JP3228503U - 薬剤噴出補助装置 - Google Patents

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信弘 堀田
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Abstract

【課題】設置場所や薬剤の入った容器の形状によらず薬剤の噴出を補助する薬剤噴出補助装置を提供する。【解決手段】薬剤噴出補助装置は、薬剤の入った容器を保持する保持部5と、容器の鉛直方向上側に設けられる押圧部55と、足で踏む力を押圧部55へ伝達する力伝達機構15とを備え、押圧部55は、容器から薬剤を噴出させるノズルの位置を決めるノズル位置決め部45を有し、力伝達機構15は、足で踏むペダル部30と、ペダル部30の下側に設けられるペダル支持機構25と、ペダル部30と押圧部55を結合する結合部20とを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、手指を清浄にする薬剤の噴出を補助する薬剤噴出補助装置に関する。
近年、グローバル化により人と物の国際的な往来の頻度が急激に高まり、且つ、人が行き来する範囲も拡大している。また航空運輸事情の改善により国と国の間の旅行に必要な時間も短縮された。
しかしこのために従来ならば一地域における風土病で収まっていた感染症が世界中に短期間に伝播してしまう危険性が高まった。特に最近では新型コロナウイルス感染症が世界的に大流行し、多くの犠牲者を生んでいる。
感染症の感染経路は、一般的に飛沫感染、空気感染、接触感染といったものが考えられる。このうち接触感染経路とは、ウイルスが付着した物の表面に手指が触れることでヒトからヒトへの感染を起こす経路であり、手指をアルコール等の抗ウイルス性のある薬剤で清浄にすることで避けることができる。
従来から薬剤の入った容器から薬剤を噴出する薬剤噴出装置は考案されてきた(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3153609号公報
しかしながら、自動的に薬剤を噴出させる場合には何らかの人感センサと、コンプレッサなどの噴出用の装置が必要になり、電源が必須となる。しかし電源として電池を使用すると電池切れの心配があり、またコンセントから電力を取得するとすると薬剤噴出装置の置き場所が限定されてしまう。
自動化をしないで従来のように設置台に薬剤の入ったポンプ式の容器を置く方法では、ポンプを作動させるための押し下げ部分に不特定多数が接触することになり接触感染の危険がある。また専用の容器に入れないと噴出できない装置では薬剤の移し替えが手間となる。
本考案は、斯かる実情に鑑み、設置場所や薬剤の入った容器の形状によらず薬剤の噴出を補助する薬剤噴出補助装置を提供しようとするものである。
(1)本考案は、薬剤の入った容器を保持する保持部と、前記容器の鉛直方向上側に設けられる押圧部と、足で踏む力を前記押圧部へ伝達する力伝達機構とを備え、前記押圧部は、前記容器から薬剤を噴出させるノズルの位置を決めるノズル位置決め部を有し、前記力伝達機構は、前記足で踏むペダル部と、前記ペダル部の下側に設けられペダル支持機構と、前記ペダル部と前記押圧部を結合する結合部とを有することを特徴とする薬剤噴出補助装置を提供する。
上記(1)に記載する考案は、足で踏む力を使うことで薬剤の入った容器から薬剤を噴出させることができるので、不特定多数のヒトが容器に接触する危険無しに薬剤による手指の洗浄を可能にするという優れた効果を奏する。
また薬剤を噴出させるノズルの位置を決めるノズル位置決め部を有するので、繰り返し使用するうちに薬剤を噴出させるノズルの位置がずれて手指の洗浄がし難くなることを防ぐという優れた効果を奏する。
(2)本考案は、前記保持部の転倒を防止する板状の転倒防止部を有し、該転倒防止部の底面の面積は、前記保持部の底面の面積の2倍以上であることを特徴とする上記(1)に記載する薬剤噴出補助装置を提供する。
上記(2)に記載する考案は、地震や事故によって薬剤噴出補助装置が転倒することを防ぐという優れた効果を奏する。
(3)本考案は、前記力伝達機構が、前記押圧部の鉛直方向についての位置を調整させる位置調整機構を有することを特徴とする上記(1)又は上記(2)に記載する薬剤噴出補助装置を提供する。
上記(3)に記載する考案は、押圧部と保持部の間の距離を市販されている様々な種類の薬剤入り容器の形状に合わせることができるので、専用の容器に移し替える必要が無く容易に薬剤噴出を実現できるという優れた効果を奏する。
本考案の請求項1〜3記載の薬剤噴出補助装置によれば、不特定多数のヒトが容器に接触する危険無しに薬剤による手指の洗浄を可能にするというという優れた効果を奏し得る。
本考案の実施形態に係る薬剤噴出補助装置の斜視図である。
(A)薬剤噴出補助装置の断面図である。(B)薬剤噴出補助装置を作動させた態様の説明図である。
以下、本考案の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図2は考案を実施する形態の一例であって、図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わす。
図1は、本考案の実施形態に係る薬剤噴出補助装置1の斜視図である。薬剤噴出補助装置1は、薬剤の入った容器B(後述する図2参照)を保持する保持部5と、容器Bの鉛直方向上側に設けられる押圧部55と、足で踏む力を前記押圧部へ伝達する力伝達機構15とを備える。押圧部55は、容器Bから薬剤を噴出させるノズルN(後述する図2参照)の位置を決めるノズル位置決め部45を有する。力伝達機構15は、足で踏むペダル部30と、ペダル部30の下側に設けられるペダル支持機構25と、ペダル部30と押圧部55を結合する結合部20とを有する。
さらに保持部5の転倒を防止する板状の転倒防止部10を有し、転倒防止部10の底面の面積は、保持部5の底面の面積の2倍以上であることが望ましい。具体的には例えば保持部5の底面は15cm角の正方形で、転倒防止部10は直径30cmの円盤状であってよい。保持部5底面の中心と転倒防止部10底面の中心は一致していることが望ましい。
また力伝達機構15は、押圧部30の鉛直方向(図中Z方向)についての位置を調整させる位置調整機構40を有する。図1では、位置調整機構40は押圧部55近傍に設けたが、ペダル部30近傍に設けてもよい。
次は具体的に各部の形状、材料等の例を挙げていく。
押圧部55は、容器Bの上部にあるポンプを作動させるための押し下げ機構を鉛直方向下向きに押すように保持部5の上側に設ける。すなわち押圧部55と保持部5の上面50の間に容器Bを上下方向から挟み込み、押圧部55が下向きに動くことで容器Bから薬剤が噴出されるように容器Bを設置する。押圧部55の材料は樹脂でもよく、金属でもよい。いずれにしても、容器Bに入っている薬剤に侵食されない材料であることが望ましい。
なお容器Bに入った薬剤としては、アルコール類や次亜塩素酸が含まれる抗ウイルス作用または殺菌作用がある液体が考えられる。
押圧部55はZ方向下向きに折れ曲がった折れ曲がり部60を有する。折れ曲がり部60には、容器BのノズルNの位置を決めるノズル位置決め部45が設けられている。ノズル位置決め部45は、具体的にはノズルNを差し込むことが可能な、例えば直径5mm〜1.5cmの孔である。なおノズル位置決め部45は孔ではなく、折れ曲がり部60の一部分が鉛直方向下向き部分が開放された切り欠きであってもよい。
押圧部55は、位置調整機構40を用いて結合部20に固定される。具体的には結合部20は、例えば金属製の丸棒であり、位置調整機構40は、結合部20に設けられた雄ネジ構造と、雌ネジ構造を有するナットから構成される。すなわち押圧部55に孔が開いており、貫通する結合部20に取り付けた2つのナットで押圧部55を上下方向から挟み込むことで、押圧部55が固定される位置を調整する。
結合部20は保持部上面50に設けられた孔から保持部5に入りペダル部30に接続される。
保持部5は、例えば鉄板を組み合わせて作られた、例えば底面が15cm角の正方形、高さ約1mの直方体の箱状であり、下部に開口部3を有する。保持部5の下部は、転倒防止部10に接続される。接続方法は、例えばネジ止めや溶接が考えられる。転倒防止部10としては略円盤状の鉄板を用いることが考えられる。
開口部3からペダル部30が外側に向かって配設され、図中X方向で保持部5から外側につきだした部分の先端がヒンジ構造で固定される。すなわち図2で後述するように、足でペダル部30の滑り止め部35部分を踏むと、ペダル支持機構25が圧縮されてペダル部30がZ方向下向きに動くことで結合部20を下に押し下げ、結果として、押圧部55が容器Bの上部を押し下げることで、薬剤噴出を補助することとなる。
ペダル支持機構25は弾性性を持つもので、例えばコイルバネであってよい。
なお5の側面部分には、この薬剤噴出補助装置1を設置する店等のロゴなどを入れることで宣伝広告をおこなうこともでき、また店のデザインコンセプトを妨げることの無い外装にすることも可能である。
次に、上記した実施の形態の動作を図2で説明する。
図2(A)は、薬剤噴出補助装置1の断面図である。容器Bは、押圧部55と保持部上面50の間に挟まれて、ノズル位置決め部45でノズルNの位置が決められている(図1参照)。使用者は手指HをノズルNに近づけ、足Fをペダル部30に掛ける。ペダル部30が鉛直方向下向きに踏み込まれる前にはペダル支持機構25は元の大きさのままであり、結合部20は動いていない。
足Fでペダル部30を踏み込むと、ペダル部30はヒンジ構造を持つのでヒンジを閉じる方向に沈み込む。このときペダル支持機構25は圧縮され、結合部20は鉛直方向下向きに押し下げられる。結果として結合部20に結合された押圧部55が下向きに引かれ、容器Bのポンプ機構が作動されて容器BのノズルNから手指Hに向かって、薬剤が噴出される(図2(B)参照)。
本考案の実施形態に係る薬剤噴出補助装置1は、足で踏む力を使うことで薬剤の入った容器から薬剤を噴出させることができるので、不特定多数のヒトが容器に接触する危険無しに薬剤による手指の洗浄を可能にするという優れた効果を奏する。
また薬剤を噴出させるノズルの位置を決めるノズル位置決め部45を有するので、繰り返し使用するうちに薬剤を噴出させるノズルの位置がずれて手指の洗浄がし難くなることを防ぐという優れた効果を奏する。
本考案の実施形態に係る薬剤噴出補助装置1は、地震や事故によって薬剤噴出補助装置が転倒することを防ぐという優れた効果を奏する。
本考案の実施形態に係る薬剤噴出補助装置1は、押圧部55と保持部5の間の距離を市販されている様々な種類の薬剤入り容器の形状に合わせることができるので、専用の容器に移し替える必要が無く容易に薬剤噴出を実現できるという優れた効果を奏する。
尚、本考案の薬剤噴出補助装置は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 薬剤噴出補助装置
3 開口部
5 保持部
10 転倒防止部
15 力伝達機構
20 結合部
25 ペダル支持機構
30 ペダル部
35 滑り止め部
40 位置調整機構
45 ノズル位置決め部
50 保持部上面
55 押圧部
60 折れ曲がり部
B 薬剤入り容器
F 足
H 手指
N ノズル

Claims (3)

  1. 薬剤の入った容器を保持する保持部と、
    前記容器の鉛直方向上側に設けられる押圧部と、
    足で踏む力を前記押圧部へ伝達する力伝達機構と
    を備え、
    前記押圧部は、
    前記容器から薬剤を噴出させるノズルの位置を決めるノズル位置決め部
    を有し、
    前記力伝達機構は、
    前記足で踏むペダル部と、
    前記ペダル部の下側に設けられるペダル支持機構と、
    前記ペダル部と前記押圧部を結合する結合部と
    を有する
    ことを特徴とする薬剤噴出補助装置。
  2. 前記保持部の転倒を防止する板状の転倒防止部を有し、該転倒防止部の底面の面積は、前記保持部の底面の面積の2倍以上であることを特徴とする請求項1に記載する薬剤噴出補助装置。
  3. 前記力伝達機構が、前記押圧部の鉛直方向についての位置を調整させる位置調整機構を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載する薬剤噴出補助装置。
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