JP2012103989A - 情報処理装置、情報処理装置のジョブ処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置のジョブ処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザがいずれの印刷装置からプルプリント印刷要求を行った場合でも、ユーザの意図から外れた出力結果になる可能性を低減する。
【解決手段】 プリンタ2000で、操作部21を用いてユーザがユーザIDの情報を入力する。すると、プリンタ2000は、アプリケーションサーバ300のプリンタドライバ320へ、本ユーザIDに対応した中間印刷ジョブを印刷するよう印刷要求を発行する(S9)。プリンタドライバ320の印刷要求受け付け機能323は、本要求をプリンタ2000から受け取り、一連の印刷処理を始める。そして、プリンタドライバ320は、印刷ジョブ溜置き用のメモリ330に溜置きされている対象ユーザIDに対応した中間印刷ジョブをピックアップする(S10)。ここで、印刷設定確定機能324は、ピックアップされた中間印刷ジョブの印刷設定情報を確定する(S11)。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ネットワークを介して印刷処理機能が異なる複数の印刷装置のいずれかから印刷要求を受け付けることが可能な情報処理装置、情報処理装置のジョブ処理方法、及びプログラムに関する。
プルプリントシステムとは、サーバが、クライアント装置(クライアントPC)にて生成された印刷ジョブを一旦記憶し、プリンタからの印刷要求に応じてサーバからプリンタへ印刷ジョブを転送するシステムである。
このようにプリンタやそのプリンタドライバをサーバで一括管理することにより、クライアントのプリンタドライバレス化や複数プリンタの利用が容易となる。
ただし、プルプリントシステムでは、クライアントPCにて印刷ジョブを生成する段階では出力プリンタが決まっていないため、ユーザが所望とする印刷物を得られない可能性があった。
具体例を挙げて説明すると、ステイプル設定を含む印刷ジョブがクライアントPCにて生成されたとしても、印刷要求を発行したプリンタがステイプル機能を備えない場合、ステイプル処理が行われない印刷物が出力される。
そうした問題の解決策の1つとして印刷設定情報がプリンタ非サポートなら印刷を中止する技術が特許文献1に開示されている。さらに、特許文献1には、予め許可しておいた印刷設定情報に含まれる設定値についてはプリンタの能力と合わなくても強制印刷する点も開示されている。
特開2008−097226号公報
しかしながら、特許文献1では、強制印刷において無視したパラメータについては期待通りに出力されないおそれがある。例えば用紙サイズを無視した場合、A3用紙にA3サイズの画像を印刷するための印刷ジョブを送信して、用紙サイズがA3からA4に変更された結果、A4用紙に画像が欠けて印刷されてしまう。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ユーザがいずれの印刷装置からプルプリント印刷要求を行った場合でも、ユーザの意図から外れた出力結果になる可能性を低減できる仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の情報処理装置は以下に示す構成を備える。
ネットワークを介して印刷処理機能が異なる複数の印刷装置のいずれかから印刷要求を受け付ける情報処理装置であって、クライアント装置にアプリケーションサービスおよび当該アプリケーションサービスを用いて前記クライアント装置で作成される印刷情報に対する印刷処理サービスを提供する提供手段と、前記クライアント装置が前記印刷処理サービスで提供されるユーザインタフェースを用いて前記印刷情報に設定する印刷設定情報であって、少なくとも1つの設定項目に対して複数の設定値が許容される印刷設定情報と、前記印刷情報と、当該印刷情報を作成したユーザを識別する識別情報とを前記クライアント装置から取得する取得手段と、前記取得手段が前記クライアント装置から取得した前記印刷情報から前記複数の印刷装置の機種情報に依存しない中間印刷ジョブを作成する作成手段と、前記作成手段が作成した中間印刷ジョブに前記識別情報および前記印刷設定情報を関連づけて記憶手段に登録する登録手段とを備える。
本発明によれば、ユーザがいずれの印刷装置からプルプリント印刷要求を行った場合でも、ユーザの意図から外れた出力結果になる可能性を低減できる。
本実施形態を示す情報処理装置を含む印刷システムの一例を示す図である。 図1に示した印刷システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 印刷システムにおけるソフトウェア構成を説明するブロック図である。 プリンタドライバの機能処理ソフトモジュールを説明するブロック図である。 印刷システムにおける一連の印刷処理を説明するフローチャートである。 情報処理装置のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 クライアント装置に提供されるユーザインタフェースを示す図である。 RAM上に作成されるジョブ管理テーブルの一例を示す図である。 印刷装置の機種情報と印刷設定情報との依存性を説明する図である。 印刷システムにおける印刷ジョブの処理例を示す図である。 情報処理装置のデータ処理手順を示すフローチャートである。 情報処理装置のデータ処理手順を示すフローチャートである。 情報処理装置のデータ処理手順を示すフローチャートである。 RAM上に作成されるジョブ管理テーブルの一例を示す図である。 情報処理装置のデータ処理手順を示すフローチャートである。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
本発明に係る情報処理装置の一実施形態としてのコンピュータを用いたプルプリントシステムについて説明する。なお、図1に示すプリンタについては、機種情報が異なるプリンタである。ここで、機種情報とは、出力用紙サイズ、出力方法、排紙方法、部数、ページレイアウト、倍率、カラーモード等の情報が含まれる。また、本実施形態では、印刷装置を例としたプルプリントシステムとするが、後述するように当該印刷装置には、印刷機能を備える画像形成装置、例えば複合機が含まれる。
図1は、本実施形態を示す情報処理装置を含む印刷システムの一例を示す図である。なお、図1に示すシステムでは、入出力デバイス、特に、入力手段としてのキーボード、出力手段としてのディスプレイ(表示装置)等は省略している。なお、図1に示すシステム例は、情報処理装置がネットワークを介して、印刷処理機能が異なる複数の印刷装置のいずれかから印刷要求を受け付ける情報処理装置の例である。ここで、情報処理装置は、後述するクライアント装置(以下、クライアントPC)に対して、Webアプリケーションサービスと、Webアプリケーションサービスを用いてクライアント装置で作成された印刷情報に対する印刷処理サービスを提供する。
その際、情報処理装置は、図7に一例を示すユーザインタフェースをクライアント装置に提供して、作成した印刷情報に対する印刷設定情報を受け付ける処理を行う。また、図7に示すユーザインタフェースにおいては、印刷情報に設定する印刷設定情報であって、少なくとも1つの設定項目に対して複数の設定値が許容される印刷設定情報を受け付けることが可能に構成されている。ここで、設定値には、詳細は後述するが印刷装置の機能に依存する依存性が強い設定値と、弱い設定値とが含まれる。
本実施形態のシステムには、少なくともクライアントPC500、プリンタ2000、文書作成用のアプリケーションを管理するアプリケーションサーバ300が含まれている。アプリケーションサーバ300には出力印刷ジョブを生成するプリンタドライバ(汎用ドライバー)320がインストールされている。本実施形態における出力印刷ジョブとは、ユーザから印刷要求を受け付けたプリンタにて処理されるデータ、命令群を指す。
さらに、本実施形態のシステムには、全てのデジタルデータを保存するストレージサーバ400が接続されている。ただし、各種データは専用のストレージサーバではなく、アプリケーションサーバ300の中にあってもよい。
また、本実施形態のシステムには、それぞれの管理をWebサービスで管理するのに好都合なポータルサイトを提供するポータルサーバ200も含まれている。
図1に示すシステム例では、プリンタA2001、プリンタB2002が接続されているが、本実施形態においては少なくとも1台以上のプリンタが含まれているものとする。
本発明では、図1でも特にクライアントPC500、プリンタ2000、そしてアプリケーションサーバ300の構成で説明する。
図2は、図1に示した印刷システムのハードウェア構成を示すブロック図である。なお、本システム例は、図1のアプリケーションサーバ300、クライアントPC500およびプリンタ2000から成り立つ印刷システム例である。
図2において、クライアントPC500は、ROM53のプログラム用ROMあるいは外部メモリ511に記憶された制御プログラム等に基づいてクライアントPC500の制御を行うCPU51を備える。ここで、CPU51は、システムバス54に接続される各デバイスを総括的に制御する。
このROM53あるいは外部メモリ511には、CPU51の制御プログラムであるオペレーティングシステム(以下OS)、文書処理の際に使用するフォントデータ等、各種データを記憶する。RAM52は、CPU51の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
キーボードコントローラ(KBC)55は、キーボード59や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。DISコントローラ(DISC)56は、ディスプレイ(DIS)510の表示を制御する。
57はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ等を記憶する外部メモリ511とのアクセスを制御する。外部メモリ511には、ハードディスク(HDD)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等がある。
入出力部58は、双方向性インタフェース(インタフェース)530を介してアプリケーションサーバ300に接続されて、アプリケーションサーバ300との通信制御処理を実行する。
アプリケーションサーバ300は、ROM3のプログラム用ROMあるいは外部メモリ11に記憶された制御プログラム等に基づいてアプリケーションサーバ300の制御を行うCPU1を備える。ここで、CPU1は、システムバス4に接続される各デバイスを総括的に制御する。
このROM3あるいは外部メモリ11には、CPU1の制御プログラムであるオペレーティングシステム(以下OS)、文書処理の際に使用するフォントデータ等、各種データが記憶されている。また、外部メモリ11には、後述の図6に示すフローチャートに記載の動作制御を行うプリンタドライバ320が記憶されている。
また、後述の出力装置依存度を定義したテーブル、中間印刷ジョブを管理するジョブ管理テーブル等もROM3または外部メモリ11に記憶される。RAM2は、CPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
ディスクコントローラ(DKC)7は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ等を記憶する外部メモリ11とのアクセスを制御する。外部メモリ11には、ハードディスク(HDD)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等がある。
入出力部8は、双方向性インタフェース(インタフェース)30を介してクライアントPC500およびプリンタ2000に接続されて、クライアントPC500およびプリンタ2000との通信制御処理を実行する。
プリンタ2000は、CPU12により制御される。CPU12は、ROM13、あるいは外部メモリ14に記憶された制御プログラム等に基づいて動作する。CPU12は、システムバス15を介して印刷部I/F16に接続される印刷部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信号を出力する。また、このROM13のプログラムROMには、CPU12の制御プログラム等を記憶する。ROM13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等が記憶される。ROM13のデータ用ROMには、ハードディスク等の外部メモリ14がないプリンタの場合に、アプリケーションサーバ300上で利用される情報等が記憶されている。
CPU12は入出力部18を介してアプリケーションサーバ300との通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報等をアプリケーションサーバ300に通知できる。RAM19は、CPU12の主メモリや、ワークエリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
なお、RAM19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。前述したハードディスク(HDD)、ICカード等の外部メモリ14は、メモリコントローラ(MC)20によりアクセスを制御される。外部メモリ14は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、入出力部18は前述した操作パネルで操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されている。
また、前述した外部メモリ14は1個に限らず、複数個備えられ、内蔵フォントに加えてオプションカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。更に、図示しないNVRAMを有し、操作パネルなどの操作部21からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
図3は、図1に示した印刷システムにおけるソフトウェア構成を説明するブロック図である。
図3において、クライアントPC500にはWebブラウザ501がインストールされている。そこで、ユーザは、入出力部58を介して接続されたアプリケーションサーバ300にインストールされているWebアプリケーション310のドキュメントデータを、Webブラウザ501を用いて閲覧・編集できる。
アプリケーションサーバ300には、クライアントPC500のWebブラウザ501からドキュメントデータの閲覧編集を可能とするWebアプリケーション310が入っている。アプリケーションサーバ300にはさらに、後述の図6に示すフローチャートに記載の動作制御を行うプリンタドライバ320が外部メモリ11にインストールされている。
プリンタドライバ320はクライアントPC500からWebアプリケーション310を介して印刷設定情報を受け付け、かつ、出力印刷ジョブ(PDL)を生成する。なお、本願の印刷設定情報は、設定値および後述する設定値で構成される。プリンタドライバ320は、図4に示す通り下記機能を備える。
図4は、図1に示したアプリケーションサーバ300にインストールされるプリンタドライバの機能処理ソフトモジュールを説明するブロック図である。
図4において、印刷設定機能321は、クライアントPC500のWebブラウザ501に設定画面を表示し、ユーザからの印刷設定情報に含まれる候補値の入力を受け付け、中間印刷ジョブ作成機能322は、中間印刷ジョブを作成する。
印刷要求受け付け機能323は、プリンタ2000からの印刷要求を受け付け、ユーザ情報取得機能327は、ユーザの情報を取得し、構成情報取得機能328は、プリンタ2000の構成情報を取得する。
印刷設定確定機能324は、取得した構成情報に基づいて中間印刷ジョブの印刷設定情報に含まれる候補値のうち適切な候補値を選択して印刷設定情報を決定する。
出力印刷ジョブ作成機能325は、印刷設定確定機能324によって決定した印刷設定情報に基づき中間印刷ジョブから出力印刷ジョブを作成する。
また、プリンタドライバ320は中間印刷ジョブをユーザ情報や印刷設定情報と対応づけて図3のアプリケーションサーバ300の印刷ジョブ溜置き用のメモリ330に溜置きする。プリンタドライバ320は、プリンタ2000からの印刷要求により印刷ジョブ溜置き用メモリ330から中間印刷ジョブを取り出す印刷ジョブ管理機能326を備える。
また、本実施形態において、プリンタドライバ320は不特定のプリンタに出力するため、汎用ドライバーとして説明するが、プリンタからの印刷要求に対応できるプリンタドライバであれば、汎用ドライバーに限る必要はない。
Webアプリケーション310、およびプリンタドライバ320は外部メモリ11に保存され、OSやそのプログラムを利用する別のプログラムからの指示によってRAM2にロードされ、CPU1によって実行されるプログラムモジュールである。
以上の印刷システムの印刷処理に係わるハードウェア並びにソフトウェア構成を踏まえた上で、本実施例の印刷処理の動作を説明する。
図5は、本実施形態を示す印刷システムにおける一連の印刷処理を説明するフローチャートである。以下、図5に示すクライアントPC500、Webアプリケーション310、プリンタドライバ320によりプリンタ2000から印刷ジョブを出力する処理を説明する。
クライアントPC500のユーザは、アプリケーションサーバ300のWebアプリケーション310により提供される画面を使って編集処理を行う。アプリケーションサーバ300は、ユーザの編集処理に従いドキュメントデータを作成する。
ユーザがクライアントPC500のディスプレイ510に表示される表示画面を操作して印刷設定指示を行うと(S1)、Webアプリケーション310はプリンタドライバ320に印刷設定要求を行う(S2)。ここで、要求を受けたプリンタドライバ320は、印刷設定機能321にてWebアプリケーション310を経由して(S3)、クライアントPC500のWebブラウザ501にUI画面(印刷設定画面)を表示する(S4)。ここで、ユーザからUI画面を介して印刷設定情報の入力を受け付ける。
ユーザはWebブラウザ501がディスプレイ510に表示するUI画面を通して印刷設定情報を設定する(S5)。
ユーザが印刷指示を行うと、Webアプリケーション310はプリンタドライバ320に印刷要求を行う(S6)。
具体的には、Webアプリケーション310は、印刷対象のドキュメントデータをプリンタドライバ320へ送信する。印刷要求を受けたプリンタドライバ320は、印刷設定機能321を用いて、中間印刷ジョブ作成機能322へドキュメントデータを渡す(S7)。
そして、中間印刷ジョブ作成機能322は受け取ったドキュメントデータに基づく中間印刷ジョブを作成する(S8)。
印刷ジョブ管理機能326は、中間印刷ジョブにユーザ情報取得機能327により取得したユーザIDと前述の印刷設定情報を対応付けていったん印刷ジョブ溜置き用のメモリ330に溜め置き(記憶)する。
このとき、ユーザIDは、例えばユーザ本人を表す番号でもいいし、単にユーザの名前でもよい。また、このユーザIDは任意の方法で取得する。具体的にはIDカードリーダ等から読み取ってもいいし、クライアントPC500にログインすることですでに定められている情報を用いてもよい。
その後、プリンタ2000で、操作部21を用いてユーザがユーザIDの情報を入力する。すると、プリンタ2000は、アプリケーションサーバ300のプリンタドライバ320へ、本ユーザIDに対応した中間印刷ジョブを印刷するよう印刷要求を発行する(S9)。
プリンタドライバ320の印刷要求受け付け機能323は、本要求をプリンタ2000から受け取り、一連の印刷処理を始めることになる。
そして、プリンタドライバ320は、印刷ジョブ溜置き用のメモリ330に溜置きされている対象ユーザIDに対応した中間印刷ジョブをピックアップする(S10)。ここで、印刷設定確定機能324は、ピックアップされた中間印刷ジョブの印刷設定情報を確定する(S11)。
そして、出力印刷ジョブ作成機能325は、中間印刷ジョブと確定された印刷設定情報とに基づいて出力印刷ジョブを生成する(S12)。その後、プリンタドライバ320は、要求元のプリンタに生成された出力印刷ジョブを送信する(S13)。
上記の印刷処理の流れにおいて印刷処理動作の核となるプリンタドライバ320の動作の詳細を示したフローチャートを図6に示す。
図6は、本実施形態を示す情報処理装置のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図2に示したアプリケーションサーバ300のプリンタドライバ320による処理手順に対応する。なお、各ステップは、アプリケーションサーバ300のCPU1がRAM2にプリンタドライバ320をロードして実行することにより実現される。また、以下の説明においては、処理の主体をプリンタドライバ320として説明する。
プリンタドライバ320は、クライアントPC500からWebアプリケーション310を介して印刷設定要求を受け取る(S601)。そして、印刷設定機能321が、図7に例示するようなユーザインタフェース(設定画面)をクライアントPC500のDISC6を介してWebブラウザ501がディスプレイ510上に表示する。ここで、ユーザからユーザインタフェースに対して指定される印刷設定情報の入力を受け付ける(S602)。ここで、印刷設定情報とは、原稿サイズ、出力用紙サイズ、出力方法、排紙方法、部数、ページレイアウト、倍率、カラーモード等が含まれる。また、本実施形態では、1つの設定項目に対して、複数の設定値を指定することが可能であり、例えば出力用紙サイズとして、原稿サイズと同じと、A4という具合に複数の設定値を指定可能に構成されている。
これは、後にユーザが印刷要求を行うシステムに接続可能ないずれの印刷装置においても、印刷装置の機能への依存度を示す依存度がより強い印刷設定を選択される中間印刷ジョブに反映するためである。
図7に示す設定画面では、プリンタに依存する設定項目に関して、任意に複数の設定値を指定可能であり、プリンタドライバ320は指定された複数の設定値を印刷設定情報として受け付ける。なお、図7に示すユーザインタフェースは、アプリケーションサーバ300のプリント処理サービスによりクライアントPC500に提供され、プリンタ2000〜2002に依存しない、いわゆる汎用性のあるユーザインタフェースとして提供される。
なお、クライアントPCのユーザは、このユーザインタフェースが表示される時点では、どのプリンタであるかを特定しておらず、高機能のプリンタを意識して印刷設定を行うことも、低機能のプリンタを意識して印刷設定を行うことも共に可能な状態である。ここで、ユーザがプリンタを特定しない状況とは、クライアントPC500のユーザがこの時点では、出力すべき印刷情報の出力先を意識していないことを意味する。
図7の例では、出力用紙サイズはA4のみ、カラーモードはカラーのみ、排紙方法のパンチは「OFF」のみを選択している。しかし、出力方法は「両面印刷」と「片面印刷」と2つの設定値が選択されており、ステイプルは「ON」と「OFF」と2つの設定値が選択されている。
ここで、プリンタに依存する設定項目とは、プリンタのオプション構成や能力によって処理の可否や処理範囲が決まる項目である。例えば、両面/ステイプル/カラー印刷の可否、使用可能な用紙サイズの範囲、などが挙げられる。
一方、プリンタに依存しない設定項目とは、Nupなどホスト側での処理が可能で、どのプリンタでも実行可能な設定項目である。このようにしてユーザが設定した複数の設定値を含む印刷設定情報は、システムの動作仕様に則ってアプリケーションに送信される(S603)。
一方、S601で印刷設定要求でないとプリンタドライバ320が判断した場合は、プリンタドライバ320が、Webアプリケーション310から印刷要求としてドキュメントデータを受け取ったかどうかを判断する(S611)。ここで、プリンタドライバ320がWebアプリケーション310から印刷要求としてドキュメントデータを受け取っていると判断した場合、S612へ進む。そして、S612で、Webアプリケーション310から受け取ったドキュメントデータからアプリケーションおよび/またはOSから設定を含む印刷設定情報を受け取る(S612)。
さらに、プリンタドライバ320は、S612において、ユーザ情報取得機能327により印刷要求を発行したユーザのユーザIDを受け取る(S612)。
そして、中間印刷ジョブ作成機能322は、Webアプリケーション310から受信したドキュメントデータに基づいてプリンタに依存しない中間印刷ジョブ(例えばEMF:拡張メタファイル)を生成する。そして、プリンタドライバ320は、中間印刷ジョブ作成機能322により生成された中間印刷ジョブに前述したユーザIDと印刷設定情報とを対応付けて印刷ジョブ溜置き用のメモリ330にいったんスプールする(S613)。そして、プリンタドライバ320は、図8に例示するジョブ管理テーブルに情報を追加して(S614)、本処理を終了する。
図8は、図2に示したRAM2上に作成されるジョブ管理テーブルの一例を示す図である。
図8において、各中間印刷ジョブのジョブ名に対してユーザIDと印刷設定情報が対応付いて記憶されていることを示している。ジョブ管理テーブルは複数のユーザの中間印刷ジョブを一括管理する。各中間印刷ジョブにはそれぞれ異なる印刷設定情報が割り当てられている。
スプールされた中間印刷ジョブは、プリンタから印刷要求があるまで印刷ジョブ溜置き用のメモリ330に記憶される。
プリンタ2000でユーザがユーザ情報を入力する(入力方法は任意の方法でよい。例えば前述したようにIDカードをかざしたりログインしたりすることで入力する)ことで、プルプリントの印刷要求がプリンタ2000から発行される。
その結果、入出力部18を介して通常印刷要求を示すコマンドがプリンタ2000からプリンタドライバ320に送信される。
この場合は、S611でNOと判断され、プリンタドライバ320はこのプリンタ2000からの通常印刷要求を示すコマンドを入出力部8を介して印刷要求受け付け機能323により受け取っているかどうかを判断する(S621)。
ここで、プリンタドライバ320が通常印刷要求を示すコマンドを入出力部8を介して印刷要求受け付け機能323により受け取っていると判断した場合、S622へ進む。そして、さらに、入出力部8を介して、プリンタドライバ320の構成情報取得機能328は、プリンタ2000からプリンタのIPアドレス、プリンタ2000の構成情報(プリンタ能力)を受け取る(S622)。そして、プリンタドライバ320のユーザ情報取得機能327は、プリンタ2000からユーザIDを受け取る(S622)。
ここで、本実施形態ではプリンタ2000の構成情報をプリンタ2000から取得している場合を説明する。しかしながら、プリンタドライバ320自身がインストール時に既に保持してもよいし、外部メモリ11等にプリンタの構成情報をリストアップしたテーブルを保持しておき、そこから読み出してもよい。
つまり、本印刷システムでは、プリンタの構成情報の取得元は問わない。同様に、ユーザIDについてもプリンタ2000からではなく、別な機器(例えばプリンタドライバ320がインストールされたコンピュータがもつキーボード等の入力デバイス)から取得してもよい。
次に、プリンタドライバ320は、ジョブ管理テーブルの中にS622において受け付けたユーザIDに対応する未処理の中間印刷ジョブがあるかチェックする(S623)。ここで、受け付けたユーザIDに対応する未処理の中間印刷ジョブがないとプリンタドライバ320が判断した場合は、本処理を終了する。
一方、S623で、受け付けたユーザIDに対応する未処理の中間印刷ジョブがあるとプリンタドライバ320が判断した場合は、1件の中間印刷ジョブを選択し、その中間印刷ジョブの印刷設定情報を読み出す(S624)。
そして、プリンタドライバ320は、S624において読み出された印刷設定情報の中からプリンタ2000に依存する項目を順次ピックアップし(S631)、以下のように対応していく。
まず、プリンタドライバ320は、S624において読み出された印刷設定情報に含まれるチェック対象の項目の複数の設定値(図7で示す複数の設定値が設定される)の中から最もプリンタの機種情報に強い依存性を示す設定値をピックアップする(S632)。
ここで、プリンタ依存度とは図9に示すように、より多くのプリンタオプションやプリンタ能力がないと処理できない設定値は「強い」、逆にそれらへの依存の弱い設定値は「弱い」と定義される。例えば用紙サイズで言えば、オフィスプリンタでは通常A4サイズはサポートされているため依存度は弱く、A3サイズは大型機でしかサポートされていないので依存度が強くなる。
同様にモノクロ印刷はどのプリンタでも処理可能だが(依存度弱い)、カラー印刷はカラープリンタしか処理できない(依存度強い)。
また「両面印刷」は両面ユニットが必要なため「片面印刷」より依存度が強く、「製本印刷」はさらにサドルフィニッシャやV折りフィニッシャが必要なためより依存度は強くなる。
つまり、プリンタ依存度とはその設定値がどれだけ多くの機種のプリンタで処理可能かどうかを表すものであり、より多くの種類のプリンタで処理可能な設定値ほど依存度は低く定義される。このプリンタ依存度を示すデータは、外部メモリ11等に保管され、適宜プリンタドライバ320により読み出される。
次に、プリンタドライバ320は、S632においてピックアップした設定値を、印刷要求を発行したプリンタ2000の構成情報と比較し、プリンタ2000がピックアップした設定値を処理可能であるかどうかを判断する(S633)。ここで、処理可能と判断であるとプリンタドライバ320が判断した場合は、S632においてピックアップされた設定値が本設定項目の設定値として正式採用される(S634)。ここで、正式に採用されるとは、本設定項目の設定として確定されることを意味する。
一方、S633で、プリンタドライバ320が、プリンタ2000がピックアップした設定値を処理できないと判断した場合、S641へ進む。
そして、プリンタドライバ320はチェック対象の項目に他の設定値があるかどうかを判断する(S641)。ここで、プリンタドライバ320はチェック対象の項目に他の設定値があると判断した場合は、残りの設定値の中からプリンタ依存度の強い順に設定値をピックアップする(S642)。
そして、プリンタドライバ320は、S642においてピックアップされた設定値を構成情報と比較して処理可能かどうかを判断する(S643)。ここで、処理可能であるとプリンタドライバ320が判断した場合は、S634へ進む。そして、プリンタドライバ320は、その設定値を設定情報として正式採用して当該設定値を確定する(S634)。
一方、S641で、またはS643でプリンタドライバ320がNo(すべての設定値が処理不可能)と判断した場合、S644へ進む。そして、プリンタドライバ320は、本中間印刷ジョブは印刷できないと判断し(S644)、本中間印刷ジョブの処理を終えて、S623へ進み、次の中間印刷ジョブの処理に進む。
一方、S634でチェック対象の項目の設定値が確定された場合は、プリンタドライバ320は、プリンタに依存する設定項目が他にもあるかどうかを判断する(S635)。ここで、プリンタに依存する設定項目が他にもあるとプリンタドライバ320が判断した場合は、S631に進み、同じ中間印刷ジョブの印刷設定情報における次の設定項目の処理に進む。
一方、S635でプリンタに依存する設定項目が他にないとプリンタドライバ320が判断した場合、S625へ進む。この場合は、プリンタドライバ320は、処理対象の中間印刷ジョブの印刷設定情報のすべての設定項目において処理可能と判断したことになり、最終的な印刷設定情報を決定する(S625)。このS624からS625までの一連の印刷設定決定プロセスが、プリンタドライバ320の印刷設定確定機能324で行われる。
次に、プリンタドライバ320の出力印刷ジョブ作成機能325は、決定した印刷設定情報と中間印刷ジョブに基づいて出力印刷ジョブを生成する(S626)。例えば出力印刷ジョブとしてPDLを生成する。ただし、本実施例では中間印刷ジョブと出力印刷ジョブが異なるファイル形式の例を示すが、同じファイル形式になることもあるということは言うまでもない。
次に、プリンタドライバ320は入出力部8を介して、生成された出力印刷ジョブをS622で取得したIPアドレスを使って印刷要求を発行したプリンタに送信する(S627)。これで1つの印刷ジョブに対する一連の処理が終わり、プリンタドライバ320がジョブ管理テーブルを更新して(S628)、S623へ戻る。
なお、ジョブ管理テーブルを更新する処理では、図11に示すように、プリンタドライバ320が送信された出力印刷ジョブの生成元である中間印刷ジョブをジョブ管理テーブルから削除する(S1161)。その後、S623に進み、S621において、印刷要求をプリンタから発行した同一ユーザの残りの中間印刷ジョブに対しても同様の処理を行う。
一方、S621において、プリンタドライバ320がプリンタ通常印刷要求でないと判断した場合は、S651へ進み、さらにその他の要求を受け付けるが、本実施形態では何も処理しないため、本処理を終了する。
以下、上記プリンタドライバ320により制御される印刷処理の具体的な例を説明する。
図10は、本実施形態を示す印刷システムにおける印刷ジョブの処理例を示す図である。
特に、図10の(a)は、図6で示したフローによって処理される具体的な例であって、クライアントPC500上では図10の(a)中の左表のように印刷設定情報を設定した例である。なお、アプリケーションで作成されたドキュメントデータに設定された用紙サイズは「A3」とし、このユーザがスプールしている中間印刷ジョブはこの1件とする。また、図10の(a)は、1つの設定項目に対して複数の設定値を設定可能な例である。なお、当該設定は、図7に示すユーザインタフェースを用いてユーザが1つの設定項目に対して、例えば出力用紙サイズとして、「原稿サイズに合わせる」と、「A4」という具合に1つの設定候補に複数の設定値を設定可能な例である。
なお、図10の(b)は、1つの印刷ジョブに対して設定項目に対して1つの設定値が設定された複数の設定候補を、例えば設定候補1,2,3という具合に設定可能な例である。本例の場合も図1の(a)と同様に図7に示すユーザインタフェースを用いてユーザがそれぞれの設定値を各設定候補に対応づけて設定した場合である。
本ユーザが図10の(a)の右上のカラー複合機(以降、「カラーMFP」と記す)から通常印刷要求コマンドを発行した場合を想定する。この場合、図6に示したS622においてプリンタドライバ320は、本カラーMFPのIPアドレスと構成情報(表に図示)を受信する。
その後、プリンタドライバ320は、S631−S632において、「出力用紙サイズ」、「カラーモード」、「仕上げ」、「ステイプル」の4項目を順次チェックする。
ここで、図10の(a)に示す印刷設定情報の「出力用紙サイズ」に対する設定値として「原稿サイズに合わせる」と「A4」が設定されている。このため、プリンタドライバ320は、まずプリンタ依存度の強い「原稿サイズに合わせる(すなわちA3で出力する)」をピックアップし、カラーMFPの構成情報と比較する(S633)。ここで、カラーMFPがA3サイズをサポートしているため、設定値の「原稿サイズに合わせる」が設定値として採用される(S634)。
次に、プリンタドライバ320は、仕上げの設定値「両面」と「片面」、ステイプルの設定値「ON」と「OFF」についても、それぞれプリンタ依存度の強い設定値からチェックする。この結果、カラーMFPから印刷要求した場合、すべて処理可能となり印刷設定情報が最終決定する(S625)。
一方、図10の(a)の右中央のカラーレーザービームプリンタ(以降、「カラーLBP」と記す)はA4機である。本ユーザが本カラーLBPから通常印刷要求コマンドを発行した場合を想定する。
ここで、出力用紙サイズの設定値である「原稿サイズに合わせる(すなわちA3で出力する)」はカラーLBPのサポート外のサイズであるためプリンタドライバ320は、設定値「原稿サイズに合わせる」を処理不可能と判断する(S633)。そして、プリンタドライバ320は、出力用紙サイズの項目における次の設定値のA4をピックアップする。ここで、A4サイズはカラーLBPにおいて処理できるサイズであるため、プリンタドライバ320は、「A4サイズ」を出力用紙サイズの項目の設定値として確定する(S634)。
このように本実施形態では、S602でメモリ330に登録した印刷設定情報に含まれる複数の設定値の中で、機種情報に強い依存性を示す設定値をメモリ330に登録された中間印刷ジョブに設定すべき印刷設定情報として確定する。つまり、S631を実行することで印刷情報に対してユーザが設定した複数の設定値の中で、メモリ330に登録した印刷設定情報に含まれる複数の設定値の中で、機種情報に強い依存性を示す設定値を印刷設定情報として設定できるかどうかを判断する。この際、プリンタドライバ320は印刷要求を受け付けたプリンタから取得する機種情報を用いて、機種情報に強い依存性を示す設定値を印刷設定情報として設定できるかどうかを判断する。そして、プリンタドライバ320は、機種情報に強い依存性を示す設定値を印刷設定情報として設定できないと判断した場合、複数の設定値の中で、機種情報に弱い依存性を示す設定値のうち、より強い依存性を示す設定値を印刷設定情報として確定する。
さらに、プリンタドライバ320は、仕上げの設定項目、ステイプルの設定項目についても同様に処理された結果、「片面」、ステイプルの「OFF」が設定値として採用される。
一方、本ユーザが図10の(a)右下のモノクロMFPから印刷要求した場合を想定する。この場合、カラーモードの「カラー」がS633の比較でNoとなる。また、S641でカラーモードの設定項目に他の候補値がないことから、プリンタドライバ320は、本印刷ジョブをモノクロMFPにて印刷できないと判断する(S644)。
本実施形態では、図7に示すUI例のように印刷設定情報の設定項目に複数の設定値を設定する方法を示してきたが、図10の(b)に示すように、複数の印刷設定情報を設定する構成としても良い。
例えば図10の(b)に示す左の表のように3つの印刷設定情報の候補を作成しておく。この状態において、ユーザがカラーMFPから印刷要を発行した場合、設定候補1の印刷設定情報に含まれる設定値をカラーMFPの構成情報と比較するとすべてサポートされているので、設定候補1が最終的な印刷設定情報として決定される。
一方、カラーLBPから印刷要求を発行した場合、設定候補1、設定候補2にはカラーLBPにてサポートしていない設定値が含まれ、設定候補3だとすべての設定値がサポートされている。そのため、設定候補3が印刷設定情報として採用される。また、モノクロMFPではすべての設定候補において「カラーモード」設定が合致しないため、印刷中止となる。
本実施形態によれば、ユーザがいずれのプリンタからプルプリント印刷要求を行った場合でも、ユーザの意図から外れた出力結果になる可能性を低減できる。
〔第2実施形態〕
ユーザは第1実施形態に示す印刷システムを利用して印刷ジョブを印刷ができたとしても、ユーザが最も望んでいた出力結果を得られない場合がある。かかる場合、ユーザは他のプリンタを使って再印刷を要求する可能性がある。
そこで、最終的に確定した印刷設定情報が、ユーザの望む出力結果を出力するための設定でない場合、スプールされた中間印刷ジョブを削除することに代えて、後にユーザの特別な指示により再印刷を可能とする方法について説明する。
以下、本実施形態におけるジョブ処理の概要を説明する。
後述する処理に従いプリンタドライバ320が確定した印刷設定情報が機種情報に弱い依存性を示す設定値で確定したものであると判別した場合、ユーザからの再印刷要求に備える構成を備える。そして、異なるプリンタから再印刷要求を受付た場合、プリンタドライバ320は複数の印刷設定値の中で、再印刷要求を受け付けたプリンタから取得する機種情報に強い依存性を示す設定値を印刷設定情報として設定できるかどうかを第1の判定処理を行う。この結果、プリンタドライバ320が機種情報に強い依存性を示す設定値を印刷設定情報として設定できると判定した場合、以下のように印刷設定情報を確定する処理を実行する。
具体的には、まず、プリンタドライバ320が図1に示すいずれかのプリンタから受け付ける再印刷要求に含まれるユーザを識別する識別情報を用いてメモリ330から再印刷ジョブを検索する。そして、プリンタドライバ320は、検索される再印刷ジョブに再印刷要求を受け付けたプリンタから取得する機種情報に強い依存性を示す設定値を印刷設定情報として確定する。以下、フローチャートに従って本実施形態の処理を詳述する。
本実施形態では、図4のプリンタドライバ320の持つ各機能に加え、図示しない不完全印刷ジョブ保存機能と、再印刷要求受付機能と、印刷確認機能と、出力印刷ジョブ再生成機能を備える。そして、プリンタドライバ320をアプリケーションサーバ300のCPU1が実行することで再印刷が実現される。
本実施形態の処理全体の流れは図6と同じであるが、S628とS651が第1実施形態と異なる。以下、第1実施形態と処理が異なる処理について説明する。
図12、図13は、本実施形態を示す情報処理装置のデータ処理手順を示すフローチャートである。本例は、図2に示したアプリケーションサーバ300のプリンタドライバ320による処理手順に対応する。なお、各ステップは、アプリケーションサーバ300のCPU1がRAM2にプリンタドライバ320をロードして実行することにより実現される。また、以下の説明においては、処理の主体をプリンタドライバ320として説明する。
ここで、図12は、図6に示したS651に対応する処理であり、図13は、図6に示したS628に対応する処理である。
まず、通常の印刷処理において印刷した場合に、中間印刷ジョブを消さずに残すケースを説明する。
S628におけるジョブ管理テーブルの更新ステップについて、詳細動作を図13に示す。
プリンタドライバ320は、図6に示したS633の判断がすべてYesであるかどうかを判断する。すなわち、プリンタドライバ320は、プリンタに依存する全設定項目の設定値がプリンタ依存度の最も強い設定値(ユーザにとっての理想設定)に決定されたかどうかを判断する(S1371)。
ここで、S1371の判断において、プリンタドライバ320がYesであると判断した場合、プリンタドライバ320がプリンタに依存する全設定項目の設定値がプリンタ依存度の最も強い設定値に決定されたと判断した場合、S1372に進む。そして、プリンタドライバ320は第1実施形態と同様に送信された出力印刷ジョブの生成元である中間印刷ジョブの情報をジョブ管理テーブルから削除して(S1372)、本処理を終了する。
一方、S1371の判断において、ユーザにとっての理想設定でないとプリンタドライバ320が判断した場合、すなわち、S1371でNoと判断した場合、S1373へ進む。そして、プリンタドライバ320は、不完全印刷ジョブ保存機能により、送信された出力印刷ジョブの生成元である中間印刷ジョブに「不完全」フラグを付して不完全印刷ジョブとし、ジョブ管理テーブルから消さずに残して(S1373)、本処理を終了する。
なお、不完全印刷ジョブは、後述の再印刷要求が来るまで印刷ジョブ溜置き用メモリ330に保存される。なお、図14に、不完全印刷ジョブであるか否かを区別可能なジョブ管理テーブルを例示する。
次に、再印刷処理について説明する。
プリンタ2000を介してユーザが発行した再印刷要求に対して、プリンタドライバ320はS651で再印刷処理を行う。再印刷処理について、詳細動作を図12に示す。
ここで、S1224からS1235については、特に明言しない限り図6のS624からS635と同じ処理を行うものとする。
プリンタドライバ320は、プリンタ2000からの再印刷要求を示すコマンドを入出力部8を介して再印刷要求受付機能により受け取っているかどうかを判断する(S1220)。ここで、プリンタ2000からの再印刷要求を示すコマンドを入出力部8を介して再印刷要求受付機能により受け取っていないと判断した場合は、本処理を終了する。
一方、S1220で、再印刷要求を示すコマンドを入出力部8を介して再印刷要求受付機能により受け取っているとプリンタドライバ320が判断した場合は、S1222へ進む。
そして、プリンタドライバ320の構成情報取得機能328により、プリンタ2000からプリンタのIPアドレス、プリンタ2000の構成情報(プリンタ能力)を受け取る(S1222)。そして、プリンタドライバ320のユーザ情報取得機能327により、プリンタ2000からユーザIDを受け取る(S1222)。
次に、プリンタドライバ320は、図14に示すジョブ管理テーブルを検索してユーザIDに対応する不完全印刷ジョブがあるかどうかを判断する(S1223)。ここで、不完全印刷ジョブがあるとプリンタドライバ320が判断した場合、1件の不完全印刷ジョブを選択し、その不完全印刷ジョブに対応づけられた印刷設定情報を読み出す(S1224)。
次に、プリンタドライバ320は、読み出した印刷設定情報のプリンタ依存の設定項目をピックアップし(S1231)、ユーザが設定した設定候補の中から、プリンタ依存度の最大の設定値を読み出す(S1232)。そして、プリンタドライバ320は、読み出したプリンタ依存度の最も強い設定値がプリンタ2000で処理可能な設定値であるかどうか判断する(S1233)。ここで、プリンタドライバ320がプリンタ依存度の最も強い設定値がプリンタ2000で処理可能な設定値でないと判断した場合は、プリンタドライバ320は、本ジョブは印刷できないジョブであると判断して、再印刷処理を終了するため、S1223へ戻る。
一方、S1233の判断において、プリンタドライバ320がプリンタ依存度の最も強い設定値がプリンタ2000で処理可能な設定値であると判断した場合、S1234へ進む。そして、プリンタドライバ320は、プリンタ依存度の最も強い設定値を確定する(S1234)。そして、プリンタドライバ320は、S1231−S1234の処理をすべてのプリンタに依存する項目に対して行って、設定すべき項目が残っているかどうかを判断する(S1225)。ここで、設定すべき項目が残っているとプリンタドライバ320が判断した場合は、S1231へ戻る。
一方、S1235で、設定すべき項目が残っていないとプリンタドライバ320が判断した場合は、S1225へ進む。
その後、プリンタドライバ320は、出力印刷ジョブ作成機能325により印刷設定情報を決定し(1225)、プリンタドライバ320は、決定した印刷設定情報と不完全印刷ジョブとに基づいて出力印刷ジョブを生成する(S1226)。
そして、プリンタドライバ320は、生成された出力印刷ジョブをS1222で取得したプリンタIPアドレスを使って、再印刷を要求したプリンタに送信する(S1227)。そして、プリンタドライバ320は、ジョブ管理テーブルから印刷が完了した不完全印刷ジョブを削除することにより、ジョブ管理テーブルを更新して(S1228)、S1223へ戻る。
なお、図10(b)の複数の印刷設定情報が設定された場合についても同様である。
図10(b)を用いて説明すると、設定候補1以外の印刷設定情報で出力した場合(カラーLBP、モノクロMFPから出力した場合)、プリンタドライバ320は、印刷後に中間印刷ジョブを不完全印刷ジョブとして消さずに残しておく。そして、後にユーザがカラーMFPを介して行う再印刷要求を発行した場合(S1220)、プリンタドライバ320は、設定候補1で印刷可能かどうかチェックするS1224)。ここで、設定候補1で印刷可能であるとプリンタドライバ320が判断した場合、S1225−S1227の処理を実行する。つまり、設定候補1と不完全印刷ジョブに基づいて出力印刷ジョブを生成し、取得したプリンタIDアドレスを使って再印刷要求を発行したカラーMFPに送信する。その後ジョブ管理テーブルから印刷が完了した不完全印刷ジョブを削除して(S1228)、S1223へ戻る。
以上の発明により、ユーザが印刷要求を行ったプリンタにおいて、ユーザが指定した印刷設定情報を十分に反映させた印刷結果が得られない場合でも、後に最適な印刷が可能なプリンタから再印刷することでユーザが所望とする印刷結果が得られる。
〔第3実施形態〕
第1実施形態では、ある項目に設定された全ての設定値が対象プリンタにて処理できないと判定された場合、図6のS644において、その中間印刷ジョブの印刷をキャンセルしていた。その結果、故障中や外出先などの理由で、適切なプリンタがなかった場合、どのプリンタでも出せない印刷ジョブが発生する可能性がある。
そこで、どうしても印刷したい印刷ジョブに関してはユーザの特別な指示により強制印刷を可能とする。
その際、該当印刷ジョブの印刷設定情報とプリンタ構成情報から、最大限ユーザの意図を反映した印刷物が出力されるように印刷設定情報を確定し、印刷を行う実施形態について以下説明する。
以下、本実施形態におけるジョブ処理の概要を説明する。
プリンタドライバ320が印刷要求を受け付けたプリンタから取得する機種情報を用いて、メモリ330に登録した印刷設定情報に含まれる複数の設定値のいずれでも印刷設定情報を確定できないかどうかを判定する第2の判定処理を実行する。ここで、プリンタドライバ320が複数の設定値のいずれでも印刷設定情報を確定できないと判断した場合、第2の保持処理を実行する。具体的には、中間印刷ジョブと、当該中間印刷ジョブに設定された印刷設定情報と、ユーザを識別する識別情報とを関連づけて強制印刷ジョブとしてメモリ330に保持させる第2の保持処理を実行する。
そして、いずれかのプリンタから強制印刷要求を受け付けた場合に、強制印刷要求に含まれるユーザを識別する識別情報を用いてメモリ330から検索される強制印刷ジョブに設定すべき印刷情報を以下のように確定する。具体的には、プリンタドライバ320が再印刷要求を受け付けたプリンタから取得する機種情報に弱い依存性を示す設定値の中で、より強い依存性を示す設定値を印刷設定情報として確定する処理を実行する。以下、フローチャートに従って本実施形態の処理を詳述する。
図4のプリンタドライバ320の持つ各機能に加え、不図示の強制印刷要求受付機能と印刷設定補完機能を備えたプリンタドライバ320をCPU1が実行することで強制印刷が実現される。
本実施形態では、第1実施形態および第2実施形態の通常印刷では印刷できなかった印刷ジョブに対して、強制印刷を行うプロセスを説明する。
プリンタ2000を介してユーザが発行した強制印刷要求に対しては、プリンタドライバ320はS651で強制印刷処理を行う。強制印刷処理について、詳細動作を図15に示す。
図15は、本実施形態を示す情報処理装置のデータ処理手順を示すフローチャートである。本例は、図2に示したアプリケーションサーバ300のプリンタドライバ320による処理手順に対応する。なお、各ステップは、アプリケーションサーバ300のCPU1がRAM2にプリンタドライバ320をロードして実行することにより実現される。また、以下の説明においては、処理の主体をプリンタドライバ320として説明する。
ここで、S1424からS1443については、特に明言しない限り図6のS624からS643と同じ処理を行うものとする。
プリンタドライバ320は、プリンタ2000から強制印刷要求を示すコマンドを強制印刷要求受付機能で受け取っているかどうかを判断する(S1420)。ここで、プリンタドライバ320がプリンタ2000から強制印刷要求を示すコマンドを強制印刷要求受付機能で受け取っていないと判断した場合は、本処理を終了する。
一方、S1420で、プリンタ2000から強制印刷要求を示すコマンドを強制印刷要求受付機能で受け取っていると判断した場合は、S1422へ進む。
そして、S1422で、プリンタドライバ320の構成情報取得機能328により、プリンタ2000からプリンタのIPアドレス、プリンタ2000の構成情報(プリンタ能力)を受け取る(S1422)。さらに、プリンタドライバ320は、ユーザ情報取得機能327により、プリンタ2000からユーザIDを受け取る。
次に、プリンタドライバ320は、ジョブ管理テーブルを検索してユーザIDに対応する不完全印刷ジョブがあるかどうかを判断する(S1423)。ここで、不完全印刷ジョブがあるとプリンタドライバ320が判断した場合は、S1424で、プリンタドライバ320は、1件の不完全印刷ジョブを選択し、その不完全印刷ジョブに対応づけられた印刷設定情報を読み出す(S1424)。
次に、プリンタドライバ320は、読み出した印刷設定情報のプリンタに依存する設定項目を順次ピックアップし(S1431)、ユーザが設定した設定候補の中から、プリンタ依存度の最大の設定値を読み出す(S1432)。そして、プリンタドライバ320は、構成情報と比較して設定値がプリンタ2000で処理可能な設定値であるかどうかを判断する(S1433)。ここで、プリンタドライバ320がプリンタ依存度の最も強い設定値がプリンタ2000で処理可能な設定値でないと判断した場合は、プリンタドライバ320は他の設定値があるかどうかを判断する(S1441)。ここで、他の設定候補地がないとプリンタドライバ320が判断した場合は、S1444へ進む。
一方、S1441で、プリンタドライバ320が他の設定値があると判断した場合は、残りの公知地の中からプリンタ依存度が強い順に設定値を読み出し(S1442)、S1443へ進む。
そして、S1443で、プリンタドライバ320が読み出した設定値が構成情報と比較してプリンタ2000で処理可能な設定値であるかどうかを判断する。ここで、設定値を設定できるとプリンタドライバ320が判断した場合は、S1434へ進む。
一方、S1443で、プリンタドライバ320が読み出した設定値が構成情報と比較してプリンタ2000で処理可能な設定値でないと判断した場合は、S1444へ進む。
ここで、S1444へ進む場合とは、ユーザが設定した設定値の中にプリンタ2000が処理可能な設定値が含まれない場合である。
このとき、プリンタドライバ320は、該当設定項目において、設定値以外の設定値(プリンタドライバの持つ選択肢)をプリンタ依存度の強いものから順にピックアップする(S1444)。そして、プリンタドライバ320は、ピックアップした設定値がプリンタ2000で処理可能な設定値であるかどうか判断する(S1445)。ここで、ピックアップした設定値がプリンタ2000で処理可能な設定値であると判断した場合は、S1434へ進む。
一方、S1445で、ピックアップした設定値がプリンタ2000で処理可能な設定値でないと判断した場合は、プリンタドライバ320は未判断の設定値が残っているかどうかを判断する(S1446)。ここで、未判断の設定値が残っているとプリンタドライバ320が判断した場合は、S1444以降の処理を繰り返し、該当設定項目の設定値を決定する。
なお、いずれの設定項目においてもプリンタ依存度の最も弱い設定値(通常デフォルト設定値)はプリンタ2000で処理可能な設定値であるはずなので、通常はS1446にてNoになるケースはない。
一方、S14446で、未判断の設定値が残っていないと判断した場合、プリンタドライバ320は、エラー処理を行う(S1447)。
一方、S1433で、プリンタドライバ320がプリンタ依存度の最も強い設定値がプリンタ2000で処理可能な設定値であると判断した場合は、プリンタドライバ320は最も強い設定値を本設定項目の設定値として確定する(S1434)。
そして、プリンタドライバ320は、プリンタ依存の設定項目がまだあるかどうかを判断する(S1435)。ここで、プリンタ依存の設定項目がまだあると判断した場合は、S1431へ戻り、処理を繰り返す。
一方、S1435で、プリンタ依存の設定項目はないとプリンタドライバ320が判断した場合は、S1425へ進む。
そして、プリンタドライバ320がすべてのプリンタ依存の項目について設定値を設定し、印刷設定情報が決定する(S1425)。次に、プリンタドライバ320は、出力印刷ジョブ作成機能325により、決定した印刷設定情報を用いて不完全印刷ジョブに基づいて出力印刷ジョブを生成する(S1426)。
次に、プリンタドライバ320は、生成された出力印刷ジョブをS1422で取得したプリンタIPアドレス宛を使って、強制印刷要求を発行したプリンタに送信する(S1427)。そして、プリンタドライバ320は、ジョブ管理テーブルから印刷が完了した不完全印刷ジョブを削除することにより、ジョブ管理テーブルを更新して(S1428)、1423へ戻る。
以下、S1444に関して具体例を示す。
例えば図9において、ユーザが設定した印刷設定情報の「用紙サイズ」の項目における全ての設定値がプリンタにて非サポートである場合、プリンタドライバ320は「用紙サイズ」の項目の設定値を「A4」とする。
これにより、定型拡大縮小機能が効いてどのような原稿サイズであってもA4の大きさにフィットし、画像欠けなしに印刷可能となる。
同様に「仕上げ」の項目における設定値が「製本」であるが、プリンタが製本を非サポートである場合、プリンタドライバ320は、まず「両面」をチェックして、プリンタがサポートしている設定値であれば「両面」を「仕上げ」の項目の設定値とする。
一方、「両面」もプリンタ非サポートの設定値なら「片面」を「仕上げ」の項目の設定値に設定する。
同様に「ステイプル」の項目における設定値においても「2箇所止め」が、プリンタにおいて非サポートの設定値である場合、プリンタドライバ320は「1箇所止め」をチェックする。
そして、プリンタがサポートしている設定値であれば「ステイプル」の項目の設定値に「1箇所止め」を設定する。
また、「1箇所止め」もプリンタ非サポートの場合は、プリンタドライバ320は「OFF」を「ステイプル」の項目の設定値にする。
これにより、たとえ最適な出力を得ることができるプリンタが無い状況でも、ユーザの意図を最大限に反映した出力結果を得ることができる。
以上、第1〜第3実施形態に示す情報処理装置を用いた印刷システムとすることで、クライアントPCのドライバレス化、対象プリンタを選ばない自由なシステム構築、クラウドコンピューティング環境への適用、などが容易となる。またプリントサーバが不要で、低コストのプルプリントシステムの構築も可能となる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組み合わせを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本実施形態によれば、クライアント装置での印刷作業時に出力プリンタの能力がわからない場合でも、実際の印刷での出力をユーザの意図から外れにくくすることができる。つまり、高機能プリンタを想定して高機能設定を行う際に許容範囲として妥協できる設定値(後述の候補値)を設定しておくことで、実際には低機能プリンタしか存在しない場合でも単に強制印刷するのではなくそのプリンタにあった設定値で印刷することができる。この結果プリンタに応じた最適な印刷を行うことができる。
また、特定の出力結果を意図しているジョブについては、それに合うプリンタがなければ印刷をせず、紙の浪費を抑制することができる。
また、印刷はされたが目的を満たさない印刷設定情報であった場合、サーバ側で中間印刷ジョブを保持しておき、目的の印刷ができるプリンタで再印刷を行うことができる。
なた、各実施形態について説明したフローチャートに記載されるステップを適宜組み合わせてなる図示しない処理も本発明の一実施形態である。また、各実施形態について説明したフローチャートにおけるステップの一部の順序を入れ替えたりする構成も本発明の一実施形態である。また、各実施形態について説明したフローチャートにおけるステップの一部に本明細書に記載される処理に対応づけて新たなステップを組み入れる構成も本発明の一実施形態である。
300 アプリケーションサーバ
310 Webアプリケーション
320 プリンタドライバ

Claims (10)

  1. ネットワークを介して印刷処理機能が異なる複数の印刷装置のいずれかから印刷要求を受け付ける情報処理装置であって、
    クライアント装置にアプリケーションサービスおよび当該アプリケーションサービスを用いて前記クライアント装置で作成される印刷情報に対する印刷処理サービスを提供する提供手段と、
    前記クライアント装置が前記印刷処理サービスで提供されるユーザインタフェースを用いて前記印刷情報に設定する印刷設定情報であって、少なくとも1つの設定項目に対して複数の設定値が許容される印刷設定情報と、前記印刷情報と、当該印刷情報を作成したユーザを識別する識別情報とを前記クライアント装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段が前記クライアント装置から取得した前記印刷情報から前記複数の印刷装置の機種情報に依存しない中間印刷ジョブを作成する作成手段と、
    前記作成手段が作成した中間印刷ジョブに前記識別情報および前記印刷設定情報を関連づけて記憶手段に登録する登録手段と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記複数の印刷装置のうちのいずれか1つの印刷装置から前記登録手段により前記記憶手段に登録された中間印刷ジョブに対する印刷要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が印刷要求を受け付けた前記印刷装置から取得する機種情報を用いて、前記記憶手段に登録した前記印刷設定情報に含まれる前記複数の設定値の中で、前記機種情報に強い依存性を示す設定値を前記記憶手段に登録された前記中間印刷ジョブに設定すべき印刷設定情報として確定する確定手段と、
    前記受付手段が受け付けた前記印刷要求に含まれるユーザを識別する識別情報を用いて前記記憶手段から検索される前記中間印刷ジョブに前記確定手段が確定した印刷設定情報を反映した出力印刷ジョブを生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した前記出力印刷ジョブを前記受付手段が印刷要求を受け付けた印刷装置に送信する送信手段と、
    前記送信手段が送信した前記出力印刷ジョブに対応する前記中間印刷ジョブを前記記憶手段から削除する削除手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記印刷情報に対してユーザが設定した複数の設定値の中で、前記受付手段が印刷要求を受け付けた前記印刷装置から取得する機種情報を用いて、前記記憶手段に登録した前記印刷設定情報に含まれる前記複数の設定値の中で、前記機種情報に強い依存性を示す設定値を前記印刷設定情報として設定できるかどうかを判断する判断手段を備え、
    前記確定手段は、前記受付手段が印刷要求を受け付けた印刷装置に設定すべき印刷設定情報を確定する場合、前記判断手段が前記機種情報に強い依存性を示す設定値を前記印刷設定情報として設定できないと判断した場合、前記複数の設定値の中で、前記機種情報に弱い依存性を示す設定値のうち、より強い依存性を示す設定値を前記印刷設定情報として確定することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記確定手段が確定した印刷設定情報が前記機種情報に弱い依存性を示す設定値で確定したものであるかどうかを判別する判別手段と、
    前記判別手段が確定した印刷設定情報が前記機種情報に弱い依存性を示す設定値で確定したものであると判別した場合、前記送信手段が送信した前記出力印刷ジョブに対応する前記中間印刷ジョブを前記削除手段が前記記憶手段から削除することに代えて、前記中間印刷ジョブと、当該中間印刷ジョブに設定された印刷設定情報と、前記ユーザを識別する識別情報とを関連づけて前記出力印刷ジョブを送信した印刷装置とは異なる印刷装置から再印刷すべき再印刷ジョブとして前記記憶手段に保持させる第1の保持手段と、
    前記受付手段が異なる印刷装置から再印刷要求を受け付けた場合、複数の印刷設定値の中で、再印刷要求を受け付けた印刷装置から取得する機種情報に強い依存性を示す設定値を前記印刷設定情報として設定できるかどうかを判定する第1の判定手段と、を備え、
    前記第1の判定手段が再印刷要求を受け付けた印刷装置から取得する機種情報に強い依存性を示す設定値を前記印刷設定情報として設定できると判定した場合、前記確定手段は、いずれかの印刷装置から前記受付手段が受け付ける再印刷要求に含まれるユーザを識別する識別情報を用いて前記記憶手段から検索される前記再印刷ジョブに再印刷要求を受け付けた印刷装置から取得する機種情報に強い依存性を示す設定値を印刷設定情報として確定することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記受付手段が印刷要求を受け付けた前記印刷装置から取得する機種情報を用いて、前記記憶手段に登録した前記印刷設定情報に含まれる前記複数の設定値のいずれでも印刷設定情報を確定できないかどうかを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段が前記複数の設定値のいずれでも前記印刷設定情報を確定できないと判断した場合、前記中間印刷ジョブと、当該中間印刷ジョブに設定された印刷設定情報と、前記ユーザを識別する識別情報とを関連づけて強制印刷ジョブとして前記記憶手段に保持させる第2の保持手段と、
    前記確定手段は、いずれかの印刷装置から前記受付手段が受け付ける強制印刷要求に含まれるユーザを識別する識別情報を用いて前記記憶手段から検索される前記強制印刷ジョブに再印刷要求を受け付けた印刷装置から取得する機種情報に弱い依存性を示す設定値の中で、より強い依存性を示す設定値を印刷設定情報として確定することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  6. ネットワークを介して印刷処理機能が異なる複数の印刷装置のいずれかから印刷要求を受け付ける情報処理装置であって、
    クライアント装置にアプリケーションサービスおよび当該アプリケーションサービスを用いて前記クライアント装置で作成される印刷情報に対する印刷処理サービスを提供する提供手段と、
    前記クライアント装置が前記印刷処理サービスで提供されるユーザインタフェースを用いて1つの印刷ジョブに指定される複数の印刷設定情報と、前記印刷情報と、当該印刷情報を作成したユーザを識別する識別情報とを前記クライアント装置から取得する取得手段と、
    前記取得手段が前記クライアント装置から取得した前記印刷情報から前記複数の印刷装置の機種情報に依存しない中間印刷ジョブを作成する作成手段と、
    前記作成手段が作成した中間印刷ジョブに前記識別情報および前記印刷設定情報を関連づけて記憶手段に登録する登録手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記複数の印刷装置のうちのいずれか1つの印刷装置から前記登録手段により前記記憶手段に登録された中間印刷ジョブに対する印刷要求を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段が印刷要求を受け付けた印刷装置から取得する機種情報を用いて、複数の印刷設定情報から前記印刷情報に対して設定すべき印刷設定情報を特定する特定手段と、
    前記印刷装置から取得する印刷要求に含まれるユーザを識別する識別情報を用いて前記記憶手段から検索される前記中間印刷ジョブに前記特定手段が特定した印刷設定情報を反映した出力印刷ジョブを生成する生成手段と、
    前記生成手段が生成した前記出力印刷ジョブを前記受付手段が受け付けた印刷装置に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. ネットワークを介して印刷処理機能が異なる複数の印刷装置のいずれかから印刷要求を受け付ける情報処理装置におけるジョブ処理方法であって、
    クライアント装置にアプリケーションサービスおよび当該アプリケーションサービスを用いて前記クライアント装置で作成される印刷情報に対する印刷処理サービスを提供する提供工程と、
    前記クライアント装置が前記印刷処理サービスで提供されるユーザインタフェースを用いて前記印刷情報に設定する印刷設定情報であって、少なくとも1つの設定項目に対して複数の設定値が許容される印刷設定情報と、前記印刷情報と、当該印刷情報を作成したユーザを識別する識別情報とを前記クライアント装置から取得する取得工程と、
    前記取得工程が前記クライアント装置から取得した前記印刷情報から前記複数の印刷装置の機種情報に依存しない中間印刷ジョブを作成する作成工程と、
    前記作成工程が作成した中間印刷ジョブに前記識別情報および前記印刷設定情報を関連づけて記憶手段に登録する登録工程と、
    を備えることを特徴とするジョブ処理方法。
  9. 前記複数の印刷装置のうちのいずれか1つの印刷装置から前記登録工程により前記記憶手段に登録された中間印刷ジョブに対する印刷要求を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程が印刷要求を受け付けた前記印刷装置から取得する機種情報を用いて、前記記憶手段に登録した前記印刷設定情報に含まれる前記複数の設定値の中で、前記機種情報に強い依存性を示す設定値を前記記憶手段に登録された前記中間印刷ジョブに設定すべき印刷設定情報として確定する確定工程と、
    前記受付工程が受け付けた前記印刷要求に含まれるユーザを識別する識別情報を用いて前記記憶手段から検索される前記中間印刷ジョブに前記確定工程が確定した印刷設定情報を反映した出力印刷ジョブを生成する生成工程と、
    前記生成工程が生成した前記出力印刷ジョブを前記受付工程が印刷要求を受け付けた印刷装置に送信する送信工程と、
    前記送信工程が送信した前記出力印刷ジョブに対応する前記中間印刷ジョブを前記記憶手段から削除する削除工程と、
    を備えることを特徴とする請求項8記載のジョブ処理方法。
  10. 請求項8または9に記載のジョブ処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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