JP3157074U - 手指消毒装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】見栄えが良く、オフィス内やレストラン内や家庭等にも設置可能な手指消毒装置を提供する。【解決手段】噴射ノズル6を有する昇降ヘッド9を、常時上方へ弾発付勢する復元スプリング7を内蔵した手指消毒液噴霧器8を有する消毒容器5を具備し、上部に消毒容器5を設置する載置面部3を有し、消毒容器5の噴霧器8を押下げる昇降自在の押下部材10と、下方位置の足踏みペダル11とを連動させる連動部材4を内有した高さ寸法Hが500mm〜900mmの基台2を備えている。【選択図】図4
Description
本考案は、足踏式の手指消毒装置に関する。
最近、新型インフルエンザ等の流行性感冒に集団で感染するケースが多く発生している。従来、感染拡大を予防する目的で、外出先からの帰宅後や病院・公共施設等への入館、不特定多数の人が多く集まる施設へ入館する際、人と一緒に室内に病原体(ウィルス等)が侵入するのを防止するため、施設の入口に消毒液等で手及び指を消毒・除菌する足踏み式の手指消毒器が設置されている(特許文献1参照)。
足踏み式の手指消毒器は、噴霧器を内蔵した筐体と、床面に設置した足踏みペダルとを、連結棒等で接続し、足踏みペダルと噴霧器のレバーとを連動させ、手で消毒器に触れることなく消毒液の噴射を足踏みペダルで操作できるように構成している。しかし、従来の手指消毒器は、連結棒等の連動部材が剥き出しで外部から見える構造となっており、見栄えが悪く、手指消毒器を設置する場所の景観を損なうという欠点があった。
そこで、本考案は、見栄えの良い手指消毒装置を提供することを目的とする。
本考案に係る手指消毒装置は、噴射ノズルを有する昇降ヘッドを、常時上方へ弾発付勢する復元スプリングを内蔵した手指消毒液噴霧器を有する消毒容器を具備し、上部に該消毒容器を設置する載置面部を有し、該消毒容器の噴霧器を押下げる昇降自在の押下部材と、下方位置の足踏みペダルとを連動させる連動部材を内有した高さ寸法が500mm〜900mmの基台を備えたものである。
また、上記連動部材は、上記押下部材の可動域の上限高さ寸法を調整自在としたものである。
また、上記消毒容器の噴霧器に常時負荷される上記押下部材及び上記連動部材の重量を、上記復元スプリングの弾発付勢力よりも小さく設定したものである。
また、上記消毒容器の噴霧器に常時負荷される上記押下部材及び上記連動部材の重量を、上記復元スプリングの弾発付勢力よりも小さく設定したものである。
また、上記消毒容器の噴霧器に常時負荷される上記押下部材及び上記連動部材の重量から、該重量を軽減させる上方弾発付勢部材の引上力を差し引いた下方負荷力を、上記復元スプリングの弾発付勢力よりも小さく設定したものである。
また、上記押下部材は、手前水平方向へ突出状の前鍔部を有し、該前鍔部の最前端縁に上記噴射ノズルの回動を防止する切欠部を有するものである。
また、上記押下部材は、手前水平方向へ突出状の前鍔部を有し、該前鍔部の最前端縁に上記噴射ノズルの回動を防止する切欠部を有するものである。
本考案の手指消毒装置によれば、連動部材を包囲状として基台内に収納することができ、整った容姿に創作でき、外観上の見栄えを良くできる。従って、上述の病院や公共施設は勿論のこと、オフィスビル内、レストラン内、各家庭内に設置しても違和感なく使用可能である。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本考案を詳説する。
図1〜図5に示すように、1は、本考案に係る手指消毒装置であり、病院、公共施設、オフィスビル、レストラン等の入口や、一般家庭の玄関等に設置されるものである。
手指消毒装置1は、手指消毒液Aを霧状として吐出する噴射ノズル6を前方突出状に有する昇降ヘッド9を、常時上方へ弾発付勢する復元スプリング7を内蔵した噴霧器8を有する消毒容器5を具備し、高さ寸法Hが500mm〜900mmの基台2の上に消毒容器5を載置している。基台2は、上部に消毒容器5を設置するための載置面部3を有し、消毒容器5の噴霧器8を押下げる昇降自在の押下部材10と、下方位置に配設した足踏みペダル11とを連動させる連動部材4を内有している。
図1〜図5に示すように、1は、本考案に係る手指消毒装置であり、病院、公共施設、オフィスビル、レストラン等の入口や、一般家庭の玄関等に設置されるものである。
手指消毒装置1は、手指消毒液Aを霧状として吐出する噴射ノズル6を前方突出状に有する昇降ヘッド9を、常時上方へ弾発付勢する復元スプリング7を内蔵した噴霧器8を有する消毒容器5を具備し、高さ寸法Hが500mm〜900mmの基台2の上に消毒容器5を載置している。基台2は、上部に消毒容器5を設置するための載置面部3を有し、消毒容器5の噴霧器8を押下げる昇降自在の押下部材10と、下方位置に配設した足踏みペダル11とを連動させる連動部材4を内有している。
基台2は、縦長の四角錐の上部を水平に切り落としたような形状(四角錐台型)を有し、側面が相互に接合する角部は丸みを帯びている。基台2は、床面Bに滑り止め2A,2Aを当接して立設され、屋外から入って来た人Mの目につき易く、かつ、人Mが両手を差し出し易い高さ寸法Hをもって消毒容器5を揚上設置している。基台2は、内部に中空部19を有している。基台2の前面20の下方位置には、足踏みペダル11を取着するための開口部21を形成し、背面22には、上下方向に広口溝を開設し、この広口溝を背板23で閉塞している。背板23には、上下方向に細長のスリット23aが貫設されている。
載置面部3は、基台2の上面を塞ぐ浅皿体の底面であって、消毒容器5を固定するための支柱15を垂設している。支柱15は、取付ベルト14を有する固定板16を備え、消毒容器5を抱き込み状に固定している。支柱15は、筒状に形成され、載置面部3を上下方向に貫通する貫通孔18を有している。
載置面部3は、基台2の上面を塞ぐ浅皿体の底面であって、消毒容器5を固定するための支柱15を垂設している。支柱15は、取付ベルト14を有する固定板16を備え、消毒容器5を抱き込み状に固定している。支柱15は、筒状に形成され、載置面部3を上下方向に貫通する貫通孔18を有している。
連動部材4は、押下部材10が昇降する可動域の上限高さ寸法H0を調整自在として構成されている。
具体的には、連動部材4は、鉛直方向に昇降自在の長角筒状中継パイプ30を有し、かつ、押下部材10は、消毒容器5の噴霧器8を操作するための手前水平方向へ突出する前鍔部10aと、貫通孔18を挿通する鉛直方向の長棒部10bとから成る。中継パイプ30は、その上部に、長棒部10bを引出し摺動自在に挿入し固定している。中継パイプ30には、上端寄りに雌ネジ孔32が貫設され、基台2の背面22側からスリット23aを挿通して雌ネジ孔32に螺着可能なボルトから成る調整部材17を取付けて、長棒部10bの固定位置を無段階調整可能としている。
また、連動部材4は、中継揺動アーム31を備えている。中継揺動アーム31は、基台2内の底壁面24に配設した第1固定支持部材25に中間部を揺動自在に支持され、シーソーのように揺動自在に枢着されている。中継揺動アーム31は、一端を、中継パイプ30の下部に枢結し、他端を足踏みペダル11の後端部11bに枢結している。連動部材4は、基台2内の中空部19に収納され、中継パイプ30と中継揺動アーム31とを、外部からは見えないように包囲されている。
具体的には、連動部材4は、鉛直方向に昇降自在の長角筒状中継パイプ30を有し、かつ、押下部材10は、消毒容器5の噴霧器8を操作するための手前水平方向へ突出する前鍔部10aと、貫通孔18を挿通する鉛直方向の長棒部10bとから成る。中継パイプ30は、その上部に、長棒部10bを引出し摺動自在に挿入し固定している。中継パイプ30には、上端寄りに雌ネジ孔32が貫設され、基台2の背面22側からスリット23aを挿通して雌ネジ孔32に螺着可能なボルトから成る調整部材17を取付けて、長棒部10bの固定位置を無段階調整可能としている。
また、連動部材4は、中継揺動アーム31を備えている。中継揺動アーム31は、基台2内の底壁面24に配設した第1固定支持部材25に中間部を揺動自在に支持され、シーソーのように揺動自在に枢着されている。中継揺動アーム31は、一端を、中継パイプ30の下部に枢結し、他端を足踏みペダル11の後端部11bに枢結している。連動部材4は、基台2内の中空部19に収納され、中継パイプ30と中継揺動アーム31とを、外部からは見えないように包囲されている。
足踏みペダル11は、後端部11b寄りの中間の支点11cで、底壁面24に配設した第2固定支持部材26により揺動自在に枢着され、開口部21から前端部11aを基台2の前面20から突出している。足踏みペダル11は、前端部11aを押し下げると、支点11cを軸に揺動し、後端部11bが持ち上げられる。中継揺動アーム31は、足踏みペダル11の後端部11bの上昇に伴って揺動し、その一端に連結する中継パイプ30を降下させるように構成されている。
つまり、連動部材4は、噴霧器8を押下げる押下部材10と、下方位置に配設した足踏みペダル11とを、連動させている。
なお、中継パイプ30の下部と中継揺動アーム31との枢結部、及び、中継揺動アーム31と足踏みペダル11の後端部11bとの枢結部は、細長孔と枢着軸とで遊嵌状に枢着されている。この構成により、中継パイプ30の昇降動作と中継揺動アーム31と足踏みペダル11の揺動はスムーズに連動する。
つまり、連動部材4は、噴霧器8を押下げる押下部材10と、下方位置に配設した足踏みペダル11とを、連動させている。
なお、中継パイプ30の下部と中継揺動アーム31との枢結部、及び、中継揺動アーム31と足踏みペダル11の後端部11bとの枢結部は、細長孔と枢着軸とで遊嵌状に枢着されている。この構成により、中継パイプ30の昇降動作と中継揺動アーム31と足踏みペダル11の揺動はスムーズに連動する。
図5に示すように、消毒容器5は、噴霧器8上部の昇降ヘッド9を下方に押し込むことで、内部に収容した手指消毒液Aを噴射ノズル6から噴霧するように構成され、一旦、押し込まれて降下した昇降ヘッド9を復元スプリング7の弾発付勢力Fをもって押し返し、再び昇降ヘッド9が上昇して、繰り返し手指消毒液Aを吐出するように構成されている。中継パイプ30の降下に伴って上限高さ寸法H0から降下する押下部材10に押圧される昇降ヘッド9は、押下部材10の可動域の下限高さ寸法H1まで、ストロークSの高低差をもって降下する。
また、消毒容器5の噴霧器8に常時負荷される押下部材10及び連動部材4の重量Gは、復元スプリング7の弾発付勢力Fよりも小さく設定されている。連動部材4の中継パイプ30に引き下げられて降下した押下部材10は、復元スプリング7の弾発付勢力Fにより持ち上げられて上昇可能である。
また、消毒容器5の噴霧器8に常時負荷される押下部材10及び連動部材4の重量Gは、復元スプリング7の弾発付勢力Fよりも小さく設定されている。連動部材4の中継パイプ30に引き下げられて降下した押下部材10は、復元スプリング7の弾発付勢力Fにより持ち上げられて上昇可能である。
図6に示すように、押下部材10は、前鍔部10aを倒立浅皿型(浅皿体を上下反転した型)に形成し、前鍔部10aの最前端縁には、昇降ヘッド9から伸びる噴射ノズル6に係止して、回動を防止する切欠部12を有している。
上述した本考案の手指消毒装置の使用方法(作用)について説明する。
図1〜図3に示すように、手指消毒装置1の背面に取付けられた調整部材17を緩め、引出し自在の押下部材10を上昇させ、消毒容器5を基台2上の載置面部3に設置して取付ベルト14で固定する。所望の噴射量が得られるように噴霧器8を押圧して、押下部材10を昇降ヘッド9に当接させたまま保持し、調整部材17を締めて押下部材10を位置決め固定する。噴霧器8の押圧を解除すると、復元スプリング7により弾発付勢される昇降ヘッド9が、押下部材10を上昇させ、押下部材10が可動域の上限高さ寸法H0に達して停止する。押下部材10の上昇に伴って、足踏みペダル11の前端部11aは、跳ね上がった状態で保持される。これで、消毒容器5の設置は、完了する。
この際、図6に示すように、消毒容器5の噴射ノズル6を前方に向け、押下部材10の切欠部12に係合して、噴射ノズル6が旋回するのを防止する。
図1〜図3に示すように、手指消毒装置1の背面に取付けられた調整部材17を緩め、引出し自在の押下部材10を上昇させ、消毒容器5を基台2上の載置面部3に設置して取付ベルト14で固定する。所望の噴射量が得られるように噴霧器8を押圧して、押下部材10を昇降ヘッド9に当接させたまま保持し、調整部材17を締めて押下部材10を位置決め固定する。噴霧器8の押圧を解除すると、復元スプリング7により弾発付勢される昇降ヘッド9が、押下部材10を上昇させ、押下部材10が可動域の上限高さ寸法H0に達して停止する。押下部材10の上昇に伴って、足踏みペダル11の前端部11aは、跳ね上がった状態で保持される。これで、消毒容器5の設置は、完了する。
この際、図6に示すように、消毒容器5の噴射ノズル6を前方に向け、押下部材10の切欠部12に係合して、噴射ノズル6が旋回するのを防止する。
次に、図4及び図5に示すように、人Mが、両手を噴射ノズル6の前に差し出しつつ跳ね上がった足踏みペダル11を踏み込むと、連動部材4を介して押下部材10に下方向きの力が加わり、噴霧器8の昇降ヘッド9が押し下げられる。昇降ヘッド9は、降下しつつ噴射ノズル6から手指消毒液Aを噴射(噴霧)し、人Mの手指を消毒する。人Mの手指に当たらなかった手指消毒液Aは、載置面部3を含有する浅皿体が受けて、周囲に飛び散ることがない。
押下部材10の上限高さ寸法H0が調整されることで、ストロークSの長さ寸法が変化し、一度の足踏みペダル11の踏み込みで消毒容器5から噴射する手指消毒液Aの容量が変更される。
押下部材10の上限高さ寸法H0が調整されることで、ストロークSの長さ寸法が変化し、一度の足踏みペダル11の踏み込みで消毒容器5から噴射する手指消毒液Aの容量が変更される。
人Mが、足踏みペダル11から足を離すと、押下部材10は、再び上昇する。押下部材10は、押下部材10及び連動部材4の重量Gを、噴霧器8に常時負荷しつつ、復元スプリング7により弾発付勢される昇降ヘッド9の弾発付勢力Fをもって持ち上げられるため、昇降ヘッド9と押下部材10とが離反することなく常に当接して上昇し、噴射ノズル6が切欠部12との係合状態を離脱することがない。
手指消毒装置1は、手指消毒液Aを収納した消毒容器5を設置しておけば、足踏みペダル11を踏んで繰り返し使用でき、基台2の外側面に、新型インフルエンザ等の感染症への注意を喚起する文章を表示したり、又は、使用方法の説明、美観的デザインを施す等の装飾加工して設置される。さらに、足踏みペダル11で手指消毒液Aの噴霧を操作するので、手指にて消毒容器5の昇降ヘッド9に接することがなく、衛生上好ましい。
次に、本考案の他の実施形態について説明する。
上述の実施形態と相違する点は、図7に示すように、消毒容器5の噴霧器8に常時負荷される押下部材10及び連動部材4の重量Gを軽減させるコイルばねから成る上方弾発付勢部材13を有している点である。この場合、重量Gから、上方弾発付勢部材13の引上力Tを差し引いた下方負荷力G´を、復元スプリング7の弾発付勢力Fよりも小さく設定している。
上方弾発付勢部材13は、一端を中継パイプ30の上端に設けられた突起部33に取り付けられ、他端を基台2の中空部19の天井側に固着された取付片28に支持されている。押下部材10は、下方負荷力G´を、噴霧器8に常時負荷しつつ、復元スプリング7により弾発付勢される昇降ヘッド9の弾発付勢力Fをもって持ち上げられるため、昇降ヘッド9と押下部材10とが離反することなく上昇し、噴射ノズル6が切欠部12との係合状態を脱することがない。
なお、上記弾発付勢部材13の取付箇所としては、図7以外にも設計変更自由であって、例えば、図4の中継揺動アーム31と支持部材25の一部(又は底壁面24)との間に、介装しても良い(図示省略)。
上述の実施形態と相違する点は、図7に示すように、消毒容器5の噴霧器8に常時負荷される押下部材10及び連動部材4の重量Gを軽減させるコイルばねから成る上方弾発付勢部材13を有している点である。この場合、重量Gから、上方弾発付勢部材13の引上力Tを差し引いた下方負荷力G´を、復元スプリング7の弾発付勢力Fよりも小さく設定している。
上方弾発付勢部材13は、一端を中継パイプ30の上端に設けられた突起部33に取り付けられ、他端を基台2の中空部19の天井側に固着された取付片28に支持されている。押下部材10は、下方負荷力G´を、噴霧器8に常時負荷しつつ、復元スプリング7により弾発付勢される昇降ヘッド9の弾発付勢力Fをもって持ち上げられるため、昇降ヘッド9と押下部材10とが離反することなく上昇し、噴射ノズル6が切欠部12との係合状態を脱することがない。
なお、上記弾発付勢部材13の取付箇所としては、図7以外にも設計変更自由であって、例えば、図4の中継揺動アーム31と支持部材25の一部(又は底壁面24)との間に、介装しても良い(図示省略)。
以上のように、本考案は、噴射ノズル6を有する昇降ヘッド9を、常時上方へ弾発付勢する復元スプリング7を内蔵した手指消毒液噴霧器8を有する消毒容器5を具備し、上部に消毒容器5を設置する載置面部3を有し、消毒容器5の噴霧器8を押下げる昇降自在の押下部材10と、下方位置の足踏みペダル11とを連動させる連動部材4を内有した高さ寸法Hが500mm〜900mmの基台2を備えるので、連動部材4を包囲状として基台2内に収納することができ、整った容姿に創作でき、景観を損なうことなく外観上の見栄えが良くなる。また、電源等に接続することなく、繰り返し手指消毒液Aを噴霧でき、設置場所を選ばない。さらに、基台2の外側面を装飾して色等を変更でき、デザイン性に優れる。
また、連動部材4は、押下部材10の可動域の上限高さ寸法H0を調整自在としたので、単に背面22の調整部材17を操作するのみで、種々の消毒容器5に対応できる。また、手指消毒液Aの噴射容量を自由に変えることができる。
また、消毒容器5の噴霧器8に常時負荷される押下部材10及び連動部材4の重量Gを、復元スプリング7の弾発付勢力Fよりも小さく設定したので、弾発付勢力Fをもって押下部材10を持ち上げられる。よって、昇降ヘッド9と押下部材10とが離反することなく当接しながら上昇し、噴射ノズル6が切欠部12との係合状態を脱することがない。
また、消毒容器5の噴霧器8に常時負荷される押下部材10及び連動部材4の重量Gから、重量Gを軽減させる上方弾発付勢部材13の引上力Tを差し引いた下方負荷力G´を、復元スプリング7の弾発付勢力Fよりも小さく設定したので、弾発付勢力Fの小さな復元スプリング7を有する噴霧器8であっても、押下部材10を持ち上げられる。噴霧器8の耐久性を向上し、長期間の使用が可能となる。
また、押下部材10は、手前水平方向へ突出状の前鍔部10aを有し、前鍔部10aの最前端縁に噴射ノズル6の回動を防止する切欠部12を有するので、噴射ノズル6の方向を保持しつつ手指消毒液Aを繰り返し噴射できる。
2 基台
3 載置面部
4 連動部材
5 消毒容器
6 噴射ノズル
7 復元スプリング
8 噴霧器
9 昇降ヘッド
10 押下部材
10a 前鍔部
11 足踏みペダル
12 切欠部
13 上方弾発付勢部材
H 高さ寸法
H0 上限高さ寸法
G 重量
F 弾発付勢力
T 引上力
G´ 下方負荷力
3 載置面部
4 連動部材
5 消毒容器
6 噴射ノズル
7 復元スプリング
8 噴霧器
9 昇降ヘッド
10 押下部材
10a 前鍔部
11 足踏みペダル
12 切欠部
13 上方弾発付勢部材
H 高さ寸法
H0 上限高さ寸法
G 重量
F 弾発付勢力
T 引上力
G´ 下方負荷力
Claims (5)
- 噴射ノズル(6)を有する昇降ヘッド(9)を、常時上方へ弾発付勢する復元スプリング(7)を内蔵した手指消毒液噴霧器(8)を有する消毒容器(5)を具備し、
上部に該消毒容器(5)を設置する載置面部(3)を有し、該消毒容器(5)の噴霧器(8)を押下げる昇降自在の押下部材(10)と、下方位置の足踏みペダル(11)とを連動させる連動部材(4)を内有した高さ寸法(H)が500mm〜900mmの基台(2)を備えたことを特徴とする手指消毒装置。 - 上記連動部材(4)は、上記押下部材(10)の可動域の上限高さ寸法(H0)を調整自在とした請求項1記載の手指消毒装置。
- 上記消毒容器(5)の噴霧器(8)に常時負荷される上記押下部材(10)及び上記連動部材(4)の重量(G)を、上記復元スプリング(7)の弾発付勢力(F)よりも小さく設定した請求項1又は2記載の手指消毒装置。
- 上記消毒容器(5)の噴霧器(8)に常時負荷される上記押下部材(10)及び上記連動部材(4)の重量(G)から、該重量(G)を軽減させる上方弾発付勢部材(13)の引上力(T)を差し引いた下方負荷力(G´)を、上記復元スプリング(7)の弾発付勢力(F)よりも小さく設定した請求項1又は2記載の手指消毒装置。
- 上記押下部材(10)は、手前水平方向へ突出状の前鍔部(10a)を有し、該前鍔部(10a)の最前端縁に上記噴射ノズル(6)の回動を防止する切欠部(12)を有する請求項1,2,3又は4記載の手指消毒装置。
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