JP2001144315A - 太陽電池パネル用のコネクタ及びそのコネクタを用いた配線接続部の構造 - Google Patents

太陽電池パネル用のコネクタ及びそのコネクタを用いた配線接続部の構造

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JP2001144315A
JP2001144315A JP32407599A JP32407599A JP2001144315A JP 2001144315 A JP2001144315 A JP 2001144315A JP 32407599 A JP32407599 A JP 32407599A JP 32407599 A JP32407599 A JP 32407599A JP 2001144315 A JP2001144315 A JP 2001144315A
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panel
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solar cell
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JP32407599A
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Kunihiko Watanabe
邦彦 渡邉
Makoto Toukosono
誠 東小薗
Hiroyuki Yoshikawa
裕之 吉川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 充分な位置決め保持力で取付けることができ
る太陽電池パネル用のコネクタ提供すること。 【解決手段】 パネル側コネクタ20は、内部に一対の
端子収容孔が形成された本体ハウジング部22と、この
本体ハウジング部22の一端側に突設された位置決めハ
ウジング部39と、パネル部4内の太陽電池素子から引
出された導体に電気的に接続された状態で前記各端子収
容孔内に収容配置された被接続端子とを備えて構成され
る。パネル部4内の太陽電池素子から引出された一対の
導体が被接続端子に電気的に接続された状態で、本体ハ
ウジング部22と位置決めハウジング部39とで構成さ
れる入隅コーナ部をパネル部4のコーナ部外側面に当接
させることにより、コネクタ20がパネル部4のコーナ
部に取付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、太陽電池パネル
に組込まれた太陽電池素子からの配線を外部に引出すた
めのコネクタ及びそのコネクタを用いた配線接続部の構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽光発電システムを構築する場合、複
数の太陽電池パネルを複数枚平面上に並べて相互に連結
し、これを建築物の窓ガラスの代りに設置したり、或
は、屋根上に設置するのが一般的である。
【0003】ここで、上記太陽電池パネルは、一対のガ
ラス板間に複数の太陽電池素子が挟込まれた構成となっ
ており、これらの複数の太陽電池素子によって個々の太
陽電池パネルにおいて充分な出力を得るようにしてい
る。
【0004】また、太陽光発電システムで要求される出
力を一枚の太陽電池パネルで得ようとすると、当該一枚
の太陽電池パネルの大型化・重量化を招き、その取扱い
が困難となるので、比較的小型・軽量で取扱いが容易な
太陽電池パネルを複数組合わせその総出力により当該シ
ステムで要求される出力を得るようにしている。
【0005】ところで、上述のような太陽電池パネルで
は、複数の太陽電池パネル同士を直列又は並列に電気的
に接続するため、或は、太陽電池パネルの出力を外部の
負荷や蓄電池等に接続するための構成を備えている必要
がある。
【0006】従来、この種の太陽電池パネルの配線接続
部の構造として、特開平10−303447号公報に開
示のものがある。
【0007】この種の配線接続部の構造では、太陽電池
素子に電気的に接続された外部コネクタ接続用のモジュ
ール接続素子が、太陽電池素子を挟込んだ一対のガラス
板の所定の側面の途中に固着されており、このモジュー
ル接続素子を用いて太陽電池パネル同士の電気的接続等
がなされるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような配線接続部の構造では、パネルのガラス板の側面
の途中にモジュール接続素子が固着されているため、そ
の位置決めが充分とはいえない。
【0009】そこで、この発明は上述したような問題を
解決すべくなされたもので、充分な位置決め保持力で取
付けることができる太陽電池パネル用のコネクタ及びそ
のコネクタを用いた配線接続部の構造を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、少なくとも一方が透明な基
板間に太陽電池素子を挟込んだパネル部を備えた太陽電
池パネル用のコネクタであって、一端側の接続部から内
部にかけて端子収容孔が形成された本体ハウジング部
と、前記本体ハウジング部の一端側にその本体ハウジン
グと直交する方向に突設された位置決めハウジング部
と、前記パネル部内の太陽電池素子から引出された導体
と電気的に接続可能な状態で前記端子収容孔内に収容配
置された被接続端子と、を備えたものである。
【0011】かかるコネクタを用いた太陽電池パネルの
配線接続部の構造としては、請求項2記載のように、前
記パネル部内の太陽電池素子から引出された導体が前記
被接続端子に電気的に接続された状態で、前記本体ハウ
ジング部と前記位置決めハウジング部とで構成される入
隅コーナ部を前記パネル部のコーナ部外側面に当接させ
ることにより、請求項1記載のコネクタが前記パネル部
のコーナ部に取付けられた太陽電池パネルの配線接続部
の構造であって、接続開口部を有する断面略U字状の樋
状に形成された外枠が、その側縁部を前記パネル部の周
縁部に沿わせるようにして前記パネル部の周縁部に取付
けられると共に、前記コネクタが、その接続部を前記接
続開口部を通じて外部に露出させた状態で、前記枠体の
コーナ部に収容配置された構成とすることができる。
【0012】この場合、請求項3記載のように、前記外
枠がその内部に注入充填された充填剤により前記パネル
部に取付けられ、或は、接着剤により前記パネル部に取
付けられると共に、前記パネル側コネクタが、前記充填
剤により前記外枠内に充填固着され、或は、接着剤によ
り前記外枠内に固着されたものとすることができる。
【0013】なお、請求項4記載のように、前記本体ハ
ウジング部に、一対の端子収容孔が形成されると共に、
前記各端子収容孔にそれぞれ被接続端子が収容配置され
ていてもよい。
【0014】また、請求項5記載のように、一端側に前
記パネル側ハウジングの接続部と接続可能なパネル側接
続部が設けられると共に、他端側に前記パネル側ハウジ
ングの接続部とパネル側接続部との接続方向に対して直
交する方向により外部ケーブルの端部の接続部と接続可
能なケーブル側接続部が設けられた中継コネクタを備え
ているとよりよい。
【0015】このように2極型とした場合、請求項6記
載のように、前記一対の接続端子が前記一対の被接続端
子と正規の対応関係で接続される際にのみ互いに嵌まり
合ってそれらの接続を許容する凸部と凹部が、前記パネ
ル側コネクタ本体の接続部及び前記中継コネクタのパネ
ル側接続部にそれぞれ形成された構成としたり、請求項
7記載のように、前記一対の接続端子と前記一対の被接
続端子とが正規の対応関係で接続される場合にのみ接続
可能なように、前記本体ハウジング部の接続部側の一方
側の被接続端子とこれに対応する前記中継コネクタのパ
ネル側接続部側の一方側の接続端子との接続位置を、前
記本体ハウジング部の接続部側の他方側の被接続端子と
これに対応する前記中継コネクタのパネル側接続部側の
他方側の接続端子との接続位置に対して、それら接続部
とパネル側接続部の接続方向に沿ってずらした構成とす
るとよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる一実施形
態の太陽電池パネル用のコネクタ及びそのコネクタを用
いた配線接続部の構造について説明する。
【0017】太陽電池パネル10は、図1に示すよう
に、一対のガラス板1,2間に太陽電池素子3を挟込ん
で接着剤等により封入した略方形状のパネル部4を備え
ている。
【0018】太陽電池素子3は、ガラス板1,2間の平
面上に沿って縦横に並ぶ方形状領域に分けてそれぞれ設
けられると共に、各方形状領域の太陽電池素子3が、テ
ープ状の導体3aにより直列又は並列に電気的に接続さ
れており、これらの太陽電池素子3の総出力が、パネル
部4の周縁部に引出された一対のテープ状の導体3aを
通じて外部に取出されるようになっている。なお、ここ
で導体3aとしては、金属箔を細帯状に形成したままの
裸導体の他、当該裸導体に絶縁被覆を施した被覆付の導
体等が使用される。
【0019】なお、実際に太陽発電システムを構築する
際には、複数の太陽電池パネル10を平面上に縦横に並
べて連結したものを、建築物の窓ガラスの代りに設置し
たり、或は、屋根上等に配設して、各太陽電池パネル1
0を並列又は直列に電気的に接続してシステムで必要と
される出力を取出して、これを負荷や蓄電池等に供給す
るようにする。
【0020】このように構成された太陽電池パネル10
において、複数の太陽電池パネル10同士を電気的に接
続するため、或は、太陽電池パネル10を外部の負荷や
蓄電池等に接続するための配線接続部の構造は、次に説
明するように構成されている。
【0021】即ち、図1及び図2に示すように、この太
陽電池パネル10では、そのパネル部4の外周部に、略
L字状の外枠12が取付けられる。各外枠12は、長板
状部12aの両側縁部に一対の側板部12bがその長板
状部12aに対して略垂直に立設された断面略U字状の
樋状に形成されており(図7参照)、その側板部12b
の開放側の縁部をパネル部4の周縁部に沿わせるように
して当該パネル部4の周縁部に取付けられる構成となっ
ている。
【0022】そして、それらの外枠12のうちの1つの
外枠12のコーナ部12cにおける一方側の長板状部1
2aに略方形状の接続開口部12dが形成されると共
に、このコーナ部12c内にパネル側コネクタ20が収
容配置されており、このパネル側コネクタ20を通じて
太陽電池素子3からの配線が外部に引出される構成とな
っている。
【0023】なお、本実施形態では、略L字状の外枠1
2を4つ組合わせてパネル部4の全外周縁部を覆う構成
としているが、これに限られず、例えば、略コの字状の
外枠と直線状の外枠とを組合わせてパネル部4の周縁部
を覆う構成等であってもよい。
【0024】上記パネル側コネクタ20は、図1〜図7
に示すように、本体ハウジング部22と位置決めハウジ
ング部39とを有するハウジング部21と、前記本体ハ
ウジング部22内に収容配置された一対の被接続端子4
0(図3でのみ図示)とを備える。
【0025】ハウジング部21は、樹脂(好ましくは加
水分解しない耐候性のある樹脂)等により形成されたも
ので、短角柱状の本体ハウジング部22の一端側の側部
に、その本体ハウジング部22の軸方向に直交する姿勢
で短角柱状の位置決めハウジング部39が連設されてな
る側面視略L字状の部材に形成されて、前記外枠12の
コーナ部12c内に密着した状態で収容配置可能に構成
される。そして、コーナ部12cにハウジング部21を
収容配置した状態で、本体ハウジング部22と位置決め
ハウジング部39とで構成される入隅コーナ部を、パネ
ル部4のコーナ部外側面に当接させるように、外枠12
をパネル部4に取付けると、そのハウジング部21によ
り、外枠12とパネル部4との相対的な位置関係が一定
に保たれ、例えば、パネル部4が必要以上に外枠12内
に入り込んだりすることのないようになっている(図5
及び図7参照)。
【0026】また、本体ハウジング部22と位置決めハ
ウジング部39とで構成される入隅コーナ部の内側面の
それぞれの両側部には、その軸方向に沿って一対の位置
決突条部23,23が突設され、これら両位置決突条部
23,23によって形成される溝23aの幅寸法は、パ
ネル部4の厚み寸法と略同一寸法に仕上げられている。
そして、本体ハウジング部22と位置決めハウジング部
39の入隅コーナ部の内側面をパネル部4の周縁コーナ
部に当接させるに際して、当該パネル部4のコーナ部外
側面を位置決突条部23,23間の溝23aに収容させ
ることにより、パネル部4に対するハウジング部21の
幅方向の位置決めが図られる構成となっている(図5及
び図7参照)。
【0027】なお、本実施形態では、外枠12の内部幅
寸法がパネル部4の厚み寸法よりも大きい場合を想定し
て、位置決突条部23,23間にパネル部4収容用の溝
23aを形成しているが、外枠12の内部幅寸法がパネ
ル部4の厚み寸法と略同一である場合、或は、外枠12
の内部幅寸法がパネル部4の厚み寸法よりも小さい場合
には、位置決突条部23,23を形成してそれらの間に
溝23aを形成する構成は省略する。
【0028】また、ハウジング部21の出隅コーナ部の
外側面のうち本体ハウジング部22の一端側延長部分
が、段部24aを介して若干膨出状に突出した接続部2
4に形成される。この接続部24は、ハウジング部21
が外枠12のコーナ部12c内に収容配置された状態
で、その外枠12の接続開口部12dに嵌まり込んで当
該接続開口部12dを通じて外部に露出するようになっ
ている(図2及び図3参照)。なお、この接続部24に
は、後述する端子収容孔25a,25bの被接続部収容
部26a,26bの開口が位置しており、外部の接続部
がこの接続部24に接続される構成となっている。
【0029】また、本体ハウジング部22には、その断
面形状の所定の対角線上に沿った各位置に、その軸方向
に沿って一対の端子収容孔25a,25bが貫設されて
いる。
【0030】各端子収容孔25a,25bは、その一端
側に後述する被接続端子40の被接続部41を収容する
ための被接続部収容部26a,26bが形成されると共
に、その他端側に後述する導体接続部45を収容するた
めの導体接続部収容部27a,27bが形成され、さら
にこれら被接続部収容部26a,26bと導体接続部収
容部27a,27b間に狭隘部28a,28bが形成さ
れてなる。
【0031】また、この各端子収容孔25a,25bに
収容される被接続端子40は、薄金属板を打抜・屈曲加
工することにより形成したもので、後述する外部からの
接続端子53a,53bを接続可能な被接続部41とパ
ネル部4側からの導体3aを電気的に接続するための導
体接続部45とが直線状に連設されてなる。
【0032】被接続部41は、略筒状に形成されてお
り、その内部に柱状の接続端子53a,53bを挿入し
て嵌合させることにより、この被接続端子40と接続端
子53a,53bとの電気的接続がなされるように構成
されている。
【0033】また、この被接続部41の周胴部には、そ
の端部側から前記導体接続部45側に向けてその径方向
外側に広がる弾性係合部42が形成される。この弾性係
合部42は、前述の外側に広がった姿勢から内側に向け
て弾性変形自在とされており、被接続端子40を端子収
容孔25a,25b内にその他端側から押込むと、ま
ず、弾性係合部42が狭隘部28a,28bに摺接して
内側に向けて弾性変形し、さらに深く被接続端子40を
押込むと、弾性係合部42が狭隘部28a,28bを乗
越えてから原型に弾性復帰して、当該弾性係合部42が
狭隘部28a,28bの一端側部分に係合する構成とな
っている。
【0034】導体接続部45は、断面略U字状の半筒状
に形成され、その内周面にパネル部4内の太陽電池素子
3からの導体3aをはんだ付する手段等によって、当該
導体3aが導体接続部45に電気的に接続されるように
なっている。また、この導体接続部45の周胴部であっ
て前記被接続部41よりの部分に、その径方向外側に膨
出するエンボス部46が形成されており、被接続端子4
0を端子収容孔25a,25b内にその他端側から押込
んだ際に、エンボス部46が前記狭隘部28aの他端側
部分に係合する構成となっている。
【0035】つまり、この被接続端子40は、弾性係合
部42及びエンボス部46が、狭隘部28a,28bに
その一端側及び他端側からそれぞれ係合することによっ
て、端子収容孔25a,25b内に軸方向に位置決めし
た状態で収容配置される構成となっている。
【0036】また、本体ハウジング部22の他端側下
部、つまり、本体ハウジング部22のパネル部4と接触
する部分であってその他端側から被接続端子40の導体
接続部45側の端部に至る部分に、本体ハウジング部2
2の軸方向に沿って切欠溝29が形成される。この切欠
溝29は、本体ハウジング部22内で分岐して端子収容
孔25a,25bに連通しており、パネル部4の周縁部
から引出された一対の導体3aが、切欠溝29を通って
各端子収容孔25a,25b内にそれぞれ導かれて被接
続端子40の導体接続部45に電気的・機械的に接続さ
れるように構成されている。
【0037】なお、通常、太陽電池パネル10では、引
出した正負の電極間にバイパス用のダイオードDを接続
することが必要とされているので、本実施形態では、パ
ネル部4の周縁部から引出された一対の導体3a間にダ
イオードDを接続し、当該ダイオードDを切欠溝29内
に収容配置させつつ、両導体3aを切欠溝29に導き通
す構成としている(図3参照)。
【0038】また、上記本体ハウジング部22の他端面
には、端子収容孔25a,25bの他端側を閉塞するよ
うに蓋部15が取付けられる。
【0039】即ち、上記本体ハウジング部22の他端面
の4つのコーナ部に穴部30がそれぞれ形成される一
方、その他端面と対応する方形板形状の蓋基部16の一
方面の4つのコーナ部にそれぞれ前記各穴部30に内嵌
め可能な凸部17が形成されている。そして、前記各凸
部17を前記各穴部30内に嵌め込むようにして、蓋部
15を本体ハウジング部22の他端面に取付けることに
より、端子収容孔25a,25bの他端側開口が閉塞さ
れ、これにより後述するように外枠12に充填された充
填剤等の端子収容孔25a,25b内への侵入の防止が
図られるようになっている。
【0040】ここで、この太陽電池パネルの配線接続部
の構造の組立手順について説明する。
【0041】はじめに、周縁部のコーナ部近傍から太陽
電池素子3からの正負一対の導体3aが引出されたパネ
ル部4と、被接続端子40を収容配置する前のパネル側
コネクタ20と、一対の被接続端子40と、外枠12を
準備する。そして、前記一対の導体3aをそれぞれ各被
接続端子40の導体接続部45にはんだ付等により電気
的に接続すると共に、一対の導体3a間にダイオードD
をはんだ付等により電気的に接続する。
【0042】次に、ダイオードDを切欠溝29内に収容
配置させると共に、各導体3aを当該切欠溝29内に通
すようにしながら、各被接続端子40を端子収容孔25
a,25b内にその他端側から挿入配置する。
【0043】この後、パネル側コネクタ20を外枠12
のコーナ部12c内に収容配置してから、その外枠12
をパネル部4の一のコーナ部の周縁部に沿って配置し、
この状態で、外枠12の開放端等からその外枠12内に
充填剤を注入する。すると、その充填剤の固化により、
パネル側コネクタ20が外枠12内に充填固着された状
態で、当該外枠12がパネル部4の周縁部に固着される
ようになる。
【0044】なお、外枠12をパネル部4の周縁部に取
付ける手段としては、上記の他、外枠12内に注入・固
化された充填剤或は充填配置されたゴム等の充填材料
を、接着剤を介して接着する方法等、ガラス窓を窓枠に
取付けるための一般的な手段を採用することができる。
【0045】また、ハウジング部21を外枠12内に収
容配置して固着するための手段としては、上記の他、接
着剤によりハウジング部21を外枠12に接着する手段
等が挙げられる。
【0046】次に、この太陽電池パネル10の接続部の
構造での使用に適した中継コネクタ50について図9〜
図13を参照して説明する。
【0047】即ち、上述のような太陽電池パネル10の
配線接続部の構造では、その接続部24に後述するよう
な外部ケーブル60端部のコネクタ61(図14)を直
接接続してもよいのであるが、そうすると、接続部24
が外枠12の接続開口部12dから外方に指向した姿勢
となっているため、当該外部ケーブル60がパネル部4
の辺方向と直交する方向に沿って延びることになり、パ
ネル部4を隣設して並べる場合に、当該ケーブル60が
邪魔になるので、これを防止するため、この中継コネク
タ50を用いるのが好ましいことになるのである。
【0048】この中継コネクタ50は、短柱状の中継ハ
ウジング51の一端側の側部に前記接続部24と接続可
能なパネル側接続部52が形成されると共に、中継ハウ
ジング51の他端部に後述する外部ケーブル60の端部
の被接続部67と接続可能なケーブル側接続部54が形
成される。
【0049】パネル側接続部52には、側方に向けて接
続端子53a,53bが突設されており、各接続端子5
3a,53bをパネル側コネクタ20側の各端子収容孔
25a,25b内に挿入することにより、当該各接続端
子53a,53bが各被接続端子40にそれぞれ嵌合接
続されるように構成されている。
【0050】そして、このように構成されたパネル側接
続部52に対して、ケーブル側接続部54は、下向きに
開口する一対の端子収容孔55a,55bが形成される
と共に、各端子収容孔55a,55bの奥部から接続端
子56a,56bがそれぞれ突設されてなるものであ
り、これによりパネル側接続部52とパネル側コネクタ
20側の接続部24との接続方向と、ケーブル側接続部
54と外部ケーブル60側の被接続部67との接続方向
とが略直交するように構成されている。
【0051】なお、上記接続端子53a,53b及び接
続端子56a,56bは、例えば、金属製等の導電性棒
状部材を略直角に屈曲して形成した部材を、その各端部
をパネル側接続部52側及びケーブル側接続部54側に
それぞれ突出させつつ、中継ハウジング51内にインサ
ート成形することにより形成したものであり、中継ハウ
ジング51の内部で、接続端子53aと接続端子56
a、及び接続端子53bと接続端子56bがそれぞれ電
気的に接続されている。
【0052】この中継コネクタ50のパネル側接続部5
2をパネル側コネクタ20側の接続部24に接続する
と、そのケーブル側接続部54に外部ケーブル60の被
接続部67を接続して、当該外部ケーブル60を外枠1
2の辺方向に沿って引き出すことができるため、太陽電
池パネル10を平面上に並べて配置しても、その外部ケ
ーブル60が配列の邪魔になるようなことはない。
【0053】また、図14は、2芯の外部ケーブル60
の端部に取付けられたコネクタ61の一例であり、この
コネクタ61は、断面略楕円形状の筒状のハウジング6
2内に、防水及び把持力を持たせるためゴム等の弾性部
材63を介して前記各端子収容孔55a,55b内に挿
入可能な内嵌筒部64a,64bが近接して取付けられ
ると共に、それぞれの内嵌筒部64a,64b内に前記
外部ケーブル60の各芯線に電気的に接続されると共に
前記接続端子56a,56bに接続可能な被接続端子6
5a,65bが収容配置されてなるものである。
【0054】このコネクタ61は、その各内嵌筒部64
a,64bを端子収容孔55a,55b内に挿入するよ
うにして、中継コネクタ50側の接続端子56a,56
bを被接続端子65a,65bに挿入嵌合させることに
より、それぞれの接続端子56a,56bと被接続端子
65a,65bとの電気的な接続がなされるようになっ
ている。
【0055】以上のように構成された太陽電池パネル1
0のコネクタ20によると、本体ハウジング部22の一
側側にその本体ハウジング部22に直交して位置決めハ
ウジング部39が突設されているため、その本体ハウジ
ング部22と位置決めハウジング部39とで構成される
入隅コーナ部をパネル部4のコーナ部外側面に当接させ
ることができ、これによりコネクタ20の充分な位置決
めを図ることができる。
【0056】また、このコネクタ20を用いた配線接続
部の構造にあっては、パネル部4の周縁部に沿わせるよ
うにして取付けられた外枠12内に、パネル側コネクタ
20が収容配置され固着されているため、従来のように
モジュール接続素子が邪魔にならずに、外枠12をパネ
ル部4に容易に取付けることができる。
【0057】そして、パネル部4に外枠12を取付ける
ことができる結果、パネル部4の周縁部が保護されその
パネル部4が破損し難くなる。
【0058】また、外枠12内にパネル側コネクタ20
を収容配置し、その接続部24部分を接続開口部12d
を通じて外部に露出させる構成としているので、太陽電
池パネル10の凹凸を少なくして施工時等の取扱い易
さ、作業性を優れたものとすることができる上に、外観
面・デザイン面を優れたものとすることができる。
【0059】また、パネル側コネクタ20の固定は、パ
ネル側コネクタ20を外枠12内に収容配置して、注入
・固化された充填剤により固着し或は接着剤により固着
する構成としているため、従来のようにモジュール接続
素子を直接ガラス板に取り付ける構成よりも、固着力が
強くなる。
【0060】また、コーナ部12cにハウジング部21
を収容配置した状態で外枠12を、パネル部4の周縁部
に取付けると、本体ハウジング部22と位置決めハウジ
ング部39とで構成される入隅コーナ部がパネル部4の
コーナ部外側面に当接することにより、外枠12とパネ
ル部4との相対的な位置関係が一定に保たれる。これに
より、例えば、パネル部4が必要以上に外枠12内に入
り込んでしまって、外枠12等により太陽電池素子3へ
の太陽光が遮られてしまい太陽光発電の効率の低下を招
いたり、外枠12がパネル部4を損傷してしまうような
事態を防止することができる。
【0061】なお、上記実施形態では、パネル側コネク
タ20を外枠12に取付けた構成となっているが、コネ
クタ20を接着材等により直接パネル部2のコーナ部に
固着するようにしてもよい。この場合、外枠12はない
構成であってもよい。
【0062】また、従来、太陽電池素子3からの正負の
電極をそれぞれパネル部4の別々の離れた部分から引出
していた場合には、バイパス用のダイオードDを接続す
るための配線を別途新たに設ける等する必要があった
が、本実施形態では、本体ハウジング部22に、一対の
端子収容孔25a,25bが形成されると共に、これら
各端子収容孔25a,25bにそれぞれ被接続端子40
が接続され、パネル部4から引出された正負一対の導体
3aがそれぞれ被接続端子40に電気的に接続された構
成となっているため、バイパス用のダイオードDをパネ
ル側コネクタ20内で正負一対の導体3a間に容易に接
続することが可能となる。
【0063】また、このように2極型のパネル側コネク
タ20を用いているため、パネル部4の組立作業現場で
は、2極分の配線を一括して行うことができ、その配線
作業性に優れる。
【0064】さらに、パネル部4の各コーナ部からそれ
ぞれ正極又は負極の導体3aを1本ずつ引出した場合に
は、全てのコーナ部を利用しても2組の正負極を引出す
ことしかできないが、本実施形態では、パネル部4の4
つのコーナ部のそれぞれから正負極の組合せの導体3a
を引出すことができる。そして、このように4つのコー
ナ部から正負極の導体3aを引出して、パネル部4のそ
れぞれのコーナ部にパネル側コネクタ20を設けた構成
とすれば、現場での配線作業時に、そのいずれのパネル
側コネクタ20にも外部コネクタを接続することができ
るので、配線の自由度に優れ、現場での作業性が向上す
る。
【0065】なお、上記実施形態においてパネル側コネ
クタ20と中継コネクタ50との接続にあたって、正負
の極を間違えて接続することのないように、図15及び
図16に示すような第1の変形例を採用してもよい。
【0066】即ち、上記実施形態との相違部分のみを説
明すると、この変形例では、パネル側コネクタ20Bの
接続部24の一のコーナ部に凸部24bを形成すると共
に、中継コネクタ50B側のパネル側接続部52であっ
て、それぞれの一対の被接続端子40と接続端子53
a,53bとが正規の正負の対応関係で接続される際
に、突起部24bを嵌め込み可能な凹部52bが形成さ
れている。
【0067】この第1変形例では、それぞれの被接続端
子40と接続端子53a,53bとを正負極を間違えた
不正規の対応関係で接続しようとすると、凸部24bが
パネル側接続部52の面に当接して、その接続がうまく
行えないようになっている。
【0068】なお、凸部24bと凹部52bは、いずれ
が接続部24或はパネル側接続部52に形成されたもの
であってもかまわない。
【0069】また、図17及び図18に示すような第2
変形例を採用してもよい。
【0070】この変形例についても、上記実施形態との
相違部分のみを説明すると、この変形例では、パネル側
コネクタ20Cの各端子収容孔25Ca,25Cb内に
収容配置される各被接続端子40の収容位置を本体ハウ
ジング部22Cの軸方向に沿って前後にずらす一方、こ
れに対応して中継コネクタ50Cのパネル側接続部52
の接続端子53Ca,53Cbの突出寸法を変えたもの
である。
【0071】この第2変形例では、それぞれの被接続端
子40と接続端子53Ca,53Cbとを正規の対応関
係で接続しようとすると、特に問題なく、被接続端子4
0と接続端子53Ca,53Cbとの接続が正規に行わ
れるが、それぞれの被接続端子40と接続端子53C
a,53Cbとの正負を間違えた不正規の対応関係で接
続しようとした場合、長い方の接続端子53Cbが端子
収容孔25Ca内への挿入途中で被接続端子40等のい
ずれかの部分に当接して、その接続がうまく行えないよ
うになっている。
【0072】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1記載
の太陽電池パネル用のコネクタによると、一端側の接続
部から内部にかけて端子収容孔が形成された本体ハウジ
ング部と、前記本体ハウジング部の一端側にその本体ハ
ウジングと直交する方向に突設された位置決めハウジン
グ部と、前記パネル部内の太陽電池素子から引出された
導体と電気的に接続可能な状態で前記端子収容孔内に収
容配置された被接続端子と、を備えているため、前記本
体ハウジング部と前記位置決めハウジング部とで構成さ
れる入隅コーナ部を前記パネル部のコーナ部外側面に当
接させることにより、コネクタの充分な位置決めを図る
ことができる。
【0073】また、請求項2記載の太陽電池パネルの接
続部の構造では、接続開口部を有する断面略U字状の樋
状に形成された外枠が、その側縁部を前記パネル部の周
縁部に沿わせるようにして前記パネル部の周縁部に取付
けられると共に、前記コネクタが、その接続部を前記接
続開口部を通じて外部に露出させた状態で、前記枠体の
コーナ部に収容配置されているため、充分な位置決め固
着力でもってコネクタがパネル部のコーナ部に取付けら
れると共に、そのコネクタ及び基板の周縁部を外枠によ
り保護することができる。
【0074】この場合、請求項3記載のように、前記外
枠がその内部に注入充填された充填剤により前記パネル
部に取付けられ、或は、接着剤により前記パネル部に取
付けられると共に、前記パネル側コネクタが、前記充填
剤により前記外枠内に充填固着され、或は、接着剤によ
り前記外枠内に固着された構成とすると、より強固にコ
ネクタを取付けることができる。
【0075】さらに、請求項4記載のように、前記本体
ハウジング部に、一対の端子収容孔が形成されると共
に、前記各端子収容孔にそれぞれ被接続端子が収容配置
されたものにあっては、太陽電池パネル同士の配線やそ
の外部への配線を、正負の2極分一括して行うことがで
き、その配線作業性に優れる。
【0076】さらに、請求項5記載のように、一端側に
前記パネル側ハウジングの接続部と接続可能なパネル側
接続部が設けられると共に、他端側に前記パネル側ハウ
ジングの接続部とパネル側接続部との接続方向に対して
直交する方向により外部ケーブルの端部の接続部と接続
可能なケーブル側接続部が設けられた中継コネクタを用
いると、そのケーブル側接続部に外部ケーブルの被接続
部を接続して、当該外部ケーブルを外枠の辺方向に沿っ
て配設することができるため、太陽電池パネルを平面上
に並べて配置したような場合に、その外部ケーブルが配
列の邪魔になり難くなる。
【0077】また、請求項6記載のように、一対の接続
端子が一対の被接続端子と正規の対応関係で接続される
際にのみ互いに嵌まり合ってそれらの接続を許容する凸
部と凹部が、前記パネル側コネクタ本体の接続部及び前
記中継コネクタのパネル側接続部にそれぞれ形成された
構成としたり、請求項7記載のように、前記一対の接続
端子と前記一対の被接続端子とが正規の対応関係で接続
される場合にのみ接続可能なように、前記本体ハウジン
グ部の接続部側の一方側の被接続端子とこれに対応する
前記中継コネクタのパネル側接続部側の一方側の接続端
子との接続位置を、前記本体ハウジング部の接続部側の
他方側の被接続端子とこれに対応する前記中継コネクタ
のパネル側接続部側の他方側の接続端子との接続位置に
対して、それら接続部とパネル側接続部の接続方向に沿
ってずらした構成とすると、正負の極を逆にしてパネル
側コネクタと中継コネクタとを接続しようとしてもうま
く接続できないため、両コネクタの誤嵌合を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる一実施形態における太陽電池
パネルを示す平面図である。
【図2】太陽電池パネルの配線接続部の構造を示す斜視
図である。
【図3】パネル側コネクタの断面図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】図3の底面図である。
【図6】図3の背面図である。
【図7】図3の正面図である。
【図8】図8(a)は蓋部の側面図、図8(b)は蓋部
の平面図である。
【図9】中継コネクタの一部破断側面図である。
【図10】図9の平面図である。
【図11】図9の正面図である。
【図12】図9の背面図である。
【図13】図12のXIII−XIII線矢視図であ
る。
【図14】図14(a)は外部コネクタの一部破断平面
図、図14(b)は外部コネクタの一部破断側面図、図
14(c)は外部コネクタの正面図である。
【図15】第1変形例にかかるパネル側コネクタを示す
斜視図である。
【図16】図16(a)は1変形例にかかる中継コネク
タの側面図、図16(b)はその中継コネクタの部分正
面図である。
【図17】第2変形例にかかるパネル側コネクタの断面
図である。
【図18】第2変形例にかかる中継コネクタの側面図で
ある。
【符号の説明】
1 ガラス板 3 太陽電池素子 3a 各導体 4 パネル部 10 太陽電池パネル 12 外枠 12c コーナ部 12d 接続開口部 20 パネル側コネクタ 21 ハウジング部 22 本体ハウジング部 24 接続部 25a 端子収容孔 29 切欠溝 39 位置決めハウジング部 40 被接続端子 50 中継コネクタ 51 中継ハウジング 53a,53b 接続端子 56a,56b 接続端子 60 外部ケーブル 61 コネクタ 65a,65b 被接続端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 裕之 三重県四日市市西末広町1番14号 住友電 装株式会社内 Fターム(参考) 5F051 JA02 JA08 JA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方が透明な基板間に太陽電
    池素子を挟込んだパネル部を備えた太陽電池パネル用の
    コネクタであって、 一端側の接続部から内部にかけて端子収容孔が形成され
    た本体ハウジング部と、 前記本体ハウジング部の一端側にその本体ハウジングと
    直交する方向に突設された位置決めハウジング部と、 前記パネル部内の太陽電池素子から引出された導体と電
    気的に接続可能な状態で前記端子収容孔内に収容配置さ
    れた被接続端子と、 を備えた太陽電池パネル用のコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記パネル部内の太陽電池素子から引出
    された導体が前記被接続端子に電気的に接続された状態
    で、前記本体ハウジング部と前記位置決めハウジング部
    とで構成される入隅コーナ部を前記パネル部のコーナ部
    外側面に当接させることにより、請求項1記載のコネク
    タが前記パネル部のコーナ部に取付けられた太陽電池パ
    ネルの配線接続部の構造であって、 接続開口部を有する断面略U字状の樋状に形成された外
    枠が、その側縁部を前記パネル部の周縁部に沿わせるよ
    うにして前記パネル部の周縁部に取付けられると共に、 前記コネクタが、その接続部を前記接続開口部を通じて
    外部に露出させた状態で、前記枠体のコーナ部に収容配
    置された太陽電池パネルの配線接続部の構造。
  3. 【請求項3】 前記外枠がその内部に注入充填された充
    填剤により前記パネル部に取付けられ、或は、接着剤に
    より前記パネル部に取付けられると共に、 前記パネル側コネクタが、前記充填剤により前記外枠内
    に充填固着され、或は、接着剤により前記外枠内に固着
    された請求項2記載の太陽電池パネルの配線接続部の構
    造。
  4. 【請求項4】 前記本体ハウジング部に、一対の端子収
    容孔が形成されると共に、前記各端子収容孔にそれぞれ
    被接続端子が収容配置された請求項2又は3記載の太陽
    電池パネルの配線接続部の構造。
  5. 【請求項5】 一端側に前記パネル側ハウジングの接続
    部と接続可能なパネル側接続部が設けられると共に、他
    端側に前記パネル側ハウジングの接続部とパネル側接続
    部との接続方向に対して直交する方向に沿って外部ケー
    ブルの端部の接続部と接続可能なケーブル側接続部が設
    けられた中継コネクタを備えた請求項2〜4のいずれか
    に記載の太陽電池パネルの配線接続部の構造。
  6. 【請求項6】 前記本体ハウジング部に、一対の端子収
    容孔が形成されると共に、前記各端子収容孔にそれぞれ
    被接続端子が収容配置され、 前記中継コネクタに、一対の接続端子が備えられた請求
    項5記載の太陽電池パネルの配線接続部の構造であっ
    て、 前記一対の接続端子が前記一対の被接続端子と正規の対
    応関係で接続される際にのみ互いに嵌まり合ってそれら
    の接続を許容する凸部と凹部が、前記パネル側コネクタ
    本体の接続部及び前記中継コネクタのパネル側接続部に
    それぞれ形成された太陽電池パネルの配線接続部の構
    造。
  7. 【請求項7】 前記本体ハウジング部に、一対の端子収
    容孔が形成されると共に、前記各端子収容孔にそれぞれ
    被接続端子が収容配置され、 前記中継コネクタに、一対の接続端子が備えられた請求
    項5記載の太陽電池パネルの配線接続部の構造であっ
    て、 前記一対の接続端子と前記一対の被接続端子とが正規の
    対応関係で接続される場合にのみ接続可能なように、前
    記本体ハウジング部の接続部側の一方側の被接続端子と
    これに対応する前記中継コネクタのパネル側接続部側の
    一方側の接続端子との接続位置を、前記本体ハウジング
    部の接続部側の他方側の被接続端子とこれに対応する前
    記中継コネクタのパネル側接続部側の他方側の接続端子
    との接続位置に対して、それら接続部とパネル側接続部
    の接続方向に沿ってずらした太陽電池パネルの配線接続
    部の構造。
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