JP2012099614A - 対回路基板作業機群に対する作業者作業の計画作成方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】設定枚数の回路基板に対する装着作業を1作業単位とし、各フィーダ58の実初期部品数Nmを、1作業単位に装着される単位装着部品数nmで割った商より小さい素数をフィーダ58の数だけ取得する。取得した素数群に同じ値の素数が含まれている場合には、それらの1つを残し、他の素数は1段階あるいはそれ以上小さい素数に変更して、2つ以上同じ素数を含まない素数群を取得する。その素数群の各素数に対応する作業単位の次の作業単位の開始より前に各素数に対応するフィーダ58の交換が行われる計画を作成する。
【選択図】図2
Description
前記複数台の対回路基板作業機の各々の作動に伴ってそれぞれ変化する複数の変量であって、それら変量の変化の量である複数の変化量の累積がそれら複数の変量に対応する複数の作業要判定量の各々を超える前に、作業者が前記複数台の対回路基板作業機の各々に対して作業者作業を行うことが必要であるものの、1作業単位内における変化量である複数の単位変化量で、前記複数の作業要判定量の各々を割った複数の商よりそれぞれ小さい素数を複数個取得し、それら複数個の素数の中に互いに同じものが設定数を超えて存在する場合に、その設定数を超えて存在する素数を生じさせた前記作業要判定量を前記単位変化量の自然数倍分小さくした代替作業要判定量を前記作業要判定量の代わりに使用することより前記設定数を超えて存在する素数の各々を小さくし、互いに同じ値の素数を前記設定数を超えて含まない素数群を取得する素数群取得工程と、
前記複数の単位変化量の各々の累積が前記素数群の各素数に対応する対応累積変化量に達する作業単位の次の作業単位の開始より前に、前記素数群の各素数に対応する前記複数の作業者作業の各々が実行される前記作業者作業計画を作成する計画作成工程と
を含むことを特徴とする作業者作業計画作成方法。
上記対回路基板作業機群は、上流から下流へ流される1枚の回路基板に対する対回路基板作業を互いに協同して行う対回路基板作業機ラインを構成するものでもよく、また、それぞれ別の回路基板に対する対回路基板作業を行う複数台の対回路基板作業機であるが、1人の作業者または複数人の作業者から成る1作業者グループにより作業者作業が行われる1群の対回路基板作業機でもよい。
上記変量は、1台の対回路基板作業機に1つ存在しても、複数存在してもよい。後者の一例は、対回路基板作業機が回路基板に電子回路部品を装着する電子回路部品装着機である場合に、1台の電子回路部品装着機に搭載される複数の部品供給具(フィーダ,トレイ等)の各々における累積供給部品数である。この場合には、1台の電子回路部品装着機に搭載される部品供給具の数と同数の変量が1台の電子部品装着機に存在することとなるのである。
「作業単位」は、例えば、対回路基板作業機において作業が行われる回路基板の設定枚数(1枚以上は勿論、1枚より小さい場合も含む),対回路基板作業機の設定作業回数,対回路基板の設定作動時間等とすることができる。
「作業単位」は、その作業単位に対応する時間内に対回路基板作業機群において1人の作業者が1回の作業者作業を行うに適した大きさに設定することが簡明であるが、不可欠ではない。例えば、1人の作業者が設定回数の作業者作業を行い得る大きさに作業単位を設定すること、あるいは、1人の作業者は1回の作業者作業を行い得るのみであるが、対回路基板作業機群が複数の作業者により担当されるため、作業者数と同数の作業者作業が同時に実行可能である場合に、それら作業者数と同数の作業者作業が行い得る大きさに作業単位を設定すること等が可能なのである。
作業要判定量を単位変化量で割った商(この商が端数を含む場合は、切り上げて整数としてもよいが、後に素数を取得する際に必然的に整数となるため、切上げは不可欠ではない)は、対回路基板作業機が対回路基板作業を開始した時点を基準とした作業要時期を表しており、この作業要時期は作業単位の数で表される。
したがって、複数の対回路基板作業機が一斉に対回路基板作業を開始した場合は、複数の商より小さい素数を取得し、それら素数の中に、同じ素数が設定数を超え存在しないようにすれば、同じ作業単位に設定数を超える作業者作業が必要となるのは、作業単位の数が、それら素数の任意の2つずつの最小公倍数、すなわち2つずつの素数の積に達したときである。そして、作業要判定量は単位変化量に比較して十分大きいのが普通であるため、各素数は比較的大きな値となり、比較的大きな2つの素数の積は非常に大きな値となる。したがって、作業単位の数が実際に大きな2つの素数の積に達することは稀であり、同じ作業単位内に設定数を超える作業者作業が必要になることを良好に回避できる。
しかし、1対回路基板作業機群に属する複数の対回路基板作業機が対回路基板作業を開始する時期が互いに異なっていれば、上記のように複数の対回路基板作業機が一斉に対回路基板作業を開始する場合のように理想的にはゆかず、比較的早い時期に、同じ作業単位に設定数を超える作業者作業が必要となることがあり得る。しかし、一旦そのような事態が発生した後は、複数の対回路基板作業機が一斉に対回路基板作業を開始したのと同じ状態となり、同じ作業単位に複数の作業者作業が必要となることは稀になる。このことは、実施形態の説明の項において、具体例に基づいてさらに詳細に説明する。
なお、上記素数は、同じ作業単位内に設定数を超える作業者作業が必要になることを可及的に回避するという観点からすれば、できる限り大きいことが望ましく、上記素数は上記商より小さいのみならず、商に最も近い素数であることが望ましいことになる。しかし、不可欠ではない。例えば、作業要判定量と単位変化量とが互いに同じである作業者作業が設定数を超えて存在することが予め明らかである場合には、商より小さい素数の中で互いに同じにならない素数をはじめから選定することも可能である。あるいは、供給ミスの発生に備えて、商より複数段階小さい素数が選定されることもあり得る。ただし、その場合でも、10段階以上は小さくない素数であることが望ましく、5段階以上あるいは3段階以上は小さくない素数であることが望ましい。
また、作業者作業が部品保持具の交換である場合に、新しい部品保持具と交換された部品保持具に残っている部品は廃棄することも可能であり、その場合には上記素数としては上記商にできる限り近いものを選定することが望ましいのであるが、残ったテープ化部品(長手形状のキャリヤテープに複数の電子回路部品が等間隔に保持されたもの)を集めてつなぎ合わせる等して使用される場合には、残ったテープ化部品があまりに短いと接続作業が大変になるため、ある程度の長さで残す方がよい場合があり、その場合には、上記素数は上記商より十分小さいものとされることが望ましいことになる。ただし、素数があまりに小さければ、発明の効果が十分に得られないため、少なくとも上記商の1/2よりは大きい素数が望ましく、商の2/3あるいは3/4よりは大きいことが望ましい。
(2)前記対回路基板作業機が、(a)回路基板を保持する基板保持装置と、(b)実初期部品数の同種の電子回路部品をそれぞれ保持する複数の部品保持具と、それら複数の部品保持具の各々を着脱可能に保持する保持具保持装置とを備えた部品供給装置と、(c)その部品供給装置から電子回路部品を取り出し、前記基板保持装置に保持された回路基板に装着する装着装置とを含む電子回路部品装着機を含み、
前記対回路基板作業機群が、前記電子回路部品装着機が複数台1列に並べられて装着機ラインを構成し、その装着機ラインが、上流から下流へ送られる回路基板に対して各電子回路部品装着機が順次電子回路部品の装着を行うものであり、
前記作業者作業が、前記装着機ラインの複数の前記部品供給装置の複数m番の前記部品保持具の各々を交換する保持具交換作業を含み、
前記素数群取得工程が、前記作業単位当たりに前記m番の部品保持具の各々から供給される電子回路部品の数を単位装着部品数nmとし、その電子回路部品を供給する前記複数の部品保持具の各々の実初期部品数をNmとした場合に、実初期部品数Nmを単位装着部品数nmで割った複数の商の各々より小さい素数を複数個取得するとともに、それら複数個の素数の中に互いに同じものが設定数を超えて存在する場合に、その設定数を超えて存在する同じ素数のいずれか一方を生じさせた前記実初期部品数Nmを、その実初期部品数Nmより前記単位装着部品数nmの自然数倍小さい代わりの初期部品数である代替初期部品数Nm′に変更し、その代替初期部品数Nm′について前記素数を取得することにより、互いに同じ素数を前記設定数を超えて含まない素数群を取得する工程を含み、
前記計画作成工程が、前記複数の部品保持具のうち、それら複数の部品保持具の各々から前記作業単位の1つである着目作業単位の終わりまでに供給される電子回路部品の合計数が、それぞれ前記素数群の各素数に対応する対応累積部品数に達する部品保持具の交換が、前記着目作業単位の次の作業単位の開始より前に行われるように、前記複数の部品保持具の交換作業計画を作成する工程を含む(2)項に記載の作業者作業計画作成方法。
上記部品保持具は、長手形状のキャリヤテープに複数の電子回路部品が等間隔に保持されたテープ化部品が巻かれたリールでも、長手形状のケースに複数電子回路部品が並べて収容されたスティックでも、複数の電子回路部品がバルク状に収容された部品収容器でもよく、それらリール,スティック,部品収容器を着脱可能に保持して部品供給部から順次供給するフィーダでもよい。また、複数の電子回路部品を平面状に並べて収容するトレイでもよく、そのトレイを複数枚収容したパレットでもよい。
そして、部品保持具の交換作業には、それまで使用されていたフィーダ,トレイ,パレットを取り外し、予め準備されているフィーダ,トレイ,パレット等を取り付ける単純な交換作業や、リールやスティックをフィーダに装着し、装着したリールやスティックが正しいものであるか否かの確認作業を行う等の付随作業を含む複雑な交換作業や、それまでフィーダに装着されていたリールを取り外し、新たなリールを装着し、先行テープ化部品の末端に後続テープ化部品の先端を接続するスプライシング作業等が含まれる。
本項においては、素数群を取得する工程が、互いに同じ素数を設定数を超えて含まない素数群を取得する工程とされているが、担当作業者が複数人であっても、互いに近接した部品保持具の交換が同時に必要になった場合には、複数人が同時に作業を行うことができないため、設定数を1とすること、すなわち互いに同じ素数を含まない素数群を取得する工程とすることが望ましい。
(3)前記対回路基板作業機が、(a)回路基板を保持する基板保持装置と、(b)電子回路部品を供給する部品供給装置と、(c)吸着ノズルを着脱可能に保持する装着ヘッドを備え、前記吸着ノズルにより前記部品供給装置から電子回路部品を受け取って前記基板保持装置に保持された回路基板に装着する装着装置とを含む電子回路部品装着機を含み、
前記対回路基板作業機群が複数台の前記電子回路部品装着機から成る電子回路部品装着機群を含み、
前記作業者作業が、前記電子回路部品装着機群に対して行うべき前記吸着ノズルのメンテナンス作業を含み、
前記素数群取得工程が、前記複数の前記吸着ノズルの各々について予め設定されている実要メンテナンス使用量を、前記作業単位当たりの使用量で除した商の各々より小さい素数を複数個取得するとともに、その取得した複数個の素数の中に互いに同じものが設定数を超え存在する場合に、その設定数を超えて存在する同じ素数を生じさせた前記実要メンテナンス使用量を前記作業単位当たりの使用量の自然数倍分小さくした代替要メンテナンス使用量を前記要メンテナンス使用量の代わりに使用することより、前記設定数を超えて存在する素数の各々を小さくし、互いに同じ値の素数を前記設定数を超えて含まない素数群を取得する工程を含み、
前記計画作成工程が、前記複数の吸着ノズルのうち、それら複数の吸着ノズルの各々の前記作業単位の1つである着目作業単位の終わりまでに使用されるものの使用量の合計が、それぞれ前記素数群の各素数の各々に対応する対応累積使用量に達する吸着ノズルに対する前記メンテナンス作業が前記着目作業単位の次の作業単位の開始より前に行われるように、前記複数の吸着ノズルのメンテナンス作業計画を作成する工程を含む(1)項に記載の作業者作業計画作成方法。
吸着ノズルのメンテナンス作業には、塵埃による吸着ノズルの詰まりの解消、付着した接着剤の除去,吸着管の曲がりの修正等が含まれる。また、吸着ノズルの使用量は、電子回路部品の吸着回数や、使用開始からの経過時間等とすることができる。
(4)前記対回路基板作業機が、
回路基板を保持する基板保持装置と、
その基板保持装置に保持された回路基板の予め定められた複数の部分に高粘性流体を塗布する塗布装置と、
それら基板保持装置と塗布装置とを互いに相対移動させる相対移動装置と、
高粘性流体を収容する収容器を備え、前記塗布装置に高粘性流体を供給する供給装置と
を含む高粘性流体塗布機を含む(1)項ないし(3)項のいずれかに記載の作業者作業計画作成方法。
高粘性流体塗布機には、回路基板にクリーム状はんだを印刷するスクリーン印刷機や接着剤を局部的に塗布するディスペンサが含まれる。
(5)前記作業者作業が、前記高粘性流体塗布機を複数台含む高粘性流体塗布機群の前記収容器の各々に高粘性流体の補給を行う高粘性流体補給作業を含み、
前記素数群取得工程が、前記複数台の高粘性流体塗布機の前記収容器の各々について予め設定されている実初期収容量を、前記作業単位当たりの消費量である単位消費量で除した商より小さい素数を複数個取得するとともに、その取得した複数個の素数の中に互いに同じものが設定数を超えて存在する場合に、その設定数を超えて存在する素数を生じさせた前記実初期収容量を前記作業単位当たりの消費量の自然数倍分小さくした代替初期収容量を前記実初期収容量の代わりに使用することより、前記設定数を超える素数の各々を小さくし、互いに同じ素数を前記設定数を超えて含まない素数群を取得する工程を含み、
前記計画作成工程が、前記複数の収容器のうち、それら複数の収容器の各々の前記作業単位の1つである着目作業単位の終わりまでの消費量の合計が、それぞれ前記素数群の各素数に対応する対応累積消費量に達する収容器に対する前記高粘性流体補給作業が、前記着目作業単位の次の作業単位の開始より前に行われるように、前記複数の収容器の高粘性流体補給作業計画を作成する工程を含む(4)項に記載の作業者作業計画作成方法。
(6)前記作業者作業が、前記対回路基板作業機群に属する前記複数台の前記対回路基板作業機の各々における1箇所以上ずつである複数の対象部分に対する給脂と清掃との少なくとも一方を含むメンテナンス作業を含み、
前記素数取得工程が、前記複数の対象部分の各々について予め設定されている設定作動時間を、前記対回路基板作業機群における前記作業単位としての単位作動時間で除した商より小さい素数を複数個取得し、その取得した複数個の素数の中に互いに同じものが設定数を超えて存在する場合に、その設定数を超えて存在する素数を生じさせた前記設定作動時間を前記単位作動時間の自然数倍分小さくした代替作動時間を前記設定作動時間の代わりに使用することより、前記設定数を超えて存在する素数の各々を小さくし、互いに同じ値の素数を前記設定数を超えて含まない素数群を取得する素数群取得工程を含み、
前記計画作成工程が、前記複数の対象部分のうち、それら複数の対象部分の各々についての前記単位作動時間の1つである特定単位作動時間の終わりまでに前記単位作動時間の合計が、前記素数群の各素数に対応する対応累積作動時間に達する対象部分に対する前記メンテナンス作業が前記着目作業単位の次の作業単位の開始より前に行われるように、前記複数の対象部分のメンテナンス作業計画を作成する工程を含む(1)項ないし(5)項のいずれかに記載の作業者作業計画作成方法。
本項の方法は、電子回路部品装着機群と高粘性流体塗布機群との少なくとも一方を含む対回路基板作業機群についての作業者作業計画の作成に適用することができる。給脂作業の対象部分は、例えば、給脂ニップルとすることができ、清掃作業の対象部分は、電子回路部品装着機の吸着ノズル,接着剤塗布機の吐出ノズルあるいは試し塗布部材の塗布面,スクリーン印刷機のマスクあるいはスキージの少なくとも1つとすることができる。
(7)作業者作業が実行に要する所要時間を互いに異にする複数種類の作業者作業を含み、前記所要時間が長い作業者作業の計画を先に作成し、空いた作業単位に前記所要時間の短い作業者作業が実行されるように計画を作成する(1)項ないし(6)項のいずれかに記載の作業者作業計画作成方法。
(8)作業者作業が実行に要する所要時間を互いに異にする複数種類の作業者作業を含み、前記所要時間が短い作業者作業の計画を先に作成し、連続して空いた作業単位連に前記所要時間の長い作業者作業を割り当てて計画を作成する(1)項ないし(7)項のいずれかに記載の作業者作業計画作成方法。
本項が(7)項に従属する態様では、本項に記載の作業者作業計画作成方法と、(7)項に記載の作業者作業計画作成方法とが折衷して実施されることとなる。
(9)作業者作業が実行に要する所要時間を互いに異にする複数種類の作業者作業を含み、実行時期の自由度が小さい作業者作業の計画を先に作成し、実行時期の自由度が大きい作業者作業を、前記自由度が小さい作業者作業が行われない時期に割り当てて計画を作成する(1)項ないし(6)項のいずれかに記載の作業者作業計画作成方法。
(10)回路基板に対して定められた対回路基板作業を行う対回路基板作業機を複数台含む対回路基板作業機群に対して作業者が為すべき作業者作業の計画である作業者作業計画を作成する装置であって、
前記複数台の対回路基板作業機の各々の作動に伴ってそれぞれ変化する複数の変量であって、それら変量の変化の量である複数の変化量の累積がそれら複数の変量に対応する複数の作業要判定量の各々を超える前に、作業者が前記複数台の対回路基板作業機の各々に対して作業者作業を行うことが必要であるものの、1作業単位内における変化量である複数の単位変化量で、前記複数の作業要判定量の各々を割った複数の商より小さい素数を複数個取得し、それら複数個の素数の中に互いに同じものが設定数を超えて存在する場合に、その設定数を超えて存在する素数を生じさせた前記作業要判定量を前記単位変化量の自然数倍分小さくした代替作業要判定量を前記作業要判定量の代わりに使用することより、前記設定数を超えて存在する素数の各々を小さくし、互いに同じ値の素数を前記設定数を超えて含まない素数群を取得する素数群取得部と、
前記複数の単位変化量の各々の累積が前記素数群の各素数に対応する対応累積変化量に達する作業単位の次の作業単位の開始より前に、前記素数群の各素数に対応する前記複数の作業者作業の各々が実行される前記作業者作業計画を作成する計画作成部と
を含むことを特徴とする作業者作業計画作成装置。
前記(2)項ないし(9)項に記載の特徴は本項の作業者作業計画作成装置にも適用可能である。
(11)(a)回路基板を保持する基板保持装置と、(b)その基板保持装置に保持された回路基板に予め定められた作業を行う作業装置とを含む対回路基板作業機と、
その対回路基板作業機を制御する制御装置と
を含み、前記制御装置が、
前記回路基板作業機の作動に伴って、その対回路基板作業機に対して作業者が為すべき作業者作業の計画を記憶している作業者作業計画記憶部と、
その作業者作業計画記憶部に記憶されている作業者作業計画に基づいて、作業者作業が必要な複数の時期に、作業者が為すべき作業を順次報知する作業報知部と
を含む対回路基板作業システム。
前記(1)項ないし(10)項の各々に記載の特徴は本項の対回路基板作業システムにも適用可能である。
各装着モジュール10はそれぞれ、図2に示すように、本体フレームとしてのモジュール本体18,基板搬送装置20,基板保持装置22,部品供給装置24,装着装置26,基準マーク撮像装置28(図3参照),部品撮像装置30および電気制御装置32を備えている。
ド36の、装着モジュール10の前後方向の中央部に設けられ、回路基板57(以下、特に必要がない限り基板57と略称する)を複数の装着モジュール10が並ぶ方向と平行な方向であって、水平な搬送方向に搬送する。基板保持装置22は2つの基板コンベヤ54,56の各々について設けられ、それぞれ基板57を下方から支持する支持部材および基板57の搬送方向に平行な両側縁部をそれぞれクランプするクランプ部材を備え、基板57をその電子回路部品が装着される装着面が水平となる姿勢で保持する。基板搬送装置20による基板57の搬送方向をX軸方向、基板保持装置22に保持された基板57の装着面に平行な平面である、水平面内においてX軸方向と直交する方向をY軸方向とする。
本電子回路部品装着システムには、複数の装着モジュール10全体に対して多数(ここではM個とする)のフィーダ58が搭載され、原則として、各フィーダ58内に1作業単位に装着されるべき数以上の部品がある状態ではなくなった(以下、単に「部品が不足」という)場合に、そのフィーダ58が、規定の初期部品数の部品が収容されたフィーダ58と交換されるようになっている。本実施形態においては、図5に示すように、1作業単位が、1回のフィーダ交換作業を行うに十分な時間であって、その間にn枚(nは1以上であり、図示の例では2)の基板57に対する部品の装着作業が行われる時間に決定されている。上記「n枚」が1作業単位であると考えることもでき、また、各フィーダ58については、各フィーダ58からn枚の基板57に対して供給され、装着される部品の合計数である「単位装着部品数」が1作業単位であると考えることもできる。
まず、S1の初期設定において、フィーダ番号である変数mが0にセットされる。そして、S2において作業者の入力装置104の操作によりフィーダ交換作業計画の作成が指示されたか否かが判定され、指示があればS3のフィーダ交換作業計画作成ルーチンが実行される。また、S4において、各装着モジュール10において1作業単位の開始時期になったか否かが判定される。具体的には、n枚ずつの基板57に対する装着作業が終了したか否かが判定されるのであるが、開始時期に到れば、S5のフィーダ交換作業報知ルーチンが実行される。やがて、S6において、作業者による入力装置104の操作によってメインルーチンの実行を終了すべきことが指示されたか否かが判定され、判定結果のNOであれば、S2以降が再び実行されるが、判定結果がYESであれば、S7の終了処理が行われてメインルーチンの実行が終了する。S6においては、予定枚数の電子回路の組立作業が終了したか否かが判定され、終了すれば自動的にS7の終了処理が実行されるようにしてもよい。
まず、S11において変数mがインクリメントされ、1番目のフィーダ58が指定される。次に、S12において、シーケンスリストに基づいて1番目のフィーダ58に収容させられるべき部品の種類が取得され、その部品の規定の初期部品数Cmが初期部品数テーブル134から読み出される。S13において、シーケンスリストに基づいて1作業単位内にn枚の基板57に装着されるべき部品の数である単位装着部品数cmが、cm=n×amの演算により取得され、S14において、Cm/cmの演算により、規定の初期部品数Cmにより実行可能な作業単位の数が取得され、S15において、商Cm/cmより小さく、かつ、その商に最も近い素数pmが素数テーブルを利用して取得され、フィーダ58の識別コードと対応付けてRAM114のフィーダ交換作業計画テーブル136(図7参照)に格納される。なお、商Cm/cmは端数を含むことが多いが、S15の実行には差し支えない。
以上の説明から明らかなように、フィーダ交換作業計画テーブル136にフィーダ識別コードと対応付けて格納される基本素数pmまたは代替素数pm′は、フィーダ58の交換作業が行われるべき累積単位作業数を表しており、フィーダ交換作業計画テーブル136の内容自体がフィーダ交換作業計画なのである。そして、フィーダ交換作業計画テーブル136に格納されている基本素数pmおよび代替素数pm′の中には互いに同じものは含まれていないため、1作業単位内に2回のフィーダ交換作業が必要になることがないフィーダ交換作業計画が作成されたことになる。
例えば、「フィーダ脱着」の実行時期には、報知器102が「フィーダ交換作業を行うべき旨の報知」とは異なる態様で作動させられるようにするのである。具体的には、報知器102が報知ランプを含むものである場合に、通常は緑色のランプが点灯されているが、フィーダ交換作業を行うべき期間中は黄色のランプが点灯され、フィーダ脱着の実行時期には赤色のランプが点灯されるというように、報知ランプの色が変えられたり、フィーダ交換作業を行うべき旨の報知は報知ランプが連続点灯させられるのに対し、フィーダ脱着の実行時期には点滅させられるというように点灯の態様が変えられたり、報知器102が報知ブザーを含むものである場合に、フィーダ交換作業を行うべき時期の間は一定周期で短く鳴動させられ、フィーダ脱着の実行時期中には連続して鳴動させられるというように、鳴動の態様が変えられるようにするのである。報知ランプと報知ブザーとの両方が設けられている場合には、両者の作動の組合せにより、「フィーダ交換作業を行うべき旨の報知」と「フィーダ脱着の報知」とを互いに異ならせることも可能である。
その一例は、基板搬入搬出を含む1枚の基板57に対する装着作業全体を1作業単位として、その1作業単位内に、基板の搬入搬出が行われる時期の他に、部品装着作業が行われる間の少なくとも一時期にフィーダ58の脱着を行い得る場合である。この場合には、1作業単位内に1人の作業者によって狭義のフィーダ交換作業が2回は行い得ることになるため、1作業単位に2回のフィーダ交換作業が行い得るとして、フィーダ交換作業計画が作成されるようにすることができるのである。ただし、フィーダ58の脱着を行い得る時期が作業者に報知されることが望ましい。
さらに、1種類の電子回路の生産の最終段階等、限られた段階では1作業単位に複数回のフィーダ交換作業が必要になることを許容し、その限られた段階においてのみ担当の作業者数を増加させることにより電子回路部品装着システムを停止させざるを得なくなることを可及的に回避し、あるいは作業者数は増加させず、電子回路部品装着システムを停止させざるを得なくなることを許容することも可能であり、この段階を含むフィーダ交換作業計画の作成も本発明の実施形態の一つである。
また、前記実施形態においては、1個の基本素数pmが取得される毎に、既に同一の基本素数pmが存在するか否かの判定が行われるようにされていたが、全てのフィーダ58に対する基本素数pmが取得された後に、同一の基本素数pmが存在するか否かが調べられ、存在する場合に、同一の基本素数pmのいずれかが代替基素数pm′に変更されるようにすることも可能である。
そして、「フィーダ準備」や「フィーダ後始末」の作業が、狭義のフィーダ交換作業と同じ作業者によって行われる場合には、これら作業の計画は、狭義のフィーダ交換作業の計画と関連付けて作成されることが必要である。以下、その一例を説明する。
図13に、フィーダAをフィーダBに交換する必要が生じた時点(AB脱着と表示)に、フィーダBの準備作業が完了しているものとして、フィーダA,Bの脱着作業以後の「フィーダ脱着」,「フィーダ準備」および「フィーダ後始末」の各作業の計画の一例を示す。この作業者作業計画は、図13から明らかなように、狭義のフィーダ交換作業(「フィーダ脱着」)の実行時期が右上がりのハッチングで示される時期に決定されると仮定した場合、右下がりのハッチングで表される「フィーダ準備」は「フィーダ脱着」より前であればいつ行わてもよいのであるが、本実施形態では「フィーダ準備」の作業計画は、「フィーダ脱着」より前に適宜の長さで設定されている設定先行期間の開始時点以後であって、可及的に早く、かつ、「フィーダ脱着」および先行して決定された「フィーダ準備」と重ならないようにするとの規則に従って作成される。一方、クロスハッチングで表される「フィーダ後始末」の作業計画は、「フィーダ脱着」の実行後であって可及的に早く、かつ、「フィーダ脱着」,「フィーダ準備」および先行して決定された「フィーダ後始末」と重ならないようにするとの規則に従って作成されている。
すなわち、自由度が小さい作業者作業である「フィーダ脱着」が行われない時期に、自由度が比較的大きい「フィーダ準備」の作業を割り当て、さらに自由度が大きい「フィーダ後始末」の作業を「フィーダ着脱」および「フィーダ準備」の作業が行われない時期に割り当てて作業者作業計画が作成されているのである。
例えば、図示は省略するが、前記装着システムにおける各装着モジュール10のベッド36の後端部に、前記吸着ノズル86を複数保持し、それら吸着ノズルをノズルホルダ88を備えた装着ヘッドとの間で自動交換可能なノズルストッカを設ける。そして、そのノズルストッカに保持された吸着ノズル86に対するメンテナンス作業を、作業者が装着モジュール10の後方から行い得るようにし、そのメンテナンス作業の計画を作成するために請求可能発明を適用するのである。
まず、上記スクリーン印刷機群の各塗布装置、すなわち各対のスキージ装置164,166について実初期収容量(塗布装置毎に異なっても差し支えない)を設定する。次に、その実初期収容量を、1作業単位(例えば、設定枚数の回路基板に対するクリーム状はんだの印刷(塗布)当たりの消費量である単位消費量で除した商より小さくかつそれらに最も近い素数を複数個取得するとともに、その取得した複数個の素数の中に互いに同じものが2つ以上存在する場合に、それら2つ以上存在する素数を生じさせた上記実初期収容量を上記単位消費量の自然数倍分小さくした代替初期収容量を上位実初期収容量の代わりに使用することより、前記2つ以上存在する素数の1つを除く素数の各々を小さくし、互いに同じ素数を2つ以上含まない素数群を取得する。そして、スクリーン印刷機群の各塗布装置のうち、それら複数の塗布装置の各々についての作業単位の1つである着目作業単位の終わりまでの消費量の合計が、それぞれ上記素数群の各素数に対応する対応累積消費量に達する塗布装置に対して、はんだ収容器172からクリーム状はんだが自動で補給され、その結果、はんだ収容器172に対して作業者がクリーム状はんだを補給することが必要となる。このはんだ収容器172に対するクリーム状はんだの補給作業が上記着目作業単位内に行われるように、クリーム状はんだ補給作業の計画を作成する。
接着剤ディスペンサ機は専用機とすることも可能である。しかし、図16に示すように、電子回路部品装着機のヘッド保持部190に装着ヘッドの代わりに、ディスペンサヘッド192(高粘性流体塗布ヘッド)を取り付けることにより接着剤ディスペンサ機194を構成することも可能である。この接着剤ディスペンサ機194は、上記スクリーン印刷機158と同様に基板保持装置を含むとともに、ディスペンサヘッド192を基板保持装置に対して、その基板保持装置に保持された回路基板に平行な方向に相対移動させ、回路基板上の任意の部位に対向する状態とする相対移動装置を含むが図示を省略する。
いずれにしても、接着剤収容器196対する接着剤の補給は作業者により行われ、複数台の接着剤ディスペンサ機194の複数の接着剤収容器194に対する接着剤の補給作業の計画は、前記複数のはんだ収容器172へのクリーム状はんだの補給作業の計画と同様に作成することができる。
Claims (6)
- 回路基板に対して定められた対回路基板作業を行う対回路基板作業機を複数台含む対回路基板作業機群に対して作業者が為すべき作業者作業の計画である作業者作業計画を作成する方法であって、
前記複数台の対回路基板作業機の各々の作動に伴ってそれぞれ変化する複数の変量であって、それら変量の変化の量である複数の変化量の累積がそれら複数の変量に対応する複数の作業要判定量の各々を超える前に、作業者が前記複数台の対回路基板作業機の各々に対して作業者作業を行うことが必要であるものの、1作業単位内における変化量である複数の単位変化量で、前記複数の作業要判定量の各々を割った複数の商よりそれぞれ小さい素数を複数個取得し、それら複数個の素数の中に互いに同じものが設定数を超えて存在する場合に、その設定数を超えて存在する素数を生じさせた前記作業要判定量を前記単位変化量の自然数倍分小さくした代替作業要判定量を前記作業要判定量の代わりに使用することより前記設定数を超えて存在する素数の各々を小さくし、互いに同じ値の素数を前記設定数を超えて含まない素数群を取得する素数群取得工程と、
前記複数の単位変化量の各々の累積が前記素数群の各素数に対応する対応累積変化量に達する作業単位の次の作業単位の開始より前に、前記素数群の各素数に対応する前記複数の作業者作業の各々が実行される前記作業者作業計画を作成する計画作成工程と
を含むことを特徴とする作業者作業計画作成方法。 - 前記対回路基板作業機が、(a)回路基板を保持する基板保持装置と、(b)実初期部品数の同種の電子回路部品をそれぞれ保持する複数の部品保持具と、それら複数の部品保持具の各々を着脱可能に保持する保持具保持装置とを備えた部品供給装置と、(c)その部品供給装置から電子回路部品を取り出し、前記基板保持装置に保持された回路基板に装着する装着装置とを含む電子回路部品装着機を含み、
前記対回路基板作業機群が、前記電子回路部品装着機が複数台1列に並べられて装着機ラインを構成し、その装着機ラインが、上流から下流へ送られる回路基板に対して各電子回路部品装着機が順次電子回路部品の装着を行うものであり、
前記作業者作業が、前記装着機ラインの複数の前記部品供給装置の複数m番の前記部品保持具の各々を交換する保持具交換作業を含み、
前記素数群取得工程が、前記作業単位当たりに前記m番の部品保持具の各々から供給される電子回路部品の数を単位装着部品数nmとし、その電子回路部品を供給する前記複数の部品保持具の各々の実初期部品数をNmとした場合に、実初期部品数Nmを単位装着部品数nmで割った複数の商の各々より小さい素数を複数個取得するとともに、それら複数個の素数の中に互いに同じものが設定数を超えて存在する場合に、その設定数を超えて存在する同じ素数のいずれか一方を生じさせた前記実初期部品数Nmを、その実初期部品数Nmより前記単位装着部品数nmの自然数倍小さい代わりの初期部品数である代替初期部品数Nm′に変更し、その代替初期部品数Nm′について前記素数を取得することにより、互いに同じ素数を前記設定数を超えて含まない素数群を取得する工程を含み、
前記計画作成工程が、前記複数の部品保持具のうち、それら複数の部品保持具の各々から前記作業単位の1つである着目作業単位の終わりまでに供給される電子回路部品の合計数が、それぞれ前記素数群の各素数に対応する対応累積部品数に達する部品保持具の交換が、前記着目作業単位の次の作業単位の開始より前に行われるように、前記複数の部品保持具の交換作業計画を作成する工程を含む請求項1に記載の作業者作業計画作成方法。 - 前記対回路基板作業機が、(a)回路基板を保持する基板保持装置と、(b)電子回路部品を供給する部品供給装置と、(c)吸着ノズルを着脱可能に保持する装着ヘッドを備え、前記吸着ノズルにより前記部品供給装置から電子回路部品を受け取って前記基板保持装置に保持された回路基板に装着する装着装置とを含む電子回路部品装着機を含み、
前記対回路基板作業機群が複数台の前記電子回路部品装着機から成る電子回路部品装着機群を含み、
前記作業者作業が、前記電子回路部品装着機群に対して行うべき前記吸着ノズルのメンテナンス作業を含み、
前記素数群取得工程が、前記複数の前記吸着ノズルの各々について予め設定されている実要メンテナンス使用量を、前記作業単位当たりの使用量で除した商の各々より小さい素数を複数個取得するとともに、その取得した複数個の素数の中に互いに同じものが設定数を超え存在する場合に、その設定数を超えて存在する同じ素数を生じさせた前記実要メンテナンス使用量を前記作業単位当たりの使用量の自然数倍分小さくした代替要メンテナンス使用量を前記要メンテナンス使用量の代わりに使用することより、前記設定数を超えて存在する素数の各々を小さくし、互いに同じ値の素数を前記設定数を超えて含まない素数群を取得する工程を含み、
前記計画作成工程が、前記複数の吸着ノズルのうち、それら複数の吸着ノズルの各々の前記作業単位の1つである着目作業単位の終わりまでに使用されるものの使用量の合計が、それぞれ前記素数群の各素数の各々に対応する対応累積使用量に達する吸着ノズルに対する前記メンテナンス作業が前記着目作業単位の次の作業単位の開始より前に行われるように、前記複数の吸着ノズルのメンテナンス作業計画を作成する工程を含む請求項1に記載の作業者作業計画作成方法。 - 前記作業者作業が、前記高粘性流体塗布機を複数台含む高粘性流体塗布機群の前記収容器の各々に高粘性流体の補給を行う高粘性流体補給作業を含み、
前記素数群取得工程が、前記複数台の高粘性流体塗布機の前記収容器の各々について予め設定されている実初期収容量を、前記作業単位当たりの消費量である単位消費量で除した商より小さい素数を複数個取得するとともに、その取得した複数個の素数の中に互いに同じものが設定数を超えて存在する場合に、その設定数を超えて存在する素数を生じさせた前記実初期収容量を前記作業単位当たりの消費量の自然数倍分小さくした代替初期収容量を前記実初期収容量の代わりに使用することより、前記設定数を超える素数の各々を小さくし、互いに同じ素数を前記設定数を超えて含まない素数群を取得する工程を含み、
前記計画作成工程が、前記複数の収容器のうち、それら複数の収容器の各々の前記作業単位の1つである着目作業単位の終わりまでの消費量の合計が、それぞれ前記素数群の各素数に対応する対応累積消費量に達する収容器に対する前記高粘性流体補給作業が、前記着目作業単位の次の作業単位の開始より前に行われるように、前記複数の収容器の高粘性流体補給作業計画を作成する工程を含む請求項1に記載の作業者作業計画作成方法。 - 前記作業者作業が、前記対回路基板作業機群に属する前記複数台の前記対回路基板作業機の各々における1箇所以上ずつである複数の対象部分に対する給脂と清掃との少なくとも一方を含むメンテナンス作業を含み、
前記素数取得工程が、前記複数の対象部分の各々について予め設定されている設定作動時間を、前記対回路基板作業機群における前記作業単位としての単位作動時間で除した商より小さい素数を複数個取得し、その取得した複数個の素数の中に互いに同じものが設定数を超えて存在する場合に、その設定数を超えて存在する素数を生じさせた前記設定作動時間を前記単位作動時間の自然数倍分小さくした代替作動時間を前記設定作動時間の代わりに使用することより、前記設定数を超えて存在する素数の各々を小さくし、互いに同じ値の素数を前記設定数を超えて含まない素数群を取得する素数群取得工程を含み、
前記計画作成工程が、前記複数の対象部分のうち、それら複数の対象部分の各々についての前記単位作動時間の1つである着目単位作動時間の終わりまでに前記単位作動時間の合計が、前記素数群の各素数に対応する対応累積作動時間に達する対象部分に対する前記メンテナンス作業が前記着目作業単位の次の作業単位の開始より前に行われるように、前記複数の対象部分のメンテナンス作業計画を作成する工程を含む請求奥1ないし4のいずれかに記載の作業者作業計画作成方法。 - 作業者作業が実行に要する所要時間を互いに異にする複数種類の作業者作業を含み、実行時期の自由度が小さい作業者作業の計画を先に作成し、実行時期の自由度が大きい作業者作業を、前記自由度が小さい作業者作業が行われない時期に割り当てて計画を作成する請求項1ないし5のいずれかに記載の作業者作業計画作成方法。
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