JP3230172U - 足踏み式消毒薬噴出装置 - Google Patents

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【課題】ポンプ付き消毒器のノズルから噴出される消毒薬が使用者の衣服や靴にかかってしまうことを未然に防止できる足踏み式消毒薬噴出装置を提供する。【解決手段】ノズルヘッドBhを押圧することで容器内の消毒薬をノズル先端から噴出する薬剤噴射ボトルBを載置するボトル受け皿1と、ノズルヘッドBhに当接して該ノズルヘッドを押し込む押圧部材2と、押圧部材2を上下動させるための足踏みペダル3と、足踏みペダル3の踏み込み力を押圧部材2に伝達する操作伝達部材4とを備えた足踏み式消毒薬噴出装置Dであって、ボトル受け皿1は、ノズル先端から消毒薬が噴出される方向を足踏みペダル3側またはその近傍とは異なる方向へ変位可能に取り付けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、手指を消毒する消毒薬が入ったポンプ付き消毒器を操作するための足踏み式消毒薬噴出装置に関するものである。
エタノールや次亜塩素酸水などの消毒薬が入った容器本体と、その容器本体の上部に上下動可能に装着されると共に常には上動方向に付勢され、その付勢に抗して下動させたとき噴出ノズルから消毒薬を吹き出すポンプヘッドと、を有するポンプ付き消毒器が市販されている。このポンプ付き消毒器は、施設内に病原菌を持ち込ませないようにすることを目的として公共施設や小売店の出入口等に設置されており、人が施設内に入る前に手指が消毒できるようになっている。
しかしながら、このようなポンプ付き消毒器は、ポンプヘッドを片手で押してノズルから消毒薬を噴出させるようになっているため、ポンプヘッドは不特定多数の人が消毒前の手で触れていることから病原菌が付着している可能性がある。そのような問題を解決するべく、特許文献1に記載のようなポンプ付き消毒器のポンプヘッドを足踏みペダルで操作するようにした消毒剤噴出装置が知られている。
実用新案登録第3157074号公報
足踏みペダルを押すことでポンプ付き消毒器のポンプヘッドを操作するように構成された消毒剤噴出装置は、使用者がポンプヘッドに触れることなく消毒剤を手指に塗布することができるので、安心して消毒行為を行うことができる。
しかしながら、従来の装置は、ノズルから消毒剤が噴出される方向が直下の足踏みペダルの方向またはその近傍を向いているため、手指に塗布されなかった消毒剤が使用者の衣服や靴にかかってしまうことがしばしばあった。さらに、ペダルを踏むことでノズルヘッドを最上点から最下点まで一気に押し下げるので、必要以上の量の消毒液が勢いよく噴出され、周囲に飛散する問題もあった。
そこで、本考案の課題は、ポンプ付き消毒器のノズルから噴出される消毒薬が使用者の衣服や靴にかかってしまうことを未然に防止できる足踏み式消毒薬噴出装置を提供することにある。また、消毒液の噴出量を適正化して過剰な消毒液が噴出されないように構成された足踏み式消毒薬噴出装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本考案の足踏み式消毒薬噴出装置は、ノズルヘッドを押圧することで容器内の消毒薬をノズル先端から噴出する薬剤噴射ボトルを載置するボトル受け皿と、ノズルヘッドに当接して該ノズルヘッドを押し込む押圧部材と、押圧部材を上下動させるための足踏みペダルと、足踏みペダルの踏み込み力を押圧部材に伝達する操作伝達部材とを備えた足踏み式消毒薬噴出装置であって、ボトル受け皿は、ノズル先端から消毒薬が噴出される方向を足踏みペダル側またはその近傍とは異なる方向へ変位可能に取り付けられていることを特徴とする。
また、上記足踏み式消毒薬噴出装置は、足踏みペダルの周囲に配置された基台と、基台から立設され操作伝達部材の一部を内蔵する支柱と、支柱に対して水平方向に延出するように取付けられてボトル受け皿を支持する支持部材とを有し、ボトル受け皿または前記支持部材の少なくともいずれか一方に永久磁石が固定され、ボトル受け皿は永久磁石の磁力によって着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
さらに、上記足踏み式消毒薬噴出装置は、薬剤噴射ボトルをボトル受け皿に載置したとき、押圧部材がノズルヘッドを予め5〜10mm押し込むように高さ調整されていることを特徴とする。
さらに、基台、支柱、支持部材、ボトル受け皿および足踏みペダルのうち、1つ以上の部材が銅材からなることを特徴とする。
本考案の足踏み式消毒薬噴出装置によれば、ボトル受け皿は、ノズル先端から消毒薬が噴出される方向を足踏みペダル側またはその近傍とは異なる方向へ、変位可能に取り付けられているため、足踏みペダルの真上に薬剤噴射ボトルのノズルが配置されなくなり、ノズルから噴出される消毒薬が使用者の衣服や靴にかかってしまうことを未然に防止できる。また、薬剤噴射ボトルをボトル受け皿に載置したとき、押圧部材がノズルヘッドを予め5〜10mm押し込むように高さ調整されているため、使用者が足踏みペダルを一気に踏んだとしても、適量の消毒液が噴出され、過剰な消毒液が噴出されることがなくなる。そのため、当該装置の周囲の清掃作業を軽減できる。
本考案の足踏み式消毒薬噴出装置にかかる実施形態を示す全体斜視図である。 本考案の足踏み式消毒薬噴出装置にかかる実施形態の上部正面図である。 本考案の足踏み式消毒薬噴出装置の足踏み操作前における足踏みペダル周辺および操作伝達部材の付勢機構の断面図である。 本考案の足踏み式消毒薬噴出装置の足踏み操作中における足踏みペダル周辺および操作伝達部材の付勢機構の断面図である。 本考案の足踏み式消毒薬噴出装置にかかる他の実施形態の上部正面図である。
以下、図面を参照しながら、本考案の実施の形態を説明する。
本考案にかかる足踏み式消毒薬噴出装置D(以下、本装置Dという。)は、図1に示すように、薬剤噴射ボトルBを載置するボトル受け皿1と、薬剤噴射ボトルBのノズルヘッドBhを押し込む押圧部材2と、押圧部材2を上下動させるための足踏みペダル3と、足踏みペダル3の踏み込み力を押圧部材2に伝達する操作伝達部材4とを備えている。また、本装置Dは、足踏みペダル3の周囲に配置された基台5と、基台5から立設され操作伝達部材4の一部を内蔵する支柱6と、支柱6に対して水平方向に延出するように取付けられてボトル受け皿1を支持する支持部材7とを備えている。
薬剤噴射ボトルBは、エタノールや次亜塩素酸水などの消毒薬が入った合成樹脂製の容器本体Bbと、この容器本体Bbの上部に上下動可能に装着されたポンプヘッドBhと、ポンプヘッドBhから導出され噴出口が下向きになるように屈曲形成された噴出ノズルBnとを備えている。このポンプヘッドBhは、内蔵するバネ部材によって上向きに付勢されていて常には上部位置にあり、ポンプヘッドBhをその付勢に抗して下動させたとき、容器本体Bbの消毒薬を吸い上げて噴出ノズルBnから消毒薬を吹き出す。薬剤噴射ボトルBとしては市販されているものを利用することができる。
本装置Dは、薬剤噴射ボトルBが大人の腰の高さ程度に配置されるスタンド型の装置であり、揺らぐことなく安定して立設するために地面への接地幅の広い基台5を有する。本実施形態において、基台5は略矩形状を成し、足踏みペダル3が配置される個所には切り欠き部がある。
基台5の中央部には中空構造の支柱6が立設され、その内部には足踏みペダル3の踏み込み力を押圧部材2に伝達する操作伝達部材4が設けられている。本実施形態において、支柱6は、第1の支柱6aと第2の支柱6bおよびこれらを一直線上に結合するソケット6cとを備えている。また、ソケット6cの内部には操作伝達部材4の付勢機構4bが内設されている。本装置Dの使用者が足踏みペダル3を踏み込んだとき、この操作伝達部材4と押圧部材3とが連動して薬剤噴射ボトルBのポンプヘッドBhを押圧し、容器本体Bbの中の消毒薬を噴出ノズルBnから噴出する。また、使用者が足踏みペダル3から足を離したとき、操作伝達部材4の付勢機構4bによって押圧部材2がポンプヘッドBhを押圧することを停止し、足踏みペダル3の位置が踏み込み前の位置に復帰する。なお、足踏みペダル3と操作伝達部材4の動作については後述する。
支柱6の中間位置(地面から80〜100cm程度)には、ボトル受け皿1を支持する支持部材7が水平方向に延出するように取付け金具7aによって取付けられている。支柱6への支持部材7の取付け手段は、取付け金具7aの他に、ねじ止め、カシメ、溶接などの周知の手段を用いることができる。
支柱6の上端側には、押圧部材2が連結されている。この押圧部材2は、操作伝達部材4の一端に取り付けられてほぼ水平に延出する押さえ金具2aと、押さえ金具2aから下向きに取り付けられて薬剤噴射ボトルBのポンプヘッドBhに当接する押圧部2bと、押圧部2bの取り付け高さを調整することができるように押圧部2bを押さえ金具2aに螺着する調整ネジ2cとを備える。調整ネジ2cで押圧部2bの高さを調整することで、市販されている様々な高さの薬剤噴射ボトルBに対応することができる。
ボトル受け皿1は、薬剤噴射ボトルBを置くスペースと噴出ノズルBnの直下にタオル等を置くことができるスペースを有して、支持部材7上に載置される。ここで、ボトル受け皿1は、ノズル先端から消毒薬が噴出される方向を足踏みペダル3側またはその近傍とは異なる方向へ変位可能に取り付けられている。また、本実施形態では、図2に示すように、ボトル受け皿1に永久磁石8が固定され、ステンレス等の磁性材料からなる支持部材7に対してボトル受け皿1が永久磁石8の磁力によって着脱自在に支持されている。なお、支持部材7側に永久磁石8を固定してもよいし、ボトル受け皿1と支持部材7の双方に永久磁石8を固定してもよい。また、永久磁石8の代わりに面ファスナーなどを用いて取り付けてもよい。
図1に示す実施形態の場合、使用者は図中左側から本装置Dに正対して足踏みペダル3を靴で踏むが、薬剤噴射ボトルBの噴出ノズルBnは使用者の正面側ではなく、使用者の右側(紙面手前側)に延出し、ノズル先端は使用者の右前側を向くことになる。また、図2に示す実施形態の場合、使用者は紙面に正対して、消毒すべき手は図中右側に差し出して、図示しない足踏みペダルを踏んで消毒行為を行う。
本装置Dをこのような構成にすることで、ノズルBnから噴出される消毒薬が使用者の衣服や靴にかかってしまうことを未然に防止することができる。
次に、図3および図4に基づいて、足踏みペダル3と操作伝達部材4の動作について説明する。図3(A)は足踏みペダル3を踏む前の足踏みペダル周辺の断面図であり、図3(B)はそのときの操作伝達部材4の付勢機構4bの拡大断面図である。図4(A)は足踏みペダル3を踏み込んだときの足踏みペダル周辺の断面図であり、図4(B)はそのときの操作伝達部材4の付勢機構4bの拡大断面図である。
図3(A)において、足踏みペダル3は連結部材3aを介して作動プレート3bの一端側に連結されており、作動プレート3bの他端側には操作伝達部材4を構成する棒状部材4aが結合されている。この棒状部材4aは、例えば全ネジボルトなどの金属材を用いることができ、中空管状の支柱6の中に挿通される。棒状部材4aの下端は地面Gから数センチ離間しており、足踏みペダル3による踏み代Sを残してある。ここで、足踏みペダル3を使用者が踏むと、作動プレート3bが押し下げられると共に、棒状部材4aも踏み代Sの範囲内で下方に下がるように構成されている。
図3(B)に示すように、付勢機構4bは、上部固定ナット41、上部ワッシャ42、下部ワッシャ43、下部固定ナット44および上下のワッシャ間に挟持されるコイルバネ45を有する。また、この付勢機構4bは、支柱6a、6bを連結するソケット6cの内部に配設されている。上部固定ナット41および下部固定ナット44は、所定の間隔を置いて棒状部材4aに螺合されている。上部ワッシャ42および下部ワッシャ43は、内径が棒状部材4aの直径より大きく、外径が支柱6a、6bの内径より大きくかつ支柱6a、6bの外径より小さい。そして、コイルバネ45は常に上下のワッシャ42、43に圧接しているが、支柱6a、6bの端面がストッパの機能を果たすため、上下のワッシャ42、43の間の範囲内で伸縮する。なお、図3(B)に示す状態は足踏みペダル3を踏み込んでいないときの状態であり、コイルバネ45の伸び力により、支柱6は踏み代Sの分だけ地上Gから離間している。
つぎに、図4(A)に示すように、足踏みペダル3を踏み込むと、連結部材3aを介して作動プレート3bが押し下げられ、これに連動して作動プレート3bの他端側に結合されている棒状部材4aも下方に下がり、最下点が地面Gに突き当たる。
図4(B)に示すように、足踏みペダル3を踏み込んだ状態において、付勢機構4bのコイルバネ45は、上部ワッシャ42により押し下げられると共に、下部ワッシャ43の降下が第2の支柱6の端面で規制されているため、反力(伸びる力)に抗して圧縮される。そして、足踏みペダル3を踏み込むことにより、棒状部材4aが降下すると同時に、押圧部材2(図1参照)が下がり、薬剤噴射ボトルBのポンプヘッドBhを押し下げてノズル先端から薬剤が噴出される。使用者が足踏みペダル3から足を離すと、コイルバネ45の反力により、棒状部材4aや足踏みペダル3などが図3(A)の位置(初期位置)に復帰する。
以上のような構成および動作により、本装置Dは、足踏みペダル3を踏み込むことで、操作伝達部材4と押圧部材2が連動して薬剤噴射ボトルBのポンプヘッドBhを押し下げて、ノズル先端から消毒薬が噴出される。そして、足踏みペダル3の踏み込みを解除することで、操作伝達部材4、押圧部材2、足踏みペダル3が初期位置に復帰する。
本装置Dによれば、ボトル受け皿1がノズル先端から消毒薬が噴出される方向を足踏みペダル3側またはその近傍とは異なる方向へ変位可能に取り付けられているため、足踏みペダル3の真上に薬剤噴射ボトルBのノズルBnが配置されなくなり、ノズルBnから噴出される消毒薬が使用者の衣服や靴にかかってしまうことを未然に防止できる。
ところで、本装置Dにかかる実施形態の上部正面図を図2に示したが、この図2において、押圧部材2を構成する押圧部2bは薬剤噴射ボトルBのポンプヘッドBhに非接触な状態として例示してある。この実施形態の場合、上述のように足踏みペダル3を踏み込むことで、押圧部2bが下がってポンプヘッドBhに当接し、さらにポンプヘッドBhを押し下げて噴出ノズルBnから図示右下方に向けて消毒薬が吐出される。このとき、足踏みペダル3を踏み込むと押圧部2bが加速度をもってポンプヘッドBhを押圧し、最上点から最下点まで一気に押し下げるので、必要以上の量の消毒液が勢いよく噴出され、周囲に過剰な消毒液が飛散することがある。ただし、本装置Dは、過剰な消毒液が飛散したとしても、ボトル受け皿1がノズル先端から消毒薬が噴出される方向を変位可能に取り付けられているため、ノズルから噴出される過剰な消毒薬が使用者の衣服や靴にかかってしまうことを抑止できる。
上記実施形態に替えて、図5に示すように、薬剤噴射ボトルBをボトル受け皿1に載置したとき、押圧部材2の押圧部2bがノズルヘッドBhを予め5〜10mm押し込むように高さ調整しておくことが望ましい。この押し込み寸法が5mm未満だと消毒薬が過剰に噴出されるおそれがあり、またこの寸法が10mm超だと必要量の消毒薬が噴出されないことがある。このような構成により、使用者が足踏みペダル3を踏み込んだとき押圧部2bがスムーズにポンプヘッドBhを押圧し、噴出ノズルBnから消毒液が勢いよく吐出されることがなく、また適正量の消毒液が出るため、過剰な消毒液が周囲に飛散することを抑止できる。
上記実施形態において、基台5、支柱6、支持部材7、ボトル受け皿1および足踏みペダル3のうち、1つ以上の部材が銅材からなることが望ましい。とりわけ、本装置Dの設置場所を変更するときに触る支柱4や、薬剤噴射ボトルBを入れ替えたり向きを変えたりする際に触るボトル受け皿1を銅材とすることが特に望ましい。銅材は他の金属材料や合成樹脂などと比べて抗菌効果が優れているため、上記部材を銅材で形成することにより、仮にウイルス等が本装置Dの構成部品に付着したとしても、短時間でウイルス等を滅菌もしくは不活性化することができるので、本装置Dに起因する感染拡大を予防できる。
以上、本考案を実施形態に基づいて説明したが、本考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において実施することが可能である。
例えば、図1および図2に示した実施形態では、ボトル受け皿1の長手方向が足踏みペダル3の長手方向に対して直交し、かつボトル受け皿1の約半分の領域が右側に位置するように、ボトル受け皿1を支持部材7に載置し、薬剤噴射ボトルBのノズルBnも右側を向くようにセットした例を示した。これに対して、逆に、ボトル受け皿1の約半分の領域が左側に位置するようにボトル受け皿1を支持部材7に載置し、薬剤噴射ボトルBのノズルBnも左側を向くようにセットしてよい。
また、上記実施形態において、支持部材7は足踏みペダル3と略平行に、使用者側に延出するように取付け金具7aによって支柱6に固着されているが、支持部材7の延出する向きを可変できるように取り付けることが望ましい。例えば、支持部材7の延出する向きを左右に90度変位させてもよいし、180度反対側に変位させてもよい。このとき、押圧部材2の押さえ金具2aも同じ回転角だけ変位させる。なお、支持部材7を180度反対側すなわち支柱6の後ろ側に変位させた場合は、足踏みペダル3を踏む人と手指を消毒する人が異なるような使い方をしてもよい。
また、上記実施形態において、付勢機構4bを複数のナットやワッシャで構成して支柱6内に内蔵した例を示したが、足踏みペダル3の下部に板バネやコイルバネ等の弾性部材を設けて構成してもよい。また、棒状部材4aは、全ネジボルトに替えて部分ネジボルトやワイヤーロープを用いてもよい。
1 ボトル受け皿
2 押圧部材
2a 押さえ金具
2b 押圧部
2c 調整ネジ
3 足踏みペダル
3a 連結部材
3b 作動プレート
4 操作伝達部材
4a 棒状部材
4b 付勢機構
41 上部固定ナット
42 上部ワッシャ
43 下部ワッシャ
44 下部固定ナット
45 コイルバネ
5 基台
6 支柱
6a 第1の支柱
6b 第2の支柱
6c ソケット
7 支持部材
7a 取付け金具
8 永久磁石
B 薬剤噴射ボトル
D 本装置
G 地面
S 踏み代

Claims (4)

  1. ノズルヘッドを押圧することで容器内の消毒薬をノズル先端から噴出する薬剤噴射ボトルを載置するボトル受け皿と、前記ノズルヘッドに当接して該ノズルヘッドを押し込む押圧部材と、前記押圧部材を上下動させるための足踏みペダルと、前記足踏みペダルの踏み込み力を前記押圧部材に伝達する操作伝達部材とを備えた足踏み式消毒薬噴出装置であって、
    前記ボトル受け皿は、前記ノズル先端から消毒薬が噴出される方向を前記足踏みペダル側またはその近傍とは異なる方向へ変位可能に取り付けられていることを特徴とする足踏み式消毒薬噴出装置。
  2. 前記足踏みペダルの周囲に配置された基台と、前記基台から立設され前記操作伝達部材の一部を内蔵する支柱と、前記支柱に対して水平方向に延出するように取付けられて前記ボトル受け皿を支持する支持部材とを有し、前記ボトル受け皿または前記支持部材の少なくともいずれか一方に永久磁石が固定され、前記ボトル受け皿は前記永久磁石の磁力によって着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の足踏み式消毒薬噴出装置。
  3. 前記薬剤噴射ボトルを前記ボトル受け皿に載置したとき、前記押圧部材が前記ノズルヘッドを予め5〜10mm押し込むように高さ調整されていることを特徴とする請求項1または2に記載の足踏み式消毒薬噴出装置。
  4. 前記基台、前記支柱、前記支持部材、前記ボトル受け皿および前記足踏みペダルのうち、1つ以上の部材が銅材からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の足踏み式消毒薬噴出装置。
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