JPWO2015045810A1 - 太陽電池モジュール用端子ボックス - Google Patents

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Abstract

充填樹脂が端子ボックス本体から剥離するのを防止し、端子ボックス内部に浸入した水によって絶縁性が低下するのを防止することができる太陽電池モジュール用端子ボックスを提供する。端子ボックス本体31と、底面部31aと対向するように、端子ボックス本体31に取付けられる蓋部32と、太陽電池モジュール1の太陽電池3からの接続線と外部接続用ケーブル12,13とを電気的に接続するための接続端子33a〜33eと、接続線と外部接続用ケーブル12,13を接続端子33a〜33eで電気的に接続した後、端子ボックス本体31内に充填して形成される充填樹脂とを備え、底面部31a及び側面部31b、31c、31dの少なくともいずれか一方に、充填樹脂が入り込む凹部41または充填樹脂に突出する凸部42が形成されている。

Description

本発明は、太陽電池モジュール用端子ボックスに関する。
太陽電池モジュールにおいては、太陽電池からの接続線と外部接続用ケーブルとを接続するため、一般に端子ボックスが設けられている。端子ボックス内において、太陽電池からの接続線と外部接続用ケーブルと接続した後、端子ボックスの防水性と絶縁性を確保するため、端子ボックス内部は、シリコーン樹脂などが充填される。
特許文献1では、外部接続用ケーブルが挿入される箇所に、樹脂溜まりを設け、端子ボックス内部の防水性及び絶縁性をさらに高めることが提案されている。
特開2011−155216号公報
特許文献1の技術では、端子ボックス本体内部において、充填樹脂が端子ボックス本体から剥離するのを防止したいという要望がある。
本発明の目的は、端子ボックス内部において充填樹脂が端子ボックス本体から剥離するのを抑制し、端子ボックス内部に浸入した水によって絶縁性が低下するのをより良く防止することができる太陽電池モジュール用端子ボックスを提供することにある。
本発明は、太陽電池モジュールに取り付けられる端子ボックスであって、底面部と、前記底面部と連続して設けられる側面部とを有する端子ボックス本体と、前記底面部と対向するように、前記端子ボックス本体に取付けられる蓋部と、前記太陽電池モジュールの太陽電池からの接続線と、太陽電池モジュールの外部に引き出される外部接続用ケーブルとを電気的に接続するための接続端子と、前記接続線と前記外部接続用ケーブルを前記接続端子で電気的に接続した後、前記端子ボックス本体内に充填して形成される充填樹脂とを備え、前記底面部及び前記側面部の少なくともいずれか一方に、前記充填樹脂が入り込む凹部または前記充填樹脂に突出する凸部が形成されている。
本発明によれば、端子ボックス内部において充填樹脂が剥離し、端子ボックス内部に浸入した水によって引き起こされる絶縁性の低下をより良く防止することができる。
図1は、端子ボックスが取付けられた太陽電池モジュールを示す平面図である。 図2は、端子ボックスを拡大して示す模式的平面図である。 図3は、端子ボックス内部を示す平面図である。 図4は、端子ボックス内部を示す部分切欠断面図である。 図5(a)は第1の実施形態の端子ボックス内部を示す模式的平面図であり、図5(b)は図5(a)に示すB−B線に沿う断面図である。 図6(a)は第2の実施形態の端子ボックス内部を示す模式的平面図であり、図6(b)は図6(a)に示すB−B線に沿う断面図である。 図7(a)は第3の実施形態の端子ボックス内部を示す模式的平面図であり、図7(b)は図7(a)に示すB−B線に沿う断面図である。 図8(a)は第4の実施形態の端子ボックス内部を示す模式的平面図であり、図8(b)は図8(a)に示すB−B線に沿う断面図である。 図9(a)は第5の実施形態の端子ボックス内部を示す模式的平面図であり、図9(b)は図9(a)に示すB−B線に沿う断面図である。 図10(a)は比較例の端子ボックス内部を示す模式的平面図であり、図10(b)は図10(a)に示すB−B線に沿う断面図である。
以下、好ましい実施形態について説明する。但し、以下の実施形態は単なる例示であり、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照する場合がある。
(第1〜第5の実施形態に共通する端子ボックスの説明)
図1は、端子ボックスが取付けられた太陽電池モジュールを示す平面図である。図1に示すように、太陽電池モジュール1は、複数の太陽電池3を備えている。太陽電池3は、例えば、単結晶シリコン基板、及び多結晶シリコン基板などの結晶系シリコン基板を用いた太陽電池である。本実施形態では、単結晶シリコン基板と非晶質シリコン層との間に、実質的に真性な非晶質シリコン層を挟み、その界面での欠陥を低減し、ヘテロ接合界面の特性を改善した太陽電池を用いている。
y方向に配列された太陽電池3は、配線材4により、隣接する太陽電池3間で電気的に接続されている。配線材4により電気的に接続された複数の太陽電池3は、太陽電池ストリングス10を構成している。x方向に配列された太陽電池ストリングス10は、渡り配線11により電気的に接続されている。太陽電池パネル2は、渡り配線11により電気的に接続された複数の太陽電池ストリングス10を含んでいる。
太陽電池パネル2の周囲には、フレーム20が取り付けられている。実施形態において、太陽電池モジュール1は、両面受光型の太陽電池モジュールである。したがって、端子ボックス30は、太陽電池3の受光の妨げとならないように、フレーム20と太陽電池3の間の領域に取り付けられている。また、フレーム20と太陽電池3の間の領域に取り付けることができるように、端子ボックス30は、x方向に延びる横長の略矩形形状を有している。
図2は、端子ボックスを拡大して示す模式的平面図である。図2には、端子ボックス30が簡略化して示されている。図2に示すように、端子ボックス30の端子ボックス本体31の内部には、渡り配線11からの接続線に対応して、接続端子33a〜33eが設けられている。また、接続端子33a〜33eに対応して、端子ボックス本体31の底面部31aに、貫通孔38が形成されている。
実施形態では、渡り配線11からの接続線は4本設けられており、4本の接続線に対し、5つの接続端子33a〜33eが設けられている。接続端子33cには、接続線が接続されないので、接続端子33cと接続端子33dは、接続線36で接続されている。接続端子33aと33bの間、接続端子33bと33cの間、及び接続端子33dと33eとの間には、バイパスダイオード34がそれぞれ接続されている。接続端子33a〜33eと、接続線とは、半田付けなどにより電気的に接続されてる。
図2に示すように、太陽電池モジュール1の外部に引き出される外部接続用ケーブル12は、接続端子33aに、ケーブルかしめなどの物理的固定手段により取り付けられている。外部接続用ケーブル13も、同様にして、接続端子33eに取り付けられている。
図3は、端子ボックス30の内部を示す平面図であり、蓋部32(図4に図示)を取り外した状態の端子ボックス30を示している。図3に示すように、各接続端子33a〜33eの接続端子間には、接続端子と連結して金属製の放熱板35が設けられている。この放熱板35に跨るように、バイパスダイオード34がそれぞれ設けられている。したがって、バイパスダイオード34で発熱した熱は、放熱板35を通して放熱させることができる。
図3に示すように、端子ボックス本体31は、底面部31aと、底面部31aと連続して設けられる側面部31b、31c、31d、及び31eを有している。上述のように、端子ボックス30は、長手方向(x方向)に延びる略矩形形状を有している。側面部31c及び31dは、長手方向(x方向)に延びる長辺側側面部となり、側面部31b及び31eは、長手方向(x方向)に略垂直な方向(y方向)に延びる短辺側側面部となる。外部接続用ケーブル12の芯線部12aは、短辺側側面部である側面部31bを通り、接続端子33aに接続されている。同様に、外部接続用ケーブル13の芯線部13aは、短辺側側面部である側面部31eを通り、接続端子33eに接続されている。
図4は、端子ボックス30の内部を示す部分切欠断面図であり、図3に示すy方向から端子ボックス30を見た部分切欠断面図である。図4に示すように、底面部31aに対向するように、蓋部32が端子ボックス本体31に取り付けられている。蓋部32を取り付けることにより、端子ボックス30を閉じることができる。上述のようにして、接続線と外部接続用ケーブル12及び13とを接続端子33a〜33eで電気的に接続した後、端子ボックス30内の防水性及び絶縁性を得るため、端子ボックス本体31内に、シリコーン樹脂などからなるポッティング剤が充填される。これにより、充填樹脂が接続線と外部接続用ケーブル12の芯線部12a、外部接続用ケーブル13の芯線部13a及び接続端子33a〜33eを埋設するように形成され、端子ボックス本体31内を充填樹脂で封止することができる。
実施形態において、端子ボックス30は、耐熱性を有する樹脂などから形成することができる。
(第1の実施形態)
図5(a)は第1の実施形態の端子ボックス内部を示す模式的平面図であり、図5(b)は図5(a)に示すB−B線に沿う断面図である。図5(a)及び(b)に示すように、本実施形態では、側面部31b、31c、31dに沿うように、底面部31aに、凹部41が形成されている。図示されないが、側面部31eに沿う底面部31aの部分にも、凹部41が形成されている。本実施形態では、凹部41として、溝が形成されている。
凹部41の幅は、0.5mm〜5mmであることが好ましく、さらには1mm〜2mmの範囲であることが好ましい。また、凹部41の深さは、0.5mm〜3mmであることが好ましく、さらには0.8mm〜1mmであることが好ましい。
図5(b)に示すように、水の浸入パスAは、凹部41を形成し、凹部41内に充填樹脂が入り込む構成とすることにより長くなる。したがって、凹部41を形成することにより、端子ボックス30内部に浸入した水によって絶縁性が低下するのを防止することができる。また、凹部41を形成することにより、充填樹脂の端子ボックス本体31に対する接着面積を増加させることができる。このため、充填樹脂が端子ボックス本体31から剥離するのを防止することができる。
(第2の実施形態)
図6(a)は第2の実施形態の端子ボックス内部を示す模式的平面図であり、図6(b)は図6(a)に示すB−B線に沿う断面図である。図6(a)及び(b)に示すように、本実施形態では、側面部31bに、複数の凹部41が形成されている。図示されないが、側面部31eにも、複数の凹部41が形成されている。本実施形態では、凹部41として、溝が形成されている。
本実施形態における凹部41の幅及び深さは、第1の実施形態と同様の範囲であることが好ましい。
図6(b)に示すように、水の浸入パスAは、凹部41を形成し、凹部41内に充填樹脂が入り込む構成とすることにより長くなる。したがって、凹部41を形成することにより、端子ボックス30内部に浸入した水によって絶縁性が低下するのを防止することができる。また、凹部41を形成することにより、充填樹脂の端子ボックス本体31に対する接着面積を増加させることができる。このため、充填樹脂が端子ボックス本体31から剥離するのを防止することができる。特に、長手方向(x方向)に延びる略矩形形状を有する端子ボックス30の場合、短辺側側面部から充填樹脂が剥離しやすい。したがって、短辺側側面部に凹部または凸部を形成することにより、充填樹脂の剥離を効果的に防止することができる。
(第3の実施形態)
図7(a)は第3の実施形態の端子ボックス内部を示す模式的平面図であり、図7(b)は図7(a)に示すB−B線に沿う断面図である。図7(a)及び(b)に示すように、本実施形態では、側面部31bに沿うように、側面部31b近傍の底面部31aに、凸部42が形成されている。図示されないが、側面部31eに沿う側面部31e近傍の底面部31aの部分にも、凸部42が形成されている。本実施形態では、凸部42として、線状凸部が形成されている。
凸部42の幅は、0.5mm〜5mmであることが好ましく、さらには1mm〜2mmであることが好ましい。また、凸部42の高さは、0.5mm〜3mmであることが好ましく、さらには0.8mm〜1mmであることが好ましい。
なお、凸部42の幅及び高さは、線状凸部の場合、長さ方向に対し垂直な方向における幅及び高さである。高さは、側面部または底面部からの距離を意味する。
図7(b)に示すように、水の浸入パスAは、凸部42を形成し、充填樹脂に凸部42が突出した構成とすることにより長くなる。したがって、凸部42を形成することにより、端子ボックス30内部に浸入した水によって絶縁性が低下するのを防止することができる。また、凸部42を形成することにより、充填樹脂の端子ボックス本体31に対する接着面積を増加させることができる。このため、充填樹脂が端子ボックス本体31から剥離するのを防止することができる。
(第4の実施形態)
図8(a)は第4の実施形態の端子ボックス内部を示す模式的平面図であり、図8(b)は図8(a)に示すB−B線に沿う断面図である。図8(a)及び(b)に示すように、本実施形態では、側面部31c及び側面部31dに沿うように、側面部31cまたは側面部31d近傍の底面部31aに、凸部42が形成されている。本実施形態では、凸部42として、線状凸部が形成されている。
本実施形態における凸部42の幅及び高さは、第3の実施形態と同様の範囲であることが好ましい。
図8(a)及び(b)に示すように、水の浸入パスAは、凸部42を形成し、充填樹脂に凸部42が突出した構成とすることにより長くなる。したがって、凸部42を形成することにより、端子ボックス30内部に浸入した水によって絶縁性が低下するのを防止することができる。また、凸部42を形成することにより、充填樹脂の端子ボックス本体31に対する接着面積を増加させることができる。このため、充填樹脂が端子ボックス本体31から剥離するのを防止することができる。
(第5の実施形態)
図9(a)は第5の実施形態の端子ボックス内部を示す模式的平面図であり、図9(b)は図9(a)に示すB−B線に沿う断面図である。図9(a)及び(b)に示すように、本実施形態では、側面部31b、31c、31dに、高さ方向(z方向)に延びる複数の凸部42が形成されている。図示されないが、側面部31eにも、高さ方向(z方向)に延びる複数の凸部42が形成されている。本実施形態では、凸部42として、線状凸部が形成されている。
本実施形態における凸部42の幅及び高さは、第3の実施形態と同様の範囲であることが好ましい。なお、本実施形態における凸部42の幅は、y方向の幅であり、凸部42の高さは、x方向の高さである。
図9(b)に示すように、水の浸入パスAは、凸部42を形成し、充填樹脂に凸部42が突出した構成とすることにより長くなる。したがって、凸部42を形成することにより、端子ボックス30内部に浸入した水によって短絡等が発生するのを防止することができる。また、凸部42を形成することにより、充填樹脂の端子ボックス本体31に対する接着面積を増加させることができる。このため、充填樹脂が端子ボックス本体31から剥離するのを防止することができる。
(比較例)
図10(a)は比較例の端子ボックス内部を示す模式的平面図であり、図10(b)は図10(a)に示すB−B線に沿う断面図である。図10(a)及び(b)に示すように、この比較例では、側面部31b、31c、31d、31e及び底面部31aに、凹部及び凸部は形成されていない。この場合、図10(a)及び(b)に示すように、水の浸入パスAが短くなり、水が浸入しやすくなるため、絶縁性の低下が発生しやすくなる。また、充填樹脂の端子ボックス本体31に対する接着面積が小さいので、充填樹脂が端子ボックス本体31から剥離しやすくなる。
上記実施形態では、凹部として溝を例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、側面部及び底面部に形成された貫通孔を凹部としてもよい。また、点在するような凹部であってもよい。また、上記実施形態では、凸部として線状凸部を形にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、点在するような凸部であってもよい。
また、本発明では、凹部と凸部を共存させて形成してもよい。
1…太陽電池モジュール
2…太陽電池パネル
3…太陽電池
4…配線材
10…太陽電池ストリングス
11…渡り配線
12,13…外部接続用ケーブル
12a,13a…芯線部
20…フレーム
30…端子ボックス
31…端子ボックス本体
31a…底面部
31b〜31e…側面部
32…蓋部
33a〜33e…接続端子
34…バイパスダイオード
35…放熱板
36…接続線
38…貫通孔
41…凹部
42…凸部

Claims (8)

  1. 太陽電池モジュールに取り付けられる端子ボックスであって、
    底面部と、前記底面部と連続して設けられる側面部とを有する端子ボックス本体と、
    前記底面部と対向するように、前記端子ボックス本体に取付けられる蓋部と、
    前記太陽電池モジュールの太陽電池からの接続線と、太陽電池モジュールの外部に引き出される外部接続用ケーブルとを電気的に接続するための接続端子と、
    前記接続線と前記外部接続用ケーブルを前記接続端子で電気的に接続した後、前記端子ボックス本体内に充填して形成される充填樹脂とを備え、
    前記底面部及び前記側面部の少なくともいずれか一方に、前記充填樹脂が入り込む凹部または前記充填樹脂に突出する凸部が形成されている、太陽電池モジュール用端子ボックス。
  2. 前記凹部が、溝である、請求項1に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  3. 前記凸部が、線状凸部である、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  4. 前記端子ボックスが、長手方向に延びる略矩形形状を有している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  5. 前記側面部が、前記長手方向に延びる長辺側側面部と、前記長手方向に略垂直な方向に延びる短辺側側面部とを有する、請求項4に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  6. 前記凹部または凸部が、前記短辺側側面部に形成されている、請求項5に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  7. 前記凹部または凸部が、前記長辺側側面部に形成されている、請求項5または6に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
  8. 前記凹部または凸部が、前記底面部に形成されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の太陽電池モジュール用端子ボックス。
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