JP2012090721A - 消毒剤吐出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】消毒剤を入れる容器本体と、付勢に抗して下動させた場合に消毒剤を吐出するポンプヘッドと、を有するポンプ付き消毒器を使用し、その消毒器のポンプヘッドを足踏みペダルで操作するようにした消毒剤吐出装置があるが、足踏みペダルの操作は手に比べて煩わしく、しかも足が不自由な者には使えない。
【解決手段】前記消毒剤吐出装置1であって、容器本体3を受ける受部材4と、ポンプヘッド10を操作するヘッド操作部材7と、足踏みペダル8の踏み込み力をヘッド操作部材7に伝達する運動伝達部材9とを備え、ヘッド操作部材7は、足踏みペダル8の力でポンプヘッド10を下動操作する操作体17と、ポンプヘッド10を手で下動操作する手押部材18とを有するものであり、足踏みペダル8と手押部材18の夫々でポンプヘッド10を下動操作し得るようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、手指を消毒する消毒剤が入ったポンプ付き消毒器を操作するための消毒剤吐出装置に関する。
流動可能な例えばジェル状の消毒剤が入った容器本体と、その容器本体の上部に上下動可能に装着されると共に常には上動方向に付勢され、その付勢に抗して下動させたとき吐出ノズルから消毒剤を吐出させるポンプヘッドと、を有するポンプ付き消毒器が市販されている。このポンプ付き消毒器は、施設内に病原菌を持ち込ませないようにすることを目的として病院等の公共施設や小売店の出入口等に設置されており、施設内に入る前に手指が消毒できるようになっている。
しかして前記ポンプ付き消毒器は、ポンプヘッドを片手で押して吐出ノズルから消毒剤を吐出させるようになっているが、ポンプヘッドは不特定多数の人が消毒前の手で触れているため病原菌が付着している可能性があり、そのようなポンプヘッドに触れること自体に抵抗を感じる者も少なからず存在する。
そのような問題を解決するべく、ポンプ付き消毒器の前記ポンプヘッドを足踏みペダルで操作するようにした消毒剤吐出装置が存在する(例えば、特許文献1)。
実登第3157074号公報
ポンプヘッドを足踏みペダルで操作するようにした従来の消毒剤吐出装置は、ポンプヘッドに触れたくない者にも消毒剤の使用を促す効果がある。
しかし一方、足踏みペダルでポンプヘッドを操作する場合は、低所にあるペダルの位置を確認しつつ踏み込む必要があるため、手での操作に比べて煩わしく感じられ、しかも足が不自由な者には使えない問題があった。
流動可能な消毒剤を入れる容器本体と、その容器本体の上部に上下動可能に装着されると共に常には上動方向に付勢されその付勢に抗して下動させたとき吐出ノズルから前記容器本体の消毒剤を吐出させるポンプヘッドと、を有するポンプ付き消毒器を使用し、そのポンプ付き消毒器の前記ポンプヘッドを足踏みペダルで操作するようにした消毒剤吐出装置であって、
前記容器本体を受ける受部材と、
前記ポンプヘッドを操作するヘッド操作部材と、
前記足踏みペダルの踏み込み力を前記ヘッド操作部材に伝達する運動伝達部材と、を備え、
前記ヘッド操作部材は、
前記運動伝達部材を介して伝達された足踏みペダルの力で前記ポンプヘッドを下動操作する操作体と、
前記ポンプヘッドを手で下動操作する手押部材と、を有するものであり、
足踏みペダルと手押部材のそれぞれで前記ポンプヘッドを下動操作し得るようにした消毒剤吐出装置を提供する。
また、請求項2に記載したように、前記手押部材は、前記操作体に付設されており、その操作体と前記運動伝達部材との間に、前記足踏みペダルを原動節とする前記ポンプヘッドを下動させる方向の力が前記操作体に伝達され、一方、前記手押部材を原動節とする前記ポンプヘッドを下動させる方向の力が足踏みペダルに伝達されないワンウェイ係合構造を設けてなる請求項1記載の消毒剤吐出装置を提供する。
また、請求項3に記載したように、前記手押部材は、前記操作体に上下動可能に装着されており、前記操作体が前記ポンプヘッド上に停止している状態において該手押部材を押し下げることにより前記ポンプヘッドを直接下動させ得るようにした請求項1記載の消毒剤吐出装置を提供する。
また、請求項4に記載したように、前記手押部材は、前記操作体とは別体の固定的な固定片に上下動可能に装着されており、
一方、前記操作体は、前記ポンプヘッドの上面に対応する部分に上下方向に貫通する開口部を備えており、
前記手押部材の下端を前記操作体の開口部に通してポンプヘッドに対向させ、その状態で手押部材により前記操作体の開口部越しに直接ポンプヘッドを下動操作し得るようにした請求項1記載の消毒剤吐出装置を提供する。
本発明の消毒剤吐出装置は、足踏みペダルの力でポンプヘッドを下動操作する操作体と、ポンプヘッドを手指で下動操作する手押部材とをヘッド操作部材に設けたため、足踏みペダルによるポンプヘッドの下動操作と、手押部材によるポンプヘッドの下動操作を使用者の好みや状況に応じて自由に使い分けることができる。したがって、手指の消毒励行に効果を発揮する。
また、請求項2の消毒剤吐出装置は、手押部材を操作体に設けてその操作体と運動伝達部材との間にワンウェイ係合構造を設け、そうして手押部材を原動節とするポンプヘッドを下動させる方向の力が、足踏みペダルに伝達されない、つまり手押部材によりポンプヘッドを下動させてもが足踏みペダルに力が伝わらないようにしたため、運動伝達部材や足踏みペダルとは無関係に軽い力で手押部材を押し下げることができる。したがって、ポンプヘッドを直接手で押す感覚に近い感覚で違和感なく手押部材によるポンプヘッドの操作が可能である。
また、請求項3の消毒剤吐出装置は、操作体に手押部材が上下動可能に装着されていて、運動伝達部材や足踏みペダルとは無関係に手押部材のみでポンプヘッドが直接下動させられるため、ポンプヘッドを直接手で押す感覚に近い感覚で手押部材によるポンプヘッドの操作が可能である。
また、請求項4の消毒剤吐出装置は、操作体とは別体の固定的な固定片に手押部材が装着され、しかもその操作体を通り抜ける状態に上下動可能に装着されているから、運動伝達部材や足踏みペダルとは無関係に手押部材のみでポンプヘッドが直接下動させられる。したがって、ポンプヘッドを直接手で押す感覚に近い感覚で手押部材によるポンプヘッドの操作が可能である。
消毒剤吐出装置の全体斜視図である。 図1の要部拡大斜視図である。 消毒剤吐出装置の上部を示す一部断面側面図である。 消毒剤吐出装置の下部を示す一部断面側面図である。 実施形態2を示すもので、消毒剤吐出装置の上部を示す一部断面側面図である。 実施形態3を示すもので、消毒剤吐出装置の上部を示す一部断面側面図である。 実施形態4を示すもので、消毒剤吐出装置の上部を示す一部断面側面図である。 実施形態5を示すもので、消毒剤吐出装置の全体斜視図である。
[実施形態1]
以下に本発明の実施の形態1を図1〜図4を参照しつつ説明する。
実施形態1の消毒剤吐出装置1は、消毒剤が入った市販のポンプ付き消毒器2の容器本体3を受ける棚板状の受部材4と、その受部材4を大人の腰程度の高さに支持する支柱5と、その支柱5を垂直状態に支える底台板6と、前記受部材4の上面後方位置に設けたヘッド操作部材7と、前記底台板6の上面に設けた足踏みペダル8と、その足踏みペダル8の踏み込み力を前記ヘッド操作部材7に伝達する運動伝達部材9と、から概略構成される。
[ポンプ付き消毒器]
ポンプ付き消毒器2は、流動可能な例えばジェル状の消毒剤(図示せず)が充填された瓶形態である合成樹脂製の容器本体3と、その容器本体3の上部に上下動可能に装着されたポンプヘッド10と、を備えている。このポンプヘッド10は、内蔵するコイルスプリング(図示せず)により上動方向に付勢されていて常態で上昇位置にあり、その上昇位置から前記付勢に抗して押し下げたとき、容器本体3の消毒剤を吸い上げて横向きの吐出ノズル11から吐出させる周知のものである。
[受部材・支柱・底台板]
受部材4と支柱5と底台板6は、必要な強度を有する限り木、金属、合成樹脂製等どのような材質でもよい。また、支柱5は、単純な柱形態のみならず、棚形態にして予備のポンプ付き消毒器2を保管する等、適宜な収納機能を持たせてもよく、或は消化器(図示せず)を収納するスペースとして利用してもよい。
[ヘッド操作部材]
ヘッド操作部材7は、図2,図3に示したように、調節ネジ12で上下方向の長さ調節を可能にした伸縮柱体13と、その伸縮柱体13の頂部前方に固設され前方に開口14を有する箱形のケース体15と、そのケース体15の内部に後端を回転軸16で揺動可能に軸着し先端をケース体15の開口14から前方に突出させて前記ポンプヘッド10の頂部に載せた操作体17と、その操作体17の前縁から上向きに突設した手押部材18と、から構成される。
このヘッド操作部材7の前記操作体17は、金属製の帯板をクランク状に屈曲させて形成したものであり、その下面にポンプヘッド10の頂部後方部分を収める平面視コ字状のガイド枠19が突設されている。
また、操作体17の前縁の手押部材18は、操作体17を構成する帯板を上向きに屈曲させて形成されており、上端に手押しに適した押しボタン20が固着されている。
[足踏みペダル]
足踏みペダル8は図4に示したように、前記底台板6上に立設した軸受片21にペダル軸22で揺動自在に軸着され、そのペダル軸22に挿通したバネ23により常には後方(支柱5に対向する側)が浮いた傾斜状態になっており、そのバネ23の付勢に抗して足踏みペダル8を踏み込むと、浮いた後方側が図4二点鎖線のように下向きに変位し、足を離すと前記バネ23の付勢で元の姿勢に復動する。
[運動伝達部材]
運動伝達部材9は、前記足踏みペダル8の踏み込み力を前記ヘッド操作部材7の操作体17に伝達するものであり、実施形態ではワイヤチューブ24とその中に通したプッシュプルワイヤ25とで構成されている。
具体的にワイヤチューブ24は、図3に示したようにヘッド操作部材7のケース体15の底壁26に上端が固着され、図4に示したように前記底台板6から逆L字状に突設したチューブホルダ27に下端が固着されている。なお、実施形態では理解を容易にするため、図1に示したようにワイヤチューブ24を支柱5の正面に露出させたが、もちろん支柱5の内部又は背面にワイヤチューブ24を通して正面から見えないようにするとよい。
一方、プッシュプルワイヤ25は、前記ワイヤチューブ24内に摺動自在に挿通されており、その上端が図3に示したように操作体17に後述するワンウェイ係合構造を介して係合し、下端が図4に示したように足踏みペダル8の下面からL字状に垂設したワイヤ受け28に係合している。
プッシュプルワイヤ25の上端と操作体17をつなぐワンウェイ係合構造は、図3の拡大図に示したように、プッシュプルワイヤ25の径より大きな内径の遊孔29にプッシュプルワイヤ25を挿通し、そのプッシュプルワイヤ25の上端に固着した丸軸状の止めピン30を前記遊孔29の上面側に単純係合させるものである。したがってプッシュプルワイヤ25を下向きに引っ張ると止めピン30が遊孔29に引っ掛かって力が操作体17に伝達され、逆に操作体17に力を加えて下動させても遊孔29との間に遊びがあるためプッシュプルワイヤ25には伝わらない。
次に実施形態1の消毒剤吐出装置1の使用方法について説明する。
まず、消毒剤吐出装置1の受部材4に消毒剤が入ったポンプ付き消毒器2を設置する。かかる設置作業は、吐出ノズル11を前方に向けた向きにして容器本体3を受部材4の上面前寄り位置に載置し、その状態で操作体17のガイド枠19にポンプヘッド10の頂部後端が当たるまで摺動させるようにして行う。ここでもしポンプヘッド10の高さと操作体17の高さとが一致しない場合は、伸縮柱体13の調節ネジ12を緩めてその長さを調節し、操作体17の高さをポンプヘッド10の高さに合わせて調節ネジ12を締め戻す。なお、図示しないが、受部材4に容器本体3を固定するバンド等の固定手段を設けることにより容器本体3の固定を安定的なものにしてもよい。
次に、手を使わずにポンプ付き消毒器2から消毒剤を吐出させるには、片足のつま先側で足踏みペダル8を踏み込む。そうすると足踏みペダル8が図4二点鎖線のようにバネ23の付勢に抗して支柱5に対向する側を下げ、それと一体にワイヤ受け28が下がり、そのワイヤ受け28に引っ張られてプッシュプルワイヤ25が引き下げられる。こうして足踏みペダル8を原動節とする力が前記ワンウェイ係合構造を構成する止めピン30に伝わって図3二点鎖線のように操作体17を下げる。これにより操作体17の下にあるポンプヘッド10が押し下げられるため、容器本体3の中にある消毒剤が吐出ノズル11から吐出する。
次に、足踏みペダル8から足を離すと足踏みペダル8がバネ23の弾性により元の位置に復動し、それに連れてプッシュプルワイヤ25も上昇するが、プッシュプルワイヤ25は操作体17の遊孔29を通るため、止めピン30のみ上昇する。一方、ポンプヘッド10は、容器本体3内に内蔵されたコイルスプリングにより上昇するため、そのポンプヘッド10に持ち上げられるようにして操作体17も元の位置に復動する。なお、ポンプヘッド10のコイルスプリングに作用する復動時の負荷を軽減させるため、操作体17にその操作体17を復動方向に付勢するバネを別途設けるようにしてもよい。
次に、足を使わずに手で消毒剤を吐出させるには、図3矢示のように手押部材18の押しボタン20を片手で押し下げる。そうすると図3二点鎖線のように操作体17が前傾姿勢に傾動するため、ポンプヘッド10が押し下げられて吐出ノズル11から消毒剤が吐出する。このとき実施形態1(実施形態2〜5も同じ。)では、手押部材18の押し下げ部(押しボタン20)とポンプヘッド10の間が離れているため、ポンプヘッド10を直接手で押し下げる場合に比べて押す手と受ける手の間隔が適度に開く。よって、吐出ノズル11が見やすくなって消毒剤が受けやすい。
その後、押しボタン20から手を離すと、前記と同じく、容器本体3内に内蔵されたコイルスプリングによりポンプヘッド10が上昇し、それと一緒に操作体17も元の位置に復動する。なお、この手押部材18による一連の動作は、ワンウェイ係合構造を構成するプッシュプルワイヤ25と遊孔29との間の遊びにより、手押部材18を原動節とするポンプヘッド10の下動力がプッシュプルワイヤ25に伝わらないため、足踏みペダル8から完全に切り離されている。
[実施形態2]
図5は、実施形態2の消毒剤吐出装置1の上部を示す一部断面側面図である。この実施形態2は、前記ケース体15の内部上方にプッシュプルワイヤ25に固着した揺動片31を軸着し、その揺動片31の先端を操作体17の上面に当てたものである。この場合、揺動片31は実施形態1の止めピン30と実質的に同じ作用を果たすものであり、止めピン30と同じくワンウェイ係合構造の一部を構成する。それ以外については実施形態1と同じであるため詳細な説明を省略する。
[実施形態3]
図6は、実施形態3の消毒剤吐出装置1の上部を示す一部断面側面図である。実施形態3の消毒剤吐出装置1は、手押部材18を構成する鍔付き摺動軸32を操作体17の上面に突設したシリンダ33内に上下摺動可能に挿通させると共にその鍔付き摺動軸32の鍔にシリンダ33内に装填したスプリング34の弾性を付与して上向きに付勢したものである。この鍔付き摺動軸32の下端には前記操作体17を挟んで前記ガイド枠19が固着され、また、上端には押しボタン20が固着されている。
一方、操作体17は、プッシュプルワイヤ25の上端に固着されている。
なお、それ以外の構成については実施形態1と同じであるため詳細な説明を省略する。
以上のように構成される実施形態3の消毒剤吐出装置1は、実施形態1と同じく足踏みペダル8の踏み込みで操作体17が前傾揺動し、それとガイド枠19(手押部材18)も一緒に下動してポンプヘッド10が押し込まれ、消毒剤が吐出ノズル11から吐出する。その後、足踏みペダル8から足を離すと、前記バネ23の弾性で足踏みペダル8が復動し、これに伴いプッシュプルワイヤ25が上動して操作体17及び手押部材18も元位置に復動する。もちろん操作体17及び手押部材18にはポンプヘッド10の上昇復元力も同時に作用する。
また、手を使って消毒剤を吐出させる場合は、手押部材18の押しボタン20を図6矢示のように真っ直ぐ下に押し込む。このとき操作体17は、踏み込まれていない足踏みペダル8に対しプッシュプルワイヤ25で連結されていて固定状態になっているため、シリンダ33内のスプリング34が鍔付き摺動軸32の鍔と操作体17の間に挟まれて収縮する。そうして手押部材18によりポンプヘッド10が押し下げられるから吐出ノズル11から消毒剤が吐出する。その後、押しボタン20から手を離すとシリンダ33内のスプリング34の弾性で鍔付き摺動軸32が上昇し、ポンプヘッド10も内蔵されたコイルスプリングの弾性で元位置に復動する。
上記の説明で明らかなように実施形態3では、シリンダ33を通って操作体17の下面に突き抜ける鍔付き摺動軸32が、実施形態1と同様のワンウェイ係合構造を構成する。
[実施形態4]
図7は、実施形態4の消毒剤吐出装置1の上部を示す一部断面側面図である。実施形態4の消毒剤吐出装置1は、実施形態3のシリンダ33をケース体15から突設した固定片35に設けるようにしたものである。一方、前記操作体17には、ポンプヘッド10に対向する位置に上下方向に貫通する孔状又は切欠状の開口部17aが形成されており、手押部材18の鍔付き摺動軸32の下端がこの開口部17aを通ってポンプヘッド10に直に対向している。
この実施形態4の消毒剤吐出装置1は、手押部材18を押し込むことによりポンプヘッド10を直接下動操作することができ、また、足踏みペダル8を踏み込むことにより操作体17のみでポンプヘッド10を下動操作することができる。それ以外については実施形態1,3と同じであるため詳細な説明を省略する。
[実施形態5]
図8は、実施形態5の消毒剤吐出装置1の全体斜視図である。
これまで説明した実施形態1〜4の消毒剤吐出装置1は、底台板6と受部材4を支柱5で連結したが、実施形態5では受部材4を板状に形成し、それを建物の壁面等に取り付けられている棚板36に設置できるようにしたものである。この受部材4にはコ字状のクランプ部材37が取り付けられており、このクランプ部材37で棚板36を挟んで固定する。或はクランプ部材37を設けず、受部材4を棚板36にビス止めするようにしてもよい。それ以外については実施形態1〜4と同じであるため詳細な説明を省略する。
なお、実施形態5の消毒剤吐出装置1は、既にポンプ付き消毒器2を設置する棚板36が設けられている施設等に導入する場合に大きなメリットがある。
以上、本発明を実施形態1〜5について説明したが、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば実施形態では運動伝達部材9としてプッシュプルワイヤ25とワイヤチューブ24の組合せを例示したが、これに代えて一般的なリンク機構を使用してもよい。
1 …消毒剤吐出装置
2 …ポンプ付き消毒器
3 …容器本体
4 …受部材
7 …ヘッド操作部材
8 …足踏みペダル
9 …運動伝達部材
10…ポンプヘッド
11…吐出ノズル
17…操作体
17a…開口部
18…手押部材
35…固定片

Claims (4)

  1. 流動可能な消毒剤を入れる容器本体と、その容器本体の上部に上下動可能に装着されると共に常には上動方向に付勢されその付勢に抗して下動させたとき吐出ノズルから前記容器本体の消毒剤を吐出させるポンプヘッドと、を有するポンプ付き消毒器を使用し、そのポンプ付き消毒器の前記ポンプヘッドを足踏みペダルで操作するようにした消毒剤吐出装置であって、
    前記容器本体を受ける受部材と、
    前記ポンプヘッドを操作するヘッド操作部材と、
    前記足踏みペダルの踏み込み力を前記ヘッド操作部材に伝達する運動伝達部材と、を備え、
    前記ヘッド操作部材は、
    前記運動伝達部材を介して伝達された足踏みペダルの力で前記ポンプヘッドを下動操作する操作体と、
    前記ポンプヘッドを手で下動操作する手押部材と、を有するものであり、
    足踏みペダルと手押部材のそれぞれで前記ポンプヘッドを下動操作し得るようにしたことを特徴とする消毒剤吐出装置。
  2. 前記手押部材は、前記操作体に付設されており、その操作体と前記運動伝達部材との間に、前記足踏みペダルを原動節とする前記ポンプヘッドを下動させる方向の力が前記操作体に伝達され、一方、前記手押部材を原動節とする前記ポンプヘッドを下動させる方向の力が足踏みペダルに伝達されないワンウェイ係合構造を設けてなることを特徴とする請求項1記載の消毒剤吐出装置。
  3. 前記手押部材は、前記操作体に上下動可能に装着されており、前記操作体が前記ポンプヘッド上に停止している状態において該手押部材を押し下げることにより前記ポンプヘッドを直接下動させ得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の消毒剤吐出装置。
  4. 前記手押部材は、前記操作体とは別体の固定的な固定片に上下動可能に装着されており、
    一方、前記操作体は、前記ポンプヘッドの上面に対応する部分に上下方向に貫通する開口部を備えており、
    前記手押部材の下端を前記操作体の開口部に通してポンプヘッドに対向させ、その状態で手押部材により前記操作体の開口部越しに直接ポンプヘッドを下動操作し得るようにしたことを特徴とする請求項1記載の消毒剤吐出装置。
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