JP2012094740A - ケーブル接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】接続ボックスが接続対象物に固定された状態であっても、接続ボックスへのケーブル接続作業を容易に行うことのできるケーブル接続構造を提供する。
【解決手段】取付部材30に取り付けられた接続部品20をケーブル2の端部に接続した後、太陽電池モジュール1に固定された接続ボックス10内に取付部材30を固定し、接続部品20を太陽電池モジュール1の電極1aに接続するようにしたので、接続ボックス10を太陽電池モジュール1に接着剤により完全に固定した後、取付部材30に取り付けられた接続部品20をケーブル2の端部と共に接続ボックス10に収容することができる。その際、接続ボックス10に収容される前にケーブル2に接続部品20を接続しても、接続部品20は取付部材30に取り付けられているので、接続部品20をケーブル2に安定して保持することができる。
【選択図】図11
【解決手段】取付部材30に取り付けられた接続部品20をケーブル2の端部に接続した後、太陽電池モジュール1に固定された接続ボックス10内に取付部材30を固定し、接続部品20を太陽電池モジュール1の電極1aに接続するようにしたので、接続ボックス10を太陽電池モジュール1に接着剤により完全に固定した後、取付部材30に取り付けられた接続部品20をケーブル2の端部と共に接続ボックス10に収容することができる。その際、接続ボックス10に収容される前にケーブル2に接続部品20を接続しても、接続部品20は取付部材30に取り付けられているので、接続部品20をケーブル2に安定して保持することができる。
【選択図】図11
Description
本発明は、例えば太陽光発電による電力供給システムに用いられ、太陽電池モジュール等の接続対象物の電極にケーブルを接続するためのケーブル接続構造に関するものである。
従来、例えば太陽光発電システムにおいて、屋外に設置されるパネル状の太陽電池モジュールにケーブルを接続する場合は、太陽電池モジュールに固定される接続ボックスが用いられる(例えば、特許文献1参照)。
この接続ボックスは、上面を開口したボックス本体と、ボックス本体の開口部を閉鎖する蓋とからなり、ボックス本体内に配置した太陽電池モジュールの電極に端子板を接続するとともに、端子板にケーブルを接続することにより、ケーブルと太陽電池モジュールの電極とを接続するようになっている。
ところで、前記接続ボックスは、接着剤を用いて太陽電池モジュールに固定される場合が多いが、予め接続ボックスにケーブルを接続した後、接続ボックスを太陽電池モジュールに固定する場合は、ケーブルからの外力により、接着剤が硬化する前に接続ボックスの位置がずれたり、接続ボックスが剥がれたりするおそれがある。また、ケーブルを接続する前に接続ボックスを太陽電池モジュールに接着し、完全に固定された後にケーブルを接続するようにすれば、接続ボックスの位置ずれ等を生ずることはない。しかしながら、この場合は、太陽電池モジュールに固定された接続ボックスに対してケーブルの接続作業を行わなければならず、例えば太陽電池モジュールが既に屋外に設置されている場合には、接続ボックスが太陽電池モジュールに固定された状態でのケーブル接続作業が困難になるという問題点があった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、接続ボックスが接続対象物に固定された状態であっても、接続ボックスへのケーブル接続作業を容易に行うことのできるケーブル接続構造を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、接続対象物に固定される接続ボックス内に接続対象物の電極を配置し、接続ボックス内の電極にケーブルを接続するケーブル接続構造において、前記接続対象物の電極とケーブルの導線とを導通する接続部品と、接続部品が取り付けられる取付部材とを備え、前記接続ボックスを、ケーブルの端部に接続された接続部品が取り付けられた取付部材を固定可能に形成している。
これにより、取付部材に取り付けられた接続部品をケーブルの端部に接続した後、接続対象物に固定された接続ボックス内に取付部材を固定し、接続部品を接続対象物の電極に接続することにより、ケーブルが接続対象物の電極に接続される。その際、接続ボックスを接続対象物に接着剤等によって完全に固定した後、取付部材に取り付けられた接続部品をケーブルの端部と共に接続ボックスに収容することが可能となる。また、接続ボックスに収容される前にケーブルに接続部品を接続しても、接続部品は取付部材に取り付けられていることから、接続部品がケーブルに安定して保持される。
本発明によれば、接続ボックスを接続対象物に接着剤等によって完全に固定した後、取付部材に取り付けられた接続部品をケーブルの端部と共に接続ボックスに収容することができるので、ケーブルからの外力により、接着剤が硬化する前に接続ボックスの位置がずれたり、接続ボックスが接続対象物から剥がれたりすることがなく、接続ボックスを接続対象物に確実に固定することができる。また、接続ボックスに収容される前にケーブルに接続部品を接続しても、接続部品をケーブル2に安定して保持することができるので、接続部品が接続されたケーブルの取り扱いを容易に行うことができる。更に、接続ボックスにケーブル2を接続する際は、接続ボックス内に取付部材を固定し、接続部品を電極に接続するだけでよいので、例えば接続ボックスが固定された接続対象物がケーブル接続作業の困難な場所に設置されている場合でも、接続ボックスへのケーブル接続作業を容易に行うことができる。
図1乃至図22は本発明の一実施形態を示すものである。本実施形態のケーブル接続構造は、太陽光発電による電力供給システムに用いられ、接続対象物としての太陽電池モジュール1にケーブル2を接続するものである。
同図に示す太陽電池モジュール1はパネル状に形成され、建物の屋根等、太陽光を受光可能な屋外の任意の場所に設置される。太陽電池モジュール1の上面には板状の電極1aが突出しており、電極1aは太陽電池モジュール1内の図示しない受光部に接続されている。この場合、電極1aは、プラス側またはマイナス側の電極として用いられる。尚、図に示す太陽電池モジュール1は、その全体の一部を図示したものである。
ケーブル2は、単芯の導線2aと、導線2aを被覆する被覆部2bとからなり、一端を太陽電池モジュール1に接続され、他端を図示しない電力供給側に接続されるようになっている。ケーブル2の一端側は被覆部2bが除去され、導線2aが所定長さだけ露出している。ケーブル2の一端側の外周面には、ケーブルの軸方向に直交する断面六角形状の筒状の固定部材3が被着され、固定部材3は円筒状の部材をカシメにより径方向に縮径して六角形状にすることにより、ケーブル2の被覆部2bに固定されている。また、ケーブル2の外周面(固定部材3よりもケーブル2の他端側)には、ケーブルの軸方向に直交する断面略四角形状の筒状のシール部材4が被着され、シール部材4はウレタン等の周知のシール材からなる。
本実施形態のケーブル接続構造は、太陽電池モジュール1に固定される接続ボックス10と、太陽電池モジュール1の電極1aとケーブル2の導線2aとを導通する接続部品20と、接続部品20が固定され、接続ボックス10内に取り付けられる取付部材30とを備え、接続ボックス10、接続部品20及び取付部材30はプラス電極用とマイナス電極用で一部の構成が異なるように形成されている。
接続ボックス10は、上面を開口したボックス本体11と、ボックス本体11の開口部を閉鎖する蓋12とからなり、ボックス本体11及び蓋12はそれぞれ合成樹脂の成型品によって形成されている。また、ボックス本体11内にはケーブル2の一端に固定された接続部品20及び取付部材30を収容する収容部13が形成されている。
プラス電極用のボックス本体11は、太陽電池モジュール1の上面に沿って延びる直方体状に形成され、その長手方向の一端面にはケーブル2を挿通するU字状の切り欠きからなる挿通部11aが設けられている。ボックス本体11の上面周縁側(収容部13の外部)には、ボックス本体11の長手方向の他端面に沿ってボックス本体11の幅方向に延びる係合部としての第1の溝11bと、ボックス本体11の両側面に沿ってボックス本体11の長手方向に延びる幅方向一対の第2の溝11cが設けられ、第1の溝11bはボックス本体11の幅方向一端側に偏在するように配置されている。ボックス本体11の上面の長手方向一端側には、蓋12の長手方向一端側をロックする幅方向一対の第1のロック部11dが設けられ、各第1のロック部11dは各第2の溝11cの一端側に設けられている。ボックス本体11の上面の長手方向他端側には、蓋12の長手方向他端側をロックする幅方向一対の第2のロック部11eが設けられ、各第2のロック部11eは収容部13と第1の溝11bとの間に配置されている。また、挿通部11aには、ケーブル2のシール部材4を保持する保持部11fが設けられている。保持部11fは、その両側面から突出するリブ11gをシール部材4の外周面に圧接することにより、シール部材4との間を密閉するようになっている。
マイナス電極用のボックス本体11は、プラス電極用のボックス本体11とは異なり、第1の溝11bに代わる係合部としての第1の溝11hがボックス本体11の幅方向他端側に偏在するように配置されている。尚、その他の構成は、プラス電極用のボックス本体11の構成と同等である。
プラス電極用の蓋12はボックス本体11の上面と同等の外形を有し、ボックス本体11の上面全体を覆うように形成されている。蓋12の上面の長手方向一端側には、プラス電極を示す電極表示部12aが設けられ、電極表示部12aは「+」の記号をなすように形成されている。蓋12の下面には、蓋12の長手方向の他端縁に沿って蓋12の幅方向に延びる係合部としての第1のリブ12bが突設され、第1のリブ12bはボックス本体11の第1の溝11bに係合するようになっている。この場合、第1のリブ12bは、第1の溝11bと同様、蓋12の幅方向一端側に偏在するように配置されている。また、蓋12の下面には、蓋12の両側縁に沿って蓋12の長手方向に延びる幅方向一対の第2のリブ12cが設けられ、各第2のリブ12cはボックス本体11の第2の溝11cにそれぞれ係合するようになっている。蓋12の下面の長手方向一端側には、ボックス本体11の各第1のロック部11dにそれぞれ係止する幅方向一対の第1の係止部12dが設けられ、各第1の係止部12dは第1のロック部11dに係止するように蓋12の長手方向外側に向かってL字状に屈曲している。蓋12の下面の長手方向他端側には、ボックス本体11の各第2のロック部11eにそれぞれ係止する幅方向一対の第2の係止部12eが設けられ、各第2の係止部12eは先端部に設けた爪を第2のロック部11eに係止するようになっている。この場合、各第2の係止部12eは、蓋12の長手方向に弾性変形可能に形成されている。
マイナス電極用の蓋12は、プラス電極用の蓋12と異なり、第1のリブ12bに代わる係合部としての第1のリブ12fが、マイナス電極用のボックス本体11の第1の溝11fと同様、蓋12の幅方向他端側に偏在するように配置されている。また、マイナス電極用の蓋12には、前記電極表示部12aに代えて、マイナス電極を示す電極表示部12gが設けられ、電極表示部12gは「−」の記号をなすように形成されている。尚、その他の構成は、プラス電極用の蓋12の構成と同等である。
プラス電極用の収容部13は、ボックス本体11の長手方向のほぼ全体に亘って形成され、長手方向の一端には挿通部11aが連通している。収容部13の長手方向他端側は幅方向中央側が各第2のロック部11eの間に延出するように形成され、その延出部分の底面には電極1aを挿通するための電極孔13aがボックス本体11の下面に貫通するように設けられている。収容部13の長手方向一端側には、ケーブル2の固定部材3を保持する保持部としての一対の保持片13bが設けられ、各保持片13bは互いに収容部13の幅方向に対向するように配置されている。各保持片13bは、互いの対向面に設けた傾斜部13cを固定部材3の外周面に係止することにより、固定部材3の周方向への回転を規制するようになっている。更に、収容部13の長手方向一端側には、各保持片13bと収容部13の長手方向他端側との間に位置する隔壁部13dが設けられ、隔壁部13dにはケーブル2を受容するU字状の切り欠きが設けられている。この場合、隔壁部13dは、その高さが収容部13の約半分程度になるように形成されている。収容部13内の両側面には取付部材30を固定する固定部13eがそれぞれ設けられ、各固定部13eは収容部13の長手方向に互いに位置がずれるように配置されている。また、収容部13内の両側面には、それぞれ収容部13の内側に向かって突出する係合部としての複数の凸部13fが設けられている。この場合、凸部13fは収容部13の一方の内側面の4箇所、他方の内側面の3箇所にそれぞれ設けられ、互いに収容部13の長手方向に間隔をおいて配置されている。更に、収容部13の底面にはプラス電極を示す電極表示部13gが設けられ、電極表示部13gは「+」の記号をなすように形成されている。
マイナス電極用の収容部13は、前記各凸部13fに代わる係合部としての複数の凸部13hがプラス電極用の各凸部13fとは異なる位置に設けられている。また、マイナス電極用の収容部13には、前記電極表示部13gに代えて、マイナス電極を示す電極表示部13iが設けられ、電極表示部13iは「−」の記号をなすように形成されている。尚、その他の構成は、プラス電極用の収容部13の構成と同等である。
プラス電極用の接続部品20は、ケーブル2の導線2aに接続される第1の導電部材21と、太陽電池モジュール1の電極1aに接続される第2の導電部材22と、第1の導電部材21と第2の導電部材22とを接続するダイオード23とからなり、各導電部材21,22は折り曲げ加工された金属板によって形成されている。
第1の導電部材21は、ダイオード23の一端が接続される第1の接続部21aと、導線2aが接続される第2の接続部21bと、取付部材30に固定される固定部21cとからなり、固定部21cの幅は第1の接続部21aの幅よりも広く形成されている。第1の接続部21aは固定部21cの一端から延出しており、固定部21cよりも高く位置するようにL字状に屈曲している。第2の接続部21bは、固定部21cの他端側から延出する部分を固定部21cの上方に折り曲げることによって形成され、その一端側及び幅方向両側は導線2aを囲むように上方に折り曲げられている。
第2の導電部材22は、ダイオード23の他端が接続される第1の接続部22aと、電極1aが接続される第2の接続部22bと、取付部材30に固定される固定部22cとからなる。第1の接続部22aは第2の接続部22bの一端から延出しており、第2の接続部22bよりも高く位置するようにL字状に屈曲している。固定部22cは第2の接続部22bの幅方向両側に形成され、各固定部22cを含む第2の接続部22bの幅は第1の接続部22aの幅よりも広く形成されている。
ダイオード23は両端にリード23aを有する周知の電子部品からなり、電流の流れを一方のリード23aから他方のリード23aへの流れのみに規制するようになっている。
マイナス電極用の接続部品20は、プラス電極用の接続部品20とは異なり、ケーブル2の導線2aと太陽電池モジュール1の電極1aとを接続する導電部材24のみからなる。導電部材24は、導線2aが接続される第1の接続部24aと、電極1aが接続される第2の接続部24bと、第1の接続部24aと第2の接続部24bとの間に形成された中間片部24cと、取付部材30に固定される固定部24dとからなる。第1及び第2の接続部24a,24bは中間片部24cの長手方向両端に設けられ、中間片部24cは各接続部24a,24bよりも高く位置するように両端側がL字状に屈曲している。固定部24dは各接続部24a,24bの幅方向両側に形成され、各固定部24dを含む各接続部24a,24bの幅は中間片部24cの幅よりも広く形成されている。
プラス電極用の取付部材30は、接続ボックス10の長手方向に延びる平板状の本体部31と、接続部品20の第1の導電部材21を固定する幅方向一対の第1の固定部32と、接続部品20の第2の導電部材22を固定する幅方向一対の第2の固定部33と、接続部品20のダイオード23を固定する長手方向一対の第3の固定部34とを有し、合成樹脂の成型品によって一体に形成されている。
本体部31は、収容部13に収容可能な幅に形成されるとともに、収容部13内の他端から隔壁部13dまでの間に収容可能な長さに形成されている。本体部31の幅方向両側には収容部13の各固定部13eに係止する係止片31aが設けられ、各係止片31aは各固定部13eの位置に対応するように本体部31の長手方向に互いに位置をずらして配置されている。各係止片31aはそれぞれ本体部31の幅方向外側に向かって斜め上方に延出しており、本体部31の幅方向に弾性変形可能に形成されている。また、本体部31の幅方向両側には、係合部としての複数の凹部31bが設けられており、各凹部31bは収容部13の各凸部13fが係合するように互いに本体部31の長手方向に間隔をおいて配置されている。
各第1の固定部32は本体部31の長手方向一端側に設けられ、互いに対向するように設けた溝32aに第1の導電部材21の固定部21cを圧入することにより、第1の導電部材21を固定するようになっている。この場合、各第1の固定部32は本体部31の幅方向に間隔をおいて設けられており、各第1の固定部32間に第1の導電部材21の第2の接続部21bが配置されるようになっている。
各第2の固定部33は本体部31の長手方向他端側に設けられ、各第1の固定部32と同様、互いに対向するように設けた溝33aに第2の導電部材22の固定部22cを圧入することにより、第2の導電部材22を固定するようになっている。この場合、各第2の固定部33は本体部31の幅方向に間隔をおいて設けられており、各第1の固定部33間に第2の導電部材22の第2の接続部22bが配置されるようになっている。
各第3の固定部34は本体部31の長手方向中央側に互いに間隔をおいて設けられ、その上端側に設けた溝34aにダイオード23の各リード23aを受容することにより、ダイオード23を固定するようになっている。
マイナス電極用の取付部材30は、前記各凹部31bに代わる係合部としての複数の凹部31cがプラス電極用の各凹部31bとは異なる位置に設けられており、各凹部31cはマイナス電極用の収容部13の各凸部13hが係合するように互いに本体部31の長手方向に間隔をおいて配置されている。即ち、マイナス電極用の取付部材30の各凹部31cとプラス電極用の収容部13の各凸部13fとは位置が合致しないため、互いに係合することはできない。同様に、プラス電極用の取付部材30の各凹部31bとマイナス電極用の収容部13の各凸部13hとは位置が合致しないため、互いに係合することはできない。また、マイナス電極用の取付部材30は、プラス電極用の取付部材30とは異なり、第3の固定部34が設けられていない。尚、その他の構成は、プラス電極用の取付部材30の構成と同等である。
ここで、前記構成において、太陽電池モジュール1にケーブル2を接続する工程を説明する。まず、太陽電池モジュール1の上面に接続ボックス10のボックス本体11のみを固定する。その際、ボックス本体11の収容部13の電極孔13a内に太陽電池モジュール1の電極1aを配置し、ボックス本体11の底面を接着剤により太陽電池モジュール1の上面に接着する。一方、ケーブル2には、固定部材3及びシール部材4を取り付けるとともに、接続部品20及び取付部材30を固定する。その際、プラス電極用の場合は、図9に示すように接続部品20の第1の導電部材21及び第2の導電部材22を取付部材30の第1の固定部32及び第2の固定部33にそれぞれ固定するとともに、図10に示すように第3の固定部33にダイオード23を固定した後、ダイオード23の各リード23aを第1の導電部材21の第1の接続部21aと第2の導電部材22の第1の接続部22aにそれぞれ半田付けにより接続し、ケーブル2の導線2aを第1の導電部材21の第2の接続部21bに半田付けにより接続する。また、マイナス電極用の場合は、図11に示すように接続部品20の導電部材24を取付部材30の第1の固定部32及び第2の固定部33に固定するとともに、図12に示すようにケーブル2の導線2aを導電部材24の第1の接続部24aに半田付けにより接続する。
次に、接着剤が硬化してボックス本体11が太陽電池モジュール1に完全に固定された後、ケーブル2に固定された接続部品20及び取付部材30をケーブル2の端部と共にボックス本体11内に収容する。その際、プラス電極用の収容部13にプラス電極用の取付部材30を入れると、取付部材30の各凹部31bと収容部13の各凸部13fとが係合し、取付部材30が収容部13内に収容される。また、マイナス電極用の収容部13にマイナス電極用の取付部材30を入れると、取付部材30の各凹部31cと収容部13の各凸部13hとが係合し、取付部材30が収容部13内に収容される。この場合、プラス電極用の収容部13内にはプラス電極を示す電極表示部13gが設けられ、マイナス電極用の収容部13内にはマイナス電極を示す電極表示部13iが設けられていることから、取付部材30をボックス本体11内に収容する際、これらの電極表示部13g,13iによってプラス電極用とマイナス電極用とを識別することができる。
取付部材30が収容部13内に収容されると、取付部材30の各係止片31aが収容部13の各固定部13eにそれぞれ係止し、取付部材30がボックス本体11に固定される。その際、各係止片31aは、収容部13内の両側面に当接しながら収容部13の幅方向内側に弾性変形するとともに、固定部13eを乗り越えると幅方向外側に変位し、弾性固定部13eの下方に係止して上方への移動を規制される。また、ケーブル2の固定部材3は、収容部13の各保持片13bによって周方向の回転を規制された状態で保持されるとともに、収容部13内の一端面と隔壁部13dとの間に拘束されて軸方向の移動を規制される。更に、ケーブル2のシール部材4は、ケーブル2を挿通する挿通部11a内の保持部11fによって保持され、ケーブル2と挿通部11aとの間がシール部材4によって密閉される。
前述のように取付部材30がボックス本体11内に固定された後は、収容部13の電極孔13a内に配置されている電極1aを取付部材30の接続部品20側に折り曲げ、プラス電極の場合は電極1aをプラス電極用の接続部品20の第2の接続部22bに半田付けにより接続し、マイナス電極の場合は電極1aをマイナス電極用の接続部品20の第2の接続部24bに半田付けにより接続する。
次に、図19に示すようにボックス本体11の収容部13内にシリコン等の充填材14を収容部13のほぼ上面まで充填し、充填材14によって接続部品20、取付部材30及びケーブル2の端部を覆う。その際、収容部13内の隔壁部13dは高さが収容部13の約半分程度であるため、充填材14が隔壁部13dを越えて各保持片13bの背面側にも流れ込む。尚、図19では、プラス電極側のボックス本体11を示したが、マイナス電極側のボックス本体11にも同様に充填材14が充填される。
この後、ボックス本体11に蓋12を取り付けることにより、ボックス本体11の上面開口部が蓋12で閉じられる。その際、図20に示すように、まず蓋12の一端側の各第1の係止部12dを第1のロック部11dに係止した後、蓋12の他端側の各第2の係止部12eを第2のロック部11eに係止することにより、蓋12がボックス本体11にロックされる。また、ボックス本体11に蓋12を取り付けると、プラス電極用の蓋12では、第1のリブ12bがボックス本体11の第1の溝11bに係合するとともに、各第2のリブ12cがボックス本体11の各第2の溝11cにそれぞれ係合する。尚、図20では、プラス電極側の接続ボックス本体10を示したが、マイナス電極用の接続ボックス本体10においても同様に蓋12が取り付けられる。
ボックス本体11に蓋12を取り付ける際、図21(a) に示すようにプラス電極用の第1のリブ12b及び第1の溝11bは幅方向一方に偏在するように配置され、図21(b) に示すようにマイナス電極用の第1のリブ12f及び第1の溝11fは幅方向他方に偏在するように配置されていることから、プラス電極用の蓋12をマイナス電極用のボックス本体11に取り付けることはできず、マイナス電極用の蓋12をマイナス電極用のボックス本体11に取り付けることもできない。
以上により、太陽電池モジュール1へのケーブル2の接続が完了する。この場合、プラス電極用の蓋12にはプラス電極を示す電極表示部12aが設けられ、マイナス電極用の蓋12にはマイナス電極を示す電極表示部12gが設けられていることから、太陽電池モジュール1へのケーブル2の接続が完了した後は、これらの電極表示部12a,12gによってプラス電極用とマイナス電極用とを識別することができる。
このように、本実施形態のケーブル接続構造によれば、太陽電池モジュール1に固定される接続ボックス10と、太陽電池モジュール1の電極1aとケーブル2の導線2aとを導通する接続部品20と、接続部品20が取り付けられる取付部材30とを備え、取付部材30に取り付けられた接続部品20をケーブル2の端部に接続した後、太陽電池モジュール1に固定された接続ボックス10内に取付部材30を固定し、接続部品20を太陽電池モジュール1の電極1aに接続するようにしたので、接続ボックス10を太陽電池モジュール1に接着剤により完全に固定した後、取付部材30に取り付けられた接続部品20をケーブル2の端部と共に接続ボックス10に収容することができる。
これにより、ケーブル2からの外力により、接着剤が硬化する前に接続ボックス10の位置がずれたり、接続ボックス10が太陽電池モジュール1から剥がれたりすることがなく、接続ボックス10を太陽電池モジュール1に確実に固定することができる。また、接続ボックス10に収容される前にケーブル2に接続部品20を接続しても、接続部品20は取付部材30に取り付けられているので、接続部品20をケーブル2に安定して保持することができ、接続部品20が接続されたケーブル2の取り扱いを容易に行うことができる。更に、接続ボックス10にケーブル2を接続する際は、接続ボックス10内に取付部材30を固定し、接続部品20を電極1aに接続するだけでよいので、例えば接続ボックス10が固定された太陽電池モジュール1が屋外に設置されている場合など、ケーブル接続作業の困難な場所においても、接続ボックス10へのケーブル接続作業を容易に行うことができる。
また、接続ボックス10を、上面を開口したボックス本体11と、ボックス本体11の開口部を閉鎖する蓋12とから形成し、ボックス本体11内には、取付部材30を開口部から所定位置に収容する収容部13を設けたので、収容部13によって取付部材30をボックス本体11内に位置決めすることができ、ボックス本体11への取付部材30の収容作業を容易に行うことができる。
この場合、取付部材30の係止片31aを収容部13の固定部13eに係止することにより、取付部材30を収容部13内に固定するようにしたので、ネジ止めや接着を必要とすることなく取付部材30を収容部13内に固定することができ、ボックス本体11内に取付部材30を収容する際の作業性の向上を図ることができる。
また、プラス電極側に用いられるボックス本体11の各凸部13f及び取付部材30の各凹部31bと、マイナス電極側に用いられるボックス本体11の各凸部13h及び取付部材30の各凹部31cとを、互いに同じ電極用のボックス本体11と取付部材30のみ係合可能に形成したので、プラス電極用またはマイナス電極用の取付部材30が異なった電極用のボックス本体11に収容されることがなく、取付部材30をボックス本体11に収容する際の電極の誤認を確実に防止することができる。
この場合、プラス電極用のボックス本体11には「+」の記号を表示してなる電極表示部13gを設け、マイナス電極用のボックス本体11には「−」の記号を表示してなる電極表示部13iを設けているので、プラス電極用とマイナス電極用とを電極表示部13g,13iによっても識別することができ、取付部材30をボックス本体11に収容する際の電極の誤認をより確実に防止することができる。
また、プラス電極用の蓋12には「+」の記号を表示してなる電極表示部12aを設け、マイナス電極用の蓋12には「−」の記号を表示してなる電極表示部12gを設けているので、蓋12のプラス電極用とマイナス電極用とを電極表示部12a,12gによっても識別することができ、ボックス本体11に蓋12を取り付ける際の電極の誤認を確実に防止することができる。
この場合、プラス電極側に用いられるボックス本体11の第1の溝11b及び蓋12の第1のリブ12bと、マイナス電極側に用いられるボックス本体11の第1の溝11f及び蓋12の第1のリブ12fとを、互いに同じ電極用のボックス本体11と蓋12のみ係合可能に形成したので、プラス電極用またはマイナス電極用の蓋12が異なった電極用のボックス本体11に取り付けられることがなく、蓋12をボックス本体11に取り付ける際の電極の誤認をより確実に防止することができる。
また、ケーブル2の外周面に、ケーブル2の軸方向に直交する断面が六角形状をなす筒状の固定部材3を取り付け、ボックス本体11内には、固定部材3の周方向の回転を規制するように固定部材3を保持する一対の保持片13bを設けたので、ケーブル2の回り止めを各保持片13bによって行うことができ、ケーブル2をボックス本体11に確実に固定することができる。
更に、ボックス本体11の収容部13内に、接続部品20及びケーブル2の導線2aを覆う充填材14を充填したので、接続部品20及びケーブル2の導線2aの水分の付着や金属面の酸化を防止することができ、耐久性の向上を図ることができる。また、ダイオード23の熱を充填材14内に分散することができるので、ダイオード23の過熱防止にも効果的である。更に、充填材14は隔壁部13dを越えて各保持片13bの背面側にも流れ込むので、硬化した充填材14によって各保持片13bを弾性変形しないように固定することができ、ケーブル2をボックス本体11により確実に固定することができる。
この場合、ケーブル2の外周面にシール部材4を取り付け、ボックス本体11の挿通部11aとケーブル2との間をシール部材4によって密閉するようにしたので、充填材14を収納部13の挿通部11aから漏出させることなく充填することができる。
また、蓋12に設けた第1の係止部12dをボックス本体11の第1のロック部11dに係止し、蓋12に設けた第2の係止部12eをボックス本体11の第2のロック部11eに係止することにより、蓋12をボックス本体11にロックするようにしたので、ネジ止めや接着を必要とすることなく蓋12をボックス本体11に取り付けることができ、蓋12の取付作業を容易に行うことができる。
更に、ボックス本体11に上面周縁部に沿って延びる第1の溝11b(11f)及び第2の溝11cを設け、蓋12にはボックス本体11の第1の溝11b(11f)及び第2の溝11cにそれぞれ受容される第1のリブ12b(12f)及び第2のリブ12cを突設したので、これらの溝11b(11f),11c及びリブ12b(12f),12cによって蓋12とボックス本体11の間を閉塞することができ、外部からボックス本体11内への塵埃や水分の侵入を効果的に防止することができる。また、溝11b(11f),11c及びリブ12b(12f),12cによって絶縁距離を十分に確保することができるとともに、溝11b(11f),11c及びリブ12b(12f),12cがストッパとなって蓋12の外れ防止効果を得ることもできる。
また、プラス電極用の接続部品20を、ケーブル2の導線2aに接続される第1の導電部材21と、太陽電池モジュール1の電極1aに接続される第2の導電部材22と、第1の導電部材21と第2の導電部材22とを接続するダイオード23とから形成したので、ダイオード23によって電流の流通方向を一方のみに規制することができ、プラス電極側の接続部品20として用いる場合に効果的である。
更に、マイナス電極用の接続部品20を、太陽電池モジュール1の電極1aとケーブル2の導線2aとを接続する導電部材24によって形成したので、プラス電極側のようなダイオード23を必要としないマイナス電極側の接続部品20として用いる場合に効果的である。
この場合、図22(a) に示すようにマイナス電極用の接続部品20に用いる導電部材24の一部24e(長手方向中央部分)を図中破線部分で切除することにより、図22(b) に示すようにプラス電極用の接続部品20に用いる第1の導電部材21及び第2の導電部材22を形成するようにすれば、部品の共通化を図ることができ、生産性を向上させることができる。
尚、前記実施形態では、太陽光発電に用いられる太陽電池モジュール1を接続対象物とするものを示したが、本発明は、これ以外の接続対象物へのケーブル接続構造にも用いることができる。
図23乃至図26は本発明の他の実施形態を示すものであり、前記実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
本実施形態では、プラス電極用の接続部品20の第2の導電部材22に、電極1aとの接続部として、前記実施形態とは異なる第2の接続部22dが設けられている。本実施形態では、第2の導電部材22の一端側の延出部分を固定部22cの上方でコ字状に折り曲げることにより、コ字状部分の上面側に第2の接続部22dを形成している。この場合、図23(a) に示すように第2の接続部22dの上面には凹部22eが設けられ、図23(b) に示すように凹部22e内には電極1aを半田付けするためのハンダ25が予め収容されている。第2の接続部22dは、図24に示すように固定部22cの上面よりも所定高さHだけ高くなるように形成されており、例えばボックス本体11が長さ56mm程度、幅17mm程度に形成されている場合、第2の接続部22dの高さHは3mm程度が好ましい。また、凹部22e内に収容されるハンダ25は、図24に示すように第2の接続部22dの上面よりも若干上方に盛り上がっている方がよい。
本実施形態において接続部品20を電極1aに接続する場合は、図26に示すように収容部13の電極孔13a内に配置されている電極1aを第2の導電部材22の第2の接続部22dの上面(凹部22eの上方)に折り曲げ、電極1aの上から半田ごてAを押し当てる。これにより、半田ごてAの熱で凹部22e内のハンダ25が溶融し、ハンダ25によって電極1aが第2の接続部22dに接合される。その際、溶融したハンダ25は凹部22e内に溜まるので、半田付けに必要な量のハンダ25が接合部分以外に流れ出ることがない。
このように、本実施形態によれば、第2の導電部材22の第2の接続部22dに、電極1aを半田付けするためのハンダ25を予め収容した凹部22eを設けたので、別途ハンダを供給しながら半田付けする必要がなく、電極1aの半田付け作業を極めて容易に行うことができる。その際、半田付けに必要な量のハンダ25が接合部分以外に流れ出ることがないので、常に電極1aの半田付けを確実に行うことができる。
また、第2の接続部22dを第2の導電部材22の固定部22cよりも位置が高くなるように形成したので、半田付け位置を高くすることができ、ボックス本体11内における半田付けの作業性を向上させることができる。
この場合、第2の導電部材22の一端側を固定部22cの上方でコ字状に折り曲げることにより、固定部22cよりも位置の高い第2の接続部22dを形成するようにしたので、第2の接続部22d及びその近傍の表面積を大きくすることができる。これにより、半田ごてAから第2の接続部22dに伝わる熱を取付部材30やダイオード23以外に放熱しやすくなり、半田付け時の取付部材30やダイオード23への熱的影響を少なくすることができる。また、ダイオード23から発生する熱も充填材14に放熱しやすくなるので、通電時におけるダイオード23の過熱防止にも効果的である。
尚、前記他の実施形態では、プラス電極用の第2の導電部材22に第2の接続部22dを設けたものを示したが、マイナス電極用の導電部材24にも前記他の実施形態の第2の接続部22dと同様の接続部(ハンダを予め収容した凹部を有する接続部)が設けられる。
1…太陽電池モジュール、2…ケーブル、2a…導線、3…固定部材、4…シール部材、10…接続ボックス、11…ボックス本体、11a…挿通部、11b,11d…第1のロック部、11e…第2のロック部、11f…第1の溝、11c…第2の溝、12…蓋、12a,12g…電極表示部、12b,12f…第1のリブ、12c…第2のリブ、12d…第1の係止部、12e…第2の係止部、13…収容部、13b…保持片、13e…固定部13e、13f,13h…凸部、13g,13i…電極表示部、14…充填材、20…接続部品、21…第1の導電部材、22…第2の導電部材、22d…第2の接続部、22e…凹部、23…ダイオード、24…導電部材、25…ハンダ、30…取付部材、31a…係止片、31b,31c…凹部。
Claims (18)
- 接続対象物に固定される接続ボックス内に接続対象物の電極を配置し、接続ボックス内の電極にケーブルを接続するケーブル接続構造において、
前記接続対象物の電極とケーブルの導線とを導通する接続部品と、
接続部品が取り付けられる取付部材とを備え、
前記接続ボックスを、ケーブルの端部に接続された接続部品が取り付けられた取付部材を固定可能に形成した
ことを特徴とするケーブル接続構造。 - 前記接続ボックスを、上面を開口したボックス本体と、ボックス本体の開口部を閉鎖する蓋とから形成し、
ボックス本体内には、取付部材を前記開口部から所定位置に収容する収容部を設けた
ことを特徴とする請求項1記載のケーブル接続構造。 - 前記ボックス本体に、収容部に収容された取付部材に係止することにより取付部材を収容部内に固定する固定部を設けた
ことを特徴とする請求項2記載のケーブル接続構造。 - 前記取付部材とボックス本体に互いに係合する係合部をそれぞれ設け、
プラス電極側に用いられるボックス本体及び取付部材の係合部と、マイナス電極側に用いられるボックス本体及び取付部材の係合部とを、互いに同じ電極用のボックス本体と取付部材の係合部のみ係合可能に形成した
ことを特徴とする請求項2または3記載のケーブル接続構造。 - 前記ボックス本体に、プラス電極用とマイナス電極用とを識別可能な電極表示部を設けた
ことを特徴とする請求項2乃至4の何れか一項に記載のケーブル接続構造。 - 前記蓋に、プラス電極用とマイナス電極用とを識別可能な電極表示部を設けた
ことを特徴とする請求項2乃至5の何れか一項に記載のケーブル接続構造。 - 前記ボックス本体と蓋に、ボックス本体の開口部を蓋で閉鎖した際に互いに係合する係合部をそれぞれ設け、
プラス電極側に用いられるボックス本体及び蓋の係合部と、マイナス電極側に用いられるボックス本体及び蓋の係合部とを、互いに同じ電極用のボックス本体と蓋の係合部のみ係合可能に形成した
ことを特徴とする請求項6記載のケーブル接続構造。 - 前記ケーブルの外周面に、ケーブルの軸方向に直交する断面が多角形状をなす筒状の固定部材を取り付け、
ボックス本体内には、固定部材の周方向の回転を規制するように固定部材を保持する保持部を設けた
ことを特徴とする請求項2乃至7の何れか一項に記載のケーブル接続構造。 - 前記ボックス本体内に少なくとも接続部品及びケーブルの導線を覆うように充填された充填材を備えた
ことを特徴とする請求項2乃至8の何れか一項に記載のケーブル接続構造。 - 前記収納部の一端にケーブルを挿通する挿通部を設け、
ケーブルの外周面には、ケーブルと挿通部との間を密閉するシール部材を取り付けた
ことを特徴とする請求項9記載のケーブル接続構造。 - 前記ボックス本体に、ボックス本体の開口部を閉じた蓋をロックするロック部を設けた
ことを特徴とする請求項2乃至10の何れか一項に記載のケーブル接続構造。 - 前記ボックス本体に上面周縁部に沿って延びる溝を設け、
蓋には、ボックス本体の溝に受容されるリブを突設した
ことを特徴とする請求項2乃至11の何れか一項に記載のケーブル接続構造。 - 前記接続部品を、ケーブルの導線に接続される第1の導電部材と、接続対象物の電極に接続される第2の導電部材と、第1の導電部材と第2の導電部材とを接続するダイオードとから形成した
ことを特徴とする請求項1乃至12の何れか一項に記載のケーブル接続構造。 - 前記接続部品を、接続対象物の電極とケーブルの導線とを接続する導電部材によって形成した
ことを特徴とする請求項1乃至12の何れか一項に記載のケーブル接続構造。 - 前記接続部品の導電部材における電極との接続部に、電極を半田付けするためのハンダを予め収容した凹部を設けた
ことを特徴とする請求項13または14記載のケーブル接続構造。 - 前記接続部を導電部材の他の部分よりも位置が高くなるように形成した
ことを特徴とする請求項15記載のケーブル接続構造。 - 前記導電部材の一端側を折り曲げることによって前記接続部を形成した
ことを特徴とする請求項16記載のケーブル接続構造。 - 前記接続対象物は、太陽光発電に用いられる太陽電池モジュールである
ことを特徴とする請求項1乃至17の何れか一項に記載のケーブル接続構造。
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