JP2012094321A - 色素増感太陽電池のアノード極の製造方法 - Google Patents

色素増感太陽電池のアノード極の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012094321A
JP2012094321A JP2010239571A JP2010239571A JP2012094321A JP 2012094321 A JP2012094321 A JP 2012094321A JP 2010239571 A JP2010239571 A JP 2010239571A JP 2010239571 A JP2010239571 A JP 2010239571A JP 2012094321 A JP2012094321 A JP 2012094321A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dye
semiconductor layer
porous semiconductor
mask
sensitized solar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2010239571A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Yoshino
貴彦 吉野
Kenryo Sasaki
健了 佐々木
Mitsuru Kono
充 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Chemical and Materials Co Ltd
Original Assignee
Nippon Steel Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Chemical Co Ltd filed Critical Nippon Steel Chemical Co Ltd
Priority to JP2010239571A priority Critical patent/JP2012094321A/ja
Publication of JP2012094321A publication Critical patent/JP2012094321A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/542Dye sensitized solar cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)

Abstract

【課題】色素増感太陽電池に用いたときに透明基板側から視認される高い意匠性を備えた色素増感太陽電池のアノード極を簡易に得ることができる、アノード極の製造方法を提供する。
【解決手段】導電性基板10に多孔質半導体層の材料を塗布し、ついで、多孔質半導体層の材料を焼成して多孔質半導体層12を形成し、ついで、多孔質半導体層12に、開口部14aを有するマスク14を配置し、ついで、多孔質半導体層12が設けられた導電性基板10を色素溶液に含浸し、開口部14aを介して多孔質半導体層12に色素を吸着し、選択的に色素を吸着した多孔質半導体層部12aを得、ついで、マスク14を取り除く。 開口部の位置、形状を変えたマスクを用いるとともに、色の異なる色素を用いてこの操作を繰り返し、多孔質半導体層12の色を塗り分ける。
【選択図】図3(B)

Description

本発明は、意匠性を備えた色素増感太陽電池のアノード極の製造方法に関する。
色素増感太陽電池は、湿式太陽電池あるいはグレッツェル電池等と呼ばれ、シリコン半導体を用いることなくヨウ素溶液に代表される電気化学的なセル構造を有する点に特徴がある。一般的には、透明な導電性ガラス板(透明導電膜を積層した透明基板)に二酸化チタン粉末等を焼き付け、これに色素を吸着させて形成したチタニア層等の多孔質半導体層と導電性ガラス板(導電性基板)からなる対極の間に電解液としてヨウ素溶液等を配置した、簡易な構造を有する。
多孔質半導体層を設けた透明な導電性ガラス板がアノード極となり、対極がカソード極となる。
色素増感太陽電池の発電メカニズムは、以下のとおりである。
受光面である透明な導電性ガラス板面から入射した光を、多孔質半導体層に吸着された色素が吸収し、電子励起を引き起こし、その励起した電子が半導体へと移動し、導電性ガラスへと導かれる。ついで、対極に戻った電子はヨウ素などの電解液を介して電子を失った色素へと導かれ、色素が再生される。
色素増感太陽電池は、例えば、透明基板を介して視認される側にメーカー名や製造ロット等を示す文字等が描かれると、色素増感太陽電池の製造管理や色素増感太陽電池モジュールの保守管理等種々の面において好適である。
また、例えば、視認される側にカラフルな色彩が施される等した図形が描かれると、そのデザイン性に引かれて需要を喚起する等、販売上の付加価値も生じうる。
このような実用的な表示の工夫やデザイン的な工夫を施された、いわゆる意匠性を備えた色素増感太陽電池として、種々のものが開示されている。
例えば、色素増感太陽電池の透明基板に図形を描いたものや、図形を描いたシール等を透明基板に貼付等することが提案されている。
しかしながら、これらのものは、図形等が多孔質半導体層への光透過性を阻害し、発電効率を低下させる不具合があることは明らかである。
また、光電変換層の厚さが領域ごとに異なり、これによって、光透過性や反射特性を領域ごとに調整可能とした色素増感太陽電池が提案されている(特許文献1)。これによれば、光電変換効率の低下を最小限に抑制しつつ、任意の図形、文字、模様等を表現可能であるとされている。
しかしながら、この場合、任意の図形等は光透過性や反射特性に依存するものであるため、日照条件等の変化によって予定した図形等を確実に得ることができないおそれがある。また、カラフルな色彩や明瞭な造形を得る観点からは不十分であることは明らかである。
また、受光面に表示機能を持たせるために、所定のパターンを形成するように少なくとも2種類以上の色(色素)を多孔性半導体層に配置吸着させたカラー太陽電池が提案されている(特許文献2)。2種類以上の色を多孔性半導体層に配置吸着させる方法として、例えばガラスフリットで分画された多孔性半導体層の各領域に導電性基板の開口部を介して連通される、例えば直径1mm、長さ30mmの多数のガラス管を設け、異なる種類の色素液タンクに接続される複数のポンプによって、ガラス管ごとに異なる色素液を供給する方法が示されている。
しかしながら、この場合、2種類以上の色素を多孔性半導体層に配置吸着させる方法が煩雑であり、また、色素の吸着方法からみて、微細な形状を描き分ける等の意匠性を高める工夫が制限されるおそれも大きい。
ところで、相互に異なる単色の色素を用いた色素増感太陽電池を複数用意し、それらをモザイク上に並べることで特定の文字、記号または図形を描写することができる色素増感太陽電池モジュールが提案されている(特許文献3)。
この色素増感太陽電池モジュールの意匠性はモジュール化することで初めて得られるものであり、上記のような個々の色素増感太陽電池によって得られるものではない。
特開2009−170239号公報 特開2002−075472号公報 特開2006−179380号公報
解決しようとする問題点は、意匠性を備えた色素増感太陽電池のアノード極を製造する方法が煩雑である点である。また、微細な形状を描き分ける等の高い意匠性を得ることが不十分である点である。
本発明に係る色素増感太陽電池のアノード極の製造方法は、
透明基板と、複数の色の異なる色素が吸着され、平面視で異なる色の領域を複数有する多孔質半導体層と、導電層を備える色素増感太陽電池のアノード極の製造方法であって、
該導電層に該多孔質半導体層の材料を設ける第一の工程と、
該多孔質半導体層の材料を焼成して該多孔質半導体層を形成する第二の工程と、
該多孔質半導体層に開口部を有するマスクを貼付して配置する第三の工程と、
該マスクの開口部から色素を導入して該多孔質半導体に該色素を吸着する第四の工程と、
該マスクを取り除く第五の工程と、
を有し、
第三〜第五の工程を、色の異なる色素に変えて複数回繰り返すことを特徴とする。
また、本発明に係る色素増感太陽電池のアノード極の製造方法は、好ましくは、前記導電層が前記透明基板に形成され、該導電層に前記多孔質半導体層が設けられることを特徴とする。
また、本発明に係る色素増感太陽電池のアノード極の製造方法は、好ましくは、前記導電層が多孔質であり、該導電層に色素を吸着した前記多孔質半導体層が設けられ、該多孔質半導体層の側を前記透明基板に向けて該導電層と該透明基板が対向して配置されることを特徴とする。
この場合、好ましくは、前記第三の工程において、前記導電層の前記多孔質半導体層が設けられていない側に開口部を有するマスクを貼付して配置するとともに、該多孔質半導体層の該導電層とは反対側の面に開口部を有さないマスクを貼付して配置することを特徴とする。
本発明に係る色素増感太陽電池のアノード極の製造方法は、多孔質半導体層にまたは多孔質半導体層に連通する多孔質導電層に、開口部を有するマスクを貼付して配置する第三の工程と、マスクの開口部から色素を導入して多孔質半導体に色素を吸着する第四の工程と、マスクを取り除く第五の工程と、を有し、第三〜第五の工程を、色の異なる色素に変えて複数回繰り返すため、色素増感太陽電池に用いたときに透明基板側から視認される高い意匠性を備えた色素増感太陽電池のアノード極を簡易に得ることができる。
図1は青色系の色素の化学構造を示す図である。 図2は黄色系の色素の化学構造を示す図である。 図3(A)は本実施の第一の形態において多孔質半導体層に開口部を有するマスクを配置する工程を説明するための図である。 図3(B)は本実施の第一の形態において多孔質半導体層に色素を吸着する工程を説明するための図である。 図3(C)は本実施の第一の形態においてマスクを取り除く工程を説明するための図である。 図4は本実施の第一の形態において用いる開口部の形状の異なる2つのマスクを示す図である。 図5は本実施の第一の形態で作製される色素増感太陽電池のアノード極の外観写真図であり、図中、左側が多孔質半導体層側から見た図であり、図中、右側がTCO電極を形成した基板側から見た図である。 図6(A)は本実施の第二の形態において基板の多孔質半導体層の設けられた側とは反対側に接触して開口部を有するマスクを配置する工程を説明するための図である。 図6(B)は本実施の第二の形態において多孔質半導体層に色素を吸着する工程を説明するための図である。 図6(C)は本実施の第二の形態においてマスクを取り除く工程を説明するための図である。 図7は実施例2で用いる開口部の形状の異なる3つのマスクを示す図である。 図8は実施例2で作製した色素増感太陽電池用電極の平面図である。
本発明の実施の形態について、図を参照して、以下に説明する。
まず、本発明の基本原理について説明する。
本発明の基本原理の色素増感太陽電池のアノード極の製造方法は、透明基板と、複数の色の異なる色素が吸着され、平面視で異なる色の領域を複数有する多孔質半導体層と、導電層を備える色素増感太陽電池のアノード極の製造方法である。
本発明の基本原理の色素増感太陽電池のアノード極の製造方法は、導電層に多孔質半導体層の材料を設ける第一の工程と、多孔質半導体層の材料を焼成して多孔質半導体層を形成する第二の工程と、多孔質半導体層に開口部を有するマスクを貼付して配置する第三の工程と、マスクの開口部から色素を導入して多孔質半導体に色素を吸着する第四の工程と、マスクを取り除く第五の工程と、を有し、第三〜第五の工程を、色の異なる色素に変えて複数回繰り返す。
導電層は、透明基板上に設けられた、いわゆるTCO電極であってもよく、この場合、導電層に多孔質半導体層が設けられる(後述する本実施の第一の形態)。また、導電層が多孔質であり、導電層に色素を吸着した多孔質半導体層が設けられ、多孔質半導体層の側を透明基板に向けて導電層と透明基板が対向して配置される、いわゆる集電電極あるいは立体電極であってもよい(後述する本実施の第二の形態)。
TCO電極の導電層は、通常採用される適宜の材料を用いることができ、例えば、ITO(スズをドープしたインジウム膜)であってもよく、またFTO(フッ素をドープした酸化スズ膜)であってもよく、あるいはまたSnO膜等であってもよい。また、導電層は、Ti、W、Ni、Pt、Ta、Nb、ZrおよびAuからなる群から選ばれる1種または2種以上の金属材料またはこれらの化合物、さらにこれらの金属を被覆した材料、カーボン等の導電膜を積層したものであってもよい。
一方、立体電極の導電層は、電解質の流通を確保するために、多孔質であることが必要である。上記TCO電極の導電層と同様の材料を用いて適宜の方法で多孔質化してもよいが、金属メッシュ、予め無数の孔を形成した金属層または溶射や薄膜形成法等により形成した多孔質金属層等を用いることが好適である。
金属メッシュ等の材料は、特に限定するものではないが、Ti、W、Ni、Pt、Ta、Nb、ZrおよびAuからなる群から選ばれる1種または2種以上の金属材料またはこれらの化合物であるか、これらで被覆した材料であることが好ましく、特に好ましくはTiまたは焼結助剤を用いて焼結させたTiの複合材料である。焼結助剤としては通常採用される適宜の材料でよく、例えばNi、BC、Y等の材料を用いることができ、特に好ましくはNiである。焼結助剤は粒子サイズが直径100nm以下であるとさらに好ましい。
立体電極の多孔質な導電層は、層の表裏を貫通する貫通孔を有するものであってもよいが、層の平面に沿った方向にも、すなわち三次元的にあらゆる方向に等方性を有するように連通する貫通孔を形成したものであることが好ましい。これにより、導電層を通過する色素が多孔質半導体層の各部に均一に浸透する。
多孔質半導体層の材料は、通常採用される適宜の材料を用いることができ、例えば、ZnOやSnO等を用いることができるが、TiOが好ましい。多孔質半導体層の材料の微粒子形状は特に限定するものではないが、1nm〜100nm程度が好ましい。
多孔質半導体層は、上記の半導体材料が300℃以上、好ましくは350℃以上、さらに好ましくは400℃以上の温度で焼成されたものである。焼成温度の上限は特にないが、多孔質半導体層の材料の融点よりは十分に低い温度とし、好ましくは550℃以下の温度とする。また、多孔質半導体層の材料としてTiO2を用いる場合、ルチル結晶に移行しない程度の温度で、チタン酸化物の導電性が高いアナターゼ結晶の状態で焼成することが好ましい。
多孔質半導体層は、薄層に設けた上記の半導体材料を焼成した後、さらに薄層を設けて焼成する操作を繰り返して所望の厚みとすると、好適である。
透明基板は、TCO電極の場合、ガラス基板を用いることが好ましい。一方、立体電極の場合、ガラス基板を用いてもよいが、樹脂を用いるとフレキシブルな電極が得られて好適である。
樹脂は、例えば、PP、PE、PS、ABS、PC、PMMA、PVC、PA、POM、PET、PEN、PIB、PVB、PA6、ポリイミド、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリエーテル、ポリエチレンサルファイド、ポリエーテルスルホン、アセチルセルロース、ポリビニルフルオライド、エチレン-テトラフルオロエチレン共重合樹脂、硬化アクリル樹脂、硬化エポキシ樹脂、硬化シリコーン樹脂、各種エンジニアリングプラスチックス、メタセシス重合で得られる環状ポリマ、ガラス繊維強化アクリル樹脂、ガラス繊維強化ポリカーボネート、フッ素系樹脂等を用いることができる。
透明基板は、単独の基材を使用してもよいが、二種以上の基材を積層した複合基板として使用することもできる。厚さは特に制限されず、マスクの配置方法を勘案して、適宜選択することができる。
マスクは、多孔質半導体層と接触して配置する場合、多孔質半導体層を汚染しない材料、多孔質半導体層と化学反応を起こさない材料であることが好ましい。多孔質半導体層に吸着するための結合基を有しているものは色素の吸着を阻害する恐れがある。結合基としては例えば−COOH等が挙げられる。
また、マスクと多孔質半導体層の間隙からの色素の侵入を防ぐためには、多孔質半導体層の表面の凹凸に追従する形状で密着している必要がある。そのため、粘着層を有するものが好ましい。
また、マスクは、多孔質半導体層を破壊しないよう、容易に取り除くことができ、かつ糊残りのない材料であることが好ましい。
以上のことから好ましいマスクの材料は、例えばEVA、アイオノマー樹脂等の熱可塑性樹脂を好適に用いることができるが、これらに限らずポリオレフィン系、ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリアクリル系、エポキシ系等の適宜の材料を用いることができる。
これらの材料は単独で粘着層として用いても良く、また基材となる樹脂と合わせて2層からなる構造のものを用いることもできる。基材となる樹脂としては、特に限定するものではないが例えば、PP、PE、PS、ABS、PC、PMMA、PVC、PA、POM、PET、PEN、PIB、PVB、PA6、ポリイミド、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリエーテル、硬化アクリル樹脂、硬化エポキシ樹脂、硬化シリコーン樹脂、各種エンジニアリングプラスチックス、メタセシス重合で得られる環状ポリマ等が挙げられる。また、マスクの形状、厚みは特に限定するものではないが、フォトエッチングや、パンチングによる打抜等、多様な開口加工容易にできるようシート状で厚みが5μm〜500μm程度のものが良い。
マスクに形成する開口部の形状や開口率、あるいは開口位置は、異なる色素を用いて多孔質半導体層に表示する図形等に応じて適宜定める。マスクは予め開口部が形成されたものを用いることが好ましいが、多孔質導電層等と接触して配置した状態でパターニングにより形成してもよい。
なお、マスクは、多孔質導電層等と接触して配置する場合、多孔質半導体層に対する汚染の可能性を軽減することができ、また、マスクを取り除く際の多孔質半導体層の破壊の可能性を軽減することができる。この効果は、マスクの配置、除去を繰り返し行う際に顕著である。
配置、除去を繰り返し行う複数のマスクは相互に開口部の位置が同じであってもよく、また、異なっていてもよい。また、複数のマスクの開口部は、形状が同じであってもよく、また、異なってもよい。
多孔質半導体層、あるいは多孔質半導体が設けられた多孔質導電層(ここでは、これらを総称して積層体という。)へのマスクの配置は、適宜の方法で貼付することで行う。
例えばロールを通過させて接着するラミネート法が挙げられる。その際、マスクの材料によってはロールを加熱したほうがマスクと積層体の所望の密着性をより好適に得ることができる。熱可塑性樹脂を用いた場合にはガラス転移温度または融点より高い温度に加熱する必要があり、好ましくは40〜200℃程度である。ロールの圧力は、例えば0.05〜5MPaの範囲であればよい。0.05MPa未満だとマスクと積層体の所望の密着性が得られない恐れがあり、5MPaを超えると積層体の破壊を招くおそれがある。その他にも適宜の手法で配置することができ、例えば透明基板と多孔質半導体層とマスクの合計厚みが3mmを超える場合は、前述のラミネート法では精密な配置ができない恐れがあり、その場合は液晶パネル等の貼りあわせに使用するような定板同士を貼りあわせる装置を用いて配置することができる。好ましい圧力と温度範囲はラミネート法と同様である。
多孔質半導体層に吸着される色素は、400nm〜1300nmの波長に吸収をもつものである。このような色素として、例えば、COOH基を有する、ルテニウム色素、フタロシアニン色素などの金属錯体、シアニン色素、スクアリリウム色素などの有機色素を挙げることができる。
色の異なる色素は、例えば、濃紫色系としてN719色素を、系と赤紫色系としてD149色素を、青色系として図1に示す化学構造の色素を、黄色系として図2に示す化学構造の色素を、それぞれ挙げることができる。
色素の多孔質半導体層への導入、言い換えれば吸着は、開口部を有するマスクを貼付した多孔質半導体層、あるいは多孔質半導体が設けられた多孔質導電層を、例えば色素を含む溶液に含浸することにより行う。色素を溶解する溶媒は、色素を溶解するものである限り適宜のものを用いることができ、例えば、エタノール等のアルコール類、アセトニトリル等の二トリル類、アセトン等のケトン類、ジエチルエーテル等のエーテル類、水等が挙げられる。これら溶媒は単独で用いてもよく2種以上の混合溶媒とすることもできる。含浸時間は例えば2〜72時間であり、含浸温度は例えば20〜200℃である。
また、色素の多孔質半導体層への吸着は、多孔質半導体層へ色素を含む溶液を噴霧するいわゆるインクジェット法を用いて行うことができる。色素を溶解する適宜の溶媒は含浸法と同様である。色素吸着後、溶媒を留去するために開口部を有するマスクを貼付した多孔質半導体層、あるいは多孔質半導体が設けられた多孔質導電層を加温してもよい。加温する際の温度は例えば50〜200℃である。
本発明の基本原理の色素増感太陽電池のアノード極の製造方法により得られるアノード極に、通常用いられる適宜の材料を用いた適宜の方法で、対極を積層してシール材でシールし、電解質を注入等することにより、色素増感太陽電池を得る。
以上説明した本発明の基本原理の色素増感太陽電池のアノード極の製造方法によれば、簡易な方法で、多孔質半導体層に文字、記号または図形をカラフルにかつ精密に描写することができる。得られるアノード極が組み込まれた色素増感太陽電池は、透明基板を介して多孔質半導体層に描かれた図形等を視認することができる。これにより、例えば、メーカー名やロット番号等が描かれると、色素増感太陽電池の製造管理や色素増感太陽電池モジュールの保守管理等を行ううえで好適であり、また、カラフルな色彩が施される等した図形が描かれると、そのデザイン性に引かれて需要を喚起する等、販売上の付加価値も生じうる。
つぎに、本実施の第一の形態の色素増感太陽電池のアノード極の製造方法について、図3(A)〜図3(C)、図4および図5を参照して説明する。
なお、後述する本実施の第二の形態を含め、以下の説明では、上記した本発明の基本原理の説明と重複する説明を省略する。
例えば透明導電層が設けられたガラス基板からなる導電性基板10に多孔質半導体層の材料を塗布し、ついで、多孔質半導体層の材料を焼成して多孔質半導体層12を形成する。
ついで、導電性基板10に接触して配置された多孔質半導体層12に、例えば図4のマスク1に示す形状の開口部(図中、黒く塗りつぶした部分)14aを有するマスク14を配置する(図3(A)参照)。
ついで、多孔質半導体層12が設けられた導電性基板10を色素溶液に含浸し、開口部14aを介して多孔質半導体層12に色素を吸着する(図3(B)参照)。これにより、選択的に色素を吸着した多孔質半導体層部12aが得られる。
ついで、マスク14を取り除く(図3(C)参照)。
さらに、多孔質半導体層12に、例えば図4のマスク2に示す、マスク1とは形状と位置の異なる開口部(図中、黒く塗りつぶした部分。マスク1と相補的な関係にある。)16aを有するマスク16を配置し、色素溶液に含浸し、マスク16を取り除く工程を繰り返す(図示せず。)。この繰り返し回数は、描画する図形等に応じて適宜設定する。
得られる色素増感太陽電池のアノード極の外観写真を図5に示す。図5中、左側が多孔質半導体層側から見た図であり、図5中、右側がTCO電極を形成した基板側から見た図である。
つぎに、本実施の第二の形態の色素増感太陽電池のアノード極の製造方法について、図6(A)〜図6(C)を参照して説明する。
多孔質導電層で構成される基板18に多孔質半導体層の材料を塗布し、ついで、多孔質半導体層の材料を焼成して多孔質半導体層12を形成する。
ついで、多孔質半導体層12に接触して開口部を有さないマスク(保護マスク)20を配置するとともに、基板18の多孔質半導体層12の設けられた側とは反対側に接触して開口部を22a有するマスク22を配置する(図6(A)参照)。
ついで、孔質半導体層12が設けられた基板18を色素溶液に含浸し、開口部22aを介して多孔質半導体層12に色素を吸着する(図6(B)参照)。これにより、選択的に色素を吸着した多孔質半導体層部12bが得られる。
ついで、マスク22を取り除く(図6(C)参照)。
さらに、多孔質半導体層12に、マスク22とは開口部の位置、形状の異なるマスクを配置し、色素溶液に含浸し、マスクを取り除く工程を繰り返す(図示せず。)。この繰り返し回数は、描画する図形等に応じて適宜設定する。繰り返しの最後に、マスク20を取り除く。
この場合、マスク20およびマスク22は同種の材料を用いることもできるし、異種の材料を用いることもできる。
開口部22aを有するマスク22は、基板18に接触して配置させるため、多孔質半導体層12に対する汚染の可能性を軽減することができ、また、マスク22を取り除く際にも多孔質半導体層12の破壊の可能性を軽減することができる。この効果は、上記の工程を繰り返す際、特に顕著に現れる。つまり、マスクの配置、除去の繰り返しに伴う、多孔質半導体層12の劣化を抑えることができ、かつ多孔質半導体層12の任意の位置に色素を吸着することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。本発明はこの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
厚み100μmの多孔質Tiシート(商品名タイポラス、大阪チタニウムテクノロジーズ社製)の5mm×20mmの範囲にチタニアペースト(商品名Ti−Nanoxide
D、ソーラロニクス社製)を印刷し、乾燥後、400℃で30分空気中で焼成した。焼成後のチタニア上に、さらにチタニアペーストを印刷、焼成する操作を合計3回繰り返し、多孔質Tiシートの片面に10μmの厚みのチタニア層を形成した。
形成したチタニア積層露出面を覆って、開口部を持たないマスクを貼り、多孔質Tiシート露出面の内、φ3mm×3箇所の開口部を有するマスク1(図4参照)を貼り付けた。マスクは基材がPET、粘着層がEVAで構成され、合計厚みは100μmである。また、2種のマスクは同時にMSパウチ(明光商会製、型番:HA‐330V6)を用いて90℃でロールによる熱圧着する、いわゆるラミネートの手法で行った。
N719色素(ダイソル社製、品名:B2 dye、濃紫色)のアセトニトリルとt−ブチルアルコールの混合溶媒溶液(アセトニトリル:50vol%、t−ブチルアルコール:50vol%)に、マスクを施したチタニア層形成多孔質Tiシートを72時間浸積させた。マスクの開口部に相当するチタニア部にのみ色素が吸着したチタニア層形成多孔質Tiシートが得られた。吸着後のシートはマスク剥離前にアセトニトリルとt−ブチルアルコールの混合溶媒で洗浄した。
3mmφの3箇所の開口部を有するTiシート側のマスクを剥離し、代わって色素の吸着したチタニア層部分に対応する位置の3mmφの3箇所の多孔質Tiシート側に、マスク2(図4参照)を貼付した。マスクの貼付は上述と同様の方法で行った。
D149色素(三菱製紙社製太陽電池用増感色素、品名:D−149、赤紫色)のアセトニトリルとt−ブチルアルコールの混合溶媒溶液(アセトニトリル:50vol%、t−ブチルアルコール:50vol%)に、マスクを施した多孔質Tiシートを3時間浸漬させた。2種の色素が吸着した多孔質Tiシートが得られた。吸着後のシートはアセトニトリルとt−ブチルアルコールの混合溶媒で洗浄した。
上記の方法で、色の異なる2種の色素を用いて任意の模様を有する意匠性のある色素増感太陽電池のアノード極を作製した。
得られた色素増感太陽電池のアノード極を用いて、以下のように色素増感太陽電池を作製し、発電性能を確認した。
250nmのPt膜付き厚み125μmのPENフィルム(帝人デユポン社製)、厚み50μmのガラスペーパー(日本板硝子社製)、及び得られた色素増感太陽電池のアノード極を記載した順に積層した。その際、Pt膜と色素増感太陽電池のアノード極の多孔質Tiシートが向かい合うように積層した。加えて、Pt膜と色素増感太陽電池のアノード極の絶縁性を保つため、ガラスペーパーの大きさはPt膜付PENと色素増感太陽電池のアノード極の大きさよりも各辺1mmずつ大きくした。厚み20μmのTi箔(サンクメタル社製)と、Pt膜付PENとを、お互いの長辺同士が1mm重なるように配置した。厚み20μmのTi箔(サンクメタル社製)と、色素増感太陽電池のアノード極の多孔質Tiシートを、お互いの長辺同士が1mm重なるように配置した。さらに両面をラミネートフィルム(基材:PET、粘着層:EVA、合計厚み:100μm)で覆い、MSパウチ(明光商会製、型番:HA−330V6)を用いて90℃でロールによる熱圧着してラミネートした。後に電解液が注入できるように3mmφの孔がラミネートフィルムの片面に設けてある。
3mmφの孔からヨウ素、LiIからなるアセトニトリル溶媒の電解液を注入して、後にシリコーン樹脂で注入孔を封じ、色素増感太陽電池を作製した。
ソーラシミュレータ(100mW/cm)を用いて発電性能を測定したところ4%の光電変換効率であった。
(実施例2)
厚み100μmの多孔質Tiシート(商品名タイポラス、大阪チタニウムテクノロジーズ社製)の35mm×76mmの範囲にチタニアペースト(商品名Ti−Nanoxide D、ソーラロニクス社製)を印刷し、乾燥後、400℃で30分空気中で焼成した。焼成後のチタニア上に、さらにチタニアペーストを印刷、焼成する操作を合計3回繰り返し、多孔質Tiシートの片面に10μmの厚みのチタニア層を形成した。
形成したチタニア積層露出面を覆って、開口部を有さないマスクを貼り、多孔質Tiシート露出面の内、マスク1を貼り付けた。マスク3(図7参照)は基材がPET、粘着層がEVAで構成され、合計厚みは100μmである。また、2種のマスクは同時にMSパウチ(明光商会製、型番:HA−330V6)を用いて90℃でロールによる熱圧着する、いわゆるラミネートの手法で行った。
色素A(図1参照、青色)の0.25mmol/Lエタノール溶液に、マスク1を施したチタニア層形成多孔質Tiシートを3時間浸積させた。マスクの開口部に相当するチタニア部にのみ色素が吸着したチタニア層形成多孔質Tiシートが得られた。吸着後のシートはマスク剥離前にエタノールで洗浄した。
多孔質Tiシート側のマスク3を剥離し、代わってマスク4(図7参照)を貼付した。マスクを貼付は上述と同様の方法で行った。
色素B(図2参照、黄色)の0.25mmol/Lエタノール溶液に、マスク2を施した多孔質Tiシートを3時間浸漬させた。2種の色素が吸着した多孔質Tiシートが得られた。吸着後のシートはマスク剥離前にエタノールで洗浄した。
多孔質Tiシート側のマスク4を剥離し、代わってマスク5(図7参照)を貼付した。マスクの貼付は上述と同様の方法で行った。
2種の色素AとBを含むエタノール溶液(色素A:0.25mmol/L、色素B:0.25mmol/L、緑色)に、マスク3を施した多孔質Tiシートを3時間浸漬させた。3色の色彩を有する多孔質Tiシートが得られた。吸着後のシートはマスク剥離前にエタノールで洗浄した。
上記の方法で、色の異なる色素を用いて任意の模様を有する意匠性を備えた色素増感太陽電池のアノード電極を作製した(図8参照)。
得られた色素増感太陽電池のアノード極を用いて、以下のように色素増感太陽電池を作製し、発電性能を確認した。
250nmのPt膜付き厚み125μmのPENフィルム(帝人デユポン社製)、厚み50μmのガラスペーパー(日本板硝子社製)、及び得られた色素増感太陽電池用電極を記載した順に積層した。その際、Pt膜と色素増感太陽電池のアノード極の多孔質Tiシートが向かい合うように積層した。加えて、Pt膜と色素増感太陽電池のアノード極の絶縁性を保つため、ガラスペーパーの大きさはPt膜付PENと色素増感太陽電池のアノード極の大きさよりも各辺1mmずつ大きくした。厚み20μmのTi箔(サンクメタル社製)と、Pt膜付PENとを、お互いの長辺同士が1mm重なるように配置した。厚み20μmのTi箔(サンクメタル社製)と、色素増感太陽電池のアノード極の多孔質Tiシートを、お互いの長辺同士が1mm重なるように配置した。さらに両面をラミネートフィルム(基材:PET、粘着層:EVA、合計厚み:100μm)で覆い、MSパウチ(明光商会製、型番:HA−330V6)を用いて90℃でロールによる熱圧着してラミネートした。後に電解液が注入できるように3mmφの孔がラミネートフィルムの片面に設けてある。
3mmφの孔からヨウ素、LiIからなるアセトニトリル溶媒の電解液を注入して、後にシリコーン樹脂で注入孔を封じ、色素増感太陽電池を作製した。
ソーラシミュレータ(100mW/cm)を用いて発電性能を測定したところ1.5%の光電変換効率であった。
10 導電性基板
12 多孔質半導体層
12a、12b 多孔質半導体層部
14、16、20、22 マスク
14a、16a、22a 開口部

Claims (4)

  1. 透明基板と、複数の色の異なる色素が吸着され、平面視で異なる色の領域を複数有する多孔質半導体層と、導電層を備える色素増感太陽電池のアノード極の製造方法であって、
    該導電層に該多孔質半導体層の材料を設ける第一の工程と、
    該多孔質半導体層の材料を焼成して該多孔質半導体層を形成する第二の工程と、
    該多孔質半導体層に、開口部を有するマスクを貼付して配置する第三の工程と、
    該マスクの開口部から色素を導入して該多孔質半導体に該色素を吸着する第四の工程と、
    該マスクを取り除く第五の工程と、
    を有し、
    第三〜第五の工程を、色の異なる色素に変えて複数回繰り返すことを特徴とする色素増感太陽電池のアノード極の製造方法。
  2. 前記導電層が前記透明基板に形成され、該導電層に前記多孔質半導体層が設けられることを特徴とする請求項1記載の色素増感太陽電池のアノード極の製造方法。
  3. 前記導電層が多孔質であり、該導電層に色素を吸着した前記多孔質半導体層が設けられ、該多孔質半導体層の側を前記透明基板に向けて該導電層と該透明基板が対向して配置されることを特徴とする請求項1記載の色素増感太陽電池のアノード極の製造方法。
  4. 前記第三の工程において、前記導電層の前記多孔質半導体層が設けられていない側に開口部を有するマスクを貼付して配置するとともに、該多孔質半導体層の該導電層とは反対側の面に開口部を有さないマスクを貼付して配置することを特徴とする請求項3記載の色素増感太陽電池のアノード極の製造方法。
JP2010239571A 2010-10-26 2010-10-26 色素増感太陽電池のアノード極の製造方法 Ceased JP2012094321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010239571A JP2012094321A (ja) 2010-10-26 2010-10-26 色素増感太陽電池のアノード極の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010239571A JP2012094321A (ja) 2010-10-26 2010-10-26 色素増感太陽電池のアノード極の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012094321A true JP2012094321A (ja) 2012-05-17

Family

ID=46387448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010239571A Ceased JP2012094321A (ja) 2010-10-26 2010-10-26 色素増感太陽電池のアノード極の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012094321A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013114995A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 日立造船株式会社 色素増感太陽電池のための電極の製造方法
JP2014022180A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Fujikura Ltd 色素増感太陽電池およびその製造方法
WO2014041999A1 (ja) * 2012-09-14 2014-03-20 日立造船株式会社 色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法
WO2020217892A1 (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 株式会社ジャパンディスプレイ 入力装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000268891A (ja) * 1999-03-19 2000-09-29 Toshiba Corp 多色色素増感透明半導体電極部材とその製造方法、多色色素増感型太陽電池、及び表示素子
JP2002164563A (ja) * 2000-09-14 2002-06-07 Fuji Photo Film Co Ltd 太陽光発電発光装置及び光電変換素子の色素増感方法
JP2004146664A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Seiko Epson Corp 光電変換素子
JP2004221496A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Seiko Epson Corp 光電変換素子の製造方法、光電変換素子および電子機器
JP2005294042A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Nippon Sheet Glass Co Ltd 光電変換素子及びその製造方法
JP2007073505A (ja) * 2005-08-09 2007-03-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 光電変換素子
WO2009157461A1 (ja) * 2008-06-24 2009-12-30 ソニー株式会社 電子装置
WO2010103759A1 (ja) * 2009-03-11 2010-09-16 国立大学法人九州工業大学 色素増感太陽電池
WO2010109785A1 (ja) * 2009-03-23 2010-09-30 新日鐵化学株式会社 色素増感太陽電池およびその製造方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000268891A (ja) * 1999-03-19 2000-09-29 Toshiba Corp 多色色素増感透明半導体電極部材とその製造方法、多色色素増感型太陽電池、及び表示素子
JP2002164563A (ja) * 2000-09-14 2002-06-07 Fuji Photo Film Co Ltd 太陽光発電発光装置及び光電変換素子の色素増感方法
JP2004146664A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Seiko Epson Corp 光電変換素子
JP2004221496A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Seiko Epson Corp 光電変換素子の製造方法、光電変換素子および電子機器
JP2005294042A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Nippon Sheet Glass Co Ltd 光電変換素子及びその製造方法
JP2007073505A (ja) * 2005-08-09 2007-03-22 Sumitomo Chemical Co Ltd 光電変換素子
WO2009157461A1 (ja) * 2008-06-24 2009-12-30 ソニー株式会社 電子装置
WO2010103759A1 (ja) * 2009-03-11 2010-09-16 国立大学法人九州工業大学 色素増感太陽電池
WO2010109785A1 (ja) * 2009-03-23 2010-09-30 新日鐵化学株式会社 色素増感太陽電池およびその製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013114995A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 日立造船株式会社 色素増感太陽電池のための電極の製造方法
JP2014022180A (ja) * 2012-07-18 2014-02-03 Fujikura Ltd 色素増感太陽電池およびその製造方法
WO2014041999A1 (ja) * 2012-09-14 2014-03-20 日立造船株式会社 色素増感太陽電池における光触媒膜の形成方法
WO2020217892A1 (ja) * 2019-04-22 2020-10-29 株式会社ジャパンディスプレイ 入力装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5815509B2 (ja) 色素増感太陽電池および色素増感太陽電池モジュール
JP5678345B2 (ja) 色素増感太陽電池およびその製造方法
JP4336669B2 (ja) 光電変換素子を利用した染料感応太陽電池
JP2011216190A (ja) 光電変換装置及びその製造方法
TWI505482B (zh) Pigment sensitized solar cells
KR20110053957A (ko) 색소 증감 태양 전지 및 그 제조 방법
JP5086520B2 (ja) 光電変換素子モジュール
JP4277639B2 (ja) 光電変換素子モジュール
JP2012094321A (ja) 色素増感太陽電池のアノード極の製造方法
JP5128118B2 (ja) 湿式太陽電池とその製造方法
JP2009217970A (ja) 酸化物半導体電極用積層体、酸化物半導体電極、色素増感型太陽電池、および色素増感型太陽電池モジュール
JP2006159886A (ja) 導電性基板、色素増感型太陽電池用電極基板、及び色素増感型太陽電池
TW201316542A (zh) 染料敏化太陽能電池模組及其製造方法
JP2012204046A (ja) 光電変換装置及びその製造方法
JP2006179380A (ja) 意匠性を備えた太陽電池モジュールおよびその製造方法
JP2010267480A (ja) 意匠性を備えた色素増感太陽電池およびその製造方法
JP2022049017A (ja) 積層体および有機系太陽電池の製造方法
JP2013200958A (ja) 太陽電池
TW201639208A (zh) 光電轉換元件及光電轉換元件之製造方法
JP2008041258A (ja) 作用極用基板及び光電変換素子
JP5485793B2 (ja) 太陽電池モジュールの接続電極および太陽電池モジュール
KR20110130040A (ko) 염료감응 태양전지
JP5699334B2 (ja) メッシュ電極基板、およびメッシュ電極基板の製造方法
US20130340809A1 (en) Dye-sensitized photovoltaic device and fabrication method for the same
JP5217337B2 (ja) 酸化物半導体電極用積層体、酸化物半導体電極、色素増感型太陽電池、酸化物半導体電極用積層体の製造方法、および、酸化物半導体電極の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130919

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140630

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150327

A045 Written measure of dismissal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20150724