JP2012104164A - 半導体装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部電圧生成回路を活性化させる際又は非活性化させる際における内部電圧の急激な変動を防止する。
【解決手段】外部電圧VDDから生成した内部電圧VPPを内部電源配線110aに供給する内部電圧生成回路110と、内部電圧生成回路110の動作を制御する制御回路300と、前記第1の電圧のレベルを検出する電圧検出回路330とを備える。例えば、制御回路300は、内部電圧生成回路110を活性化させる場合、内部電圧VPPの供給能力を第1の速度で段階的に上昇させ、内部電圧生成回路110を非活性化させる場合、内部電圧VPPの供給能力を第1との速度と異なる第2の速度で段階的に下降させる。これにより、内部電圧生成回路110を活性化/非活性化させる際の内部電圧VPPの大幅な変動をそれぞれ最適に防止することが可能となる。
【選択図】図3

Description

本発明は半導体装置及びその制御方法に関し、特に、内部電圧生成回路を含む半導体装置及びその制御方法に関する。
DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体装置には、外部から供給される外部電圧とは異なる内部電圧に基づいて動作する回路が含まれていることがある。このような半導体装置においては、外部電圧に基づいて内部電圧を生成する内部電圧生成回路が設けられる(特許文献1〜4参照)。
特許文献1,2に記載された内部電圧生成回路は、並列接続された複数のステージを並列動作させることによって内部電圧を生成している。また、特許文献3に記載された記載された内部電圧生成回路は、並列接続された複数のステージを選択的に動作させることによって内部電圧を生成している。特許文献4に記載された記載された内部電圧生成回路は、並列接続された複数のステージ間において動作の開始タイミングをずらすことにより、急激な電流変化を抑制している。
特開2008−112507号公報 特開2000−306380号公報 特開平2−156498号公報 特開2004−147458号公報
特許文献1,2に記載された内部電圧生成回路は、位相の異なる複数のオシレータ信号を用い、これらオシレータ信号をそれぞれ複数のステージに供給することによって内部電圧の生成を行っている。このため、各ステージの動作開始タイミング及び動作停止タイミングは位相差分だけずれることになるが、動作開始又は動作停止の基準となるタイミングはあくまで共通であることから、内部電圧生成回路を活性化させる際又は非活性化させる際に内部電圧の変動が急峻となり、内部電圧の安定性が損なわれるおそれがある。これに対し、特許文献4に記載された内部電圧生成回路では、エッジカウンタを用いることによって動作開始の基準となるタイミングをずらしているが、動作終了の基準となるタイミングについては対策がされておらず、このため、内部電圧生成回路を非活性化させる際に内部電圧の変動が急峻となるおそれがある。
上記の問題は、使用可能な外部電圧の幅が広いワイドレンジ型の半導体装置において特に顕著となる。その理由は次の通りである。つまり、ワイドレンジ型の半導体装置では、実際に使用される外部電圧のレベルが使用可能な外部電圧の下限であるケースを想定して内部電圧生成回路を設計せざるを得ない。すなわち、内部電圧生成回路の電圧供給能力をあらかじめ高めに設計する必要がある。このため、実際に使用される外部電圧のレベルが使用可能な外部電圧の下限ではなく、例えば、上限の電圧である場合には、内部電圧生成回路の電圧供給能力が過剰となり、その結果、内部電圧生成回路の活性化及び非活性化に伴う内部電圧の変動が大きくなってしまう。このような問題は、特許文献1〜4に記載された内部電圧生成回路では解決困難である。
本発明の一側面による半導体装置は、所定の周期のオシレータ信号を出力するオシレータと、第1の電圧から生成した第2の電圧を、第1のノードに出力する内部電圧生成回路と、前記第2の電圧を第1の基準電圧と比較し、比較結果を第1の制御信号として出力する第1の電圧検出回路と、複数の第2の制御信号を生成し、前記内部電圧生成回路に供給する制御回路と、を備え、前記内部電圧生成回路は、それぞれの出力ノードが前記第1のノードに接続し、それぞれ共通に供給される前記オシレータ信号及びそれぞれ対応する前記複数の第2の制御信号によって、互いに独立して前記第1の電圧から前記第2の電圧を生成する複数のステージを含み、前記制御回路は、前記第1の制御信号の第1の遷移を基準とした前記オシレータ信号の複数のエッジポイントの中から互いに異なる複数の第1のエッジポイントを選択し、それら複数の第1のエッジポイントを基準として前記複数の第2の制御信号を遷移させ、よって前記複数のステージはそれぞれ異なるタイミングで活性化し、更に、前記第1の制御信号の第2の遷移を基準とした前記オシレータ信号の複数のエッジポイントの中から互いに異なる複数の第2のエッジポイントを選択し、それら複数の第2のエッジポイントを基準として前記複数の第2の制御信号を遷移させ、よって前記複数のステージはそれぞれ異なるタイミングで非活性化し、前記第1の遷移を基準とした前記複数の第1のエッジポイントと、前記第2の遷移を基準とした前記複数の第2のエッジポイントとは、互いに異なる、ことを特徴とする。
本発明の他の側面による半導体装置は、第1の電圧から生成した第2の電圧を内部電源配線に供給する内部電圧生成回路と、前記内部電圧生成回路の動作を制御する制御回路と、前記第1の電圧のレベルを検出する第1の電圧検出回路と、を備え、前記内部電圧生成回路は、前記第1の電圧の変動によらず、所定の電位として前記第2の電圧を生成し、前記制御回路は、前記内部電圧生成回路を活性化させる場合、前記第2の電圧の供給能力を第1の速度で段階的に上昇させ、前記第1の電圧検出回路により検出された前記第1の電圧のレベルが前記第2の電圧に近いほど前記第1の速度を遅く調整し、更に、前記内部電圧生成回路を非活性化させる場合、前記第2の電圧の供給能力を第2の速度で段階的に低下させ、前記第1の電圧検出回路により検出された前記第1の電圧のレベルが前記第2の電圧に近いほど前記第2の速度を速く調整する、ことを特徴とする。
本発明による半導体装置の制御方法は、それぞれが、所定の周期のオシレータ信号を元に第1の電圧から生成した第2の電圧を互いに共通な一つの出力ノードに出力する複数のステージを有する内部電圧生成回路の制御方法であって、第1のステージを、第1の制御信号の第1の遷移を基準として、前記第1の遷移から第1の所定時間経過した前記オシレータ信号の第1のエッジに応答してポンピングを開始し、第2のステージを、前記第1の制御信号の第1の遷移を基準として、前記第1の遷移から第2の所定時間経過した前記オシレータ信号の第2のエッジに応答してポンピングを開始し、前記第1のステージを、前記第1の制御信号の第2の遷移を基準として、前記第2の遷移から第3の所定時間経過した前記オシレータ信号の第3のエッジに応答してポンピングを停止し、第2のステージを、前記第1の制御信号の前記第2の遷移を基準として、前記第2の遷移から第4の所定時間経過した前記オシレータ信号の第4のエッジに応答してポンピングを停止し、前記第1乃至第4の所定時間は、それぞれ異なる時間であることを特徴とする。
本発明によれば、内部電圧生成回路を活性化させる際又は非活性化させる際の内部電圧の大幅な変動を防止することが可能となる。
本発明の原理を説明するための模式図である。 本発明の好ましい実施形態による半導体装置10の構成を示すブロック図である。 電源回路100に含まれる回路ブロックのうち、内部電圧VPPを生成する回路ブロック100pを抜き出して示すブロック図である。 カウンタ回路部310の回路図である。 選択回路部320の回路図である。 電圧検出回路部330の回路図である。 デコーダ333の真理値表である。 制御信号S20と開始信号ST及び停止信号EXとの関係を選択信号SELごとに示す表である。 活性化回路230,240,250の回路図である。 ステージ200の回路図である。 選択信号SELaが活性化している場合の動作を示すタイミング図である。 選択信号SELbが活性化している場合の動作を示すタイミング図である。 選択信号SELcが活性化している場合の動作を示すタイミング図である。
本発明の課題を解決する技術思想(コンセプト)の代表的な一例は、以下に示される。但し、本願の請求内容はこの技術思想に限られず、本願の請求項に記載の内容であることは言うまでもない。すなわち、本発明は、オシレータ信号をカウントすることによってカウント値を生成し、互いに異なるカウント値に応答して、内部電圧生成回路に含まれる複数のステージを活性化させ及び非活性化させることを技術思想とする。複数のステージの活性化と非活性化は、それぞれ異なるカウント値で互いに独立に設定する。その設定条件は、外部電圧によっても異ならせる。つまり、単に位相の異なるオシレータ信号によって複数のステージを第1のタイミング(第1の位相)で順次活性化し、複数のステージを前記第1のタイミング(第1の位相)で順次非活性化させるのではなく、基準となる所定のオシレータ信号の異なるエッジに基づいて複数のステージの活性タイミングと非活性タイミングを異ならせて動作させることを特徴としている。これにより、あるステージの活性化又は非活性化のタイミングと、別のステージの活性化又は非活性化のタイミングとの間に、オシレータ信号の1周期以上の時間を持たせることができるとともに、当該時間をオシレータ信号の周期の整数倍で調整することが可能となる。
図1は、本発明の原理を説明するための模式図である。
本発明による半導体装置は、第1の電圧V1を受け、これに基づいて第2の電圧V2を生成する。電圧V1は、典型的には外部電圧である。電圧V2は、内部電源配線VLINEを介して半導体装置内の所定の負荷Rに供給される。電圧V1と電圧V2との関係は特に限定されないが、典型的にはV1<V2である。
電圧V2は、内部電圧生成回路2によって生成される。内部電圧生成回路2は、複数のステージ2−1〜2−nを含む。これらステージ2−1〜2−nの出力ノード2aは、内部電源配線VLINEに共通接続されている。各ステージ2−1〜2−nは、いずれも電圧V1から電圧V2を生成する回路であり、それぞれ対応する動作信号ACT1〜ACTnに基づき、互いに独立した動作を行う。
内部電圧生成回路2によって生成された電圧V2は、電圧検出回路4に供給される。電圧検出回路4は、電圧V2と基準電圧Vrefとを比較し、その結果得られる第1の制御信号S1をオシレータ6に供給する。オシレータ6は、制御信号S1が活性化するとオシレータ信号OSCを出力し、これを制御回路8に供給する。
制御回路8は、オシレータ信号OSCをカウントするカウンタ回路部8aを備えている。カウンタ回路部8aは、そのカウント値が所定の値を示したことに応答して、該カウント値に対応する第2の制御信号S2−1〜S2−nをそれぞれ活性化させる。その後、制御信号S1が非活性化すると、カウンタ回路部8aは、カウント値がさらに所定の値を示したことに応答して、該カウント値に対応する第2の制御信号S2−1〜S2−nをそれぞれ非活性化させるとともに、オシレータ6を停止させる。
制御信号S2−1〜S2−nは、それぞれ対応するANDゲート回路8b−1〜8b−nの一方の入力ノードに供給される。ANDゲート回路8b−1〜8b−nの他方の入力ノードには、オシレータ信号OSCが共通に供給されている。ANDゲート回路8b−1〜8b−nの出力は、それぞれ動作信号ACT1〜ACTnとして用いられ、それぞれ対応するステージ2−1〜2−nに供給される。
かかる構成により、例えば電圧V2が基準電圧Vrefを下回った場合、制御信号S1が活性化し、オシレータ6によるオシレータ信号OSCの出力が開始される。これにより、カウンタ回路部のカウント動作が開始され、カウント値に応じて制御信号S2−1〜S2−nが順次活性化する。ある制御信号が活性化されてから次の制御信号が活性化されるまでの間隔は、オシレータ信号OSCの周期の整数倍である。その結果、内部電圧生成回路2に含まれるステージ2−1〜2−nが順次活性化され、電圧V2のレベルが上昇する。
その後、電圧V2が基準電圧Vrefを超えると制御信号S1が非活性化するが、オシレータ6によるオシレータ信号OSCの出力は直ちには停止されず、カウンタ回路部8aによるカウント動作が継続される。その結果、カウント値に応じて制御信号S2−1〜S2−nが順次非活性化し、その後、オシレータ6の動作が停止される。ある制御信号が非活性化されてから次の制御信号が非活性化されるまでの間隔は、オシレータ信号OSCの周期の整数倍である。
このように、本発明においては、オシレータ信号OSCをカウントしたカウント値に基づいて各ステージ2a−1〜2−nの活性化及び非活性化が制御されることから、電圧V2の供給能力を段階的に上昇させることができるとともに、その上昇速度を任意に設定することが可能となる。同様に、電圧V2の供給能力を段階的に低下させることができるとともに、その低下速度についても任意に設定することが可能となる。これにより、制御信号S1の変化時において生じやすい電圧V2の急激な変動を防止することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図2は、本発明の好ましい実施形態による半導体装置10の構成を示すブロック図である。
本実施形態による半導体装置10はDRAMであり、図2に示すようにメモリセルアレイ11を備えている。メモリセルアレイ11には、互いに交差する複数のワード線WLと複数のビット線BLが設けられており、その交点にメモリセルMCが配置されている。ワード線WLの選択はロウデコーダ12によって行われ、ビット線BLの選択はカラムデコーダ13によって行われる。ビット線BLは、センス回路14内の対応するセンスアンプSAにそれぞれ接続されており、カラムデコーダ13により選択されたビット線BLは、センスアンプSAを介してアンプ回路15に接続される。
ロウデコーダ12及びカラムデコーダ13の動作は、アクセス制御回路20によって制御される。アクセス制御回路20は、アドレス端子21及びコマンド端子22を介してそれぞれ外部から供給されるアドレス信号ADD及びコマンド信号CMDを受け、これらアドレス信号ADD及びコマンド信号CMDに基づいてロウデコーダ12及びカラムデコーダ13を制御する。また、アクセス制御回路20は、アンプ回路15の動作も制御する。
具体的には、コマンド信号CMDがアクティブ動作を示している場合には、アドレス信号ADDはロウデコーダ12に供給される。これに応答して、ロウデコーダ12はアドレス信号ADDが示すワード線WLを選択し、これにより、対応するメモリセルMCがそれぞれビット線BLに接続される。また、コマンド信号CMDがリード動作又はライト動作を示している場合には、アドレス信号ADDはカラムデコーダ13に供給される。これに応答して、カラムデコーダ13はアドレス信号ADDが示すビット線BLをアンプ回路15に接続する。したがって、コマンド信号CMDがリード動作を示している場合には、センスアンプSAを介してメモリセルアレイ11から読み出されたリードデータDQがアンプ回路15を介してデータ端子23から外部に出力される。一方、コマンド信号CMDがライト動作を示している場合には、データ端子23を介して外部から供給されたリードデータDQがアンプ回路15及びセンスアンプSAを介してメモリセルMCに書き込まれる。
これら各回路ブロックは、それぞれ所定の内部電圧を動作電源として使用する。これら内部電源は、図2に示す電源回路100によって生成される。電源回路100は、電源端子31,32を介してそれぞれ供給される外部電位VDD及び接地電位VSSを受け、これらに基づいて内部電圧VPP,VPERI,VARYなどを生成する。尚、本明細書においてVDD,VPP,VPERI,VARYとは、当該電位のレベルを示すほか、接地電位VSSに対する電位差(電圧)をも示す。例えば、「VDD」とは、外部電位VDDの電位レベルそのものを指すほか、接地電位VSSに対する電位差(電圧)をも示す。VPP,VPERI,VARYについても同様である。本実施形態では、
VPP>VDD>VPERI≒VARY
である。
内部電圧VPPは、ロウデコーダ12において用いられる電圧である。ロウデコーダ12は、アドレス信号ADDに基づき選択したワード線WLをVPPレベルに駆動し、これによりメモリセルMCに含まれるセルトランジスタをオンさせる。内部電圧VARYは、センス回路14において用いられる電圧である。センス回路14が活性化すると、ビット線対の一方をVARYレベル、他方をVSSレベルに駆動することにより、読み出されたリードデータの増幅を行う。内部電圧VPERIは、アクセス制御回路20などの大部分の周辺回路の動作電圧として用いられる。これら周辺回路の動作電圧としてVDDよりも電圧の低い内部電圧VPERIを用いることにより、低消費電力化が図られている。
図3は、電源回路100に含まれる回路ブロックのうち、内部電圧VPPを生成する回路ブロック100pを抜き出して示すブロック図である。
図3に示すように、電源回路100内の回路ブロック100pは、外部電圧VDDから内部電圧VPPを生成し、これを内部電源配線110aに出力する内部電圧生成回路110を備えている。内部電圧生成回路110は、内部電圧VPPを生成する3つのステージ200,210,220を含み、これらの出力ノードは200a,210a,220aは内部電源配線110aに共通接続されている。また、各ステージ200,210,220の前段には、それぞれ対応する活性化回路230,240,250が設けられている。活性化回路230,240,250は、それぞれ対応するステージ200,210,220の活性化/非活性化を制御する回路である。
回路ブロック100pは、電圧検出回路120、オシレータ130及び制御回路300をさらに備えている。電圧検出回路110は、内部電源配線110aに現れる内部電圧VPPと基準電圧Vref0とを比較し、比較結果を制御信号S10として出力する回路である。具体的には、内部電圧VPPが基準電圧Vref0よりも高い場合には、制御信号S10をローレベルに非活性化し、内部電圧VPPが基準電圧Vref0よりも低い場合には、制御信号S10をハイレベルに活性化する。本命最初においては、制御信号S10を「第1の制御信号」と呼ぶことがある。
制御信号S10は、オアゲート回路G1を介してオシレータ130に供給されるほか、制御回路300にも供給される。図3に示すように、制御回路300は、カウンタ回路部310、選択回路部320及び電圧検出回路部330を含んでおり、これら回路ブロックによって制御信号S20を生成する。但し、電圧検出回路部330については、制御回路300の一部ではなく、別の回路ブロックであっても構わない。制御信号S20には、開始信号ON1,ON2、停止信号OFF0〜OFF2、イネーブル信号EN0〜EN2が含まれる。本発明においては、開始信号ON1,ON2及び停止信号OFF0〜OFF2を「第2の制御信号」と呼び、イネーブル信号EN0〜EN2を「第3の制御信号」と呼ぶことがある。
図4は、カウンタ回路部310の回路図である。
図4に示すように、カウンタ回路部310は、スタートカウンタ310aとイグジットカウンタ310bとを含んでいる。スタートカウンタ310a及びイグジットカウンタ310bは、いずれもオシレータ信号OSCをカウントするバイナリカウンタである。スタートカウンタ310aはリセット信号SRBがハイレベルである場合にカウント動作を実行し、イグジットカウンタ310bはリセット信号ERBがハイレベルであり場合にカウント動作を実行する。リセット信号SRBは、制御信号S10を受けるオアゲート回路G2の出力である。したがって、制御信号S10がハイレベルに活性化すると、スタートカウンタ310aはカウント動作を開始する。また、リセット信号ERBは、制御信号S10を受けるインバータINV2の出力である。したがって、制御信号S10がローレベルに非活性化すると、イグジットカウンタ310bはカウント動作を開始する。
スタートカウンタ310aは、縦続接続されたフリップフロップFF1a〜FF5aを備える。フリップフロップFF1a〜FF5aの出力は、それぞれ対応するエッジ検出回路D1a〜D5aに供給される。エッジ検出回路D1a〜D5aはハイレベルのリセット信号SRBにより活性化され、それぞれ対応するフリップフロップFF1a〜FF5aの出力がハイレベルに変化したことに応答して、それぞれ開始信号ST1,ST2,ST4,ST8,ST16を活性化させる。かかる構成により、スタートカウンタ310aのカウント値が1,2,4,8,16を示すごとに、それぞれ開始信号ST1,ST2,ST4,ST8,ST16が活性化することになる。
イグジットカウンタ310bは、縦続接続されたフリップフロップFF1b〜FF5bを備える。フリップフロップFF1b〜FF5bの出力は、それぞれ対応するエッジ検出回路D1b〜D5bに供給される。エッジ検出回路D1b〜D5bはハイレベルのリセット信号ERBにより活性化され、それぞれ対応するフリップフロップFF1b〜FF5bの出力がハイレベルに変化したことに応答して、それぞれ停止信号EX1,EX2,EX4,EX8,EX16を活性化させる。かかる構成により、イグジットカウンタ310bのカウント値が1,2,4,8,16を示すごとに、それぞれ停止信号EX1,EX2,EX4,EX8,EX16が活性化することになる。但し、本実施形態においては、停止信号EX16は使用しない。
さらに、イグジットカウンタ310bには、カウント値=3を検出するための論理回路313及びカウント値=6を検出するための論理回路316が含まれており、これら論理回路313,316の出力は、それぞれ対応するエッジ検出回路D6b,D7bに供給される。エッジ検出回路D6b,D7bもリセット信号ERBにより活性化される。これにより、イグジットカウンタ310bのカウント値が3,6を示すごとに、それぞれ停止信号EX3,EX6が活性化することになる。
さらに、停止信号EX8は、インバータINV1を介してオアゲート回路G2に供給される。これにより、スタートカウンタ310aは、制御信号S10が非活性化した場合であっても、停止信号EX8がハイレベルに活性化するまで、カウント動作を継続する。これは、制御信号S10がハイレベルに活性化した後、短時間でローレベルに変化した場合であっても、後述する一連の動作を最後まで実行させるためである。ここで、停止信号EX8とは、本実施形態において使用する停止信号のうち、最も遅れて活性化する停止信号である。したがって、停止信号EX16を使用する場合には、停止信号EX8の代わりに停止信号EX16をオアゲート回路G2に供給すればよい。
また、開始信号ST1は、図3に示したオアゲート回路G1に供給される。これにより、制御信号S10がハイレベルに活性化した後、短時間でローレベルに変化した場合であっても、オシレータ130を活性化させる制御信号S30はハイレベルを維持する。その結果、オシレータ130の動作が継続され、一連の動作が最後まで実行される。
カウンタ回路部310によって生成された開始信号ST1,ST2,ST4,ST8,ST16及び停止信号EX1,EX2,EX4,EX8,EX16,EX3,EX6は、選択回路部320に供給される。
図5は、選択回路部320の回路図である。
選択回路部320は、それぞれ開始信号ON1,ON2、停止信号OFF0〜OFF2、イネーブル信号EN0〜EN2を生成するマルチプレクサ321〜328からなる。これらマルチプレクサ321〜328は、3つの入力ノードa,b,cと1つの出力ノードdを備えており、選択信号SELaが活性化している場合には入力ノードaに供給される信号を出力ノードdから出力し、選択信号SELbが活性化している場合には入力ノードbに供給される信号を出力ノードdから出力し、選択信号SELcが活性化している場合には入力ノードcに供給される信号を出力ノードdから出力する。
図5に示すように、マルチプレクサ321の入力ノードa,b,cには、それぞれ開始信号ST2,ST1,ST1が供給され、出力ノードdから開始信号ON1が出力される。マルチプレクサ322の入力ノードa,b,cには、それぞれ開始信号ST8,ST4,ST2が供給され、出力ノードdから開始信号ON2が出力される。
マルチプレクサ323の入力ノードa,b,cには、いずれも停止信号EX1が供給され、出力ノードdから停止信号OFF0が出力される。マルチプレクサ324の入力ノードa,b,cには、それぞれ停止信号EX2,EX4,EX4が供給され、出力ノードdから停止信号OFF1が出力される。マルチプレクサ325の入力ノードa,b,cには、それぞれ停止信号EX3,EX6,EX8が供給され、出力ノードdから停止信号OFF2が出力される。
マルチプレクサ326の入力ノードa,b,cには、それぞれ開始信号ST1,ST1及びVDDが供給され、出力ノードdからイネーブル信号EN0が出力される。マルチプレクサ327の入力ノードa,b,cには、それぞれ開始信号ST4,ST2及びVDDが供給され、出力ノードdからイネーブル信号EN1が出力される。マルチプレクサ328の入力ノードa,b,cには、それぞれ開始信号ST16,ST8及びVDDが供給され、出力ノードdからイネーブル信号EN2が出力される。
このようにして生成される開始信号ON1,ON2、停止信号OFF0〜OFF2、イネーブル信号EN0〜EN2は、図3に示すように内部電圧生成回路110に供給される。具体的には、開始信号ON1,ON2はそれぞれ活性化回路240,250に供給され、停止信号OFF0〜OFF2はそれぞれ活性化回路230,240,250に供給され、イネーブル信号EN0〜EN2はそれぞれ活性化回路230,240,250に供給される。
図6は、電圧検出回路部330の回路図である。
図6に示すように、電圧検出回路部330は、外部電圧VDDを1/4に降圧させた電圧VDDxと基準電圧Vref1,Vref2とをそれぞれ比較する電圧検出回路(比較部)331,332を含んでいる。基準電圧Vref1はしきい値VHを1/4に降圧させた電圧であり、基準電圧Vref2はしきい値VL(<VH)を1/4に降圧させた電圧である。したがって、外部電圧VDDがしきい値VHよりも高い場合には、電圧検出回路331,332の出力331a,332aはいずれもローレベルとなる。また、外部電圧VDDがしきい値VLよりも低い場合には、電圧検出回路331,332の出力331a,332aはいずれもハイレベルとなる。そして、外部電圧VDDがしきい値VLとしきい値VHとの間にある場合には、電圧検出回路331の出力331aはハイレベル、電圧検出回路331の出力332aはローレベルとなる。
このようにして生成される電圧検出回路331,332の出力331a,332aは、それぞれラッチ回路L1,L2を介してデコーダ333に供給される。ラッチ回路L1,L2は、電源投入後のイニシャライズ時に外部から供給されるリセット信号RESETBに同期して、それぞれ出力331a,332aをラッチする回路である。このようなラッチ回路L1,L2を介在させているのは、イニシャライズ後の通常動作時において一時的な電圧変動が生じた場合に、デコーダ333の出力を変化させないためである。
デコーダ333は、出力331a,332aをデコードし、選択信号SELa〜SELcのいずれかを活性化させる。デコーダ333の真理値表は図7に示すとおりであり、外部電圧VDDがしきい値VHよりも高い場合には選択信号SELaが活性化し、外部電圧VDDがしきい値VLとしきい値VHとの間にある場合には選択信号SELbが活性化し、外部電圧VDDがしきい値VLよりも低い場合には選択信号SELcが活性化する。本発明においては、選択信号SELa〜SELcを「第4の制御信号」と呼ぶことがある。
ここで、しきい値VHは使用可能な外部電圧VDDの上限よりもやや低く設定され、しきい値VLは使用可能な外部電圧VDDの下限よりもやや高く設定される。一例として、使用可能な外部電圧VDDの上限が1.5Vであり、下限が1.2Vである場合、しきい値VH,VLのレベルはそれぞれ1.45V,1.30V程度に設定することが好ましい。この場合、実際に印加される外部電圧VDDのレベルが1.5Vであれば選択信号SELaが活性化し、1.35Vであれば選択信号SELbが活性化し、1.2Vであれば選択信号SELcが活性化する。
図8は、制御信号S20と使用される開始信号ST及び停止信号EXとの関係を選択信号SELごとに示す表である。
図8に示すように、選択信号SELaが活性化している場合、ステージ200に対応するイネーブル信号EN0及び停止信号OFF0は、それぞれ開始信号ST1及び停止信号EX1と同じ信号となり、ステージ210に対応する開始信号ON1、イネーブル信号EN1及び停止信号OFF1は、それぞれ開始信号ST2,ST4及び停止信号EX2と同じ信号となり、ステージ220に対応する開始信号ON2、イネーブル信号EN2及び停止信号OFF2は、それぞれ開始信号ST8,ST16及び停止信号EX3と同じ信号となる。
また、選択信号SELbが活性化している場合、ステージ200に対応するイネーブル信号EN0及び停止信号OFF0は、それぞれ開始信号ST1及び停止信号EX1と同じ信号となり、ステージ210に対応する開始信号ON1、イネーブル信号EN1及び停止信号OFF1は、それぞれ開始信号ST1,ST2及び停止信号EX4と同じ信号となり、ステージ220に対応する開始信号ON2、イネーブル信号EN2及び停止信号OFF2は、それぞれ開始信号ST4,ST8及び停止信号EX6と同じ信号となる。
さらに、選択信号SELcが活性化している場合、ステージ200に対応するイネーブル信号EN0及び停止信号OFF0は、それぞれハイレベル及び停止信号EX1と同じ信号となり、ステージ210に対応する開始信号ON1、イネーブル信号EN1及び停止信号OFF1は、それぞれ開始信号ST1、ハイレベル及び停止信号EX4と同じ信号となり、ステージ220に対応する開始信号ON2、イネーブル信号EN2及び停止信号OFF2は、それぞれ開始信号ST2、ハイレベル及び停止信号EX8と同じ信号となる。
図9は、活性化回路230,240,250の回路図である。
図9に示すように、活性化回路230,240,250はいずれもNANDゲート回路とNORゲート回路からなる。NANDゲート回路部にはオシレータ信号OSC及び開始信号ON(又はハイレベル)が供給され、NORゲート回路にはNANDゲート回路部の出力と停止信号OFFが供給される。これにより、NANDゲート回路部に入力される開始信号ONがハイレベルに活性化すると、その出力であるポンプ信号PU0〜PU2はオシレータ信号OSCと同じ波形となる。また、NORゲート回路部に入力される停止信号OFFがハイレベルに活性化すると、その出力であるPU0〜PU2はローレベルに固定される。
活性化回路230については、NANDゲート回路部の入力がハイレベルに固定されているため、オシレータ信号OSCが供給されると直ちにポンプ信号PU0が発生し、その後、停止信号OFF0が活性化するとポンプ信号PU0が停止する。また、活性化回路240,250は、オシレータ信号OSCが供給された後、それぞれ開始信号ON1,ON2の活性化に応答してポンプ信号PU1,PU2を発生させ、その後、停止信号OFF0が活性化するとポンプ信号PU1,PU2を停止させる。
尚、活性化回路230,240,250に供給されるオシレータ信号OSCは、互いに同一の信号であっても構わないが、互いに位相を異ならせることが好ましい。互いに位相の異なるオシレータ信号OSCを用いる場合には、図3に示すように、オシレータ信号OSCの信号パスに遅延回路DLYを挿入すればよい。
図10は、ステージ200の回路図である。
ステージ200はいわゆる昇圧ポンプ回路であり、ポンプ信号PU0が入力されるインバータ201,202と、キャパシタC1,C2と、トランジスタN1,N2を備えている。インバータ202に含まれるPチャンネルMOSトランジスタは、トランジスタP1,P2に分離されており、トランジスタP1についてはキャパシタC1に直接接続されている一方、トランジスタP2についてはトランジスタP3を介してキャパシタC1に接続されている。トランジスタP3のゲートには、イネーブル信号EN0が供給される。トランジスタP2のチャネル幅はトランジスタP1のチャネル幅よりも大きく設計されており、したがって電流駆動能力はトランジスタP2の方が高い。
キャパシタC1は、インバータ201の出力ノードと、インバータ202の高位側電源ノードとの間に接続されている。インバータ202の高位側電源ノードには、トランジスタN1を介して外部電圧VDDが供給される。また、キャパシタC2は、インバータ201の出力ノードとステージ200の出力ノード200aとの間に接続されている。ステージ200の出力ノード200aには、トランジスタN2を介して外部電圧VDDが供給される。
かかる構成により、オシレータ信号OSCがハイレベルである期間においては、インバータ201,202の出力はローレベルとなり、トランジスタN1,N2はオンすることから、キャパシタC1,C2の両端はVDDに充電された状態となる。そして、オシレータ信号OSCがローレベルに変化すると、インバータ201,202の出力はハイレベルとなるため、キャパシタC1,C2に充電されている電荷がポンピングされ、昇圧された電圧が出力ノード200aに供給される。上記の動作をオシレータ信号OSCに同期して繰り返すことにより、出力ノード200aは上昇する。
さらに、ステージ200には、イネーブル信号EN0によって活性化されるインバータ203が追加されている。インバータ203に含まれるトランジスタP5のチャネル幅は、インバータ201に含まれるトランジスタP1のチャネル幅よりも大きく設計されており、したがって電流駆動能力はトランジスタP5の方が高い。
これにより、イネーブル信号EN0が活性化している場合には、キャパシタC1をインバータ201とインバータ203の両方でポンピングすることになるため、ポンピング能力が向上する。さらに、イネーブル信号EN0が活性化している場合にはトランジスタP3もオンするため、キャパシタC2のポンピング能力についても向上する。したがって、イネーブル信号EN0が活性化している場合には、ステージ200による内部電圧VPPの供給能力が高められる。本発明においては、イネーブル信号EN0が活性化していないために内部電圧VPPの供給能力が低い状態を「低能力モード」と呼び、イネーブル信号EN0が活性化しているために内部電圧VPPの供給能力が高い状態を「高能力モード」と呼ぶことがある。また、イネーブル信号EN0によって制御される回路部分を「能力調整部」と呼ぶことがある。
他のステージ210,220についても、図10に示したステージ200と同じ回路構成を有している。
以上が本実施形態による半導体装置10の構成である。以下、内部電圧VPPを生成する回路ブロック100pの動作について説明する。
図11は、選択信号SELaが活性化している場合の動作を示すタイミング図である。選択信号SELaが活性化するのは、外部電圧VDDがしきい値VHよりも高い場合である。
図11に示すように、制御信号S10がハイレベルに活性化すると、オシレータ信号OSCが発生し、スタートカウンタ310aによるカウント動作が開始される。その結果、オシレータ信号OSCのエッジEG1a,EG2a,EG4a,EG8a,EG16aに同期して、それぞれ開始信号ST1,ST2,ST4,ST8,ST16が活性化する。ここで、オシレータ信号OSCのエッジEG1a,EG2a,EG4a,EG8a,EG16aとは、制御信号S10が活性化してからオシレータ信号OSCのそれぞれ1サイクル目、2サイクル目、4サイクル目、8サイクル目、16サイクル目のエッジである。
図8を用いて説明したように、選択信号SELaが活性化している場合には、ステージ210,220に対応する開始信号ON1,ON2がそれぞれ開始信号ST2,ST8と同じ信号となることから、ステージ210,220の動作はオシレータ信号OSCのエッジEG2a,EG8aに同期して開始されることになる。ステージ200の動作はオシレータ信号OSCに同期して直ちに開始される。
さらに、選択信号SELaが活性化している場合には、ステージ200,210,220に対応するイネーブル信号EN0,EN1,EN2がそれぞれ開始信号ST1,ST4,ST16と同じ信号となることから、ステージ200,210,220はオシレータ信号OSCのエッジEG1a,EG4a,EG16aに同期して低能力モードから高能力モードに切り替わることになる。
かかる制御により、内部電圧生成回路110による内部電圧VPPの供給能力は段階的に高められる。
その後、内部電源配線110aのレベルがVref0を超え、これによって制御信号S10がローレベルに非活性化すると、イグジットカウンタ310bによるカウント動作が開始される。その結果、オシレータ信号OSCのエッジEG1b,EG2b,EG3b,EG4b,EG8b,EG8bに同期して、それぞれ停止信号EX1,EX2,EX3,EX4,EX6,EX8が活性化する。ここで、オシレータ信号OSCのエッジEG1b,EG2b,EG3b,EG4b,EG8b,EG8bとは、制御信号S10が非活性化してからオシレータ信号OSCのそれぞれ1サイクル目、2サイクル目、3サイクル目、4サイクル目、6サイクル目、8サイクル目のエッジである。
図8を用いて説明したように、選択信号SELaが活性化している場合には、ステージ200,210,220に対応する停止信号OFF0,OFF1,OFF2がそれぞれ停止信号EX1,EX2,EX3と同じ信号となることから、ステージ200,210,220の動作はオシレータ信号OSCのエッジEG1b,EG2b,EG3bに同期して停止されることになる。
かかる制御により、内部電圧生成回路110による内部電圧VPPの供給能力は段階的に低下する。
図12は、選択信号SELbが活性化している場合の動作を示すタイミング図である。選択信号SELbが活性化するのは、外部電圧VDDがしきい値VLとしきい値VHの間にある場合である。
選択信号SELbが活性化している場合には、ステージ210,220に対応する開始信号ON1,ON2がそれぞれ開始信号ST1,ST4と同じ信号となることから、ステージ210,220の動作はオシレータ信号OSCのエッジEG1a,EG4aに同期して開始されることになる。ステージ200の動作はオシレータ信号OSCに同期して直ちに開始される。
さらに、選択信号SELbが活性化している場合には、ステージ200,210,220に対応するイネーブル信号EN0,EN1,EN2がそれぞれ開始信号ST1,ST2,ST8と同じ信号となることから、ステージ200,210,220はオシレータ信号OSCのエッジEG1a,EG2a,EG8aに同期して低能力モードから高能力モードに切り替わることになる。
かかる制御により、内部電圧生成回路110による内部電圧VPPの供給能力は段階的に高められる。図12に示す例では、内部電圧VPPの供給能力を高める速度が図11に示す例よりも速い。図12に示す例では、外部電圧VDDの電圧が図11に示した例よりも低く、このため、速やかに内部電圧VPPの供給能力を高める必要があるからである。逆に、図11に示した例のように、外部電圧VDDが高い場合には、内部電圧VPPの供給能力を緩やかに上昇させることにより、内部電圧VPPの急激な上昇を防止することができる。
その後、内部電源配線110aのレベルがVref0を超え、これによって制御信号S10がローレベルに非活性化すると、イグジットカウンタ310bによるカウント動作が開始される。そして、選択信号SELbが活性化している場合には、ステージ200,210,220に対応する停止信号OFF0,OFF1,OFF2がそれぞれ停止信号EX1,EX4,EX6と同じ信号となることから、ステージ200,210,220の動作はオシレータ信号OSCのエッジEG1b,EG4b,EG6bに同期して停止されることになる。
かかる制御により、内部電圧生成回路110による内部電圧VPPの供給能力は段階的に低下する。図12に示す例では、内部電圧VPPの供給能力を低下させる速度が図11に示す例よりも遅い。図12に示す例では、外部電圧VDDの電圧が図11に示した例よりも低く、このため、緩やかに内部電圧VPPの供給能力を低下させることにより、内部電圧VPPの変動を抑制することができるからである。逆に、図11に示した例のように、外部電圧VDDが高い場合には、内部電圧VPPの供給能力を速やかに低下させることにより、内部電圧VPPの過剰な上昇を防止することができる。
図13は、選択信号SELcが活性化している場合の動作を示すタイミング図である。選択信号SELcが活性化するのは、外部電圧VDDがしきい値VLよりも低い場合である。
選択信号SELcが活性化している場合には、ステージ210,220に対応する開始信号ON1,ON2がそれぞれ開始信号ST1,ST2と同じ信号となることから、ステージ210,220の動作はオシレータ信号OSCのエッジEG1a,EG2aに同期して開始されることになる。ステージ200の動作はオシレータ信号OSCに同期して直ちに開始される。
さらに、選択信号SELcが活性化している場合には、ステージ200,210,220に対応するイネーブル信号EN0,EN1,EN2が常時活性化されることから、ステージ200,210,220は最初から高能力モードで動作する。
かかる制御により、内部電圧生成回路110による内部電圧VPPの供給能力は段階的に高められる。図13に示す例では、内部電圧VPPの供給能力を高める速度が図12に示す例よりもさらに速い。図13に示す例では、外部電圧VDDの電圧が図12に示した例よりもさらに低く、このため、より速やかに内部電圧VPPの供給能力を高める必要があるからである。
その後、内部電源配線110aのレベルがVref0を超え、これによって制御信号S10がローレベルに非活性化すると、イグジットカウンタ310bによるカウント動作が開始される。そして、選択信号SELcが活性化している場合には、ステージ200,210,220に対応する停止信号OFF0,OFF1,OFF2がそれぞれ停止信号EX4,EX8と同じ信号となることから、ステージ200,210,220の動作はオシレータ信号OSCのエッジEG1b,EG4b,EG8bに同期して停止されることになる。
かかる制御により、内部電圧生成回路110による内部電圧VPPの供給能力は段階的に低下する。図13に示す例では、内部電圧VPPの供給能力を低下させる速度が図12に示す例よりもさらに遅い。図13に示す例では、外部電圧VDDの電圧が図12に示した例よりもさらに低く、このため、より緩やかに内部電圧VPPの供給能力を低下させることにより、内部電圧VPPの変動を抑制することができるからである。
以上説明したように、本実施形態によれば、内部電圧生成回路110を活性化させる場合、内部電圧VPPの供給能力を段階的に上昇させるとともに、電圧検出回路部330により検出された外部電圧VDDのレベル高いほど、つまり内部電圧VPPに近いほど、供給能力の上昇速度を遅くしていることから、外部電圧VDDが高い場合において内部電圧VPPの急激な変動を防止できる一方、外部電圧VDDが低い場合において速やかに内部電圧VPPを所望のレベルに上昇させることが可能となる。
また、内部電圧生成回路110を非活性化させる場合、内部電圧VPPの供給能力を段階的に低下させるとともに、電圧検出回路部330により検出された外部電圧VDDのレベル高いほど、つまり内部電圧VPPに近いほど、供給能力の低下速度を速くしていることから、外部電圧VDDが高い場合において内部電圧VPPの過剰な上昇を防止できる一方、外部電圧VDDが低い場合において内部電圧VPPの急激な変動を防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、内部電圧生成回路110に3つのステージ200,210,220が含まれているが、内部電圧生成回路に含まれるステージ数としては3つに限定されるものではなく、段階的な能力上昇又は段階的な能力低下が可能である限りにおいて、いくつであっても構わない。したがって、内部電圧生成回路に含まれるステージ数を1つとし、当該ステージの供給能力を多段階に切り替えられる構成としても構わない。
上記実施形態では、各ステージ200,210,220が高能力モードと低能力モードを有しているが、段階的な能力上昇又は段階的な能力低下が可能である限りにおいて、このようなモード切替が可能であることは必須でない。
さらに、上記実施形態では、活性化回路230,240,250に供給されるオシレータ信号OSCの位相をずらしているが、本発明においてこの点は必須でなく、全く同じ信号をこれら活性化回路230,240,250に供給しても構わない。但し、位相のずれたオシレータ信号OSCを用いた方が、内部電圧VPPの急激な変動が防止されるとともに、ポンピング動作に伴う電源ノイズを抑制することができる。
さらに、上記実施形態では、外部電圧VDDを昇圧することによって内部電圧VPPを生成する場合を例に説明したが、これとは逆に、接地電圧VSSを負方向に昇圧することによって負電位VBBを生成することも可能である。
本願の技術思想は、正電圧及び負電圧を生成する内部電圧生成回路に適用できる。また、ポンピング作用を伴うか否かにおいて、限定されない。更に、図面で開示した各回路ブロック内の回路形式、その他の制御信号を生成する回路は、実施例が開示する回路形式限られない。
本発明の半導体装置の技術思想は、様々な半導体装置に適用することができる。例えば、CPU(Central Processing Unit)、MCU(Micro Control Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、ASSP(Application Specific Standard Product)、メモリ(Memory)等の半導体装置全般に、本発明を適用することができる。このような本発明が適用された半導体装置の製品形態としては、例えば、SOC(システムオンチップ)、MCP(マルチチップパッケージ)やPOP(パッケージオンパッケージ)などが挙げられる。これらの任意の製品形態、パッケージ形態を有する半導体装置に対して本発明を適用することができる。
また、トランジスタとして電界効果トランジスタ(Field Effect Transistor; FET)を用いる場合には、MOS(Metal Oxide Semiconductor)以外にもMIS(Metal-Insulator Semiconductor)、TFT(Thin Film Transistor)等の様々なFETを用いることができる。更に、装置内の一部にバイポーラ型トランジスタを有しても良い。
更に、NMOSトランジスタ(N型チャネルMOSトランジスタ)は、第1導電型のトランジスタ、PMOSトランジスタ(P型チャネルMOSトランジスタ)は、第2導電型のトランジスタの代表例である。
また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
2,110 内部電圧生成回路
2−1〜2−n,200,210,220 ステージ
2a,200a,210a,220a 出力ノード
4,120 電圧検出回路
6,130 オシレータ
8,300 制御回路
8a,310 カウンタ回路部
10 半導体装置
100 電源回路
230,240,250 活性化回路
310a スタートカウンタ
310b イグジットカウンタ
320 選択回路部
321〜328 マルチプレクサ330 電圧検出回路部
331,332 電圧検出回路
EN イネーブル信号
EX,OFF 停止信号
ST,ON 開始信号
OSC オシレータ信号
SEL 選択信号
VDD 外部電圧
VLINE,110a 内部電源配線
VPP 内部電圧
Vref0,Vref1,Vref2 基準電圧

Claims (20)

  1. 所定の周期のオシレータ信号を出力するオシレータと、
    第1の電圧から生成した第2の電圧を、第1のノードに出力する内部電圧生成回路と、
    前記第2の電圧を第1の基準電圧と比較し、比較結果を第1の制御信号として出力する第1の電圧検出回路と、
    複数の第2の制御信号を生成し、前記内部電圧生成回路に供給する制御回路と、を備え、
    前記内部電圧生成回路は、それぞれの出力ノードが前記第1のノードに接続し、それぞれ共通に供給される前記オシレータ信号及びそれぞれ対応する前記複数の第2の制御信号によって、互いに独立して前記第1の電圧から前記第2の電圧を生成する複数のステージを含み、
    前記制御回路は、
    前記第1の制御信号の第1の遷移を基準とした前記オシレータ信号の複数のエッジポイントの中から互いに異なる複数の第1のエッジポイントを選択し、それら複数の第1のエッジポイントを基準として前記複数の第2の制御信号を遷移させ、よって前記複数のステージはそれぞれ異なるタイミングで活性化し、更に、
    前記第1の制御信号の第2の遷移を基準とした前記オシレータ信号の複数のエッジポイントの中から互いに異なる複数の第2のエッジポイントを選択し、それら複数の第2のエッジポイントを基準として前記複数の第2の制御信号を遷移させ、よって前記複数のステージはそれぞれ異なるタイミングで非活性化し、前記第1の遷移を基準とした前記複数の第1のエッジポイントと、前記第2の遷移を基準とした前記複数の第2のエッジポイントとは、互いに異なる、半導体装置。
  2. 前記制御回路は、更に、複数の第3の制御信号を生成し、
    前記複数のステージのそれぞれは、前記第2の電圧を生成する能力を可変する能力調整部を含み、
    前記制御回路は、前記第1の遷移を基準とした前記オシレータ信号の複数のエッジポイントの中から互いに異なる複数の第3のエッジポイントを選択し、それら複数の第3のエッジポイントを基準として前記複数の第3の制御信号を遷移させ、よって前記複数のステージが有する複数の前記能力調整部は、それぞれ異なるタイミングで制御される、請求項1の半導体装置。
  3. 更に、前記第1の電圧を第2の基準電圧と比較し、比較結果を第4の制御信号として出力する第2の電圧検出回路を、備え、
    前記制御回路は、前記第4の制御信号に対応して、前記複数の第3の制御信号がそれぞれ遷移する複数のエッジポイントを変更し、よって前記複数のステージがそれぞれ有する前記複数の能力調整部は、それぞれ異なるタイミングで制御される、請求項2の半導体装置。
  4. 更に、前記第1の電圧を第2の基準電圧と比較し、比較結果を第4の制御信号として出力する第2の電圧検出回路を、備え、
    前記制御回路は、前記第4の制御信号に対応して、前記複数の第2の制御信号がそれぞれ遷移する複数のエッジポイントを変更し、よって前記複数のステージはそれぞれ異なるタイミングで活性化および/または非活性化する、請求項1の半導体装置。
  5. 前記制御回路は、前記オシレータ信号をカウントするカウンタ回路部を含み、前記カウンタ回路部のカウント値によって前記複数のエッジポイントが選択される、請求項1の半導体装置。
  6. 前記制御回路は、前記オシレータ信号をカウントするカウンタ回路部及び選択回路部を含み、
    前記選択回路部は、前記カウンタ回路部の複数のカウント値の中から前記第4の制御信号に基づいていずれかのカウント値を選択し、
    選択された前記カウント値によって前記複数の第2の制御信号がそれぞれ遷移する複数のエッジポイントが選択される、請求項3又は4の半導体装置。
  7. 前記カウンタ回路部は、前記第1の制御信号の前記第2の遷移を検出し、且つ、前記カウント値が所定値以上である場合にリセットされる、請求項5又は6の半導体装置。
  8. 前記制御回路は、前記第1の制御信号の前記第2の遷移を検出した後も、前記カウンタ回路部がリセットされるまで前記オシレータの活性状態を維持する、請求項7の半導体装置。
  9. 前記カウンタ回路部は、前記オシレータ信号をカウントする第1及び第2のカウンタを含み、
    前記第1のカウンタのカウント値によって前記複数の第1のエッジポイントが選択され、
    前記第2のカウンタのカウント値によって前記複数の第2のエッジポイントが選択される、請求項5乃至8のいずれか一項に記載の半導体装置。
  10. 前記第2のカウンタは、前記第1の制御信号の第2の遷移に応答して前記オシレータ信号のカウントを開始する、請求項9の半導体装置。
  11. 前記半導体装置は、複数の前記第2の基準電圧を含み、
    前記複数の第2の基準電圧は、相対的に高い第3の基準電圧と相対的に低い第4の基準電圧を含んでおり、
    前記第2の電圧検出回路は、前記第1の電圧と第3の基準電圧とを比較することにより第1の検知信号を生成する第1の比較部と、前記第1の電圧と第4の基準電圧とを比較することにより第2の検知信号を生成する第2の比較部と、前記第1及び第2の検知信号に基づいて前記第4の制御信号を生成する論理回路部と、を含む請求項3又は4の半導体装置。
  12. 第1の電圧から生成した第2の電圧を内部電源配線に供給する内部電圧生成回路と、
    前記内部電圧生成回路の動作を制御する制御回路と、
    前記第1の電圧のレベルを検出する第1の電圧検出回路と、を備え、
    前記内部電圧生成回路は、前記第1の電圧の変動によらず、所定の電位として前記第2の電圧を生成し、
    前記制御回路は、前記内部電圧生成回路を活性化させる場合、前記第2の電圧の供給能力を第1の速度で段階的に上昇させ、前記第1の電圧検出回路により検出された前記第1の電圧のレベルが前記第2の電圧に近いほど前記第1の速度を遅く調整し、
    前記制御回路は、更に、前記内部電圧生成回路を非活性化させる場合、前記第2の電圧の供給能力を第2の速度で段階的に低下させ、前記第1の電圧検出回路により検出された前記第1の電圧のレベルが前記第2の電圧に近いほど前記第2の速度を速く調整する、ことを特徴とする半導体装置。
  13. 前記制御回路は、少なくとも、前記調整された第1の速度と前記調整された第2の速度とを互いに異ならせる制御とする、及び前記第1の速度を遅くする度合いと前記第2の速度を早くする度合いとを異ならせる制御とする、のいずれか一方の制御を有する、ことを特徴とする請求項12に記載の半導体装置。
  14. 前記第2の電圧を基準電圧と比較し、比較結果を制御信号として出力する第2の電圧検出回路をさらに備え、
    前記制御回路は、前記制御信号が第1の論理レベルから第2の論理レベルに変化したことに応答して前記内部電圧生成回路を前記調整された第1の速度で活性化させ、前記制御信号が前記第2の論理レベルから前記第1の論理レベルに変化したことに応答して前記内部電圧生成回路を前記調整された第2の速度で非活性化させる、ことを特徴とする請求項13に記載の半導体装置。
  15. 前記内部電圧生成回路は、前記第2の電圧をそれぞれ出力する複数の出力ノードが前記内部電源配線に共通接続された複数のステージを含み、
    前記制御回路は、
    前記内部電圧生成回路を活性化させる場合、前記複数のステージを前記調整された第1の速度で順次活性化させることにより、前記第2の電圧の供給能力を段階的に上昇させ、
    前記内部電圧生成回路を非活性化させる場合、前記複数のステージを前記調整された第2の速度で順次非活性化させることにより、前記第2の電圧の供給能力を段階的に下降させる、ことを特徴とする請求項13又は14に記載の半導体装置。
  16. 前記複数のステージは、それぞれ前記第2の電圧の供給能力が相対的に低い低能力モードと前記第2の電圧の供給能力が相対的に高い高能力モードとを有しており、
    前記制御回路は、前記内部電圧生成回路を活性化させる場合、前記複数のステージを前記低能力モードから前記高能力モードに前記調整された第1の速度で順次切り替えることにより、前記第2の電圧の供給能力を段階的に上昇させる、ことを特徴とする請求項15に記載の半導体装置。
  17. 前記制御回路は、前記内部電圧生成回路を非活性化させる場合、前記複数のステージを前記調整された第2の速度で順次非活性化させることにより、前記第2の電圧の供給能力を段階的に低下させる、ことを特徴とする請求項16に記載の半導体装置。
  18. 前記第1の電圧は外部から供給される外部電圧である、ことを特徴とする請求項12乃至17のいずれか一項に記載の半導体装置。
  19. 前記第2の電圧の絶対値は前記第1の電圧よりも高い、ことを特徴とする請求項12乃至18のいずれか一項に記載の半導体装置。
  20. それぞれが、所定の周期のオシレータ信号を元に第1の電圧から生成した第2の電圧を互いに共通な一つの出力ノードに出力する複数のステージを有する内部電圧生成回路の制御方法であって、
    第1のステージを、第1の制御信号の第1の遷移を基準として、前記第1の遷移から第1の所定時間経過した前記オシレータ信号の第1のエッジに応答してポンピングを開始し、
    第2のステージを、前記第1の制御信号の第1の遷移を基準として、前記第1の遷移から第2の所定時間経過した前記オシレータ信号の第2のエッジに応答してポンピングを開始し、
    前記第1のステージを、前記第1の制御信号の第2の遷移を基準として、前記第2の遷移から第3の所定時間経過した前記オシレータ信号の第3のエッジに応答してポンピングを停止し、
    第2のステージを、前記第1の制御信号の前記第2の遷移を基準として、前記第2の遷移から第4の所定時間経過した前記オシレータ信号の第4のエッジに応答してポンピングを停止し、
    前記第1乃至第4の所定時間は、それぞれ異なる時間である、半導体装置の制御方法。
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