壁18の前端は、フード部12の前端縁からやや後方に引っ込んだ状態になっている。検知端子17と略同じ高さ位置においては、検知端子保護壁18の前端は、検知端子17の前端よりも前方に突出した状態に形成されている。
フード部12の上壁の内壁面には、左右1対のこじり防止用リブ19が、図2において、フード部12の左右両隅から下方に突出して設けられている。こじり防止用リブ19の前端は、フード部12の前端と面一に形成されて、前後方向に沿って延び、フード部12の奥壁に至っている。
図2において左方のこじり防止用リブ19の下端は、左端から略3分の2の部分が、右端から略3分の1の部分よりも上方に窪んだ状態になっている。これにより案内溝20が形成されている。そして、右端から略3分の1の部分は、検知端子保護壁18の下端と同じ高さに形成されている。
図2において右方のこじり防止用リブ19の下端は、右端から略3分の1の部分が、左端から略3分の2の部分よりも上方に窪んだ状態になっている。これにより案内溝20が形成されている。そして、左端から略3分の2の部分は、検知端子保護壁18の下端と同じ高さに形成されている。
上述した各案内溝20は、雌側ハウジング本体の各案内リブ57が入り込むことができる寸法に形成されている。
雌側コネクタハウジング30には、検知端子17を収容可能な検知端子挿入空間62が形成されている。この検知端子挿入空間62は、前方に開放しており、雌側コネクタハウジング30の前壁49のうち、窓50の下端の左右両側に、検知端子挿入口63として開口している。検知端子挿入口63と窓50とは左右方向に連通している。
検知端子挿入空間62の前部は、奥方から前方に向かうにしたがって上下方向に拡がるように形成されており、検知端子17を誘い込むための誘い込み部66となっている。
一方、検知端子挿入空間62の後部は、その高さが検知端子17の肉厚と等しくなっており、両コネクタハウジング11,30が嵌合して検知端子17が挿入されたときに検知端子17と短絡端子51とが予め設定された高さ位置で接触するような高さ位置に設定された、高さ規定部67となっている。
上記の検知端子挿入空間62の下壁は、検知端子17の下方への変位を規制する第1の検知端子規制部59(位置決め手段に相当する)となっている。他方、検知端子挿入空間62の上壁は、検知端子17の上方への変位を規制する第2の検知端子規制部61(位置決め手段に相当する)となっている。第1及び第2の検知端子規制部59,61の前部には、誘い込み面64が形成されており、この誘い込み面64により誘い込み部66が形成されている。また、第1及び第2の検知端子規制部59,61の後部には、高さ規定面65が形成されており、この高さ規定面65により高さ規定部67が形成されている。
第2の検知端子規制部61は、第1の検知端子規制部59よりも奥方に延びて形成されている。これにより、両コネクタハウジング11,30が嵌合したときに、第2の検知端子規制部61の高さ規定面65が、検知端子17と上方から当接すると共に、短絡端子51の接触突部54が、検知端子17と下方から当接することができるようになっている。
次に、図6ないし図10を参照しつつ、本実施形態の作用及び効果について説明する。まず図6ないし図8を参照しつつ、両コネクタハウジング11,30が嵌合するときの様子について説明する。
雄雌両コネクタハウジング11,30を互いに前面側を向けて対向させておき(図1を合わせて参照)、雌側コネクタハウジング30を雄側コネクタハウジング11のフード部12内側に挿入するようにして、嵌合操作を開始する。
雄雌両コネクタハウジング11,30の嵌合途中では、ロック突部46とロック突起16とが当たり合い、ロックアーム43が下方に撓み変形する(図7参照)。ロックアーム43の下方に配置された押圧部53は押圧されて、弾性接触片52が下方へ撓み変形する。すると、接触突部54が検知端子17よりも下方に位置する結果、検知端子17と短絡端子51との接触が回避された状態となる。
さらに両コネクタハウジング11,30の嵌合が進むと、ロック突部46がロック突起16を乗り越えて両者の当接が解除され、ロックアーム43が復帰変形する。すると、押圧部53への押圧力がなくなるため、弾性接触片52が復帰変形し、接触突部54と検知端子17とが接触できるようになる(図8参照)。こうして、検知端子17と短絡端子51との接触により、検知端子17と接続された検知回路(図示せず)の導通が確保されて、両コネクタハウジング11,30が正規嵌合状態に至ったものと判断される。
さて、第1及び第2の検知端子規制部59,61の前端部には、検知端子17を誘い込むための誘い込み面64が形成されているので、検知端子17が検知端子挿入口63に挿入される際、検知端子17が上下方向へ芯ずれするような状態になっていた場合でも(図6参照)、検知端子17は、検知端子挿入口63に形成された誘い込み面64によって上下方向に矯正されながら、図6の矢線方向から検知端子挿入空間62に誘導される。
両コネクタハウジング11,30が更に嵌合すると、検知端子17は、第1及び第2の検知端子規制部59,61の高さ規定面65により、上下方向から挟持された状態になる(図7、8参照)。これにより、検知端子17は正規高さ位置に保持される。このように、検知端子17は、第1及び第2の検知端子規制部59,61によって正規の高さ位置に位置決め可能となっている。第1及び第2の検知端子規制部59,61は雌側コネクタハウジング30に形成されているので、雌側コネクタハウジング30についてのみ寸法検査を行うことにより、検査を済ますことができるため、作業が簡易である。
次に、図9及び図10を参照しつつ、検知端子保護壁18及びこじり防止リブ19の作用について説明する。
本実施形態では、検知端子17,17同士の間に検知端子保護壁18が形成されており、検知端子保護壁18の前端部は検知端子17よりも前方に位置している。これにより、前方から大きな異物がフード部12内に進入した場合、異物は検知端子保護壁18に突き当たるため、異物が検知端子17と干渉して検知端子17が変形することが防止される。
また、図9に示すように、雌側コネクタハウジング30が雄側コネクタハウジング11に対して、上下方向の回転軸を中心にして例えば略45度ずれた状態で嵌合された場合、雌側コネクタハウジング30の外壁部は、フード部12の開口縁と前方から当接する。そして、両者が当接した状態で、雌側コネクタハウジング30が回動した場合でも、雌側コネクタハウジング30は前方から第1のこじり防止用リブ19に当接することにより、それ以上奥方へ進入することが防止される。本実施形態においては、雌側コネクタハウジング30は検知端子保護壁18にも当接しているため、フード部12の奥方に進入することが防止されている。これにより、雌側コネクタハウジング30が検知端子17と干渉して、検知端子17が変形することが防止される。
図10に示すように、雌側コネクタハウジング30が雄側コネクタハウジング11に対して、横幅方向の回転軸を中心として例えば略45度ずれた状態で嵌合された場合、雌側コネクタハウジング30はフード部12の開口縁と前方から当接する。そして、両者が当接した状態で、雌側コネクタハウジング30が回動した場合でも、雌側コネクタハウジング30は前方からこじり防止用リブ19に当接することにより、それ以上奥方へ進入することが防止される。これにより、雌側コネクタハウジング30が検知端子17と干渉して、検知端子17が変形することが防止される。
コネクタ同士のこじり防止を図るためには、こじり防止リブ19を設ける位置、及び下方への突出長さについて、適切に設計すればよい。
本実施形態の効果をまとめると、次のようである。
(1)検知端子17の位置決め手段(第1及び第2の検知端子規制部59,61)が雌側コネクタハウジング30にのみ配されているから、雌側コネクタハウジング30に対してのみ寸法検査を行えばよいので、検査工程を簡略化することができる。
(2)第1及び第2の検知端子規制部59,61の前端部には、検知端子を誘い込むための誘い込み面64が形成されているので、両コネクタハウジング11,30を嵌合させるときに、検知端子17が正規の高さ位置にスムーズに誘導される。
(3)フード部12内に検知端子保護壁18が形成されているので、異物が検知端子17と干渉して検知端子17が変形することが防止される。
(4)フード部12内にこじり防止用リブ19が設けられているので、雌側コネクタハウジング30が斜め姿勢でフード部12内に進入しても、検知端子17が変形することが防止される。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態においては、位置決め手段として、検知端子17が上下方向に変位するのを規制する第1及び第2の検知端子規制部59,61が設けられるものとしたが、これに限られず、位置決め手段としては、検知端子17の上方向の変位のみを規制するものを設ける構成としてもよいし、また、下方向の変位のみを規制するものを設ける構成としてもよい。
(2)本実施形態においては、フード部12内に検知端子保護壁18を設ける構成としたが、これに限られず、両コネクタハウジング11,30が嵌合される前には、フード部12の前面に、例えば検知端子保護用のキャップを被せる構成とすれば、検知端子保護壁18が設けられていなくてもよい(図11ないし図13参照)。
(3)本実施形態においては、フード部12内にこじり防止用リブ19を設ける構成としたが、これに限られず、作業者が、コネクタを直接目視できる状態で嵌合作業を行う場合には、フード部12内にこじり防止用リブ19を設けなくてもよい(図11ないし図13参照)。
(4)本実施形態においては、第1及び第2の検知端子規制部59,61の前端部に誘い込み面64が形成されるものとしたが、これに限られず、第1及び第2の検知端子規制部59,61に誘い込み面64が形成されない構成としてもよい。
(5)本実施形態においては、1対の検知端子17,17同士の間に検知端子保護壁18を設ける構成としたが、これに限られず、検知端子17の近傍であり、検知端子17の上下方向の変位を妨げないのであれば検知端子17の上方又は下方に検知端子保護壁を設けてもよい。また、検知端子17の横幅方向における外側に設けてもよい。さらに、検知端子17の周囲を囲むように設けてもよい。
(6)本実施形態においては、検知端子保護壁18はフード部12の上壁の内側壁から垂下して形成される構成としたが、これに限られず、フード部12の後ろ側の内側壁から前方に突設される構成としてもよい。
(7)本実施形態においては、フード部12内に左右1対のこじり防止用リブ19を設ける構成としたが、これに限られず、1個又は3個以上のこじり防止用リブ19を設ける構成としてもよい。
(8)本実施形態においては、こじり防止用リブ19はフード部12の前面と面一に形成されるものとしたが、これに限られず、雌側コネクタハウジング30が検知端子17と干渉しない位置で、雌側コネクタハウジング30とこじり防止用リブ19とが当接する構成であれば、フード部12内に引っ込んだ形状であってもよい。
本発明の一実施形態に係る雄雌両コネクタハウジングの嵌合前の側断面図 雄側コネクタハウジングの正面図 雄側コネクタハウジングの側断面図 図2におけるA−A線断面図 雌側コネクタハウジングの正面図 検知端子が雌側コネクタハウジングの検知端子挿入口に挿入される状態にあるときの拡大側断面図 両コネクタハウジングが嵌合する途中の状態にあるときの側断面図 両コネクタハウジングが正規嵌合状態にあるときの側断面図 雌側コネクタハウジングが斜め姿勢をとってフード部内に進入した状態を示す一部切欠平面図 雌側コネクタハウジングが斜め姿勢をとってフード部内に進入した状態を示す側断面図 他の実施形態(2)、(3)に係る雄雌両コネクタハウジングの嵌合前の側断面図 他の実施形態(2)、(3)に係る雌側コネクタハウジングの正面図 他の実施形態(2)、(3)に係る雄側コネクタハウジングの正面図 従来例の側断面図
符号の説明
10…コネクタ
11…雄側コネクタハウジング
12…フード部
17…検知端子
18…検知端子保護壁
19…こじり防止用リブ
30…雌側コネクタハウジング
43…ロックアーム
51…短絡端子
54…接触突部
59…第1の検知端子規制部
61…第2の検知端子規制部
62…検知端子挿入空間
63…検知端子挿入口
64…誘い込み面

Claims (5)

  1. 互いに嵌合可能な雄雌コネクタハウジングの一方にはフード部が設けられており、前記フード部内には、一対の検知端子が突設されており、他方のコネクタハウジングには、両コネクタハウジングが正規に嵌合したときに前記検知端子と接触して前記検知端子同士を短絡させる短絡端子が設けられてなるコネクタであって、
    前記検知端子は上下方向の変位が許容されるように設けられており、
    前記他方のコネクタハウジングには、正規の高さ位置に設定されると共に、前記検知端子を正規の高さ位置に保持するための位置決め手段が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記位置決め手段は、前記検知端子が上下方向に変位するのを規制する第1及び第2の検知端子規制部からなり、
    前記第1の検知端子規制部と前記第2の検知端子規制部との間には、前記検知端子が挿入される検知端子挿入空間が形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記一方のコネクタハウジングの前記フード部内には、前記検知端子の近傍に検知端子保護壁が設けられており、
    前記検知端子保護壁は、前記検知端子の上下方向の変位を妨げない位置に形成されており、
    前記検知端子保護壁の前端部は、前記検知端子よりも前方に突出して形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のコネクタ。
  4. 前記一方のコネクタハウジングの前記フード部内には、こじり防止用リブが設けられており、
    前記こじり防止用リブは、前記他方のコネクタハウジングが正規の嵌合姿勢に対して斜め姿勢をとって前記フード部内に挿入され、前記フード部の開口縁と前記他方のコネクタハウジングとが当接した状態で前記他方のコネクタハウジングが回動した場合でも、前記こじり防止用リブが前記他方のコネクタハウジングに突き当たることにより、前記他方のコネクタハウジングが前記フード部の奥方に進入して前記検知端子と干渉することを防止するように配置されていることを特徴する請求項1ないし3のいずれかに記載のコネクタ。
  5. 前記位置決め手段の前端部には、前記検知端子を誘い込むための誘い込み面が形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のコネクタ。
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