JP4029775B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、内部に複数のキャビティが形成されたハウジング1と、このハウジング1を収容可能なフード部6を備えた相手側ハウジング5とからなるコネクタが知られている。また、コネクタには両ハウジング1、5が嵌合したときにその嵌合状態を保持するためのロック構造を設けておく必要であるが、これは一方側のハウジング1の上面2に弾性変位可能なロックアーム3を設ける一方、相手側ハウジング5のフード部6には収容凹部7が上方に膨出されており、そこにロックアーム3が収容される。そして、両ハウジング1、5が嵌合状態にあるときにはロックアーム3が収容凹部7の内壁に形成される受け部に係止するようになっている(例えば、特許文献1)。
この種のコネクタにおいて端子金具の極数の多いものでは、ハウジング1に形成される各キャビティを高さ方向に比べて幅方向により多く並べて配置することでコネクタ全体の低背化を図るようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−112355号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記構造によれば、ロックアーム収容凹部7が設けらた部分は他の平坦な部分と比べて凹み分だけ開口高さが高くなっている。そのため、両コネクタの嵌合作業が目視が困難な作業環境で行われる場合に作業者がハウジング1をフード部6に対して斜め姿勢で組み付けると、その端部2Aがロックアーム収容凹部7に直接嵌まり込んでしまう場合がある。また、ハウジング1の端部2Aがロックアーム収容凹部7に直接嵌まり込まない場合であっても、例えばフード部6の開口縁の端に当接し、その後ハウジング1がフード部6の開口縁に沿って移動ゆきハウジング1の端部2Aがロックアーム収容凹部7に至ると、そこでロックアーム収容凹部7に落ち込む。
【0005】
このように、両ハウジングが正規姿勢で組付されなかった場合には、ハウジング1は一部ではあるがロックアーム収容凹部7に嵌まり込み易い。また、フード部6は横長な形状をなすことからその底壁6B等が撓み易くなっている。そのため作業者が、ロックアーム収容凹部7に端部が嵌まり込んだ状態のままハウジング1を押し込むとハウジング1がこじた状態のまま差し込まれてゆき、結果、フード部6に無理な力が加わったりする虞がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、フード部6に設けられた膨出部分に対するハウジングの嵌まり込みを防止する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、略箱形に形成されたハウジングと、このハウジングを嵌合可能であり、かつ奥壁からタブを突出させたフード部が形成された相手方ハウジングを備えてなるとともに、前記ハウジングの側面には前記フード部に対して弾性係止可能なロックアームが突出して形成される一方、前記フード部における前記ロックアームに対する対向面には前記ロックアームを収容可能なロックアーム収容凹部が外方に膨出して形成されたコネクタであって、前記ハウジングにおける前記ロックアームが設けられた一側面には、前記ハウジングが前記フード部のロックアーム収容凹部にその端部が嵌まり込むような誤った斜め姿勢で組み付けられた時には、前記フード部の開口縁に当接可能な規制部が突出形成されるとともに、前記規制部は前記両ハウジングの嵌合方向に沿って形成され、かつストッパ面とされた前端が前記ハウジング前縁に整合するとともに、前記ハウジングの側面のうち前記両ハウジングの嵌合方向に沿い、かつ前記ロックアーム収容凹部に嵌まり込む側の側面から前記規制部までの距離を規制部側面間距離と定義したときに、前記ハウジングの前記一側面において、前記規制部は、前記規制部側面間距離が前記ロックアーム収容凹部の溝幅と同じか、或いは広くなるような位置に設けられており、更に、前記フード部の開口縁からタブ先端までの距離が、前記規制部側面間距離より長く設定したところに特徴を有する。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記フード部には前記規制壁を挿入可能な案内溝が前記嵌合方向に沿って設けられた構成であるところに特徴を有する。
【0009】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、ハウジングが相手側ハウジングの膨出部にその端部が嵌まり込むような誤った斜め姿勢で組み付けられた場合であっても、その組み付け動作の初期段階において、規制部がフード部の開口縁に当接しそれ以上の組み付け動作を規制することが出来る。
【0010】
また、請求項1の発明によれば、ハウジングが相手側ハウジングの膨出部にその端部が嵌まり込むような誤った斜め姿勢で組み付けられた場合に、規制部は幅方向に関してロックアーム収容凹部の外方に位置するから、規制壁を開口縁に対してしっかりと当てることができる。従って、組付け規制に対する信頼性が高まる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、両ハウジングが正規に組み付けられた場合には、規制部は案内溝内に差し込まれるから、規制部及び案内溝の嵌合作用によりハウジングがフード部内に案内される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図1ないし図8を参照して説明する。
本実施形態のコネクタは互いに嵌合可能な雄ハウジング(本発明の相手側ハウジングに相当する)20と雌ハウジング(本発明のハウジングに相当する)40とからなり両ハウジング20、40を嵌合させると雌ハウジング40に形成されたロックアーム45が雄ハウジング20に形成されたロック受け部27に係止して両ハウジング20、40が嵌合状態に保持される。尚、以下の説明において両ハウジング20、40の嵌合される面側を前側とする。
【0012】
雄ハウジング20は合成樹脂製であって、その前面には横長角筒状をなすとともに、前方から雌ハウジング40を嵌合可能とされたフード部21が形成されている。フード部21の奥端面22には、複数の端子取付孔(図示せず)が前後に貫通して形成されている。各端子取付孔は横方向に所定ピッチで並んで上下2段設けられるとともに、そこには、タブ35をフード部21に突出させた状態で雄端子金具が取り付けられている。このタブ35はフード部21に嵌合される雌ハウジング40の備える雌端子金具(図示せず)に電気的に接続されるようになっている。尚、図示していないが、雄ハウジング20は電気機器のケーシングに対して直接取り付けられるようになっている。
【0013】
フード部21の天井壁24の中央部分には、上方に膨出されるロックアーム収容凹部(本発明の膨出部に相当する)26が形成されている。このロックアーム収容凹部26はフード部21の全長に亘って形成されるとともに、その内面がフード部21の内部空間に連続するような断面コの字状をなし、次述する雌ハウジング40のロックアーム45を収容可能としている。
【0014】
雌ハウジング40は合成樹脂製であって、全体としては横長な略箱形に形成されるとともに、内部には雄ハウジング20の雄端子金具に対応してキャビティ41が上下2段、幅方向に複数室ずつ整列して配設されている。各キャビティ41は前後方向に沿って貫通しており、そこには、図示しない端子金具を後方より挿通して内部に収容するようにしてある。
【0015】
雌ハウジング40の上面42における幅方向の中央部分には両ハウジング20,40を嵌合状態にロックするためのロックアーム45が形成されている。ロックアーム45は平板状をなすとともに上面42の前端より両ハウジング20、40の嵌合方向に沿って延設され、上面42との間に撓み空間46を保有する片持ち状をなす(前端が基端、後端が自由端)。ロックアーム45の幅寸法はロックアーム収容凹部26の幅寸法より若干狭くなっている。
【0016】
ロックアーム45の上面側であって長さ方向の中央部にはロック突部47が突出形成されるとともに、ロック突部47の側方、すなわちロックアーム45の左右両縁部には一対のリブ48が後方に向って延設されている。このうちロック突部47及びリブ48双方とも嵌合方向の前面側が傾斜面47A、48Aとされている。また、ロック突部47の後端側は切り立つ係止面とされている。
一方、詳細には図示していないが、フード部21のロックアーム収容凹部26におけるロックアーム45と対向する内壁の中央部分には、ロック受け部27が形成されている。そのため、両ハウジングを嵌合させると、ロックアーム45はロックアーム収容凹部26内に差し込まれてゆき、ロック受け部27を通過することに伴って下方へ撓み変位し通過後に復帰する。これにより、ロック突部47の係止面の後方に雄ハウジング20のロック受け部27が対面して位置することでフード部21に対し雌ハウジング40の抜止が図られる。
【0017】
ロックアーム45の後端側は他の部分よりも若干幅広に形成されており、そこは、ロック解除のための操作部49となっている。すなわち、この操作部49は両ハウジング20、40が嵌合されてもフード部21の外側に位置している。そのため両ハウジング20、40が嵌合状態にあるときに、操作部49による押圧操作が可能であり、これによって、ロックアーム45を撓み空間46内に弾性変位させることでロック受け部27とロック突部47のロックを解除するようになっている。
【0018】
雌ハウジング40の上面42の後端における左右両側にはフランジ片51が起立形成されるとともに、これら両フランジ片51同士がロックアーム45の操作部49の前方をアーチ状をなして取り囲む保護壁52によって繋がれている。このようにロックアーム45の後端部分を保護壁52によって覆う構成とすることで、ロックアーム45を保護するとともに両ハウジング20、40がロック状態にあるときにロックアーム45が偶発的に押されてロックが解除しないようにしてある。
【0019】
また、フード部21の開口縁21Aのうち天井壁24側の中央部分は一定の奥行き寸法を持って嵌合方向の後方に切り欠かれており段部31が形成されている。この段部31の幅寸法は雌ハウジング40の両保護壁52の外壁間の幅寸法より広くなっており、両ハウジング20、40が嵌合した時に、保護壁52の前面がフード部21の開口縁21Aに干渉しないようにしてある。また、この段部31のコーナ部分(ロックアーム収容凹部26の外方に位置する部分)31Aは次述する規制壁55に対する当接面とされている。
【0020】
ところで、フード部21の天井壁24には前述したようにロックアーム45を収容するためのロックアーム収容凹部26が設けられているが、雌ハウジング40には、このロックアーム収容凹部26に雌ハウジング40の端部42Aが斜めに入り込むような誤った姿勢(以下、斜め姿勢とする)で行われる組付け動作を規制するための規制壁(本発明の規制部に相当する)55が設けられている。
【0021】
規制壁55は雌ハウジング40の上面42においてロックアーム45の左右両側に一対設けられている。各規制壁55は両ハウジング20、40の嵌合方向に沿って平行に形成されておりその前端は雌ハウジング40の前縁と整合するとともに、後端はフランジ片51に達している。これら規制壁55の前端面は、共に切り立って形成されておりストッパ面55Aとされている。図5、図6に示すように雌ハウジング40が斜め姿勢で組み付けられた時には、このストッパ面55Aが雄ハウジング20のフード部21の開口縁21Aに対して面当たりして当該組付け動作を規制する。
【0022】
より具体的に説明すると、上記した斜め姿勢において規制壁55がフード部21の開口縁21Aに干渉するには、原則的には幅方向において規制壁55がロックアーム収容凹部26の外方(同図における左側)に位置する設定としておけばよく、これを実現するには雌ハウジング40の側面(横面)44から規制壁55までの幅寸法(図6に示すA寸法)がロックアーム収容凹部26の幅寸法(図6に示すB寸法)と同じか或いはそれより広い寸法設定であることが必要である。尚、本実施形態ではA寸法とB寸法はほぼ同寸法としてあり、規制壁55のストッパ面55Aはフード部21の開口縁21Aのうち段部31のコーナー部31Aに当接するようにしてある。
尚、横面44が本発明の前記両ハウジングの嵌合方向に沿い、かつ前記膨出部に嵌まり込む側の側面に相当する。
【0023】
一方、規制壁55をロックアーム収容凹部26の内側に位置する設定(A寸法をB寸法より小さくする)とすることも可能ではあるが、そうすると、規制壁55をロックアーム収容凹部26の開口縁、すなわち底壁23からの開口高さが高い部分に当接させる必要がある。従って、規制壁55の高さ寸法を高く設定せざるをえずコネクタ低背化の妨げとなってしまう。
【0024】
また、図6においても明らかなように、規制壁55をロックアーム45が設けられた上面42に設けず、その反対側の側面(下面)43に設けた場合であっても、組み付け動作の規制を行うことは可能であるが、あえて、規制壁55を上面42に設ける構成としている。というのも上記した低背化の問題に加えて、側面43に規制壁55を設けた場合には規制壁55は底壁23の開口縁21Aと当接することとなるが、フード部21の底壁23は平板状をなすため撓み易い。そのため、規制壁55と開口縁21Aの干渉量が少ない場合に無理に雌ハウジング40が押し込まれると、底壁23が撓んで規制壁55、ひいては雌ハウジング40がフード部21に差し込まれてしまうことが予想され、組み付け規制に対する信頼性が低い。一方、上面42に規制壁55を設けた場合には規制壁55は天井壁24の開口縁21Aと当接することとなるが、天井壁24は凹凸が設けられており底壁23に比べて撓み難く、組み付け規制に対する信頼性が高い。
【0025】
一方、雄ハウジング20のフード部21の天井壁24には各規制壁55と対面する位置にそれぞれ案内溝30が形成されている。この案内溝30は両ハウジング20、40の嵌合方向に沿って形成されるとともに前方に開放しており、両ハウジング20、40が正規に組み付けられた時には、溝内に規制壁55が収容されるようになっている。また、この案内溝30の高さ寸法はロックアーム収容凹部26の高さ寸法とほぼ同じ高さ寸法とされており、コネクタの低背化が図られるようにしてある。
【0026】
続いて、本実施形態の作用効果について具体的に説明する。
両ハウジング20、40を嵌合させる場合には、まず、雌ハウジング40を雄ハウジング20のフード部21に対して正対させる。この状態では、雌ハウジング40の規制壁55及びロックアーム45がそれぞれフード部21の案内溝30及びロックアーム収容凹部26にそれぞれ対面して位置する。そのため、雌ハウジング40をフード部21に宛って内部に押し込んでゆくと、規制壁55と案内溝30の嵌合作用によって案内され雌ハウジング40はフード部21内に差し込まれてゆく。
【0027】
やがて、ロックアーム45のロック突部47が雄ハウジング20のロック受け部27に当接する。この状態から更に、雌ハウジング40を押し込むと、ロックアーム45はロック受け部27を通過する過程で下方に押圧され撓み空間46内に弾性変位する。その後、ロックアーム45のロック突部47がフード部21のロック受け部27を通過してロック受け部27の後方に至ると、ロックアーム45が弾性復帰する。これにてロックアーム45のロック突部47がロック受け部27に係止して両ハウジング20、40が嵌合状態に保持される。
【0028】
一方、コネクタの組付け作業が目視が困難な作業環境で行われる場合に、作業者が両ハウジング20、40を正対させず組付け作業(図4参照)を行うと、雌ハウジング40の端部42Aがロックアーム収容凹部26に嵌まり込むような斜め姿勢となりやすい。この斜め姿勢のまま雌ハウジング40をフード部21に対して押し込むと、図5に示すように、雌ハウジング40は押し込まれた端部42Aがロックアーム収容凹部26の左側の内壁26Aに干渉しつつ内部へと押し込まれてゆくが、やがて、規制壁55のストッパ面55Aがフード部21の開口縁21A、すなわち段部31のコーナー部31Aに面当たりする。これにより、それ以上の差し込み動作が規制されるため、作業者は雌ハウジング40が誤った挿入姿勢にあることを知ることができる。
【0029】
仮に、この状態から更に作業者が雌ハウジング40をフード部21に対して押し込んでしまった場合には、フード部21の底壁23が撓んで、雌ハウジング40は更にフード部21内へと差し込まれてしまうこともあるが、この場合であっても、図7に示すように、雌ハウジング40の規制壁55は段部31のコーナー部31Aに当接した状態にあるため、雌ハウジング40は規制壁55とコーナー部31Aの当接点R付近を回転軸として回動することとなる。従って、段部31から雄端子金具のタブ35の先端までの距離(図7におけるC寸法)を雌ハウジング40の側面44から規制壁55までの幅寸法(図6におけるA寸法)より広くとっておけば、雄端子金具のタブ35と雌ハウジング40との干渉を回避することが出来る。
【0030】
加えて、上記したような誤った組み付け動作が、雌ハウジング40が上下逆転した状態で行われた場合であっても、規制壁55は底壁23側の開口縁21Aに当接するため、当該誤った組み付け動作が規制される。
また、両ハウジング20、40が正規に組み付けられた場合には、規制壁55は案内溝30内に差し込まれるから、雌ハウジング40は規制壁55及び案内溝30の嵌合作用によりフード部21内に案内される。
【0031】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0032】
(1)本実施形態によれば、規制壁55は雌ハウジング40のほぼ全長に亘って形成したが、斜め嵌合姿勢での組付け規制を行うことができるものであればよく、例えば前端、或いはその近傍に設けておけばよい。
【0033】
(2)本実施形態によれば、規制壁55は雌ハウジング40の上面42に形成したが雌ハウジング40の外面であれば、例えば横面44であってもよい。
【0034】
(3)本実施形態によれば、規制壁55のストッパ面55Aを段部31のコーナー部31Aに当接させる構成としたが、規制壁55がフード部21の開口縁21Aに当接可能な構成であればよく、当接部位はコーナー部31Aに限定されない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る両ハウジング20、40の斜視図
【図2】雄ハウジングの正面図
【図3】雌ハウジングの正面図
【図4】両ハウジングの組み付け前の状態を表す平面図
【図5】雌ハウジングがフード部に対して誤って組まれた状態を示す平面図
【図6】規制壁が開口縁に当接した状態を表す断面図
【図7】更に、雌ハウジングがフード部内に押し込まれた状態を表す平面図
【図8】両ハウジングの正規組み付け状態を表す正面図
【図9】従来例の斜視図
【符号の説明】
20…雄ハウジング(相手側ハウジング)
21…フード部
21A…開口縁
26…ロックアーム収容凹部(膨出部)
40…雌ハウジング(ハウジング)
45…ロックアーム
55…規制壁(規制部)
Claims (2)
- 略箱形に形成されたハウジングと、このハウジングを嵌合可能であり、かつ奥壁からタブを突出させたフード部が形成された相手方ハウジングを備えてなるとともに、
前記ハウジングの側面には前記フード部に対して弾性係止可能なロックアームが突出して形成される一方、前記フード部における前記ロックアームに対する対向面には前記ロックアームを収容可能なロックアーム収容凹部が外方に膨出して形成されたコネクタであって、
前記ハウジングにおける前記ロックアームが設けられた一側面には、前記ハウジングが前記フード部のロックアーム収容凹部にその端部が嵌まり込むような誤った斜め姿勢で組み付けられた時には、前記フード部の開口縁に当接可能な規制部が突出形成されるとともに、
前記規制部は前記両ハウジングの嵌合方向に沿って形成され、かつストッパ面とされた前端が前記ハウジング前縁に整合するとともに、
前記ハウジングの側面のうち前記両ハウジングの嵌合方向に沿い、かつ前記ロックアーム収容凹部に嵌まり込む側の側面から前記規制部までの距離を規制部側面間距離と定義したときに、
前記ハウジングの前記一側面において、前記規制部は、前記規制部側面間距離が前記ロックアーム収容凹部の溝幅と同じか、或いは広くなるような位置に設けられており、
更に、前記フード部の開口縁からタブ先端までの距離が、前記規制部側面間距離より長く設定してあることを特徴とするコネクタ。 - 前記フード部には前記規制壁を挿入可能な案内溝が前記嵌合方向に沿って設けられた構成であることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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